JPH07116162B2 - 5−アリ−ル−2,4−ジアルキル−3h−1,2,4−トリアゾ−ル−3−チオン類及びそれらの抗抑鬱剤としての用途 - Google Patents

5−アリ−ル−2,4−ジアルキル−3h−1,2,4−トリアゾ−ル−3−チオン類及びそれらの抗抑鬱剤としての用途

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JPH07116162B2 JP61254829A JP25482986A JPH07116162B2 JP H07116162 B2 JPH07116162 B2 JP H07116162B2 JP 61254829 A JP61254829 A JP 61254829A JP 25482986 A JP25482986 A JP 25482986A JP H07116162 B2 JPH07116162 B2 JP H07116162B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は5−アリール−2,4−ジアルキル−3H−1,2,4−
トリアゾール−3−チオン類、それらの製造の中間体及
び製造方法、それらの薬理学的な性質及び抗抑欝剤とし
てのそれらの用途に関する。
[本発明の構成] より詳しくは本発明は、式 の化合物に関する。式中Rはハロゲノ、C1-6低級アルキ
ル、C1-6低級アルコキシ、メチレンジオキシ又はトリフ
ルオロメチルであって、nは1又は2、R2及びR4の各々
は独立にC1-6低級アルキルをあらわす。
好ましくは、ハロゲノはクロロ又はフルオロであり、そ
してメチル及びエチルが好ましい低級アルキル部分であ
るが、全ての直鎖、分枝鎖及び環状の低級アルキルの表
現例えばノルマルプロピル、シクロペンチル、シクロヘ
キシル及びシクロプロピルがここに含まれる。低級アル
コキシ基はC1-6アルキル基に対して定義されたものと同
じアルキル部分を有するエーテルを含む。好ましくは、
nは1であってモノ−置換フェニル部分をあらわし、R
置換はオルソ、メタ、パラの任意の位置であるがパラ−
置換化合物が好ましい。ジ置換であるときには(即ちn
が2)、2,3−、2,4−、2,5−、2,6−、3,4−、3,5−位
置が考えられる。互変異性体が式1に包含される化合物
の各々に対して含まれる。好ましくはR2及びR4は夫々ア
ルキル基、特にメチル又はエチルである。
式1の化合物は次の反応式によって見られるようにこの
技術で知られた類似方法及び手順を用いて容易に製造す
ることができる。
式中R2、R4及びRnは上に定義の通りでありφはフェニル
である。
段階Aにおいて、チオセミカルバジド(IV)の製造はヒ
ドラジン(II)をイソチオシアネート(III)と、反応
体を適当な溶媒中で接触させることによって反応させ容
易に実施される。反応は非常に速く0℃ないし室温にお
いて実施できる。反応は急速に進行するが、収率をかな
り減少させることなしに24時間まで混合物を放置するこ
とができる。還流条件を使用することは出来るが好まし
くない。殆ど全ての溶媒(水及び有機酸は例外である)
を使用出来る。無水アルコール(好ましくはエタノール
又はメタノール)が好ましいがDMF、CHCl3、CH2Cl2、TH
F及びEt2Oも使用できる。要求されるヒドラジン及びイ
ソチオシアネートは容易に入手出来るがこの技術の当業
者に全く自明である既知の技術によって製造出来る。
段階Bにおいて、望まれるベンゾイル置換チオセミカル
バジド(VI)はチオセミカルバジド(IV)をRn−置換−
ベンゾイルクロライド(V)とピリジン、CHCl3、THF等
の中性溶媒中で反応させる事によって製造出来る。アシ
ル化は0℃−室温の範囲の温度で3-24時間の期間をかけ
て比較的容易に進行するが、高温(例えば、還流温度)
を使用することが出来る。ここでも酸ハロゲン化物
