JPH07113971B2 - 画像処理のラベル付回路 - Google Patents

画像処理のラベル付回路

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JPH07113971B2
JPH07113971B2 JP19918188A JP19918188A JPH07113971B2 JP H07113971 B2 JPH07113971 B2 JP H07113971B2 JP 19918188 A JP19918188 A JP 19918188A JP 19918188 A JP19918188 A JP 19918188A JP H07113971 B2 JPH07113971 B2 JP H07113971B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、二値画像中に存在する対象物の個数を計測し
たり、各対象物の特徴を抽出したりする場合、事前の処
理として各画素がどの対象物に属しているかを認識する
上記認識手法の一つであるラベル付処理(各対象物にそ
れぞれ異なったラベルを付ける)を実行する画像処理の
ラベル付回路に関するものである。
[従来の技術] 従来この種の画像処理のラベル付回路として、例えば
「画像認識論」(コロナ社、長尾真著、頁85〜86、昭和
58年2月15日発行)に記載されているラベル付回路があ
り、これを第7図〜第11図に示す。第7図は画像認識を
実行する従来のラベル付回路を示すブロック図であり、
第8図〜第11図は二値画像および従来のラベル付の処理
過程態様図および従来のラベル付の結果態様図である。
第7図において、(1)は注目画素(i,j)に隣接する
画素(i−1,j−1)、(−1,j)、(i−1,j+1)、
(i,j−1)に付けられた仮ラベル(nビット)を準備
するマスク構成部、(2)は注目画素の仮ラベルを決定
する仮ラベル決定部、(4)は同一対象物内に複数の仮
ラベルが付けられた時にそれらを統合する統合処理部、
(8)は統合すべき仮ラベルを選択出力する統合ラベル
セレクタ、(18)は新たな対象物が出現したときに使う
べきラベルを保持する新ラベルカウンタ、(20)はnビ
ットの仮ラベルデータを1行分蓄えて、マスク構成の為
に1行分の遅れを作るnビットラインバッファ、(21)
は上記隣接画素のラベルを保持するnビットレジスタ、
(22)は隣接画素のラベルと新ラベルカウンタの内容と
0の内1個を上記マスクの状態によって選択する仮ラベ
ルセレクタ、(23)は二値データと隣接画素のラベルを
入力としてそれらを検査し、上記仮ラベルセレクタ(2
2)や新ラベルカウンタ(18)や統合ラベルセレクタ
(8)を制御するラベル検査部である。
上記構成に基づく従来回路の二値画像から領域ラベル付
けまでの態様図を第8図〜第11図に示し、第8図は二値
画像態様図、第9図(a)から(k)は処理過程態様
図、第10図は仮ラベル付の結果態様図、第11図は統合ラ
ベルを解析した結果によってラベルを打ち直した画像態
様図であり、同図中*は二値画像の値1の部分を示し、
空白部分は二値画像の値0の部分を示し、1から5はラ
ベルを示す。
次に、上記構成に基づく従来回路の動作について説明す
る。前提として処理する二値画像は水平方向にN画素
(座標j=0からN−1)、垂直方向にM画素(座標i
=0からM−1)の大きさを持ち、ラベルを付したい対
象物が値1(第8図・第9図では*部分)で表され、そ
れ以外の部分(背景部分)が値0(第8図・第9図では
空白部分)で表されており、それらに付けるラベルは1
から始まるものとする。
初期状態としては、新ラベルカウンタ(18)には初期ラ
ベル1が、nビットラインバッファ(20)には1行分の
0が、nビットレジスタ(21)には0が準備されてい
る。
まず、二値画像をラスタ走査して得られる二値データは
順次ラベル検査部(23)に入力され、マスク構成部1は
該二値データ(i,j)に同期してその隣接画素のラベル
(以下、隣接ラベルと呼ぶ)L(i−1,j−1)、L
(i−1,j)、L(i−1,j+1)、L(i,j−1)を4
個のnビットレジスタ21に各々代入する。このラベル検
査部(23)は、上記二値データとその隣接ラベルを入力
として以下の条件によって仮ラベルを決定し、仮ラベル
セレクタ(22)で仮ラベルを選択する。
この仮ラベル決定の条件(注目画素の二値データ=1)
は以下の3条件が必要である。第1の条件は隣接ラベル
が全て0なら新ラベルカウンタ(18)の内容を選択する
と共に新ラベルカウンタ(18)を1カウントアップす
る。第2の条件は隣接ラベルの内1個以上が0以外のラ
ベルを持ち、されら0以外のラベルは全て同じ値を持つ
なら、その0以外のラベルを注目画素の仮ラベルとして
選択する(隣接ラベル間に優先順位を付けておくことに
よってどのnビットレジスタ(21)を選択するかが決ま
る。)。第3の条件は隣接ラベルの内2個以上が0以外
のラベルを持ち、それら0以外のラベルが異なった2種
類の値を持つならそのどちらか一方(例えば、値の小さ
い方)を注目画素の仮ラベルとして選択するとともに統
合ラベルセレクタ(8)でそれら両ラベルを選択し、統
合処理部(4)に送出する。
以上の動作を第8図〜第11図に基づきさらに説明する。
まず、第9図(a)のマスク位置で初めて注目画素が1
になるが、この時隣接ラベルは全て0なので上記第1の
条件より新ラベルカウンタ(18)の内容である1を仮ラ
ベルとし、新ラベルカウンタ18の内容を1カウントアッ
プし2とする。また同様に、第9図(b)、(c)、
(d)のマスク位置でも上記第1の条件が成立し、各々
新ラベルカウンタ(18)の内容である2、3、4が注目
画素の仮ラベルとなる。
第9図(e)のマスク位置について見ると、注目画素は
ラベル1を付けられた画素と同じ対象物に属しているが
現時点ではそれが解らず、上記第1の条件が満たされ新
ラベルカウンタ(18)の内容である5が選択される。そ
して、第9図(f)のマスク位置ではじめてラベル1と
5が同じ対象物に属しているのがわかり、上記第3の条
件より小さい方のラベルである1を選択し、ラベル1と
5を統合ラベルセレクタ8で選択し両ラベルを統合処理
部4へ送出する。同様に、第9図(g)のマスク位置で
もラベル1と2の統合が発生し、注目画素の仮ラベルと
