JPH07114330B2 - 受光回路のレンジ切り換え回路 - Google Patents

受光回路のレンジ切り換え回路

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JPH07114330B2
JPH07114330B2 JP63041220A JP4122088A JPH07114330B2 JP H07114330 B2 JPH07114330 B2 JP H07114330B2 JP 63041220 A JP63041220 A JP 63041220A JP 4122088 A JP4122088 A JP 4122088A JP H07114330 B2 JPH07114330 B2 JP H07114330B2
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JP
Japan
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light receiving
switch
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resistor
amplifier
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誠 今村
久夫 阿川
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、光強度を電圧信号に変換する受光回路のレ
ンジ切り換え回路の改良に関するものである。
<従来技術> 光強度を電圧信号に変換する受光回路において、光強度
の範囲が広い場合には1つのレンジだけ処理する事が困
難なので、そのレンジを切り換えなければならない。第
4図はこの様な受光回路のレンジ切り換え回路を示す。
第4図において、受光素子1のアノードは共通電位点
に、カソードは増幅器2の反転入力端子に接続される。
この受光素子1には測定光Piが入射される。また増幅器
2の非反転入力端子は共通電位点に接続される。さらに
増幅器2の反転端子と出力端子との間には抵抗3とスイ
ッチ5及び抵抗4とスイッチ6の直列回路が接続され
る。抵抗3は高抵抗、抵抗4は低抵抗が選択される。
この様な回路において、増幅器2の出力電圧Vは受光素
子1の出力電流iに対して V=−i・R ……(1) の関係がある。但し、Rは増幅器2の反転入力端子と出
力端子との間に接続される抵抗の抵抗値である。受光素
子1に入射する光の強度が低いときにはスイッチ5がオ
ン、スイッチ6がオフにされ、光強度が強いときはスイ
ッチ5がオフ、スイッチ6がオンにされる。前記(1)
式から出力電圧Vは抵抗値Rに比例するので、レンジ切
り換えが実現出来る。
<発明が解決すべき課題> しかしながら、この様なレンジ切り換え回路では、特に
光強度が低いレンジにおいてはスイッチ5、6のリーク
電流によって誤差が発生するという欠点がある。従っ
て、リーク電流の大きい半導体スイッチを使用する事が
出来ず、リードリレーを使用せざるを得なかったが、リ
ードリレーは機械式スイッチであり、信頼性に乏しく、
小型化が困難であり、また熱起電力が生じて誤差が発生
するという欠点があった。
<発明の目的> この発明の目的は、半導体スイッチが使用できる受光回
路のレンジ切り換え回路を提供する事にある。
<課題を解決する為の手段> 前記問題点を解決するために本発明では、入射光の強度
を電流信号に変換する受光素子のカソードとアノードを
それぞれ第1、第2の電流電圧変換部の入力端子に接続
する。また、前記受光素子逆バイアス発生部で逆バイア
スを選択的に与え、逆バイアスが与えられていないとき
に選択部により第1の電流電圧変換部の出力を選択し、
逆バイアスが与えられているときに第2の電流電圧変換
部の出力を選択するようにしたものである。
<実施例> 第1図に本発明に係る受光回路のレンジ切り換え回路の
一実施例を示す。第1図において、10は受光素子であ
り、そのカソードは増幅器11の反転入力端子に接続され
ている。この受光素子10にはその強度を測定すべき光Pi
が入射される。増幅器11の反転入力端子と出力端子との
間には抵抗12が接続され、またその非反転入力端子は共
通電位点に接続されている。増幅器11と抵抗12で第1の
電流電圧変換部を構成している。受光素子10のアノード
は増幅器13の反転入力端子に接続されている。この増幅
器13の反転入力端子と出力端子との間には抵抗14が接続
され、またその非反転入力端子は共通電位点に接続され
ている。増幅器13と抵抗14で第2の電流電圧変換部を構
成している。抵抗12は高抵抗が選択され、また抵抗14は
低抵抗が選択される。15はダイオードであり、そのカソ
ードは受光素子10のカソードに接続されている。16はス
イッチであり、その共通接点Cはダイオード15のアノー
ドに、接点Bは共通電位点に接続され、また接点Aには
正の定電圧Vcが供給される。ダイオード15とスイッチ16
で逆バイアス発生部を構成している。17はスイッチであ
り、その接点Bには増幅器11の出力が、接点Aには増幅
器13の出力が供給される。レンジ切り換え回路の出力は
共通接点Cからとられる。スイッチ17は選択部として働
く。スイッチ16と17は連動して動作する。またダイオー
ド15はそのリーク電流が小さいものが選ばれる。
次に、この実施例の動作を説明する。まず受光素子10に
入射する光Piの強度が小さい場合について説明する。こ
の場合はスイッチ16、17の共通接点Cを接点B側にす
る。その為、ダイオード15のアノードは共通電位点の電
位になり、受光素子10には逆バイアスは印加されない。
その為、受光素子10によって変換された電流iは第1図
ののように抵抗12から受光素子10を通り、抵抗14に至
る経路を流れる。スイッチ17により増幅器11の出力が選
択されるので、その出力をV、抵抗12の抵抗値をR1とす
ると、 V=−i・R1 になる。抵抗12は高抵抗が選ばれているので、レンジ切
り換え回路は高感度になる。また、ダイオード15のアノ
ード−カソード間の電圧はほぼゼロになる。一般にダイ
オードに流れる電流は第2図に示すように、そのアノー
ド−カソード間の電圧が小さいとほぼゼロになる。従っ
て、ダイオード15のリーク電流は十分小さくなり、無視
できる。受光素子10に入射する光の強度が高いときは、
スイッチ16、17の共通接点Cは接点Aに接続される。そ
の為、受光素子10にはスイッチ16、ダイオード15を介し
てVcの逆バイアスが印加される。その為、受光素子10の
出力電流iは第1図の経路、すなわちダイオード15か
ら抵抗14に至る経路を流れる。スイッチ17により増幅器
13の出力が選択されているので、抵抗14の抵抗値をR2
すると、受光回路の出力Vは、 V=−i・R2 となる。抵抗14は低抵抗が選ばれているので、受光回路
の感度は低くなる。また、この構成ではスイッチ16、17
はリーク電流が大きくても使用できるので、半導体スイ
ッチを用いる事が出来る。
第3図に本発明の他の実施例を示す。この実施例はレン
ジを3つとし、かつ高感度用の増幅器のオフセット調整
をしたものである。なお、第1図と同じ要素には同一符
号を付し、説明を省略する。18は抵抗であり、その一端
が受光素子10のカソードに、他端が増幅器11の反転入力
端子に接続される。19はダイオードであり、抵抗12と並
列に、そのカソードが増幅器11の出力端子側になるよう
に接続されている。20は可変抵抗であり、増幅器11のオ
フセット調整用端子に接続される。21は可変電圧源であ
り、増幅器11の非反転入力端子に接続されている。22、
23は抵抗、24、25はスイッチであり、抵抗22とスイッチ
24、抵抗23とスイッチ25はそれぞれ直列に接続され、こ
れらの直列回路は増幅器13の反転入力端子と出力端子間
に接続されている。抵抗22と23の抵抗値をそれぞれR3
R4とし、R1>R4>R3になるようにする。26はスイッチで
あり、その接点Bには増幅器11の出力が、接点Aには抵
抗22とスイッチ24の接続点が、接点Cには増幅器13の出
力が接続されている。レンジ切り換え回路の出力は共通
接点Dからとられる。
この様な構成において、高感度レンジを選択する時はス
イッチ16とスイッチ26の共通接点がそれぞれ接点Bに接
続される。この場合は第1図と同じ理由により受光素子
10の出力電流は増幅器11で電圧に変換されて、その感度
が高くなる。中間度のときはスイッチ16を接点A側、ス
イッチ26を接点C側とし、スイッチ24をオフ、スイッチ
25をオンにする。感度は抵抗値R4で決定される。低感度
のときはスイッチ16はそのまま、スイッチ26は接点A側
で、スイッチ24をオン、スイッチ25をオフにする。感度
は抵抗値R3で決定される。この実施例でもスイッチ16、
24〜26はリーク電流が問題にならない所に使用されてい
るので、半導体スイッチが使用できる。なお、増幅器11
は可変抵抗20、可変電源21により温度ドリフト調整、オ
フセット調整がなされる。また、抵抗22の抵抗値が小さ
い為にスイッチ24のオン抵抗が無視できないため、出力
は抵抗22とスイッチ24の接続点から取っている。さら
に、スイッチ16をA側にしたときに増幅器11が飽和しな
いように、抵抗18及びダイオード19で保護を行ってい
る。増幅器11の出力はダイオード19の順方向電圧で規制
される。
<発明の効果> 以上実施例に基づいて具体的に説明したように、この発
明では受光素子のカソード、アノードをそれぞれ第1、
第2の電流電圧変換部に接続し、この受光素子に選択的
に逆バイアスを与え、それと連動して第1、第2の電流
電圧変換部の出力を選択するようにした。その為、リー
ク電流が問題になる所にスイッチを使用しなくてもよい
ので、リーク電流が大きい半導体スイッチを使用する事
が出来るその為、信頼性が向上し、かつ小型化が可能に
なるという効果がある。、
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る受光回路のレンジ切り換え回路の
一実施例を示す構成図、第2図はダイオードの特性を示
す特性曲線図、第3図は本発明の他の実施例を示す構成
図、第4図は従来の受光回路のレンジ切り換え回路の構
成図である。 10……受光素子、11,13……増幅器、12,14,18,22,23…
…抵抗、15,19……ダイオード、16,17,24〜26……スイ
ッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入射光の強度を電流信号に変換する受光素
    子と、この受光素子のカソードがその入力端子に接続さ
    れる第1の電流電圧変換部と、前記受光素子のアノード
    がその入力端子に接続される第2の電流電圧変換部と、
    前記受光素子に逆バイアスを選択的に与える逆バイアス
    発生部と、この逆バイアス発生部の動作に連動して前記
    第1の電流電圧変換部または第2の電流電圧変換部の出
    力を選択する選択部とを有する事を特徴とする受光回路
    のレンジ切り換え回路。
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