JPH07116416A - 流水管内の夾雑物除去装置 - Google Patents

流水管内の夾雑物除去装置

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JPH07116416A
JPH07116416A JP28874093A JP28874093A JPH07116416A JP H07116416 A JPH07116416 A JP H07116416A JP 28874093 A JP28874093 A JP 28874093A JP 28874093 A JP28874093 A JP 28874093A JP H07116416 A JPH07116416 A JP H07116416A
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    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/24Preventing accumulation of dirt or other matter in the pipes, e.g. by traps, by strainers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D35/00Filtering devices having features not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00, or for applications not specifically covered by groups B01D24/00 - B01D33/00; Auxiliary devices for filtration; Filter housing constructions
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルター部材の逆洗作業を効率的に行うと
ともに、作業者による開閉弁の開閉操作を不要にする。 【構成】 夾雑物はフィルター部材4によって捕捉さ
れ、これによってフィルター部材4の目詰りが徐々に進
行する。やがてフィルター部材4の目詰りに起因して、
夾雑物除去装置の上流側と下流側に所定値以上の圧力差
が発生すると、これを逆洗制御装置が検出して、開閉弁
22を開弁し、逆洗作業を開始する。逆洗によりフィル
ター部材4の目詰りが解消されて、夾雑物除去装置の上
流側と下流側の圧力差が所定値以下になると、これを逆
洗制御装置が検出して、開閉弁22を閉弁し、逆洗作業
を終了させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流水管内を流れる流水
中に含まれる夾雑物を除去するための夾雑物除去装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、流水管、例えば、ダクタイル鋳
鉄管等においては、管内面に錆止めのためにモルタルラ
イニングが施されており、各家庭等に供給する水質を保
障している。しかし、流水管の上流側から必要に応じて
枝管を取り出すために、この流水管に孔穿け工事、さら
には流水管の切断工事が施される。これら工事過程にお
いて金属粉が発生し、さらに流水管の穿孔、切断工事で
金属部分が露出し、この部分に錆が発生するため、これ
ら金属粉や錆粉が流水管内を流れるという問題があっ
た。また、この穿孔、配管工事は地中で行われることが
殆どであり、砂等が流水管内に侵入することもあり、水
質の保障が困難であった。
【0003】そこで、本出願人は、この出願に先立って
自動的にフィルター部材を洗浄する夾雑物除去装置を出
願しており、これは流水管の一部を覆うケースを、回転
区画板によって貫通室と排出室とに区画し、排出室には
大気中に水を流出できる開閉弁を設け、また、貫通室内
にはフィルター部材を固設し、さらに回転区画板にはフ
ィルター部材に内接する隔離板を固定し、フィルター部
材と回転区画板と隔離板とで逆洗室を構成するととも
に、逆洗室と排出室とを孔で連通し、前記開閉弁を開放
することによって回転区画板を回転させる回転駆動装置
が形成されている夾雑物除去装置である。
【0004】この夾雑物除去装置は、フィルター部材に
よって流水中の夾雑物を除去するだけでなく、流水管内
の流水の流れに支障をきたす程度にフィルター部材に目
詰りが発生すると、開閉弁を開弁することによって流水
