JPH07114300A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07114300A
JPH07114300A JP5283988A JP28398893A JPH07114300A JP H07114300 A JPH07114300 A JP H07114300A JP 5283988 A JP5283988 A JP 5283988A JP 28398893 A JP28398893 A JP 28398893A JP H07114300 A JPH07114300 A JP H07114300A
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弘史 保坂
Yasuhiro Tabata
泰広 田端
Koji Toikawa
耕司 樋川
Yoshimasa Honda
吉正 本田
Sokichi Araki
宗吉 荒木
Yuichi Deguchi
裕一 出口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 見開きモードおよび両面モードの両方を指定
した状態で,原稿画像における見開きで連続した画像
が,見開きで参照できるように記録紙に記録する。ま
た,ADFに原稿サイズを混載して,記録紙の表裏に画
像を形成する場合の利便性を向上させる。 【構成】 メイン制御部109は,見開きモードおよび
両面モードの両方が同時に指定されている場合,原稿サ
イズ検知センサ102aで検知した原稿サイズと操作表
示部108で指定された記録紙サイズとを比較し,原稿
サイズが記録紙サイズより大きい場合に,原稿画像を2
分割して,分割した1枚目の原稿画像を記録紙に記録し
た後,記録紙を排紙し,分割した2枚目の原稿画像を次
の記録紙の表面に記録するように各部を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,読み取った原稿画像を
2分割して,それぞれ別の記録紙に記録する見開きモー
ドと,表面に画像を形成した記録紙を反転して両面給紙
装置に収納し,該両面給紙装置から再度記録紙を給紙す
ることにより,記録紙の表面および裏面の両方に画像を
記録する両面モードとを有した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置として,読み取った
原稿画像を2分割して,それぞれ別の記録紙に記録する
見開きモードを有している装置がある。この見開きモー
ドを用いることにより,例えば,雑誌,本等のブック原
稿において,見開いた左右のページを自動的に分割し
て,別々の記録紙に出力することができる。また,A3
サイズの原稿をA4サイズに統一して記録したい場合
に,A3サイズの原稿を真中から2分割して,2枚のA
4サイズの記録紙に分けて出力することができる。
【0003】また,従来の画像形成装置の機能の一つと
して,記録紙の両面に画像を記録する両面モードが知ら
れている。両面モードは,例えば,表面に画像を形成し
た後,記録紙を反転して両面給紙装置に収納し,該両面
給紙装置から再度記録紙を給紙することにより,記録紙
の表面および裏面の両方に画像を記録することで実現で
きる。
【0004】さらに,上記の見開きモードおよび両面モ
ードの両方のモードが実行可能な画像形成装置では,こ
れらのモードを同時に指定することにより,例えば,図
11(a)に示すような,A3サイズの片面の原稿画像
を1枚の記録紙の表面と裏面とに分けて記録することが
可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記の
従来の画像形成装置によれば,読み取った原稿画像を2
分割して,単純に記録紙の表面と裏面とに分けて記録す
るため,例えば,図11(a)の2枚目のA3片面の画
像C−1,C−2のように見開きで連続した画像が,図
11(b)のように1枚の記録紙の表面と裏面とに記録
されるため,見開きで連続した画像が分断され,使い勝
手が悪いという問題点があった。具体的には,図11
(c)に示すように,A4ファイルとして綴じた場合
に,非常に見づらくなるという問題点があった。
【0006】また,上記の問題点の対処方法として,見
開きモードを解除して原稿を置き直して,両面モードの
みで記録紙の表裏に画像を形成することにより,例え
ば,図11(a)の2枚目のA3片面の画像C−1,C
−2のうち,画像C−1をn枚目の記録紙の裏面に記録
し,画像C−2を(n+1)枚目の記録紙の表面に記録
することにより,ファイルとして綴じた状態において見
開きで連続した画像C−1,C−2を見開きで参照する
ことができるものの,操作が複雑になり,時間がかかる
ため,作業が煩わしいという問題点もあった。
【0007】さらに,ADF(自動原稿給紙装置)を備
えた画像形成装置で,図12(a)に示すように,複数
のサイズが混在した原稿を搬送して,見開きモードおよ
び両面モードの両方を指定した状態で,記録紙への記録
を行う場合には,原稿の給紙が自動的に行われるため,
見開きで連続した画像であるか否かに応じて,原稿の置
き直しをすることができず,図12(b),(c)に示
すように,原稿の見開きページ(見開きで連続した画像
『C−1,C−2』および『F−1,F−2』)が見開
きにならない恐れがあり,A4ファイルとして綴じた場
合に,非常に見づらくなるという問題点があった。
