JPH07115538A - 階調記録方法及び装置 - Google Patents

階調記録方法及び装置

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JPH07115538A
JPH07115538A JP5259691A JP25969193A JPH07115538A JP H07115538 A JPH07115538 A JP H07115538A JP 5259691 A JP5259691 A JP 5259691A JP 25969193 A JP25969193 A JP 25969193A JP H07115538 A JPH07115538 A JP H07115538A
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    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
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Abstract

(57)【要約】 【目的】階調性と解像度との両立を図ることができ低コ
ストで実施可能な階調記録方法及び装置を提供すること
を目的とする。 【構成】一定の大きさのマトリックス領域内におけるレ
ーザ光の露光位置を示す露光パターンPSAを用い、レ
ーザ光を画像の主走査方向に走査しながら副走査方向に
走査し、レーザ光の強度を露光パターンPSAに応じて
制御することによって濃度の階調性を有した記録を行う
階調記録方法であって、露光パターンPSAとして、レ
ーザ光による合計露光時間は同一であるが露光位置が互
いに異なる複数の露光パターンPSA2〜4を用い、画
像の各画素の濃度情報に応じた露光パターンを選択して
記録を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、面積階調による中間調
再現のための階調記録方法及び装置に関し、例えば電子
写真式の複写機又はプリンタ装置などに利用される。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリンタ装置又はデジタル複
写機などにおいて、中間調のある画像を記録するため
に、濃度パターン法、ディザ法など、種々の面積階調に
よる記録方法が提案されている。
【0003】濃度パターン法は、原画像の1画素に対し
てm×nのマトリックスの各ドット(要素)のしきい値
を対応させ、互いに異なる複数の面積パターンで表すも
のである。
【0004】ディザ法は、原画像の1画素に対してm×
nのマトリックスの各ドットのしきい値を1対1に対応
させるものであり、中心を核として順次太っていくよう
に構成されたドット集中型(Fattening型)
と、ドットがなるべく分散するように構成されたドット
分散型(Bayer型)とに分類される。ドット分散型
のしきい値マトリックスを用いた場合には、レーザ光の
光強度分布の影響で高γ(ガンマ)の記録特性となって
しまう。一方、ドット集中型のしきい値マトリックスを
用いた場合には、階調数を増大させるためにマトリック
スサイズを大きくとると解像度が低下し、解像度を向上
させるためにマトリックスサイズを小さくとると階調数
が減少してしまう。
【0005】また、階調性及び解像度を両立させるため
の記録方法として、図13に示すようにドット集中型の
しきい値マトリックスを変形したものとパルス幅変調と
を組み合せた方法(IH法)が提案されている(電子写
真学会誌第25巻第1号1986年第34頁)。このI
H法による表現可能な階調数rは、パルス幅変調による
ドット分割数Rとマトリックスサイズm×mとにより、
全白を含めると、r=m×m×L×0.5+1となり、
これ以前のディザ法と比べて高画質の出力が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、IH法を用い
た場合であっても、ドット集中型の場合と同様に、レー
ザ光の光強度分布の影響による出力特性の高ガンマ化が
避けられない。そのため、直線化出力を得るためには、
濃度変化が等間隔となるように必要なステップのみを抜
き出さなくてはならない。したがって、その場合には、
