JP3049783B2 - 電気床暖房器具 - Google Patents
電気床暖房器具Info
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- JP3049783B2 JP3049783B2 JP3016300A JP1630091A JP3049783B2 JP 3049783 B2 JP3049783 B2 JP 3049783B2 JP 3016300 A JP3016300 A JP 3016300A JP 1630091 A JP1630091 A JP 1630091A JP 3049783 B2 JP3049783 B2 JP 3049783B2
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- adhesive layer
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気カーペットなどの
電気床暖房器具に関するものである。
電気床暖房器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電気床暖房器具は、図3
に示すように、表面材16と均熱板19と、熱源となる
電気発熱体20と断熱材22とから構成されており、前
記均熱板19は導電性を有する熱伝導性シート17でそ
の両面の全表面に熱溶融性の接着層18を有するととも
に上記均熱板19にアース線21を接続してアースをと
っている。
に示すように、表面材16と均熱板19と、熱源となる
電気発熱体20と断熱材22とから構成されており、前
記均熱板19は導電性を有する熱伝導性シート17でそ
の両面の全表面に熱溶融性の接着層18を有するととも
に上記均熱板19にアース線21を接続してアースをと
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
床暖房器具では、導電性を有する高熱伝導性シート17
の両面の全面が熱溶融性の接着層18に覆われている構
成の均熱板19なのでアース線21を接続するとき均熱
板19に孔または切り欠き23を設け、その端面の導電
性を有する高熱伝導性シート17の導電部の露出部分で
のみしかアース線21を接続することのできる導電部が
ない。また上記均熱板19の一部に孔または切り欠きを
設ける際に上記孔または切り欠き23の端面には熱溶融
性の接着層18がだれこみ、ここから確実かつ容易にア
ース線を接続することができなかった。また、上記高熱
伝導性シート17の両面の全面の熱溶融性の接着層18
を溶融し、断熱材22と電気発熱体20と表面材16を
一体に熱溶着する際に全面の熱溶融性の接着層18を溶
かすためには多くの熱量を要していた。
床暖房器具では、導電性を有する高熱伝導性シート17
の両面の全面が熱溶融性の接着層18に覆われている構
成の均熱板19なのでアース線21を接続するとき均熱
板19に孔または切り欠き23を設け、その端面の導電
性を有する高熱伝導性シート17の導電部の露出部分で
のみしかアース線21を接続することのできる導電部が
ない。また上記均熱板19の一部に孔または切り欠きを
設ける際に上記孔または切り欠き23の端面には熱溶融
性の接着層18がだれこみ、ここから確実かつ容易にア
ース線を接続することができなかった。また、上記高熱
伝導性シート17の両面の全面の熱溶融性の接着層18
を溶融し、断熱材22と電気発熱体20と表面材16を
一体に熱溶着する際に全面の熱溶融性の接着層18を溶
かすためには多くの熱量を要していた。
【0004】本発明は上記課題を解消するもので、確実
かつ容易にアース線が接続できるとともに熱溶着に必要
な熱量を減少させることを目的とする。
かつ容易にアース線が接続できるとともに熱溶着に必要
な熱量を減少させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、本発明の電気床暖房器具は、断熱材とそ
の上面に電気発熱体を配設し、さらにこの上に導電性を
有する熱伝導性シートからなる均熱板と表面材を順次積
層して構成し、前記導電性を有する熱伝導性シートの両
面には網状又は点状に熱溶融性の接着層を設け、前記接
着層の無い部分にアース線を接続するものである。
成するために、本発明の電気床暖房器具は、断熱材とそ
の上面に電気発熱体を配設し、さらにこの上に導電性を
有する熱伝導性シートからなる均熱板と表面材を順次積
層して構成し、前記導電性を有する熱伝導性シートの両
面には網状又は点状に熱溶融性の接着層を設け、前記接
着層の無い部分にアース線を接続するものである。
【0006】
【作用】本発明は上記した構成により、均熱板の導電性
を有する高熱伝導性シートの大部分が露出しておるため
容易にアース線を接続することができる。なお、上記接
着層を網状または点状としておるため、熱溶着に必要な
熱量を減少させる。
を有する高熱伝導性シートの大部分が露出しておるため
容易にアース線を接続することができる。なお、上記接
着層を網状または点状としておるため、熱溶着に必要な
熱量を減少させる。
【0007】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の一実施例につい
て図1を参照しながら説明する。図1に示すように、1
は電気床暖房器具で、最下層にフエルトなどでなる断熱
材8を設け、その上に熱源となる電気発熱体6を配設
し、さらにその上に導電性を有する高熱伝導性シート3
の両面に網状の熱溶融性の接着層4を有する均熱板5と
表面材2を順次積層し構成する。そして前記均熱板5の
接着層4のない露出部にアース線7を直接または孔を開
け、その孔にアース線7を挿入して半田付けしてアース
線7を接続している。
て図1を参照しながら説明する。図1に示すように、1
は電気床暖房器具で、最下層にフエルトなどでなる断熱
材8を設け、その上に熱源となる電気発熱体6を配設
し、さらにその上に導電性を有する高熱伝導性シート3
の両面に網状の熱溶融性の接着層4を有する均熱板5と
表面材2を順次積層し構成する。そして前記均熱板5の
接着層4のない露出部にアース線7を直接または孔を開
け、その孔にアース線7を挿入して半田付けしてアース
線7を接続している。
【0008】このように本発明の実施例の電気床暖房器
具によれば、導電性を有する高熱伝導性シート3の大部
分が露出しているので容易かつ確実にアース線を接続す
ることができる。
具によれば、導電性を有する高熱伝導性シート3の大部
分が露出しているので容易かつ確実にアース線を接続す
ることができる。
【0009】(実施例2)次に本発明の他の実施例を図
2を用いて説明する。図2において前記実施例1と相違
する点は、接着層11が点状にしていることにあり、こ
の構成によればアースの接触面積が広く確実にアースが
とれて信頼性を増すことができる。なお、熱溶融性の接
着層11の量が少ないので表面材9と断熱材15と電気
発熱体13を一体に熱溶着する際に必要な熱量を減少す
ることができる。
2を用いて説明する。図2において前記実施例1と相違
する点は、接着層11が点状にしていることにあり、こ
の構成によればアースの接触面積が広く確実にアースが
とれて信頼性を増すことができる。なお、熱溶融性の接
着層11の量が少ないので表面材9と断熱材15と電気
発熱体13を一体に熱溶着する際に必要な熱量を減少す
ることができる。
【0010】
【発明の効果】以上の実施例から明かなように、本発明
の電気床暖房器具によれば次の効果が得られる。
の電気床暖房器具によれば次の効果が得られる。
【0011】熱溶融性の接着層が、導電性を有する高熱
伝導性シートの両面に網状または点状にしているので、
上記高熱伝導性シートの大部分が接着層を有することな
く露出しており、この部分に確実かつ容易にアース線を
接続することができる。
伝導性シートの両面に網状または点状にしているので、
上記高熱伝導性シートの大部分が接着層を有することな
く露出しており、この部分に確実かつ容易にアース線を
接続することができる。
【0012】上記熱溶融性の接着層が網状または点状に
しているので、アースの接触面積が広く確実にアースが
取れて信頼性を増すとともに、表面材と断熱材と電気発
熱体を一体に熱溶着する際に必要な熱量も減少させるこ
とができる。
しているので、アースの接触面積が広く確実にアースが
取れて信頼性を増すとともに、表面材と断熱材と電気発
熱体を一体に熱溶着する際に必要な熱量も減少させるこ
とができる。
【図1】本発明の第1の実施例における電気床暖房器具
の構成図
の構成図
【図2】同第2の実施例における電気床暖房器具の構成
図
図
【図3】従来の電気床暖房器具の構成図
1 電気床暖房器具 2 表面材 3 高熱伝導性シート 4 熱溶融性の接着層 5 均熱板 6 電気発熱体 7 アース線 8 断熱材
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−6215(JP,U) 実開 平2−4121(JP,U) 実開 昭63−52290(JP,U) 実開 昭63−26012(JP,U) 実開 昭61−29217(JP,U) 実開 昭61−110008(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24D 13/02
Claims (2)
- 【請求項1】断熱材とその上面に電気発熱体を配設し、
さらにこの上に導電性を有する熱伝導性シートからなる
均熱板と表面材を順次積層して構成し、前記導電性を有
する熱伝導性シートの両面には部分的に熱溶融性の接着
層を設け、前記接着層の無い部分にアース線を接続して
なる電気床暖房器具。 - 【請求項2】接着層は網状または点状に配列した請求項
1記載の電気床暖房器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3016300A JP3049783B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 電気床暖房器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3016300A JP3049783B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 電気床暖房器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04257627A JPH04257627A (ja) | 1992-09-11 |
JP3049783B2 true JP3049783B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=11912700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3016300A Expired - Fee Related JP3049783B2 (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 電気床暖房器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3049783B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016044908A (ja) * | 2014-08-25 | 2016-04-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 面状採暖具およびその製造方法 |
-
1991
- 1991-02-07 JP JP3016300A patent/JP3049783B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04257627A (ja) | 1992-09-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |