JPH07114371A - コンピュータ・ビデオ・ディスプレイ用のピクセル深さコンバータ - Google Patents

コンピュータ・ビデオ・ディスプレイ用のピクセル深さコンバータ

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JPH07114371A
JPH07114371A JP3103715A JP10371591A JPH07114371A JP H07114371 A JPH07114371 A JP H07114371A JP 3103715 A JP3103715 A JP 3103715A JP 10371591 A JP10371591 A JP 10371591A JP H07114371 A JPH07114371 A JP H07114371A
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Alan W Peevers
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    • G09G5/36Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of a graphic pattern, e.g. using an all-points-addressable [APA] memory
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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ピクセル深さの変換を効率よく行う。 【構成】あるウィンドウから他のウィンドウへのビット
境界ブロック転送を行うときにピクセル深さ(ピクセル
当たりのビット数)の自動調整を達成するためのビデオ
・ディスプレイ・システムにおける手段40であって、
深さを拡張又は圧縮するための手段、及び拡張時にはあ
らゆるソース・ピクセル値に対する適切な深さの項目を
有しているテーブル索引方式を使用し、かつ圧縮時に
は、テーブル索引を、またテーブル内の記憶位置よりも
多くのソース値が存在することがあるので、テーブル内
の同一の値を多くの異なる(深い)ソース・ピクセルに
使用するユーザ接触手段を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオ・ディスプレイ・
コントローラの分野のものであり、詳細にいえば、情報
のいくつかの「ウィンドウ」を同時に表示するために使
用されるビデオ・ディスプレイを制御するようになされ
たビデオ・ディスプレイ・コントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナル・コンピュータ、コンピュー
タ・ワークステーション、タイム・シェアリング・ネッ
トワーク、または中央演算処理装置を組み込んだその他
のディジタル・コンピュータ・システムのためのビデオ
・ディスプレイ・システムが、文字、グラフ、画像、及
びその他の視覚的な情報を表示するために使用されてい
る。従来のビデオ・ディスプレイ・システムは表示画面
と、表示画面を制御するためのビデオ・ディスプレイ・
コントローラを含んでいる。ビデオ・ディスプレイは通
常、「画素」ないし「ピクセル」という原子ディスプレ
イ単位に分割される。一般に、ピクセルはその輝度及び
色に関してビデオ・ディスプレイ・システムのビデオ・
ディスプレイ・コントローラによって制御できるもので
あり、ビデオ・ディスプレイ・コントローラはコンピュ
ータ・システムの中央演算処理装置によって制御され
る。ディスプレイのすべてのピクセルを、ビデオ・ディ
スプレイ・コントローラによって独立して制御できる場
合、コントローラは「全点アドレス可能」ないし「AP
A」コントローラと呼ばれる。従来のビデオ・ディスプ
レイ・コントローラは、表示すべき情報のディジタル表
現を記憶するためのディジタル・ビデオ・メモリを含ん
でいる。APAビデオ・コントローラのビデオ・メモリ
において、全表示画面に表示すべき情報のディジタル表
現は、「ビットマップ」と呼ばれる。ビットマップは各
ピクセルが1つまたは複数のビットで表されるディスプ
レイ・ピクセル・データを含んでいる。ディスプレイ・
ピクセル・データはビットマップで編成されているの
で、ビデオ・ディスプレイ上の各ピクセル位置は、ビッ
トマップの位置に対応している。表示画面上に現在表示
されているディスプレイのビットマップを記憶してい
る、APAビデオ・メモリの区域を「ビデオ・フレーム
・バッファ」と呼ぶ。
【0003】一般に、一連のピクセル・データに対し
て、ピクセル当たりのビット数を、ピクセルの「深さ」
と呼ぶ。バイレベル・モノクローム・ビデオ・ディスプ
レイにおいては、ピクセルは「オン」または「オフ」の
いずれかである。したがって、1というピクセル深さは
バイレベル・モノクローム・ディスプレイに対するピク
セル・ディスプレイ・データに充分なものである。カラ
ー・ビデオ・ディスプレイの場合、ディスプレイ・ピク
セル・データのピクセル深さは、ビデオ・ディスプレイ
・システムの画面に表示できる色の最大数を決定する。
同様に、ピクセル深さはグレー・スケール・ビデオ・デ
ィスプレイに表示できる輝度のレベルの最大数を決定す
る。
【0004】通常、英数文字のテキストの全画面を表示
するためのビットマップは、テキストを構成する文字の
イメージのディジタル表現のコピーを−文字ごとに−キ
ャラクタ・フォント記憶域からビデオ・フレーム・バッ
ファへ反復して転送するこkとにより、APAビデオ・
ディスプレイ・コントローラによって組み立てられる。
英数文字のイメージの各ディジタル表現は、ビデオ・デ
ィスプレイの矩形のピクセルのブロック内の各ピクセル
の状態を指定するピクセル・データを含んでいる。それ
故、キャラクタ・フォント記憶域からビデオ・フレーム
・バッファへの文字イメージのディジタル表現のコピー
の転送は、ビデオ・ディスプレイ上の塗りつぶされた矩
形のブロックを形成するピクセルのアレイを表すピクセ
ル・データを、ビデオ・ディスプレイ上のブロックのピ
クセル位置に対応するバッファ内の位置へコピーするこ
とを含んでいる。一般に、このようなビデオ・ディスプ
レイ上の塗りつぶされた矩形のブロックを形成するピク
セルを表すピクセル・データを含んでいるメモリ間転送
操作を、「ビット境界ブロック転送」ないし「ビット−
blt」転送と呼ぶ。
【0005】さまざまなキャラクタ・フォントに対応す
るキャラクタ・フォント記憶域からAPAビデオ・コン
トローラのビデオ・フレーム・バッファへのビット−b
lt転送を使用して、異なるサイズ及びスタイルの文字
が隣り合わせに存在するビットマップを組み立てること
ができる。ビット−blt転送を自動的に行う機能が、
従来のAPAビデオ・ディスプレイ・コントローラに含
まれていることがしばしばあるが、これはこのようなコ
ントローラが、特に英数テキストの表示に関して、この
ような転送を頻繁に行わなければならないからである。
特に、このようなコントローラはビット−blt転送を
比較的効率よく行うことのできる、ビット−blt転送
を行うためのマイクロコードを有しているマイクロプロ
グラマブル・マイクロプロセッサなどの専用のビット−
blt転送ハードウェアを組み込んでいることがしばし
ばある。ビット−blt転送を行うことのできる専用の
集積回路マイクロプロセッサが、テキサス州カロルトン
のテキサス・インストルメント社から「TM34010
グラフィックス・システム・プロセッサ」という商標で
市販されている。
【0006】最近のビデオ・ディスプレイ・システムの
表示画面は、高表示解像度を備えているものがしばしば
ある。たとえば、横1024列、縦768行のピクセル
の矩形のアレイで構成されたディスプレイを備えたカラ
ー・ビデオ・ディスプレイが、広範囲に入手可能であ
る。このような表示画面は、各々がコンピュータのさま
ざまなプログラムからの情報に対する表示域となること
のできるいくつかの領域に分割することができる。この
ような表示域は通常、形状が矩形であり、従来から「ウ
ィンドウ」と呼ばれている。単一の典型的なウィンドウ
式のビデオ・ディスプレイにおいては、1つのウィンド
ウ表示域はテキストを含むことができ、もう1つのウィ
ンドウ表示域は画像を含むことができ、さらにもう1つ
はマルチカラーの棒グラフを含むことができる。
【0007】ウィンドウ式ビデオ・ディスプレイのウィ
ンドウ表示域が通常矩形の形状をなしているので、バッ
ファへ転送されるソース・ピクセル・データがビットマ
ップに使用されるディスプレイ・ピクセル・データと同
じ深さである場合、原則として、ビデオ・フレーム・バ
ッファへのビット−blt矩形ブロック転送を、ウィン
ドウ・ビデオ・ディスプレイに対するビットマップを構
築するのに使用できる。各ウィンドウ表示域について、
ビット−blt転送は原則として、表示すべき情報を表
すソース・ピクセル・データを含んでいるソース・メモ
リ域から、ディスプレイ上のウィンドウ表示域の目的と
する位置に対応するビデオ・フレーム・バッファ内の位
置に対して行われる。APAビデオ・ディスプレイ・コ
ントローラの何らかの専用ビット−blt転送ハードウ
ェアを使用して、ウィンドウ式ビデオ・ディスプレイに
対するビットマップを組み立て、ビットマップを組み立
てるためのプログラミングを簡素化し、組立てプロセス
を高速にすることが望ましい。しかしながら、ソース・
ピクセル・データとビットマップを構成するディスプレ
イ・ピクセル・データとの間の深さの不一致によって、
ウィンドウ式ビデオ・ディスプレイのためにビットマッ
プを組み立てるのにビット−blt転送を使用するのが
妨げられることがしばしばある。
【0008】マルチタスク及びウィンドウ表示機能を備
えたオペレーティング・システムのもとで作動している
コンピュータ・システムは通常、各々がビデオ・ディス
プレイの異なるウィンドウ表示域に表示するための情報
を作成する数種類のアプリケーション・プログラムを一
時に作動させることになる。異なるアプリケーション・
プログラムは一般に、異なる特性を有するソース・ピク
セル・データとして表示情報を符号化する。詳細にいえ
ば、一般にプログラムごとに変化するソース・ピクセル
・データの1つの特性が、ピクセル・データのピクセル
深さになる。たとえば、プログラムの中にはテキスト表
示のみを必要とし、したがって、バイレベル・モノクロ
ーム・ディスプレイに対する1ビットのピクセル深さを
有するピクセル・データとして符号化される表示情報を
作成するものもある。他のアプリケーション・プログラ
ムには、16色または16階調のグレーのディスプレイ
を必要とし、それ故、4ビットのピクセル深さを有する
ピクセル・データとして符号化される表示を作成するも
のもある。イメージ・ベースのアプリケーション・プロ
グラムは256色のビデオ表示を必要とするので、8ビ
ットの深さのピクセル・データとして符号化された表示
を作成することがある。
【0009】一般に、APAビデオ・コントローラの単
一のビットマップに含まれているすべてのピクセル・デ
ータは、同じ深さを有していなければならない。従来の
APAビデオ・ディスプレイ・コントローラのビット−
blt転送機能は、原則として、ピクセル・データがビ
ットマップの表示ピクセル・データに必要なピクセル深
さのものである場合に、ソース・ピクセル・データをソ
ース・メモリ域からビデオ・フレーム・バッファのウィ
ンドウ部分へ転送するために使用できるが、ソース・ピ
クセル・データと表示ピクセル・データのピクセル深さ
が異なっている場合には、ソース・ビットマップ間転送
はピクセルごとに実行すべきピクセル・データ深さ変換
ステップを必要とする。上記の「TMS34010グラ
フィックス・システム・プロセッサ」マイクロプロセッ
サは、1ビット・オン/オフ深さのソース・ピクセル・
データを、ビット−blt転送操作の際に、2つの色の
各々に対する1、2、4、8、または16ビットの2色
の宛先ピクセル・データに拡張することができる。2ビ
ットまたはそれ以上の深さのソース・ピクセル・データ
を含んでいるソース・ビットマップ間転送の場合、この
ようなピクセル・データ深さ変換ステップはこれまで、
コンピュータ・システムの中央演算処理装置によって行
われていた。残念ながら、中央演算処理装置は一般に、
ビット−blt転送操作には効率の悪いものであり、特
にある深さのピクセル・データを他の深さのピクセル・
データへ変換するには非効率なものである。
【0010】米国特許明細書第4689807号はさま
ざまな数のビットによって表されたピクセルを操作でき
るグラフィックス・システムを対象としたものである。
詳細にいえば、グラフィックス・データ処理装置は選択
された長さの透明色コードを検出することができる。グ
ラフィックス・データ処理装置は各ピクセルを表すビッ
トの数と等しい数を記憶するピクセル・サイズ・メモリ
・レジスタを用いている。透明検出論理回路はソース・
イメージ・アレイに対応するカラー・コードを受け取
り、ピクセル・サイズ・データに応答して、選択された
長さの透明カラー・コードを検出する。透明カラー・コ
ードの検出または非検出に基づいて、透明選択論理回路
は、選択されたレジスタ操作にしたがって、宛先データ
または組合せデータのいずれかを選択する。
【0011】米国特許明細書第4622545号は任意
の形状の領域を定義し、記憶するグラフィックス・シス
テムにおけるイメージの圧縮と操作を対象としたもので
ある。
【0012】米国特許明細書第4679038号は選択
的4ビットコピー操作を含んでいるバンド・バッファ・
ディスプレイ・システムを対象としたものである。
【0013】米国特許明細書第4685070号はビッ
ト−bltを使用したウィンドウがあるグラフィック・
システムを記載している。3次元表現が3次元アレイの
2次元ディスプレイにもたらされ、希望する部分を取り
除いて、下方にある部分を明らかにすることができる。
【0014】米国特許明細書第4555775号はビッ
ト−bltを使用して、イメージ・データをコピーする
ことによってウィンドウを操作するグラフィック・シス
テムを記載している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ピクセル深
さの変換を効率よく行うことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】ピクセル深さを拡張圧縮
を行うためのピクセル深さコンバータで、従来のビット
−blt転送回路とほぼ両立するスピードで多色ウィン
ドウ式ビデオ・ディスプレイを組み立てることを可能と
するに充分な速度で、ピクセル深さ変換を行えるように
し、かつ上述の従来技術の問題を回避するものを発明し
た。
【0017】ピクセル深さの拡張を望む場合に特に好ま
しい、本発明のピクセル深さコンバータはソース・ピク
セル深さを有するソース・ピクセル・データを、ソース
・ピクセル深さとはピクセル深さ変換スケール・ファク
タだけ異なる宛先ピクセル深さを有する宛先ピクセル・
データに変換する。ソース・ピクセル深さは少なくとも
1、2、及び4という値を含む、複数個のピクセル深さ
値の1つに等しい。宛先ピクセル深さは少なくとも2、
4及び8という値を含む、複数個のピクセル深さ値の1
つに等しい。
【0018】本発明のピクセル深さコンバータはパック
ド・ピクセル・データ・デパッカ回路を含んでいる。パ
ックされたピクセル・データ・デパッカ回路はパックド
・ピクセル・データ並列入力ポート、デパック・ピクセ
ル・データ並列出力ポート、及びデパッカ・シーケンス
化制御信号入力ポートを有している。パックド・ピクセ
ル・データ入力ポートをソース・ピクセル・データ・メ
モリに接続して、ソース・ピクセル・データ・ワードを
メモリから受け取ることができる。各ソース・ピクセル
・データ・ワードはパックド・ピクセル・データ形式を
有しており、ピクセル深さ変換スケール・ファクタに対
応した複数個のデパックド・ピクセル・データ・ワード
要素に分割することができる。各デパックド・ピクセル
・データ・ワード要素は複数個のピクセルに対するソー
ス・ピクセル深さのピクセル・データを含んでおり、複
数個のデパックド・ピクセル・データ・ワード要素サブ
フィールドに分割できる。デパックド・ピクセル・デー
タ並列出力ポートの端子の複数個のグループは、デパッ
クド・ワード要素出力フィールド・サブポートを画定
し、これらのサブポートの各々はピクセル深さ変換スケ
ール・ファクタに対応している。各デパックド・ワード
要素出力フィールド・サブポートの端子は、各々が少な
くとも1個の端子を含んでいる複数個のデパックド・ワ
ード要素出力フィールド・サブポート端子サブセットに
分割できる。デパッカ回路はパックド・ピクセル・デー
タ並列入力ポートでソース・ピクセル・データ・ワード
を受け取り、デパッカ・シーケンス化制御信号入力に印
加されたデパッカ・シーケンス化制御信号に応じて、デ
パッカ・シーケンス化制御信号によって指定されたデパ
ックド・ピクセル・データ出力ポートのデパックド・ワ
ード要素出力フィールド・サブポートを通して、各デー
タワードをデパックド・ピクセル・データ・ワード要素
ごとに順次送り出す。
【0019】本発明のピクセル深さコンバータはピクセ
ル・データ変換テーブル記憶回路も含んでいる。ピクセ
ル・データ変換テーブル記憶回路は変換データ・ロード
入力ポート、ロード・データ制御信号入力ポート、複数
個の変換済データ読取り並列出力ポート、及び複数個の
変換テーブル読取りアドレス入力ポートを有している。
各変換テーブル読取りアドレス入力ポートは、変換済デ
ータ読取り並列出力ポートが関連付けられている。ピク
セル・データ変換テーブル記憶回路は変換データ・ロー
ド入力ポートにピクセル・データ変換データを受け取
り、ロードデータ制御信号入力ポートに印加されたロー
ド・データ制御信号によって指定されたデータ・ロード
記憶位置にピクセル・データ変換データを記憶するよう
になされている。ピクセル・データ変換テーブル記憶回
路は、変換テーブル読取りアドレス入力ポートに印加さ
れた変換済データ読取りアドレスによって指定されたデ
ータ読取り記憶位置からの変換済ピクセル・データを、
関連する変換済データ読取り並列出力ポートから読み取
ることができるようになされている。複数個の変換済デ
ータ読取り並列出力ポート及び関連する変換テーブル読
取りアドレス入力ポートは、互いに無関係に効果的に作
動できるので、デパックド・ソース・ピクセル・データ
部分変換索引アドレスをピクセルデータ変換テーブル記
憶回路の複数個の変換テーブル読取りアドレス入力ポー
トに並列に独立して印加し、かつアドレスによって指定
されたデータ読取り記憶位置からの変換済ピクセル・デ
ータを関連する変換済データ読取り並列出力ポートから
並列に効果的に読み取ることができる。
【0020】本発明のピクセル深さコンバータは複数個
の変換テーブル・アドレス・セレクタ・マルチプレクサ
も含んでいる。各変換テーブル・アドレス・セレクタ・
マルチプレクサは複数個の変換テーブル・アドレス・セ
レクタ・マルチプレクサ・デパックド・ソース・ピクセ
ル・データ部分入力ポート、変換索引アドレス出力ポー
ト、及びアドレス・セレクタ・マルチプレクサ制御信号
入力ポートを有している。変換テーブル・アドレス・セ
レクタ・マルチプレクサの対応するデパックド・ソース
・ピクセル・データ部分入力は、ピクセル深さ変換スケ
ール・ファクタと関連付けられている。デパックド・ソ
ース・ピクセル・データ部分入力ポートの各々は、関連
するピクセル深さ変換スケール・ファクタに対応するデ
パックド・ワード要素出力フィールド・サブポートの対
応するデパックド・ワード要素出力フィールド・サブポ
ート端子サブセットに接続されている。変換テーブル・
アドレス・セレクタ・マルチプレクサの変換索引アドレ
ス出力ポートの各々は、関連する変換テーブル読取りア
ドレス入力ポートに接続されている。アドレス・セレク
タ・マルチプレクサ制御信号入力ポートをスケール・フ
ァクタ選択信号バスに接続し、希望するピクセル深さ変
換スケール・ファクタ及び対応するデパックド・ワード
要素出力フィールド・サブポート端子サブセットを指定
し、希望するピクセル・データ変換のためのデパックド
・ソース・ピクセル・データ部分変換索引アドレスを供
給するスケール・ファクタ選択信号を受け取ることがで
きる。
【0021】本発明のピクセル深さコンバータの好まし
いパックド・ピクセル・データ・デパッカ回路は、デー
タ・シフト/フィードバック構成で相互接続されたデー
タ・シフト・マルチプレクサ及びデータ・リターン・レ
ジスタを含んでいる。
【0022】好ましいパックド・ピクセル・データ・デ
パッカ回路のデータ・シフト・マルチプレクサは、ノー
・シフト・プライマ・シフト・マルチプレクサ・データ
入力ポート、少なくとも第1及び第2のシフト増分シフ
ト・マルチプレクサ・データ入力ポート、シフト・マル
チプレクサ・データ出力ポート、及びシフト増分制御信
号入力ポートを含んでいることが好ましい。さらに好ま
しいのは、データ・シフト・マルチプレクサが第3のシ
フト増分シフト・マルチプレクサ・データ入力ポートを
含んでいることである。各シフト・マルチプレクサ・デ
ータ入力ポートは、複数個のシフト・マルチプレクサ入
力端子を有している。シフト・マルチプレクサ・データ
出力ポートは複数個のシフト・マルチプレクサ出力端子
を有している。データ・シフト・マルチプレクサは選択
されたシフト・マルチプレクサ・データ入力ポートを、
シフト増分制御信号入力ポートに印加されたシフト増分
制御信号に応じて、シフト・マルチプレクサ・データ出
力ポートに接続するようになされている。
【0023】好ましいパックド・ピクセル・データ・デ
パッカ回路のデータ・リターン・レジスタは、複数個の
リターン・レジスタ・セルを含んでいる。各リターン・
レジスタ・セルはタイプDタイプのものであり、リター
ン・レジスタ・データ入力端子、リターン・レジスタ・
データ出力端子、及びリターン・レジスタ・セル・クロ
ック信号入力端子を有していることが好ましい。データ
・リターン・レジスタはリターン・レジスタ・セルのリ
ターン・レジスタ・セル・クロック信号入力端子に接続
されており、リターン・レジスタ・クロック信号入力ポ
ートへリターン・レジスタ・クロック信号を印加するこ
とによって、リターン・レジスタ・セルの入力端子に存
在するデータがセルにロードされるようになっているこ
とが好ましい。
【0024】好ましいパックド・ピクセル・データ・デ
パッカ回路のデータ・リターン・レジスタの各リターン
・レジスタ・データ入力端子は、デパッカ回路のデータ
・シフト・マルチプレクサの対応するシフト・マルチプ
レクサ出力端子に接続されている。データ・シフト・マ
ルチプレクサのノー・シフト・プライマ・シフト・マル
チプレクサ・データ入力ポートは、好ましいパックド・
ピクセル・データ・デパッカ回路のパックド・ピクセル
・データ並列入力ポートを構成している。
【0025】好ましいパックド・ピクセル・データ・デ
パッカ回路のデータ・シフト・マルチプレクサの第1シ
フト増分入力ポートのシフト・マルチプレクサ・データ
入力端子は、第1シフト増分シフト位置の態様でデータ
・リターン・レジスタのリターン・レジスタ出力端子に
接続されているので、作動時に、第1シフト増分シフト
・マルチプレクサ入力ポートがシフト・マルチプレクサ
・データ出力ポートに接続されている場合に、リターン
・レジスタ出力端子に現れるデータ・ワードの少なくと
も1部が、第1シフト増分だけシフトされたシフト・マ
ルチプレクサ・データ出力ポートに現れるようになって
いる。第2シフト増分データ入力ポートのシフト・マル
チプレクサ入力端子は、第2シフト増分シフト位置の態
様でデータ・リターン・レジスタのリターン・レジスタ
出力端子に接続されているので、作動時に、第2シフト
増分シフト・マルチプレクサ入力ポートがシフト・マル
チプレクサ出力ポートに接続されている場合に、リター
ン・レジスタ出力端子に現れるデータ・ワードの少なく
とも1部が、第2シフト増分だけシフトされたシフト・
マルチプレクサ出力ポートに現れるようになっている。
【0026】第1シフト増分は第2シフト増分と異なっ
ている。たとえば、第1シフト増分は右へ4位置のもの
となり、第2シフト増分は右へ8位置のものとなること
ができる。シフト・マルチプレクサ・データ出力ポート
のシフト・マルチプレクサ出力端子の少なくともデパッ
クド・ピクセル・データ部分は、パックド・ピクセル・
データ・デパッカ回路のデパックド・ピクセル・データ
並列出力ポートの端子に接続されている。
【0027】本発明のピクセル深さコンバータの好まし
いピクセル・データ変換テーブル記憶回路は、複数個の
変換テーブル・レジスタ及び複数個の変換テーブル・リ
ードアウト・マルチプレクサを含んでいる。
【0028】好ましいピクセル・データ変換テーブル記
憶回路の各変換テーブル・レジスタは、複数個のレジス
タ入力端子と同じ個数のレジスタ出力端子を有してい
る。各種の変換テーブル・レジスタにおけるレジスタ入
力端子の対応する端子が並列に接続され、ピクセル・デ
ータ変換テーブル記憶回路の変換データ・ロード入力ポ
ートを形成することが好ましい。このような変換テーブ
ル・レジスタの各々は、変換テーブル・ロード・レジス
タ制御信号入力端子を有していることが好ましい。好ま
しい変換テーブル・レジスタの変換テーブル・ロード・
レジスタ制御信号入力端子は全体として、ピクセル・デ
ータ変換テーブル記憶回路のロード・データ制御信号入
力ポートを構成する。変換テーブル・レジスタのレジス
タ出力端子はグループ化され、複数個の変換テーブル項
目有効レジスタ出力端子グループを画定するのが好まし
い。
【0029】好ましいピクセル・データ変換テーブル記
憶回路の各変換テーブル・リードアウト・マルチプレク
サは、複数個の変換テーブル・マルチプレクサ・データ
入力ポート、変換テーブル・マルチプレクサ・データ出
力ポート、及び変換テーブルリードアウト・マルチプレ
クサ有効レジスタ選択制御入力ポートを有している。各
好ましい変換テーブル・リードアウト・マルチプレクサ
の変換テーブル・リードアウト・マルチプレクサ有効レ
ジスタ選択制御入力ポートは、ピクセル・データ変換テ
ーブル記憶回路の変換テーブル読取りアドレス入力ポー
トを構成する。このような好ましい変換テーブル・リー
ドアウト・マルチプレクサの各々の変換テーブル・マル
チプレクサ・データ出力ポートは、ピクセル深さ変換テ
ーブル記憶回路の変換済データ読取り並列出力ポートを
構成する。複数個の変換テーブル・リードアウト・マル
チプレクサの変換テーブル・マルチプレクサ・データ入
力ポートの対応するポートは、レジスタ出力端子の関連
する変換テーブル項目有効レジスタ出力端子グルーピン
グに並列に接続され、変換テーブル・リードアウト・マ
ルチプレクサが変換テーブル・レジスタのレジスタ出力
端子の有効レジスタ出力端子グループに現れるピクセル
・データ変換データを効果的に、独立して読み取れるよ
うにする。
【0030】もっとも好ましいのは、ピクセル・データ
変換テーブル記憶回路が4つの32ビット変換テーブル
・レジスタ、及び4つの変換テーブル・リードアウト・
マルチプレクサを含んでいることである。各変換テーブ
ル・リードアウト・マルチプレクサが8ビット幅である
ことがもっとも好ましく、かつ16の変換テーブル・マ
ルチプレクサ・データ入力ポートを有していることが好
ましい。4つの変換テーブル・レジスタの合計128個
のレジスタ出力端子がグループ化され、各々が8つのレ
ジスタ出力端子の16の変換テーブル項目有効レジスタ
出力端子グループを画定するのが好ましい。
【0031】本発明のピクセル深さコンバータの他の好
ましいピクセル・データ変換テーブル記憶回路は、複数
個の変換テーブル・ランダム・アクセス・メモリ(「R
AM」)回路を含んでいる。このような変換テーブル・
ランダム・アクセス・メモリ回路の各々は、変換テーブ
ルRAMロード・データ入力ポート、変換テーブルRA
M読取りデータ出力ポート、及び変換テーブルRAMア
ドレス/制御入力ポートを有している。変換テーブル・
ランダム・アクセス・メモリ回路の変換テーブルRAM
ロード・データ入力ポートは並列に接続され、ピクセル
・データ変換テーブル記憶回路の変換データ・ロード入
力ポートを構成するのが好ましい。各変換テーブル・ラ
ンダム・アクセス・メモリ回路の変換テーブルRAMア
ドレス/制御入力ポートは、ロード・データ・アドレス
/制御入力端子を含んでいる。変換テーブル・ランダム
・アクセス・メモリ回路のロード・データ制御信号入力
端子は、並列に接続され、ピクセル・データ変換テーブ
ル記憶回路のロード・データ制御信号入力ポートを構成
するのが好ましい。好ましい変換テーブル・ランダム・
アクセス・メモリ回路の各変換テーブルRAM読取りデ
ータ出力ポートは、ピクセル・データ変換テーブル記憶
回路の変換済データ読取り並列出力ポートを構成する。
各変換テーブルRAMアドレス/制御入力ポートは、好
ましいピクセル・データ変換テーブル記憶回路の変換済
データ読取りアドレス入力ポートを構成する読取りデー
タ・アドレス/制御信号入力端子を含んでいる。複数個
の変換テーブル・ランダム・アクセス・メモリ回路を、
同一のピクセル・データ変換データとほぼ同時に並列に
ロードでき、かつほぼ同時に、個別に、効果的に、しか
も互いに無関係に読み取ることができる。
【0032】特に平面抽出に合わせた本発明のピクセル
深さコンバータは、ソース・ピクセル深さを有するソー
ス・ピクセル・データを、ソース・ピクセル深さとピク
セル深さ変換スケール・ファクタだけ異なる宛先ピクセ
ル深さを有する宛先ピクセル・データに変換する。ソー
ス・ピクセル深さは、少なくとも2、4及び8という値
を含む複数個のピクセル深さ値の1つと等しい。宛先ピ
クセル深さは、少なくとも1、2及び4という値を含む
複数個のピクセル深さ値の1つと等しい。
【0033】平面抽出のための本発明のピクセル深さコ
ンバータは、カスケード方式で接続された複数個の奇偶
ライン・セレクタ・マルチプレクサを含んでいる。各奇
偶ライン・セレクタ・マルチプレクサは奇数パリティ入
力ポート、偶数パリティ入力ポート、選択パリティ出力
ポート及びパリティ選択制御信号入力ポートを有する2
対1マルチプレクサである。
【0034】平面抽出のための本発明のピクセル深さコ
ンバータの第1段奇偶ライン・セレクタ・マルチプレク
サを、ソース・ピクセル・データ・バスによってソース
・ピクセル・データ・メモリに接続し、メモリからソー
ス・ピクセル・データ・ワードを受け取ることができ
る。第1段奇偶ライン・セレクタ・マルチプレクサの奇
数パリティ入力ポートの入力端子のそれぞれは、奇数パ
リティ・ビット位置インデックスを有するソース・ピク
セル・データ・バスの1つおきのラインに接続される。
第1段奇偶ライン・セレクタ・マルチプレクサの偶数パ
リティ入力ポートの入力端子のそれぞれは、偶数パリテ
ィ・ビット位置インデックスを有するソース・ピクセル
・データ・バスの1つおきのラインに接続される。第1
段奇偶ライン・セレクタ・マルチプレクサ以降の各奇偶
ライン・セレクタ・マルチプレクサの奇数パリティ入力
ポートの入力端子のそれぞれは、奇数パリティ・ビット
位置インデックスを有する直前の奇偶ライン・セレクタ
・マルチプレクサの選択パリティ出力ポートの1つおき
の出力端子に接続される。第1段奇偶ライン・セレクタ
・マルチプレクサ以降の各奇偶ライン・セレクタ・マル
チプレクサの偶数パリティ入力ポートの入力端子のそれ
ぞれは、偶数パリティ・ビット位置インデックスを有す
る直前の奇偶ライン・セレクタ・マルチプレクサの選択
パリティ出力ポートの1つおきの出力端子に接続され
る。奇偶ライン・セレクタ・マルチプレクサのパリティ
選択制御信号入力ポートは、ピクセル深さコンバータの
平面選択制御ワード信号入力ポートを構成する。
【0035】平面抽出のための本発明のピクセル深さコ
ンバータは、複数個のステージ選択マルチプレクサも含
んでいる。各ステージ選択マルチプレクサは複数個のス
テージ選択マルチプレクサ・データ入力ポート、ステー
ジ選択マルチプレクサ・データ出力ポート、及びステー
ジ選択制御信号入力ポートを有している。ステージ選択
マルチプレクサのステージ選択マルチプレクサ・データ
入力ポートの入力端子のそれぞれは、作動時に、ステー
ジ選択マルチプレクサのステージ選択制御信号入力ポー
トに印加されたステージ選択制御信号によって指定され
た奇偶ライン・セレクタ・マルチプレクサの1つの選択
パリティ出力の出力端子におけるデータが、ステージ選
択マルチプレクサの1つまたは複数のステージ選択マル
チプレクサ出力ポートの対応する番号の出力端子に現れ
るような態様で、奇偶ライン・セレクタ・マルチプレク
サの選択パリティ出力ポートの出力端子に接続される。
【0036】平面抽出のための本発明の好ましいピクセ
ル深さコンバータは抽出データ・コンソリデータ回路を
含んでいる。好ましい抽出データ・コンソリデータ回路
は多段データ・コンソリデータ先入れ先出し(FIF
O)装置を含んでいる。データ・コンソリデータ先入れ
先出し(「FIFO」)装置は並列ロードFIFOデー
タ入力ポート、クリア選択ステージ制御信号入力ポー
ト、ソース・ビット・パー・ピクセル制御信号入力ポー
ト、及び複数個のFIFO読取りデータ出力ポートを有
していることが好ましい。各FIFO読取りデータ出力
ポートは、FIFOステージのデータ・ワードの少なく
ともデータ・ワード部分を読み取るために、FIFOス
テージの対応するものに接続されている。好ましい抽出
データ・コンソリデータ回路は複数個のデータ統合入力
ポート、統合データ出力ポート及びデータ統合グループ
制御信号入力ポートを有するデータ・コンソリデータ・
マルチプレクサも含んでいる。データ統合入力ポートの
各々は、作動時に、データ・コンソリデータ・マルチプ
レクサのデータ統合グループ選択制御信号入力ポートに
印加されたソース・ビット・パー・ピクセル制御信号に
よって指定されたデータ・コンソリデータ先入れ先出し
装置にロードされた1つまたは複数の連続したデータ・
ワードの少なくともデータ・ワード部分が、抽出データ
・コンソリデータ回路のデータ・コンソリデータ・マル
チプレクサの統合データ出力に、統合された形式で現れ
るような態様で、1つまたは複数のFIFO読取りデー
タ出力ポートのデータ統合グループの統合出力端子に接
続されている。
【0037】好ましいのは、本発明のピクセル深さコン
バータが短い深さのソース・ピクセル・データ・ワード
を長い深さの宛先ピクセル・データ・ワードに変換でき