【0008】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,見開きモードおよび両面モードの両方を指定した状
態で,原稿画像における見開きで連続した画像が,見開
きで参照できるように記録紙に記録することを目的とす
る。
【0009】また,本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって,ADFに原稿サイズを混載して,記録紙の表
裏に画像を形成する場合の利便性を向上させることを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために,読み取った原稿画像を2分割して,それ
ぞれ別の記録紙に記録する見開きモードと,記録紙の表
面および裏面の両方に画像を記録する両面モードとを有
した画像形成装置において,原稿のサイズを検知する原
稿サイズ検知手段と,記録紙のサイズを指定する記録紙
サイズ指定手段と,前記見開きモードおよび両面モード
の両方が同時に指定されている場合,前記原稿サイズ検
知手段で検知した原稿サイズと,前記記録紙サイズ指定
手段で指定された記録紙サイズとを比較し,原稿サイズ
が記録紙サイズより大きい場合に,原稿画像を2分割し
て,分割した1枚目の原稿画像を記録紙に記録した後,
記録紙を排紙し,分割した2枚目の原稿画像を次の記録
紙の表面に記録するように制御する制御手段とを備えた
画像形成装置を提供するものである。
【0011】なお,前記制御手段は,前記分割した1枚
目の原稿画像を記録する記録紙の面が表面の場合,記録
紙を反転させた後,前記分割した1枚目の原稿画像を記
録紙の裏面に記録するか,あるいは,前記分割した1枚
目の原稿画像を記録する記録紙の面が表面の場合,前記
分割した1枚目の原稿画像を記録紙に記録した後,記録
紙を排紙するものとする。
【0012】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,読み取った原稿画像を2分割して,それぞれ別の記
録紙に記録する見開きモードと,表面に画像を形成した
記録紙を反転して両面給紙装置に収納し,前記両面給紙
装置から再度記録紙を給紙することにより,記録紙の表
面および裏面の両方に画像を記録する両面モードとを有
した画像形成装置において,原稿のサイズを検知する原
稿サイズ検知手段と,記録紙のサイズを指定する記録紙
サイズ指定手段と,前記見開きモードおよび両面モード
の両方が同時に指定されている場合,前記原稿サイズ検
知手段で検知した原稿サイズと,前記記録紙サイズ指定
手段で指定された記録紙サイズとを比較し,原稿サイズ
が記録紙サイズより大きい場合に,原稿画像を2分割し
て,分割した1枚目の原稿画像を記録紙に記録した後,
記録紙を排紙し,分割した2枚目の原稿画像を次の記録
紙の表面に記録するように制御する制御手段とを備え,
前記制御手段は,画像形成を行う記録紙の面が表面であ
るか裏面であるかを,前記両面給紙装置に記録紙が存在
するか否かで判定する画像形成装置を提供するものであ
る。
【0013】なお,前記制御手段は,前記分割した1枚
目の原稿画像を記録する記録紙の面が表面の場合,記録
紙を反転させた後,前記分割した1枚目の原稿画像を記
録紙の裏面に記録するか,あるいは,前記分割した1枚
目の原稿画像を記録する記録紙の面が表面の場合,前記
分割した1枚目の原稿画像を記録紙に記録した後,記録
紙を排紙するものとする。
【0014】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,読み取った原稿画像を2分割して,それぞれ別の記
録紙に記録する見開きモードと,表面に画像を形成した
記録紙を反転して両面給紙装置に収納し,前記両面給紙
装置から再度記録紙を給紙することにより,記録紙の表
面および裏面の両方に画像を記録する両面モードとを有
した画像形成装置において,原稿を所定の画像読取位置
に給紙する自動原稿給紙手段と,前記自動原稿給紙手段
によって搬送された原稿のサイズを検知する原稿サイズ
検知手段と,記録紙のサイズを指定する記録紙サイズ指
定手段と,前記見開きモードおよび両面モードの両方が
同時に指定されている場合,前記原稿サイズ検知手段で
検知した原稿サイズと,前記記録紙サイズ指定手段で指
定された記録紙サイズとを比較し,原稿サイズが記録紙
サイズより大きい場合に,原稿画像を2分割して,分割
した1枚目の原稿画像を記録紙に記録した後,記録紙を
排紙し,分割した2枚目の原稿画像を次の記録紙の表面
に記録するように制御する制御手段とを備えた画像形成
装置を提供するものである。
【0015】なお,前記制御手段は,前記分割した1枚
目の原稿画像を記録する記録紙の面が表面の場合,記録
紙を反転させた後,前記分割した1枚目の原稿画像を記
録紙の裏面に記録するか,あるいは,前記分割した1枚
目の原稿画像を記録する記録紙の面が表面の場合,前記
分割した1枚目の原稿画像を記録紙に記録した後,記録
紙を排紙するものとする。
【0016】
【作用】本発明の画像形成装置は,見開きモードおよび
両面モードの両方が同時に指定されている場合,原稿サ
イズと記録紙サイズとを比較し,原稿サイズが記録紙サ
イズより大きい場合に,原稿画像を2分割して,分割し
た1枚目の原稿画像を記録紙に記録した後,記録紙を排
紙し,分割した2枚目の原稿画像を次の記録紙の表面に
記録することにより,分割したそれぞれの原稿画像が異
なる記録紙に記録され,見開きで参照可能となる。