(V)は一般的に市販されているが、自明の出発物質か
ら入手出来る対応する酸から製造することも出来る。
段階Cにおいて、ベンゾイルチオセミカルバジド(VI)
は環化反応にかけられ、これは化合物(VI)を水性塩基
中で好ましくは1モル当量の塩基(例えば、重炭酸ナト
リウム又は水酸化ナトリウム)を用いて加熱することに
よって実施される。アルコール性塩基も使用出来るが、
一般に余り好ましくない。反応はおよそ溶媒の還流温度
で実施され、好ましくは、薬65-100℃で実施される。実
際にはチオセミカルバジド(VI)は段階Cでの使用のた
めに精製する必要はなく、従ってピリジン塩酸塩との1:
1混合物でさえ使用できる。
次の特定実施例は、本発明の化合物を製造するために与
えられ、例示される化合物の範囲は制限する事を意味せ
ず、式1の化合物を容易に製造することが出来るように
するためのものである。置換又は変更及び必要な中間体
及び溶媒の使用は通常の技術を有する化学者に自明の事
である。
R2,R4−置換−チオセミカルバジドの製造 参考例1 2,4−ジメチルチオセミカルバジド メチルヒドラジン(16.0ml、3.00×10-1モル)及びふる
い乾燥エタノール(50ml)の攪拌溶液にメチルイソチオ
シアネート(22.0g、3.00×10-1モル)及びふるい乾燥
エタノール(30ml)を滴加した。反応は発熱的でありイ
ソチオシアネートが加えられるに従ってゆっくりと還流
する。沈殿がまもなくできてくる。1夜攪拌後反応を氷
浴中で冷却した。沈殿を次にろ過で集め、少量の冷たい
イソプロパノールで洗い、吸引乾燥し薄黄色粉末26.7g
(75%)を精製する。この物質は水で2回、イソプロパ
ノールで2回結晶化し、小さな無色針状物を得た。14.7
g(41%)、融点135-137℃。
Rn1−ベンゾイル−R2,R4−チオセミカルバジドの製造 参考例2 1−(4−クロロベンゾイル)−2,4−ジメチルチオセ
ミカルバジド 2,4−ジメチル−チオセミカルバジド(1.19g、1.00×10
-2モル)及びピリジン(10ml)の攪拌した溶液に4−ク
ロロベンゾイルクロライド(1.3ml、1.02×10-2モル)
を滴加した。反応は黄色に変化し穏やかな発熱が認めら
れた。一晩中攪拌後、反応を蒸発乾固しベージュ色の固
体3.61g(97%)を生成した。これは所望の1−(4−
クロロベンゾイル)−2,4−ジメチルチオセミカルバジ
ドとピリジン塩酸塩との混合物であった。一般にこの混
合物を更に精製することなく次の環化段階において使用
した。もし純粋な1−(4−クロロ−ベンゾイル)−2,
4−ジメチルチオセミカルバジドが望まれる時には上記
混合物を水で処理し、これに溶解しないものをろ過で集
めた。吸引乾燥後この物質をエタノールで結晶化し、無
色マット状(からみあった、もじゃもじゃした)の針状
物を生成した。1.03g(40%)、融点206-208℃(分
解)。
最終生成物の製造 実施例1 5−(4−クロロフェニル)−2,4−ジメチル−3H−1,
2,4−トリアゾール−3−チオン 1−(4−クロロベンゾイル)−2,4−ジメチルチオセ
ミカルバジド及びピリジン塩酸塩(3.61gの混合物)の
参考例2からの1:1の混合物及び1モルの水性NaHCO3(1
00ml、1.00×10-1モル)を攪拌し、還流に加温した。5
時間還流後反応を冷却した。次いで沈殿を濾過で集める
前に数時間冷蔵庫に入れた。集められた物質は吸引で部
分的に乾燥し、デシケーターに移して高真空で乾燥し
た。これによって所望の生成物をベージュ色の粉末で得
た。2.01g(84%)。これをフラッシュクロマトグラフ
ィで精製しイソプロパノールで結晶化して小さい僅かに
黄色の板状物を生成した。1.74g(73&)、融点113-115
℃。
実施例2〜18で参考例1〜2と実施例1の反応物を適当
なR2,R4−置換反応物と置き換えることにより、実質的
にこの技術に従い以下の化合物を容易に製造出来る。
式1中に含まれる他の化合物は参考例1−2と実施例1
の方法を用いて同様に製造出来る。
標準的な実験室的方法を用いて、薬理学的性質及びそれ
らの相対効力が容易に決定出来る。臨床的に抗抑欝剤と
して有益であることが知られている他の薬品と比較し
て、投薬量の養生法はこの技術の当業者によって直ちに
確認されるだろう。
例えば、マウス及びラットにおいてレセルピン誘発下垂
(眼瞼下垂)予防の効力検定試験は標準検定である。こ
れらの試験群において、計量されたマウス又はラットを
金網を張った籠の中に個別に収容し、試験化合物又は賦
形薬を投与する。その後の選ばれた時に、希酢酸中に4m
g/ml溶液として調製されたレセルピンをラットに4mg/kg
量皮下投与入し、又、マウスには希酢酸中に0.2mg/ml溶
液として尾の静脈に2mg/kg量を静脈内投与する。各検定
において、90分後に動物を個別に樹脂ガラスシリンダー
中で調べる。下垂の予防又は遅延は両眼の平均閉塞が30
秒間観察後において50%未満であれば有意義であると考
えられる。下垂の予防のためのED50は試験動物50%を下
垂を有意義に予防する試験化合物の投与量として定義さ
れる。
これらの試験においてイミプラミンは、ラットで2.6mg/
kgのED50(30分の前処理時間を用いる)を有し、5−
(4−クロロフェニル)−2,4−ジメチル−3H−1,2,4−
トリアゾール−3−チオンは同一の条件下で0.14のED50
を有する。マウスでは、60分の前処理時間で、イミピラ
ミンは4.1mg/kgのED50を有し、5−(4−クロロフェニ
ル)−2,4−ジメチル−3H−1,2,4−トリアゾール−3−
チオンは同一の条件下で0.27のED50を有する。5−(4
−クロロフェニル)−2,4−ジメチル−3H−1,2,4−トリ
アゾール−3−チオンは本発明の有力な化合物の一つで
ある。
抗抑欝剤効力を評価するのに用いられる他の検定は、RO
-4-1284*で誘発した低体温症に対するきっ抗作用の試験
である。(*ニーメジャース、カルロス、J.E.「アンタ
ゴニズム オブ レサピン−ライク アクティビテ」、
エス.フィールディング及びラル編、発行者フチュウ
ラ、73-98頁)。この試験では、雄のマウスの群を計量
し、金網を張った籠に個別に収容する。各々のマウスの
直腸温度を記録し、試験化合物または賦形薬を投入す
る。その後の選ばれた時に、蒸留水中で2mg/ml溶液とし
て調製されたRO-4-1284を、投与量20mg/kgで腹腔内投与
する。次いで、マウスを冷却室(36゜F)中で30分間放置
し、次いで30分間室温に戻す。この時(RO-4-1284投与
後60分)各マウスの直腸温度を再度記録する。この条件
下で、RO-4-1284は直腸温度を10-12℃降下させる。多く
の実験からRO-4-1284で処理された10匹のマウスの対照
群の最終温度を組合わせてマウス100匹の病歴対照を形
成する。この対照は周期的に最も古いデータのものを取
り換えて新しくした。RO-4-1284病歴対照の平均+2S.D.
より大きい最終温度(RO-4-1284後)を有する薬物処理
された全ての動物はRO-4-1284の体温異常降下作用に対
して有意義なきっ抗作用を示すと考えられる。きっ抗作
用に対するED50は、試験動物の50%をRO-4-1284の体温
異常降下作用に有意義にきっ抗させる試験化合物の投与
量と定義される。
60分の前処理時間と効力の評価に対するこれらの基準を
用いて、デスプラミンは0.1mg/kg腹腔内投与(i.p.)の
ED50、イミピラミンは1.8mg/kg腹腔内投与(i.p.)のED
50、カトロンRは0.7mg/kg腹腔内投与(i.p.)のED50、5−
(4−クロロフェニル)−2,4−ジメチル−3H−1,2,4−
トリアゾール−3−チオンは1.34mg/kg腹腔内投与(i.