上述の式で計算される階調数rに比べて実際の階調数は
低下してしまい、それだけ画質が低下する。
【0007】このように、従来においては、階調性と解
像度との両立が充分に図られているとは言い難い。これ
は、出力濃度を上げるためには、マトリックス領域内に
おける発光ドット数、即ち合計露光時間(トータル露光
時間)を増やさなければならないという前提に立ってい
るためである。例えば上述したIH法の場合に、階調数
rを増大させるためにはマトリックスサイズmを大きく
するか、又はドット分割数Rを増やすことが必要となる
が、マトリックスサイズmの増大は解像度の低下を招
き、ドット分割数Rの増大は高速化対応が難しいという
状況に陥る。
【0008】この問題を解決する一手法として、レーザ
光を3値以上(多値)で強度変調することが考えられ
る。3値以上の強度変調を行うことによって、解像度を
低下させることなく階調性を高めることができるもの
の、多値レーザの安定性を確保することが困難であるた
め、それがコストアップにつながってしまう。
【0009】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
のであり、階調性と解像度との両立を図ることができ低
コストで実施可能な階調記録方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る方
法は、上述の課題を解決するため、画像を主走査方向及
び副走査方向に走査し、前記画像の各画素に対応して照
射されるエネルギーの量を制御することによって階調性
を得るようにした階調記録方法であって、一定の大きさ
の領域内における前記エネルギーの総照射量が同一であ
る複数の領域に対して、前記エネルギーを照射する位置
を互いに異ならせることによって互いに異なる階調の記
録を行う方法である。
【0011】請求項2の発明に係る方法は、画像を主走
査方向及び副走査方向に走査し、前記画像の各画素に対
応して照射される光源からの露光量を制御することによ
って階調性を得るようにした階調記録方法であって、一
定の大きさのマトリックス領域内における前記光源によ
る合計露光時間が同一である複数のマトリックス領域に
対して、前記光源によって露光される露光位置を互いに
異ならせることによって互いに異なる階調の記録を行う
方法である。
【0012】請求項3の発明に係る方法は、画像を主走
査方向及び副走査方向に走査するとともに、一定の大き
さのマトリックス領域内における露光位置を示す露光パ
ターンを用い、光源からの露光量を前記露光パターンに
応じて制御することによって階調性を有した記録を行う
階調記録方法であって、前記露光パターンとして、前記
光源による合計露光時間は同一であるが露光位置が互い
に異なる複数の露光パターンを用い、前記画像の各画素
の濃度情報に応じた露光パターンを選択して記録を行う
方法である。
【0013】請求項4の発明に係る方法は、前記光源の
強度を前記露光パターンに応じて零又は所定値のいずれ
かとなるように2値制御する方法である。請求項5の発
明に係る方法は、前記光源の強度を前記露光パターンに
応じて多値となるように強度変調する方法である。
【0014】請求項6の発明に係る装置は、光源による
合計露光時間は同一であるが露光位置が互いに異なる複
数の露光パターンを格納したパターンROMと、入力さ
れた画像データの各画素の濃度情報に応じた露光パター
ンを指定するための露光パターン指定手段と、指定され
た露光パターンのデータを前記パターンROMから読み
出すためのアドレス指定手段と、前記パターンROMか
ら読み出されたデータに基づいて光源の強度を制御する
ためのドライバ手段とを有して構成される。
【0015】
【作用】例えば回転する感光ドラム上に、レーザ光又は
LEDアレイなどの光源によって主走査方向に露光され
ると、一定以上のエネルギーで露光された部分がトナー
によって顕像化される。そのとき、一定の大きさの領域
内において、光源による合計露光時間が同一であって
も、光源による露光位置が相違する場合には、光源から
のエネルギーの加算状態が異なるため、顕像化される面
積が異なり、これによって互いに異なる階調の記録が行
われる。
【0016】
【実施例】図1は本発明に係るプリンタ装置1の概略図
である。プリンタ装置1は、走査光学系11、感光ドラ