【0017】
【実施例】以下,本発明の画像形成装置を複写機に適用
した場合を例として,〔実施例1〕,〔実施例2〕の順
に図面を参照して詳細に説明する。
【0018】〔実施例1〕実施例1の複写機では,見開
きモードおよび両面モードの両方が同時に指定されてい
る場合,後述する原稿サイズ検知センサ102aで検知
した原稿サイズと操作キー部402の用紙選択キーで指
定された記録紙サイズとを比較し,原稿サイズが記録紙
サイズより大きい場合に,原稿画像を2分割して,分割
した1枚目の原稿画像を記録紙に記録した後,記録紙を
排紙し,分割した2枚目の原稿画像を次の記録紙の表面
に記録するものである。このとき,分割した1枚目の原
稿画像を記録する記録紙の面が表面の場合,記録紙を反
転させた後,分割した1枚目の原稿画像を記録紙の裏面
に記録する。
【0019】また,後述するように画像形成を行う記録
紙の面が表面であるか裏面であるかを,両面給紙装置3
10に記録紙が存在するか否かで判定するものである。
【0020】図1は,実施例1の複写機のブロック構成
図を示し,原稿を一枚ずつ所定の画像読取位置に給紙す
る自動原稿給紙装置(以下,ADFと記載する)101
と,ADF101によって画像読取位置に搬送された原
稿の画像データを読み取るスキャナ部102と,スキャ
ナ部102で読み取った画像データに公知の画像処理を
施す画像処理部103と,画像データを記憶するための
画像メモリ部104と,記録紙に画像を形成するプリン
タ部105と,プリンタ部105へ記録紙を給紙する給
紙部106と,画像形成後の記録紙を分類・仕分けして
収納するソータ部107と,各種オペレーションを行う
ための操作表示部108と,上記各部を制御するメイン
制御部109とから構成される。
【0021】なお,スキャナ部102には,画像読み取
りを行う対象原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知セ
ンサ102aが配置されている。また,給紙部106
は,記録紙を給紙する給紙装置(図示せず)と,両面複
写を行う際に画像形成後に表裏を反転した後の記録紙を
収納し,再給紙するための両面給紙装置(図示せず)と
を備えているものとする。
【0022】図2は,上記のADF101,スキャナ部
102,プリンタ部105,給紙部106およびソータ
部107の概略的な配置関係を示す説明図である。な
お,各部における機械的構成は,一般的な技術であるた
め説明を図示および省略する。ただし,プリンタ部10
5の作像系のプロセス等に付いては,帯電チャージャ,
感光体ドラム,書込み装置,現像装置,転写チャージ
ャ,定着装置等(何れも図示せず)からなる公知の電子
写真技術を適用するが,図3に示すように,記録紙を反
転して排出する機能を備えているものとする。
【0023】図3は,プリンタ部105および給紙部1
06における記録紙の反転機構および両面給紙機構の構
成を示し,定着装置301から記録紙が排紙されると,
排紙センサ302によって記録紙の排紙が検知される。
排紙コロ303,304は,単一方向のみに回転し,同
一の駆動源(図示せず)によって駆動される。また,反
転コロ305,306は正転・逆転可能であり,排紙コ
ロ303,304の駆動源と異なる1つの駆動源(図示
せず)で駆動される。さらに,切換爪307,308
は,それぞれソレノイド(図示せず)によって上下に駆
動される。なお,図において,309は反転ガイド部,
310は給紙部106の両面給紙装置を示す。
【0024】上記の構成において,定着装置301から
排紙された記録紙をそのままソータ部107へ排紙する
場合には,切換爪307を上にしておくことにより,記
録紙が排紙コロ303から排紙コロ304へ搬送され
て,ソータ部107へ排紙される。
【0025】また,記録紙の両面に画像記録を行う場合
には,切換爪307,308をそれぞれ下に移動させ,
記録紙を排紙コロ303から反転コロ305,306を
介して反転ガイド部309へ送り込んだ後,反転コロ3
05,306を逆転させて両面給紙装置310へ記録紙
を送り込む。
【0026】さらに,記録紙の反転排紙を行う場合に
は,先ず両面時と同様に反転ガイド部309へ記録紙を
送り込み,その後,反転コロ305,306を逆転する
前に切換爪308を上に移動させることにより,記録紙
の裏面を上にして排紙することが可能となる。
【0027】図4は,操作表示部108の外観図を示
し,大別して,コピー枚数表示,用紙選択表示,変倍率
表示,エラー表示,ジャム表示等を行うための表示パネ
ル401と,テンキー,コピースタートキー,用紙選択
キー(本発明の記録紙サイズ指定手段),変倍キー等の
各種キーが配置された操作キー部402と,表面にタッ
チパネルが配置されたLCD表示画面(液晶表示画面)
404を有する選択LCD部403とから構成される。
【0028】なお,本実施例では,この選択LCD部4
03に表示された選択画面からモードを選択することに
より,見開きモード,両面モード等の各種モードを選択
する構成である。図5は,選択LCD部403のLCD
表示画面404に表示されている選択画面の例を示し,
例えば,選択画面上の見出しモードにタッチすることに
より,見出しモードが指定され,画面の見出しモード部
分が反転表示される。また,見出しモードおよび両面モ
ードの2つのモードを指定する場合には,続けて両面モ
ードにタッチすることにより,両方のモードが指定され