管内の静圧を利用してフィルター部材を逆洗し、フィル
ター部材から夾雑物を除去して外部に排出するという極
めて有利な作用を奏するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
夾雑物除去装置にあっては、フィルター部材の目詰りの
状況を外部から直接確認することは困難であり、それゆ
え一定の使用期間毎に、あるいは最終の使用者側の水圧
低下に応じて、その都度、開閉弁を開弁してフィルター
部材を逆洗する必要があった。したがって、このような
逆洗作業は、効率が悪いだけでなく、作業者が開閉弁を
その都度開閉操作しなければならないので非常に手間が
かかるという問題を含んでいる。
【0006】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、フィルター部材の目詰りの状況に応じて
開閉弁を自動的に開閉操作することにより、フィルター
部材の逆洗作業を効率的に行うとともに、作業者による
開閉弁の開閉操作を不要にすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の流水管内の夾雑物除去装置は、流水管の一
部を覆うケースを、回転区画板によって貫通室と排出室
とに区画し、排出室には大気中に水を流出できる開閉弁
を設け、また、貫通室内にはフィルター部材を固設し、
さらに回転区画板にはフィルター部材に内接する隔離板
を固定し、フィルター部材と回転区画板と隔離板とで逆
洗室を構成するとともに、逆洗室と排出室とを孔で連通
し、前記開閉弁を開放することによって回転区画板を回
転させる回転駆動装置が形成されているものであって、
夾雑物除去装置の上流側と下流側の圧力差が所定値を越
えると開閉弁を開弁し、該圧力差が所定値以下になると
開閉弁を閉弁する逆洗制御装置が備えられていることを
特徴としている。
【0008】
【作用】流水管内の流水中に混入している夾雑物はフィ
ルター部材によって捕捉され、これによってフィルター
部材の目詰りが徐々に進行する。やがてフィルター部材
の目詰りに起因して、夾雑物除去装置の上流側と下流側
に所定値以上の圧力差が発生すると、これを逆洗制御装
置が検出して、開閉弁を開弁し、逆洗作業を開始する。
逆洗によりフィルター部材の目詰りが解消されて、夾雑
物除去装置の上流側と下流側の圧力差が所定値以下にな
ると、これを逆洗制御装置が検出して、開閉弁を閉弁
し、逆洗作業を終了させる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
すると、1は流水管としての水道管であって、この水道
管1には、略円筒状のケース2が水密的に嵌合固定され
ている。この略円筒状のケース2の軸線は、水道管1の
軸線に対してほぼ直角に延びていて、水道管1にドリル
等穿孔手段により穿設された貫通室3と合致している。
この貫通室3には、水道管1内の流水を遮るように取付
けられて、水道管1内の流水によりもたらされる夾雑物
を捕捉するための円筒状のフィルター部材4が配置され
ている。
【0010】このフィルター部材4は網目状に形成され
ており、前面に流水及び夾雑物を受け入れる穴部5を有
している。円筒状のフィルター部材4の下端の周縁に
は、後述する逆洗室6の回転区画板7を支承するための
円環状の支承枠8が取付けられている。図2に示すよう
にフィルター部材4は、ケース2内において、ケース2
の内壁に固定された円環状の保持部材9と、蓋体10に
よって押圧された円板状の保持部材11との間で不動に
挟持されている。保持部材11は、その外周面にシール
部材12を有しており、このシール部材12によって、
ケース2内に挿入された状態でケ−ス2を密閉してい
る。
【0011】フィルター部材4内には、スピンドル14
を中心に半径方向に延び、かつスピンドル14に付設さ
れたボス部15によって互いに一体的に結合された中心
角αの2つの隔離板16と、この隔離板16に下側から
当接するようにボス部15に付設された回転区画板7と
が、フィルター部材4に対して同心的に回動可能に配置
されている。この場合、2つの隔離板16は、フィルタ
ー部材4とほぼ同じ高さを有している。
【0012】ボス部15によって互いに一体的に結合さ
れた隔離板16と回転区画板7とを、フィルター部材4
に組み合わせることによって、2つの隔離板16とフィ
ルター部材4の内周面との間に、中心角αの扇形断面の
逆洗室6が形成される。
【0013】この逆洗室6は、上端部においては保持部
材11によって閉じられているが、下端部においては回
転区画板7に設けられた排出孔18と排出孔18に装着
されたノズル13を介して、ケース2の排出室19と連
通しており、この排出室19は、ケース底壁20に接続
された排出管21と排出管21に介装された開閉弁22
とによって外部(主に大気)に対して任意に開放可能で
ある。この場合、ノズル13は、その噴射方向が回転区
画板7の回転軌道円の接線方向に向けられた状態で固設
されており、ケース2の排出室19は、回転区画板7及
び保持部材9によって、逆洗室6以外の流水領域とは完
全に仕切られている。
【0014】スピンドル14は、その下端部をもってケ
ース底壁20の支承凹部20aに支承されるとともに、
その上端部をもって保持部材11及び蓋体10を貫通し
ている。したがって、蓋体10から突出しているスピン
ドル14の上端部を介して、スピンドル14ひいては隔
離板16及び回転区画板7を任意に回動させることがで
きる。
【0015】なお、図1に示すシール片17は、フィル
ター部材4の流入側と流出側を隔離するためのもので、
フィルター部材4の外周面にその全高にわたって当接し
ている。
【0016】開閉弁22の弁操作軸23には、ピニオン
24が固着されており、このピニオン24は、逆洗制御
装置の一部分を成す液圧アクチェータ25のピストンロ
ッド26に一体的に形成されたラック27と噛合してい
る。この逆洗制御装置は、水道管1内の夾雑物除去装置
の上流側と下流側の圧力差を監視し、その圧力差の大き
さに応じて開閉弁22を開閉制御し、ひいてはフィルタ
ー部材4の逆洗を制御するものである。このような逆洗
制御装置は、電気的又は機械的に任意に構成することが
できる。
【0017】水道管1内の流水は、例えば図1、2に矢
印Pで示すように左から右へ流れる。その際、流水は円
筒状のフィルター部材4を内側から外側へ向かって流過
するために、流水中に混入している夾雑物は、フィルタ
ー部材4の内周面側で捕捉され、そこに徐々に堆積す
る。夾雑物の堆積がある程度進行すると、フィルター部
材4の目詰まりによりやがて水道管1内の水流に無視で
きない大きな抵抗が発生し、これに起因して夾雑物除去
装置の上流側と下流側に所定値以上の圧力差が発生す
る。この圧力差は逆洗制御装置によって検出され、逆洗
制御装置は液圧アクチェータ25を介して開閉弁22を
開弁する。
【0018】すると、逆洗室6は、回転区画板7の排出
孔18とケース2の排出室19と排出管21を介して外
部(主に大気)に開放されることになる。これにより、
逆洗室6によって包囲されたフィルター部材4の中心角
αの円弧領域aには、水道管1側(即ち外側)の比較的
高い静圧と逆洗室6側(即ち内側)の比較的低い外部圧
とが作用するために、その圧力差に基づいて逆洗作用が
発生する。
【0019】その際、水は逆洗室6の排出孔18からノ
ズル13を介して排出室19へ流出するため、ノズル1
3からの水の噴射力によって回転区画板7が回転せしめ
られる。したがって、逆洗作用を受けるフィルター部材
4の円弧領域aは、回転区画板7の回転と共にフィルタ
ー部材4の夾雑物捕捉領域全体にわたって自動的に移動
することになる。
【0020】こうしてフィルター部材4の内周面に堆積
したすべての夾雑物は、逆洗作用によって完全に除去さ
れて、排出管21から排出される。その結果、フィルタ
ー部材4による水流の抵抗が再び減少し、夾雑物除去装
置の上流側と下流側の圧力差が所定値以下になると、逆
洗制御装置は、液圧アクチェータ25を介して開閉弁2
2を再び閉弁するので、逆洗作用は終了する。
【0021】図3及び図4には、逆洗制御装置の第1の
実施形態が示されている。
【0022】この逆洗制御装置は、液圧アクチェータ2
5の他に、液圧アクチェータ25を駆動制御する手段と
して、加圧制御用の常閉差圧弁28と常開差圧弁29、
並びに減圧制御用の常開差圧弁30と常閉差圧弁31を
備えている。この場合、各差圧弁28、29、30、3
1の高圧室32及び低圧室33には、導管46、53を
介して夾雑物除去装置の上流側及び下流側の水圧がそれ
ぞれ導入されている。
【0023】また、加圧制御用の常閉差圧弁28と常開
差圧弁29の各流入口34は、導管46を介して夾雑物
除去装置の上流側と接続されており、両差圧弁28、2
9の各流出口35は、導管36、37を介して液圧アク
チェータの2つの加圧室38、39にそれぞれ接続され
ている。さらに、減圧制御用の常開差圧弁30と常閉差
圧弁31の各流入口34は、導管40、41を介して液
圧アクチェータ25の2つの加圧室38、39にそれぞ
れ接続されており、両差圧弁30、31の各流出口35
は、外部(主に大気)に開放されている。
【0024】このような構成によれば、液圧アクチェー
タ25は、水道管1内を流れる水流のエネルギによって
駆動されるので、外的な圧力源又はエネルギ源を追加的
に用意する必要はない。
【0025】図3に示す初期状態において、夾雑物除去
装置の上流側と下流側の圧力差は所定値以下であって、
液圧アクチェータ25の左側の加圧室38には、常閉差
圧弁28と常開差圧弁30によって外部の低圧力が導か
れており、右側の加圧室39には、常開差圧弁29と常
閉差圧弁31によって夾雑物除去装置の上流側の水道管
1内の高圧力が導かれている。したがって、液圧アクチ
ェータ25のピストンロッド26は、図示の左端位置を
維持することによって開閉弁22を閉じている。
【0026】しかし、フィルター部材4の目詰りによっ
て、夾雑物除去装置の上流側と下流側の圧力差が所定値
以上になると、各差圧弁28、29、30、31が図4
に示すようにほぼ同時に開閉されて、液圧アクチェータ
25の左側の加圧室38に夾雑物除去装置の上流側の高
圧力が導かれるとともに、右側の加圧室39に外部の低
圧力が導かれる。そのためピストンロッド26は、発生
する圧力差によって次第に右方へ移動して、開閉弁22
を開放する。
【0027】開閉弁22の開放によりフィルター部材4
が逆洗されて、フィルター部材4の目詰りが解消される
と、やがて夾雑物除去装置の上流側と下流側の圧力差が
所定値以下になる。この時、各差圧弁28、29、3
0、31は図3に示すように再び初期位置に切り換っ
て、液圧アクチェータ25のピストンロッド26を左方
へ移動させ、それによって開閉弁22は再び閉じられ
て、逆洗作用が終了する。
【0028】図5及び図6には、逆洗制御装置の第2の
実施形態が示されている。
【0029】この第2の実施形態は、実質的には、第1
の実施形態における4つの差圧弁28、29、30、3
1を1つの切換弁42と、該切換弁42を切り換えるた
めの1つの差圧アクチェータ43にまとめたものであ
る。この場合、弁スプール44と弁ケーシング45から
成る切換弁42の各接続口は、各導管46、47、4
8、49を介して、夾雑物除去装置の上流側と液圧アク
チェータ25の各加圧室38、39と外部(主に大気)
とに接続されており、弁スプール44と駆動ロッド50
を介して連結された差圧アクチェータ43の高圧室51
及び低圧室52は、導管46、53を介して、夾雑物除
去装置の上流側及び下流側とそれぞれ接続されている。
【0030】この第2の実施形態の逆洗制御装置は、第
1の実施形態の逆洗制御装置と実質的に同一の作用を奏
するもので、その詳細については省略する。なお、図5
に示す切換弁42の切換位置は、図3に示す4つの差圧
弁28、29、30、31の切換位置に相当し、図6に
示す切換弁42の切換位置は、図4に示す4つの差圧弁
28、29、30、31の切換位置に相当している。こ
の場合、図5及び図6において縮小して示された差圧ア
クチェータ43が、切換弁42を切り換えるのに十分な
ストロークと力を発生させ得るものであることは勿論で
ある。
【0031】以上、実施例を図面により説明してきた
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本発明に含まれる。
【0032】例えば、開閉弁22を開閉させる駆動手段
としては、液圧アクチェータ以外に空圧アクチェータや
電動アクチェータを利用することができるし、各種のア
クチェータをマイコン等により電気的に駆動制御するこ
とも可能である。
【0033】さらに、回転駆動装置は、図7に示される
ような水車機構54であってもよい。この水車機構54
は、排出される水流に対して垂直位置に並列する2つの
ギヤ55で構成されており、前記いずれか一方のギヤ5
5の中心軸を成す連結棒56に装着されたウォーム57
と、ケース2外に延設されたスピンドル14の先端に装
着されたウォームホイール58とを介し、前記スピンド
ル14に軸支されている回転区画板7に回転運動を与え
るようになっている。すなわち前記ギヤ55と回転区画
板7及び隔離板16とが連動するような連係手段を構成
している。またこの水車機構54と連係手段とはケース
59によって覆われている。
【0034】
【発明の効果】本発明の流水管内の夾雑物除去装置によ
れば、夾雑物除去装置の上流側と下流側の圧力差が、逆
洗制御装置によって常に監視され、同圧力差が所定値以
