JPH07115502B2 - カラー中間調画像形成方法および装置 - Google Patents
カラー中間調画像形成方法および装置Info
- Publication number
- JPH07115502B2 JPH07115502B2 JP61167844A JP16784486A JPH07115502B2 JP H07115502 B2 JPH07115502 B2 JP H07115502B2 JP 61167844 A JP61167844 A JP 61167844A JP 16784486 A JP16784486 A JP 16784486A JP H07115502 B2 JPH07115502 B2 JP H07115502B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dot
- color
- black
- halftone image
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/46—Colour picture communication systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、カラー中間調画像形成方法および装置に関す
るものであり、特に良好な色再現を実現する中間調生成
画像を提供し、レーザプリンタ、インクジェットプリン
タ等の画像記録装置に用いて好適なカラー中間調画像形
成方法および装置に関するものである。
るものであり、特に良好な色再現を実現する中間調生成
画像を提供し、レーザプリンタ、インクジェットプリン
タ等の画像記録装置に用いて好適なカラー中間調画像形
成方法および装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、ドットマトリックス閾値パターンによる中間調生
成方法として、ディザ法や濃度パターン法が知られてい
る。
成方法として、ディザ法や濃度パターン法が知られてい
る。
周知のように、ディザ法は読取画素と記録画素が1対1
に対応する場合に適用される方式であり、濃度パターン
法は読取られた1画素を複数の記録画素と対応させるよ
うにした方式、すなわち、記録系の解像度が読取の解像
度より大きく取れる場合に適用される方式である。
に対応する場合に適用される方式であり、濃度パターン
法は読取られた1画素を複数の記録画素と対応させるよ
うにした方式、すなわち、記録系の解像度が読取の解像
度より大きく取れる場合に適用される方式である。
これらの方法は、それぞれ第7図(a)、(b)に示す
ように、濃度を表わす入力データ21と、ドットマトリッ
クス閾値パターン22との比較を行ない、前者の方が大き
いか等しければ出力をオン(あるいはオフ)、小さけれ
ばオフ(あるいはオン)にして中間調画像23を表現する
ものである。
ように、濃度を表わす入力データ21と、ドットマトリッ
クス閾値パターン22との比較を行ない、前者の方が大き
いか等しければ出力をオン(あるいはオフ)、小さけれ
ばオフ(あるいはオン)にして中間調画像23を表現する
ものである。
このような方式において、カラー画像の記録を行う時
に、まず原稿画像をB,G,Rの3種のフィルタをそれぞれ
介して撮影装置で読み取り、得られた3版をBフィルタ
出力画像に対してはイエロ、Gフィルタ出力画像に対し
てはマゼンタ、Rフィルタ出力画像に対してはシアンの
色材を用いて重ね刷りを行う。
に、まず原稿画像をB,G,Rの3種のフィルタをそれぞれ
介して撮影装置で読み取り、得られた3版をBフィルタ
出力画像に対してはイエロ、Gフィルタ出力画像に対し
てはマゼンタ、Rフィルタ出力画像に対してはシアンの
色材を用いて重ね刷りを行う。
その際、実際に使用する色材の不要吸収等の影響を除去
する為に、既知のマスキング処理を施してイエロ、マゼ
ンタ、シアンの色材量を決定することにより、色再現性
をよくする方法がとられている。
する為に、既知のマスキング処理を施してイエロ、マゼ
ンタ、シアンの色材量を決定することにより、色再現性
をよくする方法がとられている。
また、イエロ、マゼンタ、シアンが等量重なる場合に
は、ほぼ黒に等しくなることから、下色除去処理を施し
て、黒の色材を加えて、イエロ、マゼンタ、シアン、黒
の4色の色材を用いて色を再現する方法がとられてい
る。
は、ほぼ黒に等しくなることから、下色除去処理を施し
て、黒の色材を加えて、イエロ、マゼンタ、シアン、黒
の4色の色材を用いて色を再現する方法がとられてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した従来の技術は、次のような問題点を有してい
た。
た。
従来は、イエロ、マゼンタ、シアン、黒の4色の色材を
用いて中間調画像を生成する際に、4種の異なるドット
マトリックス閾値パターンを用いていた。