る。ただし,組み合わせが不可能な場合には,そのモー
ドにタッチしても指定できない構成である。
【0029】以上の構成において,図6のフローチャー
トを参照して,その動作を説明する。図6は,メイン制
御部109が実行する制御フローチャートを示し,先
ず,オペレータが操作表示部108を介して,両面モー
ドおよび見開きモードを指定し,続いて記録紙のサイズ
を指定する(S601)。例えば,記録紙のサイズとし
てA4サイズを指定したものとする。
【0030】次に,ADF101に原稿を載置し,操作
表示部108のコピースタートキーを押下すると(S6
02),ADF101によってスキャナ部102の原稿
読取位置に原稿が給紙され(S603),スキャナ部1
02の原稿サイズ検知センサ102aによって原稿のサ
イズが検知される(S604)。
【0031】続いて,メイン制御部109は,両面給紙
装置310内に配置されている記録紙有無センサ(図示
せず)によって,両面給紙装置310内に記録紙が存在
するか否かを判定し(S605),記録紙が存在する場
合には,両面給紙装置310から記録紙を給紙し(S6
06),記録紙が存在しない場合には,ステップS61
2へ進む。
【0032】ステップS606で,両面給紙装置310
から記録紙を給紙した後,原稿サイズと記録紙サイズと
を比較して,原稿が見開きであるか否かを判定する(S
607)。具体的には,原稿サイズ>記録紙サイズの場
合には,原稿画像を記録紙に記録することができず,分
割する必要があるため,原稿は見開きであると判定し,
原稿サイズ≦記録紙サイズの場合には,原稿画像を分割
することなく記録紙に記録できるので,原稿は見開きで
ないと判定する。
【0033】原稿が見開きの場合には,スキャナ部10
2で原稿画像を2分割した1枚目(原稿画像の半分)の
原稿画像を読み取り,画像処理部103で所定の画像処
理を施した後,プリンタ部105で分割した1枚目の原
稿画像を記録紙に作像する(S608)。
【0034】また,原稿が見開きでない場合には,スキ
ャナ部102で原稿画像を読み取り,画像処理部103
で所定の画像処理を施した後,プリンタ部105で原稿
画像をそのまま記録紙に作像する(S609)。
【0035】その後,図3に示したように,定着装置3
01で記録紙に作像された画像の定着を行って(S61
0),切換爪307を上にしておくことにより,記録紙
を排紙コロ303から排紙コロ304へ搬送し,ソータ
部107へ排出する(S611)。
【0036】次に,ステップS620において,ADF
101の原稿載置台に原稿があるか否かを判定し,原稿
があれば,ステップS603へ戻り,原稿がなければ,
ステップS621へ進む。
【0037】ステップS621では,両面給紙装置31
0内に記録紙が存在するか否かを判定する。ここで,記
録紙が存在する場合には,両面給紙装置310から記録
紙を給紙し(S622),記録紙が存在しない場合に
は,全ての原稿の画像形成および記録紙の排紙が終了し
ているので,処理を終了する。
【0038】ステップS622で,両面給紙装置310
から給紙された記録紙は,プリンタ部105へ搬送され
るが,記録すべき原稿画像が存在しないので,スキャナ
部102による原稿画像の読み取りおよびプリンタ部1
05の書込み装置による感光体ドラムへの光書込みを行
わずに,作像処理が実行され(以下,白紙作像と記載す
る),定着装置301へ搬送され(S623),定着装
置301を通過後(S624),ソータ部107へ排出
される(S625)。
【0039】一方,ステップS605において,両面給
紙装置310内に記録紙が存在しないと判定された場合
には,給紙装置から記録紙を給紙し(S612),原稿
サイズと記録紙サイズとを比較して,原稿が見開きであ
るか否かを判定する(S613)。ここで,原稿が見開
きの場合には,分割した1枚目の原稿画像作像後である
か否かを判定する(S614)。
【0040】分割した1枚目の原稿画像作像後の場合に
は,スキャナ部102で原稿画像を2分割した2枚目
(原稿画像の半分)の原稿画像を読み取り,分割した2
枚目の原稿画像を記録紙に作像し(S615),ステッ
プS618へ進む。一方,分割した1枚目の原稿画像作
像後でない場合には,白紙作像を行って(S616
a),定着装置301を通過後(S616b),両面給
紙装置310へ排出し(S616c),ステップS60
5へ戻る。
【0041】また,ステップS613で原稿が見開きで
ないと判定された場合には,画像処理部103で所定の
画像処理を施した後,プリンタ部105で原稿画像をそ
のまま記録紙に作像し(S617),ステップS618
へ進む。
【0042】ステップS618では,定着装置301で
記録紙に作像された画像の定着を行って,ステップS6
19で両面給紙装置310へ排出し,ステップS620
へ進む。
【0043】次に,図7および図8を参照して,上記の
動作を具体的に説明する。ここで,図7は,複写する原
稿の状態および出力される記録紙の状態を示す説明図,
図8はタイミング・チャートである。例えば,図7
(a)に示すように,複数の原稿サイズが混在する原稿
束を複写する原稿としてADF101に混載し,A4サ
イズの記録紙に記録する場合,コピースタートキーを押
下すると,ADF101のADF給紙モータが駆動し
て,1枚目の原稿(A4片面,画像『A』)がスキャナ
部102へ搬送される。ここでは,両面給紙装置310
内に記録紙が存在しないので,給紙装置の給紙クラッチ
