JPH07116012B2 - 化粧品組成物 - Google Patents

化粧品組成物

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JPH07116012B2
JPH07116012B2 JP2122829A JP12282990A JPH07116012B2 JP H07116012 B2 JPH07116012 B2 JP H07116012B2 JP 2122829 A JP2122829 A JP 2122829A JP 12282990 A JP12282990 A JP 12282990A JP H07116012 B2 JPH07116012 B2 JP H07116012B2
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ウオルター・トーマス・ギブソン
イアン・リチヤード・スコツト
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ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は毛の発育特にヒトの頭皮上の終毛(terminal h
air)の発育を促進しうるピログルタミン酸エステルを
含有する哺乳類の皮膚又は毛に局所使用するための化粧
品又は医薬品組成物に係る。
発明の背景 毛の発育サイクル ほとんどの哺乳類において、毛は連続的に成長するので
はなく、成長と休止との交互の期間を含む活性サイクル
をとる。毛の成長サイクルは3つの主な段階に分けるこ
とができる。すなわち、 (i)アナーゲン(anagen)として知られる成長相:こ
の期間に、毛包は急速に分裂して分化し毛を形成する毛
球細胞を有する真皮に深く侵入する。
(ii)カターゲン(catagen)として知られる遷移相:
有系分裂の停止が光触れとなる。この期間には、毛包は
真皮を通って上向きに逆戻りし、毛の成長が止まる。
(iii)テローゲン(telogen)として知られる休止相:
この期間には、逆戻りした毛包は皮膚乳頭細胞が密に詰
った球を有する小さな二次毛芽(secondary germ)を含
有している。
毛芽の急速な増殖、皮膚乳頭の拡大及び基底膜成分の同
化により新しいアナーゲン相が開始されたことが明らか
になる。そして、男性型の禿の始まりの結果として、終
毛から軟毛への変換として知られている、毛包の大部分
がテローゲン相で経過する時間の割合が増大し、産み出
された毛がより細く、より短かく、そしてより見えにく
くなるまで、毛のサイクルを何回も繰り返すものであ
る。
従来技術 仮性禿の治療 これまでヘアトニック等の局所使用による毛の発育の促
進又は維持について科学文献中で多くの主張がなされて
きているが、恐らくアミノキシジルを除いては、処方箋
薬、専売薬又は化粧品としての市販を許可されるに十分
なだけ、局所、経口又は全身投与のいずれでも不利な臨
床的副作用のないことが示されているものはない。多
分、禿げた又は禿げつつあるヒトの頭部での毛の発育を
部分的に成功させた唯一の手段は禿げた部分への毛の移
植である。しかし、これは非常な痛みを伴なう処置であ
り、いつも成功するとは限らない。更に、毛の移植を受
けたことは注意深く観察すればすぐに明らかとなり、こ
の処理の後に毛の再発育が元来の自然な発育毛と同様な
外観を呈するまでには数カ月又は数年もかかることがあ
る。
文献に報告されている多くの毛の再発育の研究の中に、
PCT国際出願No.WO85/04577に記載されているBazzanoの
研究がある。この文献は哺乳類の皮膚での毛の成長速度
を増加させ、毛の成長サイクルのアナーゲン相を長引か
せそして種々の型の脱毛症の治療に有用な組成物を記載
している。この組成物はピリミジンカルバメートを含ん
でいる。
ChidseyがUpjohn社に譲渡した米国特許第4,139,619号明
細書は遊離塩基もしくは酸付加塩としてのミノキシジル
又はある特定の関連イミノピリミジンを含む局所用組成
物が軟毛の終毛としての発育への変換を刺激すると共に
終毛の成長速度を増加させるのに有用であることを報告
している。
Bazzano及びChidseyが別々に報告しているように毛の発
育又は再発育を明らかに刺激する一方、ミノキシジル又
は関連化合物の居所使用後、特にミノキシジルの局所使
用後に全身性の副作用が発生しうることが一般に懸念さ
れている。ミノキシジルの経口投与による副作用は重篤
であり、体液貯留、頻脈、呼吸困難、性欲亢進、疲労、
悪心及び心毒性を含むことは医学文献中で一般的に認め
られている。ミノキシジルの局所使用後にある種の副作
用が生じたとする証拠も挙げられている。
発明の背景 ピログルタミン酸エステルのヒトの皮膚に対する作用に
関する研究の間に、ある種の予期しなかった反応が認め