ム12、帯電器13、現像器14、及び転写器15など
から構成されている。感光ドラム12は、図示の矢印方
向に定速で回転し、その表面が帯電器13によって所定
の電位に一様に帯電される。走査光学系11から出力さ
れる光ビーム(レーザビーム)が感光ドラム12上に結
像し、感光ドラム12の表面に静電潜像が形成される。
静電潜像は、現像器14によって現像され顕像化され
る。顕像化されたトナー像が転写位置に達すると、転写
器15によって記録紙PPに転写され、図示しない定着
器によって定着される。
【0017】図2は走査光学系11の概略を示す斜視図
である。半導体レーザ21は、図示しない制御部の画像
メモリなどから読み出した画像情報によって強度変調さ
れ、光ビームを出力する。光ビームは、コリメートレン
ズ22によりコリメートされ、回転多面鏡23によって
光偏向を受ける。偏光された光ビームは、fθレンズと
呼称される結像レンズ24により感光ドラム12上に像
を結び、ビーム走査を行う。このビーム走査に際して、
光ビームの各走査ラインの始端部の光をミラー25によ
り反射させ、ディテクタ26に導く。ディテクタ26か
らの検出信号はH方向(水平方向)の走査の同期信号と
して用いられる。
【0018】図3は半導体レーザ21の変調回路30の
ブロック図、図4はアドレス指定のタイミングを示す図
である。図3において、変調回路30は、パターンRO
M31、Zアドレスカウンタ32、Xアドレスカウンタ
33、Yアドレスカウンタ34、及びドライバ35から
なっている。
【0019】パターンROM31は、m×nのマトリッ
クスからなる多数の露光パターンPSを格納しており、
Zアドレスカウンタ32によって指定される露光パター
ンについて、各要素(セル)の値がXアドレスカウンタ
33及びYアドレスカウンタ34によって順次指定さ
れ、それぞれ1ビットのデータDEとして読み出され
る。露光パターンPSについては後で詳述する。
【0020】Zアドレスカウンタ32は、図示しない画
像メモリなどから読み出した画像データDGに基づい
て、1つの画像データDG毎に、つまり1画素毎に、Z
アドレスAZを生成して出力する。画像データDGは、
例えば1画素について6ビット又は8ビット程度の濃度
情報を有したデジタル信号である。
【0021】Xアドレスカウンタ33は、画素クロック
信号SCをカウントし、そのカウント値をXアドレスA
Xとして出力する。画素クロック信号SCは、画像クロ
ック信号に対してk倍(kは分割数)の周波数を有する
クロック信号である。つまり、1つの画像データDGが
入力されている間にk個の画素クロック信号SCが入力
される。Xアドレスカウンタ33は、後述する露光パタ
ーンPSの横方向(行方向、水平方向、又は主走査方
向)に配列される要素EMの個数に応じて、所定の値の
範囲でカウントを繰り返す。例えば、露光パターンPS
のサイズが4(縦)×16(横)であれば、図4に示す
ように、0〜15の範囲でカウントを繰り返す。
【0022】Yアドレスカウンタ34は、水平同期信号
SHをカウントし、そのカウント値をYアドレスAYと
して出力する。Yアドレスカウンタ34は、後述する露
光パターンPSの縦方向(列方向、垂直方向、又は副走
査方向)の要素EMの個数に応じて、所定の値の範囲で
カウントを繰り返す。例えば、露光パターンPSのサイ
ズが4(縦)×16(横)であれば、図4に示すよう
に、0〜3の範囲でカウントを繰り返す。
【0023】ドライバ35は、パターンROM31から
読み出されたデータDEに基づいて、半導体レーザ21
をオンオフ制御する。次に、パターンROM31に格納
された露光パターンについて説明する。
【0024】露光パターンは、縦横共にm個のドットD
Tからなる正方マトリックスの各ドットDTを横方向に
k分割し、分割されたそれぞれを要素EMとするm×
(m×k)のサイズのマトリックスからなる。各要素E
Mは「0」又は「1」の値をとる。「0」の場合は半導
体レーザ21がオフであり、「1」の場合は半導体レー
ザ21がオンである。したがって、半導体レーザ21の
オンに対応する感光ドラム12上の部分が露光されてそ
の電位が低下し、その部分にトナーが付着し、その結
果、記録紙PPのその部分が黒くなる。その逆に、半導
体レーザ21のオフに対応する記録紙PPの部分は白く