がONとなり,給紙装置から画像『A』に対応する記録
紙が給紙される。
【0044】また,原稿サイズと記録紙サイズが共にA
4サイズであるので,見開きでないと判定され,スキャ
ナモータを駆動して原稿画像を読み取り,書込み装置で
原稿画像を書き込んで,記録紙に転写・定着した後,切
換爪ソレノイド,をONして,切換爪307,30
8をそれぞれ下に移動させ,反転コロ305,306を
正転させて反転ガイド部309へ送り込んだ後,反転コ
ロ305,306を逆転させて両面給紙装置310へ記
録紙を送り込む。
【0045】次に,ADF101のADF給紙モータが
駆動して,2枚目の原稿(A4片面,画像『B』)がス
キャナ部102へ搬送される。ここでは,両面給紙装置
310内に記録紙が存在しているので,両面給紙装置3
10の両面給紙クラッチがONとなり,両面給紙装置3
10から画像『B』に対応する記録紙が給紙される。一
方,2枚目の原稿サイズと記録紙サイズが共にA4サイ
ズであるので,見開きでないと判定され,スキャナモー
タを駆動して原稿画像を読み取り,書込み装置で原稿画
像を書き込んで,記録紙に転写・定着した後,切換爪ソ
レノイド,をOFFして,切換爪307,308を
上にしておくことにより,記録紙を排紙コロ303から
排紙コロ304へ搬送し,1枚目の記録紙をソータ部1
07へ排出する。
【0046】このようにしてソータ部107へ排出され
た1枚目の記録紙は,図7(b)に示すように,表面に
画像『A』,裏面に画像『B』が記録されている。
【0047】次に,ADF101のADF給紙モータが
駆動して,3枚目の原稿(A3片面,見開き画像『C−
1,C−2』)がスキャナ部102へ搬送される。ここ
では,両面給紙装置310内に記録紙が存在していない
ので,給紙クラッチがONとなり,給紙装置から記録紙
が給紙される。一方,3枚目の原稿サイズ>記録紙サイ
ズであるので,見開きであると判定され,スキャナモー
タを駆動せずに,かつ,書込み装置での書き込みを行わ
ずに,記録紙に白紙作像を行った後,切換爪ソレノイド
,をONして,両面給紙装置310へ記録紙を送り
込む。
【0048】次に,スキャナモータを駆動して,原稿画
像を2分割した1枚目の原稿画像(画像『C−1』)を
読み取り,書込み装置を駆動して画像『C−1』を書き
込む。一方,ここでは,両面給紙装置310内に記録紙
が存在しているので,両面給紙装置310の両面給紙ク
ラッチがONとなり,両面給紙装置310から画像『C
−1』に対応する記録紙が給紙される。この記録紙に転
写・定着した後,切換爪ソレノイド,をOFFし
て,2枚目の記録紙をソータ部107へ排出する。
【0049】このようにしてソータ部107へ排出され
た2枚目の記録紙は,図7(b)に示すように,表面が
白紙,裏面に画像『C−1』が記録されている。同様に
3枚目の記録紙の表面に見開きの画像『C−2』が記録
され,裏面に4枚目の原稿の画像『D』が記録される。
また,4枚目の記録紙の表面に5枚目の原稿の画像
『E』が記録され,裏面に6枚目の原稿の見開き画像
『F−1』が記録される。このようにして分割された1
枚目の見開き画像は,常に記録紙の裏面に記録される。
【0050】従って,図7(b)に示す記録紙を,A4
ファイルとして綴じた場合には,図7(c)に示すよう
に,見開き画像(見開きページ)を見開きで参照するこ
とができる。また,ADF101に原稿サイズを混載し
た場合でも,記録紙の表裏に適切に画像を形成できるの
で,利便性が向上する。
【0051】換言すれば,常に,見開き画像の1枚目の
分割画像を,記録紙の裏面に記録することにより,見開
き画像が1枚の記録紙の表裏に記録されることを回避し
て,見開き画像を適切に2枚の記録紙に分けて記録する
ことができる。また,1枚目の原稿が見開き画像の場合
でも,適切に記録することができる。
【0052】また,白紙作像を行うことによって,見開
き画像の片面のみが記録された記録紙でも,分割画像が
記録された面が常に裏面として排出されるので,後から
記録紙の表裏を揃える手間を省くことができ,利便性が
良い。
【0053】また,両面給紙装置310内の記録紙の存
在確認によって,画像形成を行う記録紙の面が表面であ
るか裏面であるかを判定するので,例えば,メイン制御
部109内での複雑なフラグや,カウンタ等の処理が不
要となり,構成および処理の簡素化を図れる。
【0054】なお,実施例1では,ADF101を使用
して,原稿を自動給紙する場合を例としたが,ADF1
01を用いない場合でも同様の効果を奏することができ
るのは明らかである。
【0055】〔実施例2〕実施例2の複写機では,見開
きモードおよび両面モードの両方が同時に指定されてい
る場合,原稿サイズ検知センサ102aで検知した原稿
サイズと操作キー部402の用紙選択キーで指定された
記録紙サイズとを比較し,原稿サイズが記録紙サイズよ
り大きい場合に,原稿画像を2分割して,分割した1枚
目の原稿画像を記録紙に記録した後,記録紙を排紙し,
分割した2枚目の原稿画像を次の記録紙の表面に記録す
るものである。このとき,分割した1枚目の原稿画像を
記録する記録紙の面が表面の場合,分割した1枚目の原
稿画像を記録紙に記録した後,記録紙を排紙する。な
お,実施例2の構成は,実施例1と同様に付き図示およ
び説明を省略する。
【0056】図9は,実施例2のメイン制御部109が
実行する制御フローチャートを示し,基本的には実施例
1の制御フローチャート(図6参照)と同様であるた