して1を選択した後両ラベルを統合処理部4に送出す
る。
第9図(h)、(i)、(j)のマスク位置では上記第
2の条件によって各々ラベル3、4、1が選択される。
最後に、第9図(k)のマスク位置では第9図(f)の
場合と同様にラベル1と3との統合が発生し、ラベル1
を仮ラベルとして選択すると共に両ラベルが統合処理部
(4)に送出される。
そして、最終的には第10図のような仮ラベル画像が得ら
れると共に統合処理部4内に仮ラベル1と2、3、5と
が同じ対象物に属しているという情報が保持される。
統合処理部4は、上記情報を解析した後第10図の仮ラベ
ル画像中の2、3、5を1に書換え、第11図の様なラベ
ル画像を作成する。
これで、一連のラベル付処理が終了する。なお、第9図
における各マスク位置の間は上記第2の条件の成立によ
って隣接画素の仮ラベルが伝搬されている。
[発明が解決しようとする課題] 従来のラベル付回路は以上のように構成されているの
で、第10図のように対象物の数に対して仮ラベルの数が
大幅に増加し(第8図の左の連結領域に対して4種類の
仮ラベルが付けられた)、結果として処理途中で仮ラベ
ルのオーバーフローが発生したり、仮ラベル同士の連結
を示す統合処理部の負荷が大きくなったりして全体の処
理性能を落すという課題を有していた。
この発明は、上記のような課題を解消するためになされ
たもので、対象物を画素の連結情報のみに頼るのではな
く、ランによる連結情報も同時に利用することによって
対象物の数に対して仮ラベルの数を増大させることなく
効率よくラベル付ができる画像処理のラベル付回路を得
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る画像処理のラベル付回路は、注目画素と
これに隣接する画素とから二値マスクを二値マスク構成
部にて構成し、隣接する画素が属する隣接ランに付され
るラベルを代表するランラベルと隣接ランが複数存在し
ている場合に隣接ランのラベルのうち最も新しいラベル
である連結ラベルとの二値マスク状態を仮ラベル選択制
御部にて比較し、正当性を検査してラベル付を行なう構
成である。
[作用] この発明における仮ラベル選択制御部は、マスク構成部
の二値マスクを基準としてランラベルと連結ラベルとを
比較し、正当性を検査し単一対象物に対する仮ラベル数
を大幅に減少させる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を第1図から第6図ないし第
12図に基づいて説明する。第1図はこの発明の一実施例
に係る画像処理のラベル付回路を示すブロック図、第2
図は本実施例における二値マスクの状態を示す図、第3
図〜第6図は二値画像および本実施例に係るラベル付の
処理過程および本実施例に係るラベル付の結果を示す態
様図、第12図は処理の流れを示すフローチャートであ
る。
第1図において、(1)はラスタ走査で順次入力される
二値画像から任意の注目画素(i,j)およびそれに隣接
する画素(i−1,j−1)、(i−1,j)、(i−1,j+
1)、(i,j−1)、(i,j+1)の二値データを取り出
して、これらにてなる二値マスク(24)を構成するマス
ク構成部で、第12図では二値マスク(24)の各画素をP
(i−1,j−1)等その座標に記号Pを付した形で表現
している。(2)はランを単位として決定された仮ラベ
ルを読み出し、その正当性を検査しながら該ランを構成
する各画素の仮ラベルを割り付ける仮ラベル決定部。
(3)は仮ラベル同士の統合が発生した時に両ラベルを
送出する統合ラベル送出部で、第12図における処理270
に相当する。(4)は統合ラベル送出部(3)から送ら
れてきた2つのラベルを統合する統合処理部で従来技術
におけるそれと同じ物。(5)は仮ラベル付け処理のた
めの中間的な処理結果である、「ランを単位としたラベ
ル(ランラベル)」を記憶するランラベル記憶部で、第
12図の処理410でランラベルが記憶され、処理210でラン
ラベルが読み出される。(6)はマスク構成部(1)の
出力によって注目ランの終端を検知して、ランラベル記
憶部(5)にランラベルを記憶させるライト信号(WR)
を出力するランラベル記憶制御部で、これは第12図にお
ける条件判定(400)に相当する。また、該ランラベル
記憶制御部(6)はマスク構成部(1)の出力によって
注目ランの始端を検知して、二値マスク(24)の二値デ
ータを検査し、仮ラベルレジスタを0にリセットするか
否かを決定する(RESET信号を出力)。これは第12図で
条件判断300,310および処理311に相当する。(7)は隣
接ランが複数個存在した時にそれら複数の隣接ランの各
始端のうち、その位置が現時点で二値マスクが処理して
いるi行j列より水平方向左に位置し、かつ最もjに近
い座標値を持つ隣接ランに付けられた仮ラベル(以下、
連結ラベルと呼ぶ)を記憶する連結ラベル記憶部で、第
12図ではその記憶内容をLCで表現している。なお、
(7)はマスク構成部(1)の出力によってランの途切
れを検知し、自らの記憶内容LCを0にリセットする機能
を有する。これは、第12図における条件判定500と処理5
10に相当する。(10)は上記二値マスク(24)を構成す
るために1行分の遅れを作る1ビットラインバッファ。
(11)は二値マスク(24)を構成する6個の二値データ
をそれぞれ保持する1ビットレジスタ。(12)はマスク
構成部(1)の出力によって隣接ランの始端を検知し、
現時点より1行前を二値マスク(24)が走査したときに
該ランのランラベルとして記憶しておいたランラベルを
ランラベル記憶部から読み出す(RD信号の出力)ランラ
ベル読み出し制御部、第12図における条件判断200と処
理210に相当する。(13)はランラベル読み出し制御部
(12)と同様に隣接ランの始端を検知し、ランラベル読
み出し制御部(12)によって読み出したランラベル(第
12図ではLR2の表現)とその時点で連結ラベル記憶部
(7)に記憶されている連結ラベルLCとを比較してラベ
ルの正当性を検査し、隣接ランを構成する各画素に対し
て仮ラベルを決定する(TSEL信号の出力)仮ラベル選択
制御部で、(14)は上記仮ラベル選択制御部(13)の出
力である選択信号(TSEL信号)によって仮ラベルを選択
する仮ラベルセレクタで、仮ラベル選択制御部(13)と