られ、これらの物質は毛の成長を促進しうるであろうこ
とが示唆された。この点についてテストした結果、得ら
れた証拠はこの仮説を立証した。
発明の定義 従って、本発明は、 (i)構造式(1): [式中、Rはアリール基又はC1〜C30のアルキル、分枝
アルキルもしくはアルケニル基である]で表わされるピ
ログルタミン酸エステル又は該エステルの混合物を0.00
01〜99重量%の範囲の有効量、及び ii)化粧品として許容しうる前記エステルのビヒクル1
〜99.999重量%を含んでなり; 組成物中に存在するピログルタミン酸エステルの総量は
前記組成物を3ケ月以内の間ラットに局所投与したとき
に、ラットの毛の発育テストにおいて、前記エステルを
除いた対照組成物を使用して得られるものより少なくと
も10%まではラットの毛の発育を増加させるに十分なも
のである、毛の発育を誘発し維持し又は増加させるため
に哺乳類の皮膚又は毛に局所的に使用するのに好適な保
存処理した組成物を提供する。
発明の開示 ピログルタミン酸エステル 本発明によると、組成物は構造式(1): [式中、Rはアリール基、又はC1〜C30のアルキル、分
枝アルキルもしくはアルケニル基である]で表わされる
ピログルタミン酸エステルを含んでいる。
本発明の組成物は前記エステルの混合物も含有しうる。
好ましいピログルタミン酸エステルは、構造式(1)の
RがC1〜C20のアルキル基であるものであり、特に好ま
しい例は、次の通りである: 実施例中の促進剤−No ピログルタミン酸n−プロピルエステル 1 ピログルタミン酸n−ブチルエステル 2 ピログルタミン酸n−ペンチルエステル 3 ピログルタミン酸n−ヘキシルエステル 4 ピログルタミン酸n−ヘプチルエステル 5 ピログルタミン酸n−オクチルエステル 6 ピログルタミン酸n−ノニルエステル 7 ピログルタミン酸n−デシルエステル 8 本発明組成物中に存在するピログルタミン酸エステルの
全量は、ラットの毛の成長テスト(the Rat Hair Growt
h Test)に従うテストにおいて、このテスト用に選択し
たモデルのラットに3ケ月以内の間、前記組成物を局所
使用したときに、前記エステルを除いた対照組成物を使
用して得られるものより少なくとも10%多くラットの毛
の発育を増加させるに十分なものである。
エステルの量はラットでの毛の成長を、好ましくは少な
くとも20%、より好ましくは少なくとも30%、最も好ま
しくは少なくとも40%、理想的には少なくとも50%増加
させるに十分なものであるべきである。
毛の成長を誘発させ、維持し又は増加させるに十分な有
効量はエステルの有効性に依存し、あるものは他のもの
より有効であろうが、一般に、組成物の0.0001〜99重量
%、好ましくは0.01〜20重量%の量であれば、局所使用
後に皮膚に適切な量が供給されよう。
組成物の保存処理 本発明組成物は製造後、販売又は使用前に長い棚寿命を
有するものとなるような方法で保存処理するのが好まし
い。理想的には、組成物の有効期間は無限であろう。
エステルは、特に好ましい組成物の特徴をなす皮膚のpH
に近いpHで、細菌、かび及び真菌による攻撃並びにその
他の微生物の影響を受けやすいことは明白である。従っ
て、組成物を保存するための手段を講じない限りはエス
テルの生物分解により組成物の棚寿命(有効期間)は許
容し難い程短かいものとなろう。
保存処理の目的のためには、哺乳類の皮膚又は毛に組成
物を局所使用する前に組成物の微生物的損傷及び/又は
エステルの生分解を引き起こしうる生きた微生物汚染物
質が組成物中に存在しない又は実質的には存在しないこ
とが好ましい。しかし、本発明は、本明細書中に定義す
るように、組成物の使用前に微生物を実質的に増殖させ
ることのない保存条件の場合には、細菌の胞子のよう
な、生きているが休眠中の微生物を含みうる組成物にも
係るものである。
組成物の保存処理に使用しうる方法の例として次のもの
を挙げうる: (i)滅菌 滅菌して実質的に全ての生きた微生物汚染物質を除去又
は死滅させることにより本発明組成物を保存処理するこ
とができる。このことは、例えば、製薬業界で十分確立
されている手法を用いて、致死量のγ線の照射、加熱滅
菌又は限外濾過により達成しうる。
(ii)化学保存料 細菌、真菌又は他の微生物の増殖を防ぎ又はこれらを死
滅させる作用を有する化学保存料を含有させることによ
っても、本発明組成物を保存処理することができる。
化学保存料の例には、エタノール、安息香酸、安息香酸
ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、プロピ
オン酸ナトリウム及びp−ヒドロキシ安息香酸のメチ
ル、エチル、プロピル及びブチルエステルが含まれる。
本発明の組成物に含みうる化学保存料の量は、一般に0.
