JPH07115486B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH07115486B2
JPH07115486B2 JP61198988A JP19898886A JPH07115486B2 JP H07115486 B2 JPH07115486 B2 JP H07115486B2 JP 61198988 A JP61198988 A JP 61198988A JP 19898886 A JP19898886 A JP 19898886A JP H07115486 B2 JPH07115486 B2 JP H07115486B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、画像情報に応じて変調されたビームで感光体
上を走査するための回転多面鏡を有する記録装置に関す
る。
[従来の技術] 従来、この種のレーザ記録装置としてはレーザビームプ
リンタが一般に知られている。このプリンタは入力した
情報に応じて変調されたレーザ光を用いて感光体を露光
走査することにより、静電潜像を形成し、この静電潜像
をトナーと呼ばれる磁性現像剤で顕画化して紙等の被記
録材に像転写している。
第12図は上述の従来のレーザビームプリンタの一例を示
す。本図において、1はハウジングH内に回転可能に支
持されたセレン、もしくは硫化カドミウム等の半導体層
を表面に有する感光ドラムであり、本図矢印Aの方向に
定速に回転している。2はレーザ光Lを射出する半導体
レーザ、2Aはその半導体レーザ2のレーザ光量および点
灯消灯を入力情報に応じて制御する制御街路である。
半導体レーザ2から射出されたレーザ光Lはビームエキ
スパンダ3に入射されて、所定のビーム径をもったレー
ザ光となる。このレーザ光は鏡面を複数個有する多面体
ミラー4に入射される。この多面体ミラー4は低速回転
モータ(スキャナモータ)5により所定速度で回転する
ので、ビームエキスパンダ3から射出されたレーザ光は
この定速回転する多面体ミラー4で反射されて実質的に
水平方向に走査される。次に、レーザ光はf−θ特性を
有する結像レンズ6により、帯電器13により所定の極性
に帯電されている感光ドラム1上にスポット光として結
像される。
7は反射ミラー8によって反射されたレーザ光を検知す
るビーム検出器である。感光ドラム1上に所望の光情報
を得るための半導体レーザ2の変調動作のタイミング
は、上述のビーム検出器7の検出信号により決定され
る。一方、感光ドラム1上には上述の入力情報に応じて
結像走査されたレーザ光により静電潜像が形成される。
この潜像は現像器9においてトナーにより顕画化された
後、カセット10,11のいずれかから給送された被記録材
(一般的には用紙)上に転写される。その後、この被記
録材が定着器12を通過することにより、像は記録材に定
着され、図示しない排出部(排出トレイ)に排出され
る。
ところで、このようなレーザビームプリンタにおいて、
一般的に用いられている半導体レーザのレーザ電流(駆
動電流)に対するレーザ光量の特性(I−l特性)は、
第13図に示すようになっている。すなわち、第13図に示
すように、半導体レーザはレーザ電流Iがある閾値(I
th)まではレーザ発光は行なわないが、その閾値を越え
た時点でレーザ発光を行ない、そのレーザ発光状態にお
いてはレーザ電流Iに対するレーザ光量lがある一定と
傾きαを持っている。このαをスロープ効率と称してい
る。
レーザビームプリンタでは制御回路2Aにより半導体レー
ザ2の光量制御を行なって、規定光量lTになるようにレ
ーザ電流ITを決めている。その際、レーザ電流ITを定電
流駆動することにより、レーザ光量lTを一定に保つよう
にしている。
しかしながら、半導体レーザはI−l特性において第14
図に示すように、当初Aという特性を有しており、所定
の規定光量lTAに規定するためにレーザ電流をITAで定電
流駆動していた場合に、半導体レーザに電流を流してい
ることによる半導体レーザのチップ温度の上昇などに伴
ない、I−l特性がその後にBまたはCのように変化し
てしまうことがある。
従って、必要規定光量lTAが感光ドラム1に走査されて
いる場合は、正常であるが、I−l特性が第14図に示す
ように変化してしまい、レーザ電流がITにもかかわらず
レーザ光量がBのようにlTBと少なくなった場合には、