上になると逆洗制御装置によって開閉弁が開弁され、こ
れによって逆洗作用が自動的に開始されるようになって
いるので、フィルター部材の逆洗を適時に自動的に行う
ことができるという効果が得られる。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の夾雑物排出時の一態様を示す断面図で
ある。
【図2】図2の実施例のB−B断面図である。
【図3】第1実施形態の逆洗制御装置の非逆洗時の概略
断面図である。
【図4】第1実施形態の逆洗制御装置の逆洗時の概略断
面図である。
【図5】第2実施形態の逆洗制御装置の非逆洗時の概略
断面図である。
【図6】第2実施形態の逆洗制御装置の逆洗時の概略断
面図である。
【図7】他の実施例の夾雑物除去排出時の一態様を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 水道管 2 ケース 3 貫通室 4 フィル
ター部材 5 穴部 6 逆洗室 7 回転区画板 8 支承枠 9 保持部材 10 蓋体 11 保持部材 12 シー
ル部材 13 ノズル(回転駆動装置)14 スピ
ンドル 15 ボス部 16 隔離
板 17 シール片 18 排出
孔 19 排出室 20 ケー
ス底壁 20a 支承凹部 21 排出
管 22 開閉弁 23 弁操
作軸 24 ピニオン 25 液圧
アクチェータ 26 ピストンロッド 27 ラッ
ク 28、31 常閉差圧弁 29、30 常開
差圧弁 32 高圧室 33 低圧
室 34 流入口 35 流出
口 36、37 導管 38、39 加圧
室 40、41 導管 42 切換
弁 43 差圧アクチェータ 44 弁ス
プール 45 弁ケーシング 46 導管 47、48 導管 49 導管 50 駆動ロッド 51 高圧
室 52 低圧室 53 導管 54 水車機構 55 ギヤ 56 連結棒 57 ウォ
ーム 58 ウォームホイール 59 ケー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流水管の一部を覆うケースを、回転区画
    板によって貫通室と排出室とに区画し、排出室には大気
    中に水を流出できる開閉弁を設け、また、貫通室内には
    フィルター部材を固設し、さらに回転区画板にはフィル
    ター部材に内接する隔離板を固定し、フィルター部材と
    回転区画板と隔離板とで逆洗室を構成するとともに、逆
    洗室と排出室とを孔で連通し、前記開閉弁を開放するこ
    とによって回転区画板を回転させる回転駆動装置が形成
    されている夾雑物除去装置であって、夾雑物除去装置の
    上流側と下流側の圧力差が所定値を越えると前記開閉弁
    を開弁し、該圧力差が所定値以下になると開閉弁を閉弁
    する逆洗制御装置が備えられていることを特徴とする流
    水管内の夾雑物除去装置。
  2. 【請求項2】 逆洗制御装置が、開閉弁を開閉する液圧
    アクチェータと、夾雑物除去装置の上流側と下流側の圧
    力差を検出して切り換り、これによって液圧アクチェー
    タの各加圧室に液圧を供給する切換弁とを備えている請
    求項1に記載の流水管内の夾雑物除去装置。
  3. 【請求項3】 切換弁が、2つの常閉差圧弁と2つの常
    開差圧弁から成り、一方の常閉差圧弁と常開差圧弁が、
    液圧アクチェータの一方の加圧室に接続されており、他
    方の常開差圧弁と常閉差圧弁が、液圧アクチェータの他
    方の加圧室に接続されている請求項2に記載の流水管内
    の夾雑物除去装置。
  4. 【請求項4】 切換弁が、1つの多方向切換弁である請
    求項2に記載の流水管内の夾雑物除去装置。
  5. 【請求項5】 液圧アクチェータの各加圧室には、夾雑
    物除去装置の上流側の水圧が切換弁を介して選択的に供
    給されるようになっている請求項2ないし4のいずれか
    に記載の流水管内の夾雑物除去装置。
  6. 【請求項6】 回転駆動装置がノズルである請求項1な
    いし5のいずれかに記載の流水管内の夾雑物除去装置。
  7. 【請求項7】 回転駆動装置が水車機構である請求項1
    ないし5のいずれかに記載の流水管内の夾雑物除去装
    置。
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Cited By (4)

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