JPH073951Y2 - 昇降式家具類 - Google Patents

昇降式家具類

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JPH073951Y2
JPH073951Y2 JP1987991U JP1987991U JPH073951Y2 JP H073951 Y2 JPH073951 Y2 JP H073951Y2 JP 1987991 U JP1987991 U JP 1987991U JP 1987991 U JP1987991 U JP 1987991U JP H073951 Y2 JPH073951 Y2 JP H073951Y2
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JP
Japan
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top plate
fixed
slider
rack
column
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JP1987991U
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JPH0648433U (ja
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久満 浜村
清春 浅井
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Otsuka Chemical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Chemical Co Ltd
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、天板部を作業に合った
高さに調節可能とした昇降式家具類に関する
【0002】。
【従来技術及びその問題点】例えば、流し台や調理台を
備えた厨房用家具を使用する場合、使用者は調理等の作
業をその前に立って行なうが、この厨房用家具が使用者
の身長に合わない高さであると、無理な姿勢を長時間と
り続けることとなり疲労や腰痛の原因になる。椅子に座
った姿勢で作業ができればよい場合もあるが、現在それ
が可能な厨房用家具は存しない。
【0003】本考案の目的は、これらの問題を解決し、
使用者の使い易いように家具の高さを調整可能とした昇
降式家具類を提供することにある。
【0004】
【問題を解決するための手段】前記問題の解決は、天板
部と、該天板部の両側部に位置する昇降装置とを有した
家具類であって、前記昇降装置は、前記天板部の奥行方
向に延び建物の壁面等に固定される上部フレーム及び下
部フレーム並びにこれら両フレーム間に鉛直に延びるコ
ラムを有した固定部と、該コラムに平行に前記両フレー
ム間に延びるラックと、該コラムに沿って延び少なくと
も上下端を該コラムに摺動可能に係合させた摺動子と、
該摺動子に固定され前記天板部の間口方向に延びて該天
板部を支持する支持アームと、前記摺動子に固定され前
記ラックに噛合するピニオンと、前記摺動子に固定され
該ピニオンを正逆回転させるモータと、シリンダ及びプ
ランジャの一方を前記固定部に支持され他方を前記摺動
子に支持されたガスシリンダ装置とを備えていることを
特徴とする昇降式家具類により達成される。
【0005】前記天板部とは、例えば、厨房用家具にお
いては流し、調理台及び収納ケース等を有する本体部、
陳列用家具においては陳列棚を有する本体部、机、テー
ブル及びカウンタ等においては甲板を各々表わし、いず
れも作業面とされる台又は棚を有する部分とする。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例に係る昇降式家具類の
実施例、特に厨房用家具の場合につき添付図面を参照し
つつ説明する。
【0007】図1、図2及び図3は、本考案実施例に係
る厨房用家具の平面図、正面図及び側面図である。
【0008】これらの図に示されるように、昇降式厨房
用家具(1)は、天板部(2)の両側部に各々昇降装置
(3)が備えられている。
【0009】天板部(2)は、流し(21)、調理台
(22)及び引き出し(23)などの調理用設備が設け
られた家具本体である。また、流し(21)正面にタオ
ル掛け(23)が取り付けられ、収納ケース(25)底
部にキャスター(26)が取り付けられている。
【0010】天板部(2)を支持する支持フレーム部材
(図1の斜線部分)は、個々の調理用設備を支持すると
共に相互に結合され一体化されている。
【0011】図4に示す昇降装置(3)は、前記支持フ
レーム部材により一体化された天板部(2)の両側部に
各々設けられ、天板部(2)を支持するように固定され
ると共に床(27)及び/又は壁に固定されている。該
装置(3)は、固定部(4)、ラック(5)、摺動子
(6)、支持アーム(7)、ピニオン、モータ(9)及
びガスシリンダ装置(10)を備えている。
【0012】固定部(4)は、前記天板部(2)の奥行
方向に延び建物の壁面等に固定される上部フレーム(4
0)及び下部フレーム(41)並びにこれら両フレーム
間に鉛直に延びるコラム(42)を有している。ラック
(5)は、コラム(42)に平行に前記両フレーム間に
延びている。摺動子(6)においては、コラム(42)
に沿って延び少なくともその上下端を該コラム(42)
に摺動可能に係合させられるようにガイド(61)が設
けられている。支持アーム(7)は、摺動子(6)に溶
接等により固定され前記天板部(2)の間口方向に延び
て天板部(2)を支持している。図には示されていない
が、前記ピニオンは減速器(8)内に収納されており、
前記ラック(5)と噛合している。減速器(8)と摺動
子(6)とは溶接等により互いに固定されている。モー
タ(9)は、摺動子(6)へ固定された前記減速器
(8)に固定され、前記ピニオンを正逆回転するように
駆動できる。ガスシリンダ装置(10)は、シリンダ及
びプランジャの一方を前記固定部(4)をなす下部フレ
ーム(41)に支持され、他方を前記摺動子(6)に支