用いて中間調画像を生成する際に、4種の異なるドット
マトリックス閾値パターンを用いていた。
しかしながら、このような黒版の信号を生成して一種の
ドットマトリックス閾値パターンで黒を重ね刷りする
と、イエロ、マゼンタ、シアンの色点と、該3色の重ね
合わせの色点ブルー、グリーン、レッドの各色の上に黒
点が重ねられるドットが生じてしまい、当該画素に必要
な色面積が減少して、かつ白地面積が増加する為、色の
彩度が低下し、明度が増加してしまうという不都合が生
じていた。
ドットマトリックス閾値パターンで黒を重ね刷りする
と、イエロ、マゼンタ、シアンの色点と、該3色の重ね
合わせの色点ブルー、グリーン、レッドの各色の上に黒
点が重ねられるドットが生じてしまい、当該画素に必要
な色面積が減少して、かつ白地面積が増加する為、色の
彩度が低下し、明度が増加してしまうという不都合が生
じていた。
この不都合を以下に図面を参照して説明する。
第8図は、イエロが75%、マゼンタ59%、シアン24%で
重ね印刷して生じるある色の領域の色点の領域を示して
いる。ここに、黒(K)、赤(R)、緑(G)および青
(B)とイエロ(Y)、マゼンタ(M)およびシアン
(C)との間には、次の関係がある。
重ね印刷して生じるある色の領域の色点の領域を示して
いる。ここに、黒(K)、赤(R)、緑(G)および青
(B)とイエロ(Y)、マゼンタ(M)およびシアン
(C)との間には、次の関係がある。
K=Y+M+C R=Y+M G=Y+C B=M+C 次に、第8図の色領域に、ほぼ100%の下色除去を施し
て、イエロ、マゼンタ、シイアンの最終%を黒に置き換
えイエロ50%、マゼンタ35%、黒22%とした場合のこの
色領域の色点構成を第9図に示す。
て、イエロ、マゼンタ、シイアンの最終%を黒に置き換
えイエロ50%、マゼンタ35%、黒22%とした場合のこの
色領域の色点構成を第9図に示す。
なお、ここでは、説明を簡単にする為、イエロ、マゼン
タ、シアン、黒のドットマトリックス閾値パターンを第
10図(a)〜(d)に示したようなパターンを用いて説
明するが、マトリックスサイズが大きく(あるいは小さ
く)なったり、スクリーン角度が異なっても同様な現象
を生じることは明らかである。
タ、シアン、黒のドットマトリックス閾値パターンを第
10図(a)〜(d)に示したようなパターンを用いて説
明するが、マトリックスサイズが大きく(あるいは小さ
く)なったり、スクリーン角度が異なっても同様な現象
を生じることは明らかである。
第9図を見ると、○印の付けられたドットは黒点と色点
とが重なり合ったドットになっており、該色点の彩度が
黒点のそれに負けて、十分に彩度を発揮できなくなる。
このため、色の彩度が低下した。また、第9図では、無
色のドットが第8図のものより増加しており、これが明
度を増加させる原因になっていた。
とが重なり合ったドットになっており、該色点の彩度が
黒点のそれに負けて、十分に彩度を発揮できなくなる。
このため、色の彩度が低下した。また、第9図では、無
色のドットが第8図のものより増加しており、これが明
度を増加させる原因になっていた。
第9図の○印の付けられたドットは黒版に対して一様な
ドットマトリックス閾値パターンを用いている限り、必
ず生じ、下色除去した色領域の彩度が低下することは避
けられない。
ドットマトリックス閾値パターンを用いている限り、必
ず生じ、下色除去した色領域の彩度が低下することは避
けられない。
また、イエロ、マゼンタ、シアンの3色点が重なるドッ
トを検出して、そのドットを黒点に置き換えるという画
像形成法もあるが、その場合は、再現性は低下しないが
3色点が丁度重なるドットにしか下色除去が行なわれな
い。このため、100%黒版に置き換えすることができ
ず、下色除去の効果が薄れてしまうという不都合が生じ
ていた。
トを検出して、そのドットを黒点に置き換えるという画
像形成法もあるが、その場合は、再現性は低下しないが
3色点が丁度重なるドットにしか下色除去が行なわれな
い。このため、100%黒版に置き換えすることができ
ず、下色除去の効果が薄れてしまうという不都合が生じ
ていた。
本発明の目的は、以上のような不都合を除去する為に、
イエロ、マゼンタ、シアン、黒のドットパターンを形成
した後、当該画素領域内で、黒ドットと色ドットが重な
るドット位置を検出し、黒ドットと色ドットが重なるド
ット位置に打つ色ドットを当該画素領域内の黒ドットと
重ならないドット位置に移動することにより、色再現性
を低下させずに、100%の下色除去を可能にする画像形
成方法および装置を提供するにある。
イエロ、マゼンタ、シアン、黒のドットパターンを形成
した後、当該画素領域内で、黒ドットと色ドットが重な
るドット位置を検出し、黒ドットと色ドットが重なるド
ット位置に打つ色ドットを当該画素領域内の黒ドットと
重ならないドット位置に移動することにより、色再現性
を低下させずに、100%の下色除去を可能にする画像形