05〜5重量%、好ましくは0.1〜2重量%であり、選択
した量は微生物の増殖を阻止するに充分なものである。
(iii)水の活動度抑制剤(water activity depressant
s) 水の活動度抑制剤、例えば、グリセリン、プロピレング
リコール、ソルビトール、糖及び塩(例えば、アルカリ
金属のハロゲン化物、硫酸塩及びカルボン酸塩)を含有
することによっても本発明の組成物を保存処理しうる。
水の活動度抑制剤を使用するときには、本発明組成物
に、水の活動度(α)を1から0.9未満、好ましくは
0.85未満、最も好ましくは0.8未満に低下させるに十分
なものを含有させるべきである。これらの値の最も低い
ものは酵母菌、かび及び真菌が増殖しない値である。
pH ピログルタミン酸エステルは、特に組成物のpH値がアル
カリ性であるときに、加水分解されやすいものである。
従って、組成物が水性のときは酸性pH値を有することが
好ましい。組成物が水性でであるときの好ましいpH値は
2から7未満、理想的には4〜6.5である。
ビヒクル(vehicle) 本発明の組成物は、適切な希釈率でエステルを皮膚まで
運ぶために、固体、半固体又は液体の化粧品として許容
しうる及び/又は生理学的に許容しうるビヒクルも含ん
でいる。ビヒクルの種類は組成物を局所投与する際に選
択した方法に依存するであろう。ビヒクルそれ自身は不
活性であってもよく、あるいはそれ自身で生理学的又は
薬学的に有益なものであってもよい。
この目的のためのビヒクルの選択には組成物の所望の製
品の形態に応じて広範な可能性がある。好適なビヒクル
は本明細書に後記のように分類できる。
ビヒクルとは本発明に係るエステルの希釈剤、分散剤又
は溶媒として作用して、エステルを毛及び/又は頭皮に
適切な濃度で適用でき、そして均一に分布させうる物質
ということができる。ビヒクルは、エステルが皮膚内に
浸透し、毛包のすぐ周囲まで到達することを助けうるも
のであるのが好ましい。本発明組成物はビヒクルとして
の水及び/又は少なくとも1つの水以外の化粧品として
許容しうるビヒクルを含有しうる。
本発明の組成物に使用しうる水以外のビヒクルには固体
又は液体例えば軟化剤、溶媒、湿潤剤、増粘剤及び粉末
を含みうる。単一で又は1つ以上のビヒクルの混合物と
して使用しうるこれらのタイプのビヒクルの各々の例は
次の通りである: 例えば、ステアリルアルコール、モノリシノール酸グリ
セリル、モノステアリン酸グリセリル、プロパン−1,2
−ジオール、ブタン−1,3−ジオール、ミンク油、セチ
ルアルコール、イソステアリン酸イソプロピル、ステア
リン酸、パルミチン酸イソブチル、ステアリン酸イソセ
チル、オレイルアルコール、ラウリン酸、イソプロピ
ル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸デシル、オクタデ
カン−2−オール、イソセチルアルコール、パルミチン
酸セチル、ジメチルポリシロキサン、セバシン酸ジ−n
−ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イ
ソプロピル、ステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸
ブチル、ポリエチレングリコール、トリエチレングリコ
ール、ラノリン、ゴマ油、ココナッツ油、ピーナッツ
油、ヒマシ油、アセチル化したラノリンアルコール、石
油、鉱油、ミリスチン酸ブチル、イソステアリン酸、パ
ルミチン酸、リノール酸イソプロピル、乳酸ラウリル、
乳酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ミリスチン酸ミリ
スチル等の軟化剤; 例えば、トリクロロフルオロメタン、ジクロロジフルオ
ロメタン、ジクロロテトラフルオロエタン、モノクロロ
ジフルオロメタン、トリクロロトリフルオロエタン、プ
ロパン、ブタン、イソブタン、ジメチルエーテル、二酸
化炭素、亜酸化窒素等の噴射剤; 例えば、エチルアルコール、塩化メチレン、イソプロパ
ノール、ヒマシ油、エチレングリコールモノエチルエー
テル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノエチルエーテル、ジメチルスルホ
キシド、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン等
の溶媒; 例えば、グリセリン、ソルビトール、2−ピロリドン−
5−カルボン酸ナトリウム、可溶性コラーゲン、フタル
酸ジブチル、ゼラチン等の湿潤剤; 例えば、白亜、タルク、フラー土、カオリン、澱粉、ガ
ム、コロイド状二酸化シリコン、ポリアクリル酸ナトリ
ウム、テトラアルキル及び/又はトリアルキルアリール
アンモニウムスメクタイト、化学的に修飾した珪酸アル
ミニウムマグネシウム、有機的に修飾したモンモリロナ
イトクレー、水和珪酸アルミニウム、ヒュームドシリ
カ、カルボキシビニルポリマー、ナトリウムカルボキシ
メチルセルロース、エチレングリコールモノステアレー
ト等の粉末。
存在するならば水を含めた組成物中のビヒクルの量は毛
の発育を促進するに十分有効な量の選択したエステルの
少なくとも一部を皮膚まで運搬するに十分なものである
のが好ましいビヒクルの量は、特に組成物中に他の成分
がほとんど又は全く存在しない場合に、組成物の残部と
なりうる。従って、ビヒクルは組成物の1〜99.99重量
%、好ましく50〜99.5重量%、理想的には90〜99重量%
を構成しうる。
香料 本発明組成物は、消費者に組成物が受け入れられるもの
とし、また使用感を快適にするために十分な量の香料を
も適宜含有することができる。通常、香料は組成物の0.
01〜10重量%である。
活性増強剤 本発明の組成物は適宜活性増強剤をも含有しうる。
活性増強剤は、種々な方法でエステルの毛を成長させる
作用を増強するように機能しうる広範な分子から選択す
る。特定な種類の活性増強剤として、他の毛の発育刺激
剤、浸透増強剤及び陽イオンポリマーが挙げられ、これ
らが存在することにより、角質層を通ってエステルが毛
包のすぐ近傍にある作用部位へ到達する度合を更に改善
することができる。
ある種の活性増強剤はエステルのビヒクルとしても働き
うる。
(a)他の毛の発育刺激剤(Hair Growth Stimulants) それ自身で毛の発育を刺激又は増強させる能力を有する
他の物質の例として次のものを挙げうる: 塩化ベンザルコニウム 塩化ベンゼトニウム フェノール エストラジオール 塩酸ジフェンヒドラミン マレイン酸クロルフェニラミン クロロフィリン誘導体 コレステロール サリチル酸 シスチン、 赤トウガラシチンキ ニコチン酸ベンジル dl−メントール ペパーミント油 パントテン酸カルシウム パンテノール ヒマシ油 ヒノキチオール プレドニゾロン レゾルシノール。
それ自身で終毛の発育速度を増加させる能力を有する物
質として次のものを挙げうる: 構造式(2) [式中、Zは官能性窒素基、例えばアジト又は構造式−
NHB(ここで、Bは−H又は官能基例えばアセチル又は
有機もしくは無機陽イオンとの塩としての硫酸塩を表わ
す)を表わし;Mは−H又はSO3M1(ここで、M1は有機又
は金属の陽イオン、特にアルカリ金属を表わす);又は
アセチル基を表わし;RはC1〜C4アルキル基、特にメチ
ル;又はアリール基を表わし;Aは官能基例えば酸又は−
COOR1(ここでR1は−H又はC1〜C4アルキル基、特にメ
チルを表わす);又は金属、特にアルカリ金属を表わ
す]で表わされる、choay S.A.がEp−A−0064012に記
載したα−1,4エステル化二糖類; 構造式(3): のウロン酸残基と、構造式(4): のヘキソースアミン残基とからなるエステル化二糖単位 [式中,R1は−H、C3〜C10アルキル又は であり、 R″は−H、C1〜C4アルキル、 −CO(CH2mCH3、又は−SO3Mであり、 Rは−H、−CO(CH2mCH3、又は−SO3Mであり、 Mは−H又は金属もしくは有機の陽イオンであり、nは
0又は1〜7整数であり、そして mは0又は1もしくは2の整数であり、 R″で表わされる基は同じでも異っていてもよく、各ピ
ラノース環構造からの1つのR″基は配置がα−1,3、
α−1,4、β−1,3又はβ−1,4であるグリコシド結合で
結合しており;−COOR′、−CH2OR″及び−OR″基はピ
ラノース環に対してどちらの配置でもよい]を少なくと
も1つの含んでいる、EO−A−0211610にUnileverが記
載したエステル化二糖類; EP−0242967にUnileverが記載したミノキシジルグルク
ロナイド; WO86104231にUpjohn社が記載した硫酸ミノキシジル、及
び 米国特許第4139619号明細書にUpjohn社が記載したミキ
ノキシジル及び他のその誘導体。
ミノキシジルと本発明エステルとの特に好適な混合物と
して次のものを挙げうる: ミキノシジルとピログルタミン酸n−ペンチルエステル ミノキシジルとピログルタミン酸n−ヘキシルエステル ミノキシジルとピログルタミン酸n−ヘプチルエステル ミノキシジルとピログルタミン酸n−オクチルエステ
ル。
(b)浸透増強剤 前述の通り、浸透増強剤の存在により、皮膚乳頭の近く
の毛包のすぐ周囲にあるエステルの作用部位への、角質
層を通ってのエステルの到達を改善することによってエ
ステルの硬化を増強させることができる。
従って、浸透増強剤は様々な形で機能しうる。例えば、
皮膚表面上のエステルの分布を改善し、あるいは局所使
用したときに組成物から皮膚内へのエステルの分配を増
加させて作用部位へのエステルの浸透を助けることがで
きる。エステルの効果を増強する他の機能も関与しう
る。
浸透増強剤の例として以下のものが挙げられる: 2−メチルプロパン−2−オール プロパン−2−オール 2−ヒドロキシプロピオン酸エチル ヘキサン−2,5−ジオール POE(2)エチルエーテル ジ(2−ヒドロキシプロピル)エーテル ペンタン−2,4−ジオール アセトン POE(2)メチルエーテル 2−ヒドロキシプロピオン酸 2−ヒドロキシカプリル酸 プロパン−1−オール 1,4−ジオキサン テトラヒドロフラン ブタン−1,4−ジオール プロピレングリコールジペラルゴネート ポリオキシプロピレン15ステアリルエーテル オクチルアルコール オレイルアルコールのPOEエステル オレイルアルコール ウラリルアルコール アジピン酸ジオクチル アジピン酸ジカプリル アジピン酸ジイソプロピル セバシン酸ジイソプロピル セバシン酸ジブチル セバシン酸ジエチル セバシン酸ジメチル セバシン酸ジオクチル スベリン酸ジブチル アゼライン酸ジオクチル セバシン酸ジベンジル フタル酸ジブチル アゼライン酸ジブチル ミリスチン酸エチル アゼライン酸ジメチル ミリスチン酸ブチル コハク酸ジブチル フタル酸ジデシル オレイン酸デシル カプロン酸エチル サリチル酸エチル パルミチン酸イソプロピル ラウリン酸エチル ペラルゴン酸2−エチル−ヘキシル イソステアリン酸イソプロピル ラウリン酸ブチル 安息香酸ベンジル 安息香酸ブチル ラウリン酸ヘキシル カプリン酸エチル カプリル酸エチル ステアリン酸ブチル サリチル酸ベンジル 2−ヒドロキシプロピオン酸 2−ヒドロキシカプリル酸。
浸透増強剤の他の例として、以下のものが挙げられる: ジメチルスルホキシド N,N−ジメチルアセトアミド N,N−ジメチルホルムアミド 2−ピロリドン 1−メチル−2−ピロリドン 5−メチル−2−ピロリドン 1,5−ジメチル−2−ピロリドン 1−エチル−2−ピロリドン ホスフィンオキシド類 糖エステル類 テトラヒドロフルフリルアルコール 尿素 ジエチル−m−トルアミド、及び 1−ドデシルアザシクロヘプタン−2−オン。
浸透増強剤の他の例には表面活性剤が含まれ、その好ま
しい例としては以下のものが挙げられる: (i)陰イオン表面活性剤、例えば 脂肪酸の金属又はアルカノールアミン塩、例えばラウリ
ン酸ナトリウム及びオレイン酸トリエタノールアミン;
アルキルベンゼンスルホン酸塩、例えばドデシルベンゼ
ンスルホン酸トリエタノールアミン; アルキル硫酸塩、例えばラウリル硫酸ナトリウム;アル
キルエーテル硫酸塩、例えばラウリルエーテル硫酸ナト
リウム〔2〜8EO〕; スルホコハク酸塩、例えばジオクチルスルホコハク酸ナ
トリウム; モノグリセリド硫酸塩、例えばグリセリルモノステアレ
ートモノ硫酸ナトリウム; イセチオン酸塩、例えばイセチオン酸ナトリウム; メチルタウリド、例えばIgepon T; アシルサルコシン酸塩、例えばミリスチルサルコシン酸
ナトリウム; アシルペプチド、例えばMaypons及びLamepons; アシルラクチレート; ポリアルコキシル化エーテルグリコール酸塩、例えばト
リデセス−7カルボン酸; リン酸塩、例えばジラウリルリン酸ナトリウム; (ii)陽イオン表面活性剤、例えば、 アミン塩、例えば塩酸サパミン; 第四アンモニウム塩、例えばQuaternium5、Quaternium3
1及びQuaternium18; (iii)両性表面活性剤、例えば、 イミダゾール化合物、例えばMiranol; N−アルキルアミン酸、例えばココアミノプロピオン酸
ナトリウム及びアスパラギン誘導体; ベタイン、例えばココアミドプロピルベタイン; (iv)非イオン表面活性剤、例えば、 脂肪酸アルカノールアミド、例えばオレイン酸エタノー
ルアミド; ポリアルコールのエステル、例えばSpan; ポリグリセロールエステル、例えばC1218脂肪酸と1
つ又はいくつかのOH基でエステル化したもの; ポリアルコキシル化誘導体、例えばポリオキシ: ポリオキシエチレンステアレート、及びオクチルフェノ
キシポリエトキシエタノール(TRITON X−100); エーテル、例えばポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル; エステルエーテル、例えばTween; アミンオキシド、例えばココナッツ及びドデシルジメチ
ルアミンオキシド。
本発明の組成物には2つ以上の上記表面活性剤の混合物
も使用しうる。
(c)下記から選択した陽イオンポリマー: グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド Quaterium−19 Quaterium−23 Quaterium−40 Quaterium−57 ポリ(塩化ジプロピルジアリルアンモニウム) ポリ(塩化メチル−β−プロパンイオドアリルアンモニ
ウム) ポリ(塩化ジアリルピペリジニウム) ポリ(塩化ビニルピリジニウム) 四級化したポリ(ビニルアルコール) 四級化したポリ(ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト);及び その混合物。
本発明に従って使用するときの活性増強剤の量は、組成
物に対し、通常0.1〜50重量%、好ましくは0.5〜25重量
%最も好ましくは0.5〜10重量%である。
他の毛の発育促進剤助剤 本発明組成物は意図する製品の形態に応じて上記のもの
以外の助剤も含有しうる。例えば、抗菌剤、保存料、抗
酸化剤、乳化剤及び着色料を含有することもでき、これ
らのものにより組成物の安定性や消費者へのアピールを
改善するすることができる。
本発明の組成物は、広範な化粧品又は医薬品として活性
な成分、特に皮膚に使用したときに毛の発育を促進する
以外の何らかの有用な効果を有する成分のビヒクルとし
ても使用できる。
方法 本発明は、本明細書に定義したピログルタミン酸エステ
ルと適切なビヒクルを混合して、エステルが組成物の0.
0001〜99重量%となる本発明組成物を提供することから
なる、哺乳類の皮膚又は毛に局所使用するのに適した組
成物の製法をも提供する。
製品形態及び容器 本発明の組成物は、例えばロールボールアプリケーター
のようなアプリケーター、又は噴射剤を含有するエアゾ
ール缶のようなスプレーデバイス、又は液体の製品を分
配するポンプを具備した容器と共に使用するローショ
ン、シャンプー、ミルク又はクリームのような液体とし
て配合(製品化)することができる。あるいは、本発明
の組成物は、例えば好適なアプリケーター又は単にチュ
ーブ、ビン又は蓋つきビンと共に使用する、或いはふき
とり用ティッシュのような液体含浸織物として使用す
る、スティック、クリーム又はゲルのような固体又は半
固体であってもよい。
従って、本発明は本明細書に定義した組成物を含有する
密封容器をも提供する。
毛の発育を誘発し、維持し又は増加させるためのピログ
ルタミン酸エステルの使用方法 本発明は、毛の発育を誘発し、維持し又は増加させるた
めに、哺乳類の皮膚又は毛へ局所使用するための、本明
細書に定義したピログルタミン酸エステルの使用方法を
も提供する。
本発明の組成物は、終毛の再発育を促進するために、ヒ
ト、特に頭部が既に禿げている又は禿げつつあるヒトの
頭皮に局所使用することを主として意図したものであ
る。組成物を毛に、従って頭皮に適用して禿の開始を減
少させ又は防止することもできる。
組成物の量及び毛及び/又は頭皮への使用頻度は個人的
な必要性に応じて広範囲に変化させうる、一例として、
選択した活性化学物質を0.00001〜1g含有するものを1
日に0.1〜5g、少なくとも6ケ月の期間に亘り局所使用
すると、ほとんどの場合、毛の発育が改善される。
ラットモデルを使用した、毛の発育促進剤としてのピロ
グルタミン酸エステルの有効性の評価 ラットの毛の発育テスト(The Rat Hair Growth Test) 動物モデルとして雄性のアルビノのWistar系ラットを使
用して、各化合物の毛の発育に対する効果を評価した。
ラットはできるだけ少ない腹からのものを選択し、テス
ト開始時には各々ほぼ42日令であった。なめ合うことを
避けるために各ラットは別々に飼育した。
各比較において各群10匹のラットを使用し、次のように
毛の発育を評価した: 各ラットの上背部の正常皮膚の小さなパッチ(4cm×4c
m)を開始時に刈り込み、各刈り込み部分に、0.3mlの毛
の発育刺激組成物(又は対照組成物)を1日2回、土曜
日と日曜日には1回局所使用した。組成物中のテスト化
合物濃度は0.01〜20重量%から選択した。
毛の発育を誘発し、維持し又は増加させる能力という意
味での各ピログルタミン酸エステルの活性は一様ではな
いようであり、あるものは他のものより活性である。従
って、完全な評価のためには、選択したどのエステルの
濃度も、毛の発育促進剤としての活性を測定する予備テ
ストを行なった後、注意深く選択しなければならないこ
とを理解すべきである。いずれの場合でも、この濃度は
上記のように0.01〜20重量%の範囲内であろう。
標準的には3ケ月に亘って、毛をパッチ部分から週に2
回刈り取って収集し、各時点で計量し、毛の総重量を計
算した。これらのデータから、実験基間中の毛の発育の
量及び期間に対するピログルタミン酸エステルの毛の発
育刺激剤(テスト化合物)としての効果を評価できた。
陽性の反応、すなわち、対照と比べて3ケ月の処理後に
少なくとも10重量%の毛の増加は、テスト化合物がヒト
の毛の消失を防ぎ及び/又は禿を回復する能力を有して
いることを示す。
従って、本明細書に定義したエステルをラットの毛の発
育テストで単独に又は併用で評価すると、3ケ月の処理
後に少なくとも10重量%の毛の増加が得られるであろ
う。通常はこの3ケ月の期間よりかなり前に、10重量%
という最低値に到達するであろう。
実験1 1%w/vのピログルタミン酸n−ヘキシルエステルの局
所使用後の毛の発育の測定 本発明組成物での局所処理により毛の発育が刺激される
ことが判明した。この実施例は、ピログルタミン酸n−
ヘキシルエステルの局所使用の効果を示している。この
実験のテスト溶液は50%w/vエタノール水溶液中の溶液
の形で1%(w/v)のエステルを含有していた。毛の発
育の結果は下記第1表に示す。
これらの結果は、この実験で毛の発育が統計的に有意に
増加した(19%)ことを示している。
5%w/vピログルタミン酸n−ヘキシル又はn−オクチ
ルエステルの局所使用後の毛の発育の測定 実験1で使用した1%w/vピログルタミン酸エステルの
代りに5%w/vピログルタミン酸n−ヘキシル及びn−
オクチルエステルを別々に使用して実験1を繰り返し
た。毛の発育の結果を下記第2表に示す。
これらの結果は、毛の重量(すなわち発育)が各々20%
及び45%増加したことを示している。
実施例 以下の実施例により本発明を説明する。各実施例中、選
択したピログルタミン酸エステルは本明細書の中で先に
番号を付した毛の発育促進(刺激)剤に対応する。
実施例1 本実施例は、毛の発育を促進するために頭皮に局所使用
するのに適した本発明のローションを例示するものであ
る。
ローションの組成は次の通りである: %w/w 促進剤No1 0.1 エタノール 99.995 香料 q.s. 実施例2 本実施例は毛又は頭皮への使用に適するヘアートニック
を例示するものである。
ヘアートニックの組成は次の通りである: %w/w 促進剤No2 0.8 エタノール 50 水 49 香料 q.s. 実施例3 本実施例も頭皮に居所使用するのに適したローションを