p.)のED50を有することが分かった。
標準実験室的方法並びに既知の薬品に関する比較研究に
基づいて、本発明の化合物は通常抗抑鬱剤の病理学的効
力を有し、本発明の化合物は抑鬱症を患う患者の気分を
高めること、そして精神病性又は退縮抑鬱症とも言うこ
とのできる内因性抑鬱症を患う患者の治療に応用する最
終用途を有することが予想出来る。この使用に際して、
化合物(I)は、比較的急速に効力が開始し、効力の持
続時間が長い。一般に化合物の抗抑欝効力は、1日当り
体重kg当り約0.25-25mgの投与量で生ずると予想され
る。もっとも、病状のひどさの程度、患者の年齢及び診
ている診療医により決定される他の因子が各患者に対し
て正しい方針と適当な投与量管理に影響を与える。一般
に非経口的投与量は、経口投与量の約1/4−1/2である。
経口投与には、化合物をカプセル剤、丸薬、錠剤、トロ
ーチ、散剤、溶液、懸濁液、又は乳濁液のような固体又
は液体製剤に処方出来る。固体単位適量形式は、潤滑剤
と不活性充填剤、例えば乳糖、庶糖又はコーンスターチ
を含有する通常のゼラチン型のカプセル剤でありうる。
もう一つの態様では、一般式1の化合物をアラビアゴ
ム、コーンスターチ又はゼラチンのような結合剤、ポテ
トスターチ又はアルギン酸のような崩壊剤、及びステア
リン酸やステアリン酸マグネシウムのような潤滑剤と組
合わせて、乳糖、庶糖又はコーンスターチのような慣用
の錠剤基剤と一緒に錠剤化できる。
非経口投与には、表面活性剤その他の薬学的に受入れら
れる助剤を加えて、又は加えずに、水、アルコール、
油、及びその他の受入れられる有機溶媒のような無菌液
体であり得る製薬担体を有する生理学的に受入れられる
希釈剤中の化合物の溶液又は懸濁液の注射可能な投与物
として投与できる。これらの製剤に使用出来る油の例
は、石油、動植物、合成起源のもの、例えば落花生油、
大豆油、及び鉱油である。概して、水、食塩水、デキス
トロース水溶液及び関連糖溶液、エタノール、プロピレ
ングリコールやポリエチレングリコールのようなグリコ
ール類、又は2−ピロリドンが、特に注射液に好ましい
液体担体である。
活性成分の持続的放出が可能となるように処方されたデ
ポー注射又はインプラント製剤の形で化合物を投与でき
る。活性成分をペレットや小シリンダーの形に圧縮し、
デポー注射剤又はインプラントとして皮下又は筋肉内に
移植できる。インプラントは、生物で分解の可能な重合
体や合成シリコーン類、例えばダウコーニング社で製造
されるシリコンゴムのシラスチックRのような不活性材料であ
りうる。
治療上の最終用途を有する任意の特定の薬理活性に適し
た化合物群の多くがそうであるように、ある下位概念に
属する基及びその部類のある特定の一員が、その全体的
治療指数、生化学及び薬理学上のプロフィールのために
好ましい。本発明の場合好ましい化合物類はR2とR4基が
メチル又はエチルであるもの、R置換基がクロロ又はフ
ルオロであるもの、Rn置換基がモノクロロ又はモノフル
オロで、好ましくは4位に位置する置換基のもの、Rn
好ましくは2,4−又は2,6位置のジクロロ又はジフルオロ
置換基のものである。特に好ましい化合物類は以下のも
のである。
5−(4−クロロフェニル)−2,4−ジメチル−3H−1,
2,4−トリアゾール−3−チオン 5−(4−フルオロフェニル)−2,4−ジメチル−3H−
1,2,4−トリアゾール−3−チオン 5−(2−フルオロフェニル)−2,4−ジメチル−3H−
1,2,4−トリアゾール−3−チオン 5−(2,6−ジフルオロフェニル)−2,4−ジメチル−3H
−1,2,4−トリアゾール−3−チオン 5−(3−フルオロフェニル)−2,4−ジメチル−3H−
1,2,4−トリアゾール−3−チオン 5−(4−メチルフェニル)−2,4−ジメチル−3H−1,
2,4−トリアゾール−3−チオン 5−(2,4−ジクロロフェニル)−2,4−ジメチル−3H−
1,2,4−トリアゾール−3−チオン 5−(2,4−ジフルオロフェニル)−2,4−ジメチル−3H
−1,2,4−トリアゾール−3−チオン 5−(3,4−ジフルオロフェニル)−2,4−ジメチル−3H
−1,2,4−トリアゾール−3−チオン 上記した式Iの新規化合物について発見された特性に加