仮ラベルセレクタ(14)が第12図における条件判定200,
220,230,240,250および処理221,231,241,251,260に相当
する。なお、仮ラベル選択制御部(13)は処理221にお
いてLNで表現された新ラベルカウンタ(18)に対するカ
ウントアップ信号(UP)を出力すると同時に、仮ラベル
レジスタ(15)へデータラッチの為のクロック信号(T
信号)を出力する。(15)は仮ラベルセレクタ(14)の
出力をラッチする仮ラベルレジスタで、第12図ではLTで
表している。(16)は二値マスク上段の中央画素(i−
1,j)の二値データが対象物を示す値か背景を示す値か
によって仮ラベルレジスタの内容か0かを出力する仮ラ
ベル送出部で、第12図の処理(610),(620)に相当す
る。(17)は上記仮ラベル送出部(16)を制御する(OS
EL信号を出力)仮ラベル送出制御部で、第12図の条件判
定600に相当する。(18)は新たな対象物が現れたとき
に使うべきラベルを保持する新ラベルカウンタで、第12
図ではLNと表現している。
第2図において、二値マスク(24)の上段により走査さ
れるランが隣接ランR2であり、マスクの下段により走査
されるランが注目ランR1である。
第3図は二値画像態様図、第4図(a)から(r)は処
理過程における画像と回路内の所要部の状態変化態様
図、第5図は仮ラベル付の結果態様図、第6図は統合ラ
ベルを解析した結果によってラベルを打ち直した画像態
様図である。同図中、*は二値画像の対象物を構成する
画素を示す値であり、空白部分は二値画像の背景を構成
する画素の値を示し、1から3はラベルを示す。また、
R11からR31は説明の便宜上付けられたランの名前であ
る。
次に上記構成に基づく本実施例回路の動作について説明
する。なお、説明で登場する記号(例えばLNやNT、LC等
は第12図で使用しているものである。
処理する二値画像は水平方向にN画素(座標j=0から
N−1)、垂直方向にM画素(座標i=0からM−1)
の大きさを持ち、ラベルを付したい対象物の各画素を第
3図のように値*表し、それ以外の各画素(背景部分)
を第3図のように値「空白」で表し、対象物に付ける有
意な仮ラベルは1以上の整数であるとし、背景には0が
つけられるとする。
初期状態として新ラベルカウンタ(18LN)には初期ラベ
ル1がセットされ、仮ラベルレジスタ(15)LTには0が
セットされ、連結ラベル記憶部(7LC)にも0がセット
され、1ビットラインバッファ(10)には1行分の背景
を示す値「空白」が、1ビットレジスタ(11)には背景
を示す値「空白」が準備されている。
一連の処理において、二値マスク(24)下段で走査し注
目ランR1に対してつけられるランラベルは本実施例回路
の内部(具体的にはランラベル記憶部(5))に記憶さ
れるのみで、本実施例回路の外部に出力されることはな
い。入力二値画像に対する画素毎の仮ラベル付け結果
は、二値マスク(24)上段で走査した段階で隣接ランR2
につけられ、仮ラベル送出部(16)から出力される。ま
た、仮ラベル送出部(16)の出力Loutは仮ラベル送出制
御部(17)で制御される(第1図のOSEL信号による)
が、この制御は第12図における条件判定600および処理6
10,620に基づいて行われる。この条件判定は、二値マス
ク24の上段中央の二値データP(i−1,j)が対象物を
示すときには、その時点での仮ラベルレジスタ(15)の
内容LTを仮ラベル送出部(16)の出力Loutとして選択さ
れるが、二値マスク(24)の上段中央の二値データP
(i−1,j)が背景を示すときには、Oを仮ラベル送出
部(16)の出力Loutとして選択する。このことによっ
て、入力二値画像の中で対象物を示す画素には仮ラベル
レジスタ(15)が保持する有意な仮ラベルがつけられ、
背景を示す画素には0がつけられる。
次に、連結ラベル記憶部(7)の動作について説明す
る。連結ラベル記憶部(7)は条件判定500および処理5
10によって二値マスク(24)の右端の二値データP(i
−1,j+1)とP(i,j+1)が共に背景のときその内容
LCが0にリセットされる。この条件判定500が成立する
場合というのは、二値マスク(24)が入力二値画像の背
景領域を走査しているときか、対象物の水平方向右端に
達したときである。このことから対象物が複数存在して
も、二値マスク(24)が各対象物の水平方向左端に到達
した地点では該連結ラベル記憶部(7)の内容LCが常に
0であることが保証される。例外的な場合として第3図
における左側の対象物(ランR11、R12、R13、R21
R22、R31から構成される対象物)でのランR13とR22の始
端は厳密に言えば対象物の左端では無いが、二値マスク
(24)がこの2行を走査している段階(垂直座標i=2
の段階)ではそれを判断できないために対象物の左端と
して扱ってしまうが、本一連の処理が仮ラベル付け段階
であり、二値マスク(24)がランR22とR31を走査する段
階(垂直座標i=3の段階)で仮ラベルの統合処理が行
われるために問題はない。上記したように連結ラベル記
憶部(7)に各対象物の右端でその内容LCが0にリセッ
トされるが、二値マスク(24)が対象物の内部を走査
し、条件判定200が成立した段階ではその後の処理(処
理210以降)によって、仮ラベルレジスタ(15)の内容L
Tと同じ値すなわち有意な仮ラベル値を保持する。
次にランラベル記憶制御部(6)、ランラベル記憶部
(5)、ランラベル読み出し制御部(12)、仮ラベル選
択制御部(13)、仮ラベルセレクタ(14)、新ラベルカ
ウンタ(18)、仮ラベルレジスタ(15)の動作について
説明する。
ここで、上記したように仮ラベル送出部(16)から送出
される値0は背景画素に対する処理結果という意味を持
つが、ランに対するランラベルとして内部的にランラベ
ル記憶部(5)に記憶される値0は該ランが対象物の最
上行であったことを意味する。
以下に、二値マスク(24)下段が処理するランとその隣
接ランとの位置関係と本実施例回路の動作の関係につい
ていくつかのパターンに分けて説明する。
まず第1に、二値マスク(24)下段が処理するランが、
各対象物の最上行である(第3図のランR11やR14)場合
について説明する。
ランラベル記憶制御部(6)は、二値マスク(24)下段
がランの始端(すなわち対象物の左端)に到達した時点
(条件判定300が成立した時点)で条件判定310によって
二値マスク(24)の上段の二値データを検査する。該ラ
ンが対象物の最上行であれば、当然その結果は全て背景
画素であり、処理311によって値0を仮ラベルレジスタ
(15)LTにセットする(第1図のRESET信号による)。
その後の動作として、該ランが対象物の最上行であった
場合には該ランの一行上に隣接する別のラン(隣接ラ
ン)が存在しないので、二値マスク24下段が該ランを走
査している間にはランラベル読み出し制御部(12)にお
いて条件判定200が成立せず、仮ラベルレジスタ(15)
の内容LTは値0にセットされたままであり、二値マスク
(24)下段が該ランの終端に到達した時点でランラベル
記憶制御部6が行う条件判定400が成立し処理410によっ
て仮ラベルレジスタ(15)LTにセットされている値0が
該ランラベルとしてランラベル記憶部(5)に記憶され
る(第1図のWR信号による)。そして、その後の走査で
二値マスク(24)上段が該ランの始端に到達した時点で
ランラベル読み出し制御部(12)が行う条件判定200が
成立し、処理210によってランラベル記憶部(5)から
該ランのランラベルである値0を読み出し(第1図のRD
信号による)、仮ラベル選択制御部(13)が行う条件判
定220によって処理221が実行され、新ラベルカウンタ18
の内容LNが仮ラベルセレクタ(14)を経由して(第1図
のTSEL信号による)仮ラベルレジスタ(15)LTと連結ラ
ベル記憶部(7)LCにセット(第1図のT信号と連結ラ
ベル記憶部(7)の内部動作による)される。そして、
その直後に新ラベルカウンタ(18)LNは1カウントアッ
プされ(第1図のUP信号による)、次の新たな対象物に
備える。ここで、条件判定220が成立する根拠として
は、上記連結ラベル記憶部(7)の動作説明で説明した
ようにその内容LCが対象物の左端では常に0であるとい
うことを挙げる。以上によって、各対象物の最上行に
は、それぞれ異なった仮ラベルが付される。
第2に、二値マスク(24)下段が処理するランが、各対
象物の最上行でなく、かつ該ランの始端位置に対して、
隣接ラン(該ランの1行上に存在し、かつ水平方向の位
置関係が該ランとオーバーラップしているラン)の始端
位置が2画素以上右にある(第3図のランR21とR11の関
係で、簡単のためランR12は存在しないものとする)場
合について説明する。
ランラベル記憶制御部(6)は、二値マスク(24)下段
がランの始端(すなわち対象物の左端)に到達した時点
(条件判定300が成立した時点)で条件判定310によって
二値マスク(24)の上段の二値データを検査する。この
時点では二値マスク(24)上段が隣接ランに到達してい
ないので隣接ランの存在が解らない。この時点では該ラ
ンが対象物の最上行でないにも関わらず、該ランを対象
物の最上行と一旦仮定して、処理(311)によって値0
を仮ラベルレジスタ(15)LTにセットする(第1図のRE
SET信号による)。しかしながら該ランが対象物の最上
行で無かった場合には該ランの一行上に隣接する別のラ
ン(隣接ラン)が存在する(例えば、第3図のランR21
に対するランR11やR12)ので、二値マスク24下段が該ラ
ンを走査している間に二値マスク(24)が隣接ランの始
端に到達し、その時点でランラベル読み出し制御部(1
2)において条件判定200が該隣接ランに対して成立し処
理210でランラベル記憶部5から該隣接ランのランラベ
ルが読み出され(第1図のRD信号による)、仮ラベル選
択制御部13において条件判定220,230,240,250が実行さ
れ、その結果に基づいて処理210,221,231,241,451,260
の内いずれかが実行され、仮ラベルレジスタ(15)LTに
は該隣接ランに対して決定された有意な仮ラベルがセッ
トされる(該ランの始端時点でセットされた値0から有
意な仮ラベル値に更新される)。従って二値マスク(2
4)下段が該ラン(第3図のランR21)の終端に到達した
時点で条件判定400が成立し処理410によって仮ラベルレ
ジスタ(15)LTにセットされている有意な仮ラベル(隣
接ランに対して決定されたもの)が該ランのランラベル
としてランラベル記憶部(5)に記憶される。なお第12
図から明らかなように、仮ラベルレジスタ(15)LTが0
にリセットされるのは条件判定300および310が成立した
ときのみであり、二値マスク(24)下段が該ランの始端
から終端を走査する間に隣接ランの処理によって該仮ラ
ベルレジスタ(15)LTにセットされた有意なラベルが該
ランの終端までに0にリセットされることはない。この
ことによって、対象物を構成するある行のランにつけら
れた仮ラベルが対象物内部で伝搬されていく。
第3に、二値マスク(24)下段が処理するランが、各対
象物の最上行でなく、かつ該ランの始端位置に対して、
隣接ラン(該ランの1行上に存在し、かつ水平方向の位
置関係が該ランとオーバーラップしているラン)の始端
位置が同じ場合や逆に左にある(第3図のランR22
R13、あるいはランR31とR21の関係。なお、ここでは話
を簡単にするためランR31とR21の関係について考える場
合はR22が存在しないものとする)場合について説明す
る。
ランラベル記憶制御部(6)は、二値マスク(24)下段
がランの始端(すなわち対象物の左端)に到達した時点
(条件判定300が成立した時点)で条件判定310によって
二値マスク(24)の上段の二値データを検査する。この
時点では二値マスク(24)上段には対象物を示す二値デ
ータが一個以上存在しているので、処理311によって値
0を仮ラベルレジスタ(15)LTにセットされることはな
い。つまり、第3図のランR22とR13、あるいはランR31
とR21のように二値マスク(24)下段がランR22やランR
31の始端に到達した時点では既に二値マスク(24)上段
は該ランの隣接ランであるランR13やランR21の始端を通
過しており、その時点で条件判定200とそれ以降の処理
(処理210や条件判定200等)によって仮ラベルレジスタ
(15)LTには有意な仮ラベルがセットされている。そし
て、二値マスク24下段が該ラン(第3図のランR22やラ
ンR31)の終端に到達した時点で条件判定400が成立し処
理410によって仮ラベルレジスタ(15)LTにセットされ
ている有意な仮ラベル(隣接ランに対して決定されてい
たもの)が該ランのランラベルとしてランラベル記憶部
(5)に記憶される。このことによって、対象物を構成
するある行のランにつけられた仮ラベルが対象物内部で
伝搬されていく。
第4に、二値マスク(24)下段が処理するランが、各対
象物の最上行でなく、かつ該ランの始端位置に対して、
隣接ラン(該ランの一行上に存在し、かつ水平方向の位
置関係が該ランとオーバーラップしているラン)の始端
位置が1画素だけ右にある(第3図のランR23とR14の関
係)場合について説明する。
ランラベル記憶制御部(6)は、二値マスク24下段がラ
ンの始端(すなわち対象物の左端)に到達した時点(条
件判定300が成立した時点)で条件判定310によって二値
マスク(24)の上段の二値データを検査する。この時点
では二値マスク(24)上段には対象物を示す二値データ
が一個存在しているので、処理(311)によって値0を
仮ラベルレジスタ(15)LTにセットされることはない。
つまり、第3図のランR23とR14の関係では二値マスク
(24)下段がランR23の始端に到達するのと該二値マス
ク(24)上段が該ランR23の隣接ランであるランR14の始
端に到達するのが同時であり、条件判定300と条件判定2
00が同時に成立するが、条件判定310が成立せず、処理2
10以降の処理で仮ラベルレジスタ(15)LTには有意な仮
ラベルがセットされる。そして、二値マスク(24)下段
が該ラン(第3図のランR23)の終端に到達した時点で
条件判定(400)が成立し処理(410)によって仮ラベル
レジスタ(15)LTにセットされている有意な仮ラベル
(隣接ランに対して決定されていたもの)が該ランのラ
ンラベルとしてランラベル記憶部(5)に記憶される。
このことによって、対象物を構成するある行のランにつ
けられた仮ラベルが対象物内部で伝搬されていく。
第5に、二値マスク(24)下段が処理するランが、各対
象物の2行目で、かつ該ランの始端位置に対して、隣接
ラン(該ランの一行上に存在し、かつ水平方向の位置関
係が該ランとオーバーラップしているラン)が複数個存
在する(第3図のランR21とR11およびR12の関係)場合
について説明する。
二値マスク(24)下段がランの始端(すなわち対象物の
左端)に到達した時点(条件判定300が成立した時点)
で条件判定310によって二値マスク(24)の上段の二値
データを検査し、該ランを対象物の最上行と一旦仮定し
て、処理311によって値0を仮ラベルレジスタ(15)LT
にセットし、その後二値マスク(24)下段が該ランを走
査している間に二値マスク(24)が隣接ラン(ラン
R11)の始端に到達し、その時点で仮ラベルレジスタ(1
5)LTに該隣接ランにたいして決定された有意な仮ラベ
ルがセットされるところまでは、上記第2のパターンと
同じである。しかしながらさらに走査を進める段階で、
二値マスク24上段が別の隣接ラン(ランR12)の始端に
到達し、条件判定200の成立によって仮ラベル選択制御
部13において処理210が実行される。そして、条件判定2
20から250が実行される。ここで、上記連結ラベル記憶
部7LCの動作説明で記述したとおり、該連結ラベル記憶
部7LCには仮ラベルレジスタ(15)LTと同じ内容、すな
わち上記隣接ラン(ランR11)に対して決定された有意
な仮ラベル(0でない値)が記憶されている。そして、
ランラベル(ランR12に対するランラベル)について見
れば、本第5のパターンでは二値マスク24下段が処理す
るラベルが、各対象物の2行目であることからそれに隣
接する隣接ランは対象物の最上行であり、第1のパター
ンで説明したとおり、対象物の最上行であるランR12
対しては、値0がランラベル記憶部5に記憶されてい
る。従って、条件判定230が成立し、処理231によって仮
ラベルレジスタ(15)LTと連結ラベル記憶部(7)LCが
更新される。そして、この更新された仮ラベルレジスタ
(15)LTの内容がランR12を構成する各画素の仮ラベル
値として仮ラベル送出部(16)から出力される。以上に
よって、任意の対象物の最上行ランが複数存在しても、
それらが1行目のランで連結している場合には、連結ラ
ベル記憶部(7)LCの利用によって同じ仮ラベルがつけ
られる。なお、これは第3図のランR21を例に説明した
ので二値マスク(24)下段がランR21の始端に到達した
時点で仮ラベルレジスタ(15)LTを0にリセットした
が、ランR21とランR11の始端の位置関係がもっと近い
(例えば、ランR22に対するR13やランR23に対するR14
関係)場合には仮ラベルレジスタ(15)LTが0にリセッ
トされることはなく、第3のパターンや第4のパターン
で説明したように隣接ランにつけられた有意な仮ラベル
が仮ラベルレジスタ(15)LTにセットされていることに
なる。
第6に、二値マスク(24)下段が処理するランが、各対
象物の2行目以降で、かつ該ランの始端位置に対して、
隣接ラン(該ランの一行上に存在し、かつ水平方向の位
置関係が該ランとオーバーラップしているラン)が複数
個存在し、かつそれら隣接ランには異なった仮ラベルが
つけられる(第3図のランR31とR21およびR22の関係)
場合について説明する。
いま、ランR21に対するランラベルとしてランラベル記
憶部5に記憶されたラベルが値LR21(0以外)で、ラ
ンR22に対するランラベルとしてランラベル記憶部5に
記憶されたラベルが値LR22(0以外)と仮定する。二
値マスク(24)下段がラン(ランR31)の始端に到達し
た時点では、上記第3のパターンに従って、隣接ラン
(R21)に対する仮ラベルが決定されており(仮定によ
って値LR21)、仮ラベルレジスタ(15)には該隣接ラ
ンの仮ラベル値(仮定によって値LR21)がセットされ
ている。また、上記連結ラベル記憶部(7)の動作説明
によって連結ラベル記憶部(7)には仮ラベルレジスタ
(15)と同じ値(仮定によって値LR21)が記憶されて
いる。その後の走査で二値マスク(24)が2つめの隣接
ラン(R22)の始端に到達したとき条件判定200が成立
し、処理210によって該2つめの隣接ラン(R22)のラン
ラベル値(仮定によってLR22)がランラベル記憶部
(5)から読み出され、続いて条件判定220から250まで
実行されるが、仮定によって読み出されたランラベル
(値LR22)および連結ラベル記憶部(7)の内容LC
(値LR21)が共に0でなく、かつ両者が異なった値を
持つことから、上記条件判定が全て不成立になり、処理
260によって仮ラベルレジスタ(15)と連結ラベル記憶
部7が更新される。その後処理270によってこれら値が
異なる2つのラベルが統合ラベル送出部(3)を介して
(第1図のOUT信号による)統合処理部へ送られる。
統合処理部は従来技術と同じ動作をする。そして、二値
マスク(24)下段がラン(R31)の終端に達したとき、
条件判定400と処理410により該ランのランラベルがラン
ラベル記憶部5に記憶される。以上によって、対象物を
構成するある行のランにつけられた仮ラベルが対象物内
部で伝搬されていくと同時に、複数のランの合流が起こ
った場合には統合処理によって、それら同一対象物に属
していることが解る。
以上、第1から第6のパターンの組み合わせで全ての二
値画像中の対象物がラベル付けされる。
さらに、第12図のフローチャートを用いて、第3図の二
値画像(従来技術の説明で用いた第8図の二値画像と同
じ)をラベル付する場合を例に更に詳細な動作説明を行
う。
なお、以下で出てくる「注目ラン」とは二値マスク(2
4)の下段がその時点において処理しているランを示
し、「隣接ラン」とは該注目ランの1行上に位置し、水
平方向の位置関係が注目ランとオーバーラップしている
ランを示し、これは二値マスク(24)の上段が処理す
る。
処理は、二値画像の左上から右下へ順次ラスター走査し
ながら行う。
初期状態として、新ラベルカウンタ(18)LNには値1、
仮ラベルレジスタ(15)LTには値0、連結ラベル記憶部
(7)LCには値0がセットされており、ランラベル記憶
部(5)の内容は空である。
座標(i,j)=(1,0)から走査をはじめて二値マスク24
が最初の注目ランR11の始端にさしかかった時(第4図
(a))、ランラベル記憶制御部6は条件判断300と処
理310と311によって二値データP(0,3)からP(0,5)
が全て背景を示す値(図では「空白」)であることを確
認して仮ラベルレジスタ(15)LTを0にリセットする
(初期値のまま)する。
ここまでの間、二値マスク(24)の上段中央が走査した
座標(0,0)から(0,4)は条件判断600が「N」なので
仮ラベル送出部(16)の出力Loutは全て値0(ラベルな
し)である。
その後の走査によって二値マスク(24)が注目ランR11
の終端にされかかったとき(第4図(b))、0行目に
隣接ランが存在しなかったので仮ラベルレジスタ(15)
LTは0のままであり、条件判断400と処理410によりラン
ラベル記憶部(5)は該仮ラベルレジスタ(15)LTの出
力である0を記憶する。
ここでランラベル記憶部(5)が記憶する値0は、仮ラ
ベル送出部(16)が出力する値0と異なり、該ラン(こ
こではR11)に隣接する隣接ランが存在しなかった、言
い換えれば該ランが対象物の最上行であったことを示
す。
ここまでの間、二値マスク(24)の上段中央が走査した
座標(0,5)から(0,7)は条件判断600が「N」なので
処理620により仮ラベル送出部(16)の出力Loutは全て
値0(ラベルなし)である。
その後の走査によって二値マスク(24)が次の注目R12
の始端にさしかかった時も最初の注目ランR11の場合と
同様に条件判断300と処理310と311によって仮ラベルレ
ジスタ(15)LTがリセットされ、二値マスク(24)がR
12の終端まで進んだ時(第4図(c))に条件判断400
と処理410により仮ラベルレジスタ(15)LTの出力であ
る0がランラベル記憶部(5)に記憶される。
ここまでの間、二値マスク(24)の上段中央が走査した
座標(0,8)から(0,12)は条件判断600が「N」なので
処理620により仮ラベル送出部(16)の出力Loutは全て
値0(ラベルなし)である。
さらに次の注目ランR13とR14の場合も同様でそれぞれ始
端で条件判断300と処理310と311によって仮ラベルレジ
スタ(15)LTがリセットされ、それぞれの終端(R14
関して第4図(d)で条件判断400と処理410により仮ラ
ベルレジスタ(15)LTの出力である0がランラベル記憶
部(5)に記憶される。
ここまでの間、二値マスク(24)の上段中央が走査した
座標(0,9)から(0,25)は条件判断600が「N」なので
仮ラベル送出部(16)の出力Loutは全て値0(ラベルな
し)である。
また、その後二値マスク(24)の上段中央が走査した座
標(0,26)から(0,28)も条件判断600が「N」なので
仮ラベル送出部(16)の出力Loutは全て値0(ラベルな
し)である。
この時点でランラベル記憶部(5)にはR11からR14に対
応する4個の0が記憶されていることになる。また、0
行目の出力は全て値0(ラベルなし)である。
その後の走査によって二値マスク(24)が注目ランR21
の始端にされかかった時(第4図(e))、ランR11
らR14の場合と同様に条件判断300と処理310および311に
よって仮ラベルレジスタ(15)LTがリセットされるが、
その後の走査によって二値マスク(24)の上段が注目ラ
ンR21のまま隣接ランR11(R11はR21が注目ランとなった
場合に、この注目ランR21に対して隣接ランとなる。)
の始端にさしかかった時(第4図(f))、条件判断20
0および処理210によってランラベル記憶部(5)に記憶
されていたランR11のランラベル(R11の一行上に隣接す
るラベルが無かったことを示す値0)が読み出され、上
記仮ラベル選択の第1の条件(条件判断220および処理2
21)により新ラベルカウンタ(18)LNの出力である1が
仮ラベルセレクタ(14)で選択され、仮ラベルレジスタ
(15)LTと連結ラベル記憶部(7)LCにラッチされる。
新ラベルカウンタ(18)LNは1カウントアップされ2に
なる。
ランR11のランラベルがランラベル記憶部(5)から読
み出されたことによって、ランラベル記憶部(5)には
ランR12、R13、R14のランラベルである3個の0が残
る。
ここまでの間、二値マスク(24)の上段中央が走査した
座標(1,0)から(1,3)は条件判断600が「N」なので
仮ラベル送出部(16)の出力Loutは全て値0(ラベルな
し)である。
そして二値マスク(24)が次の画素に進んだ時二値マス
ク上段中央(座標(1,4))が対象物を示す値*とな
り、条件判断600および処理610によって仮ラベル送出部
(16)の出力Loutは仮ラベルレジスタ(15)LTの現時点
での出力である(上記、二値マスク(24)の上段がラン
R11の始端にさしかかった時の処理によって設定され
た)1を選択し送出する(第4図(g))。以後、二値
マスク(24)の上段の中央に位置する二値データ入力が
*である間(座標1,5)から(1,6)は処理610によって
仮ラベルレジスタ(15)LTの出力である1を選択し送出
し、ランR11の各画素にはラベル1がつけられる。
また、その後の走査によって二値マスク(24)の上段が
次の隣接ランであるランR12の始端にさしかかった時
(第4図(h))、条件判断200および処理210によって
ランラベル記憶部(5)からランR12のランラベルであ
る0を読み出してくるが、第4図(f)における二値マ
スク(24)の位置の時に連結ラベル記憶部(7)LCに1
がラッチされているので仮ラベル選択の第2の条件(条
件判断230および231)により、仮ラベルセレクタ(14)
は連結ラベル記憶部(7)LCの出力である1を選択し、
仮ラベルレジスタ(15)LTと連結ラベル記憶部(7)LC
がそれをラッチする。そして、ランR11を二値マスク(2
4)の上段が走査した場合と同様に二値マスク(24)上
段中央に*が続く間は仮ラベル送出部(16)の出力Lout
は処理610によって仮ラベルレジスタ(15)LTの出力で
ある1を送出し続け、ランR12の各画素には仮ラベル1
がつけられる。
ランR12のランラベルがランラベル記憶部(5)から読
み出されたことによって、ランラベル記憶部(5)には
ランR13、R14のランラベルである2個の0が残る。
その後の走査によって二値マスク(24)が注目ランR21
の終端にされかかった時(第4図(i))、条件判断40
0と処理410によりランラベル記憶部(5)は現時点での
仮ラベルレジスタ(15)LTの内容である1(すなわちR
21に対する隣接ランであるR11、R12の各画素に付けられ
た仮ラベル)を記憶する。そして、二値マスク(24)の
上段右(P(1,12))、と下段右(P(0,12))の二値
データが共に背景を示す値(図では「空白」)なのでそ
こで対象物が途切れたがわかり、条件判断500および処
理510によって連結ラベル記憶部(7)LCが0にリセッ
トされる。
この時点でランラベル記憶部(5)にはランR13、R14
ランラベルである2個の0に加えてR21のランラベルで
ある1が記憶されていることになる。
その後の走査によって二値マスク(24)の上段がランR
13の始端にさしかかった時(第4図(j))、条件判断
200および処理210によってランラベル記憶部(5)から
ランR13のランラベルである0を読み出す。このとき、
上記した第4図(i)の状態で連結ラベル記憶部(7)
LCが0にリセットされているので、仮ラベル選択の第1
の条件(条件判定220および処理221)により仮ラベルレ
ジスタ(15)LTと連結ラベル記憶部(7)LCには新ラベ
ルカウンタ(18)LNの出力である2がラッチされ、新ラ
ベルカウンタ(18)LNは1カウントアップされ3にな
る。そして、ランR12を二値マスク(24)の上段が走査
した場合と同様に二値マスク(24)上段中央に*が続く
間は仮ラベル送出部(16)の出力Loutは処理610によっ
て仮ラベルレジスタ(15)LTの出力である2を送出し続
け、ランR13の各画素には仮ラベル2がつけられる。
ランR13のランラベルがランラベル記憶部(5)から読
み出されたことによって、ランラベル記憶部(5)には
ランR14のランラベルである0とランR21のランラベルで
ある1とが残る。
そして二値マスク(24)の右端(P(1,17)、P(2,1
7)の二値データが共に背景を示す値(図では空白)に
なった時(第4図(k))、注目ランR22と隣接ランR13
の両方が途切れたことを意味するので、条件判断500お
よび処理510によって連結ラベル記憶部(7)LCがリセ
ットされる。
その後の走査で二値マスク(24)が注目ランR22の終端
にさしかかった時(第4図(l))、条件判断400およ
び処理410によってランラベル記憶部(5)には仮ラベ
ルレジスタ(15)LTの内容である2(すなわちR22に対
する隣接ランであるランR13の各画素に付けられた仮ラ
ベル)を記憶する。これによってこのランラベル記憶部
(5)にはランR14のランラベルである0とランR21のラ
ンラベルである1とランR22のランラベルである2が記
憶されていることになる。
その後の走査で二値マスク(24)の上段がランR14の終
端にさしかかった時(第4図(m))、第4図(j)の
場合と同様に条件判定200および処理210によってランラ
ベル記憶部(5)からランR14のランラベルである0を
読み出し、この時点では上記した第4図(k)の状態で
の処理によって連結ラベル記憶部(7)LCが0にリセッ
トされているので、仮ラベル選択の第1の条件(条件判
定220および処理221)より新ラベルカウンタ(18)LNの
内容である3が仮ラベルレジスタ(15)LTと連結ラベル
記憶部(7)LCにラッチされ、新ラベルカウンタ(18)
LNは1カウントアップされ4になる。
同時にこの時、二値マスク(24)は注目ランであるラン
R23の始端にさしかかっているが(条件判定300)、二値
マスクの上段であるP(2,19)からP(2,21)が全て0
であるという条件(条件判定310)を満たしていないの
で仮ラベルレジスタ(15)LTがリセットされて0になる
ことはない。
そして、ランR13を二値マスク(24)の上段が走査した
場合と同様に二値マスク(24)上段中央に*が続く間は
仮ラベル送出部(16)が出力Loutは処理610によって仮
ラベルレジスタ(15)LTの出力である3を送出し続け、
ランR14の各画素には仮ラベル(3)がつけられる。
ランR14のランラベルがランラベル記憶部(5)から読
み出されたことによって、ランラベル記憶部(5)には
ランR21のランラベルである1とランR22のランラベルで
ある2とが残る。