るピクセル拡張回路と、ピクセル・データの選択された
「平面」を長い深さのソース・ピクセル・データ・ワー
ドから抽出して、短い深さの宛先ピクセル・データ・ワ
ードを形成できる平面抽出回路の両方を含んでいること
である。
【0038】変換速度を最適化するために、本発明のピ
クセル拡張回路と、本発明の平面抽出回路を、並列に接
続することができる。グラフィックス・コントローラに
接続されたデータ・マルチプレクサを使用して、ピクセ
ル深さ拡張が適当なのか、ピクセル深さ圧縮が適当なの
かに応じて、ピクセル拡張回路か平面抽出回路のいずれ
かへ、ソース・ピクセル・データ・ワードを送ることが
できる。
【0039】代替策として、アプリケーションによって
は、本発明のピクセル拡張回路を本発明の平面抽出回路
と直列に接続し、ピクセル拡張回路が平面抽出回路に先
行するようにすることが有利なこともある。このような
直列構成においては、ピクセル拡張回路及び平面抽出回
路の各々と並列に、切換え可能なパス・スルー・データ
・パスを設け、両方の回路を選択的に迂回できるように
することが好ましい。平面抽出は−他のものなしに−ソ
ース・ピクセル・データ・ワードを変換できる値を、元
のソース・ワードに組み込まれた値に制限し、抽出でき
るようにする。所与のソース・ピクセル・データ・ワー
ドを変換できる値に対する制限は、アプリケーションに
よっては不利になる。平面抽出のこの制限は本発明の平
面抽出操作を、本発明による適当なピクセル深さ拡張操
作に先行させることによって、効果的に解決される。有
効なピクセル深さ拡張操作によって、ユーザ選択可能な
値を拡張されたソース・ピクセル・データ・ワードに組
み込むことが可能となり、この組み込まれたユーザ選択
可能な値を次いで、以降の平面抽出操作において選択的
に抽出することができる。好ましいこのような実施例に
おいて、所与のソース・ピクセル深さのソース・ピクセ
ル・データ・ワードを、宛先ピクセル・データ・ワード
に対するソース・ピクセル・データ・ワードの任意のユ
ーザ選択可能なマッピングによるピクセル深さ変換スケ
ール・ファクタだけソース・ピクセル深さよりも小さい
宛先ピクセル・データ・ワードに変換できる。2つの連
続したピクセル深さ変換操作がこのような実施例には必
要であり、これは単一のピクセル深さ拡張または平面抽
出に対する全体的な変換時間を増加させるものである
が、変換時間の増加は多くのアプリケーションにおいて
受け入れられるものである。
【0040】本発明の単一の好ましいピクセル深さコン
バータは多数の異なるピクセル深さ変換スケール・ファ
クタに対するピクセル深さ変換を行うことができる。こ
のような好ましいピクセル深さコンバータは、その機能
に比較してコンパクトなディジタル回路として実現でき
る。本発明のピクセル深さコンバータを実施する回路
は、集積回路として実現されることが好ましい。
【0041】本発明の好ましい実施例によれば、テーブ
ル索引機構をグラフィックス・ディスプレイ・システム
に利用して、ソース・ビデオ・メモリ領域から宛先ビデ
オ・メモリ領域へのビット−blt転送を行った場合
に、ソース領域のピクセル深さからのピクセル・データ
を宛先領域のピクセル深さに変換することができる。
【0042】本発明のピクセル深さコンバータの好まし
い実施例によって、ソース・ビデオ・メモリ領域から宛
先ビデオ・メモリ領域へのビット−blt転送を行った
場合に、ビデオ・ディスプレイ・コントローラがピクセ
ル深さの自動的な調整を達成できるようになる。好まし
いのは、ピクセル・データ・コンバータがピクセル深さ
の拡張及び圧縮の両方のための回路を含んでいることで
ある。ピクセル深さを拡張する場合、適切な深さの項目
がすべてのソース・ピクセル値に対して記憶される索引
テーブルを、コンバータが含んでいることが好ましい。
本発明の好ましい実施例による索引テーブルを使用して
ピクセル深さを圧縮する場合、索引テーブルは一般に、
多数の異なるソース・ピクセル・データ・ワードに対す
るテーブルにおけるのと同じ値を有しているが、これは
宛先ピクセル値よりも多くのソース・ピクセル値がある
ことがあるからである。
【0043】本発明の好ましい実施例は、ウィンドウ機
能を備えたビット−bltコントローラを有するコンピ
ュータ・グラフィックス・システムを提供するが、この
システムはビット−bltコントローラが使用するデー
タ・パスにおいて、低い深さのピクセルから高い深さの
ピクセルへ拡張し、また高い深さのピクセルから低い深
さのピクセルへ圧縮するためのピクセル深さコンバータ
を含んでいる。ビット−bltコントローラがアクセス
するすべてのビットマップに対して、ピクセル当たりの
ビットで関連するピクセル深さがある。2つのビットマ
ップの間でビット−blt転送が生じるたびに、2つの
ビットマップの深さが比較され、ソース・ピクセル値が
変換されて、宛先ピクセル深さと一致するようになる。
【0044】宛先ピクセルよりも低い深さを有するソー
ス・ピクセルによるビット−blt転送を行う場合、ピ
クセル拡張が必要となる。ピクセル深さコンバータはす
べての取り得るソース・ピクセル値に対する項目を含ん
でいるピクセル深さ変換テーブルを含んでいることが好
ましい。たとえば、ピクセル当たり4ビットのビットマ
ップの場合、ピクセル深さ変換テーブルは16の項目を
含むことになる。各項目は宛先ピクセル値と同じ数のビ
ットを有している。ビット−blt転送の際に、各ソー
ス・ピクセルはテーブルの項目に対するオフセット・ア
ドレス値として使用される。このようにアドレスされた
項目は、新しい宛先ピクセル値として使用される。この
ようなピクセル深さ変換テーブルを使用することによっ
て、任意の高い深さの宛先ピクセル値に対する任意の低
い深さのソース・ピクセル値の有効な任意のマッピング
が可能となる。
【0045】経済的な理由から、アプリケーションによ
っては、ピクセル深さ変換テーブルの完全な融通性を制
限することが好ましいことがある。たとえば、ソース・
ピクセル値を定数値に付加して「これを充填し」、宛先
ピクセル深さと一致させることもできる。ソース・ピク
セル値と宛先位置からの以前のピクセル値の両方の関数
として新しい宛先ピクセル値を生成する、より精巧なマ
ッピング手法を使用することもできる。このようなソー
ス/前宛先ピクセル値マッピング手法によって、たとえ
ば、透過性ないし透明性をシミュレートすることが可能
となる。このようなマッピング手法をさらにイメージの
非別名化に使用することもできるが、この場合、いわゆ
る「ミニ・マックス・アルゴリズム」がソース・ピクセ
ル値と以前の宛先ピクセル値の関数として、宛先の色と
輝度を生成する。
【0046】宛先ピクセルよりも大きなビット深さを有
するソース・ピクセルによるビット−blt転送を行う
場合、ピクセル圧縮が必要となる。この場合も、ピクセ
ル深さ変換をピクセル深さ変換索引テーブルによって行
うことができるが、個のテーブルはソース・ピクセル値
当たり1つの項目を有しており、各項目は宛先ピクセル
と同じ深さを有している。ピクセル拡張の場合と同様
に、直接テーブル索引以外の実施形態が可能である。た
とえば、宛先ピクセルの平面をソース・ピクセルの平面
の1つから抽出することができる。ピクセル拡張と同
様、宛先ピクセル値をソース・ピクセル値と宛先位置か
らの以前のピクセル値の関数とし、ソース・ピクセルと
宛先ピクセルのより精巧な混合を可能とすることができ
る。
【0047】ウィンドウ形式のディスプレイ・システム
がさらに広範に使用されるようになると、さまざまなピ
クセル深さの領域を効率的に組み合わせる手段が望まれ
るようになる。本発明によるビット−blt転送中に、
ディスプレイ・コントローラに利用できる自動的にピク
セル拡張とピクセル圧縮を行う機能は、ウィンドウ表示
機能を大幅にスピードアップし、中央演算処理装置を他
のタスクに自由に使えるようにする。
【0048】
【実施例】図1において、コンピュータ・ワークステー
ション2は32ビット幅のデータ・バス6及びアドレス
/制御バス8に接続されたマイクロプロセッサ4を含ん
でいる。データ・バス6及びアドレス/制御バス8に
は、読取り専用メモリ10、読み書きメモリ12、及び
グラフィックス・コントローラ14も接続されている。
双方向バッファ16がデータ・バス6に配置されてお
り、マイクロプロセッサ4及び読取り専用メモリ10が
バッファ16の一方の側に配置され、グラフィックス・
コントローラ14が他方の側に配置されている。
【0049】読み書きメモリ12はダイナミック・ラン
ダム・アクセス・メモリ(「DRAM」)メイン・メモ
リ18、及びビデオ・メモリ20を含んでいる。ビデオ
・メモリ20はデータ読み書きポート22、読み書きア
ドレス/制御ポート24、及びビデオ・データ読取りポ
ート26を介してアクセスされるデュアル・ポート・ビ
デオ・メモリである。データ・ワードを1度に1つずつ
データ・バス6からデータ読み書きポート22を介し
て、ビデオ・メモリ20中の、アドレス/制御バス8か
ら読み書きアドレス/制御ポート24に印加されたアド
レスによって指定されるランダムにアクセスされるメモ
リ位置に書き込むことができる。データ・ワードを1度
に1つずつ、データ読み書きポート22を介して、アド
レス/制御バス8から読み書きアドレス/制御ポート2
4に印加されたアドレスによって指定されるビデオ・メ
モリ20内のランダムにアクセスされるメモリ位置から
読み取ることができる。アドレス・制御バス8から読み
書きアドレス/制御ポート24に印加された最初のアド
レスによって指定されるメモリ位置から始まるデータ・
ワードのシーケンスを、ビデオ・メモリ20から自動的
に読み取り、読み書きアドレス/制御ポート24に印加
されるビデオ・データ読取り制御信号に応じて、ビデオ
・データ読取りポート26を介してシリアル・データ・
ワード順に転送することができる。
【0050】シリアライザ/パレット・ディジタル・ア
ナログ・コンバータ(「DAC」)30は陰極線管
(「CRT」)モニタ32、CRTコントローラ34及
びグラフィックス・コントローラ14に接続されてい
る。CRTコントローラ34はCRTモニタ32上のイ
メージの表示を制御するためのタイミング信号を、グラ
フィック・コントローラ14及びシリアライザ/パレッ
トDAC30にもたらす。シリアライザ/パレットDA
C30は、ビデオ・メモリ20のビデオ・データ読取り
ポート26にも接続されている。シリアライザ/パレッ
トDAC30は、シリアライザ/パレットDAC30が
CRTモニタ32上にイメージを表示するために使用す
る、ビデオ・データ読取りポート26からのグラフィッ
ク・コントローラが指定した深さのデータ・ワード符号
化ピクセル・データのシーケンスを受け取る。
【0051】グラフィックス・コントローラ14はビデ
オ・メモリ20に対するビット−blt転送を行うこと
ができる。グラフィックス・コントローラ14はピクセ
ル深さコンバータ40を含んでいる。コンピュータ・ワ
ークステーション2で稼働している異なるプログラムは
一般に、異なる深さのピクセルを生成する。詳細にいえ
ば、ピクセル・データはプログラムによって、1ビッ
ト、2ビット、4ビットまたは8ビットの深さのものと
なることができる。図2には、32ビット・データ・ワ
ード内のピクセル・データに対するパックド・ピクセル
形式が示されている。1ビットの深さのピクセル・デー
タに対しては、図2に示す32ビット・データ・ワード
51に32のピクセル・データがあり、フィールドの各
々には単一のビット位置−p0で示す−がある。2ビッ
トの深さのピクセル・データに対しては、データ・ワー
ド52内に16のピクセル・データ・フィールドがあ
り、各ピクセル・データ・フィールドはそれぞれ2つの
ビット位置−p0及びp1で示す−がある。データ・ワ
ード54及び58はそれぞれ、4ビット及び8ビットの
深さのピクセル・データに対するパックド・ピクセルの
編成を示している。
【0052】本発明の図面及び明細書において、マルチ
ビットのデータ・ワード全体を一般にA<n:0>で表
すが、正の整数nは1未満のワードの幅を示している。
このようなデータ・ワードの単一のビットをA<i>で
表すが、整数iはワード内のビットの位置を示してい
る。データ・ワード内の連続フィールドをA<j:k>
で表すが、j及びkはそれぞれフィールドの包含的ビッ
ト位置境界の上限及び下減を定義する整数である。
【0053】図3において、ピクセル深さコンバータ4
0はピクセル拡張/パススルー回路100及び平面抽出
/パススルー回路300を含んでいる。ピクセル拡張/
パススルー回路100は32ビット幅のピクセル・デー
タ入力バス42上でグラフィックス・コントローラ14
からのピクセル・データを受け取る。ピクセル・データ
入力バス42はグラフィックス・コントローラ・インタ
フェース回路(図示せず)によって、コンピュータ・ワ
ークステーション2の32ビット幅のデータ・バス6に
接続されている。ピクセル拡張/パススルー回路100
に対する制御及びタイミング信号は、ピクセル深さコン
バータ制御/タイミング・バス44上でグラフィックス
・コントローラ14から与えられる。
【0054】拡張回路ピクセル・データ出力バス46は
ピクセル拡張/パススルー回路100の出力を、平面抽
出/パススルー回路300の入力に接続している。平面
抽出/パススルー回路300はピクセル深さコンバータ
制御/タイミング・バス44にも接続されている。平面
抽出/パススルー回路300の出力は、深さコンバータ
・ピクセル・データ出力バス48に接続されている。深
さコンバータ・ピクセル・データ出力バス48はグラフ
ィックス・コントローラ・インタフェース回路(図示せ
ず)によって、コンピュータ・ワークステーション2の
データ・バス6に接続されている。
【0055】図4に示すように、ピクセル拡張/パスス
ルー回路100はパックド・ピクセル・データ・デパッ
カ回路102を含んでおり、この回路102は32ビッ
ト幅の4対1データ・シフト・マルチプレクサ104及
び28ビットのデータ・リターン・レジスタ106から
なっている。
【0056】データ・シフト・マルチプレクサ104は
4つのシフト・マルチプレクサ・データ入力ポート11
0、111、112及び113、ならびに単一のシフト
・マルチプレクサ・データ出力ポート114を有してい
る。データ・シフト・マルチプレクサ104は2ビット
幅の右シフト増分制御信号入力ポート116も有してい
る。右シフト増分制御信号入力ポート116に対する4
つの整数0ないし3の内の1つを符号化する2ビット幅
の2進論理信号SRI<1:0>を印加することによっ
て、データ・シフト・マルチプレクサ104の4つのシ
フト・マルチプレクサ入力ポート110、111、11
2、113の対応するものが、シフト・マルチプレクサ
出力ポート114に接続される。
【0057】データ・リターン・レジスタ106はレジ
スタの28のセルをロードするための28のリターン・
レジスタ入力端子で構成されたリターン・レジスタ入力
ポート107、及びレジスタのセルに記憶されたデータ
が現れる28のリターン・レジスタ出力端子で構成され
たリターン・レジスタ出力ポート108を有している。
データ・リターン・レジスタ106はリターン・レジス
タ・クロック入力ポート109も有している。データ・
リターン・レジスタ106は正エッジ・トリガされるの
で、リターン・レジスタ・クロック入力ポート109に
クロック信号を印加することによって、クロックの前縁
においてリターン・レジスタ入力ポート107に存在し
ているデータが、レジスタのセルにロードされる。デー
タ・リターン・レジスタ106のセルがタイプDタイプ
なので、セルの入力端子が出力端子に透過的に接続され
ることはない。
【0058】右シフト回路102のデータ・リターン・
レジスタ106及びデータ・シフト・マルチプレクサ1
04は、以下で説明するように、データ・シフト/フィ
ードバック関係で相互接続されている。データ・シフト
・マルチプレクサ104のシフト・マルチプレクサ・デ
ータ出力ポート114は、32ビット幅のシフト回路出
力信号バス118に接続されている。シフト回路出力信
号パス118を構成している32本のラインの各々は、
信号パス118上を搬送される32ビットのデータ・ワ
ードSCO<31:0>のビット位置に対応している。
シフト回路出力信号パス118の28本の信号線はデー
タ・ワードSCO<31:0>の28の最高位ビット
に、すなわち28ビットのデータ・ワード・フィールド
SCO<31:4>に対応しており、データ・リターン
・レジスタ106のリターン・レジスタ入力ポート10
7の28のリターン・レジスタ入力端子に連続して接続
されている。
【0059】データ・リターン・レジスタ106のリタ
ーン・レジスタ出力ポート108の28のリターン・レ
ジスタ出力端子は、28ビット幅のシフト回路データ・
リターン信号パス120に接続されている。シフト回路
データ・リターン信号パス120のラインの各々は、2
8ビットのシフト回路データ・リターン・データ・ワー
ドSCDR<31:4>のビット位置に対応している。
シフト回路データ・リターン信号パス120で搬送され
るデータ・ワードの各ビット位置SCDR<j>は、デ
ータ・リターン・レジスタ106に記憶されているシフ
ト回路出力信号パス118からのデータ・ワード・フィ
ールドSCO<31:4>のビット位置SCO<j>に
対応している。
【0060】シフト回路データ・リターン信号パス12
0のラインは、以下で説明するように、データ・シフト
・マルチプレクサ104の3つの最高位シフト・マルチ
プレクサ・データ入力ポート111、112、113に
接続されている。シフト・マルチプレクサ104のシフ
ト・マルチプレクサ・データ入力ポートの各々は、32
の入力端子を効果的に有している。シフト回路データ・
リターン信号パス120の28本のラインは順次、右へ
4位置シフトされた関係で、第2のシフト・マルチプレ
クサ・データ入力ポート111の28の最低位入力端子
に接続されている。実際には、第2のシフト・マルチプ
レクサ・データ入力ポート111に対する見かけの4つ
の残りの最高位入力端子は、論理ゼロに結合されてい
る。いくつかの入力端子が特定の論理値に固定されるよ
うに指定されているマルチプレクサは一般に、指定され
た特定の論理値に結合された実際の入力線端子を備えた
全マルチプレクサ回路としてではなく、指定された固定
有効入力状態が回路に組み込まれた回路としての直接的
な態様でより簡単に実現できる。
【0061】第3のシフト・マルチプレクサ・データ入
力ポート112の場合には、シフト回路データ・リター
ン信号パス120の、24ビットの最高位データ・ワー
ド・フィールドSCDR<31:8>を搬送している2
4本の最高位ラインは、順次、右へ8ビット位置シフト
された関係で、データ入力ポート112の24本の最低
位入力端子に接続されている。第3のシフト・マルチプ
レクサ入力ポート112の見かけの8つの最高位入力端
子は、実際には、論理ゼロに結合されている。
【0062】第4のシフト・レジスタ入力ポート113
の場合には、シフト回路データリターン信号パス120
の、16ビットの最高位データ・ワード・フィールドS
CDR<31:16>を搬送している16本の最高位ラ
インは、順次、右へ16位置シフトされた関係で、第4
のデータ入力ポート113の最低位の16の入力端子に
接続されている。第4のシフト・マルチプレクサ入力ポ
ート113の見かけの残りの最高位の16の入力端子
は、実際には、論理ゼロに結合されている。
【0063】右シフト増分制御信号SRI<1:0>に
よって符号化された値の関数としてデータ・シフト・マ
ルチプレクサ104のシフト・マルチプレクサ出力ポー
ト114に現れるデータ・ワードSCO<31:0>
は、下記の表1の第2欄に記載されている。右シフト増
分制御信号SRI<1:0>のさまざまな値に対応する
ピクセル深さ変換スケール・ファクタは表1の第3欄に
記載されている。表1において、’0’は論理ゼロの4
ビット・フィールドを示す。
【0064】 表1 SRI<1,0> SCO<31:0> スケール・ファクタ 0 PI<31:0> [基本シフト回路] 1 ’0’‖SCDR<31:4> 2 2 ’00’‖SCDR<31:8> 4 3 ’0000’‖SCDR<31:16> 8
【0065】ピクセル拡張パススルー回路100は単一
入力ポート、4重出力ポート、ピクセル・データ変換テ
ーブル記憶回路124を含んでいる。ピクセル・データ
変換テーブル記憶回路124は32ビット幅の変換テー
ブル入力ポート126及び4ビット幅のロード・レジス
タ制御信号入力ポート128を含んでいる。ピクセル・
データ変換テーブル記憶回路124は4つの独立してア
ドレス可能な、8ビット幅の出力ポート131、13
2、133、134を有している。独立してアドレス可
能な変換テーブル出力ポート131−134の各々に
は、4ビット幅の変換テーブル読取りアドレス・ポート
141−144が関連づけられている。ピクセル・デー
タ変換テーブル記憶回路は128ビットの記憶容量を有
している。図5に示すように、変換テーブル入力ポート
126及び関連するロード・レジスタ制御信号入力ポー
ト128の観点から、128ビットの記憶機構は並列に
接続された入力を有する4つの32ビット・レジスタと
して編成されている。変換テーブル出力ポート131−
134及び関連する変換テーブル読取りアドレス・ポー
ト141−144の各々の観点から、128ビットの記
憶機構は16の独立してアドレス可能な8ビット・レジ
スタとして編成されている。
【0066】ピクセル・データ変換テーブル記憶回路1
24は4つの32ビット変換テーブル・レジスタ151
−154を含んでいる。4つの変換テーブル・レジスタ
151−154の各々の入力端子の対応する端子は、ピ
クセル拡張/パススルー回路100のピクセル・データ
入力バス42の対応するラインに並列に接続されてい
る。変換テーブル・レジスタ151−154の各々は、
変換テーブル・ロード・レジスタ入力端子171−17
4を含んでいる。4つの変換テーブル・ロード・レジス
タ入力端子171−174の各々は、変換テーブル・ロ
ード・レジスタ制御信号バス130の4本のラインの対
応するものに接続されている。変換テーブル・ロード・
レジスタ制御信号バス130はピクセル深さコンバータ
40の制御/タイミング・バス44の4本のラインを構
成しており、グラフィックス・コントローラ14に接続
されている。4つの変換テーブル・レジスタ151−1
54の各々には、レジスタに接続されている変換テーブ
ル・ロード・レジスタ制御信号バス130のラインに制
御信号を印加することによってピクセル・データ入力バ
ス42に現れるデータ・ワードを、選択的にロードする
ことができる。
【0067】4つの変換テーブル・レジスタ151−1
54の各々は、32のレジスタ出力端子181−184
を有している。4つの変換テーブル・レジスタ151−
154の各々の32のレジスタ出力端子は、各々8つの
レジスタ出力端子の4つのグループとしてグループ化さ
れている。8つのレジスタ出力端子の個々のグループの
各々を、実際に、単一有効8ビット・レジスタの出力ポ
ートとみなすことができる。合計16の8ビット出力の
グループの各々−換言すると、16の有効8ビット・レ
ジスタの各々−は、0ないし15の一意のアドレスとし
て割り当てられる。
【0068】ピクセル・データ変換テーブル記憶装置1
24は4つの8ビット幅の16対1変換テーブル・リー
ドアウト・マルチプレクサ191−194を含んでい
る。各変換テーブル・リードアウト・マルチプレクサ1
91−194は16の8ビット幅のデータ入力ポートを
有しており、これらのポートは順次、変換テーブル・レ
ジスタ151−154の8つのレジスタ出力ポートの1
6のグループに接続されている。変換テーブル・リード
アウト・マルチプレクサ191−194の各々は、変換
テーブル・マルチプレクサ出力ポートを有しており、こ
のポートは記憶装置124の8ビット幅の変換テーブル
・リードアウト・ポート131−134の対応するもの
を構成している。変換テーブル・リードアウト・マルチ
プレクサ191−194の各々は4ビット幅の変換テー
ブル・リードアウト・マルチプレクサ・チャネル選択入
力ポートを含んでおり、このポートは記憶装置124の
変換テーブル読取りアドレス・ポート141−144の
対応するものを構成している。変換テーブル・リードア
ウト・マルチプレクサ191−194のデータ入力ポー
トの対応するポートは、4つの変換テーブル・リードア
ウト・マルチプレクサに対して0に指定されている最低
位入力ポートに関して、図5に示すように、4つの変換
テーブル・レジスタ151−154の8つのレジスタ出
力端子の関連するグループに並列に接続されている。他
のデータ・入力ポートに対する並列接続は、図を単純と
するため、図5には示されていない。対応するデータ入
力ポートの並列接続によって、8つのレジスタ出力端子
の同じグループを変換テーブル・リードアウト・マルチ
プレクサ191−194の2つ以上のものから同時に読
み取ることが可能となる。それ故、16の有効出力8ビ
ット・レジスタ−換言すれば、4つの変換テーブル・レ
ジスタ151−154の16の8出力グループ−は、4
つの変換テーブル・リードアウト・マルチプレクサ19
1−194によって、独立して読取り可能となる。
【0069】再度、図4において、ピクセル拡張/パス
スルー回路100は4つの変換テーブル・アドレス・セ
レクタ・マルチプレクサ201−204を含んでいる。
アドレス・セレクタ・マルチプレクサ201−204の
各々は、3つのアドレス・セレクタ・マルチプレクサ・
データ入力ポート211、221、231;212、2
22、232;213、223、233;214、22
4、234及び単一アドレス・セレクタ・マルチプレク
サ出力ポート241−244を有する4ビット幅の3対
1マルチプレクサである。変換テーブル・アドレス・セ
レクタ・マルチプレクサ201−204の各々は2ビッ
ト幅のアドレス選択マルチプレクサ・チャネル・セレク
タ制御入力ポート251−254を含んでおり、このポ
ートはスケール・ファクタ選択信号バス256に接続さ
れている。スケール・ファクタ選択制御信号バス256
はピクセル深さコンバータ40の制御/タイミング・バ
ス44の2本の線を構成しており、かつグラフィックス
・コントローラ14に接続されている。
【0070】スケール・ファクタ選択制御信号バス25
6からチャネル・セレクタ制御入力ポート251−25
4へ2ビット幅のスケール・ファクタ選択制御信号SF
S<1:0>を印加することによって、アドレス・セレ
クタ・マルチプレクサ201−204のデータ入力ポー
トの対応するポートが、出力ポート241−244に接
続される。アドレス・セレクタ・マルチプレクサ出力ポ
ート241−244の各々は、ピクセル・データ変換テ
ーブル記憶装置124の変換テーブル読取りアドレス・
ポート141−144の対応するポートに接続されてい
る。
【0071】変換テーブル・アドレス・セレクタ・マル
チプレクサ251−254のデータ入力ポートの各々
は、実際には、4つのデータ入力端子を有している。変
換テーブル・アドレス・セレクタ・マルチプレクサのデ
ータ入力ポートのデータ入力端子のすべて、または各種
の低位端子は、下記の表2に記載し、図4に示すよう
に、シフト回路出力信号パス118の16本の最低位ラ
インの各種のラインに接続される。表2及び図4におい
て、シフト回路出力信号パス118の各種のラインは信
号パスのラインで搬送されるシフト回路出力データ・ワ
ードSCO<31:0>のビット位置によって識別され
る。表2において、ピクセル深さ変換スケール・ファク
タとアドレス・セレクタ・マルチプレクサ・データ入力
ポートの間の対応は、最初の2つの欄で与えられてい
る。
【0072】 表2 スケール・ 入力 アドレス・セレクタ・マルチプレクサ入力ファクタ ポート A(201) B(202) C(203) D(204) 2 0 SCO<3:0> SCO<7:4> SCO<11:8> SCO<15:12> 4 1 SCO<1:0> SCO<3:2> SCO<5:4> SCO<7:6> 8 2 SCO<0> SCO<1> SCO<2> SCO<3>
【0073】上記の表2及び図4から、変換テーブル・
アドレス・セレクタ・マルチプレクサ251−254の
各々については、合計7つのデータ入力端子がシフト回
路信号パス118のラインに接続されていることがわか
る。4つのアドレス・セレクタ・マルチプレクサ251
−254については、合計28のデータ入力端子がシフ
ト回路出力信号パス118の16本の最低位ラインSC
O<15:0>の各種のラインに接続されている。4つ
の変換テーブル・アドレス・セレクタ・マルチプレクサ
251−254の観点から、シフト回路出力信号パス1
18の16本の最低位ラインSCO<15:0>に対す
るデータ入力端子による28の接続は、パックド・ピク
セル・データ・デパッカ回路102のデパックド・ピク
セル・データ並列出力ポートのデータ出力端子を画定す
る。詳細にいえば、パックド・ピクセル・データ・デパ
ッカ回路102のデパックド・ピクセル・データ並列出
力ポートのデータ出力端子は、表2に記載した28のビ
ット位置SCO<j>によって識別される。
【0074】デパックド・ピクセル・データ並列出力ポ
ートのデータ出力端子を、上記の表2にしたがってグル
ープ化し、3つのピクセル深さ変換スケール・ファクタ
にそれぞれが対応している3つのデパックド・ワード構
成要素出力フィールド・サブポートを画定することがで
きる。詳細にいえば、SCO<15:0>、SCO<
7:0>、及びSCO<3:0>によって識別されるデ
パックド・ワード構成要素出力フィールド・サブポート
はそれぞれ、スケール・ファクタ2、4、及び8に対応
している。3つのデパックド・ワード構成要素出力フィ
ールド・サブポートの各々のデータ出力端子を、4つの
デパックド・ワード構成要素出力フィールド・サブポー
ト端子サブセットに分割し、各端子サブセットを4つの
変換テーブル・アドレス・セレクタ・マルチプレクサ2
51−254の1つの単一データ入力ポートに接続する
ことができる。それ故、デパックド・ワード構成要素出
力フィールド・サブポートSCO<15:0>は、表2
の第1列に示すように、4つのデパックド・ワード構成
要素出力フィールド・サブポート端子サブセットに分割
される。他の2つのデパックド・ワード構成要素出力フ
ィールド・サブポートSCO<7:0>及びSCO<
3:0>の各々は、表2の対応する第2列及び第3列に
よってそれぞれ指定される4つのデパックド・ワード構
成要素出力フィールド・サブポート端子サブセットに分
割される。
【0075】変換テーブル・アドレス・セレクタ・マル
チプレクサ251−254のデータ入力ポートの、シフ
ト回路出力信号パス118に接続されていない各データ
入力端子は、実際には、論理ゼロに結合されている。そ
れ故、たとえば、第1アドレス・セレクタ・マルチプレ
クサ201のアドレス・セレクタ・マルチプレクサ出力
ポート241は、スケール・ファクタ選択制御信号バス
256がデータ入力ポート2を指定する2進論理制御信
号を搬送している場合に、4ビットのアドレス’00
0’‖SCO<0>を搬送する。
【0076】ピクセル拡張/パススルー回路100はピ
クセル拡張/パススルー・マルチプレクサ258を含ん
でいる。ピクセル拡張/パススルー・マルチプレクサ2
58はピクセル拡張データ入力260及びパススルー・
データ入力262を有する32ビット幅の2対1マルチ
プレクサである。4つの8ビット幅の変換テーブル出力
ポート131−134は連結された態様で、ピクセル拡
張/パススルー・マルチプレクサ258の32ビット幅
のピクセル拡張データ入力ポート260に接続されてい
る。ピクセル・データ入力バス42はピクセル拡張/パ
ススルー・マルチプレクサ258のパススルー・データ
入力ポート262に接続されている。ピクセル拡張/パ
ススルー・マルチプレクサ258の32ビット幅のピク
セル拡張/パススルー・データ出力ポート264は、ピ
クセル拡張/パススルー回路100の拡張回路ピクセル
・データ出力バス46に接続されている。拡張回路ピク
セル・データ出力バス46はピクセル拡張/パススルー
マルチプレクサ258のピクセル拡張/パススルー・デ
ータ出力ポート264から伝送される拡張回路出力デー
タ・ワードECO<31:0>を搬送する。
【0077】ピクセル拡張/パススルー・マルチプレク
サ258はピクセル拡張/パススルー選択制御信号入力
266を含んでいる。ピクセル拡張/パススルー制御信
号入力266に2進ピクセル拡張/パススルー制御信号
を印加することによって、ピクセル拡張/パススルー・
マルチプレクサ258のピクセル拡張データ入力260
またはパススルー・データ入力262のいずれかが、ピ
クセル拡張/パススルー・マルチプレクサ出力264に
接続される。ピクセル拡張/パススルー制御信号入力2
66はピクセル拡張バイパスNANDゲート268に接
続されている。ピクセル拡張バイパスNANDゲート2
68はスケール・ファクタ制御信号バス256の2本の
ラインに接続されている2つの論理入力を有している。
ピクセル拡張/パススルー・マルチプレクサ258はピ
クセル拡張バイパスNANDゲート268と関連して、
2ビット幅のスケール・ファクタ選択制御信号バス25
6が2進論理信号”11”を搬送しているときに、ピク
セル入力データ・バス42を拡張回路ピクセル・データ
出力バス46に接続する。スケール・ファクタ選択制御
信号バス256で搬送されるすべての他の2進論理信号
について、ピクセル拡張/パススルー・マルチプレクサ
258及びピクセル拡張バイパスNANDゲート268
は、ピクセル・データ変換テーブル記憶回路124の4
本の連結された変換テーブル出力ポート131−134
を拡張回路ピクセル・データ出力バス46に接続する。
【0078】図6は単一のソース・ピクセル・データ・
ワードにおけるソース・ピクセル・データの拡張につい
ての説明のための例に対するピクセル拡張/パススルー
回路100の作動に関するタイミング図を示している。
図6の例において、ソース・ピクセル・データは2とい
うソース・ピクセル深さを有しており、宛先ピクセル・
データは8という宛先ピクセル深さを有しているので、
ピクセル深さ拡張ファクタは4である。
【0079】16の2ビット・ピクセル・データ・フィ
ールドの32ビット・ソース・ピクセル・データ・ワー
ドPI<31:0>がピクセル・データ入力バス42に
よって、図6のタイミング図の第1行に示されている時
間間隔で、データ・シフト・マルチプレクサ104の最
低位シフト・マルチプレクサ入力ポート110に印加さ
れる。ソース・ピクセル・データ・ワードPI<31:
0>は図2に示す2ビット・ピクセル深さのピクセル・
データに対するピクセル・データ・ワード52について
示されているパックド・ピクセル形式を有している。
【0080】データ・シフト・マルチプレクサ104の
右シフト増分制御信号入力ポート116に印加された2
ビット幅の右シフト増分制御信号SRI<1:0>は、
図6のタイミング図の2行目に示す最初の時間間隔中
に、値”0”を符号化し、パックド・ピクセル・データ
・デパッカ回路を初期化、ないし「プライム化」する。
したがって、最初の時間間隔中に、ソース・ピクセル・
データ・ワードPI<31:O>がデータ・シフト・マ
ルチプレクサ104のマルチプレクサ出力ポート114
に現れ、図6のタイミング図の5行目に示すような、シ
フト回路出力データ・ワードSCO<1:0>を構成す
る。
【0081】図6のタイミング図の6行目に示すよう
に、2ビット幅のスケール・ファクタ選択制御信号SF
S<1:0>はこの例の深さ変換プロセスの全体にわた
って値”1”を符号化するが、これは4というピクセル
深さ変換スケール・ファクタに対応している。”1”と
いうスケール・ファクタ選択制御信号SFS<1:0>
は、4つの変換テーブル・アドレス・セレクタ・マルチ
プレクサ201−204のチャネル・セレクタ制御入力
ポート251−254に並列に印加されるので、マルチ
プレクサの第2のアドレス・セレクタ・マルチプレクサ
・データ入力ポート221−224が対応するアドレス
・セレクタ・マルチプレクサ出力ポート241−244
に接続される。上記の表2には、4つのアドレス・セレ
クタ・マルチプレクサの第2のアドレス・セレクタ・マ
ルチプレクサのデータ入力ポート221−224に印加
されるシフト回路出力データ・ワードSCO<31:0
>のビット位置が記載されている。詳細にいえば、シフ
ト回路出力データ・ワードの最低位8ビットのフィール
ドSCO<7:0>は、4つの2ビット幅のアドレス・
フィールドSCO<1:0>、SCO<3:2>、SC
O<5:4>、及びSCO<7:6>を画定する4対の
2つの隣接したビットのフィールドに分割される。2ビ
ット幅のアドレス・フィールドの各々は、図4に示すよ
うに、アドレス・セレクタ入力の第2のアドレス・セレ
クタ・マルチプレクサ・データ入力ポートに印加され
る。2ビット幅のアドレス・フィールドがアドレス・セ
レクタ・マルチプレクサ出力ポート241−244に現
れ、2つのゼロが前部に連結され、ピクセル・データ変
換テーブル記憶装置124のための4ビット幅の変換索
引データ読取りアドレスADRA<3:0>、ADR0
<3:0>、ADRC<3:0>、及びADRD<3:
0>を形成する。検討している例において、図6のタイ
ミング図の2行目で定義される最初の時間間隔でもたら
される4つの変換索引アドレスは、タイミング図の7行
目ないし10行目の対応する最初の時間間隔に記載され
ている。
【0082】変換索引アドレスの2つの先行ゼロのた
め、ピクセル深さ変換テーブル記憶装置124の4つの
低位有効8ビット・レジスタだけが、検討している例に
おいてはアクセスされる。各ゼロの拡張されたアドレス
は記憶回路に記憶される1つの8ビット宛先ピクセル・
データ値を規定する。
【0083】図6のタイミング図の3行目に示すよう
に、3つのクロック・パルスSRCLは深さ変換サイク
ル中に、データ・リターン・レジスタ106のリターン
・レジスタ・クロック入力ポート109に印加される。
最初のパルスによって、ソース・ピクセル・データ・デ
ータ・ワードPI<31:0>の28の高位ビットPI
<31:4>が、データ・リターン・レジスタ106に
ロードされ、図6のタイミング図の4行目に示すように
シフト回路データ・リターン・データ・ワードSCDR
<31:4>として現れる。
【0084】図6のタイミング図の2行目に示す”0”
から”2”への右シフト増分制御信号SRI<1:0>
の遷移によって、データ・シフト・マルチプレクサ10
4のシフト・マルチプレクサ出力ポート114を第1の
シフト・マルチプレクサ入力ポート110に接続される
ものから、第3のシフト・マルチプレクサ入力ポート1
12に接続されるものへ切り換える。結果として、デー
タ・リターン・レジスタ106からの28ビット・シフ
ト回路データ・リターン・データ・ワードSCDR<3
1:4>から24ビット高位データ・フィールドSCD
R<31:8>は、最低位の24ビット位置の32ビッ
トシフト・マルチプレクサ出力ポート114に現れる。
8つの高位位置にはゼロが充填される。結果として、”
0”から”2”への右シフト増分制御信号SRI<1:
0>の遷移の後、データ・シフト・マルチプレクサ10
4のシフト・マルチプレクサ出力ポート114における
シフト回路出力データ・ワードSCO<31:0>は、
図6のタイミング図の5行目に示すように、データ・ワ
ード”0”‖PI<31:8>に切り換わる。4つの変
換テーブル・アドレスは対応して、図6のタイミング図
の7行目から10行目の第2の間隔に示すゼロの拡張さ
れた2ビット幅のアドレス・フィールド値に切り換わ
る。
【0085】図6のタイミング図の3行目に示す第2及
び第3のクロック・パルスSRCLKは順次、シフト回
路データ・リターン・データ・ワードSCDR<31:
4>を8ビット位置だけ右へ連続的にシフトし、タイミ
ング図の4行目に示すように、8つの高位ビット位置に
ゼロを充填する。シフト回路出力データ・ワードSCO
<31:0>は図6のタイミング図の5行目に示すよう
に、2つ目及び3つ目のクロック・パルスの各々におい
て、右へ8ビット位置対応してシフトされ、8つの高位
ビット位置に、ゼロが充填される。4つのアドレスはタ
イミング図の7行目ないし10行目の3番目及び4番目
の時間間隔に示すように変化する。
【0086】図6のタイミング図に示したサイクルの終
了時に、ソース・ピクセル・データ・ワードPI<3
1:0>の16の2ビット幅のソース・ピクセル・デー
タ・フィールドの各々は、ゼロの拡張された4ビットの
変換索引データ読取りアドレスに変換され、ピクセル・
データ変換テーブル記憶装置124の4つの変換テーブ
ル読取りアドレス入力ポート141−144の1つに印
加され、対応する8ビット宛先ピクセル・データを記憶
回路から読み取る。8ビットの宛先ピクセル・データ値
は連結された態様で1度に4つずつ並列に組み合わさ
れ、32ビットの宛先ピクセル・データ・ワードを形成
する。ソース・ピクセル深さが4というピクセル深さ変
換スケール・ファクタだけ拡張されているので、元の3
2ビットのソース・ピクセル・データ・ワードPI<3
1:0>は4つの32ビット宛先ピクセル・データ・ワ
ードに変換される。
【0087】第2の例として、4ビットの深さのソース
・ピクセル・データを8ビットの深さの宛先ピクセル・
データに変換する場合を検討する。4から8へのビット
深さの拡張は、8/4すなわち2という拡張ファクタの
増加をもたらす。2つのピクセル深さ変換サイクルが必
要である。すなわち、第1のサイクルはソース・ピクセ
ル・データ・ワードの下半分PI<15:0>の4つの
4ビット・ピクセル・データ値を拡張し、第2のサイク
ルはソース・ピクセル・データ・ワードの上半分PI<
31:16>の4つのピクセル・データ値を拡張するも
のである。第2のサイクルはソース・ピクセル・データ
が右シフト回路102の作動によってSCO<15:0
>に置かれた後、ビットPI<31:16>に含まれる
ソース・ピクセル・データを拡張する。
【0088】2という拡張ファクタに対応する表2の行
から、第1の変換索引データ読取りアドレスADDRA
<3:0>がSCO<3:0>にセットされ、第2のデ
ータ読取りアドレスADDRB<3:0>がSCO<
7:4>にセットされ、第3のデータ読取りアドレスA
DDRC<3:0>がSCO<11:8>にセットさ
れ、第4のデータ読取りアドレスADDRD<3:0>
がSCO<15:12>にセットされることがわかる。
4ビットの変換索引データ読取りアドレスの各々は、入
来する4ビットのソース・ピクセル・データ値の1つを
1対1で表している。各ピクセル深さ変換サイクルの4
つのデータ読取りアドレスは、ピクセル・データ変換テ
ーブル記憶回路124に以前に記憶されている16の8
ビット値の対応するものを並列に独立して選択する。4
つの8ビット値は8ビット深さの4つの宛先ピクセルを
表す。4つの宛先ピクセル値は連結され、単一の32ビ
ットのワードを形成し、このワードは次いで32ビット
幅のデータ・バス6上でグラフィックス・コントローラ
によって、ビデオ・メモリの宛先ビットマップに書き込
まれる。
【0089】第3の例として、2ビットのピクセルを4
ビットのピクセルに拡張する場合を検討する。拡張ファ
クタは以前の例の場合と同様に、この場合も2であっ
て、アドレス・ビットの選択は同一である。しかしなが
ら、ピクセル・データ変換テーブル記憶回路124のレ
ジスタ位置に記憶されているデータは、異なる解釈がさ
れる。この例において、各8ビット・ピクセル・データ
変換データ項目は、連結された2つの個別の4ビットの
ピクセル・データ値を構成する。4ビットの変換索引デ
ータ読取りアドレスは、連結された2つの2ビット・ピ
クセル・データ値を表す。各変換索引データ読取りアド
レスの上位2ビットは有効8ビット・レジスタの上位4
ビットをアクセスするものと考えることができ、データ
読取りアドレスの下位2ビットは有効レジスタの下位4
ビットをアクセスする。一般に、ピクセル・データ変換
データをピクセル・データ変換記憶回路へ適切にロード
した場合、本発明の好ましい実施例によって、同一のア
ドレス選択機能が拡張ファクタが同一のすべての場合に
機能することが可能となる。この例において、表2を参
照すると、ピクセル・データ変換テーブル項目の上位ニ
ッブルは上位の2つのデータ読取りアドレス・ビットに
対応しなければならず、また下位ニッブルは下位の2つ
のデータ読取りアドレス・ビットに対応しなければなら
ない。たとえば、2ビット・コード”00”を4ビット
・コード”0001”にマップし、2ビット・コード”
11”を4ビット・コード”1110”にマップするこ
とを希望する場合、すべてのデータ読取りアドレス”0
0XX”(ただし、”X”は「任意」を表す)が”00
01”の上位ニッブルを含んでおり、すべてのアドレ
ス”11XX”が”1110”の上位ニッブルを含んで
いるという態様で、ピクセル・データ変換テーブルをロ
ードしなければならない。同様なプロセスによって、フ
ァイル項目の下位ニッブルに対する値を決定することが
できる。以前の例の場合と同様に、拡張ファクタが2な
のであるから、各32ビット・ソース・ピクセル・デー
タ・ワードに対して2つのピクセル深さ変換サイクルが
必要である。
【0090】図7において、平面抽出/パススルー回路
300は拡張回路ピクセル・データ出力バス46のデー
タからピクセル・データの平面を抽出するための平面エ
クストラクタ302と、平面エクストラクタ302によ
って抽出されたピクセル・データを統合するための抽出
データ・コンソリデータ304を含んでいる。
【0091】図8に示すように、平面エクストラクタ3
02はカスケード状に接続された3つの奇偶ライン・セ
レクタ・マルチプレクサ310、320、330を含ん
でいる。3つの奇偶ライン・セレクタ・マルチプレクサ
310、320、330をこれらが構成するカスケード
の段によって、適宜呼ぶこととする。それ故、カスケー
ドの最初の奇偶ライン・セレクタ・マルチプレクサ31
0を第1段奇偶ライン・セレクタ・マルチプレクサ31
0と呼び、カスケードの第2のライン・セレクタ・マル
チプレクサ320を第2段奇偶ライン・セレクタ・マル
チプレクサ320と呼び、カスケードの第3のライン・
セレクタ・マルチプレクサ330を第3段奇偶ライン・
セレクタ・マルチプレクサ330と呼ぶ。3つのライン
・セレクタ・マルチプレクサ310、320、330の
各々は奇数パリティ入力ポート312、322、332
と、偶数パリティ入力ポート314、324、334を
有する2対1マルチプレクサである。3つのライン・セ
レクタ・マルチプレクサ310、320、330の各々
は選択パリティ出力ポート316、326、336、及
びパリティ選択制御信号入力ポート318、328、3
38も有している。各ライン・セレクタ・マルチプレク
サ310、320、330の選択パリティ出力ポート3
16、326、336は、マルチプレクサのパリティ選
択制御信号入力ポート318、328、338に印加さ
れるパリティ選択制御信号SEL<i>の状態に応じ
て、奇数パリティ入力ポート312、322、323ま
たは偶数パリティ入力ポート314、324、334の
いずれかに接続可能である。
【0092】第1段奇偶ライン選択マルチプレクサ31
0は16ビット幅のマルチプレクサである。第1段ライ
ン選択マルチプレクサ310の奇数パリティ入力ポート
312の16の端子は、インデックス”i”が奇数であ
る論理信号ECO<i>を搬送する拡張回路ピクセル・
データ出力バス46の1つおきのラインに接続されてい
る。拡張回路ピクセル・データ出力バス46の他の端子
−インデックス”i”が偶数である論理信号ECO<i
>を搬送する−は第1段奇偶ライン・セレクタ・マルチ
プレクサ310の偶数パリティ入力ポート314の16
本のラインに接続されている。第1段ライン・セレクタ
・マルチプレクサ310のパリティ選択制御信号入力ポ
ート318はパリティ選択制御信号SEL<0>を受け
取る。第1段奇偶ライン・セレクタ・マルチプレクサ3
10の選択パリティ出力ポート316の16の出力端子
は、S1<15:0>で示される16ビット幅の第1段
パリティ選択出力データ・ワードを搬送する。
【0093】第1段奇遇ライン・セレクタ・マルチプレ
クサ310の選択パリティ出力ポート316からの16
本の出力ラインは、下記のように、第2段奇偶ライン・
セレクタ・マルチプレクサ320の入力ポート322、
324に接続される。第1段パリティ選択出力データ・
ワードS1<15:0>の奇数パリティ・ビット位置の
乗っている16本のラインの1つおきのラインは、第2
段奇偶ライン・セレクタ・データ・マルチプレクサ32
0の奇数パリティ入力ポート322の8つの入力端子に
接続されている。第1段パリティ選択出力データ・ワー
ドS1<15:0>の偶数パリティ・ビット位置を搬送
する他の8本のラインは、第2段奇偶ライン・セレクタ
・マルチプレクサ320の偶数パリティ入力ポート32
4の8つの出力端子に接続されている。第2段ライン・
セレクタ・マルチプレクサ320のパリティ選択制御信
号入力ポート328は、パリティ選択制御信号SEL<
1>を受け取る。第2段ライン・セレクタ・マルチプレ
クサ320の選択パリティ出力ポート326の8つの出
力端子は、第2段パリティ選択出力データ・ワードS2
<7:0>を搬送する。
【0094】第2段奇偶ライン・セレクタ・マルチプレ
クサ320の選択パリティ出力ポート326の8本の出
力ラインは、第1段ライン・セレクタ・マルチプレクサ
310の選択パリティ出力ポート316を第2段ライン
・セレクタ・マルチプレクサ320の奇数及び偶数のパ
リティ入力ポートに接続することに関して、前述したの
と類似した態様で、第3段奇偶ライン・セレクタ・マル
チプレクサ330の入力ポート332、334に接続さ
れる。詳細にいえば、第2段パリティ選択出力データ・
ワードS2<7:0>の奇数パリティ・ビット位置を搬
送している8本の出力ラインの内の4本は、第3段奇偶
ライン・セレクタ・マルチプレクサ330の4ビット幅
の奇数パリティ入力ポート332に接続されている。第
2段パリティ選択出力データ・ワードS2<7:2>の
偶数パリティ・ビット位置を搬送している他の4本のラ
インは、第3段ライン・セレクタ・データ・マルチプレ
クサ330の偶数パリティ入力ポート334に接続され
ている。パリティ選択制御信号SEL<2>は第3段ラ
イン・セレクタ・マルチプレクサ330のパリティ選択
制御信号入力ポート338に印加される。第3段奇偶ラ
イン・セレクタ・マルチプレクサ330の選択パリティ
出力ポート336の4つの出力端子は、S3<3:0>
で示される4ビットの第3段パリティ選択出力データ・
ワードを搬送する。
【0095】平面選択制御バス340は3本のラインを
有しており、これらのそれぞれは3つのディジタル・パ
リティ選択制御信号SEL<0>、SEL<1>、及び
SEL<2>を搬送し、第1段、第2段、及び第3段奇
偶ライン・セレクタ・マルチプレクサ310、320、
330の3つのパリティ選択制御信号入力ポート31
8、328、338に接続されている。3つのパリティ
選択制御信号はパリティ選択制御ワードSEL<2:0
>を構成し、この制御ワードは0から7までの数字を2
進的に符号化し、3つのカスケードされた奇偶ライン・
セレクタ・マルチプレクサ310、320、330の出
力を決定する。
【0096】下記の表3において、第1段、第2段及び
第3段パリティ選択出力データ・ワードS1<15:0
>、S2<7:0>及びS3<3:0>が、表の後で説
明するように、パリティ選択制御ワードSEL<2:0
>の状態の関数として記載されている。
【0097】 表3 SEL<2:0> S1<15:0> S2<7:0> S3<3:0> 000 ECO<2i> ECO<4j> ECO<8k> 001 ECO<2i+1> ECO<4j+1> ECO<8k+1> 010 ECO<2i> ECO<4j+2> ECO<8k+2> 011 ECO<2i+1> ECO<4j+3> ECO<8k+3> 100 ECO<2i> ECO<4j> ECO<8k+4> 101 ECO<2i+1> ECO<4j+1> ECO<8k+5> 110 ECO<2i> ECO<4j+2> ECO<8k+6> 111 ECO<2i+1> ECO<4j+3> ECO<8k+7>
【0098】表3の第2欄において、パリティ選択制御
ワードSEL<2:0>の所定の値に対する第1段パリ
ティ選択出力データ・ワードS1<15:0>の各種の
ビット位置S1<i>は、インデックスiが0から15
の範囲の場合に、SEL<2:0>の値に対向する欄の
項目で与えられる。表3の第3欄において、パリティ選
択制御ワードSEL<2:0>の所定の値に対する第2
段パリティ選択出力データ・ワードS2<7:0>の各
種のビット位置S2<j>は、インデックスjが0から
7の範囲の場合に、SEL<2:0>の所定の値に対向
する欄の項目で与えられる。表3の第3欄において、パ
リティ選択制御ワードSEL<2:0>の所定の値に対
する第3段パリティ選択出力データ・ワードS3<3:
0>の各種のビット位置S3<k>は、インデックスk
が0から3の範囲の場合に、SEL<2:0>の所定の
値に対向する欄の項目で与えられる。
【0099】奇偶ライン・セレクタ・マルチプレクサ3
10、320、330の他に、平面エクストラクタ30
2は3つのステージ選択マルチプレクサ350、36
0、370を含んでおり、これらを順次第1、第2及び
第3出力フィールド・ステージ選択マルチプレクサと呼
ぶ。
【0100】第1出力フィールド・ステージ選択マルチ
プレクサ350は4対1の4ビット幅のマルチプレクサ
である。第1出力フィールド・ステージ選択マルチプレ
クサ350の4つの入力ポートの各々は、図8に示すよ
うに、拡張回路出力データ・ワードECO<31:0>
の1つのゼロないし3番目のビット位置、第1段出力デ
ータ・ワードS1<15:0>、第2段出力データ・ワ
ードS2<7:0>、及び第3段出力データ・ワードS
3<3:0>を搬送する4本のラインに接続されてい
る。
【0101】第2出力フィールド・ステージ選択マルチ
プレクサ360は3対1の4ビット幅のマルチプレクサ
である。第2出力フィールド・ステージ選択マルチプレ
クサ360の3つの入力ポートの各々は、拡張回路出力
データ・ワードECO<31:0>の1つの4番目ない
し7番目のビット位置、第1段出力データ・ワードS1
<15:0>、及び第2段出力データ・ワードS2<
7:0>を搬送する4本の信号ラインに接続されてい
る。
【0102】第3出力フィールド・ステージ選択マルチ
プレクサ370は2対1の8ビット幅のマルチプレクサ
である。第3出力フィールド・ステージ選択マルチプレ
クサ370の入力の各々は、図8に示すように、拡張回
路出力データ・ワードECO<31:0>の1つの8番
目ないし10番目のビット位置、及び第1段出力データ
・ワードS1<15:0>を搬送する8本のラインに接
続されている。
【0103】2線ソース・ビット・パー・ピクセル制御
バス352はピクセル深さコンバータ40の制御/タイ
ミング・バス44の2本のラインを構成し、グラフィッ
クス・コントローラ14に接続されている。ソース・ビ
ット・パー・ピクセル制御バス352はソース・ビット
・パー・ピクセル制御信号SBPP<1:0>を搬送し
ており、この信号は3つのステージ選択マルチプレクサ
350、360、370のステージ選択制御信号入力ポ
ート354、364、374に印加される。第3出力フ
ィールド・ステージ選択マルチプレクサ370の場合、
最低位ビット制御信号要素SBPP<0>のみが、マル
チプレクサ370のステージ選択制御信号入力ポート3
74に印加される。
【0104】3つのステージ選択マルチプレクサの出力
は拡張回路ピクセル・データ出力バス36の16本の最
高位ラインと組み合わされ、32線の選択平面データ出
力バス378を形成する。選択平面データ出力バス37
8は長さ32ビットの選択平面出力データ・ワードSO
<31:0>を搬送する。以下に詳細に説明するよう
に、ソース・ビット・パー・ピクセル制御信号SBPP
<1:0>の状態に応じて、選択平面出力データ・ワー
ドSO<31:0>の高位ビットのいくつかを、ワード
の以降の処理で放棄することができる。ソース・ビット
・パー・ピクセル制御信号SBPP<1:0>によって
符号化された数値の関数として選択平面出力データ・ワ
ードSO<31:0>を、以下の表4に示す。表4にお
いて、記号「X」は未定義の「任意」の論理状態を指
す。
【0105】 表4 SBPP<1:0> SO<31:0> SO<31:0> [合計] [使用部分] 0 ECO<31:0> ECO<31:0> 1 ECO<31:16> ...S1<15:0> ‖S1<15:0> 2 ECO<31:8> ...S2<7:0> ‖S2<7:0> 3 ECO<31:16> ...S3<3:0> ‖S1<15:8> ‖’XXXX’‖S3<3:0>
【0106】図7に示すように、選択平面データ出力バ
ス378は平面エクストラクタ302の出力を抽出平面
データ・コンソリデータ304の入力に接続する。図9
において、抽出データ・コンソリデータ304は32ビ
ット幅の4対1データ・コンソリデータ・マルチプレク
サ408に接続された8段で、32ビット幅のデータ・
コンソリデータ先入れ先出し(「FIFO」)装置38
0を含んでいる。
【0107】データ・コンソリデータFIFO装置38
0は選択平面データ出力バス378に接続された並列デ
ータFIFOロード入力ポート389を有している。F
IFO装置380のロード・データ制御信号入力ポート
390に印加されたロード・データ・イン制御信号(図
9において、LDIで示す)に応じて、幅32ビットの
データ・ワードをFIFOロード入力ポート389を介
してデータ・コンソリデータFIFO装置380に並列
にロードすることができる。
【0108】データ・コンソリデータFIFO装置38
0は最低位の第1FIFOステージ381から最高位の
第8FIFOステージ388までの順序となっている8
つの32ビット幅のステージ381−388を有してい
る。ロード・データ・イン制御信号に応じてFIFOロ
ード入力ポート389にロードされた各データ・ワード
は、任意の空の高位FIFOステージから低位の空のス
テージへ移っていく。以下で詳細に説明するように、デ
ータ・ワードのすべての部分が低位のステージから読み
取られた場合、そのステージ内のデータ・ワード全体が
クリアされ、そのステージを空にし、高位FIFOステ
ージのクリアされないデータは順次、現在は空のステー
ジを満たすように移される。
【0109】データ・コンソリデータFIFO装置38
0は、選択ステージ・クリア制御信号CSSを搬送する
単一の論理信号ラインによってグラフィックス・コント
ローラ14に接続された選択ステージ・クリア制御信号
入力ポート399を有している。データ・コンソリデー
タFIFO装置380は、ソース・ビット・パー・ピク
セル制御信号SBPP<1:0>を搬送する2線ソース
・ビット・パー・ピクセル制御バス352によってグラ
フィックス・コントローラ14に接続されたソース・ビ
ット・パー・ピクセル制御信号入力ポート400も有し
ている。
【0110】ピクセル・データはデータ・コンソリデー
タFIFO装置380から、統合された32ビットのピ
クセル・データ出力・ワードPO<31:0>として読
み取られる。統合されたピクセル・データ出力ワードを
形成するために、ピクセル・データがソース・ビット・
パー・ピクセル制御信号SBPP<1:0>の状態によ
って指定されているとおりに、最低位FIFOステージ
の4つのデータ統合グループの1つから読み取られる。
FIFOステージの4つのデータ統合グループは次のよ
うにして定義される。(1)SBPP<1:0>=0に
対応する第1のデータ統合グループを、単一の最低位第
1FIFOステージ381であると定義する。(2)S
BPP<1:0>=1に対応する第2のデータ統合グル
ープを、2つの最低位第1及び第2FIFOステージ3
81−382であると定義する。(3)SBPP<1:
0>=2に対応する第3のデータ統合グループを、4つ
の最低位第1ないし第4FIFOステージ381−38
4であると定義する。(4)SBPP<1:0>=3に
対応する第4のデータ統合グループを、すべての8つの
FIFOステージ381−388であると定義する。
【0111】データ・コンソリデータFIFO装置38
0の8つのFIFOステージ381−388の各々は、
データが読み取られる対応するFIFOデータ出力ポー
ト391−398を有している。第1のFIFOデータ
出力ポート391は、第1FIFOステージ381のす
べての32のビット位置を並列に読み取ることを可能と
するように接続された32本の出力ラインを有してい
る。第2のFIFOデータ出力ポート392は、第2F
IFOステージ382の16の最低位ビット位置を並列
に読み取ることを可能とするように接続された16本の
出力ラインを有している。第3及び第4のFIFOデー
タ出力ポート393及び394の各々は、第3及び第4
のFIFOステージ383及び384のそれぞれの8つ
の最低位ビット位置を並列に読み取ることを可能とする
ように接続された8本の出力ラインを有している。5番
目ないし8番目のFIFOデータ出力ポート395−3
98の各々は、5番目ないし8番目のFIFOステージ
385−388の対応するものの4つの最低位ビット位
置を並列に読み取ることを可能とするように接続された
4本の出力ラインを有している。
【0112】データ・コンソリデータ・マルチプレクサ
408は4つのデータ統合入力ポート410−413、
統合データ出力ポート414及びデータ統合グループ選
択制御信号入力ポート415を有している。データ統合
グループ選択制御信号入力ポート415は2本の入力ラ
インを有しており、これらのラインはソース・ビット・
パー・ピクセル制御バス352に接続されて、ソース・
ビット・パー・ピクセル制御信号SBPP<1:0>を
受け取る。4つのデータ統合入力ポート410−413
をそれぞれ第1ないし第4データ統合入力ポートと呼ぶ
が、これらはデータ統合グループ選択制御信号入力ポー
ト415に印加されるソース・ビット・パー・ピクセル
制御信号SBPP<1:0>によって符号化された関連
する数値によって指定されるように、選択的に統合デー
タ出力ポート414に接続できる。データ統合マルチプ
レクサ408のデータ統合入力ポート410−413の
各々は、32本の入力ラインを有している。
【0113】データ・コンソリデータ・マルチプレクサ
408の第1のデータ統合入力ポート410の32本の
入力ラインは、データ統合FIFO装置380の第1F
IFOデータ出力ポート391の32本の出力ラインに
接続されている。
【0114】データ・コンソリデータ・マルチプレクサ
408の第2のデータ統合入力ポート411の32本の
入力ラインは、各々16本の連続したラインの下位第1
グループと上位第2グループに分割されている。第2グ
ループの16本の入力ラインは、データ・コンソリデー
タFIFO装置380の第2のFIFOデータ出力ポー
ト392の16本の出力ラインに接続されている。デー
タ・コンソリデータ・マルチプレクサ408の第2のデ
ータ統合入力ポート411の第1グループの16本の入
力ラインは、データ・コンソリデータFIFO装置38
0の第1のFIFOステージの16の最低位ビット位置
に接続されている第1FIFOデータ出力ポート391
の16本の出力ラインに接続されている。
【0115】データ・コンソリデータ・マルチプレクサ
48の第3のデータ統合入力ポート412の32本の入
力ラインは、各々8本の連続したラインの4つのグルー
プに分割される。第3のデータ統合入力ポート412の
8本のラインの4つのグループは順次、第1の最低位グ
ループから、第4の最高位グループまでの順序となって
いる。第3及び第4のグループの8本の入力ラインはそ
れぞれ、データ統合FIFO装置380の第3及び第4
のFIFOデータ出力ポート393、394の8本の出
力ラインに接続されている。データ・コンソリデータ・
マルチプレクサ408の第3のデータ統合入力ポート4
12の入力ラインの第1のグループの8本の入力ライン
は、データ・コンソリデータFIFO装置380の第1
のFIFOステージ381の8つの最低位ビット位置に
接続されている第1FIFOデータ出力ポート391の
8本の出力ラインに接続されている。データ・コンソリ
データ・マルチプレクサ408の第3のデータ統合入力
ポート412の入力ラインの第2のグループの8本の入
力ラインは、データ・コンソリデータFIFO装置38
0の第2のFIFOステージ382の8つの最低位ビッ
ト位置に接続されている第2のFIFOデータ出力ポー
ト392の8本の出力ラインに接続されている。
【0116】最後に、データ・コンソリデータ・マルチ
プレクサ408の第4のデータ統合入力ポート413の
32本の入力ラインは、各々4本の連続したラインの8
つのグループに分割されている。第4のデータ統合入力
ポート413の4本の入力ラインの8つのグループは順
次、第1の最低位グループから、第8の最高位グループ
までの順序となっている。各グループの4本の入力ライ
ンは対応するFIFOデータ出力ポート391−398
の4本の出力ラインに接続されている。それ故、入力ラ
インの8つのグループの第5から第8のグループの4本
の入力ラインは、データ・コンソリデータFIFO装置
380の対応する5番目から8番目のFIFOデータ出
力ポート395−398の4本の出力ラインに接続され
ている。データ・コンソリデータ・マルチプレクサ40
8の第4のデータ統合入力ポート413の入力ラインの
第1のグループの4本の入力ラインは、データ・コンソ
リデータFIFO装置380の第1のFIFOステージ
381の4つの最低位ビット位置に接続されている第1
のFIFOデータ出力ポート391の4本の入力ライン
に接続されている。同様に、第4のデータ統合入力ポー
ト413の入力ラインの第2ないし第4のグループの各
々の4本の入力ラインは、データ・コンソリデータFI
FO装置380の関連するFIFOステージ382−3
84の4つの最低位ビット位置に接続されている対応す
る第2ないし第4のFIFOデータ出力ポート392−
394の4本の出力ラインに接続されている。
【0117】上述のように、データ・コンソリデータ・
マルチプレクサ408の統合データ出力ポート414
は、マルチプレクサのデータ統合グループ選択制御信号
入力ポート415に印加された、ソース・ビット・パー
・ピクセル制御信号SBPP<1:0>によって符号化
された数値による指定されたとおりに、4つのデータ統
合入力ポート410−413の1つに選択的に接続可能
である。統合データ信号出力ポート414は深さコンバ
ータ・ピクセル・データ出力バス48に接続されてい
る。深さコンバータ・ピクセル・データ出力バス48
は、データ・コンソリデータ・マルチプレクサ408か
ら伝送される32ビット幅のピクセル・データ出力ワー
ドPO<31:0>を搬送する。ソース・ビット・パー
・ピクセル制御信号SBPP<1:0>によって符号化
された数値の関数としてのピクセル・データ出力ワード
PO<31:0>の内容を、以下の表5に示す。
【0118】 表5 SBPP<1:0> PO<1:0> 0 ECO<31:0> 1 S1(2)<15:0>‖S1(1)<15:0> 2 S2(4)<7:0>‖S2(3)<7:0> ‖S2(2)<7:0>‖S2(1)<7:0> 3 S3(8)<3:0>‖S3(7)<3:0> ‖...‖S3(2)<3:0>‖S3(1)<3:0>
【0119】表5において、第1段、第2段、及び第3
段パリティ選択出力データ・ワードS1(i)<15:
0>、S2(j)<7:0>、及びS3(k)<3:0
>の上付き文字は、パリティ選択出力データ・ワードを
読み取るデータ・コンソリデータFIFO装置380の
FIFOステージを表し、それ故、パリティ選択出力デ
ータ・ワードがFIFO装置380にロードされる順序
を示す。
【0120】深さコンバータ・ピクセル・データ出力ワ
ードPO<31:0>がグラフィックス・コントローラ
・インタフェース回路によってコンピュータ・ワークス
テーション2のデータ・バス6に伝送された後、グラフ
ィックス・コントローラ14は選択ステージ・クリア信
号CSSを、データ・コンソリデータFIFO装置38
0の選択ステージ・クリア入力ポート399に伝送す
る。選択ステージ・クリア信号CSSは、ソース・ビッ
ト・パー・ピクセル信号SBPP<1:0>によって指
定されたデータ統合グループのFIFOステージをクリ
アする。ステージのデータ統合グループのFIFOステ
ージがクリアされた後、データ・コンソリデータFIF
O装置380の任意の高位FIFOステージ内の任意の
データ・ワードは順次クリアされた低位のステージを充
填していく。
【0121】
【発明の効果】本発明によれば、効率よくピクセル深さ
を変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましいコンピュータ・ワークステー
ションのブロック図である。
【図2】さまざまな深さのピクセル・データを含んでい
る4つの32ビット幅のデータ・ワードの図である。
【図3】図1のコンピュータ・ワークステーションのた
めの好ましいピクセル深さコンバータの略図である。
【図4】図3のピクセル深さコンバータのピクセル拡張
/パススルー回路の略図である。
【図5】図4のピクセル拡張/パススルー回路のための
128ビット記憶装置の略図である。
【図6】図4のピクセル拡張/パススルー回路のための
タイミング図である。
【図7】図3のピクセル深さコンバータの平面抽出/パ
ススルー回路の略図である。
【図8】図7の平面抽出/パススルー回路のための平面
エクストラクタ回路の略図である。
【図9】図7の平面抽出/パススルー回路の抽出データ
・コンソリデータの略図である。
【符号の説明】
4 マイクロプロセッサ 10 読取り専用メモリ 12 読み書きメモリ 14 グラフィックス・コントローラ 16 双方向バッファ 18 DRAMメイン・メモリ 20 ビデオ・メモリ 30 シリアライザ/パレットDAC 32 CRTモニタ 34 CRTコントローラ 40 ピクセル深さコンバータ 100 ピクセル拡張/パススルー回路 300 平面抽出/パススルー回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/407 (72)発明者 アラン・ウェスレー・ピーバース アメリカ合衆国 10566、ニューヨーク州、 ピークスキル、パーク・ストリート 1238 番地 (72)発明者 ジョー・クリストファー・セイント・クレ ア アメリカ合衆国、テキサス州、ラウンド・ ロック、ヴァリー・ビュー・コーブ 2603 番地

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソース・ピクセル深さを有するソース・ピ
    クセル・データを、ピクセル深さ変換スケール・ファク
    タだけソース・ピクセル深さと異なる宛先ピクセル深さ
    を有する宛先ピクセル・データに変換するためのピクセ
    ル深さコンバータであって、ソース・ピクセル深さが少
    なくとも1、2及び4という値を含んでいる複数のピク
    セル深さ値の1つに等しく、宛先ピクセル深さが少なく
    とも2、4及び8という値を含んでいる複数のピクセル
    深さ値の1つに等しいピクセル深さコンバータにおい
    て、(a)パックド・ピクセル・データ並列入力ポー
    ト、デパックド・ピクセル・データ並列出力ポート、及
    びデパッカ・シーケンサ制御信号入力ポートを有してお
    り、パックド・ピクセル・データ入力ポートがソース・
    ピクセル・データ・メモリからソース・ピクセル・デー
    タ・ワードを受け取るために、該メモリにデータ転送接
    続でき、各ソース・ピクセル・データ・ワードがパック
    ド・ピクセル・データ形式を有し、かつピクセル深さ変
    換スケール・ファクタに対応する複数個のデパックド・
    ピクセル・データ・ワード構成要素に分割でき、各デパ
    ックド・ピクセル・データ・ワード構成要素が複数個の
    ピクセルに対するソース・ピクセル深さのピクセル・デ
    ータを含んでおり、かつ複数個のデパックド・ピクセル
    ・データ・ワード構成要素サブフィールドに分割でき、
    デパックド・ピクセル・データ並列出力ポートの端子の
    複数個のグループが、デパックド・ワード構成要素出力
    フィールド・サブポートを画定しており、各デパックド
    ・ワード構成要素出力フィールド・サブポートがピクセ
    ル深さ変換スケール・ファクタに対応しており、各デパ
    ックド・ワード構成要素出力フィールド・サブポートの
    端子が複数個のデパックド・ワード構成要素出力フィー
    ルド・サブポート端子サブセットに分割可能であるパッ
    クド・ピクセル・データ・デパッカ回路であって、パッ
    クド・ピクセル・データ並列入力ポートにおいてソース
    ・ピクセル・データ・ワードを受け取り、かつデパッカ
    ・シーケンサ制御信号入力ポートに印加されたデパッカ
    ・シーケンサ制御信号に応答して、デパッカ・シーケン
    サ制御信号によって指定されるピクセル深さ変換スケー
    ル・ファクタに対応するデパックド・ピクセル・データ
    出力ポートのデパックド・ワード構成要素出力フィール
    ド・サブポートをとおして、データ・ワードをデパック
    ド・ピクセル・データ・ワード構成要素ごとに順次伝送
    するようになされているパックド・ピクセル・データ・
    デパッカ回路と、(b)変換データ・ロード入力ポー
    ト、ロード・データ制御信号入力ポート、複数個の変換
    済データ読取り並列出力ポート、及び複数個の変換テー
    ブル読取りテーブル・アドレス入力ポートを有してお
    り、各変換テーブル読取りアドレス入力ポートが変換済
    データ読取り並列出力ポートと関連づけられているピク
    セル・データ変換テーブル記憶回路であって、変換デー
    タ・ロード入力ポートにピクセル・データ変換データを
    受け取り、ロード・データ制御信号入力ポートに印加さ
    れたロード・データ制御信号によって指定されたデータ
    ・ロード記憶位置にピクセル・データ変換データを記憶
    するようになされており、変換テーブル読取りアドレス
    入力ポートに印加されたデパックド・ソース・ピクセル
    ・データ部分変換索引アドレスによって指定されたデー
    タ読取り位置からの変換済ピクセル・データを、関連す
    る変換済データ読取り並列出力ポートから読み取ること
    ができるようになされており、複数個の変換済データ読
    取り並列出力ポートと関連する変換テーブル読取りアド
    レス入力ポートが互いに独立して有効に作動可能であ
    り、したがって変換索引アドレスをピクセル・データ変
    換テーブル記憶回路の複数個の変換テーブル読取りアド
    レス入力ポートへ並列に独立して印加でき、かつアドレ
    スによって指定されたデータ読取り記憶位置からの変換
    済ピクセル・データを関連する変換済データ読取り並列
    出力ポートから並列に読み取ることができるピクセル・
    データ変換テーブル記憶回路と、(c)各変換テーブル
    ・アドレス・セレクタ・マルチプレクサが複数個の変換
    テーブル・アドレス・セレクタ・マルチプレクサ・デパ
    ックド・ソース・ピクセル・データ部分入力ポート、変
    換索引アドレス出力ポート及びアドレス・セレクタ・マ
    ルチプレクサ制御信号入力ポートを有しており、変換テ
    ーブル・アドレス・セレクタ・マルチプレクサの対応す
    るデパックド・ソース・ピクセル・データ部分入力ポー
    トがピクセル深さ変換スケール・ファクタと関連づけら
    れており、デパックド・ソース・ピクセル・データ部分
    入力ポートの各々が、関連するピクセル深さ変換スケー
    ル・ファクタに対応するデパックド・ワード構成要素出
    力フィールド・サブポートの対応するデパックド・ワー
    ド構成要素出力フィールド・サブポート端子サブセット
    に接続されており、変換テーブル・アドレス・セレクタ
    ・マルチプレクサの各々の変換索引アドレス出力ポート
    がピクセル・データ変換テーブル記憶回路の関連する変
    換テーブル読取りアドレス入力ポートに接続されてお
    り、アドレス・セレクタ・マルチプレクサ制御信号入力
    ポートが、所望のピクセル深さ変換スケール・ファクタ
    を指定するスケール・ファクタ選択信号を受け取るため
    のスケール・ファクタ選択信号バス、および対応するデ
    パックド・ワード構成要素出力フィールド・サブポート
    端子サブセットに接続可能であって、所望のピクセル・
    データ変換のためのデパックド・ソース・ピクセル・デ
    ータ部分変換索引アドレスを供給することができる、複
    数個の変換テーブル・アドレス・セレクタ・マルチプレ
    クサとからなる、 ピクセル深さコンバータ。
  2. 【請求項2】パックド・ピクセル・データ・デパッカ回
    路が、(a.1)非シフト・プライマ・シフト・マルチ
    プレクサ・データ入力ポート、第1シフト増分シフト・
    マルチプレクサ・データ入力ポート、第2シフト増分シ
    フト・マルチプレクサ入力ポート、シフト・マルチプレ
    クサ・データ出力ポート、及びシフト増分制御信号入力
    ポートを有しており、各シフト・マルチプレクサ・デー
    タ入力ポートが複数個のシフト・マルチプレクサ入力端
    子を有しており、シフト・マルチプレクサ出力ポートが
    複数個のシフト・マルチプレクサ出力端子を有してお
    り、データ・シフト・マルチプレクサがシフト増分制御
    信号入力ポートに印加されたシフト増分制御信号に応じ
    て、選択されたシフト・マルチプレクサ・データ入力ポ
    ートをシフト・マルチプレクサ・データ出力ポートに接
    続するようになされている、データ・シフト・マルチプ
    レクサと、(a.2)複数個のリターン・レジスタ・セ
    ルを有しており、各リターン・レジスタ・セルがタイプ
    Dタイプであって、リターン・レジスタ入力端子、リタ
    ーン・レジスタ出力端子、及びリターン・レジスタ・セ
    ル・クロック入力端子を有しているデータ・リターン・
    レジスタであって、リターン・レジスタ・セル・クロッ
    ク入力端子に接続されたリターン・レジスタ・クロック
    入力ポートを有しており、したがってリターン・レジス
    タ・クロック入力ポートへリターン・レジスタ・クロッ
    ク信号を印加することによって、リターン・レジスタ・
    セルの入力端子に存在するデータがセルにロードされ、
    各リターン・レジスタ入力端子が対応するシフト・マル
    チプレクサ出力端子に接続されており、非シフト・プラ
    イマ・シフト・マルチプレクサ・データ入力ポートがパ
    ックド・ピクセル・データ・デパッカ回路のパックド・
    ピクセル・データ並列入力ポートを構成し、第1シフト
    増分データ入力ポートのシフト・マルチプレクサ・デー
    タ入力端子が第1シフト増分シフト位置の態様でデータ
    ・リターン・レジスタのリターン・レジスタ出力端子に
    接続されており、したがって、作動時に、第1シフト増
    分シフト・マルチプレクサ・データ入力ポートがシフト
    ・マルチプレクサ・データ出力ポートに接続されたとき
    に、データ・リターン・レジスタのリターン・レジスタ
    出力端子に現れるデータ・ワードの少なくとも1部が、
    第1シフト増分によってシフトされたシフト・マルチプ
    レクサ・データ出力ポートに現れ、第2シフト増分デー
    タ入力ポートのシフト・マルチプレクサ入力端子が第2
    シフト増分シフト位置の態様でデータ・リターン・レジ
    スタのリターン・レジスタ出力端子に接続されており、
    したがって、作動時に、第2シフト増分シフト・マルチ
    プレクサ・データ入力ポートがシフト・マルチプレクサ
    ・データ出力ポートに接続されたときに、データ・リタ
    ーン・レジスタのリターン・レジスタ出力端子に現れる
    データ・ワードの少なくとも1部が、第2シフト増分に
    よってシフトされたシフト・マルチプレクサ・データ出
    力ポートに現れ、第1シフト増分が第2シフト増分と異
    なっており、シフト・マルチプレクサ・データ出力ポー
    トのシフト・マルチプレクサ出力端子の少なくともデパ
    ックド・ピクセル・データ部分が、パックド・ピクセル
    ・データ・デパックド回路のデパックド・ピクセル・デ
    ータ並列出力ポートに接続されている、データ・リター
    ン・レジスタからなっている、 請求項1記載のピクセル深さコンバータ。
  3. 【請求項3】第1シフト増分が4であり、第2シフト増
    分が8である、請求項2記載のピクセル深さコンバー
    タ。
  4. 【請求項4】第1シフト増分データ入力ポートのシフト
    ・マルチプレクサ入力端子が右シフトの態様でリターン
    ・レジスタ出力端子に接続されており、したがって、作
    動時に、第1シフト増分シフト・マルチプレクサ・デー
    タ入力ポートがシフト・マルチプレクサ・データ出力ポ
    ートに接続されたときに、リターン・レジスタ出力端子
    に現れるデータ・ワードの少なくとも1部が右へシフト
    されたシフト・マルチプレクサ・データ出力ポートに現
    れ、第2シフト増分データ入力ポートのシフト・マルチ
    プレクサ入力端子が右シフト態様でデータ・リターンの
    レジスタのリターン・レジスタ出力端子に接続されてお
    り、したがって、作動時に、第2シフト増分シフト・マ
    ルチプレクサ・データ入力ポートがシフト・マルチプレ
    クサ・データ出力ポートに接続されたときに、リターン
    ・レジスタ出力端子に現れるデータ・ワードの少なくと
    も1部が右へシフトされたシフト・マルチプレクサ・デ
    ータ出力ポートに現れる、 請求項3記載のピクセル深さコンバータ。
  5. 【請求項5】ピクセル・データ変換テーブル記憶回路
    が、(b.1)各変換テーブル・レジスタが複数個のレ
    ジスタ入力端子及び同数の複数個のレジスタ出力端子を
    有しており、さまざまな変換テーブル・レジスタのレジ
    スタ入力端子の対応するものが並列に接続されて、ピク
    セル・データ・テーブル記憶回路の変換データ・ロード
    入力ポートを形成し、各変換テーブル・レジスタが変換
    テーブル・ロード・レジスタ制御信号入力端子を有して
    おり、変換テーブル・レジスタの変換テーブル・ロード
    ・レジスタ制御信号入力端子が総合的にピクセル・デー
    タ変換テーブル記憶回路のロード・データ制御信号を構
    成し、変換テーブル・レジスタのレジスタ出力端子がグ
    ループ化されて、複数個の変換テーブル項目有効レジス
    タ出力端子グループを画定する、複数個の変換テーブル
    ・レジスタと、(b.2)各変換テーブル・リードアウ
    ト・マルチプレクサが複数個の変換テーブル・マルチプ
    レクサ・データ入力ポート、変換テーブル・マルチプレ
    クサ・データ出力ポート、及び変換テーブル・リードア
    ウト・マルチプレクサ有効レジスタ選択制御入力ポート
    を有しており、各変換テーブル・リードアウト・マルチ
    プレクサの変換テーブル・リードアウト・マルチプレク
    サ有効レジスタ選択制御入力ポートがピクセル・データ
    変換テーブル記憶回路の変換テーブル読取りアドレス入
    力ポートを構成し、各変換テーブル・リードアウト・マ
    ルチプレクサの変換テーブル・マルチプレクサ・データ
    出力ポートがピクセル・データ変換テーブル記憶回路の
    変換データ読取り並列出力ポートを構成し、変換テーブ
    ル・リードアウト・マルチプレクサの変換テーブル・マ
    ルチプレクサ・データ入力ポートの対応するものが、レ
    ジスタ出力端子の関連する変換テーブル項目有効レジス
    タ出力端子グループに並列に接続されており、したがっ
    て、変換テーブル・リードアウト・マルチプレクサを変
    換テーブル・レジスタのレジスタ出力端子の有効レジス
    タ出力端子グループに現れるピクセル・データ変換デー
    タと無関係に、有効に読み取ることができる、変換テー
    ブル・リードアウト・マルチプレクサとを含んでいる、 請求項1記載のピクセル深さコンバータ。
  6. 【請求項6】ピクセル・データ変換テーブル記憶回路が
    4つの32ビット変換テーブル・レジスタ及び4つの変
    換テーブル・リードアウト・マルチプレクサを含んでお
    り、各変換テーブル・リードアウト・マルチプレクサが
    8ビット幅であり、16の変換テーブル・マルチプレク
    サ・データ入力ポートを有しており、4つの変換テーブ
    ル・レジスタの128のレジスタ出力端子が各々8つの
    レジスタ出力端子の16の変換テーブル項目有効レジス
    タ出力端子グループを画定している、 請求項5記載のピクセル深さコンバータ。
  7. 【請求項7】ピクセル・データ変換テーブル記憶回路が
    複数個の変換テーブル・ランダム・アクセス・メモリ回
    路を含んでおり、各変換テーブル・ランダム・アクセス
    ・メモリ回路が変換テーブルRAMロード・データ入力
    ポート、変換テーブルRAM読取りデータ出力ポート及
    び変換テーブルRAMアドレス/制御入力ポートを有し
    ており、変換テーブル・ランダム・アクセス・メモリ回
    路の変換テーブルRAMロード・データ入力ポートが並
    列に接続されて、ピクセル・データ変換テーブル記憶回
    路の変換データ・ロード入力ポートを構成し、各変換テ
    ーブル・ランダム・アクセス・メモリ回路の変換テーブ
    ルRAMアドレス/制御入力ポートがロード・データ・
    アドレス/制御入力端子を含んでおり、変換テーブル・
    ランダム・アクセス・メモリ回路のロード・データ・ア
    ドレス/制御入力端子が並列に接続されて、ピクセル・
    データ変換テーブル記憶回路のロード・データ制御入力
    ポートを構成し、各変換テーブルRAM読取りデータ出
    力ポートがピクセル・データ変換テーブル記憶回路の変
    換済データ読取り並列出力ポートを構成しており、各変
    換テーブル・ランダム・アクセス・メモリ回路の変換テ
    ーブルRAMアドレス/制御入力ポートがピクセル変換
    テーブル記憶回路の変換テーブル読取りアドレス入力ポ
    ートを構成する読取りデータ・アドレス/制御入力端子
    を含んでいて、したがって、複数個の変換テーブル・ラ
    ンダム・アクセス・メモリ回路を同一のピクセル・デー
    タ変換データとほぼ同時に並列にロードでき、かつほぼ
    同時に、互いに無関係に独立して有効に読み取ることが
    できる、 請求項1記載のピクセル深さコンバータ。
  8. 【請求項8】ソース・ピクセル深さを有するソース・ピ
    クセル・データを、ピクセル深さ変換スケール・ファク
    タだけソース・ピクセル深さと異なる宛先ピクセル深さ
    を有する宛先ピクセルに変換するためのピクセル深さコ
    ンバータであって、ソース・ピクセル深さが少なくとも
    2、4及び8という値を含んでいる複数のピクセル深さ
    値の1つに等しく、宛先ピクセル深さが少なくとも1、
    2及び4という値を含んでいる複数のピクセル深さ値の
    1つに等しいピクセル深さコンバータにおいて、(a)
    カスケード状に接続された複数個の奇偶ライン・セレク
    タ・マルチプレクサであって、各奇偶ライン・セレクタ
    ・マルチプレクサが2対1マルチプレクサであって、奇
    数パリティ入力ポート、偶数パリティ入力ポート、選択
    パリティ出力ポート及びパリティ選択制御信号入力ポー
    トを有しており、第1段奇偶ライン・セレクタ・マルチ
    プレクサがソース・ピクセル・データ・メモリからソー
    ス・ピクセル・データ・ワードを受け取るためにソース
    ・ピクセル・データ・バスによって該メモリに接続可能
    であり、第1段奇偶ライン・セレクタ・マルチプレクサ
    の奇数パリティ入力ポートの入力端子がそれぞれ、奇数
    パリティ・ビット位置インデックスを有するソース・ピ
    クセル・データ・バスの1つおきのラインに接続されて
    おり、第1段奇偶ライン・セレクタ・マルチプレクサの
    偶数パリティ入力ポートの入力端子がそれぞれ、偶数パ
    リティ・ビット位置インデックスを有するソース・ピク
    セル・データ・バスの1つおきのラインに接続されてお
    り、第1段奇偶ライン・セレクタ・マルチプレクサの後
    の各後続奇偶ライン・セレクタ・マルチプレクサの奇数
    パリティ入力ポートの入力端子がそれぞれ、奇数パリテ
    ィ・ビット位置インデックスを有する直前の奇偶ライン
    ・セレクタ・マルチプレクサの選択されたパリティ出力
    ポートの1つおきの出力端子に接続されており、第1段
    奇偶ライン・セレクタ・マルチプレクサの後の各後続奇
    偶ライン・セレクタ・マルチプレクサの偶数パリティ入
    力ポートの入力端子がそれぞれ、偶数パリティ・ビット
    位置インデックスを有する直前の奇偶ライン・セレクタ
    ・マルチプレクサの選択されたパリティ出力ポートの1
    つおきの出力端子に接続されており、奇偶ライン・セレ
    クタ・マルチプレクサのパリティ選択制御信号入力ポー
    トがピクセル深さコンバータの平面選択制御ワード信号
    入力ポートに接続されている、奇偶ライン・セレクタ・
    マルチプレクサと、(b)複数個のステージ選択マルチ
    プレクサであって、各ステージ選択マルチプレクサが複
    数個のステージ選択マルチプレクサ・データ入力ポー
    ト、ステージ選択マルチプレクサ・データ出力ポート、
    及びステージ選択制御信号入力ポートを有しており、ス
    テージ選択マルチプレクサのステージ選択マルチプレク
    サ・データ入力ポートの入力端子がそれぞれ、奇偶ライ
    ン選択マルチプレクサの選択されたパリティ出力ポート
    の出力端子に接続されており、したがって、作動時に、
    ステージ選択マルチプレクサのステージ選択制御信号入
    力ポートに印加されたステージ選択制御信号によって指
    定された奇偶ライン・セレクタ・マルチプレクサの1つ
    の選択されたパリティ出力の出力端子のデータが、ステ
    ージ選択マルチプレクサの1つまたは複数のステージ選
    択マルチプレクサ出力ポートの対応する数に現れる、ス
    テージ選択マルチプレクサとからなる、 ピクセル深さコンバータ。
  9. 【請求項9】(c.1)並列ロードFIFOデータ入力
    ポート、選択ステージ・クリア制御信号入力ポート、ソ
    ース・ビット・パー・ピクセル制御信号入力ポート、及
    び複数個のFIFO読取りデータ出力ポートを有してお
    り、各FIFO読取りデータ出力ポートがFIFOステ
    ージ内のデータの少なくとも1部を読み取るためにFI
    FOステージの対応するものに接続されている、マルチ
    ステージ・データ・コンソリデータ先入れ先出し装置
    と、(c.2)複数個のデータ統合入力ポート、統合デ
    ータ出力ポート及びデータ統合グループ選択制御信号入
    力ポートを有しており、データ統合入力ポートの各々が
    1つまたは複数のFIFO読取りデータ出力ポートのデ
    ータ統合グループの統合出力端子に接続されており、し
    たがって、作動時に、データ・コンソリデータ・マルチ
    プレクサのデータ統合グループ選択制御信号入力ポート
    に印加されたソース・ビット・パー・ピクセル制御信号
    によって指定されたデータ・コンソリデータFIFO装
    置にロードされた1つまたは複数の連続したデータ・ワ
    ードの少なくともデータ・ワード部分が、抽出データ・
    コンソリデータのデータ・コンソリデータ・マルチプレ
    クサの統合データ出力に統合された形式で現れる、デー
    タ・コンソリデータ・マルチプレクサとからなる、
    (c)抽出データ・コンソリデータ回路をさらに含んで
    いる、 請求項8記載のピクセル深さコンバータ。
  10. 【請求項10】ソース・ピクセル深さを有するソース・
    ピクセル・データを、ピクセル深さ変換スケール・ファ
    クタだけソース・ピクセル深さと異なる宛先ピクセル深
    さを有する宛先ピクセル・データに変換するためのピク
    セル深さコンバータであって、ソース・ピクセル深さが
    少なくとも1、2及び4という値を含んでいる複数のピ
    クセル深さ値の1つに等しく、宛先ピクセル深さが少な
    くとも2、4及び8という値を含んでいる複数のピクセ
    ル深さ値の1つに等しいピクセル深さコンバータにおい
    て、(a.1)パックド・ピクセル・データ並列入力ポ
    ート、デパックド・ピクセル・データ並列出力ポート及
    びデパッカ・シーケンサ制御信号入力ポートを有するパ
    ックド・ピクセル・データ・デパッカ回路であって、パ
    ックド・ピクセル・データ入力ポートがソース・ピクセ
    ル・データ・メモリからソース・ピクセル・データ・ワ
    ードを受け取るために、該メモリにデータ転送接続可能
    であり、各ソース・ピクセル・データ・ワードがパック
    ド・ピクセル・データ形式を有しており、かつピクセル
    深さ変換スケール・ファクタに対応した複数個のデパッ
    クド・ピクセル・データ構成要素に分割可能であり、各
    パックド・ピクセル・データ・ワード構成要素は複数個
    のピクセルに対するソース・ピクセル深さのピクセル・
    データを含んでおり、かつ複数個のデパックド・ピクセ
    ル・データ・ワード構成要素サブフィールドに分割可能
    であり、デパックド・ピクセル・データのターミナルの
    複数個のグループがデパックド・ワード構成要素出力フ
    ィールド・サブポートを画定しており、各デパックド・
    ワード構成要素フィールド・サブポートはピクセル深さ
    変換スケール・ファクタに対応しており、各デパックド
    ・ワード構成要素出力フィールド・サブポートの端子が
    複数個のデパックド・ワード構成要素出力フィールド・
    サブポート端子サブセットに分割可能であり、デパッカ
    回路がパックド・ピクセル・データ並列入力ポートにお
    いてソース・ピクセル・データ・ワードを受け取るよう
    になされており、かつデパッカ・シーケンサ制御信号入
    力ポートに印加されるデパッカ・シーケンサ制御信号に
    応じて、デパッカ・シーケンサ制御信号によって指定さ
    れるピクセル深さ変換スケール・ファクタに対応するデ
    パックド・ピクセル・データ出力ポートのデパックド・
    ワード構成要素出力フィールド・サブポートをとおし
    て、データ・ワードをデパックド・ピクセル・データ・
    ワード構成要素ごとに順次伝送するようになされてい
    る、パックド・ピクセル・データ・デパッカ回路、
    (a.2)変換データ・ロード入力ポート、ロード・デ
    ータ制御信号入力ポート、複数個の変換済データ読取り
    並列出力ポート、及び複数個の変換テーブル読取りアド
    レス入力ポートを有しているピクセル・データ変換テー
    ブル記憶回路であって、各変換テーブル読取りアドレス
    入力ポートが変換済データ読取り並列出力ポートと関連
    づけられており、ピクセル・データ変換テーブル記憶回
    路が変換データ・ロード入力ポートにピクセル・データ
    変換データを受け取るようになされており、かつロード
    ・データ制御信号入力ポートに印加されたロード・デー
    タ制御信号によって指定されるデータ・ロード記憶位置
    にピクセル・データ変換データを記憶するようになされ
    ており、ピクセル・データ変換テーブル記憶回路が変換
    テーブル読取りアドレス入力ポートに印加されたデパッ
    クド・ソース・ピクセル・データ部分変換索引アドレス
    によって指定されるデータ読取り位置からの変換ピクセ
    ル・データを、関連する変換済データ読取り並列出力ポ
    ートから読み取ることができるようになされており、複
    数個の変換済データ読取り並列出力ポート及び関連する
    変換テーブル読取りアドレス入力ポートが、互いに独立
    して、有効に作動可能であり、したがって変換索引アド
    レスをピクセル・データ変換テーブル記憶回路の複数個
    の変換テーブル読取りアドレス入力ポートへ並列に独立
    して印加でき、かつアドレスによって指定されたデータ
    読取り記憶位置からの変換済ピクセル・データを関連す
    る変換済データ読取り並列出力ポートから並列に読み取
    ることができるピクセル・データ変換テーブル記憶回
    路、及び(a.3)複数個の変換テーブル・アドレス・
    セレクタ・マルチプレクサであって、各変換テーブル・
    アドレス・セレクタ・マルチプレクサが複数個の変換テ
    ーブル・アドレス・セレクタ・マルチプレクサ・デパッ
    クド・ソース・ピクセル・データ部分入力ポート、変換
    索引アドレス出力ポート及びアドレス・セレクタ・マル
    チプレクサ制御信号入力ポートを有しており、変換テー
    ブル・アドレス・セレクタ・マルチプレクサの対応する
    デパックド・ソース・ピクセル・データ部分入力ポート
    がピクセル深さ変換スケール・ファクタと関連づけられ
    ており、デパックド・ソース・ピクセル・データ部分入
    力ポートの各々が、関連するピクセル深さ変換スケール
    ・ファクタに対応するデパックド・ワード構成要素出力
    フィールド・サブポートの対応するデパックド・ワード
    構成要素出力フィールド・サブポート端子サブセットに
    接続されており、変換テーブル・アドレス・セレクタ・
    マルチプレクサの各々の変換索引アドレス出力ポートが
    ピクセル・データ変換テーブル記憶回路の関連する変換
    テーブル読取りアドレス入力ポートに接続されており、
    アドレス・セレクタ・マルチプレクサ制御信号入力ポー
    トが、所望のピクセル深さ変換スケール・ファクタを指
    定するスケール・ファクタ選択信号を受け取るためのス
    ケール・ファクタ選択信号バス、ならびに対応するデパ
    ックド・ワード構成要素出力フィールド・サブポート端
    子サブセットに接続して、所望のピクセル・データ変換
    のためのデパックド・ソース・ピクセル・データ部分変
    換索引アドレスを供給することができる、変換テーブル
    ・アドレス・セレクタ・マルチプレクサとからなる、
    (a)ピクセル深さ拡張回路と、(b.1)カスケード
    状に接続された複数個の奇偶ライン・セレクタ・マルチ
    プレクサであって、各奇偶ライン・セレクタ・マルチプ
    レクサが奇数パリティ入力ポート、偶数パリティ入力ポ
    ート、選択パリティ出力ポート及びパリティ選択制御信
    号入力ポートを有する2対1マルチプレクサであり、第
    1段奇偶ライン・セレクタ・マルチプレクサがソース・
    ピクセル・データ・メモリからソース・ピクセル・デー
    タ・ワードを受け取るためにソース・ピクセル・データ
    ・バスによって該メモリに接続可能であり、第1段奇偶
    ライン・セレクタ・マルチプレクサの奇数パリティ入力
    ポートの入力端子がそれぞれ、奇数パリティ・ビット位
    置インデックスを有するソース・ピクセル・データ・バ
    スの1つおきのラインに接続されており、第1段奇偶ラ
    イン・セレクタ・マルチプレクサの偶数パリティ入力ポ
    ートの入力端子がそれぞれ、偶数パリティ・ビット位置
    インデックスを有するソース・ピクセル・データ・バス
    の1つおきのラインに接続されており、第1段奇偶ライ
    ン・セレクタ・マルチプレクサの後の各後続奇偶ライン
    ・セレクタ・マルチプレクサの奇数パリティ入力ポート
    の入力端子がそれぞれ、奇数パリティ・ビット位置イン
    デックスを有する直前の奇偶ライン・セレクタ・マルチ
    プレクサの選択されたパリティ出力ポートの1つおきの
    出力端子に接続されており、第1段奇偶ライン・セレク
    タ・マルチプレクサの後の各後続奇偶ライン・セレクタ
    ・マルチプレクサの偶数パリティ入力ポートがそれぞ
    れ、偶数パリティ・ビット位置インデックスを有する直
    前の奇偶ライン・セレクタ・マルチプレクサの選択され
    たパリティ出力ポートの1つおきの出力端子に接続され
    ており、奇偶ライン・セレクタ・マルチプレクサのパリ
    ティ選択制御信号入力ポートがピクセル深さコンバータ
    の平面選択制御ワード信号入力ポートに接続されてい
    る、奇偶ライン・セレクタ・マルチプレクサ、及び
    (b.2)複数個のステージ選択マルチプレクサであっ
    て、各ステージ選択マルチプレクサが複数個のステージ
    選択マルチプレクサ・データ入力ポート、ステージ選択
    マルチプレクサ・データ出力ポート、及びステージ選択
    制御信号入力ポートを有しており、ステージ選択マルチ
    プレクサのステージ選択マルチプレクサ・データ入力ポ
    ートの入力端子がそれぞれ、奇偶ライン選択マルチプレ
    クサの選択されたパリティ出力ポートの出力端子に接続
    されており、したがって、作動時に、ステージ選択マル
    チプレクサのステージ選択制御信号入力ポートに印加さ
    れたステージ選択制御信号によって指定された奇偶ライ
    ン・セレクタ・マルチプレクサの1つの選択されたパリ
    ティ出力の出力端子のデータが、ステージ選択マルチプ
    レクサの1つまたは複数のステージ選択マルチプレクサ
    出力ポートの対応する数に現れるステージ選択マルチプ
    レクサとからなる、(b)平面エクストラクタ回路とか
    らなる、 ピクセル深さコンバータ。
  11. 【請求項11】ピクセル深さ拡張回路と平面エクストラ
    クタ回路とが並列に接続されている、請求項10記載の
    ピクセル深さコンバータ。
JP3103715A 1990-05-16 1991-03-14 コンピュータ・ビデオ・ディスプレイ用のピクセル深さコンバータ Expired - Lifetime JPH0792660B2 (ja)

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