えて、公知の化合物−2,4−ジメチル−5−フェニル−3
H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン−も又式I化合物
が有すると類似の薬理学的性質を示し、この化合物も又
抗抑欝剤として有益であることが分かった。この化合物
は製薬的に製造でき式Iの新規化合物について上記した
と類似の方法で投与する。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 の化合物[式中Rはハロゲノ、C1-6低級アルキル、C1-6
    低級アルコキシ、トリフルオロメチル又はメチレンジオ
    キシ、nは1又は2、R2及びR4は独立にC1-6低級アルキ
    ルをあらわす]。
  2. 【請求項2】Rがクロロである、特許請求の範囲第1項
    に記載の化合物。
  3. 【請求項3】R2及びR4の各々がメチルである、特許請求
    の範囲第1項に記載の化合物。
  4. 【請求項4】Rがクロロである、特許請求の範囲第2項
    に記載の化合物。
  5. 【請求項5】Rがフルオロである、特許請求の範囲第2
    項に記載の化合物。
  6. 【請求項6】nが1である、特許請求の範囲第4項に記
    載の化合物。
  7. 【請求項7】nが1である、特許請求の範囲第5項に記
    載の化合物。
  8. 【請求項8】5−(4−クロロフェニル)−2,4−ジメ
    チル−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオンである特
    許請求の範囲第1項に記載の化合物。
  9. 【請求項9】式 の化合物[式中Rは水素、ハロゲノ、C1-6低級アルキ
    ル、C1-6低級アルコキシ、トリフルオロメチル又はメチ
    レンジオキシ、nは1又は2、R2及びR4は独立にC1-6
    級アルキル]の化合物の有効量を含む抗抑欝剤。
  10. 【請求項10】式 のチオセミカルバジドを水性塩基と接触することによっ
    て環化することからなる 式 [式中Rはハロゲノ、C1-6低級アルキル、C1-6低級アル
    コキシ、トリフルオロメチル又はメチレンジオキシ、n
    は1又は2、R2及びR4は独立にC1-6低級アルキルをあら
    わす]の化合物を製造する方法。
  11. 【請求項11】環化を中間体(II)を適当な溶媒中で塩
    基の存在下で加熱することにより行なう特許請求の範囲
    第10項に記載の方法。
  12. 【請求項12】塩基が水性塩基である特許請求の範囲第
    11項に記載の方法。
  13. 【請求項13】加熱をおよそ反応混合物の還流温度で行
    なう特許請求の範囲第12項に記載の方法。
  14. 【請求項14】中間体が1−(4−クロロベンゾイル)
    −2,4−ジメチルチオセミカルバジドである5−(4−
    クロロフェニル)−2,4−ジメチル−3H−1,2,4−トリア
    ゾール−3−チオンを製造する特許請求の範囲第10-13
    項のいずれか一に記載の方法。
JP61254829A 1985-10-29 1986-10-28 5−アリ−ル−2,4−ジアルキル−3h−1,2,4−トリアゾ−ル−3−チオン類及びそれらの抗抑鬱剤としての用途 Expired - Lifetime JPH07116162B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US79235985A 1985-10-29 1985-10-29
US792359 1985-10-29
US80761385A 1985-12-11 1985-12-11
US807613 1985-12-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62106085A JPS62106085A (ja) 1987-05-16
JPH07116162B2 true JPH07116162B2 (ja) 1995-12-13

Family

ID=27121269

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