JPH07114875A - 蛍光管製造装置 - Google Patents

蛍光管製造装置

Info

Publication number
JPH07114875A
JPH07114875A JP26054193A JP26054193A JPH07114875A JP H07114875 A JPH07114875 A JP H07114875A JP 26054193 A JP26054193 A JP 26054193A JP 26054193 A JP26054193 A JP 26054193A JP H07114875 A JPH07114875 A JP H07114875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass tube
rotating
rotating body
tube
parallel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26054193A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunikatsu Moriguchi
邦勝 森口
Masao Nakayama
正雄 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Narita Mfg Ltd
Original Assignee
Narita Mfg Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Narita Mfg Ltd filed Critical Narita Mfg Ltd
Priority to JP26054193A priority Critical patent/JPH07114875A/ja
Publication of JPH07114875A publication Critical patent/JPH07114875A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 互いに平行又は略平行な回転軸芯X周りで回
転する複数の回転体2を設けて、径方向で隣合う回転体
2間にガラス管1を回転軸芯Xと平行又は略平行に嵌ま
り込ませてその長手方向複数位置を載置支持し、ガラス
管1の回転体2による載置支持位置をガラス管長手方向
に沿って移動させる移動手段15を設けて、回転体2の
回転でガラス管1を自転させながら、高温の雰囲気中で
当該ガラス管1を加熱して、ガラス管内周面に蛍光体を
焼付ける。 【効果】 回転体からの熱がガラス管長手方向に分散し
てガラス管に伝わって、ガラス管をその全長に亘って均
一な温度に加熱し易く、従って、ガラス管内周面への蛍
光体の焼付け度合いにむらができにくいとともに、略一
定位置のガラス管周部が過度に加熱されるおそれも少な
いから、ガラス管をその全長に亘って均質に加工し易
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに平行又は略平行
な回転軸芯周りで回転する複数の回転体が設けられ、径
方向で隣合う前記回転体間にガラス管を前記回転軸芯と
平行又は略平行に嵌まり込ませてその長手方向複数位置
を載置支持し、前記回転体の回転で前記ガラス管を自転
させながら、高温の雰囲気中で当該ガラス管を加熱し
て、ガラス管内周面に蛍光体を焼付ける蛍光管製造装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】冒記蛍光管製造装置は、ガラス管を均一
に加熱してガラス管内周面に蛍光体を焼付けることがで
きるように、ガラス管の長手方向複数位置を径方向で隣
合う回転体間に載置支持して、ガラス管を自転させなが
ら加熱するものであるが、図6,図7に示すように、従
来の回転体02は、ガラス管01を載置支持する載置支
持部03が、回転体02の回転軸芯X対して直交する方
向に沿って、当該回転軸芯X周りで環状に設けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高温の雰囲気中にある
回転体02はその温度が上昇し易いが、上記従来技術に
よれば、回転体02の回転でガラス管01を自転させる
と、載置支持部03によるガラス管01の載置支持位置
がガラス管周方向に沿って一定の環状に移動するに過ぎ
ないから、ガラス管01を隣合う回転体02間に嵌まり
込ませてその載置支持部03に一旦載置支持させると、
ガラス管内周面に蛍光体を焼付ける一連の工程が終了す
るまで、回転体02からの熱が載置支持部03を介して
ガラス管長手方向で略一定位置のガラス管周部にのみ伝
わって、その部分が過度に加熱され易い。この為、ガラ
ス管01をその全長に亘って均一な温度に加熱できず、
ガラス管内周面への蛍光体の焼付け度合いにむらができ
易いとともに、略一定位置のガラス管周部が過度に加熱
された結果その部分が軟化してしまったような場合に
は、ガラス管周部に周方向に沿って環状のくびれができ
易く、ガラス管01をその全長に亘って均質に加工しに
くい欠点がある。本発明は上記実情に鑑みてなされたも
のであって、ガラス管の回転体による載置支持構造を工
夫することにより、ガラス管をその全長に亘って均一な
温度に加熱し易く、従って、ガラス管をその全長に亘っ
て均質に加工し易い蛍光管製造装置を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為の
本発明の特徴構成は、互いに平行又は略平行な回転軸芯
周りで回転する複数の回転体が設けられ、径方向で隣合
う前記回転体間にガラス管を前記回転軸芯と平行又は略
平行に嵌まり込ませてその長手方向複数位置を載置支持
し、前記回転体の回転で前記ガラス管を自転させなが
ら、高温の雰囲気中で当該ガラス管を加熱して、ガラス
管内周面に蛍光体を焼付ける蛍光管製造装置であって、
前記回転体間に載置支持したガラス管の当該回転体によ
る載置支持位置をガラス管長手方向に沿って移動させる
移動手段が設けられている点にある。前記移動手段が、
前記回転体の前記ガラス管に対する載置支持部を、前記
回転軸芯に対して斜めに交差する方向に沿って設けて構
成されていても良い。前記載置支持部が前記回転軸芯周
りで環状に設けられていても良い。
【0005】
【作用】回転体からの熱がガラス管長手方向に分散して
ガラス管に伝わる。前記移動手段が、回転体のガラス管
に対する載置支持部を、回転軸芯に対して斜めに交差す
る方向に沿って設けて構成されている場合は、例えば、
回転体に載置支持されているガラス管自体をガラス管長
手方向に強制移動させる手段等を別途設けることなく、
回転体の回転にともなって、ガラス管の載置支持位置が
ガラス管長手方向に移動する。前記載置支持部が回転軸
芯周りで環状に設けられている場合は、回転体からの熱
が常にガラス管周面に伝わり、回転体からの熱がガラス
管周方向にも効率良く分散してガラス管に伝わる。
【0006】
【発明の効果】請求項1記載の蛍光管製造装置は、ガラ
ス管をその全長に亘って均一な温度に加熱し易く、従っ
て、ガラス管内周面への蛍光体の焼付け度合いにむらが
できにくいとともに、略一定位置のガラス管周部が過度
に加熱されるおそれも少ないから、ガラス管をその全長
に亘って均質に加工し易い。請求項2記載の蛍光管製造
装置は、移動手段の構造を簡略化できる。請求項3記載
の蛍光管製造装置は、回転体からの熱がガラス管長手方
向とガラス管周方向との双方に効率よく分散してガラス
管に伝わり、ガラス管をその全長に亘ってその周方向に
も均質に加工し易い。
【0007】
【実施例】図4,図5は、互いに平行又な回転軸芯X周
りで回転する複数の回転体2が設けられ、径方向で隣合
う回転体2間に蛍光管材料のガラス管1を回転軸芯Xと
平行に嵌まり込ませてその長手方向複数位置を載置支持
し、回転体2の一定方向への回転でガラス管1を自転さ
せながら、高温の雰囲気中で当該ガラス管1を加熱し
て、ガラス管内周面に蛍光体を焼付ける、液晶表示パネ
ルのバックライト用に使用される蛍光管の製造装置を示
し、ガラス管(外径3mm〜4mm程度,ガラス厚さ
0.8mm〜1mm程度)1を700°C程度の高温の
雰囲気中で加熱してガラス管内周面に蛍光体を焼付ける
加熱炉Aと、ガラス管1を加熱炉A内に搬送する搬送装
置Bと、蛍光体がバインダーと共に内周面に塗布されて
いるガラス管1を一本ずつシュートC1を介して搬送装
置Bに供給する供給装置Cと、蛍光体の焼付けが終了し
たガラス管1を搬送装置Bから回収する回収装置Dとが
設けられている。
【0008】前記加熱炉Aには、多数の加熱用バーナー
A1と、炉床A2と、加熱中のガラス管1内に酸素分の
多い空気を吹込んで蛍光体のガラス管内周面への焼付け
を促進させる空気吹込みパイプA3とが備えられ、搬送
装置Bには、搬送方向に沿って並設した多数の金属製回
転体2と、これらの回転体2を加熱炉Aの内外に亘って
循環移動させる左右一対の公転用無端チェーン3と、回
転体2の各々を各別に回転させる自転用無端チェーン4
と、これらの無端チェーン3,4を回動移動させる駆動
スプロケット5,6とを設けて構成されている。
【0009】前記回転体2の各々は、図3に示すよう
に、左右の公転用チェーン3に固定した軸受け7に回転
自在に支承されている中空の回転軸部材8と、自転用無
端チェーン4に噛み合う状態で回転軸部材8に固定され
ているスプロケット9と、機枠Eに固定したレール10
上を転動する左右一対の転輪11と、ガラス管1を載置
支持する多数の環状鍔12とを設けて構成され、環状鍔
12をボス13を介して回転軸部材8に一体固定して、
自転用無端チェーン4の回動でスプロケット9が回転す
ると環状鍔12が回転軸部材8と共に一定方向に回転し
て、径方向で隣合う環状鍔12間に載置支持したガラス
管1が自転するよう構成してある。前記環状鍔12の各
々は、図1,図2に示すように、回転軸芯X方向視で当
該回転軸芯Xと同芯の円環状の外周面14を備え、その
板面を回転軸芯Xに対して斜めに交差する方向に沿わせ
て取付けられているとともに、その外周面14をガラス
管1を載置支持する載置支持部に形成して、回転体2の
回転にともなって、ガラス管1を自転させながら当該ガ
ラス管1の載置支持部14による載置支持位置をガラス
管長手方向に沿って往復移動させる移動手段15が構成
されている。尚、ガラス管1は、隣合う回転体2の回転
位相が同一になるように配置した環状鍔12の間に入り
込んで自転するので、ガラス管1がその長手方向に往復
移動するおそれが少ない。
【0010】そして、駆動モーターMの駆動で公転用無
端チェーン3と自転用無端チェーン4とを駆動回動させ
ながら、供給装置Cから供給されるガラス管1を搬送方
向で前後に位置する一対の回転体2の間に嵌まり込ませ
て載置支持させると、ガラス管1は自転しながら加熱炉
A内を移動して、回転体2の回転で載置支持部14によ
るガラス管1の載置支持位置がガラス管長手方向に沿っ
て往復移動し、回転体2の載置支持部14からガラス管
1に伝わる熱をガラス管長手方向とガラス管周方向との
双方に効率よく分散させながら加熱炉A内を一定時間か
けて通過させるうちに、当該ガラス管1が最高550°
C程度まで加熱されて、ガラス管内周面に蛍光体が焼付
けられ、加熱炉A内を通過して蛍光体が焼付けられたガ
ラス管1は回収装置Dに回収される。
【0011】〔その他の実施例〕 1.本発明による蛍光管製造装置は、室内照明等に使用
する比較的大径の蛍光管を製造する為のものであっても
良い。 2.回転体間に載置支持したガラス管の当該回転体によ
る載置支持位置をガラス管長手方向に沿って移動させる
移動手段は、回転体と当該回転体に載置支持されている
ガラス管とを管軸方向に強制的に相対移動させるもので
あっても良い。 3.回転体間に載置支持したガラス管の当該回転体によ
る載置支持位置をガラス管長手方向に沿って移動させる
移動手段は、回転体のガラス管に対する載置支持部を回
転軸芯に対して斜めに交差する方向に沿ってジグザグに
設けて構成しても良い。 4.回転体間に載置支持したガラス管の当該回転体によ
る載置支持位置をガラス管長手方向に沿って移動させる
移動手段は、ガラス管を載置支持する載置支持部を回転
体の外周部に沿って螺旋状に設けて実施しても良い。こ
の場合、径方向で隣合う回転体の螺旋巻き方向を互いに
逆向きに配置して、回転体の回転にともなってガラス管
に作用しやすいガラス管長手方向への搬送力を互いに打
ち消し合うようにしても良い。 5.ガラス管をその長手方向の少なくとも二箇所の位置
で常に載置支持できる状態に載置支持部が設けられてお
れば、載置支持部が回転軸芯周りに沿って断続的に設け
られていても良い。 6.実施例において、径方向で隣合う回転体に取付けら
れる環状鍔は、その回転軸芯周りでの取付け位相を互い
に異ならせて取付けても良い。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の平面図
【図2】図1のII−II線矢視図
【図3】要部の正面図
【図4】蛍光管製造装置の概略側面図
【図5】蛍光管製造装置の概略横断面図
【図6】従来例を示す要部平面図
【図7】図6のVII − VII線矢視図
【符号の説明】
1 ガラス管 2 回転体 14 載置支持部 15 移動手段 X 回転軸芯

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行又は略平行な回転軸芯(X)
    周りで回転する複数の回転体(2)が設けられ、径方向
    で隣合う前記回転体(2)間にガラス管(1)を前記回
    転軸芯(X)と平行又は略平行に嵌まり込ませてその長
    手方向複数位置を載置支持し、前記回転体(2)の回転
    で前記ガラス管(1)を自転させながら、高温の雰囲気
    中で当該ガラス管(1)を加熱して、ガラス管内周面に
    蛍光体を焼付ける蛍光管製造装置であって、前記回転体
    (2)間に載置支持したガラス管(1)の当該回転体
    (2)による載置支持位置をガラス管長手方向に沿って
    移動させる移動手段(15)が設けられている蛍光管製
    造装置。
  2. 【請求項2】 前記移動手段(15)が、前記回転体
    (2)の前記ガラス管(1)に対する載置支持部(1
    4)を、前記回転軸芯(X)に対して斜めに交差する方
    向に沿って設けて構成されている請求項1記載の蛍光管
    製造装置。
  3. 【請求項3】 前記載置支持部(14)が前記回転軸芯
    (X)周りで環状に設けられている請求項2記載の蛍光
    管製造装置。
JP26054193A 1993-10-19 1993-10-19 蛍光管製造装置 Pending JPH07114875A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26054193A JPH07114875A (ja) 1993-10-19 1993-10-19 蛍光管製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26054193A JPH07114875A (ja) 1993-10-19 1993-10-19 蛍光管製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07114875A true JPH07114875A (ja) 1995-05-02

Family

ID=17349400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26054193A Pending JPH07114875A (ja) 1993-10-19 1993-10-19 蛍光管製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07114875A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1154064A2 (en) 2000-05-09 2001-11-14 Whirpool Corporation Device to limit the imbalance of a washing unit of a clothes washer

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1154064A2 (en) 2000-05-09 2001-11-14 Whirpool Corporation Device to limit the imbalance of a washing unit of a clothes washer
EP1154064B2 (en) 2000-05-09 2010-06-09 Whirlpool Corporation Method for limiting the imbalance of a washing unit of a clothes washer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI70875B (fi) Aendpropp foer transportrulle
KR100720184B1 (ko) 형광체 소성장치
JPH07114875A (ja) 蛍光管製造装置
KR100729429B1 (ko) 램프 소성장치
JP2003292154A (ja) 厚膜印刷基板用熱処理装置および搬送ローラ
JP5077478B1 (ja) 焼成装置および無端ベルトの製造方法
CN219064101U (zh) 一种可延长使用寿命的石英炉管
CN112361806A (zh) 一种隧道式网带烧结炉
JPH0717736A (ja) 光ファイバ母材の延伸方法
JP2854517B2 (ja) 円筒形プラスチック製品の熱処理装置
JPH0692662A (ja) ガラス管の加熱装置および加熱方法
JPH11207823A (ja) 熱収縮チューブの加熱装置および加熱方法
JPH0141119Y2 (ja)
CN213901885U (zh) 高质量磁瓦生产用生坯烧结装置
JP2001061669A (ja) ローラ搬送式調理機
KR830002859Y1 (ko) 형광등용 u형 전구관의 절곡성형장치
JP3593771B2 (ja) 熱処理炉
JP2000193373A (ja) ローラー駆動装置及びこれを用いた加熱炉
JP3391164B2 (ja) 活性炭材の乾留処理装置
JPH06260754A (ja) リフロー半田付け装置
JP2002147970A (ja) インゴットの予熱装置
JPH04320792A (ja) ローラハース炉
JPH0413087A (ja) 連続焼成炉
JP2002060236A (ja) ガラス板の曲げ成形方法及び曲げ成形用加熱炉
JPH11281256A (ja) 回転レトルト炉の炉芯管