JPH07116033A - 調理台ユニット - Google Patents

調理台ユニット

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Publication number
JPH07116033A
JPH07116033A JP5288724A JP28872493A JPH07116033A JP H07116033 A JPH07116033 A JP H07116033A JP 5288724 A JP5288724 A JP 5288724A JP 28872493 A JP28872493 A JP 28872493A JP H07116033 A JPH07116033 A JP H07116033A
Authority
JP
Japan
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cooking table
cooking
storage rack
cooktop
drive device
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Application number
JP5288724A
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English (en)
Inventor
Tokihiko Hasebe
尅彦 長谷部
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HASEBE KK
Original Assignee
HASEBE KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 調理台、収容棚が昇降し、調理し易く、食器
や調理具等を出し入れし易く、小型、軽量で、奥行きが
薄く、コンパクトで、安価なものにする。 【構成】 壁体1の前面に調理台4を設け、調理台4の
上方に第1収容棚5を設け、調理台4と第1収容棚5を
壁体1の背面に設けた駆動装置6により昇降可能とし、
駆動装置6をモータ7a、7b、ボールネジ8a、8
b、それらの正・逆回転により昇降する昇降具9a、9
bを設け、昇降具9a、9bに調理台4、第1収容棚5
を取付けた。駆動装置6を調理台駆動装置10と収容棚
駆動装置11とに分けた。モータ7a、7b、ボールネ
ジ8a、8bを壁体1の外周フレーム12の内側に取付
けた。壁体1に第2収容棚13を設けた。第2収容棚1
3を壁体1の背面側に凹むように形成した。調理台4に
身体への所定圧以上での接触を感知すると調理台4の降
下を停止させる感知スイッチ14を設けた。感知スイッ
チ14の感知により調理台4を上昇させる駆動切替装置
15を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流し台、調理用加熱器
(電熱器、電磁加熱器)等を備えた調理台と、食器や調
理具等を収容可能な収容棚を昇降可能とした調理台ユニ
ットに関し、例えば一般家庭の台所や、共同住宅の調理
場などの壁体に組込まれて使用されるものである
【0002】
【従来の技術】一般家庭の台所や共同住宅の調理場など
に設置されている流し台、調理台、ガス台などは一定の
高さに固定されている。また、流し台や調理台の上方に
取付られている収容棚も所定位置に固定されている。
【0003】このため、従来の流し台や調理台等は、車
椅子で生活する身体障害者とか、背の低い老人や子供な
どにとっては高すぎて調理しにくいという問題があっ
た。また、従来の流し台や調理台は床の上に設置されて
いるため、それらの下に車椅子が入る空間がない。この
ため車椅子で生活する身体障害者の場合は、流し台や調
理台に車椅子を近づけても、車椅子に乗っている身体は
流し台や調理台から離れるので調理しにくいという問題
があった。
【0004】流し台や調理台の上方に取付られている収
容棚は設置場所が高いので、通常は背伸びしたり、踏み
台や椅子などの上に上らないと食器や調理具等を出し入
れすることができない。このため収容棚には普段は使用
しない物を入れておくのが通常であり、せっかく流し台
や調理台のすぐ上にある収容棚が日常の調理では活用さ
れず、物置代わりになっているのが実情である。
【0005】このような諸問題を解決するため、近年に
なって、流し台や調理台、その上方に取付られている収
容棚を自動的に昇降させて高さを調節できるようにした
調理台ユニットが開発されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年開発され
ている調理台ユニットは流し台や調理台、或は収容棚を
昇降させる駆動装置が油圧式、空圧式であるため次のよ
うな問題があった。 .油圧式の場合は油を溜める油タンクが必要になるの
で、駆動装置が大型化し、重くて、奥行もあり、一般家
庭の台所の壁体に組込みにくく、しかも高価であり実用
的でない。 .空圧式の場合は加圧のためのコンプレッサーが必要
になるため装置が大型化し、重くて、奥行もあり、一般
家庭の台所の壁体に組込みにくい。また、コンプレッサ
ーの音がうるさいとか、高価になるという問題もあっ
た。
【0007】本発明の目的は調理台及び収容棚を自在に
昇降させることができ、構造が簡潔で、小型で、奥行き
が薄く、軽量で、コンパクトで、安価で、一般家庭の台
所の壁体にも組込み易く、更には食器や調理具の収容に
も便利な調理台ユニットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
調理台ユニットは、図1に示すように壁体1の前面に流
し台2、調理用加熱器3等を備えた調理台4が設けら
れ、調理台4の上方に食器、調理具等を収容可能な収容
棚5が設けられ、この調理台4と収容棚5が壁体1の背
面に設けられた駆動装置6により昇降可能とした調理台
ユニットにおいて、前記駆動装置6がモータ7a,7b
と、同モータ7a,7bにより回転させられるボールネ
ジ8a,8bと、同ボールネジ8a,8bの正回転によ
り上昇し逆回転により降下する昇降具9a,9bとを備
え、その昇降具9a,9bに前記調理台4と第1収容棚
5が取付けられてなるものである。
【0009】本発明のうち請求項2の調理台ユニット
は、図3に示すように前記駆動装置6が前記調理台4を
昇降駆動する調理台駆動装置10と、前記第1収容棚5
を昇降駆動する収容棚駆動装置11とに分かれており、
夫々の駆動装置10、11が個別に駆動するようにした
ものである。
【0010】本発明のうち請求項3の調理台ユニット
は、図3に示すように前記駆動装置6のモータ7a,7
b、ボールネジ8a,8bが壁体1のフレーム12の内
側に取付けられてなるものである。
【0011】本発明のうち請求項4の調理台ユニット
は、図1に示すように壁体1の前面に流し台2、調理用
加熱器3等を備えた調理台4が設けられ、その上方に食
器、調理具等を収容可能な第1収容棚5が設けられ、こ
の調理台4と第1収容棚5が壁体1の背面に設けられた
駆動装置6により昇降可能とした調理台ユニットにおい
て、前記壁体1の一部で且つ前記第1収容棚5の後方に
食器、洗剤等を収容可能な第2収容棚13が形成されて
なるものである。
【0012】本発明のうち請求項5の調理台ユニット
は、図2に示すように前記第2収容棚13が壁体1の背
面側に凹むように形成されてなるものである。
【0013】本発明のうち請求項6の調理台ユニット
は、図1に示すように前記調理台4に、同調理台4が降
下時に身体に接触すると、その接触を検知して同調理台
4の降下を停止させる感知スイッチ14を設けたもので
ある。
【0014】本発明のうち請求項7の調理台ユニット
は、図3に示すように前記感知スイッチ13が接触を感
知すると前記駆動装置6の動作を逆転させて調理台4を
上昇させる駆動切替装置15を設けたものである。
【0015】
【作用】本発明のうち請求項1の調理台ユニットでは、
壁体1の前面に設けた調理台4、その上方設けた第1収
容棚5を昇降する駆動装置6が、モータ7a,7bと、
同モータ7a,7bにより回転させられるボールネジ8
a,8bと、同ボールネジ8a,8bの正回転に伴って
上昇し逆回転に伴って降下する昇降具9a,9bとを備
え、その昇降具9a,9bに前記調理台4と第1収容棚
5が取付けられてなるので、モータ7a,7bを正・逆
回転させるだけで調理台4と第1収容棚5が昇降する。
【0016】本発明のうち請求項2の調理台ユニットで
は、駆動装置6が調理台4を昇降する調理台駆動装置1
0と、第1収容棚5を昇降する収容棚駆動装置11とに
分かれ、夫々の駆動装置10、11が個別に駆動するの
で、所望とする駆動装置を始動させれば調理台4、第1
収容棚5を個別に昇降させることができる。
【0017】本発明のうち請求項3の調理台ユニットで
は、駆動装置6のモータ7a,7b、ボールネジ8a,
8bが壁体1のフレーム12の内側に取付けられてなる
ので、駆動装置6がフレーム12の外側にはみ出すこと
がなく、コンパクトになる。
【0018】本発明のうち請求項4の調理台ユニットで
は、壁体1の一部で且つ昇降可能とした第1収容棚5の
後方に第2収容棚13が形成されてなるので、その第2
収容棚6に食器、調理器などを収容することができる。
【0019】本発明のうち請求項5の調理台ユニットで
は、第2収容棚13が壁体1の背面側に凹むように形成
されてなるので、壁体1の空白部を有効利用でき、第1
収容棚5の昇降の邪魔にもならない。
【0020】本発明のうち請求項6の調理台ユニットで
は、調理台4に、同調理台4が降下時に身体に所定圧以
上で接触すると、その接触を感知して同調理台4の降下
を停止させる感知スイッチ14を設けたので、調理台4
が身体に接触しても更に降下を続けることがなく、車椅
子にのっている人が車椅子と調理台4との間に挟まれて
怪我をするといったようなことがない。
【0021】本発明のうち請求項7の調理台ユニットで
は、感知スイッチ14が身体への接触を感知すると前記
駆動装置6の動作を逆転させて調理台4を上昇させる駆
動切替装置15を設けたので、調理台4が単に停止する
場合よりも更に怪我をしにくくなる。
【0022】
【実施例】本発明の調理台ユニットの一実施例を図1〜
図4に基づいて詳細に説明する。図1、2において1は
金属板などの耐熱材で成形された壁体、図1の4は壁体
1の前面に設けた調理台、5は壁体1の前面で且つ調理
台4の上方に設けた第1収容棚、図3の6は調理台4と
収容棚5を昇降駆動する駆動装置である。
【0023】前記の壁体1は長尺な金属板20を第3図
のように左右上下に配置して方形のフレーム12を形成
し、このフレーム12の前面に図2のように金属表板2
0aを溶接などで取付け、更に、左右の金属板20の内
側に縦方向に断面形状がコ字状の長尺な金属材21を平
行に取付けてある。金属表板20aには縦方向に2本の
ガイド溝22(図2)が形成されている。
【0024】前記金属板21の一部で且つ前記第1収容
棚5の裏側には第2収容棚13(図2)が壁体1の背面
側に凹むように形成されている。この第2収容棚13の
内部は食器、調味料、調理器等を収容できるように数段
に形成されており、前面にガラス製の引き戸24(図
1)が開閉可能に設けられている。この第2収容棚13
の奥行きは前記金属板20(図3)の幅(奥行き)と同
じかそれよりも多少小さくして、フレーム12の外側ま
で突出しないようにして、調理台ユニットを台所や調理
場の壁面に組み込むときに便利にしてある。
【0025】前記の調理台4には図1の様に流し台2と
調理用加熱器3が設けられ、両者間に調理用スペース2
4が設けられ、流し台2の横に水道の蛇口25、混合栓
26が設けられ、流し台2の底に排水口(図示されてい
ない)が設けられている。
【0026】前記の混合栓26には屈曲可能な蛇腹状の
給水ホース27と、屈曲可能な蛇腹状の給湯ホース28
とが連結され、夫々のホース27、28から供給される
水と湯が混合栓26内で混合されて、蛇口25から所望
温度の湯が供給されるようにしてある。
【0027】前記の図示されていない排水口には屈曲可
能な蛇腹状の配水ホース29(図1)が連結されて、流
し台2内の水や湯を外部に排出できるようにしてある。
【0028】調理台4の前面には調理用加熱器3をO
N、OFFしたり、温度調節したりする調理台用操作ス
イッチ30と、前記調理台4、第1収容棚5を昇降させ
たり、停止させたりする昇降用操作スイッチ41が設け
られてなる。
【0029】図1の調理台4の底面には、同調理台4が
降下時に、調理台4の近くにいる人の身体に所定圧力以
上で接触すると、その接触を感知して駆動装置6を停止
させる感知スイッチ14が設けられている。この感知ス
イッチ14はテープ状のものであり、調理台4の底面の
幅方向全長に取付けて、調理台4の底面の幅方向どの部
分が身体に当たってもその接触を感知できるようにして
ある。この感知スイッチ14は駆動切替装置15(図
3)に接続して、身体への接触を感知すると後記する駆
動装置6の動作を逆転させて、調理台4が上昇するよう
にしてある。
【0030】図1の調理用加熱器3にはガスレンジ、電
熱器、電磁プレート等を使用できるが、身体障害者にと
っては取扱いの便利さ及び安全性の面から電磁プレート
が望ましい。
【0031】図1の調理台4の調理用スペース24は通
常の流し台2の調理用スペースと同様に、爼板をのせた
り、調理用の材料をのせたり、食器をのせたりできる広
さにしてある。
【0032】図1の第1収容棚5は内部が上下に数段に
仕切られて、各段に食器や調理器を乗せることができる
ようにしてあり、前面に開閉可能な扉29が取付けられ
ている。
【0033】前記駆動装置6は調理台4を昇降駆動する
調理台用駆動装置10と、収容棚5を昇降駆動する収容
棚用駆動装置11とに分かれている。
【0034】調理台駆動装置10は図2に示すように壁
体1のフレーム12の下方に取付けられた正・逆回転可
能なモータ(例えばブレーキ付インダクションモータ)
7aと、フレーム12の左右の内側下部に取付けられた
二本のボールネジ8aと、ボールネジ8aに螺合され
て、その正回転に伴って上昇し、逆回転に伴って降下す
る昇降具9aとから構成されている。
【0035】この昇降具9aには図4の様にボールベア
リング33が組込まれたスライド治具34aが取付けら
れ、そのスライド治具34aはフレーム12の左右のコ
字状の金属材21内に上下にスライド可能に嵌合されて
いる。そして、このスライド治具34aには取付け具3
1(図3)が連結され,それが図2の金属表板20aの
2本のガイド溝22から前方に突出され、調理台4の背
面に連結固定されている。
【0036】また、前記モータ7aのタイミングプーリ
36aとボールネジ8aに取付けられているタイミング
プーリ37aとの間にはタイミングベルト38aがかけ
られて、モータ7aのタイミングプーリ36aが回転す
るとタイミングングベルト38aを介してボールネジ8
aが回転し、昇降具9aが昇降し、それにつれてスライ
ド治具34aが上下にスライドし、取付け具31も同方
向に昇降して、同取付け具31に取付けられている調理
台4が昇降するようにしてある。
【0037】収容棚駆動装置11は図2に示すように壁
体1のフレーム12の下枠に取付けられた正・逆回転可
能なモータ(例えばブレーキ付インダクションモータ)
7bと、フレーム12の左右の内側上部に取付けられた
二本のボールネジ8bと、夫々のボールネジ8bにその
正回転に伴って上昇し、逆回転により降下するよう螺合
された昇降具9bとから構成されている。
【0038】この昇降具9bには図4の様にボールベア
リング33が組込まれたスライド治具34bが取付けら
れ、そのスライド治具34bはフレーム12の左右のコ
字状の金属材21内に上下にスライド可能に嵌合されて
いる。そして、このスライド治具34bには取付け具3
2(図3)が連結され,それが図2の金属表板20aの
2本のガイド溝22から前方に突出され、第1収納棚5
の背面に連結固定されている。
【0039】また、前記モータ7bのタイミングプーリ
36bとボールネジ8bに取付けられているタイミング
プーリ37bとの間にはタイミングベルト38bがかけ
られて、モータ7bのタイミングプーリ36bが回転す
るとタイミングングベルト38bを介して2本のボール
ネジ8bが回転し、夫々のボールネジ8bに螺合されて
いる昇降具9bが昇降し、それにつれてスライド治具3
5bが上下にスライドし、取付け具32も同方向に昇降
して、同取付け具32に取付けられている第1収容棚5
が昇降する様にしてある。
【0040】
【使用説明】本発明の調理台ユニットは台所や調理場の
壁に組込まれて使用される。この場合、調理台ユニット
の壁体1の前面が台所や調理場の壁の前面と面一になる
ように組込まれる。
【0041】そして、調理台の前面に設けられている昇
降用操作スイッチ41を操作し、調理台駆動装置を作動
させて調理台4を昇降させ、その高さを調理する人(車
椅子に乗っている人や老人)が調理し易い高さに調節す
る。調理をするときは蛇口25から水や湯を出し、調理
台用操作スイッチ30を操作して調理用加熱具3を点火
して加熱して煮たり、焼いたりする。
【0042】調理時に食器や調理具などが必要な場合
は、調理台4の前面に設けられている昇降用操作スイッ
チ41を操作して、収容棚駆動装置を作動させて第1収
容棚5を降下させ、その収容棚5から食器や調理具を取
り出し易い高さに調節する。第1収容棚5が不要な場合
は同収容棚5を上昇させれば同収容棚5に頭をぶつかる
ようなことがなく邪魔にならない。
【0043】また、壁体1に形成されている第2収容棚
13を使用する場合は、第1収容棚5を第2収容棚13
より上方まで上昇させて第2収容棚13を表に露出さ
せ、その第2収容棚13に食器、調理具、調味料、洗剤
等を出し入れする。
【0044】図示した調理台ユニットは、場合によって
は高さ方向中央部から上下に分離して使用することもで
きる。
【0045】
【発明の効果】本発明の調理台ユニットは次のような各
種効果がある。請求項1の調理台ユニットでは駆動装置
がモータ7a、7bとボールネジ8a、8bと昇降具9
a、9bとから構成されるので、構成が簡潔で、コンパ
クトになり、駆動時の音も静かである。
【0046】請求項2の調理台ユニットでは、駆動装置
6が調理台駆動装置10と、収容棚駆動装置11とに分
かれているので、調理台駆動装置10により調理台4を
昇降させて調理し易い高さに調節することができる。特
に、車椅子に乗っている身体障害者が車椅子ごと調理台
の下まで入る高さに調節できるの、車椅子に乗っている
人でも調理し易くなる。また、老人が床に座ったまま調
理できる高さとか、子供でも調理できる高さに調節する
ことができるので、老人や子供でき容易に調理すること
ができる。
【0047】また、請求項2の調理台ユニットでは、収
容棚駆動装置11により第1収容棚5を昇降させて、食
器や調理具を出し入れし易い高さに調節できるので、車
椅子に乗っている人でも、老人や子供でも第1収容棚5
を有効に活用できる。
【0048】請求項3の調理台ユニットでは、駆動装置
6のモータ7a,7b及びボールネジ8a、8bが壁体
1のフレーム12の内側に取付けられてなるので、駆動
装置6がフレーム12の外側にはみ出すことがなく、コ
ンパクトになり、調理台ユニットを小型化できる。
【0049】請求項4の調理台ユニットでは、壁体1の
一部で且つ第1収容棚5の後方に第2収容棚13が形成
されてなるので、第2収容棚13に食器、調味料、調理
器などを収容することができて便利であり、また、壁体
1を有効に活用することもできる。
【0050】請求項5の調理台ユニットでは、第2収容
棚13が壁体1の背面側に凹むように形成されてなるの
で、壁体1の空白部を有効利用でき、第1収容棚5の昇
降の邪魔にもならない。
【0051】請求項6の調理台ユニットでは、調理台4
に身体への接触を感知して調理台4の降下を停止させる
感知スイッチ14を設けたので、調理台4は身体に所定
圧以上で接触すると自動的に停止し、調理台4の近くに
いる人が調理台4との間に挟まれて怪我をすることがな
い。
【0052】請求項7の調理台ユニットでは、感知スイ
ッチ14が身体との接触を感知すると駆動装置6の動作
を逆回転させて調理台4を上昇させる駆動切替装置15
を設けたので、調理台4が身体に接触すると調理台4が
直ちに上昇し、より一層怪我をしにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の調理台ユニットの一実施例を示す正面
側斜視図。
【図2】本発明の調理台ユニットから調理台と第1収納
棚を取外した状態の説明図。
【図3】本発明の調理台ユニットのフレームと駆動装置
部分の説明図。
【図4】本発明の調理台ユニットにけるスライド治具の
説明図。
【符号の説明】
1 壁体 2 流し台 3 調理用加熱器 4 調理台 5 第1収容棚 6 駆動装置 7a、7b モータ 8a、8b ボールネジ 9a、9b 昇降具 10 調理台駆動装置 11 収容棚駆動装置 12 フレーム 13 第2収容棚 14 感知スイッチ 15 駆動切替装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁体(1)の前面に流し台(2)、調理
    用加熱器(3)等を備えた調理台(4)が設けられ、調
    理台(4)の上方に食器、調理具等を収容可能な第1収
    容棚(5)が設けられ、この調理台(4)と第1収容棚
    (5)が壁体(1)の背面に設けられた駆動装置(6)
    により昇降可能である調理台ユニットにおいて、前記駆
    動装置(6)がモータ(7a,7b)と、同モータ(7
    a,7b)により回転させられるボールネジ(8a,8
    b)と、同ボールネジ(8a,8b)の正回転により上
    昇し逆回転により降下する昇降具(9a,9b)とを備
    え、その昇降具(9a,9b)に前記調理台(4)と第
    1収容棚(5)が連結されてなることを特徴とする調理
    台ユニット。
  2. 【請求項2】 前記駆動装置(6)が前記調理台(4)
    を昇降する調理台駆動装置(10)と、第1収容棚
    (5)を昇降する収容棚駆動装置(11)とに分かれて
    おり、夫々の駆動装置(10)(11)が個別に駆動す
    るようにしたことを特徴とする請求項1の調理台ユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記駆動装置(6)のモータ(7a,7
    b)、ボールネジ(8a,8b)が壁体(1)のフレー
    ム(12)の内側に取付けられてなることを特徴とする
    請求項1の調理台ユニット。
  4. 【請求項4】 壁体(1)の前面に流し台(2)、調理
    用加熱器(3)等を備えた調理台(4)が設けられ、そ
    の上方に食器、調理具等を収容可能な第1収容棚(5)
    が設けられ、この調理台(4)と第1収容棚(5)が壁
    体(1)の背面に設けられた駆動装置(6)により昇降
    可能とした調理台ユニットにおいて、前記壁体(1)の
    うち前記第1収容棚(5)の後方に食器、調味料等を収
    容可能な第2収容棚(13)が形成されてなることを特
    徴とする調理台ユニット。
  5. 【請求項5】 前記第2収容棚(13)が壁体(1)の
    背面側に凹むように形成されてなることを特徴とする調
    理台ユニット。
  6. 【請求項6】 前記調理台(4)に、同調理台(4)が
    降下時に身体に所定圧以上の圧力で接触すると、その接
    触を感知して同調理台(4)の降下を停止させる感知ス
    イッチ(14)を設けたことを特徴とする調理台ユニッ
    ト。
  7. 【請求項7】 前記感知スイッチ(14)が作動すると
    前記駆動装置(6)の動作を逆回転させて調理台(4)
    を上昇に戻す駆動切替装置(15)を設けたことを特徴
    とする調理台ユニット。
JP5288724A 1993-10-25 1993-10-25 調理台ユニット Pending JPH07116033A (ja)

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JP5288724A JPH07116033A (ja) 1993-10-25 1993-10-25 調理台ユニット

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JP5288724A JPH07116033A (ja) 1993-10-25 1993-10-25 調理台ユニット

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JPH07116033A true JPH07116033A (ja) 1995-05-09

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ID=17733872

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