上述の潜像ができないような状態が生ずることがあり、
またCのようにlTCと多くなった場合にはレーザチップ
の破壊になるおそれがある。
そこで、半導体レーザの発光量を検出する手段を用い
て、例えばプリントとプリントの間の期間毎に半導体レ
ーザを発光させ、検出される光量が、規定光量lTとなる
レーザ電流を設定し、プリント時には、レーザ電流を画
像情報に応じてスイッチングされるスイッチング素子を
用いて設定されたレーザ電流が選択的に半導体レーザに
印加されるようにする方法が考えられている。
通常、回転多面鏡の停止時等の非プリント時には、上記
レーザ電流が半導体レーザに印加されない様に、上記ス
イッチング素子はオフされる。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、回転多面鏡を用いる記録装置では、たとえ
ば、電源電圧の低下やモータへの負荷の増大等に起因し
て回転多面鏡を画像記録に必要な回転数で回転させてお
くことができなくなることがある。このような場合、電
圧の低下によりスイッチング素子の動作自体が不安定と
なることがあり、レーザ電流が不所望に半導体レーザに
印加されてレーザが集中的に感光体に照射されたり、ド
アオープンや回転多面鏡の鏡面間の境界部でのレーザの
乱反射等により、装置外へレーザが放射されるといった
事態を招来しかねない。
本発明の目的は、上記のような技術的課題を解決し、回
転多面鏡が画像記録に必要な回転数で回転しているか否
かを検出し、画像記録に必要な回転数で回転していない
ことが検出された場合に、不所望に画像記録のための光
量のビームが発生されることを確実に抑制することがで
きる記録装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段及び作用] かかる目的を達成するために、本発明に従う記録装置
は、画像情報に応じて変調されたビームで、感光体上を
走査するための回転多面鏡を有する記録装置において、
ビーム発生手段に印加されるべき電流に対応したレベル
の制御信号を出力する制御手段と、前記制御信号のレベ
ルに対応した電流を発生する電流発生手段と、前記回転
多面鏡が画像記録に必要な回転数で回転しているか否か
を判断する判断手段とを有し、前記制御手段は、前記判
断手段により前記回転多面鏡が画像記録に必要な回転数
で回転していないと判断された場合、前記ビーム発生手
段に画像記録時の発光電流が印加されないように、前記
制御信号のレベルを制御することを特徴とする。
また、前記制御手段は、画像情報に応じて前記ビーム発
生手段への印加がスイッチングされるスイッチング電流
に対応したレベルの第1制御信号を出力する手段を有
し、前記電流発生手段は、前記第1制御信号のレベルに
対応したスイッチング電流を発生する手段を有し、前記
制御手段は、前記判断手段により前記回転多面鏡が画像
記録に必要な回転数で回転していないと判断された場
合、前記ビーム発生手段に画像記録時の発光電流が印加
されないように、前記第1制御信号のレベルを制御する
ことができる。
更に、前記制御手段は、画像情報に拘らず前記ビーム発
生手段に印加されるバイアス電流に対応したレベルの第
2制御信号を出力する手段を有し、前記電流発生手段
は、前記第2制御信号のレベルに対応したバイアス電流
を発生する手段を有し、前記制御手段は、前記判断手段
により前記回転多面鏡が画像記録に必要な回転数で回転
していないと判断された場合、前記ビーム発生手段に画
像記録時の発光電流が印加されないように、前記第2制
御信号のレベルを制御することができる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明実施例の要部回路構成を示す。
第1図において、101は中央処理装置(CPU)であり、情
報記録処理の全体制御を行う。102はレーザ光量比較制
御回路であり、A/D(アナログデジタル)変換回路を内
蔵したワンチップマイクロコンピュータからなり、後述
の第3図の制御手順に従って、レーザ光量に関する第2
図に示すような制御を行う。103はレーザ光量比較制御
回路102の一方の出力B1〜Bnに接続するD/A(デジタルア
ナログ)変換回路を有するバイアス電流制御回路であ
る。104はその回路103により制御されるバイアス定電流
回路であり、バイアス電流IBが入力する。また、105は
レーザ光量比較制御回路102の他方の出力D1〜Dnに接続
するD/A変換回路を有する発光電流制御回路である。106
はその回路105により制御される発光定電流回路であ
り、発光電流スイッチング回路107を介して発光電流ID
が入力される。
108は半導体レーザ、109はレーザ108のレーザ光を受光
するフォトダイオードである。110はフォトダイオード1
09からの検出信号を供給されるレーザ光量モニタ回路で
あり、検出した光量に相当する電圧VMがレーザ光量比較
制御回路102に出力される。111はレーザ光量を設定する
レーザ光量設定回路である。121はアンドゲート、122は
オアゲートである。
次に、第3図のフローチャートを参照して上述のレーザ
光量比較制御回路102の動作を説明する。
中央処理装置(CPU)101から自動光量調整開始信号(AP
CST)113が送られると(ステップ201)、レーザ光量比
較制御回路102はステップ202において発光電流制御回路
105およびバイアス電流制御回路103のD/A変換回路の入
力信号D1〜Dn、B1〜Bnを全てクリアし、それにより発光
定電流回路106とバイアス定電流回路104とを通じて、半
導体レーザ108に流れているレーザ電流Il(発光電流ID
+バイアス電流IB)を十分に小さな値にする(例えば、
レーザ発生領域内にレーザ電流Ilを設定する)。次のス
テップ203において画像信号であるビデオ信号(Video
(LON)信号)116をTRUE(真)として、半導体レーザ10
8に発光電流が流れるように、スイッチング回路107のゲ
ートを開ける。
ここで、発光電流制御回路105およびバイアス電流制御
回路103は上述のようにD/Aコンバータ等のディジタル値
をアナログ値に変換する回路を有しており、レーザ光量
比較制御回路102からの出力信号D1〜DnおよびB1〜Bn
より構成されるディジタル値をカウントアップ又はカウ
ントダウンすることにより、発光定電流回路106又はバ
イアス定電流回路104を介してレーザに流れるレーザ電
流Iを上述のカウントアップまたはカウントダウンに相
当する電気量(アナログ値)だけ変化させることができ
る回路構成となっている。
本実施例においては、第4図(A)に示すように、バイ
アス電流制御回路103でカウントされるバイアスカウン
ト値XBはレーザ光量比較制御回路102の出力B1を最下位
ビット(LSB)とし、Bnを最上位ビット(MSB)とするn
ビットの2進数と考え、バイアスカウント値XBをカウン
トアップ,カウントダウンするという表現を用いる。第
4図(A)はバイアスカウント値XBをカウントアップす
る状態を示している。ここで、“0"はLow(ロー)レベ
ル:FALSE(偽)とし、“1"はHigh(ハイ)レベル:TRUE
(真)とする。また上述のバイアスカウント値XBとバイ
アス電流IBの関係は第4図(B)に示すようにバイアス
カウント値XBの増加に伴ないバイアス電流IBが増加する
ものとする。また、発光カウント値XDと発光電流IDも第
4図(B)に示すと同様な関係にあるものとする。
また、半導体レーザ108の発光状態はレーザ装置112に内
蔵されているフォトダイオード109により光電変換さ
れ、レーザ光量モニタ回路110により処理されて、第5
図に示すような光量−電圧特性のモニタ電圧VMとして、
レーザ光量比較制御回路102にフォードバックされる。
さて、上述のステップ202においてバイアスカウント値X
Bおよび発光カウント値XDを共に“0"にした後、ステッ
プ203以降のステップでバイアス電流制御を行う。
そのバイアス電流制御では第2図(A),(B)のA領
域で示すように、発光電流カウントXDを“0"とした状態
で、バイアス電流カウント値XBを“1"づつカウントアッ
プすることにより(ステップ204)、そのカウントアッ
プされたカウント値XBに相当する電流(レーザ電流)を
バイアス定電流回路104により半導体レーザ108に流す。
そのレーザ電流に伴なうレーザ光量の検出値をレーザ光
量モニタ回路110を通じてレーザ光量比較制御回路102に
フィードバックしている。
半導体レーザ108はレーザ電流がしきい値電流Ithを越え
た時点で、レーザ発光を行なう。さらに、バイアス電流
カウント値XBをカウントアップして、半導体レーザ108
に流れる電流を増加させる。その後、モニタ電圧VMがバ
イアス電流規定電圧VBOに達した時点でバイアス電流カ
ウント値XBのカウントアップを終わらせる(ステップ20
5)。