め,ここでは,異なる部分のみを説明する。なお,実施
例1と同一のステップは共通の符号で示している。
【0057】メイン制御部109は,ステップS605
で両面給紙装置310内に記録紙が存在しないと判定さ
れた場合には,給紙装置から記録紙を給紙し(S61
2),原稿サイズと記録紙サイズを比較して,原稿が見
開きであるか否かを判定する(S613)。ここで,原
稿が見開きの場合には,分割した1枚目の原稿画像作像
後であるか否かを判定する(S614)。
【0058】上記ステップS613,S614におい
て,原稿が見開きであり,かつ,分割した1枚目の原稿
画像作像後の場合には,スキャナ部102で原稿画像を
2分割した2枚目(原稿画像の半分)の原稿画像を読み
取り,分割した2枚目の原稿画像を記録紙に作像し(S
615),ステップS618へ進む。
【0059】また,上記ステップS613,S614に
おいて,原稿が見開きであり,かつ,分割した1枚目の
原稿画像作像後でない場合には,スキャナ部102で原
稿画像を2分割した1枚目(原稿画像の半分)の原稿画
像を読み取り,画像処理部103で所定の画像処理を施
した後,プリンタ部105で分割した1枚目の原稿画像
を記録紙に作像し(S901),定着装置301で記録
紙に作像された画像の定着を行って(S902),記録
紙の表面が上の状態でそのままソータ部107へ排出し
(S903),ステップS605へ戻る。
【0060】また,ステップS613で原稿が見開きで
ないと判定された場合には,画像処理部103で所定の
画像処理を施した後,プリンタ部105で原稿画像をそ
のまま記録紙に作像し(S617),ステップS618
へ進む。
【0061】ステップS618では,定着装置301で
記録紙に作像された画像の定着を行って,ステップS6
19で両面給紙装置310へ排出し,ステップS620
へ進む。
【0062】さらに,ステップS620,S621にお
いて,ADF101の原稿載置台に原稿がなく,かつ,
両面給紙装置310内に記録紙が存在すると判定された
場合には,両面給紙装置310から記録紙を給紙して
(S904),図3に示した反転ガイド部309を用い
て記録紙を反転させ,記録紙の裏面を上にしてソータ部
107へ排出し(S905),処理を終了する。
【0063】次に,図7および図10を参照して,上記
の動作を具体的に説明する。ここで,図7は,複写する
原稿の状態および出力される記録紙の状態を示す説明
図,図10はタイミング・チャートである。例えば,図
7(a)に示すように,複数の原稿サイズが混在する原
稿束を複写する原稿としてADF101に混載し,A4
サイズの記録紙に記録する場合,コピースタートキーを
押下すると,ADF101のADF給紙モータが駆動し
て,1枚目の原稿(A4片面,画像『A』)がスキャナ
部102へ搬送される。ここでは,両面給紙装置310
内に記録紙が存在しないので,給紙装置の給紙クラッチ
がONとなり,給紙装置から画像『A』に対応する記録
紙が給紙される。
【0064】また,原稿サイズと記録紙サイズが共にA
4サイズであるので,見開きでないと判定され,スキャ
ナモータを駆動して原稿画像を読み取り,書込み装置で
原稿画像を書き込んで,記録紙に転写・定着した後,切
換爪ソレノイド,をONして,切換爪307,30
8をそれぞれ下に移動させ,反転コロ305,306を
正転させて反転ガイド部309へ送り込んだ後,反転コ
ロ305,306を逆転させて両面給紙装置310へ記
録紙を送り込む。
【0065】次に,ADF101のADF給紙モータが
駆動して,2枚目の原稿(A4片面,画像『B』)がス
キャナ部102へ搬送される。ここでは,両面給紙装置
310内に記録紙が存在しているので,両面給紙装置3
10の両面給紙クラッチがONとなり,両面給紙装置3
10から画像『B』に対応する記録紙が給紙される。一
方,2枚目の原稿サイズと記録紙サイズが共にA4サイ
ズであるので,見開きでないと判定され,スキャナモー
タを駆動して原稿画像を読み取り,書込み装置で原稿画
像を書き込んで,記録紙に転写・定着した後,切換爪ソ
レノイド,をOFFして,切換爪307,308を
上にしておくことにより,記録紙を排紙コロ303から
排紙コロ304へ搬送し,1枚目の記録紙をソータ部1
07へ排出する。
【0066】このようにしてソータ部107へ排出され
た1枚目の記録紙は,図7(b)に示すように,表面に
画像『A』,裏面に画像『B』が記録されている。
【0067】次に,ADF101のADF給紙モータが
駆動して,3枚目の原稿(A3片面,見開き画像『C−
1,C−2』)がスキャナ部102へ搬送される。ここ
では,両面給紙装置310内に記録紙が存在していない
ので,給紙クラッチがONとなり,給紙装置から記録紙
が給紙される。一方,3枚目の原稿サイズ>記録紙サイ
ズであるので,見開きであると判定され,スキャナモー
タを駆動して,原稿画像を2分割した1枚目の原稿画像
(画像『C−1』)を読み取り,書込み装置を駆動して
画像『C−1』を書き込み,2分割した1枚目の原稿画
像の書込み後であるので,反転コロを正転させたまま,
記録紙をソータ部107へ排出する。すなわち,記録紙
の表面が上の状態でそのままソータ部107へ排出す
る。ここで,記録紙の表面を上の状態で排出することに
より,表面が下・裏面が上の状態で排出される他の記録
紙(例えば,1枚目の記録紙)との関係から,排出後
は,2枚目の記録紙の画像『C−1』が記録された面が
裏面として認識される。
【0068】このようにしてソータ部107へ排出され
た2枚目の記録紙は,図7(b)に示すように,表面が
白紙,裏面に画像『C−1』が記録されている。同様に
3枚目の記録紙の表面に見開きの画像『C−2』が記録
され,裏面に4枚目の原稿の画像『D』が記録される。
また,4枚目の記録紙の表面に5枚目の原稿の画像
『E』が記録され,裏面に6枚目の原稿の見開き画像
『F−1』が記録される。このようにして分割された1
枚目の見開き画像は,常に記録紙の裏面に記録される。
【0069】従って,図7(b)に示す記録紙を,A4
ファイルとして綴じた場合には,図7(c)に示すよう
に,見開き画像(見開きページ)を見開きで参照するこ
とができる。また,ADF101に原稿サイズを混載し
た場合でも,記録紙の表裏に適切に画像を形成できるの
で,利便性が向上する。
【0070】実施例2では,実施例1の効果に加えて,
分割した1枚目の原稿画像を記録する記録紙の面が表面
の場合,分割した1枚目の原稿画像を記録紙に記録した
後,記録紙を排紙することにより,排紙後の記録紙の表
面(画像形成面)が他の記録紙の裏面と同一方向とな
り,論理的には分割画像が記録された面が常に裏面とし
て排出されるので,後から記録紙の表裏を揃える手間を
省くことができ,利便性が良い。また,実施例1と比較
して,作像回数が少なくなるのでプロセス条件の疲労を
少なくすることが可能である。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように,本発明の画像形成
装置は,原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段
と,記録紙のサイズを指定する記録紙サイズ指定手段
と,見開きモードおよび両面モードの両方が同時に指定
されている場合,原稿サイズ検知手段で検知した原稿サ
イズと,記録紙サイズ指定手段で指定された記録紙サイ
ズとを比較し,原稿サイズが記録紙サイズより大きい場
合に,原稿画像を2分割して,分割した1枚目の原稿画
像を記録紙に記録した後,記録紙を排紙し,分割した2
枚目の原稿画像を次の記録紙の表面に記録するように制
御する制御手段とを備えたため,見開きモードおよび両
面モードの両方を指定した状態で,原稿画像における見
開きで連続した画像を,見開きで参照できるように記録
紙に記録することができる。
【0072】また,本発明の画像形成装置は,原稿のサ
イズを検知する原稿サイズ検知手段と,記録紙のサイズ
を指定する記録紙サイズ指定手段と,見開きモードおよ
び両面モードの両方が同時に指定されている場合,原稿
サイズ検知手段で検知した原稿サイズと,記録紙サイズ
指定手段で指定された記録紙サイズとを比較し,原稿サ
イズが記録紙サイズより大きい場合に,原稿画像を2分
割して,分割した1枚目の原稿画像を記録紙に記録した
後,記録紙を排紙し,分割した2枚目の原稿画像を次の
記録紙の表面に記録するように制御する制御手段とを備
え,制御手段は,画像形成を行う記録紙の面が表面であ
るか裏面であるかを,両面給紙装置に記録紙が存在する
か否かで判定するため,見開きモードおよび両面モード
の両方を指定した状態で,原稿画像における見開きで連
続した画像を,見開きで参照できるように記録紙に記録
することができる。また,メイン制御部109内での複
雑なフラグや,カウンタ等の処理が不要となり,構成お
よび処理の簡素化を図れる。
【0073】また,本発明の画像形成装置は,原稿を所
定の画像読取位置に給紙する自動原稿給紙手段と,自動
原稿給紙手段によって搬送された原稿のサイズを検知す
る原稿サイズ検知手段と,記録紙のサイズを指定する記
録紙サイズ指定手段と,見開きモードおよび両面モード
の両方が同時に指定されている場合,原稿サイズ検知手
段で検知した原稿サイズと,記録紙サイズ指定手段で指
定された記録紙サイズとを比較し,原稿サイズが記録紙
サイズより大きい場合に,原稿画像を2分割して,分割
した1枚目の原稿画像を記録紙に記録した後,記録紙を
排紙し,分割した2枚目の原稿画像を次の記録紙の表面
に記録するように制御する制御手段とを備えたため,見
開きモードおよび両面モードの両方を指定した状態で,
原稿画像における見開きで連続した画像を,見開きで参
照できるように記録紙に記録することができ,また,A
DFに原稿サイズを混載して,記録紙の表裏に画像を形
成する場合の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の複写機のブロック構成図である。
【図2】ADF,スキャナ部,プリンタ部,給紙部およ
びソータ部の概略的な配置関係を示す説明図である。
【図3】プリンタ部および給紙部における記録紙の反転
機構および両面給紙機構の構成を示す説明図である。
【図4】実施例1の操作表示部の外観図である。
【図5】選択LCD部のLCD表示画面に表示されてい
る選択画面の例を示す説明図である。
【図6】実施例1の制御フローチャートである。
【図7】実施例1(および実施例2)において,複写す
る原稿の状態および出力される記録紙の状態を示す説明
図である。
【図8】実施例1のタイミング・チャートである。
【図9】実施例2の制御フローチャートである。
【図10】実施例2のタイミング・チャートである。
【図11】従来の見開きモードおよび両面モードの両方
のモードが実行可能な画像形成装置における問題点を示
す説明図である。
【図12】従来の見開きモードおよび両面モードの両方
のモードが実行可能な画像形成装置における問題点を示
す説明図である。
【符号の説明】 101 ADF(自動原稿給紙装置) 102 スキャナ部 102a 原稿サイズ検知センサ 103 画像処理部 105 プリンタ部 106 給紙部 108 操作表示部 109 メイン制御部 402 操作キー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本田 吉正 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 荒木 宗吉 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 出口 裕一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み取った原稿画像を2分割して,それ
    ぞれ別の記録紙に記録する見開きモードと,記録紙の表
    面および裏面の両方に画像を記録する両面モードとを有
    した画像形成装置において,原稿のサイズを検知する原
    稿サイズ検知手段と,記録紙のサイズを指定する記録紙
    サイズ指定手段と,前記見開きモードおよび両面モード
    の両方が同時に指定されている場合,前記原稿サイズ検
    知手段で検知した原稿サイズと,前記記録紙サイズ指定
    手段で指定された記録紙サイズとを比較し,原稿サイズ
    が記録紙サイズより大きい場合に,原稿画像を2分割し
    て,分割した1枚目の原稿画像を記録紙に記録した後,
    記録紙を排紙し,分割した2枚目の原稿画像を次の記録
    紙の表面に記録するように制御する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 読み取った原稿画像を2分割して,それ
    ぞれ別の記録紙に記録する見開きモードと,表面に画像
    を形成した記録紙を反転して両面給紙装置に収納し,前
    記両面給紙装置から再度記録紙を給紙することにより,
    記録紙の表面および裏面の両方に画像を記録する両面モ
    ードとを有した画像形成装置において,原稿のサイズを
    検知する原稿サイズ検知手段と,記録紙のサイズを指定
    する記録紙サイズ指定手段と,前記見開きモードおよび
    両面モードの両方が同時に指定されている場合,前記原
    稿サイズ検知手段で検知した原稿サイズと,前記記録紙
    サイズ指定手段で指定された記録紙サイズとを比較し,
    原稿サイズが記録紙サイズより大きい場合に,原稿画像
    を2分割して,分割した1枚目の原稿画像を記録紙に記
    録した後,記録紙を排紙し,分割した2枚目の原稿画像
    を次の記録紙の表面に記録するように制御する制御手段
    とを備え,前記制御手段は,画像形成を行う記録紙の面
    が表面であるか裏面であるかを,前記両面給紙装置に記
    録紙が存在するか否かで判定することを特徴とする画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 読み取った原稿画像を2分割して,それ
    ぞれ別の記録紙に記録する見開きモードと,表面に画像
    を形成した記録紙を反転して両面給紙装置に収納し,前
    記両面給紙装置から再度記録紙を給紙することにより,
    記録紙の表面および裏面の両方に画像を記録する両面モ
    ードとを有した画像形成装置において,原稿を所定の画
    像読取位置に給紙する自動原稿給紙手段と,前記自動原
    稿給紙手段によって搬送された原稿のサイズを検知する
    原稿サイズ検知手段と,記録紙のサイズを指定する記録
    紙サイズ指定手段と,前記見開きモードおよび両面モー
    ドの両方が同時に指定されている場合,前記原稿サイズ
    検知手段で検知した原稿サイズと,前記記録紙サイズ指
    定手段で指定された記録紙サイズとを比較し,原稿サイ
    ズが記録紙サイズより大きい場合に,原稿画像を2分割
    して,分割した1枚目の原稿画像を記録紙に記録した
    後,記録紙を排紙し,分割した2枚目の原稿画像を次の
    記録紙の表面に記録するように制御する制御手段とを備
    えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は,前記分割した1枚目の
    原稿画像を記録する記録紙の面が表面の場合,記録紙を
    反転させた後,前記分割した1枚目の原稿画像を記録紙
    の裏面に記録することを特徴とする請求項1,2または
    3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は,前記分割した1枚目の
    原稿画像を記録する記録紙の面が表面の場合,前記分割
    した1枚目の原稿画像を記録紙に記録した後,記録紙を
    排紙することを特徴とする請求項1,2または3記載の
    画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5815786A (en) * 1995-10-24 1998-09-29 Canon Kabushiki Kaisha Copier apparatus

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