持されている。
【0013】天板部(2)の高さを調整する際は、図外
に設けられたスイッチにより電源が投入されモータ
(9)が駆動する。この駆動力は、減速器(8)内にお
いて、モータの軸回転速度を適当な回転速度に落とした
後ピニオンへ伝えられる。該ピニオンは、前記フレーム
間に固定されたラック(5)上を移動し、モータ
(9)、減速器(8)、摺動子(6)及び支持アーム
(7)を有し互いに接続されているこれら可動部分を移
動させる。この可動部分の移動により、支持アーム
(7)に固定され支持されている天板部(2)の上昇又
は降下がなされる。また、このようにモータ(9)の駆
動によりピニオンがラック(5)上を移動させられる際
は、ラック(5)と並設されたコラム(42)上で摺動
可能とされた摺動子(6)による案内が同時に行なわれ
るので、天板の昇降移動がより滑らかに行なわれる。ま
た、ガスシリンダ装置(10)においては、シリンダ本
体が摺動子(6)と共にコラム(42)上を移動される
のに連れ下部フレーム(41)側に固定されたプランジ
ャ(11)が延ばされる。該ガスシリンダ装置(10)
は、前記モータ(9)と共に天板部(2)の荷重を互い
に分担して支持している。
【0014】以上のように、天板部(2)を支持してい
る支持フレーム(7)は、昇降装置(3)により、図2
に示す実線の位置と二点鎖線の位置との間を上下方向に
移動され、且つこれら位置間の任意の高さにおいて使用
者の作業し易いレベルにて停止され、保持され得る。
【0015】天板部(2)高さの調節限界の設定は、上
限及び下限を設けたい各位置に、図外のリミットスイッ
チを摺動子(6)又は該摺動子と共に移動する減速器
(8)等に装着し、これに対応してコラム(42)又は
ラック(5)等に前記スイッチの作動用アクチュエータ
を装着することにより行なわれる。
【0016】また、天板部(2)左右の高さバランスを
厳密に実現するには、各昇降装置(3)による移動量を
同じとするためにパルスモータが駆動モータ(9)とし
て使用され得る。
【0017】天板部(2)の正面には扉(24)が取り
付けられている。扉(24)内部の収納ケース(25)
は、図3に示すように天板部(2)と別体とされ、扉
(24)及び案内部材(26)に対して摺動可能とされ
ている。このため、天板部(2)が上昇した状態でも、
天板部(2)と床(27)との間に空スペースは生じ
ず、厨房用家具(1)正面に立った時の違和感を使用者
に抱かせず且つ正面からの美観を損なわない。また、扉
(24)を開放すれば、収納ケース(25)はキャスタ
(26)により前後方向に移動され得る。
【0018】本実施例においては、厨房用家具について
のみ記述されているが、陳列棚、机、テーブル及びカウ
ンタ等の作業台(甲板)を有する家具類についても同様
に前記昇降装置(3)を使用することができる。
【0019】
【考案の効果】本考案に係る昇降式家具類は、天板部の
両端部に位置する昇降装置により天板部の高さを調節可
能としたので、使用者の身長に合った家具高さとされ、
勿論、車椅子に座った状態でも使用可能な高さとされ得
る。これにより、従来の家具類に比し作業し易く長時間
の作業による疲労も少ないものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例に係る昇降式厨房家具の平面
図である。
【図2】図1に示す厨房家具の正面図である。
【図3】図1に示す厨房家具の側面図である。
【図4】図1に示す厨房家具における昇降装置の斜視図
である。
【符号の説明】
1 昇降式厨房家具 2 天板部 21 流し 22 調理台 24 扉 25 収納ケース 26 キャスタ 3 昇降装置 4 固定部 40 上部フレーム 41 下部フレーム 42 コラム 5 ラック 6 摺動子 7 支持アーム 8 減速器 9 モータ 10 ガスシリンダ装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板部と、該天板部の両側部に位置する
    昇降装置とを有した家具類であって、前記昇降装置は、
    前記天板部の奥行方向に延び建物の壁面等に固定される
    上部フレーム及び下部フレーム並びにこれら両フレーム
    間に鉛直に延びるコラムを有した固定部と、該コラムに
    平行に前記両フレーム間に延びるラックと、該コラムに
    沿って延び少なくとも上下端を該コラムに摺動可能に係
    合させた摺動子と、該摺動子に固定され前記天板部の間
    口方向に延びて該天板部を支持する支持アームと、前記
    摺動子に固定され前記ラックに噛合するピニオンと、前
    記摺動子に固定され該ピニオンを正逆回転させるモータ
    と、シリンダ及びプランジャの一方を前記固定部に支持
    され他方を前記摺動子に支持されたガスシリンダ装置と
    を備えていることを特徴とする昇降式家具類。
JP1987991U 1991-03-29 1991-03-29 昇降式家具類 Expired - Lifetime JPH073951Y2 (ja)

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JP1987991U JPH073951Y2 (ja) 1991-03-29 1991-03-29 昇降式家具類

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JPH0648433U JPH0648433U (ja) 1994-07-05
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KR100346939B1 (ko) * 2000-04-08 2002-07-31 이명재 승강식 씽크대
KR100860273B1 (ko) * 2002-05-30 2008-09-25 주식회사에넥스 높낮이 조절이 가능한 싱크대

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JPH0648433U (ja) 1994-07-05

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