なる。したがって、「0」の値の要素EMを「白要素
(EMW)」、「1」の値の要素EMを「黒要素(EM
B)」ということがある。
【0025】ここで注意しなければならないことは、1
つの黒要素EMBによって記録紙PP上に黒く記録され
る像の面積は、その黒要素EMBの位置によって異なる
ということである。さらに詳しく言えば、その黒要素E
MBに隣接する要素が白要素EMWであるか黒要素EM
Bであるかによって異なり、しかも隣接位置が左右か上
下かによっても異なるのである。その理由については後
で詳述する。
【0026】図5は露光パターンPSAの例を示す図、
図6は図5に示す露光パターンPSAに対応する照射エ
ネルギーの状態を示す図、図7は図5に示す露光パター
ンPSAに対応する記録紙PP上の記録状態を示す図、
図8は光ビームの横方向移動による照射エネルギーの分
布状態を示す図である。なお、図6及び図7はシミュレ
ーションにより得られたものであり、図7は5.2er
gをしきい値として2値化した場合の記録状態である。
【0027】図5に示す露光パターンPSA1〜4は、
3×3ドットの正方マトリックスの各ドットDTを横方
向に4分割して3×12のマトリックスとし、その各要
素EMについて「0」を白で「1」を黒でそれぞれ示し
たものである。
【0028】1つの黒要素EMBに対応して半導体レー
ザ21がオンされ、半導体レーザ21から光ビームが感
光ドラム12上に照射される。したがって、1つの黒要
素EMBによって、感光ドラム12に対する単位時間の
光ビームの照射、すなわち露光が行われる。黒要素EM
Bの合計個数が合計露光時間となる。
【0029】なお、ここでは、正方マトリックスの各ド
ットDTが画像データDGの1画素に対応しており、各
ドットDTを4分割することによって、半導体レーザ2
1のパルス幅変調を行ったものである。光ビームは、例
えば、1つのドットDTに対して、静止した状態の半値
幅が主走査方向及び副走査方向にともに直径約60μm
の円形状である。そして、光ビームはその中心部におい
てエネルギーが高く、周辺に行くほどエネルギーは段々
と低くなっている。また、光ビームは、感光ドラム12
上を主走査方向に1ライン分走査した後、次のラインを
同様に走査するのであるから、露光パターンPSAの各
要素EMに対して、同行の要素EMは連続して走査され
るが、列が互いに異なる要素EMに対しては、走査が互
いに空間的間隔を置いて離散的に、つまり不連続に行わ
れる。
【0030】その結果、黒要素EMBが横方向に隣接し
た場合には、光ビームの照射エネルギーが互いに加算さ
れて増大し、その結果、図8に示すように最大照射エネ
ルギーは大きくなる。これに対し、黒要素EMBが縦方
向に隣接した場合には、照射エネルギーの関与が小さい
ので、最大照射エネルギーは大きくならない。つまり、
黒要素EMBの個数が同じであっても、換言すれば合計
露光時間が同じであっても、黒要素EMBが横方向に連
続して並んだ場合には最大照射エネルギーが大きく、黒
要素EMBが縦方向に並んだ場合には最大照射エネルギ
ーはそれよりも小さくなる。したがって、合計露光時間
が同じであっても、感光ドラム12上には、異なる照射
エネルギーによる静電潜像が形成される。
【0031】そうすると、そのような互いに異なる照射
エネルギーで形成された静電潜像を現像すると、感光ド
ラム12の感度及び現像バイアスの大きさに応じて、あ
るしきい値を越えた照射エネルギーを受けた部分のみに
トナーが付着して顕像化され、黒い像が形成される。
【0032】その結果、黒要素EMBの個数が同じであ
っても、その配列位置によって、記録紙PP上に記録さ
れる像の面積が異なることとなる。つまり、黒要素EM
Bの合計数が互いに同一である複数の露光パターンPS
Aに対して、黒要素EMBの位置を互いに異ならせるこ
とによって、互いに異なる階調の記録が行われる。
【0033】図5(A)において、露光パターンPSA
1は要素EMの合計数が「4」であり、中央の1つのド
ットDTを黒く記録するものである。この場合には、図
6(A)に示すように、照射エネルギーはほぼ同心円を
描いて広がっており、しきい値を5.2ergとした場
合には、図7(A)に示すように、中央部に円形状の黒
い像FG1が記録される。
【0034】図5(B)〜(D)において、露光パター
ンPSA2〜4は、いずれも要素EMの合計数は「5」
であり、4分の5ドットを記録するものである。しか
し、これらは要素EMの位置(つまりパターン)が相違
している。すなわち、露光パターンPSA2では、5つ
の黒要素EMBが横方向に連続して配置されているが、
露光パターンPSA3では、1つの黒要素EMBが他の
4つの黒要素EMBの上の行に配置され、露光パターン
PSA4では、2つの黒要素EMBが他の3つの黒要素
EMBの上の行に配置されている。
【0035】そのため、図6(B)〜(D)に示すよう
に、5つの黒要素EMBが横方向に連続している露光パ
ターンPSA2の照射エネルギーが最も大きくなり、連
続数の少ない露光パターンPSA4の照射エネルギーが
最も小さくなる。その結果、図7(B)〜(D)に示す
ように、露光パターンPSA2による像FG2が最も大
きく、露光パターンPSA4による像FG4が最も小さ
くなる。これを数値で示すと、露光パターンPSA1〜
4における像FG1〜4のドット面積率〔%〕はそれぞ
れ「2.6」「8.0」「5.0」「1.3」である。
図5乃至図7において、(A)と(D)との比較から明
らかなように、露光パターンPSの黒要素EMBの個数
が互いに異なる場合、その配列位置によっては、黒要素
EMBの個数の少ないものの方が記録紙PP上に記録さ
れる像の面積が大きくなることもある。
【0036】このように、マトリックスサイズm及びド
ット分割数Rが同じであっても、要素EMの位置を変え
ることによって、階調性を変えることができる。つま
り、解像度を低下させることなく階調数を増加させるこ
とができる。したがって、要素EMの合計個数と各要素
EMの位置との組み合わせによって、直線化された階調
特性を得ることができる。しかも、2値以上の強度変調
を行なわないので、レーザの安定性の問題を生じること
なく、低価格で実施することができる。
【0037】さて、パターンROM31には多数の露光
パターンPSが格納されているが、画像データDGが例
えば64階調である場合には、全白及び全黒を含めて6
4個の露光パターンPSが格納される。
【0038】図9及び図10はパターンROM31に格
納された露光パターンPSBの例を示す図である。図9
及び図10に示された露光パターンPSB0〜23は、
4×4ドットの正方マトリックスの各ドットDTを横方
向に4分割して4×16のマトリックスとし、その各要
素EMについて「0」を白で「1」を黒でそれぞれ示し
たものである。
【0039】これらの露光パターンPSB0〜23は、
64階調の露光パターンの中の第0階調〜第23階調の
露光パターンを示し、それぞれZアドレスAZが0〜2
3である。これらの露光パターンPSBを含む64個の
露光パターンPSBがパターンROM31に格納されて
いる。これらの露光パターンPSBは、次に示す光学特
性を有する走査光学系11に対して直線的な出力特性が
得られるように選ばれている。
【0040】解像度 :主走査2400
DPI 副走査600DPI 画像クロック :8.9MHz レーザ発光強度 :0.23mW 静止ビーム径(半値幅):主・副走査共60μm Zアドレスカウンタ32において、64階調の画像デー
タDGの値に対応したZアドレスAZが生成され、これ
によっていずれかの露光パターンPSBが指定される。
また、Xアドレスカウンタ33及びYアドレスカウンタ
34によってXアドレスAX及びYアドレスAYが指定
され、各露光パターンPSBの要素EMが順次データD
Eとして読み出され、その値に応じて半導体レーザ21
をオンオフ制御する。なお、ZアドレスAZ、Xアドレ
スAX、及びYアドレスAYは、必要に応じて合成さ
れ、合成されたアドレスによってパターンROM31の
アドレス指定が行われる。
【0041】その結果、同じ走査光学系11を用いてI
H法などの従来法により階調再現を行った場合に比べ、
解像度及び階調数はそのままで直線化出力が得られる。
また、階調数が64である場合において、パターンRO
M31に格納する露光パターンPSは64個必要である
が、各露光パターンPSの要素EM(データDE)は1
ビットであるため、データ量は従来と比較して増大する
ことなく、コスト的な問題とはならない。むしろ、露光
パターンPSの個数によって階調数を決めることができ
るので、階調数を小刻みに設定することができ、従来法
と比較してデータ量を少なくできることがあり、コスト
的に有利である。
【0042】上述の実施例においては、各要素EMを2
値としたが、2値以上とすることも可能である。2値以
上とすることによって、階調数をさらに増大させて高画
質化を図ることができる。また、分割数kを減少させ、
その分を多値化によって補うことにより、同じ階調数を
維持しながら、画素クロック信号SCの周波数を低くす
ることができるので、各部の動作に余裕が生じ、動作の
高信頼化とコストの低減を図ることが可能となる。
【0043】図11は3値化された露光パターンPSC
の例を示す図、図12は図11(B)に示す露光パター
ンPSC2に対応する照射エネルギーの状態及び記録紙
PP上の記録状態を示す図である。
【0044】図11に示す露光パターンPSC1〜3
は、図5に示す露光パターンPSAと同様に3×3ドッ
トの正方マトリックスの各ドットDTを横方向に4分割
して3×12のマトリックスとしたものであり、その各
要素EMについて「0」を白で「1」を灰で「2」を黒
でそれぞれ示したものである。「1」の値の要素EMを
「灰要素(EMG)」ということがある。
【0045】1つの灰要素EMG又は黒要素EMBに対
応して半導体レーザ21がオンされるが、黒要素EMB
のときには定格の強度となるようにオンされ、灰要素E
MGのときには定格の半分の強度となるようにオンされ
る。
【0046】このような露光パターンPSCによると、
黒要素EMB及び灰要素EMGの合計の個数が同じであ
っても、黒要素EMBと灰要素EMGとの割合い、及び
それらの配列位置によって、記録紙PP上に記録される
像FGの面積が異なることとなる。したがって、上述の
露光パターンPSAの場合よりも階調数を増大させるこ
とができる。
【0047】なお、露光パターンPSC1では、同一の
しきい値で記録される像FGの面積は露光パターンPS
A1と露光パターンPSA2との間であり、露光パター
ンPSC2では露光パターンPSA3よりも小さく、露
光パターンPSC3では最大照射エネルギーがしきい値
よりも低いため像FGは記録されない。これら露光パタ
ーンPSC1〜3における像FGのドット面積率〔%〕
はそれぞれ「5.1」「3.8」「0.0」である。
【0048】上述の実施例においては、半導体レーザ2
1を用いた走査光学系11を例にとって説明したが、L
EDアレイ、液晶、PLZTなどを用いた光学系におい
ても、感光ドラム12上での光強度分布が存在するた
め、半導体レーザ21を用いた場合と同様に露光位置に
よってドット面積率が変化し、階調数を増大させ且つ階
調特性の直線性を向上させることができる。
【0049】上の実施例においては、画像データDGの
1画素に露光パターンPSの1ドットDTを1対1で対
応させたが、画像データDGの1画素に1つの露光パタ
ーンPSを対応させてもよい。また、画像データDGの
1画素に露光パターンPSの複数のドットDTを対応さ
せてもよいし、画像データDGの1画素に1つ又は複数
の要素EMを対応させてもよい。
【0050】上述の実施例においては、スクリーン角が
0で1点から太っていくような露光パターンPSの場合
を説明したが、これ以外のタイプの露光パターンについ
ても適用できるのは明らかである。例えば、フルカラー
のプリンタ装置に適用する場合には、通常の印刷と同様
に各色ごとに異なったスクリーン角に設定した露光パタ
ーンを使用することが考えられる。本発明は、電子写真
法以外の方法によって画像を記録し、又は画像を可視化
して記録(表示)する場合にも適用することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明によると、階調性と解像度との両
立を図ることができ低コストで実施可能な階調記録方法
及び装置を提供することができる。また、従来の階調表
現方法に加えて露光位置を変えることによって階調表現
を行うことができるので、階調表現の自由度が増し、階
調性と解像度との両立を図りつつ階調特性の直線性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタ装置の概略図である。
【図2】走査光学系の概略を示す斜視図である。
【図3】半導体レーザの変調回路のブロック図である。
【図4】アドレス指定のタイミングを示す図である。
【図5】露光パターンPSAの例を示す図である。
【図6】図5に示す露光パターンに対応する照射エネル
ギーの状態を示す図である。
【図7】図5に示す露光パターンに対応する記録紙上の
記録状態を示す図である。
【図8】光ビームの横方向移動による照射エネルギーの
分布状態を示す図である。
【図9】パターンROMに格納された露光パターンの例
を示す図である。
【図10】パターンROMに格納された露光パターンの
例を示す図である。
【図11】3値化された露光パターンの例を示す図であ
る。
【図12】図11(B)に示す露光パターンに対応する
照射エネルギーの状態及び記録紙上の記録状態を示す図
である。
【図13】従来のIH法による階調記録方法を説明する
ための図である。
【符号の説明】 1 プリンタ装置(階調記録装置) 21 半導体レーザ(光源) 31 パターンROM 32 Zアドレスカウンタ(露光パターン指定手段) 33 Xアドレスカウンタ(アドレス指定手段) 34 Yアドレスカウンタ(アドレス指定手段) 35 ドライバ(ドライバ手段) PS,PSA,PSB,PSC 露光パターン EM 要素

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を主走査方向及び副走査方向に走査
    し、前記画像の各画素に対応して照射されるエネルギー
    の量を制御することによって階調性を得るようにした階
    調記録方法であって、 一定の大きさの領域内における前記エネルギーの総照射
    量が同一である複数の領域に対して、前記エネルギーを
    照射する位置を互いに異ならせることによって互いに異
    なる階調の記録を行う、 ことを特徴とする階調記録方法。
  2. 【請求項2】画像を主走査方向及び副走査方向に走査
    し、前記画像の各画素に対応して照射される光源からの
    露光量を制御することによって階調性を得るようにした
    階調記録方法であって、 一定の大きさのマトリックス領域内における前記光源に
    よる合計露光時間が同一である複数のマトリックス領域
    に対して、前記光源によって露光される露光位置を互い
    に異ならせることによって互いに異なる階調の記録を行
    う、 ことを特徴とする階調記録方法。
  3. 【請求項3】画像を主走査方向及び副走査方向に走査す
    るとともに、一定の大きさのマトリックス領域内におけ
    る露光位置を示す露光パターンを用い、光源からの露光
    量を前記露光パターンに応じて制御することによって階
    調性を有した記録を行う階調記録方法であって、 前記露光パターンとして、前記光源による合計露光時間
    は同一であるが露光位置が互いに異なる複数の露光パタ
    ーンを用い、 前記画像の各画素の濃度情報に応じた露光パターンを選
    択して記録を行う、 ことを特徴とする階調記録方法。
  4. 【請求項4】前記光源の強度を前記露光パターンに応じ
    て零又は所定値のいずれかとなるように2値制御するこ
    とを特徴とする請求項3記載の階調記録方法。
  5. 【請求項5】前記光源の強度を前記露光パターンに応じ
    て多値となるように強度変調することを特徴とする請求
    項3記載の階調記録方法。
  6. 【請求項6】画像を主走査方向及び副走査方向に走査
    し、前記画像の各画素に対応して照射される光源からの
    露光量を制御することによって階調性を有した記録を行
    う階調記録装置であって、 光源による合計露光時間は同一であるが露光位置が互い
    に異なる複数の露光パターンを格納したパターンROM
    と、 入力された画像データの各画素の濃度情報に応じた露光
    パターンを指定するための露光パターン指定手段と、 指定された露光パターンのデータを前記パターンROM
    から読み出すためのアドレス指定手段と、 前記パターンROMから読み出されたデータに基づいて
    光源の強度を制御するためのドライバ手段と、 を有してなることを特徴とする階調記録装置。
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