例示するものである。
ローションの組成は次の通りである: %w/w 促進剤No3 1.5 プロパン−2−オール 10 エタノール 88.5 香料 p.s. 実施例4 本実施例も毛又は頭皮に使用するのに適したヘアートニ
ック例示するものである。
ヘアートニックの組成は次の通りである: %w/w 促進剤No4 0.2 エタノール 40 水 59.80 香料 q.s. 実施例5〜8 次の処方は男性又は女性の頭部の禿又は禿げかかってい
る状態の治療に局所使用しうるローションを例示するも
のである。
実施例9〜12 次の処方は禿の治療に使用しうるクリームを例示するも
のである。
実施例13 本実施例は本発明のエステルを含有する油中水型高内相
(high internal phase)エマルジョンを例示するもの
である。
エマルジョンは10容量%の油相と90容量%の水相とから
なっていた油相及び水相の組成は次の通りであった:油相 %w/w ソルビタンモノオレイン酸エステル 20 Quaternium−18ヘクトライト 5 流動パラフィン 75水相 促進剤No5 0.5 キサンタンガム 1 保存料 0.3 香料 q.s. 塩化ナトリウム(1%w/w溶液) 100まで 油相を10容量部取り、それに90容量部の水相をゆっくり
と加えてエマルジョンを調製した。
このようにして形成した高内相油中水型エマルジョン
は、毛の発育及び再発育を促進するために頭皮に局所的
に使用することができる。
以下の実施例14〜18は毛及び頭皮を洗うために使用し、
頭皮上の毛の発育を促進するためのシャンプーを例示す
るものである。
実施例14 %w/w ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 41.4 (2EO)〔21%AD〕 ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 4 〔30%AD〕 ココナッツ脂肪酸ジエタノールアミン 1.5 オレイルトリエトキシホスフェート 1 (BRIPHOS 03D) ポリグルコール−ポリアミン縮合樹脂 1.5 (POLYQUART H)〔50%活性〕 保存料、着色料、塩 0.58 促進剤No6 5 香料 q.s. 水 100まで 実施例15 %w/w ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 12 (2EO)〔100%AD〕 POLYMER JR 400 2.5 BRIPHOS 03D 2.5 促進剤No7 4 硫酸マグネシウム 5 香料 q.s. 水 100まで 実施例16 本実施例も頭皮に局所使用するのに適したローションを
例示するものである。
ローションの組成は次の通りである: %w/w 促進剤No8 1.5 プロパン−2−オール 10 エタノール 88.5 香料 q.s. 実施例17 本実施例も毛又は頭皮に使用するのに適したヘアートニ
ックを例示するものである。
ヘアートニックの組成は次の通りである: %w/w 促進剤No8 5 エタノール 40 水 50 香料 q.s. 実施例17a 本実施例も毛又は頭皮に使用するのに適したヘアートニ
ックを例示するものである。
ヘアートニックの組成は次の通りである: %w/w 促進剤No8 5 キノキシジル 0.5 エタノール 40 水料 50 香料 q.s. 実施例18 %w/w ラウリル硫酸モノエタノールアミン 20 〔100%AD〕 JAGUAR C13S 3 BRIPHOS 03D 1.7 ココナッツジエタノールアミド 5 促進剤No2 1 グルコン酸亜鉛 3 香料 q.s. 水 100まで pHは6.5に調整 実施例19 %w/w ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 12 (3EO):〔100%AD〕 JAGUAR C13S 0.3 BRIPHOS 03D 1 促進剤No3 2 塩化ナトリウム 4 香料 q.s. 水 100まで pHは6.5に調整。
実施例20 %w/w ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 12 (2EO)〔100%AD〕 POLYMER JR 400 3 BRIPHOS 03D 1 乳白剤(Opacifier) 9 促進剤No4 5 香料 q.s. 水 100まで pHは6.5に調整。
実施例21 本実施例は頭皮に局所使用しうる本発明の粉末組成物を
例示するものである。
%w/w 化学修飾した澱粉 5 化学修飾したセルロース − 硼酸 10 酸化亜鉛 5 促進剤No5 3 ミノキシジルグルクロナイド 5 香料 q.s. 白亜 10 タルク 100まで 実施例22 次の実施例は毛の消失を防止し、毛の再発育を促すため
に頭皮に局所使用しうる本発明のローションを例示する
ものである。
%w/w 促進剤No6 7 ミノキシジル 0.2 エタノール 16 クエン酸 1.05 水 100まで pHは水酸化ナトリウムで4.2に調整する。
実施例23及び24 これらの実施例は毛及び頭皮に使用するのに適したヘア
ートニックを例示するものである。
ヘアートニックの組成は次の通りである: 実施例25 本実施例は毛又は頭皮への局所使用に適したマイクロゲ
ルを例示するものである。