成方法および装置を提供するにある。
(問題点を解決するための手段および作用) 前記の問題点を解決するために、本発明は、原画像信号
を2値化して、前記原画像信号に応じた中間調画像画像
を得るカラー中間調画像形成方法または装置において、
下色除去後に配置された黒版のドットと、各Y,M,C版の
ドットの打点位置が重なるような場合に、前記Y,M,Cの
各色版の黒版のドットと重なる打点位置を、当該画素内
の黒版ドットがなく、かつ当該色版のドットがない打点
位置に移動させるようにすることにより、色再現性を低
下させることなく、100%の下色除去を可能にする点に
特徴がある。
を2値化して、前記原画像信号に応じた中間調画像画像
を得るカラー中間調画像形成方法または装置において、
下色除去後に配置された黒版のドットと、各Y,M,C版の
ドットの打点位置が重なるような場合に、前記Y,M,Cの
各色版の黒版のドットと重なる打点位置を、当該画素内
の黒版ドットがなく、かつ当該色版のドットがない打点
位置に移動させるようにすることにより、色再現性を低
下させることなく、100%の下色除去を可能にする点に
特徴がある。
(実施例) 以下に、図面を参照して、本発明の一実施例を説明す
る。第4図は本発明の一実施例を実現するのに使用され
るブロック図を示す。
る。第4図は本発明の一実施例を実現するのに使用され
るブロック図を示す。
図において、1は画像入力装置であり、カラー原稿を青
(B)、緑(G)、赤(R)の3種のフィルタで色分解
した信号をつくる。2は、画像入力装置1で得られたB,
G,R信号に対して色補正を行なうマスキング処理回路で
あり、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の
色材量に対応する信号を生成する。3は、Y,M,Cの色材
量から黒(k)の信号を抽出し、かつ下色除去を行な
い、新たにY,M,C.黒の4種の色材の量に対応する信号量
を生成する下色除去処理回路である。
(B)、緑(G)、赤(R)の3種のフィルタで色分解
した信号をつくる。2は、画像入力装置1で得られたB,
G,R信号に対して色補正を行なうマスキング処理回路で
あり、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の
色材量に対応する信号を生成する。3は、Y,M,Cの色材
量から黒(k)の信号を抽出し、かつ下色除去を行な
い、新たにY,M,C.黒の4種の色材の量に対応する信号量
を生成する下色除去処理回路である。
また、4はY,M,C,黒の信号にディザ処理または濃度パタ
ーン処理を施してドットパターンを出力する適応ディザ
処理回路であり、本発明の画像形成はこの処理回路4に
より実行される。5はインクジェットプリンタ、サーマ
ルプリンタ、ゼログラフィックプリンタなどのドット出
力型の記録装置である。
ーン処理を施してドットパターンを出力する適応ディザ
処理回路であり、本発明の画像形成はこの処理回路4に
より実行される。5はインクジェットプリンタ、サーマ
ルプリンタ、ゼログラフィックプリンタなどのドット出
力型の記録装置である。
第5図は第4図のブロック図中の適応ディザ処理回路の
一例を示している。
一例を示している。
第5図中、6〜9は、それぞれ、入力してくるY,M,Cお
よびKの信号に閾値パターンROM17に格納されている。
所定のドットマトリックス閾値パターンを適用し、イエ
ロ、マゼンタ、シアン、黒の各ドットパターンを形成す
るディザ処理回路であり、その出力値が1および0の2
値信号として各ビットマップメモリ10〜13に格納され
る。
よびKの信号に閾値パターンROM17に格納されている。
所定のドットマトリックス閾値パターンを適用し、イエ
ロ、マゼンタ、シアン、黒の各ドットパターンを形成す
るディザ処理回路であり、その出力値が1および0の2
値信号として各ビットマップメモリ10〜13に格納され
る。
14〜16は、それぞれCPU、ワーキング・エリア用のRAMお
よび、処理プログラムを格納しているROMである。これ
らは、イエロ、マゼンタ、シアンの各ビット情報と黒用
のビット情報とを比較して、各画素単位に色ドットと黒
のドットの重なりを検出し、色ドットと黒ドットの重な
るドット位置の色ドットを当該画素内の黒ドット及び色
ドットのないドット位置に移動させ、再びもとのビット
マップメモリ10〜13に情報を戻し重なり処理を実現する
機能を行なうものである。
よび、処理プログラムを格納しているROMである。これ
らは、イエロ、マゼンタ、シアンの各ビット情報と黒用
のビット情報とを比較して、各画素単位に色ドットと黒
のドットの重なりを検出し、色ドットと黒ドットの重な
るドット位置の色ドットを当該画素内の黒ドット及び色
ドットのないドット位置に移動させ、再びもとのビット
マップメモリ10〜13に情報を戻し重なり処理を実現する
機能を行なうものである。
次に本発明の一実施例である上記の機能を第1図のフロ