この時のバイアス電流カウント値をXBO(バイアス電流
規定カウント値)とする。XBがXBOである状態では、レ
ーザ108はレーザ発光を行なっており、感光ドラム1上
に潜像を形成するのに十分な光量を出している場合も存
在するので、バイアス電流はバイアス電流規定カウント
値XBOにある一定の割合(例えば80%など)を乗算した
値にし、その値をXBTとする(ステップ206)。
レーザ108は上述のXBT(バイアス電流設定カウント値)
に相当する電流が流れているが、この時の電流バイアス
設定電流IBTとする。半導体レーザ108にバイアス設定電
流IBTが流れている状態で、モニタ電圧VMの確認を行な
い、モニタ電圧VMをバイアス電流規定電圧VBOから減算
した値の絶対値が電圧VBOにある一定の割合(α)をか
けた値VBO×αを越えていた場合には(ステップ207)、
ステップ202に戻ってバイアス電流カウント値XBを“0"
クリアにしてレーザ電流を止め、バイアス電流制御を始
めからやりなおす。すなわち、半導体レーザ108にバイ
アス設定電流IBTを流した状態で、発光電流制御を行な
う。この時のVideo信号をTRUEとし、発光電流スイッチ
ング回路107のゲートを開けておき、発光電流IDが半導
体レーザ108に流れる状態にしておく。
次に、|VBO−VM|≦VB×αの計算式が成立したら、ステ
ップ207からステップ208へ進む。
このときの発光電流制御は第2図(A),(B)のB領
域で示すように、バイアス電流カウント値XBをバイアス
電流設定カウント値XBTとし、半導体レーザ108にバイア
ス設定電流IBTを流した状態で行なう。発光電流カウン
ト値XDを“0"状態から“1"づつカウントアップする(ス
テップ208)。このカウントアップにより得られたその
カウント値XDに相当する電流IDを発光定電流回路106に
よりバイアス規定電流IBTに上乗せする。したがって、
レーザ電流Ilはバイアス規定電流IBTと発光電流IDを加
算したもの(Il=IBT+ID)となる。
レーザ電流Ilに伴なうレーザ光量は半導体レーザ装置11
2の内部に内蔵されているフォトダイオード109により光
電変更され、レーザ光量モニタ回路110により、レーザ
光量比較制御回路102にフォードバックしている。その
ため、発光電流カウント値XDを“1"づつカウントアップ
して行くことにより、発光電流IDが増加し、レーザ光量
が増えることとなる。
次に、そのレーザ光量が増えたことをモニタ電圧VMが増
加することにより検知する。すなわち、発光電流カウン
ト値XDをカウントアップし、レーザ108に流れる電流を
増加させて、モニタ電圧VMが発光光量規定電圧VDに達し
た時点で、発光電流カウント値XDのカウントアップを終
了させる(ステップ209)。
この時の発光電流カウント値をXDT(発光電流設定カウ
ント値)とする。半導体レーザ108にはXDT(発光電流設
定カウント値)に相当する電流が流れているが、この時
の発光電流を発光設定電流IDTとする。半導体レーザ108
に発光設定電流IDTが流れている状態で、モニタ電圧VM
の確認を行なう。すなわち、モニタ電圧VMが発光光量規
定電圧VDに対してある一定の領域(例えば±5%)内に
入っていない場合(ステップ210)には、発光電流カウ
ント値XDをクリアして(ステップ211)、発光電流ID
止め、ステップ208に戻って発光電流制御をやりなお
す。
モニタ電圧VMが発光光量規定電圧VDに対してある一定領
域に入っている場合で、中央処理装置101からのAPCST信
号がFALSEである場合は、発光電流設定カウント値XDT
よびバイアス電流設定カウント値XBTを保持したまま
で、発光電流スイッチング回路107のゲートを閉じて、
半導体レーザ108への電流をバイアス設定電流IBTのみと
する。また、上述のAPCST信号がTRUEの場合には、発光
電流スイッチング回路107のゲートは開けたままにして
おき、APCST信号がFALSEになった時点でゲートを閉じ
る。
上述の発光光量規定電圧VDは次のように求められる。ま
ずレーザ光量設定回路111によりレーザ光量設定電圧VO
が決められる。この電圧VOは、第6図に示すように、抵
抗分割による電圧が考えられる。レーザ光量比較制御回
路102に入力された設定電圧VOは、記録装置内の感光ド
ラム1のレーザ感度の差により補正される。感光ドラム
1の感度は中央処理装置1からCSEN1、CSEN2で示す信号
114で入力される。VOに対する補正値は中心値のVOに対
して例えば+10%、または−10%等の値となり、VOを補
正した値を発光光量規定電圧VDとする。
また、第7図(A),(B)に示すように、バイアスカ
ウント値XBをカウントアップすることによりレーザ電流
Ilを増加させ、バイアスカウント値XBが最大値(MAX)
になった時点TBにおいても、モニタ電圧VMがバイアス電
流規定電圧VBOに到達しない場合には、電流IBMAX(バイ
アスカウント値がMAXになった時の電流)または、電流I
BMAXの所定割合値をバイアス電流とする。
また、発光電流において所定のバイアス電流が流れてい
る状態において、発光電流制御を行なう。発光カウント
値XDをカウントアップすることにより、レーザ電流を増
加させ、発光カウント値XDが最大値になった時点TDにお
いてもモニタ電圧VMが発光光量規定電圧VDに到達しない
場合には、電流IDMAX(発光カウント値がMAXになった時
の発光電流)を流した状態で、発光電流制御を終了させ
る。
第8図は第1図に詳述したレーザ駆動電流制御回路501
以外の実施例の回路構成を示す。
本図において、503はスキャナモータ制御回路、504は発
光ドラム回転制御回路、505は感光ドラム検知回路であ
る。中央処理装置(CPU)1は公知のPLL等の制御集積回
路を用いて制御されているスキャナモータ制御回路50
3、感光ドラム回転制御回路504、およびマイクロスイッ
チやフォトインターラプタなどを用いた感光ドラム検知
回路505などを制御している。また、CPU101は制御卓や
リーダなどの外部制御装置からのプリント制御信号(PR
INT)506やビデオ信号(Video)507を受けたり、外部制
御装置からのテスト信号(MLON)508を受信し、それら
の信号に伴ない、第1図に示すようにレーザ駆動電流制
御回路501を制御している。
次に、第9図のタイミングチャートと第10図のフローチ
ャートを参照して上述のCPU101の制御動作を説明する。
まず、ステップ601において外部制御装置から信号PRINT
506が入力した場合、ステップ602でドラム駆動信号(DR
MD)513およびスキャナモータ駆動信号(SCNON)509をT
RUEにする。次に、ステップ603においてスキャナモータ
5がレディーになったことをつげる信号であるSCNRDY51
0がTRUEになったことを確認の上、続くステップ604で自
動光量調整開始信号(APCST)113をTRUEにする。
すると、ステップ605においてレーザ駆動電流制御回路5
01のレーザ光量比較制御回路102はすでに詳述したよう
に、半導体レーザ108の自動光量調整を行なう。その
後、ドラム駆動信号(DRMD)513がFALSE状態に、又はス
キャナモータ回転レディー信号(SCNRY)510がFALSEに
なった場合には(ステップ606)、次のステップ607にお
いてバイアスカウント値XBおよび発光カウント値XDをレ
ーザ光量比較制御回路102を通じてクリアさせて、半導
体レーザ108に流れる電流を十分小さくなるように制御
する。
この時、ドラム駆動信号(DRMD)513がFALSEになった時
点、またはFALSEになる前後の一定時間において、ステ
ップ607の処理を行なってもよい。
また、信号APCST113は連続プリント時においてはプリン
トとプリントの間の期間、すなわち紙と紙の間の非画像
域においてTRUEとなり、その非画像域中に自動光量調整
を終わらせている。また、一定時間TAPC以上、信号APCS
T113が発生するタイミングが無い場合は、そのTAPC時間
後に自動光量調整を行なう。第11図の信号TOPER601は上
述の非画像域を示す。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、回転多面鏡が画
像記録に必要な回転数で回転しているか否かを検出し、
画像記録に必要な回転数で回転していないことが検出さ
れた場合に、不所望に画像記録のための光量のビームが
発生されることを確実に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例のレーザ駆動電流制御回路の構成
を示すブロック図、 第2図は第1図のレーザ駆動電流制御回路の動作を示す
特性図、 第3図は第1図のレーザ光量比較制御回路の動作を示す
フローチャート、 第4図(A),(B)は本発明実施例のバイアスカウン
ト値(または発光カウント値)とバイアス電流(または
発光電流)との関係を示す図、 第5図は本発明実施例のレーザ光量とモニタ電圧の関係
を示す特性図、 第6図は第1図のレーザ光量設定回路の構成例を示す回
路図、 第7図(A),(B)は、第1図のレーザ光量比較制御
回路の動作を示す特性図、 第8図は本発明実施例のその他の回路の構成を示すブロ
ック図、 第9図は第8図の回路の出力信号のタイミングを示すタ
イミングチャート、 第10図は第8図の中央処理装置の動作を示すフローチャ
ート、 第11図は第8図の回路の出力信号のタイミングチャー
ト、 第12図は従来のレーザ記録装置の構成を示す斜視図、 第13図は半導体レーザの電流に対する光量の関係を示す
特性図、 第14図は半導体レーザの電流に対する光量の関係を示す
特性図である。 101……中央処理装置、 102……レーザ光量比較制御回路、 103……バイアス電流制御回路、 104……バイアス定電流回路、 105……発光電流制御回路、 106……発光定電流回路、 107……発光電流スイッチング回路、 108……半導体レーザ、 109……フォトダイオード、 110……レーザ光量モニタ回路、 111……レーザ光量設定回路、 501……レーザ制御回路(レーザ駆動電流制御回路)、 503……スキャナモータ制御回路、 504……感光ドラム回転制御回路、 505……感光ドラム検知回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 馨 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 征矢 隆志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−203175(JP,A)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報に応じて変調されたビームで、感
    光体上を走査するための回転多面鏡を有する記録装置に
    おいて、 ビーム発生手段に印加されるべき電流に対応したレベル
    の制御信号を出力する制御手段と、 前記制御信号のレベルに対応した電流を発生する電流発
    生手段と、 前記回転多面鏡が画像記録に必要な回転数で回転してい
    るか否かを判断する判断手段とを有し、 前記制御手段は、前記判断手段により前記回転多面鏡が
    画像記録に必要な回転数で回転していないと判断された
    場合、前記ビーム発生手段に画像記録時の発光電流が印
    加されないように、前記制御信号のレベルを制御するこ
    とを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、画像情報に応じて前記ビ
    ーム発生手段への印加がスイッチングされるスイッチン
    グ電流に対応したレベルの第1制御信号を出力する手段
    を有し、 前記電流発生手段は、前記第1制御信号のレベルに対応
    したスイッチング電流を発生する手段を有し、 前記制御手段は、前記判断手段により前記回転多面鏡が
    画像記録に必要な回転数で回転していないと判断された
    場合、前記ビーム発生手段に画像記録時の発光電流が印
    加されないように、前記第1制御信号のレベルを制御す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の記録
    装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、画像情報に拘らず前記ビ
    ーム発生手段に印加されるバイアス電流に対応したレベ
    ルの第2制御信号を出力する手段を有し、 前記電流発生手段は、前記第2制御信号のレベルに対応
    したバイアス電流を発生する手段を有し、 前記制御手段は、前記判断手段により前記回転多面鏡が
    画像記録に必要な回転数で回転していないと判断された
    場合、前記ビーム発生手段に画像記録時の発光電流が印
    加されないように、前記第2制御信号のレベルを制御す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項に
    記載の記録装置。
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