ゲルは次の処方を示していた: %w/w A.ポリオキシエチレン(10) 14.5 オレイルエーテル ポリオキシエチレン脂肪グリセリド 14.5 流体軽油(ligth liquid petroleum) 13.7 プロピレングリコール 7.6 ソルビトール 5.9 促進剤No1 4 B.香料 q.s. C.水 100まで Aを90℃に、Cを95℃に加熱し、次に撹拌しながらAに
Cを加えることによりこのマイクロゲルを製造した。次
に、Bを70℃で加え、最終混合物を冷却し、55℃〜60℃
でビンに注ぎ入れた。更に冷却するとゲルが形成され
た。
実施例26 本実施例は、毛を清浄にすると同時に阻害剤を頭皮に分
配して毛の発育又は再発育を促すために毛に局所使用す
るのに適したシャンプーを例示するものである。
シャンプーの組成は次の通りであった: %w/w ラウリル硫酸トリエタノールアミン 16.8 ココナッツジエタノールアミド 3.0 ヒドロキシプロピルメチル 0.25 セルロース(1) コーンシロップ(固形分80%)(2) 20.5 ジメチルポリシロキサン(3) 1.0 陽イオンセルロース(4) 0.5 エチルアルコール(SDA40) 9.0 ビニルカルボキシポリマー(5) 0.75 促進剤No2 1 香料、着色料、保存料 q.s. 水 100まで 酸又は塩基 pH6.5まで 1−Methocel E4M(Dow Chemical) 2−42 Dextrose 均等物(Staley 1300) 3−60,000センチストークス(Viscasil,GEC) 4−Polymer JR400 5−Carbopol 941(BF Goodrich) 実施例27〜28 次の処方は男性又は女性の禿又は禿げかかっている状態
の治療に局所的に使用しうるローションを例示するもの
である。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】i)0.0001〜99重量%の範囲の有効量の構
    造式(1) [式中、Rはアリール基又はC1〜C30のアルキル、分枝
    アルキルもしくはアルケニル基である]で表わされるピ
    ログルタミン酸エステル又は該エステルの混合物、 ii)1〜99.999重量%の化粧品として許容しうる前記エ
    ステルのビヒクル、及び iii)微生物の増殖を阻止するのに充分な量の化学保存
    料及び/又は水の活動度抑制剤を含んでなり、 前記エステルの前記有効量は、前記組成物を3ケ月以内
    の間ラットに局所投与したときに、ラットの毛の発育テ
    スト(the Rat Hair Growth Test)において、前記エス
    テルを除いた対照組成物を使用して得られるものより少
    なくとも10%多くラットの毛の発育を増加させるに十分
    なものであることを特徴とする、毛の発育を誘発し維持
    し又は増加させるために哺乳類の皮膚又は毛に局所的に
    使用するのに好適な保存処理した組成物。
  2. 【請求項2】ピログルタミン酸エステルをRがC1〜C20
    のアルキル基である構造式(I)のエステルから選択す
    る請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】エステルを ピログルタミン酸n−プロピルエステル ピログルタミン酸n−ブチルエステル ピログルタミン酸n−ペンチルエステル ピログルタミン酸n−ヘキシルエステル ピログルタミン酸n−ヘプチルエステル ピログルタミン酸n−オクチルエステル ピログルタミン酸n−ノニルエステル ピログルタミン酸n−デシルエステル、及び これらの混合物から選択する請求項1又は2に記載の組
    成物。
  4. 【請求項4】エステルがピログルタミン酸n−ヘキシル
    エステルである請求項1から3のいずれかに記載の組成
    物。
  5. 【請求項5】エステルがピログルタミン酸n−オクチル
    エステルである請求項1から3のいずれかに記載の組成
    物。
  6. 【請求項6】ピログルタミン酸エステルが組成物の0.01
    〜20重量%を形成する請求項1から5のいずれかに記載
    の組成物。
  7. 【請求項7】ビヒクルが保存料として作用する請求項1
    から6のいずれかに記載の組成物。
  8. 【請求項8】活性増強剤を更に含む請求項1から7のい
    ずれかに記載の組成物。
  9. 【請求項9】ビヒクルが活性増強剤として作用する請求
    項8に記載の組成物。
  10. 【請求項10】活性増強剤が他の毛の発育刺激剤である
    請求項8又は9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】他の毛の発育刺激剤がミノキシジルであ
    る請求項10に記載の組成物。
  12. 【請求項12】活性増強剤が浸透増強剤である請求項8
    に記載の組成物。
  13. 【請求項13】浸透増強剤が表面活性剤である請求項12
    に記載の組成物。
  14. 【請求項14】活性増強剤が陽イオンポリマーである請
    求項8に記載の組成物。
  15. 【請求項15】pH値が2から7未満である請求項1から
    14のいずれかに記載の組成物。
  16. 【請求項16】シャンプー又はヘアーコンディショナー
    である請求項1から15のいずれかに記載の組成物。
  17. 【請求項17】ヒトの皮膚又は毛に局所使用した後に毛
    の発育を誘発し、維持し又は増加させるための請求項1
    から16のいずれかに記載の組成物の使用方法。
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