ーチャート、および第2図の説明図を参照してより具体
的に説明する。なお、第1図は前記ROM16中に格納され
ている処理プログラムのフローチャートを示す。
ーチャート、および第2図の説明図を参照してより具体
的に説明する。なお、第1図は前記ROM16中に格納され
ている処理プログラムのフローチャートを示す。
本実施例では濃度パターン法を用いているため、n×n
の出力画素で構成される入力画素ごとに処理を進める。
の出力画素で構成される入力画素ごとに処理を進める。
今、n=4の場合を例にして説明する。
最初にビットマップメモリ13および10から黒Kとイエロ
Yのビットデータを第2図(a)、(b)に示すように
それぞれRAM15に移す(ステップS1,S2)。次に両者のア
ンド(AND)をとり(ステップS3)、オンビット(論理
1ビット)の数をカウントする(ステップS4)。このN
が黒K、イエロYの重なりによるドット数Nを示す。第
2図の例では同図(c)に示されているように、N=2
となる。したがって、N個のイエロYのドットをイエロ
Yと黒Kのない場所に移さなければならない。
Yのビットデータを第2図(a)、(b)に示すように
それぞれRAM15に移す(ステップS1,S2)。次に両者のア
ンド(AND)をとり(ステップS3)、オンビット(論理
1ビット)の数をカウントする(ステップS4)。このN
が黒K、イエロYの重なりによるドット数Nを示す。第
2図の例では同図(c)に示されているように、N=2
となる。したがって、N個のイエロYのドットをイエロ
Yと黒Kのない場所に移さなければならない。
次に、イエロYと黒KのドットのないYの移動場所を求
めるために第2図(d)に示した様に黒KとイエロYの
n×n画素のビットデータのオア(OR)をとる(ステッ
プS5)。そして、次に第3図のYの閾値パターンを参照
しながら第2図(d)においてオンビット(論理1のビ
ット)の立っていない所の閾値の小さいところからN個
のビットを立てる(ステップS6)。これによって、第2
図(e)の最左列の下から1段目の場所に“1"が立つ。
次いで、この第2図(e)のビットデータから同図
(a)の黒Kのビットデータを引くことで、同図(f)
に示す新しいイエロYのビットパターンを作り、これを
イエロYのビットマップメモリ10に戻す(ステップS
8)。
めるために第2図(d)に示した様に黒KとイエロYの
n×n画素のビットデータのオア(OR)をとる(ステッ
プS5)。そして、次に第3図のYの閾値パターンを参照
しながら第2図(d)においてオンビット(論理1のビ
ット)の立っていない所の閾値の小さいところからN個
のビットを立てる(ステップS6)。これによって、第2
図(e)の最左列の下から1段目の場所に“1"が立つ。
次いで、この第2図(e)のビットデータから同図
(a)の黒Kのビットデータを引くことで、同図(f)
に示す新しいイエロYのビットパターンを作り、これを
イエロYのビットマップメモリ10に戻す(ステップS
8)。
以上の処理により、Yドットと黒ドットとの重なりがな
くなり、Yの色再現性が向上し、かつ明度が増加するこ
とがなくなる。
くなり、Yの色再現性が向上し、かつ明度が増加するこ
とがなくなる。
第1図では黒KとイエロYのビットデータの処理に関し
て説明したが、黒KとマゼンタM、黒KとシアンCにつ
いても同様の処理が引き続いて行なわれることになる。
この処理は第1図の処理と同じであるので、説明を省略
する。
て説明したが、黒KとマゼンタM、黒KとシアンCにつ
いても同様の処理が引き続いて行なわれることになる。
この処理は第1図の処理と同じであるので、説明を省略
する。
次に、前記した第9図の色領域に本発明を適用して画像
形成処理をした場合の一例を第6図に示す。ここでは、
マゼンタMのドットマトリックス閾値パターンは第3図
に示したイエロYのものと同じものを用いている。第6
図と第9図とを対比して見ると明らかなように、第6図
のドットパターンは第9図に比べて、黒ドットと重なっ
ていた色点の面積分が増加しており、色の彩度の低下、
および明度の増加を防止することができた。
形成処理をした場合の一例を第6図に示す。ここでは、
マゼンタMのドットマトリックス閾値パターンは第3図
に示したイエロYのものと同じものを用いている。第6
図と第9図とを対比して見ると明らかなように、第6図
のドットパターンは第9図に比べて、黒ドットと重なっ
ていた色点の面積分が増加しており、色の彩度の低下、
および明度の増加を防止することができた。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、色再
現性を低下させることなく、すなわち色の彩度の低下お
よび明度の増加をきたすことなく中間調画像が形成でき
る。例えば、黒版の生成に下色除去を用いた場合には、
色再現性を低下させることなく、100%の下色除去効果
を得る画像形成が可能になるという効果がある。
