JPH07113999A - スクリーン収納式投写型表示装置 - Google Patents
スクリーン収納式投写型表示装置Info
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- JPH07113999A JPH07113999A JP5260210A JP26021093A JPH07113999A JP H07113999 A JPH07113999 A JP H07113999A JP 5260210 A JP5260210 A JP 5260210A JP 26021093 A JP26021093 A JP 26021093A JP H07113999 A JPH07113999 A JP H07113999A
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- Japan
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- screen
- housing
- cover panel
- display device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スマートな外観と、収納、使用の切り換えが
即座にできるハンディサイズのスクリーン収納式投写型
表示装置を得ること。 【構成】 液晶パネル6の画像を拡大する投写光学系を
筐体1内にほぼ水平に配設し、第1の反射ミラー8を筐
体1内に、第2の反射ミラー10を筐体1の天面に回動
自在に設けたカバーパネル9に固定し、このカバーパネ
ル9にスクリーン11を有するスクリーン枠12を回動
自在に取付け、このスクリーン枠12を外側に向かって
付勢するバネを設けるとともに、スクリーン枠12の他
端を摺動自在に案内する案内溝14を筐体1内に設け、
収納時にはスクリーン枠12を回動させて筐体1内に収
納し、使用時にはカバーパネル9を開いて上記バネの付
勢力によってスクリーン11がほぼ垂直に起立して係止
されるようにした。
即座にできるハンディサイズのスクリーン収納式投写型
表示装置を得ること。 【構成】 液晶パネル6の画像を拡大する投写光学系を
筐体1内にほぼ水平に配設し、第1の反射ミラー8を筐
体1内に、第2の反射ミラー10を筐体1の天面に回動
自在に設けたカバーパネル9に固定し、このカバーパネ
ル9にスクリーン11を有するスクリーン枠12を回動
自在に取付け、このスクリーン枠12を外側に向かって
付勢するバネを設けるとともに、スクリーン枠12の他
端を摺動自在に案内する案内溝14を筐体1内に設け、
収納時にはスクリーン枠12を回動させて筐体1内に収
納し、使用時にはカバーパネル9を開いて上記バネの付
勢力によってスクリーン11がほぼ垂直に起立して係止
されるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、手軽に携帯が可能な
(ハンディサイズの)スクリーン収納式投写型表示装置
に関する。
(ハンディサイズの)スクリーン収納式投写型表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、小型で手軽に携帯可能な(ハンデ
ィサイズの)表示装置として、液晶ディスプレイや小型
のCRTを使用した表示装置が一般的に使用されてい
る。これらの画面サイズは6インチまでの小型サイズが
主である。6インチ以上の携帯型表示装置が一般的でな
いのは、液晶ディスプレイにおいては、製造性の悪化に
よるコスト高の問題があり、CRTの場合は、体積増と
重量増によって携帯性が損なわれる問題があるからであ
る。このような小型サイズの表示装置では、長時間の鑑
賞や複数人での鑑賞には不適であり、特に液晶ディスプ
レイは視野角が狭い特性があり、画面が小さい場合なお
さら複数人の鑑賞が困難である。ハンディサイズのまま
長時間の鑑賞や複数人での鑑賞を可能とするには、小
型、軽量の装置としながら、比較的大きな画面サイズ
(7インチ〜12インチ程度)の表示装置を実現し、か
つ視野角の問題を解決する必要がある。
ィサイズの)表示装置として、液晶ディスプレイや小型
のCRTを使用した表示装置が一般的に使用されてい
る。これらの画面サイズは6インチまでの小型サイズが
主である。6インチ以上の携帯型表示装置が一般的でな
いのは、液晶ディスプレイにおいては、製造性の悪化に
よるコスト高の問題があり、CRTの場合は、体積増と
重量増によって携帯性が損なわれる問題があるからであ
る。このような小型サイズの表示装置では、長時間の鑑
賞や複数人での鑑賞には不適であり、特に液晶ディスプ
レイは視野角が狭い特性があり、画面が小さい場合なお
さら複数人の鑑賞が困難である。ハンディサイズのまま
長時間の鑑賞や複数人での鑑賞を可能とするには、小
型、軽量の装置としながら、比較的大きな画面サイズ
(7インチ〜12インチ程度)の表示装置を実現し、か
つ視野角の問題を解決する必要がある。
【0003】このような表示装置を得る手段として、超
小形(0.7インチ〜1.5インチ程度)の液晶パネル
の画像を投写レンズで拡大して内蔵のスクリーンに投写
表示し、透過画像の表示装置を得ることが考えられる。
小形(0.7インチ〜1.5インチ程度)の液晶パネル
の画像を投写レンズで拡大して内蔵のスクリーンに投写
表示し、透過画像の表示装置を得ることが考えられる。
【0004】この目的に近い形態として、特開昭60−
51087号公報、特開昭64−2869号公報に開示
されたものがある。これらの提案は、本来、多人数で鑑
賞可能な大画面の背面投写型表示装置の筐体を小形化
し、非使用時の持ち運びを可能とするためのものであ
る。これら従来例に共通の構成、すなわち、投写光を曲
折するための第1の反射ミラーおよび開閉可能な蓋(カ
バーパネル)に固定した第2の反射ミラーと、倒伏収納
可能で使用時にほぼ垂直に起立係止可能としたスクリー
ンの構成は、ハンディサイズの表示装置の構成としてそ
のまま比例縮小して利用することは可能と思われる。
51087号公報、特開昭64−2869号公報に開示
されたものがある。これらの提案は、本来、多人数で鑑
賞可能な大画面の背面投写型表示装置の筐体を小形化
し、非使用時の持ち運びを可能とするためのものであ
る。これら従来例に共通の構成、すなわち、投写光を曲
折するための第1の反射ミラーおよび開閉可能な蓋(カ
バーパネル)に固定した第2の反射ミラーと、倒伏収納
可能で使用時にほぼ垂直に起立係止可能としたスクリー
ンの構成は、ハンディサイズの表示装置の構成としてそ
のまま比例縮小して利用することは可能と思われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、常時持
ち歩いて使用する小型機器は、スマートな外観と機動性
が必要であるが、特開昭64−2869号公報に開示さ
れた投写型表示装置では、反射ミラー、天板、スクリー
ンを連結して折りたたむ方式であり、収納時にスクリー
ンが露出したままであり、天面に段差ができ、また連結
部が表面に見える等外観上好ましくないという問題点が
ある。
ち歩いて使用する小型機器は、スマートな外観と機動性
が必要であるが、特開昭64−2869号公報に開示さ
れた投写型表示装置では、反射ミラー、天板、スクリー
ンを連結して折りたたむ方式であり、収納時にスクリー
ンが露出したままであり、天面に段差ができ、また連結
部が表面に見える等外観上好ましくないという問題点が
ある。
【0006】また、特開昭60−51087号公報に開
示された投写型表示装置では、スクリーンが収納時に完
全にカバーされるが、蓋(ミラーパネル)を引き上げた
後、スクリーンパネルを手で移動して使用状態にし、収
納時はこの逆の動作が必要で、各々動作が2ステップに
なるという問題点がある。
示された投写型表示装置では、スクリーンが収納時に完
全にカバーされるが、蓋(ミラーパネル)を引き上げた
後、スクリーンパネルを手で移動して使用状態にし、収
納時はこの逆の動作が必要で、各々動作が2ステップに
なるという問題点がある。
【0007】また、上記従来例は、暗い環境で使用する
ことを前提とした背面投写型表示装置であり、当然のこ
とながらスクリーンとカバーパネルの間に空間があり,
明るい環境では使えないという問題点がある。
ことを前提とした背面投写型表示装置であり、当然のこ
とながらスクリーンとカバーパネルの間に空間があり,
明るい環境では使えないという問題点がある。
【0008】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、スクリーンを倒伏収納すること
により、手軽に携帯できる(ハンディサイズの)範囲で
比較的大きな画面サイズ(7インチ〜12インチ)を実
現し、明るい環境での使用が可能で、スマートな外観
と、収納、使用の切り換えが即座にできる機動性の良
い、スクリーン収納式投写型表示装置を得ることを目的
とする。
ためになされたもので、スクリーンを倒伏収納すること
により、手軽に携帯できる(ハンディサイズの)範囲で
比較的大きな画面サイズ(7インチ〜12インチ)を実
現し、明るい環境での使用が可能で、スマートな外観
と、収納、使用の切り換えが即座にできる機動性の良
い、スクリーン収納式投写型表示装置を得ることを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る投
写型表示装置は、液晶パネルの画像をレンズにより拡大
する投写光学系を有し、投写光を曲折するための第1の
反射ミラーおよび開閉可能なカバーパネルに固定した第
2の反射ミラーと、倒伏収納可能で使用時にほぼ垂直に
起立させて係止可能なスクリーンと、スクリーン枠を外
側に向かって付勢するバネ部材と、カバーパネルの外部
から上記付勢されたスクリーン枠を内側に回動させ得る
レバー部と、スクリーン枠の他端を円弧と直線で形成さ
れた案内溝で摺動自在に案内する機構を備えたものであ
る。
写型表示装置は、液晶パネルの画像をレンズにより拡大
する投写光学系を有し、投写光を曲折するための第1の
反射ミラーおよび開閉可能なカバーパネルに固定した第
2の反射ミラーと、倒伏収納可能で使用時にほぼ垂直に
起立させて係止可能なスクリーンと、スクリーン枠を外
側に向かって付勢するバネ部材と、カバーパネルの外部
から上記付勢されたスクリーン枠を内側に回動させ得る
レバー部と、スクリーン枠の他端を円弧と直線で形成さ
れた案内溝で摺動自在に案内する機構を備えたものであ
る。
【0010】請求項2の発明は、レバー部が当接するカ
バーパネルの天面側に凹部を設け、カバーパネルを閉め
た状態では、凹部にレバー部が埋没するように構成した
ものである。
バーパネルの天面側に凹部を設け、カバーパネルを閉め
た状態では、凹部にレバー部が埋没するように構成した
ものである。
【0011】請求項3の発明は、スクリーン枠の回動軸
を中心として、扇形に伸縮する遮光部材をスクリーン枠
と上記カバーパネル間に設ける構成としたものである。
を中心として、扇形に伸縮する遮光部材をスクリーン枠
と上記カバーパネル間に設ける構成としたものである。
【0012】請求項4の発明は、強制空冷のための排気
孔を、スクリーンの前部の、カバーパネルで覆われる範
囲の筐体凹部に配設するように構成したものである。
孔を、スクリーンの前部の、カバーパネルで覆われる範
囲の筐体凹部に配設するように構成したものである。
【0013】請求項5の発明は、スピーカの音声放出孔
を、スクリーンの前部の、カバーパネルで覆われる範囲
の筐体凹部に配設するように構成したものである。
を、スクリーンの前部の、カバーパネルで覆われる範囲
の筐体凹部に配設するように構成したものである。
【0014】請求項6の発明は、集光レンズを含む光源
部を第2の筐体に納め、使用時に本体筐体より第2の筐
体の一部が突出し、非使用時に投写光路外の退避スペー
スに回動退避して本体筐体外形の範囲に納まるように構
成したものである。
部を第2の筐体に納め、使用時に本体筐体より第2の筐
体の一部が突出し、非使用時に投写光路外の退避スペー
スに回動退避して本体筐体外形の範囲に納まるように構
成したものである。
【0015】請求項7の発明は、第2の筐体の退避スペ
ース内の本体筐体側面に、強制空冷のための吸気、また
は排気孔を設けるよう構成したものである。
ース内の本体筐体側面に、強制空冷のための吸気、また
は排気孔を設けるよう構成したものである。
【0016】請求項8の発明は、第2の筐体の回動に連
動して、光源回路への電源の供給を入/切させるように
構成したものである。
動して、光源回路への電源の供給を入/切させるように
構成したものである。
【0017】請求項9の発明は、使用時にスクリーンを
光路外に回動退避可能とし、別に用意したスクリーンに
背面投写表示可能としたものである。
光路外に回動退避可能とし、別に用意したスクリーンに
背面投写表示可能としたものである。
【0018】請求項10の発明は、液晶パネルを駆動す
るドライバー回路に左右反転回路を備え、本体外前方の
スクリーン、または壁面等に前面投写表示して使用する
モードに切り換え可能としたものである。
るドライバー回路に左右反転回路を備え、本体外前方の
スクリーン、または壁面等に前面投写表示して使用する
モードに切り換え可能としたものである。
【0019】請求項11の発明は、液晶パネルに対する
投写レンズの相対距離を外部から可変可能とし、カバー
パネルを開いた使用状態を検知する手段を備え、投写レ
ンズがどの位置にあっても、カバーパネルを開いた使用
状態に再設定することにより、所定の位置に投写レンズ
を復帰させるようにしたものである。
投写レンズの相対距離を外部から可変可能とし、カバー
パネルを開いた使用状態を検知する手段を備え、投写レ
ンズがどの位置にあっても、カバーパネルを開いた使用
状態に再設定することにより、所定の位置に投写レンズ
を復帰させるようにしたものである。
【0020】請求項12の発明では、天面側を下にして
吊り下げ固定が可能なように、筐体の所定の箇所に、天
井に密着した吊り下げが可能な吊り下げ保持部を備えた
ものである。
吊り下げ固定が可能なように、筐体の所定の箇所に、天
井に密着した吊り下げが可能な吊り下げ保持部を備えた
ものである。
【0021】請求項13の発明は、投写光学系の部分の
筐体の底面に、他の底面より一段後退させた凹部を設
け、この凹部に強制空冷のための排気孔を配設したもの
である。
筐体の底面に、他の底面より一段後退させた凹部を設
け、この凹部に強制空冷のための排気孔を配設したもの
である。
【0022】請求項14の発明は、液晶パネルを駆動す
るドライバー回路に上下反転回路を備えることにより、
吊り下げ使用に加え卓上使用にも対応可能としたもので
ある。
るドライバー回路に上下反転回路を備えることにより、
吊り下げ使用に加え卓上使用にも対応可能としたもので
ある。
【0023】請求項15の発明は、スクリーンの前部
の、カバーパネルで覆われる範囲の筐体凹部と、投写光
学系の部分の筐体底面の、他の底面より一段後退させた
凹部の2箇所に強制空冷のための排気孔を配設したもの
である。
の、カバーパネルで覆われる範囲の筐体凹部と、投写光
学系の部分の筐体底面の、他の底面より一段後退させた
凹部の2箇所に強制空冷のための排気孔を配設したもの
である。
【0024】
【作用】請求項1の発明のスクリーン収納式投写型表示
装置は、カバーパネルを開く時は、スクリーン枠が案内
溝の直線部を越える位置から、バネ部材の付勢力によっ
てスクリーン枠を自動的に回転させて鑑賞位置に移動さ
せ、この時、畳まれていた遮光部材が扇形に拡張され、
使用状態となる。カバーパネルを閉める時は、レバー部
を押しながら閉めることにより、スクリーン枠が案内溝
の円弧部まで先に回転し、その後カバーパネルと一緒に
回転して閉まる。したがって、カバーパネルの開閉動作
に連動してスクリーンの倒伏、起立動作を行えるため、
各々1回の動作によって収納状態、使用状態の切り換え
ができる。
装置は、カバーパネルを開く時は、スクリーン枠が案内
溝の直線部を越える位置から、バネ部材の付勢力によっ
てスクリーン枠を自動的に回転させて鑑賞位置に移動さ
せ、この時、畳まれていた遮光部材が扇形に拡張され、
使用状態となる。カバーパネルを閉める時は、レバー部
を押しながら閉めることにより、スクリーン枠が案内溝
の円弧部まで先に回転し、その後カバーパネルと一緒に
回転して閉まる。したがって、カバーパネルの開閉動作
に連動してスクリーンの倒伏、起立動作を行えるため、
各々1回の動作によって収納状態、使用状態の切り換え
ができる。
【0025】請求項2の発明は、カバーパネルを閉めた
状態では、凹部にレバー部が埋没するのでスクリーン収
納時の外観が向上する。
状態では、凹部にレバー部が埋没するのでスクリーン収
納時の外観が向上する。
【0026】請求項3の発明は、スクリーン枠の回動軸
を中心として、扇形に伸縮する遮光部材をスクリーン枠
と上記カバーパネル間に設け、カバーパネルの開閉に連
動して遮光部材の伸縮を行わせる。
を中心として、扇形に伸縮する遮光部材をスクリーン枠
と上記カバーパネル間に設け、カバーパネルの開閉に連
動して遮光部材の伸縮を行わせる。
【0027】請求項4の発明は、強制空冷のための排気
孔を、スクリーンの前部のカバーパネルで覆われる範囲
の筐体凹部に設けたので、スクリーン収納時の外観向上
や塵埃等の侵入を防止する。
孔を、スクリーンの前部のカバーパネルで覆われる範囲
の筐体凹部に設けたので、スクリーン収納時の外観向上
や塵埃等の侵入を防止する。
【0028】請求項5の発明は、スピーカの音声放出孔
を、スクリーンの前部のカバーパネルで覆われる範囲の
筐体凹部に設けたので、スクリーン収納時の外観向上や
塵埃等の侵入を防止する。
を、スクリーンの前部のカバーパネルで覆われる範囲の
筐体凹部に設けたので、スクリーン収納時の外観向上や
塵埃等の侵入を防止する。
【0029】請求項6の発明は、集光レンズを含む光源
部を第2の筐体に納め、使用時に本体筐体より第2の筐
体の一部が突出し、非使用時に投写光路外の退避スペー
スに回動退避して本体筐体外形の範囲に納まるので、装
置の前後方向の構成がコンパクトになる。
部を第2の筐体に納め、使用時に本体筐体より第2の筐
体の一部が突出し、非使用時に投写光路外の退避スペー
スに回動退避して本体筐体外形の範囲に納まるので、装
置の前後方向の構成がコンパクトになる。
【0030】請求項7の発明は、第2の筐体の退避スペ
ース内の本体筐体側面に、強制空冷のための吸気孔また
は排気孔を設けることによって液晶パネルに当該吸気孔
または排気孔を近接させるとともに、これらの開口が外
部から見えないようにできるので、外観が向上する。
ース内の本体筐体側面に、強制空冷のための吸気孔また
は排気孔を設けることによって液晶パネルに当該吸気孔
または排気孔を近接させるとともに、これらの開口が外
部から見えないようにできるので、外観が向上する。
【0031】請求項8の発明は、収納時に、第2の筐体
の回動に連動して光源回路への電源スイッチが入となら
ないようにした。
の回動に連動して光源回路への電源スイッチが入となら
ないようにした。
【0032】請求項9の発明は、使用時にスクリーンを
光路外に回動退避可能とし、別に用意したスクリーンに
背面投写表示可能にしたので、更に大型の、異なるサイ
ズの表示が可能となる。
光路外に回動退避可能とし、別に用意したスクリーンに
背面投写表示可能にしたので、更に大型の、異なるサイ
ズの表示が可能となる。
【0033】請求項10の発明は、液晶パネルを駆動す
るドライバー回路に左右反転回路を設け、本体のスクリ
ーン以外の前方のスクリーン、または壁面等に前面投写
表示して使用するとき、左右反転回路の動作を切り換え
ることで背面投写表示と前面投写表示を切り換えること
ができる。
るドライバー回路に左右反転回路を設け、本体のスクリ
ーン以外の前方のスクリーン、または壁面等に前面投写
表示して使用するとき、左右反転回路の動作を切り換え
ることで背面投写表示と前面投写表示を切り換えること
ができる。
【0034】請求項11の発明は、装置に内蔵のスクリ
ーン以外への投射使用で投写レンズの位置を移動させた
後、再び内蔵のスクリーンで使用する場合、一旦カバー
パネルを閉じて再度開けることにより、所定の位置に投
写レンズの位置を自動的に復帰させる。
ーン以外への投射使用で投写レンズの位置を移動させた
後、再び内蔵のスクリーンで使用する場合、一旦カバー
パネルを閉じて再度開けることにより、所定の位置に投
写レンズの位置を自動的に復帰させる。
【0035】請求項12の発明は、天面側を下にして吊
り下げ固定が可能なように、筐体の所定の箇所に、天井
に密着した吊り下げが可能な吊り下げ保持部を設けたの
で、自動車等の天井の低い乗り物への搭載が可能とな
る。
り下げ固定が可能なように、筐体の所定の箇所に、天井
に密着した吊り下げが可能な吊り下げ保持部を設けたの
で、自動車等の天井の低い乗り物への搭載が可能とな
る。
【0036】請求項13の発明は、投写光学系の部分の
筐体の底面に他の底面より一段後退させた凹部を設け、
この凹部に強制空冷のための排気孔を設けたので、装置
を天井に密着した吊り下げ状態で、排気孔の開口が外部
から見えない位置となる。
筐体の底面に他の底面より一段後退させた凹部を設け、
この凹部に強制空冷のための排気孔を設けたので、装置
を天井に密着した吊り下げ状態で、排気孔の開口が外部
から見えない位置となる。
【0037】請求項14の発明は、液晶パネルを駆動す
るドライバー回路に上下反転回路を設けたので、吊り下
げ使用に加えて卓上使用も可能となる。
るドライバー回路に上下反転回路を設けたので、吊り下
げ使用に加えて卓上使用も可能となる。
【0038】請求項15の発明は、スクリーンの前部
の、カバーパネルで覆われる範囲の筐体凹部と、投写光
学系の部分の筐体底面の、他の底面より一段後退させた
凹部の2箇所に強制空冷のための排気孔を設けたので、
卓上および天井吊り下げのいずれの使用においても上方
向の放熱が可能となる。
の、カバーパネルで覆われる範囲の筐体凹部と、投写光
学系の部分の筐体底面の、他の底面より一段後退させた
凹部の2箇所に強制空冷のための排気孔を設けたので、
卓上および天井吊り下げのいずれの使用においても上方
向の放熱が可能となる。
【0039】
実施例1.図1〜図3は、本発明の実施例1のスクリー
ン収納式投写型表示装置を携帯型TV受像機として構成
したものである。図1は、使用状態を示す断面図であ
り、筐体1の内部に、投写光学系すなわち、光源2、凹
面反射ミラー3、集光レンズ群4、偏向フィルター5、
液晶パネル6、投写レンズ7が固定され、投写光を曲折
するための第1の反射ミラー8が同じく固定されてい
る。
ン収納式投写型表示装置を携帯型TV受像機として構成
したものである。図1は、使用状態を示す断面図であ
り、筐体1の内部に、投写光学系すなわち、光源2、凹
面反射ミラー3、集光レンズ群4、偏向フィルター5、
液晶パネル6、投写レンズ7が固定され、投写光を曲折
するための第1の反射ミラー8が同じく固定されてい
る。
【0040】9は筐体1の天面に回動自在に設けられた
カバーパネルで、内面に第2の反射ミラー10を有し、
解放端側にスクリーン11を有するスクリーン枠12を
回動自在に支持し、スクリーン枠12の他端の両サイド
にガイドピン13を設け、筐体内のシャーシに形成され
た案内溝14に摺動自在に係合している。案内溝14は
後方を直線部14a、前方を円弧部14bとしている。
尚、スクリーン枠12の回動軸には、外側、すなわち矢
符Bの方向に付勢するようなバネ部材(図示省略)を備
えている。
カバーパネルで、内面に第2の反射ミラー10を有し、
解放端側にスクリーン11を有するスクリーン枠12を
回動自在に支持し、スクリーン枠12の他端の両サイド
にガイドピン13を設け、筐体内のシャーシに形成され
た案内溝14に摺動自在に係合している。案内溝14は
後方を直線部14a、前方を円弧部14bとしている。
尚、スクリーン枠12の回動軸には、外側、すなわち矢
符Bの方向に付勢するようなバネ部材(図示省略)を備
えている。
【0041】スクリーン枠12の上部には部分的に延長
された突出部12aを設け、カバーパネル9を開いた図
1の状態では、カバーパネル9に設けた開口9aを貫通
し、同じくカバーパネル9に回動自在に設けたレバー部
15を押し上げるように設計されている。図1中に一点
鎖線で示されるカバーパネル9の収納状態では、レバー
部15は凹部9bに埋没された状態となるよう、矢符C
方向にバネ部材(図示省略)で付勢している。
された突出部12aを設け、カバーパネル9を開いた図
1の状態では、カバーパネル9に設けた開口9aを貫通
し、同じくカバーパネル9に回動自在に設けたレバー部
15を押し上げるように設計されている。図1中に一点
鎖線で示されるカバーパネル9の収納状態では、レバー
部15は凹部9bに埋没された状態となるよう、矢符C
方向にバネ部材(図示省略)で付勢している。
【0042】また、カバーパネル9は軸受部16の周辺
の所定箇所に直線部16aを有し、バネ17により軸中
心方向に付勢された係止ピン18がこの直線部16aに
圧接することによって所定の角度に係止される。9cは
係止爪で、カバーパネル9を収納状態において筐体1に
係止するためのもので、スライドつまみ19と一体化さ
れた係止ピン20を、バネ21によってカバーパネル9
の方向に付勢することにより、係止を行う。
の所定箇所に直線部16aを有し、バネ17により軸中
心方向に付勢された係止ピン18がこの直線部16aに
圧接することによって所定の角度に係止される。9cは
係止爪で、カバーパネル9を収納状態において筐体1に
係止するためのもので、スライドつまみ19と一体化さ
れた係止ピン20を、バネ21によってカバーパネル9
の方向に付勢することにより、係止を行う。
【0043】図2はカバーパネル9を開いた使用状態を
示す斜視図であり、スクリーン枠12の前部の、カバー
パネル9で覆われる範囲の筐体凹部1aに強制空冷のた
めの排気孔22とスピーカの音声放出孔23を設けてい
る。
示す斜視図であり、スクリーン枠12の前部の、カバー
パネル9で覆われる範囲の筐体凹部1aに強制空冷のた
めの排気孔22とスピーカの音声放出孔23を設けてい
る。
【0044】図3はカバーパネル9とスクリーン枠12
の断面図であり、両者の間に扇形に伸縮する遮光部材2
4を取り付けている。図3(a)が収納時、図3(b)
が使用時の状態を示す。
の断面図であり、両者の間に扇形に伸縮する遮光部材2
4を取り付けている。図3(a)が収納時、図3(b)
が使用時の状態を示す。
【0045】実施例2.図4〜図6は本発明の実施例2
を示す図で、カバーパネル9の開閉手段の他の構成例を
示しており、図4は斜視図である。この実施例2は図5
に示すように軸受部16に第2の直線部16bを設ける
ことにより、収納時、使用時の係止を行なわせる。ま
た、図4および図6に示すように、筐体1の一部に手掛
けのための凹部1bを設けることにより、前述のスライ
ドつまみ19、係止ピン20、バネ21は不要となる。
を示す図で、カバーパネル9の開閉手段の他の構成例を
示しており、図4は斜視図である。この実施例2は図5
に示すように軸受部16に第2の直線部16bを設ける
ことにより、収納時、使用時の係止を行なわせる。ま
た、図4および図6に示すように、筐体1の一部に手掛
けのための凹部1bを設けることにより、前述のスライ
ドつまみ19、係止ピン20、バネ21は不要となる。
【0046】実施例3.図7は排気孔22とスピーカの
音声放出孔23を同一の外観形状とした実施例3を示す
斜視図であり、排気孔の存在を意識させないようにする
ための一手段である。
音声放出孔23を同一の外観形状とした実施例3を示す
斜視図であり、排気孔の存在を意識させないようにする
ための一手段である。
【0047】実施例1〜3のように構成されたスクリー
ン収納式投写型表示装置において、使用状態にするに
は、カバーパネル9を(係止状態から解除、または、軸
受部16の軸中心に加えられれている係止力に抗して)
持ち上げることにより、スクリーン枠12のガイドピン
13が案内溝14の直線部14aを移動し、円弧部14
bの位置より、バネ部材の付勢力によってスクリーン枠
12を自動的に回転させて鑑賞位置に移動させる。この
とき、畳まれていた遮光部材24がスクリーン枠12の
回動軸を中心として扇形に拡張され、また、排気孔2
2、スピーカの音声放出孔23が露出し、使用状態とな
る。
ン収納式投写型表示装置において、使用状態にするに
は、カバーパネル9を(係止状態から解除、または、軸
受部16の軸中心に加えられれている係止力に抗して)
持ち上げることにより、スクリーン枠12のガイドピン
13が案内溝14の直線部14aを移動し、円弧部14
bの位置より、バネ部材の付勢力によってスクリーン枠
12を自動的に回転させて鑑賞位置に移動させる。この
とき、畳まれていた遮光部材24がスクリーン枠12の
回動軸を中心として扇形に拡張され、また、排気孔2
2、スピーカの音声放出孔23が露出し、使用状態とな
る。
【0048】収納状態にするには、レバー部15を押し
ながらカバーパネル9を閉めることにより、スクリーン
枠12のガイドピン13が案内溝14の円弧部14bま
で先に回転し、その後カバーパネル9と一緒に回転しな
がら直線部14aを移動し、収納位置で係止される。従
って、カバーパネル9の開閉動作に連動してのスクリー
ン11の起立、倒伏収納が可能である。
ながらカバーパネル9を閉めることにより、スクリーン
枠12のガイドピン13が案内溝14の円弧部14bま
で先に回転し、その後カバーパネル9と一緒に回転しな
がら直線部14aを移動し、収納位置で係止される。従
って、カバーパネル9の開閉動作に連動してのスクリー
ン11の起立、倒伏収納が可能である。
【0049】上記実施例1〜3では、カバーパネル9の
天面側に凹部9bを設け、収納状態ではレバー部15が
この凹部9bに埋没するように構成しているが、外観上
許容されるなら、カバーパネル9の表面に突出する形状
としてもよい。
天面側に凹部9bを設け、収納状態ではレバー部15が
この凹部9bに埋没するように構成しているが、外観上
許容されるなら、カバーパネル9の表面に突出する形状
としてもよい。
【0050】また、上記実施例1〜3では、スクリーン
枠12の回動軸を中心として、扇形に伸縮する遮光部材
24を、スクリーン枠12とカバーパネル9の間に設け
ているが、開閉動作に加え、遮光部材の設定動作を行う
ことを厭わなければ、スクリーン枠12とカバーパネル
9の間に収納した扇形の遮光部材を、使用状態にした後
に回動して両者の間に固定してもよい。
枠12の回動軸を中心として、扇形に伸縮する遮光部材
24を、スクリーン枠12とカバーパネル9の間に設け
ているが、開閉動作に加え、遮光部材の設定動作を行う
ことを厭わなければ、スクリーン枠12とカバーパネル
9の間に収納した扇形の遮光部材を、使用状態にした後
に回動して両者の間に固定してもよい。
【0051】また、上記実施例1〜3では、強制空冷の
ための排気孔22と、スピーカの音声放出孔23を、ス
クリーンの前部の、カバーパネル9で覆われる範囲の筐
体凹部1aに配設しているが、外観や塵埃等の侵入の問
題が危惧されないならば、カバーパネル9の範囲外の筐
体面に設けてもよい。
ための排気孔22と、スピーカの音声放出孔23を、ス
クリーンの前部の、カバーパネル9で覆われる範囲の筐
体凹部1aに配設しているが、外観や塵埃等の侵入の問
題が危惧されないならば、カバーパネル9の範囲外の筐
体面に設けてもよい。
【0052】実施例4.図8は、本発明の実施例4を示
すスクリーン収納式投写型表示装置の斜視図、図9
(a),(b)はその一部破断平面図と正面図である。
この実施例4は、筐体のコンパクト化と放熱効果を高め
るためのもので、光源、凹面反射ミラー、集光レンズ群
を収納した第2の筐体25を筐体1に回動自在に装着
し、使用状態では第2の筐体25の一部が筐体1の外形
より突出し、収納状態では筐体1に設けた退避スペース
1cに回動収納され、筐体1の外形の範囲に納まるよう
構成されている。26は中空の回動軸であり、光源への
配線はこの中を貫通して供給される。25aは放熱孔で
あり、使用状態においてのみ筐体1外に露出する。27
はスライドカバーであり、収納状態において第2の筐体
25の横に発生する隙間を隠すためのものである。
すスクリーン収納式投写型表示装置の斜視図、図9
(a),(b)はその一部破断平面図と正面図である。
この実施例4は、筐体のコンパクト化と放熱効果を高め
るためのもので、光源、凹面反射ミラー、集光レンズ群
を収納した第2の筐体25を筐体1に回動自在に装着
し、使用状態では第2の筐体25の一部が筐体1の外形
より突出し、収納状態では筐体1に設けた退避スペース
1cに回動収納され、筐体1の外形の範囲に納まるよう
構成されている。26は中空の回動軸であり、光源への
配線はこの中を貫通して供給される。25aは放熱孔で
あり、使用状態においてのみ筐体1外に露出する。27
はスライドカバーであり、収納状態において第2の筐体
25の横に発生する隙間を隠すためのものである。
【0053】上記構成により、使用状態に第2の筐体2
5が突出する分だけ筐体1をコンパクト化でき、また、
使用状態には第2の筐体25の周囲が解放されるので、
熱の輻射効果、および放熱孔25aが露出することによ
る対流効果が促進される。
5が突出する分だけ筐体1をコンパクト化でき、また、
使用状態には第2の筐体25の周囲が解放されるので、
熱の輻射効果、および放熱孔25aが露出することによ
る対流効果が促進される。
【0054】実施例5.図10は、本発明の実施例5を
示すスクリーン収納式投射型表示装置の斜視図、図11
(a),(b)はその一部破断平面図と正面図である。
上記実施例4の退避スペース1cの側面に、強制空冷の
ための吸気孔28を設けたものである。29は吸気ファ
ンであり、1dは吸気された空気を液晶パネル6に導く
ためのフラップ部である。
示すスクリーン収納式投射型表示装置の斜視図、図11
(a),(b)はその一部破断平面図と正面図である。
上記実施例4の退避スペース1cの側面に、強制空冷の
ための吸気孔28を設けたものである。29は吸気ファ
ンであり、1dは吸気された空気を液晶パネル6に導く
ためのフラップ部である。
【0055】このような構成により、熱に弱い液晶パネ
ル6に近接した位置に吸気ファン29を配設でき、ま
た、吸気孔28を外部から見えない範囲に配設できる。
ル6に近接した位置に吸気ファン29を配設でき、ま
た、吸気孔28を外部から見えない範囲に配設できる。
【0056】上記実施例5では、28を吸気孔、29を
吸気ファンとしているが、図4に示した排気孔22を吸
気孔とし、28を排気孔、29を排気ファンとしても同
様の放熱効果を得ることができる。
吸気ファンとしているが、図4に示した排気孔22を吸
気孔とし、28を排気孔、29を排気ファンとしても同
様の放熱効果を得ることができる。
【0057】実施例6.図12は、本発明の実施例4を
示すスクリーン収納式投写型表示装置の要部の平面図、
図13はその回路図で、上記実施例4または実施例5の
第2の筐体25の回動に連動して、光源回路への電源へ
の供給を入/切するようにしたものであり、回動軸26
に設けたリブ26aが、使用状態(実線)の位置におい
て、開閉スイッチ30の作動かん30aを押すことによ
り、図13に示す光源回路31が機体の電源回路32と
接続される閉状態となり、この使用状態の位置から離脱
することにより開状態となるよう構成したものである。
したがって、装置の電源スイッチ33を入にしても第2
の筐体25が使用状態の位置にない限り、光源2が点灯
しないようにすることができる。
示すスクリーン収納式投写型表示装置の要部の平面図、
図13はその回路図で、上記実施例4または実施例5の
第2の筐体25の回動に連動して、光源回路への電源へ
の供給を入/切するようにしたものであり、回動軸26
に設けたリブ26aが、使用状態(実線)の位置におい
て、開閉スイッチ30の作動かん30aを押すことによ
り、図13に示す光源回路31が機体の電源回路32と
接続される閉状態となり、この使用状態の位置から離脱
することにより開状態となるよう構成したものである。
したがって、装置の電源スイッチ33を入にしても第2
の筐体25が使用状態の位置にない限り、光源2が点灯
しないようにすることができる。
【0058】実施例7.図14は、本発明の実施例7を
示すスクリーン収納式投写型表示装置の使用状態を示す
断面図、図15はその要部の斜視図である。この実施例
7は、画面サイズを簡便に切換えるためのもので、第2
のスクリーン枠35にスクリーン11を装着し、この第
2のスクリーン枠35をスクリン枠12に回動可能に装
着したものである。第2のスクリーン枠35の回動軸3
5aは、適度の摩擦力でスクリーン枠12に装着され、
所定の角度で係止可能に構成されている。図14のよう
に別に用意した背面投写用スクリーン36を置き、第2
のスクリーン枠35を投写光路外に退避させ、投写レン
ズ7の前後位置を調整することにより、更に大きな画面
サイズに対応できる。
示すスクリーン収納式投写型表示装置の使用状態を示す
断面図、図15はその要部の斜視図である。この実施例
7は、画面サイズを簡便に切換えるためのもので、第2
のスクリーン枠35にスクリーン11を装着し、この第
2のスクリーン枠35をスクリン枠12に回動可能に装
着したものである。第2のスクリーン枠35の回動軸3
5aは、適度の摩擦力でスクリーン枠12に装着され、
所定の角度で係止可能に構成されている。図14のよう
に別に用意した背面投写用スクリーン36を置き、第2
のスクリーン枠35を投写光路外に退避させ、投写レン
ズ7の前後位置を調整することにより、更に大きな画面
サイズに対応できる。
【0059】実施例8.図16は、本発明の実施例8を
示すスクリーン収納式投写型表示装置の液晶ドライブ回
路のブロック図である。これは実施例7のような背面投
写スクリーン36の他に、壁面や前面投写スクリーンに
結像させ、反射画像も鑑賞できるようにしたものであ
り、液晶パネル6を駆動する液晶ドライバ6aに左右反
転回路6bを設け、背面/前面切換スイッチ37を設け
ることにより、第2のスクリーン枠35を投写光路外に
退避させた状態で、透過光による画像と反射光による画
像を必要に応じて選択できるようにしたものである。
示すスクリーン収納式投写型表示装置の液晶ドライブ回
路のブロック図である。これは実施例7のような背面投
写スクリーン36の他に、壁面や前面投写スクリーンに
結像させ、反射画像も鑑賞できるようにしたものであ
り、液晶パネル6を駆動する液晶ドライバ6aに左右反
転回路6bを設け、背面/前面切換スイッチ37を設け
ることにより、第2のスクリーン枠35を投写光路外に
退避させた状態で、透過光による画像と反射光による画
像を必要に応じて選択できるようにしたものである。
【0060】実施例9.図17は、本発明の実施例9を
示すスクリーン収納式投写型表示装置の使用状態を示す
要部の断面図、図18はそのレンズ位置制御回路のブロ
ック図である。この実施例9は、投写レンズ7の前後位
置を電動制御する機構を設けたもので、カバーパネル9
が使用状態の角度にあるとき、検知信号を発生するため
の検知スイッチ38と検知回路39を設け、この検知信
号をレンズ位置制御回路40に伝送し、以前の操作で投
写レンズ7の位置がどこにあっても、レンズ制御機構4
1aによって内蔵のスクリーン11に適合した位置に復
帰させるようにしたものである。
示すスクリーン収納式投写型表示装置の使用状態を示す
要部の断面図、図18はそのレンズ位置制御回路のブロ
ック図である。この実施例9は、投写レンズ7の前後位
置を電動制御する機構を設けたもので、カバーパネル9
が使用状態の角度にあるとき、検知信号を発生するため
の検知スイッチ38と検知回路39を設け、この検知信
号をレンズ位置制御回路40に伝送し、以前の操作で投
写レンズ7の位置がどこにあっても、レンズ制御機構4
1aによって内蔵のスクリーン11に適合した位置に復
帰させるようにしたものである。
【0061】これは、実施例7または実施例8のように
内蔵のスクリーン11以外のスクリーンを使用するとき
は、投写距離に合わせて投写レンズ7の前後位置を移動
させるため、再び通常の使い方をするときに再度スクリ
ーン11の距離に合わせて投写レンズ7の位置調整が必
要となる不便さを解消しようとするものである。
内蔵のスクリーン11以外のスクリーンを使用するとき
は、投写距離に合わせて投写レンズ7の前後位置を移動
させるため、再び通常の使い方をするときに再度スクリ
ーン11の距離に合わせて投写レンズ7の位置調整が必
要となる不便さを解消しようとするものである。
【0062】なお、収納状態からカバーパネル9を開い
て使用状態にしたとき、上記検知スイッチ38により、
投写レンズ7はスクリーン11に適合した位置に保持さ
れているが、この状態から実施例7または実施例8の使
い方をする場合、操作キーの操作により、操作回路41
bの指令が上記保持状態に優先し、投写レンズ7の位置
を調整できる。
て使用状態にしたとき、上記検知スイッチ38により、
投写レンズ7はスクリーン11に適合した位置に保持さ
れているが、この状態から実施例7または実施例8の使
い方をする場合、操作キーの操作により、操作回路41
bの指令が上記保持状態に優先し、投写レンズ7の位置
を調整できる。
【0063】また、この状態から、再びスクリーン11
を使用する位置に投写レンズ7を移動させるには、カバ
ーパネル9を一旦閉じて、再度開けることにより検知ス
イッチ38を動作させ、適合位置に復帰させることがで
きる。
を使用する位置に投写レンズ7を移動させるには、カバ
ーパネル9を一旦閉じて、再度開けることにより検知ス
イッチ38を動作させ、適合位置に復帰させることがで
きる。
【0064】実施例10.図19は、本発明の実施例1
0を示すスクリーン収納式投写型表示装置の使用状態を
示す断面図、図20はその斜視図である。この実施例1
0は、本装置を自動車等の乗り物の天井に吊り下げて使
用可能としたものであり、吊り下げ部材42の保持爪4
3が嵌入するような吊り下げ保持部44を筐体1の底面
の内側に設けている。また、投写光学系の光軸をやや傾
斜して実装することにより、筐体1の底面に、他の底面
より一段後退させた凹部45を設け、この凹部45に強
制空冷のための排気孔45aを設けている。この凹部4
5により、筐体1を天井へ密着した状態で上方向への排
気が可能となる。これは前記実施例1〜実施例9とは画
面の上下を逆に構成しており、座席より正常な画像を鑑
賞できる。他の部分の構成は前記各実施例と同一であ
る。
0を示すスクリーン収納式投写型表示装置の使用状態を
示す断面図、図20はその斜視図である。この実施例1
0は、本装置を自動車等の乗り物の天井に吊り下げて使
用可能としたものであり、吊り下げ部材42の保持爪4
3が嵌入するような吊り下げ保持部44を筐体1の底面
の内側に設けている。また、投写光学系の光軸をやや傾
斜して実装することにより、筐体1の底面に、他の底面
より一段後退させた凹部45を設け、この凹部45に強
制空冷のための排気孔45aを設けている。この凹部4
5により、筐体1を天井へ密着した状態で上方向への排
気が可能となる。これは前記実施例1〜実施例9とは画
面の上下を逆に構成しており、座席より正常な画像を鑑
賞できる。他の部分の構成は前記各実施例と同一であ
る。
【0065】上記実施例10では、筐体1の底面に凹部
45を設け、この凹部45に排気孔45aを設けている
が、吊り下げ部材と筐体1の底面との間に隙間を設けて
保持するスペースが確保できる前提ならば、必ずしも必
要はない。
45を設け、この凹部45に排気孔45aを設けている
が、吊り下げ部材と筐体1の底面との間に隙間を設けて
保持するスペースが確保できる前提ならば、必ずしも必
要はない。
【0066】実施例11.図21は、本発明の実施例1
1を示すスクリーン収納式投写型表示装置の使用状態を
示す斜視図、図22はその液晶ドライブ回路のブロック
図である。この実施例11は、吊り下げ使用と卓上使用
のいずれも可能に構成したものであり、筐体1の底面に
吊り下げ保持部44と凹部45および排気孔45aを設
け、カバーパネル9で覆われる範囲の筐体凹部1aの排
気孔22と併せて2箇所に排気孔を設け、更に図22に
示すように、液晶パネル6を駆動する液晶ドライバ6a
に上下反転回路6cを設け、卓上/天吊り切換スイッチ
46を設け、各々の目的に合わせて画像を切り換えるよ
うにしたものである。
1を示すスクリーン収納式投写型表示装置の使用状態を
示す斜視図、図22はその液晶ドライブ回路のブロック
図である。この実施例11は、吊り下げ使用と卓上使用
のいずれも可能に構成したものであり、筐体1の底面に
吊り下げ保持部44と凹部45および排気孔45aを設
け、カバーパネル9で覆われる範囲の筐体凹部1aの排
気孔22と併せて2箇所に排気孔を設け、更に図22に
示すように、液晶パネル6を駆動する液晶ドライバ6a
に上下反転回路6cを設け、卓上/天吊り切換スイッチ
46を設け、各々の目的に合わせて画像を切り換えるよ
うにしたものである。
【0067】上記実施例11では、筐体1の底面に凹部
45を設け、この凹部45に排気孔45aを設けている
が、吊り下げ使用時に排気孔が外部から見えることを許
容するなら、排気孔45aは底面以外の場所に設けても
よい。
45を設け、この凹部45に排気孔45aを設けている
が、吊り下げ使用時に排気孔が外部から見えることを許
容するなら、排気孔45aは底面以外の場所に設けても
よい。
【0068】また、上記各実施例では、携帯型TV受像
機として構成した場合を説明したが、光学系の横のスペ
ースにビデオテープレコーダ(VTR)を組込んだVT
R一体型TV受像機、またはVTR一体型ディスプレイ
として構成することも可能であり、また、光磁気ディス
ク等を使用する記録再生装置を一体化することも当然な
がら可能である。
機として構成した場合を説明したが、光学系の横のスペ
ースにビデオテープレコーダ(VTR)を組込んだVT
R一体型TV受像機、またはVTR一体型ディスプレイ
として構成することも可能であり、また、光磁気ディス
ク等を使用する記録再生装置を一体化することも当然な
がら可能である。
【0069】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0070】スクリーン枠を外側に向かって付勢するバ
ネ部材と、カバーパネルの外部から上記付勢されたスク
リーン枠を内側に回動させ得るレバー部を備え、スクリ
ーン枠の他端を案内溝に摺動自在に案内させる機構を備
え、更に、スクリーン枠の回動軸を中心として、扇形に
伸縮する遮光部材をスクリーン枠とカバーパネルとの間
に設け、開閉動作に連動してスクリーンの起立、倒伏収
納ができるので、開閉各々1回の動作で使用状態、収納
状態の切り換えができ、明るい環境での使用も可能とな
り、携帯型としてスマートな外観と機動性のある表示装
置を実現できる。
ネ部材と、カバーパネルの外部から上記付勢されたスク
リーン枠を内側に回動させ得るレバー部を備え、スクリ
ーン枠の他端を案内溝に摺動自在に案内させる機構を備
え、更に、スクリーン枠の回動軸を中心として、扇形に
伸縮する遮光部材をスクリーン枠とカバーパネルとの間
に設け、開閉動作に連動してスクリーンの起立、倒伏収
納ができるので、開閉各々1回の動作で使用状態、収納
状態の切り換えができ、明るい環境での使用も可能とな
り、携帯型としてスマートな外観と機動性のある表示装
置を実現できる。
【0071】また、強制空冷のための排気孔やスピーカ
の音声放出孔を、スクリーンの前部の、カバーパネルで
覆われる範囲の筐体凹部に配設したので、収納時の外観
の良さだけでなく、塵埃等の侵入を防ぐことができ、信
頼性を向上させられる。
の音声放出孔を、スクリーンの前部の、カバーパネルで
覆われる範囲の筐体凹部に配設したので、収納時の外観
の良さだけでなく、塵埃等の侵入を防ぐことができ、信
頼性を向上させられる。
【0072】また、集光レンズを含む光源部を第2の筐
体に納め、使用時に本体筐体より第2の筐体の一部が突
出し、非使用時に投写光路外の退避スペースに回動退避
して本体筐体外形の範囲に納まるようにしたので、装置
を前後方向にコンパクト化でき、且つ放熱効果を高めら
れるので、熱に弱い液晶パネルの信頼性を向上させられ
る。
体に納め、使用時に本体筐体より第2の筐体の一部が突
出し、非使用時に投写光路外の退避スペースに回動退避
して本体筐体外形の範囲に納まるようにしたので、装置
を前後方向にコンパクト化でき、且つ放熱効果を高めら
れるので、熱に弱い液晶パネルの信頼性を向上させられ
る。
【0073】また、第2の筐体の退避スペース内の筐体
側面に、強制空冷のための吸気、または排気孔を設ける
ようにしたので、液晶パネルに近接した位置に吸気ファ
ン、または排気ファンを配設でき、より放熱効果を高め
られ、吸気孔または排気孔の開口を外部から見えない範
囲に配設でき、外観を向上させられる。
側面に、強制空冷のための吸気、または排気孔を設ける
ようにしたので、液晶パネルに近接した位置に吸気ファ
ン、または排気ファンを配設でき、より放熱効果を高め
られ、吸気孔または排気孔の開口を外部から見えない範
囲に配設でき、外観を向上させられる。
【0074】また,第2の筐体の回動に連動して、光源
回路への電源の供給を入/切させるようにしたので、第
2の筐体を収納した状態で誤って器体の電源スイッチを
入にしても、光源が点灯せず、安全な装置を得ることが
できる。
回路への電源の供給を入/切させるようにしたので、第
2の筐体を収納した状態で誤って器体の電源スイッチを
入にしても、光源が点灯せず、安全な装置を得ることが
できる。
【0075】また、使用時にスクリーンを光路外に回動
退避可能とし、別に用意したスクリーンに背面投写表示
可能としたので、極めて簡便に、更に大型の異なる画面
サイズの表示ができる。
退避可能とし、別に用意したスクリーンに背面投写表示
可能としたので、極めて簡便に、更に大型の異なる画面
サイズの表示ができる。
【0076】また、上記の構成において、液晶パネルを
駆動するドライバー回路に左右反転回路を備え、本体外
前方のスクリーン、または壁面等に前面投写表示して使
用するモードに切り換え可能としたので、極めて簡便に
透過画面と反射画面の切り換え対応ができる。
駆動するドライバー回路に左右反転回路を備え、本体外
前方のスクリーン、または壁面等に前面投写表示して使
用するモードに切り換え可能としたので、極めて簡便に
透過画面と反射画面の切り換え対応ができる。
【0077】また、カバーパネルを開いた使用状態を検
知する手段を備え、レンズがどの位置にあっても、カバ
ーパネルを開いた使用状態に再設定することにより、所
定の位置にレンズを復帰させるようにしたので、レンズ
位置調整の手間を省くことができる。
知する手段を備え、レンズがどの位置にあっても、カバ
ーパネルを開いた使用状態に再設定することにより、所
定の位置にレンズを復帰させるようにしたので、レンズ
位置調整の手間を省くことができる。
【0078】また、天面側を下にして吊り下げ固定が可
能なように、筐体の底面の内側に吊り下げ保持部を設け
たので、天井に密着して取り付けることができ、使用し
ない時はスクリーンを収納でき、自動車等の天井の低い
乗り物での使用に適する。
能なように、筐体の底面の内側に吊り下げ保持部を設け
たので、天井に密着して取り付けることができ、使用し
ない時はスクリーンを収納でき、自動車等の天井の低い
乗り物での使用に適する。
【0079】また、上記の構成で投写光学系の部分の筐
体の底面に、他の底面より一段後退させた凹部を設け、
この凹部に強制空冷のための排気孔を配設したので、外
部から排気孔の開口が見えないようにでき、天井に密着
した取付状態であっても、十分な放熱が可能となる。
体の底面に、他の底面より一段後退させた凹部を設け、
この凹部に強制空冷のための排気孔を配設したので、外
部から排気孔の開口が見えないようにでき、天井に密着
した取付状態であっても、十分な放熱が可能となる。
【0080】また、強制空冷のための排気孔を、スクリ
ーンの前部の、カバーパネルで覆われる範囲の筐体凹部
に配設し、且つ投写光学系の部分の筐体の底面に、他の
底面より一段後退させた凹部を設け、この凹部にも強制
空冷のための排気孔を配設し、天面側を下にして吊り下
げ固定が可能なように、筐体の底面の内側にに吊り下げ
保持部を設け、液晶パネルを駆動するドライバー回路に
上下反転回路を設けることにより、吊り下げ使用と卓上
使用のいずれにも対応可能としので、使用範囲が広が
り、利用価値を高めることができる。
ーンの前部の、カバーパネルで覆われる範囲の筐体凹部
に配設し、且つ投写光学系の部分の筐体の底面に、他の
底面より一段後退させた凹部を設け、この凹部にも強制
空冷のための排気孔を配設し、天面側を下にして吊り下
げ固定が可能なように、筐体の底面の内側にに吊り下げ
保持部を設け、液晶パネルを駆動するドライバー回路に
上下反転回路を設けることにより、吊り下げ使用と卓上
使用のいずれにも対応可能としので、使用範囲が広が
り、利用価値を高めることができる。
【図1】本発明の実施例1によるスクリーン収納式投写
型表示装置の、使用状態を示す断面図である。
型表示装置の、使用状態を示す断面図である。
【図2】実施例1の使用状態を示す斜視図である。
【図3】実施例1の要部の断面図である。
【図4】本発明の実施例2によるスクリーン収納式投写
型表示装置を示す斜視図である。
型表示装置を示す斜視図である。
【図5】実施例2のカバーパネル9の開閉手段を示す要
部の側面図である。
部の側面図である。
【図6】実施例2のカバーパネル9の開閉手段を示す要
部の側面図である。
部の側面図である。
【図7】本発明の実施例3によるスクリーン収納式投写
型表示装置を示す斜視図である。
型表示装置を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施例4によるスクリーン収納式投写
型表示装置の斜視図である。
型表示装置の斜視図である。
【図9】実施例4の一部破断平面図および正面図であ
る。
る。
【図10】本発明の実施例5によるスクリーン収納式投
写型表示装置の斜視図である。
写型表示装置の斜視図である。
【図11】実施例5の一部破断平面図および正面図であ
る。
る。
【図12】本発明の実施例6の要部の平面図である。
【図13】実施例6の開閉スイッチの動作を説明するた
めの回路図である。
めの回路図である。
【図14】本発明の実施例7によるスクリーン収納式投
写型表示装置の使用状態を示す断面図である。
写型表示装置の使用状態を示す断面図である。
【図15】実施例7の要部の斜視図である。
【図16】本発明の実施例8の液晶ドライブ回路のブロ
ック図である。
ック図である。
【図17】本発明の実施例9によるスクリーン収納式投
写型表示装置の使用状態を示す要部の断面図である。
写型表示装置の使用状態を示す要部の断面図である。
【図18】実施例9にの液晶ドライブ回路のブロック図
である。
である。
【図19】本発明の実施例に10よるスクリーン収納式
投写型表示装置の使用状態を示す断面図である。
投写型表示装置の使用状態を示す断面図である。
【図20】実施例10の斜視図である。
【図21】本発明の実施例11によるスクリーン収納式
投写型表示装置の使用状態を示す斜視図である。
投写型表示装置の使用状態を示す斜視図である。
【図22】実施例11のブロック回路図である。
1 筐体 1a 筐体凹部 1b 凹部 1c 退避スペース 1d フラップ部 2 光源 3 凹面反射ミラー 4 集光レンズ群 5 偏向フィルタ 6 液晶パネル 6a 液晶トライバ 6b 左右反転回路 7 投写レンズ 8 第1の反射ミラー 9 カバーパネル 9a 開口 9b 凹部 9c 係止爪 10 第2の反射ミラー 11 スクリーン 12 スクリーン枠 12a 突出部 13 ガイドピン 14 案内溝 14a 直線部 14b 円弧部 15 レバー部 16 軸受部 16a 直線部 17 バネ 18 係止ピン 20 係止ピン 21 バネ 22 排気孔 23 音声放出孔 24 遮光部材 25 第2の筐体 25a 放熱孔 26 中空の回動軸 26a リブ 27 スライドカバー 28 吸気孔 30 開閉スイッチ 31 光源回路 32 電源回路 35 第2のスクリーン枠 37 背面/前面切換スイッチ 38 検知スイッチ 39 検知回路 40 レンズ位置制御回路 41a レンズ制御機構 41b 操作回路 44 吊り下げ保持部 45 凹部 45a 排気孔 46 卓上/天吊切換スイッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】この目的に近い形態として、特開昭60−
51087号公報、特開昭64−28629号公報に開
示されたものがある。これらの提案は、小型の3つの投
写用CRTを使用したスクリーン収納式の投写型表示装
置である。これら従来例に共通の構成、すなわち、投写
光を曲折するための第1の反射ミラーおよび開閉可能な
蓋(カバーパネル)に固定した第2の反射ミラーと、倒
伏収納可能で使用時にほぼ垂直に起立係止可能としたス
クリーンの構成は、ハンディサイズの表示装置の構成と
してそのまま比例縮小して利用することは可能と思われ
る。
51087号公報、特開昭64−28629号公報に開
示されたものがある。これらの提案は、小型の3つの投
写用CRTを使用したスクリーン収納式の投写型表示装
置である。これら従来例に共通の構成、すなわち、投写
光を曲折するための第1の反射ミラーおよび開閉可能な
蓋(カバーパネル)に固定した第2の反射ミラーと、倒
伏収納可能で使用時にほぼ垂直に起立係止可能としたス
クリーンの構成は、ハンディサイズの表示装置の構成と
してそのまま比例縮小して利用することは可能と思われ
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、常時持
ち歩いて使用する小型機器は、スマートな外観と機動性
が必要であるが、特開昭64−28629号公報に開示
された投写型表示装置では、反射ミラー、天板、スクリ
ーンを連結して折りたたむ方式であり、収納時にスクリ
ーンが露出したままであり、天面に段差ができ、また連
結部が表面に見える等外観上好ましくないという問題点
がある。
ち歩いて使用する小型機器は、スマートな外観と機動性
が必要であるが、特開昭64−28629号公報に開示
された投写型表示装置では、反射ミラー、天板、スクリ
ーンを連結して折りたたむ方式であり、収納時にスクリ
ーンが露出したままであり、天面に段差ができ、また連
結部が表面に見える等外観上好ましくないという問題点
がある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】また、特開昭64−28629号公報は、
スクリーンパネル(スクリーン枠)、天板、第2の反射
ミラー、筐体で囲まれる範囲に発生する開口を塞ぐ手段
について開示されておらず、実用的な表示装置としての
実現性に乏しいものである。
スクリーンパネル(スクリーン枠)、天板、第2の反射
ミラー、筐体で囲まれる範囲に発生する開口を塞ぐ手段
について開示されておらず、実用的な表示装置としての
実現性に乏しいものである。
Claims (15)
- 【請求項1】 液晶パネルの画像を投写レンズにより拡
大する投写光学系をほぼ水平に配設し、この投写光を曲
折するための第1の反射ミラーを筐体内に固定し、第2
の反射ミラーを筐体の天面に回動自在に設けたカバーパ
ネルに固定し、上記カバーパネルにスクリーンを有する
スクリーン枠を回動自在に取付け、収納状態ではスクリ
ーンが筐体内に倒伏収納され、カバーパネルを所定の角
度開いた使用状態では上記スクリーンをほぼ垂直に起立
させて係止するように構成されたスクリーン収納式投写
型表示装置において、上記スクリーン枠を外側に向かっ
て付勢するバネ部材と、上記カバーパネルの外部から上
記付勢されたスクリーン枠を内側に回動させ得るレバー
部と、上記筐体内に設けられた上記スクリーン枠の他端
を摺動自在に案内する案内溝を備えたことを特徴とする
スクリーン収納式投写型表示装置。 - 【請求項2】 カバーパネルの天面側にレバー部が当接
する凹部を備え、カバーパネルを閉めた状態では、この
凹部に上記レバー部が埋没するように構成したことを特
徴とする請求項1記載のスクリーン収納式投写型表示装
置。 - 【請求項3】 スクリーン枠とカバーパネル間に当該ス
クリーン枠の回動軸を中心として扇形に伸縮する遮光部
材を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に
記載のスクリーン収納式投写型表示装置。 - 【請求項4】 液晶パネルの画像を投写レンズにより拡
大する投写光学系をほぼ水平に配設し、この投写光を曲
折するための第1の反射ミラーを筐体内に固定し、第2
の反射ミラーを筐体の天面に回動自在に設けたカバーパ
ネルに固定し、上記カバーパネルにスクリーンを有する
スクリーン枠を回動自在に取付け、収納状態ではスクリ
ーンが筐体内に倒伏収納され、カバーパネルを所定の角
度開いた使用状態では上記スクリーンをほぼ垂直に起立
させて係止するように構成されたスクリーン収納式投写
型表示装置において、強制空冷のための排気孔を、上記
スクリーンの前部の上記カバーパネルで覆われる範囲の
筐体凹部に設けたことを特徴とするスクリーン収納式投
写型表示装置。 - 【請求項5】 液晶パネルの画像を投写レンズにより拡
大する投写光学系をほぼ水平に配設し、この投写光を曲
折するための第1の反射ミラーを筐体内に固定し、第2
の反射ミラーを筐体の天面に回動自在に設けたカバーパ
ネルに固定し、上記カバーパネルにスクリーンを有する
スクリーン枠を回動自在に取付け、収納状態ではスクリ
ーンが筐体内に倒伏収納され、カバーパネルを所定の角
度開いた使用状態では上記スクリーンをほぼ垂直に起立
させて係止するように構成されたスクリーン収納式投写
型表示装置において、スピーカの音声放出孔を、上記ス
クリーンの前部の上記カバーパネルで覆われる範囲の筐
体凹部に設けたことを特徴とするスクリーン収納式投写
型表示装置。 - 【請求項6】 液晶パネルの画像を投写レンズにより拡
大する投写光学系をほぼ水平に配設し、この投写光を曲
折するための第1の反射ミラーを筐体内に固定し、第2
の反射ミラーを筐体の天面に回動自在に設けたカバーパ
ネルに固定し、上記カバーパネルにスクリーンを有する
スクリーン枠を回動自在に取付け、収納状態ではスクリ
ーンが筐体内に倒伏収納され、カバーパネルを所定の角
度開いた使用状態では上記スクリーンをほぼ垂直に起立
させて係止するように構成されたスクリーン収納式投写
型表示装置において、集光レンズを含む光源部を第2の
筐体に納め、使用時に本体筐体より第2の筐体の一部が
突出し、非使用時に投射光路外の退避スペースに回動退
避して本体筐体外形の範囲に納まるように構成してなる
ことを特徴とするスクリーン収納式投写型表示装置。 - 【請求項7】 第2の筐体の退避スペース内の本体筐体
側面に、強制空冷のための吸気、または排気孔を設けた
ことを特徴とする請求項6記載のスクリーン収納式投写
型表示装置。 - 【請求項8】 第2の筐体の回動に連動して、光源回路
への電源の供給を入/切させる手段を設けたことを特徴
とする請求項6または請求項7に記載のスクリーン収納
式投写型表示装置。 - 【請求項9】 液晶パネルの画像を投写レンズにより拡
大する投写光学系をほぼ水平に配設し、この投写光を曲
折するための第1の反射ミラーを筐体内に固定し、第2
の反射ミラーを筐体の天面に回動自在に設けたカバーパ
ネルに固定し、上記カバーパネルにスクリーンを有する
スクリーン枠を回動自在に取付け、収納状態ではスクリ
ーンが筐体内に倒伏収納され、カバーパネルを所定の角
度開いた使用状態では上記スクリーンをほぼ垂直に起立
させて係止するように構成されたスクリーン収納式投写
型表示装置において、使用時に上記スクリーンを光路外
に回動退避させる手段を備え、別に用意したスクリーン
に背面投写表示可能に構成したことを特徴とするスクリ
ーン収納式投写型表示装置。 - 【請求項10】 液晶パネルを駆動するドライバー回路
に左右反転回路を備え、本体のスクリーンを光路外に回
動退避させて別に用意した前方のスクリーン、または壁
面等に投写表示する際、上記左右反転回路を作動させる
ようにしたことを特徴とする請求項9記載のスクリーン
収納式投写型表示装置。 - 【請求項11】 液晶パネルに対する投写レンズの相対
距離を外部から可変する手段と、上記カバーパネルを開
いた使用状態を検知する手段を備え、投写レンズがどの
位置にあってもカバーパネルを開いた使用状態に設定し
たとき、投写レンズを所定の位置に復帰させるように構
成したことを特徴とする請求項10記載のスクリーン収
納式投写型表示装置。 - 【請求項12】 液晶パネルの画像を投写レンズにより
拡大する投写光学系をほぼ水平に配設し、この投写光を
曲折するための第1の反射ミラーを筐体内に固定し、第
2の反射ミラーを筐体の天面に回動自在に設けたカバー
パネルに固定し、上記カバーパネルにスクリーンを有す
るスクリーン枠を回動自在に取付け、収納状態ではスク
リーンが筐体内に倒伏収納され、カバーパネルを所定の
角度開いた使用状態では上記スクリーンをほぼ垂直に起
立させて係止するように構成されたスクリーン収納式投
写型表示装置において、天面側を下にして吊り下げ固定
が可能なように、筐体の所定の箇所に、天井に密着した
吊り下げが可能な吊り下げ保持部を備えたことを特徴と
するスクリーン収納式投写型表示装置。 - 【請求項13】 投写光学系の部分の筐体の底面に、他
の底面より一段後退させた凹部を設け、この凹部に強制
空冷のための排気孔を設けたことを特徴とする請求項1
2記載のスクリーン収納式投写型表示装置。 - 【請求項14】 液晶パネルを駆動するドライバー回路
に上下反転回路を備え、吊り下げ使用に加えて卓上使用
にも対応可能に構成したことを特徴とする請求項12記
載のスクリーン収納式投写型表示装置。 - 【請求項15】 スクリーンの前部のカバーパネルで覆
われる範囲の筐体凹部と、投写光学系の部分の筐体底面
の、他の底面より一段後退させた凹部の2箇所に強制空
冷のための排気孔を設けたことを特徴とする請求項12
記載のスクリーン収納式投写型表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5260210A JPH07113999A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | スクリーン収納式投写型表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5260210A JPH07113999A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | スクリーン収納式投写型表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07113999A true JPH07113999A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17344880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5260210A Pending JPH07113999A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | スクリーン収納式投写型表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07113999A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004085659A (ja) * | 2002-08-23 | 2004-03-18 | Mitsubishi Electric Corp | 投写型表示装置 |
JP2018511087A (ja) * | 2015-03-26 | 2018-04-19 | アロヴィア,インコーポレイテッド | 自動ポップアップ型ディスプレイ・デバイス |
US10156781B2 (en) | 2015-10-21 | 2018-12-18 | Arovia, Inc. | Spontaneous pop-up display device |
-
1993
- 1993-10-18 JP JP5260210A patent/JPH07113999A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004085659A (ja) * | 2002-08-23 | 2004-03-18 | Mitsubishi Electric Corp | 投写型表示装置 |
JP2018511087A (ja) * | 2015-03-26 | 2018-04-19 | アロヴィア,インコーポレイテッド | 自動ポップアップ型ディスプレイ・デバイス |
US10156781B2 (en) | 2015-10-21 | 2018-12-18 | Arovia, Inc. | Spontaneous pop-up display device |
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