JPH07114750B2 - 電気湯沸し器等の発熱体 - Google Patents

電気湯沸し器等の発熱体

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JPH07114750B2
JPH07114750B2 JP62283566A JP28356687A JPH07114750B2 JP H07114750 B2 JPH07114750 B2 JP H07114750B2 JP 62283566 A JP62283566 A JP 62283566A JP 28356687 A JP28356687 A JP 28356687A JP H07114750 B2 JPH07114750 B2 JP H07114750B2
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JP
Japan
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heating wire
heat
heating element
retaining
water heater
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JP62283566A
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馨 前川
慶樹 浜
繁三 大西
良行 岡部
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、収容液体を加熱・保温する電気湯沸し器等に
使用する発熱体に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の電気湯沸し器等の発熱体としては、例え
ば特開昭59−144417号公報に示されているようなものが
知られている。
これは第8図,第9図に示すように、左右一対の基板10
1に高発熱用の主発熱線102と低発熱用の保温発熱線103
をそれぞれ一本の線で2条巻きし、前記基板101の両側
面に絶縁板104,105を配設するとともに、取付面と反対
側に主発熱線102と保温発熱線103を引き出し、その引き
出し部106を複数子の碍子107で覆うとともに、前記引き
出し部106と反対側の面を伝熱板108に密着保持させたも
のであった。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、左右一対の基板101に高発
熱用の主発熱線102と低発熱用の保温発熱線103のぞれぞ
れの一本の線を巻き付ける作業となるため、一方の基板
にどちらかの発熱線を巻き付けるまでは良いが、他方の
基板に続けて巻こうとすると、巻き終わった基板が邪魔
となって作業性が悪いとともに、両基板101の橋渡し部
であるA部で発熱線が折れ曲がったり、断線したり、あ
るいは弛むといった問題があり、性能や耐久性に大きな
影響を与えていた。また発熱線の長さが長いため、作業
がやりにくいとともに、不良品のコストへの影響も大き
い等の問題があった。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、作業性を
著しく向上させることができるとともに、性能及び耐久
性も優れ、かつ原価的にも有利な電気湯沸し器等の発熱
体を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、左右略対称の独
立した一対の基板各々に主発熱線と保温発熱線を端部よ
り巻き付けた後、前記基板の両側面を覆う絶縁板内部の
一端で主発熱線および保温発熱線をそれぞれ直接接続
し、かつ他端において、それぞれを適宜引き出すととも
に伝熱板に圧接固定したものである。
作用 上記構成によれば、主発熱線と保温発熱線を個々の基板
にそれぞれ別々に巻き付けることが可能となるため、そ
の作業性は良く、原理的にも有利である。また基板間の
接続は巻き線作業の後で行なうため、発熱線の折れ曲が
りや断線、あるいは弛みといった問題も無く、性能及び
耐久性においても優れたものとなる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
第1図〜第7図において、1は中央部を上方へ略D字型
に突出させて外周側部縁1aを形成した伝熱板で、この伝
熱板1はDカットされた周側部縁1bの下面に温度検知面
1cを有し、かつ筒体の下端にその外縁部を気密に溶接等
の手段で固着することにより、金属製の容器2を形成し
ている。3は容器2を空間を介して包む外装体である。
前記伝熱板1の下面には、湯沸し用の主発熱線4と保温
用の保温発熱線5とを2条巻きした左右一対の基板6が
上下の絶縁板7,8の間に積層状態にされて挿入され、さ
らに上の絶縁板5の上面には良熱伝導性の第1の熱拡散
板9が配設されている。また前記基板6の中央部には透
孔を有し、かつこの基板6は良熱伝導性の第2の熱拡散
板10および背面材11により伝熱板1の下面に押さえ代を
設けた状態で点溶接等により固着内蔵されて発熱体部12
を形成している。
前記発熱体部12の基板6への主発熱線4と保温発熱線5
の巻き付けは、別々の基板6に巻きつけた後、両基板6
を結合しており、前記主発熱線4は第5図に示すよう
に、お互いの巻端4aを向い合う基板6に設けた位置決め
用穴6aに貫通させた後、この位置決め用穴6a間に複数個
(2〜3個)の接続用穴6bを設け、ここで点溶接して接
合している。
前記保温発熱線5は第6図に示すように、基板6の向い
合う端部にL字状の溝部6cを設け、この溝部6cに保温発
熱線5の端部を巻き付けた後、両基板6の溝部6c間を良
電導性の材料で構成した結合部材13で結合している。
14,15は前記両発熱線4,5の結合部と反対側に設けられ、
かつ引き出し部を構成するターミナル板で、このターミ
ナル板14,15は主発熱線4と保温発熱線5を一緒に結合
したターミナル板A14と、個々に係合したターミナル板B
15とにより構成されている。前記ターミナル板A,B14,15
と主発熱線4,保温発熱線5の結合は基板6に設けた取付
穴6dの上に各々の発熱線4,5が位置するように構成し、
その上にターミナル板A,B14,15の取付面14a,15aを位置
させて点溶接をしている。
16はターミナル板A,B14,15を絶縁保持するターミナル陶
器である。17は温度検知面1cに圧接保持された感温リー
ドスイッチで、この感温リードスイッチ17は熱良導体で
温度ヒューズ18と一体となっている。19は伝熱板1の中
央に設けた温度制御器で、バネ等により密着保持されて
いる。また前記主発熱線4は温度制御器19に、保温発熱
線5は感温リードスイッチ17にそれぞれ電気的に結合さ
れて並列回路を形成し、さらに温度ヒューズ18が直列接
続されて電気湯沸し器を構成している。
上記構成において、次にその動作を説明する。容器2の
中に水を入れると、その水の温度を温度制御器19および
感温リードスイッチ17により感知し、主発熱体4と保温
発熱体5に通電する。これらの発熱により湯温が上昇し
て行く。湯が沸き上がると温度制御器19はOFFのまま
で、後は感温リードスイッチ17により保温発熱線5を制
御して一定の湯温を保つようになる。
ここで、前記発熱体部12は左右略対称の一対の基板6に
それぞれ別々に発熱線4,5を巻き付けているため、その
作業性は良く、また原価的にも有利である。また左右一
対の基板6間の接続は巻き線作業の後で行なうため、発
熱線の作業中の折れ曲がりや断線、あるいは弛みといっ
た問題も無く、性能及び耐久性においても優れたものと
なる。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように、本発明の電気湯
沸し器等の発熱体は次のような種々のすぐれた効果を奏
するものである。
(1) 左右略対称の一対の基板にそれぞれ別々に主発
熱線と保温発熱線を巻き付けているため、作業性が良
く、原価的にも有利である。また自動巻きへの展開が容
易である。
(2) 一対の基板間の接続は巻き線作業の後で行なう
ため、発熱線の作業中の折れ曲がりや断線、あるいは組
立時の発熱線の弛み等も無く、性能及び耐久性において
も優れたものとなる。
(3)基板間の接続は両側面を覆う絶縁板内部で容易に
行えるとともに接続部は圧接状態となるため、信頼性が
極めて高いものとなる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す発熱体を利用した電気
湯沸し器の断面図、第2図は同発熱体の分解斜視図、第
3図は同発熱体の一部欠截平面図、第4図は同発熱体の
部分断面図、第5図は同主発熱線の接合部の断面図、第
6図は同保温発熱線の接合部の斜視図、第7図は同発熱
線引き出し部の分解斜視図、第8図は従来の発熱体の断
面図、第9図は同発熱体の巻線状態を示す平面図であ
る。 1……伝熱板、4……主発熱線、5……保温発熱線、6
……基板、7,8……絶縁板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡部 良行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 実公 昭58−27711(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右略対称の独立した一対の基板各々に主
    発熱線と保温発熱線を端部より巻き付けた後、前記基板
    の両側面を覆う絶縁板内部の一端で主発熱線および保温
    発熱線をそれぞれ直接接続し、かつ他端において、それ
    ぞれを適宜引き出すとともに伝熱板に圧接固定したこと
    を特徴とする電気湯沸し器等の発熱体。
JP62283566A 1987-11-10 1987-11-10 電気湯沸し器等の発熱体 Expired - Lifetime JPH07114750B2 (ja)

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JPH01124421A JPH01124421A (ja) 1989-05-17
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JPH0617632U (ja) * 1992-08-10 1994-03-08 オルゴ株式会社 電気ポット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827711U (ja) * 1981-08-18 1983-02-22 アルプス電気株式会社 車載用情報表示装置のシ−ト固定装置

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JPH01124421A (ja) 1989-05-17

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