現性を低下させることなく、すなわち色の彩度の低下お
よび明度の増加をきたすことなく中間調画像が形成でき
る。例えば、黒版の生成に下色除去を用いた場合には、
色再現性を低下させることなく、100%の下色除去効果
を得る画像形成が可能になるという効果がある。
第1図は本発明の一実施例であるROM中に格納されてい
る処理プログラムの一部を示すフローチャート、第2図
は第1図を具体的に説明するための説明図、第3図はイ
エロYのドットマトリックス閾値パターンの一例を示す
図、第4図は本発明を実現するのに使用される概略ブロ
ック図、第5図はその要部である本発明の一実施例の適
応ディザ回路の詳細ブロック図、第6図は本発明によっ
て得られる色領域の一例を示す図、第7図は従来のドッ
トマトリックスによる中間調表現の代表的な二つの例を
示す図、第8図はY,M,C3色再現による色領域の例を示す
図、第9図は従来方式によって下色除去を施して得られ
た色領域の一例を示す図、第10図はY,M,C,Kのドットマ
トリックス閾値パターンの一例を示す図である。 3……下色除去処理回路、4……適応ディザ回路、10,1
1,12,13……Y,M,C,黒用ビットマップメモリ、14……CP
U、15……RAM、16……プログラムROM
る処理プログラムの一部を示すフローチャート、第2図
は第1図を具体的に説明するための説明図、第3図はイ
エロYのドットマトリックス閾値パターンの一例を示す
図、第4図は本発明を実現するのに使用される概略ブロ
ック図、第5図はその要部である本発明の一実施例の適
応ディザ回路の詳細ブロック図、第6図は本発明によっ
て得られる色領域の一例を示す図、第7図は従来のドッ
トマトリックスによる中間調表現の代表的な二つの例を
示す図、第8図はY,M,C3色再現による色領域の例を示す
図、第9図は従来方式によって下色除去を施して得られ
た色領域の一例を示す図、第10図はY,M,C,Kのドットマ
トリックス閾値パターンの一例を示す図である。 3……下色除去処理回路、4……適応ディザ回路、10,1
1,12,13……Y,M,C,黒用ビットマップメモリ、14……CP
U、15……RAM、16……プログラムROM
Claims (4)
- 【請求項1】原画像信号を2値化して、前記原画像信号
に応じた中間調画像を得るカラー中間調画像形成方法に
おいて、 黒版を作成した後に配置された黒版のドットと、各Y、
M、C版のドットの打点位置が重なるような場合に、前
記Y、M、Cの各色版の黒版のドットと重なる打点位置
を、当該画素内の黒版ドットがなく、かつ当該色版のド
ットがない打点位置に移動させるようにしたことを特徴
とするカラー中間調画像形成方法。 - 【請求項2】前記色版の打点位置を移動させる時、当該
画素内で移動させる打点位置の順序が予め決められてい
るようにしたことを特徴とする前記特許請求の範囲第1
項記載のカラー中間調画像形成方法。 - 【請求項3】Y、M、C版および黒版を作成する版作成
手段と、 前記版作成手段によって生成された黒版と、前記版作成
手段で生成されたY、M、C各版のドットの重なり打点
位置のY、MまたはCドットを該重なり打点位置周辺の
自色の存在しないドット位置に移動させる移動手段とを
具備したことを特徴とするカラー中間調画像形成装置。 - 【請求項4】前記版作成手段は特定の閾値パターンを用
いてY、M、C版および黒版を作成するものであって、 前記移動手段は、前記閾値パターンを参照してドットを
移動させる位置を決定することを特徴とする前記特許請
求の範囲第3項記載のカラー中間調画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61167844A JPH07115502B2 (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 | カラー中間調画像形成方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61167844A JPH07115502B2 (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 | カラー中間調画像形成方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6325045A JPS6325045A (ja) | 1988-02-02 |
JPH07115502B2 true JPH07115502B2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=15857131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61167844A Expired - Lifetime JPH07115502B2 (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 | カラー中間調画像形成方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07115502B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2002049341A1 (ja) * | 2000-12-11 | 2004-04-15 | 富士通株式会社 | 画像処理方法及び画像処理装置並びに記録媒体 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61125280A (ja) * | 1984-11-21 | 1986-06-12 | Nec Corp | 多色刷印刷装置 |
-
1986
- 1986-07-18 JP JP61167844A patent/JPH07115502B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6325045A (ja) | 1988-02-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4809063A (en) | Multicolor printing method using rectangular dither matrices of different size, shape, and arrangement of threshold values to minimize overlap of differently colored inks at lower gradations | |
EP0322680B1 (en) | Method of and apparatus for correcting color pattern in multicolor process | |
US4805033A (en) | Method of forming oblique dot pattern | |
DE69232992T2 (de) | Bildverarbeitungsverfahren und -Gerät | |
US5241396A (en) | Color printing yielding a dense black image | |
EP0417806B1 (en) | Method of recording halftone dot image | |
EP0160526B1 (en) | Image modification | |
JPH07333822A (ja) | 印刷版画像の作成方法および装置 | |
US5721578A (en) | Methods of gradation control and picture quality improvement in a thermal printer which adapts a staggered printing system | |
US6809839B1 (en) | System and method for rendering printing traps with application of color transformations | |
EP0261801A2 (en) | Color image recording apparatus | |
JPH07115502B2 (ja) | カラー中間調画像形成方法および装置 | |
US20020126303A1 (en) | Printer having scanning function, color converting device and color converting method | |
JPS5952969A (ja) | カラ−記録における中間調記録処理方式 | |
US6389167B1 (en) | Multi-level pixel density reduction for printers | |
US6325486B1 (en) | Image recording method | |
JPS6356069A (ja) | カラ−画像記録方法 | |
JP2651201B2 (ja) | カラープリンタ出力方式 | |
JPS60141585A (ja) | カラ−画像形成方法 | |
JP3235187B2 (ja) | カラープリンタ | |
JPS62149259A (ja) | 中間調画像形成方法 | |
JPH07182504A (ja) | 画像処理方法及び装置 | |
JPS63102949A (ja) | インクジエツト記録装置 | |
JP3489288B2 (ja) | 画像処理方法および画像処理装置 | |
JP3185435B2 (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |