JPH0648433U - 昇降式家具類 - Google Patents

昇降式家具類

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JPH0648433U
JPH0648433U JP1987991U JP1987991U JPH0648433U JP H0648433 U JPH0648433 U JP H0648433U JP 1987991 U JP1987991 U JP 1987991U JP 1987991 U JP1987991 U JP 1987991U JP H0648433 U JPH0648433 U JP H0648433U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】使用者の使い易いように家具の高さを調整可能
とした昇降式家具類を提供する。 【構成】天板部と、該天板部の両側部に位置する昇降装
置とを有した家具類であって、前記昇降装置は、前記天
板部の奥行方向に延び建物の壁面等に固定される上部フ
レーム及び下部フレーム並びにこれら両フレーム間に鉛
直に延びるコラムを有した固定部と、該コラムに平行に
前記両フレーム間に延びるラックと、該コラムに沿って
延び少なくとも上下端を該コラムに摺動可能に係合させ
た摺動子と、該摺動子に固定され前記天板部の間口方向
に延びて該天板部を支持する支持アームと、前記摺動子
に固定され前記ラックに噛合するピニオンと、前記摺動
子に固定され該ピニオンを正逆回転させるモータと、シ
リンダ及びプランジャの一方を前記固定部に支持され他
方を前記摺動子に支持されたガスシリンダ装置とを備え
ていることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、天板部を作業に合った高さに調節可能とした昇降式家具類に関する
【0002】 。
【従来技術及びその問題点】
例えば、流し台や調理台を備えた厨房用家具を使用する場合、使用者は調理等 の作業をその前に立って行なうが、この厨房用家具が使用者の身長に合わない高 さであると、無理な姿勢を長時間とり続けることとなり疲労や腰痛の原因になる 。椅子に座った姿勢で作業ができればよい場合もあるが、現在それが可能な厨房 用家具は存しない。
【0003】 本考案の目的は、これらの問題を解決し、使用者の使い易いように家具の高さ を調整可能とした昇降式家具類を提供することにある。
【0004】
【問題を解決するための手段】
前記問題の解決は、天板部と、該天板部の両側部に位置する昇降装置とを有し た家具類であって、前記昇降装置は、前記天板部の奥行方向に延び建物の壁面等 に固定される上部フレーム及び下部フレーム並びにこれら両フレーム間に鉛直に 延びるコラムを有した固定部と、該コラムに平行に前記両フレーム間に延びるラ ックと、該コラムに沿って延び少なくとも上下端を該コラムに摺動可能に係合さ せた摺動子と、該摺動子に固定され前記天板部の間口方向に延びて該天板部を支 持する支持アームと、前記摺動子に固定され前記ラックに噛合するピニオンと、 前記摺動子に固定され該ピニオンを正逆回転させるモータと、シリンダ及びプラ ンジャの一方を前記固定部に支持され他方を前記摺動子に支持されたガスシリン ダ装置とを備えていることを特徴とする昇降式家具類により達成される。
【0005】 前記天板部とは、例えば、厨房用家具においては流し、調理台及び収納ケース 等を有する本体部、陳列用家具においては陳列棚を有する本体部、机、テーブル 及びカウンタ等においては甲板を各々表わし、いずれも作業面とされる台又は棚 を有する部分とする。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例に係る昇降式家具類の実施例、特に厨房用家具の場合に つき添付図面を参照しつつ説明する。
【0007】 図1、図2及び図3は、本考案実施例に係る厨房用家具の平面図、正面図及び 側面図である。
【0008】 これらの図に示されるように、昇降式厨房用家具(1)は、天板部(2)の両 側部に各々昇降装置(3)が備えられている。
【0009】 天板部(2)は、流し(21)、調理台(22)及び引き出し(23)などの 調理用設備が設けられた家具本体である。また、流し(21)正面にタオル掛け (23)が取り付けられ、収納ケース(25)底部にキャスター(26)が取り 付けられている。
【0010】 天板部(2)を支持する支持フレーム部材(図1の斜線部分)は、個々の調理 用設備を支持すると共に相互に結合され一体化されている。
【0011】 図4に示す昇降装置(3)は、前記支持フレーム部材により一体化された天板 部(2)の両側部に各々設けられ、天板部(2)を支持するように固定されると 共に床(27)及び/又は壁に固定されている。該装置(3)は、固定部(4) 、ラック(5)、摺動子(6)、支持アーム(7)、ピニオン、モータ(9)及 びガスシリンダ装置(10)を備えている。
【0012】 固定部(4)は、前記天板部(2)の奥行方向に延び建物の壁面等に固定され る上部フレーム(40)及び下部フレーム(41)並びにこれら両フレーム間に 鉛直に延びるコラム(42)を有している。ラック(5)は、コラム(42)に 平行に前記両フレーム間に延びている。摺動子(6)においては、コラム(42 )に沿って延び少なくともその上下端を該コラム(42)に摺動可能に係合させ られるようにガイド(61)が設けられている。支持アーム(7)は、摺動子( 6)に溶接等により固定され前記天板部(2)の間口方向に延びて天板部(2) を支持している。図には示されていないが、前記ピニオンは減速器(8)内に収 納されており、前記ラック(5)と噛合している。減速器(8)と摺動子(6) とは溶接等により互いに固定されている。モータ(9)は、摺動子(6)へ固定 された前記減速器(8)に固定され、前記ピニオンを正逆回転するように駆動で きる。ガスシリンダ装置(10)は、シリンダ及びプランジャの一方を前記固定 部(4)をなす下部フレーム(41)に支持され、他方を前記摺動子(6)に支 持されている。
【0013】 天板部(2)の高さを調整する際は、図外に設けられたスイッチにより電源が 投入されモータ(9)が駆動する。この駆動力は、減速器(8)内において、モ ータの軸回転速度を適当な回転速度に落とした後ピニオンへ伝えられる。該ピニ オンは、前記フレーム間に固定されたラック(5)上を移動し、モータ(9)、 減速器(8)、摺動子(6)及び支持アーム(7)を有し互いに接続されている これら可動部分を移動させる。この可動部分の移動により、支持アーム(7)に 固定され支持されている天板部(2)の上昇又は降下がなされる。また、このよ うにモータ(9)の駆動によりピニオンがラック(5)上を移動させられる際は 、ラック(5)と並設されたコラム(42)上で摺動可能とされた摺動子(6) による案内が同時に行なわれるので、天板の昇降移動がより滑らかに行なわれる 。また、ガスシリンダ装置(10)においては、シリンダ本体が摺動子(6)と 共にコラム(42)上を移動されるのに連れ下部フレーム(41)側に固定され たプランジャ(11)が延ばされる。該ガスシリンダ装置(10)は、前記モー タ(9)と共に天板部(2)の荷重を互いに分担して支持している。
【0014】 以上のように、天板部(2)を支持している支持フレーム(7)は、昇降装置 (3)により、図2に示す実線の位置と二点鎖線の位置との間を上下方向に移動 され、且つこれら位置間の任意の高さにおいて使用者の作業し易いレベルにて停 止され、保持され得る。
【0015】 天板部(2)高さの調節限界の設定は、上限及び下限を設けたい各位置に、図 外のリミットスイッチを摺動子(6)又は該摺動子と共に移動する減速器(8) 等に装着し、これに対応してコラム(42)又はラック(5)等に前記スイッチ の作動用アクチュエータを装着することにより行なわれる。
【0016】 また、天板部(2)左右の高さバランスを厳密に実現するには、各昇降装置( 3)による移動量を同じとするためにパルスモータが駆動モータ(9)として使 用され得る。
【0017】 天板部(2)の正面には扉(24)が取り付けられている。扉(24)内部の 収納ケース(25)は、図3に示すように天板部(2)と別体とされ、扉(24 )及び案内部材(26)に対して摺動可能とされている。このため、天板部(2 )が上昇した状態でも、天板部(2)と床(27)との間に空スペースは生じず 、厨房用家具(1)正面に立った時の違和感を使用者に抱かせず且つ正面からの 美観を損なわない。また、扉(24)を開放すれば、収納ケース(25)はキャ スタ(26)により前後方向に移動され得る。
【0018】 本実施例においては、厨房用家具についてのみ記述されているが、陳列棚、机 、テーブル及びカウンタ等の作業台(甲板)を有する家具類についても同様に前 記昇降装置(3)を使用することができる。
【0019】
【考案の効果】
本考案に係る昇降式家具類は、天板部の両端部に位置する昇降装置により天板 部の高さを調節可能としたので、使用者の身長に合った家具高さとされ、勿論、 車椅子に座った状態でも使用可能な高さとされ得る。これにより、従来の家具類 に比し作業し易く長時間の作業による疲労も少ないものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例に係る昇降式厨房家具の平面
図である。
【図2】図1に示す厨房家具の正面図である。
【図3】図1に示す厨房家具の側面図である。
【図4】図1に示す厨房家具における昇降装置の斜視図
である。
【符号の説明】
1 昇降式厨房家具 2 天板部 21 流し 22 調理台 24 扉 25 収納ケース 26 キャスタ 3 昇降装置 4 固定部 40 上部フレーム 41 下部フレーム 42 コラム 5 ラック 6 摺動子 7 支持アーム 8 減速器 9 モータ 10 ガスシリンダ装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板部と、該天板部の両側部に位置する
    昇降装置とを有した家具類であって、前記昇降装置は、
    前記天板部の奥行方向に延び建物の壁面等に固定される
    上部フレーム及び下部フレーム並びにこれら両フレーム
    間に鉛直に延びるコラムを有した固定部と、該コラムに
    平行に前記両フレーム間に延びるラックと、該コラムに
    沿って延び少なくとも上下端を該コラムに摺動可能に係
    合させた摺動子と、該摺動子に固定され前記天板部の間
    口方向に延びて該天板部を支持する支持アームと、前記
    摺動子に固定され前記ラックに噛合するピニオンと、前
    記摺動子に固定され該ピニオンを正逆回転させるモータ
    と、シリンダ及びプランジャの一方を前記固定部に支持
    され他方を前記摺動子に支持されたガスシリンダ装置と
    を備えていることを特徴とする昇降式家具類。
JP1987991U 1991-03-29 1991-03-29 昇降式家具類 Expired - Lifetime JPH073951Y2 (ja)

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JPH0648433U true JPH0648433U (ja) 1994-07-05
JPH073951Y2 JPH073951Y2 (ja) 1995-02-01

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100346939B1 (ko) * 2000-04-08 2002-07-31 이명재 승강식 씽크대
KR100860273B1 (ko) * 2002-05-30 2008-09-25 주식회사에넥스 높낮이 조절이 가능한 싱크대

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100346939B1 (ko) * 2000-04-08 2002-07-31 이명재 승강식 씽크대
KR100860273B1 (ko) * 2002-05-30 2008-09-25 주식회사에넥스 높낮이 조절이 가능한 싱크대

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