その後の走査によって二値マスク(24)が注目ランR23
の終端にさしかかった時(第4図(n))、条件判断40
0と処理410によってランラベル記憶部(5)にはその時
点での仮ラベルレジスタ(15)LTの内容である3(すな
わちランR23に対する隣接ランであるランR14の各画素に
付けられた仮ラベル)を記憶する。これによってこのラ
ンラベル記憶部(5)にはランR21のランラベルである
1とランR22のランラベルである2とランR23のランラベ
ルである3が記憶されていることになる。
なお、連結ラベル記憶部(7)LCは第4図(n)の状態
より1画素前の状態の時に条件判定500および510によっ
て0にリセットされている。
更に、その後の走査によって二値マスク(24)の上段が
ランR21の始端にさしかかった時、条件判定200および処
理210によってランラベル記憶部(5)からランR21のラ
ンラベルである1を読み出し、仮ラベル選択の第3の条
件(条件判定240および処理241)によりランラベル1が
仮ラベルレジスタ(15)LTと連結ラベル記憶部(7)LC
にラッチされる。そして、ランR14を二値マスク(24)
の上段が走査した場合と同様に二値マスク(24)上段中
央に*に続く間は仮ラベル送出部(16)の出力Loutは処
理610によって仮ラベルレジスタ(15)LTの出力である
1を送出し続け、ランR21の各画素には仮ラベル1がつ
けられる。
ランR21のランラベルがランラベル記憶部(5)から読
み出されたことによって、ランラベル記憶部(5)には
ランR22のランラベルである2とランR23のランラベルで
ある3が残る。
その後の走査で二値マスク(24)の上段ががランR22
始端にさしかかった時(第4図(o))、条件判断200
および処理210によってランラベル記憶部(5)からラ
ンR22のランラベルである2を読み出してくるが、上記
ランR21に対する処理の時に連結ラベル記憶部(7)LC
が1がラッチされていたので、仮ラベル選択の第4の条
件(条件判定220から250が全て「N」)より、処理260
により連結ラベル記憶部(7)LCの内容である1が仮ラ
ベルレジスタ(15)LTと連結ラベル記憶部(7)LCにラ
ッチされる。また、処理270によって読み出したランラ
ベル値1と連結ラベル記憶部(7)LCの内容が統合ラベ
ル送出部(3)から統合処理部4に送出される。そし
て、ランR21を二値マスク(24)の上段が走査した場合
と同様に二値マスク(24)上段中央に*が続く間は仮ラ
ベル送出部(16)の出力Loutは処理610によって仮ラベ
ルレジスタ(15)LTの出力である1を送出し続け、ラン
R22の各画素には仮ラベル1がつけられる。
ランR22のランラベルがランラベル記憶部(5)から読
み出されたことによって、ランラベル記憶部(5)には
ランR23のランラベルである3が残る。
二値マスク(24)が注目ランであるR31の終端にさしか
かった時(第4図(p))、条件判断400および処理410
によってランラベル記憶部(5)にはその時点での仮ラ
ベルレジスタ(15)LTの内容である1(すなわちランR
31に対する隣接ランであるランR21とR22の各画素に付け
られた仮ラベル)を記憶する。これによってランラベル
記憶部(5)にはランR23のランラベルである3とランR
31のランラベルである1が記憶されていることになる。
同時に、二値マスク(24)の右端(P(2,17)、P(3,
17)の二値データが共に背景を示す値(図では空白)な
ので条件判断500および処理510によって連結ラベル記憶
部(7)LCを0にリセットする。
その後の走査によって二値マスク(24)の上段がランR
23の始端にさしかかった時(第4図(q))、条件判断
200および処理210によってランラベル記憶部(5)から
ランR23のランラベルである3を読み出す。ここでは上
記したとおり、第4図(p)の状態で連結ラベル記憶部
(7)LCが0にリセットされているので、仮ラベル選択
の第3の条件(条件判定240および処理241)よりランラ
ベル(3)が仮ラベルレジスタ(15)LTと連結ラベル記
憶部(7)LCにラッチされる。そして、ランR22を二値
マスク(24)の上段が走査した場合と同様に二値マスク
(24)上段中央に*に続く間は仮ラベル送出部(16)の
出力Loutは処理610によって仮ラベルレジスタ(15)LT
の出力である3を送出し続け、ランR23の各画素には仮
ラベル3がつけられる。
ランR23のランラベルがランラベル記憶部(5)から読
み出されたことによって、ランラベル記憶部(5)には
ランR31のランラベルである1が残る。
この走査過程で二値マスクの上段右と下段右の二値デー
タが共に背景を示す値(図では「空白」になったとき
に、条件判定500および処理510によって連結ラベル記憶
部(7)が0にリセットされる。
その後の走査によって二値マスク(24)の上段ががラン
R31の始端にさしかかった時(第4図(r))、条件判
定200および処理210によってランラベル記憶部(5)か
らランR31のランラベルである1を読み出し、仮ラベル
選択の第3の条件(条件判定240および処理241)よりラ
ンラベル1が仮ラベルレジスタ(15)LTと連結ラベル記
憶部(7)LCにラッチされる。そして、ランR23を二値
マスク(24)の上段が走査した場合と同様に二値マスク
(24)上段中央に*に続く間は仮ラベル送出部(16)の
出力Loutは処理610によって仮ラベルレジスタ(15)LT
の出力である1を送出し続け、ランR31の各画素には仮
ラベル1がつけられる。ランR31のランラベルがランラ
ベル記憶部(5)から読み出されたことによって、ラン
ラベル記憶部(5)は空になる。
そして、最終的には第5図のような仮ラベル画像にな
る。
なお、上記第4図(o)の二値マスク(24)位置で統合
処理部4に送られたラベル1と2は従来技術と同様に解
析が行われ、仮ラベル画像(第5図)中の2が1に書き
換えられ、第6図のように1つの対象物に1種類のラベ
ルが付けられたラベル画像が作成される。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、ランの連結情報に基づ
きラン単位でのラベルを決定し、この決定したランを構
成している画素に対して該ラベルの正当性を検査してラ
ベル付を行う構成としたことから、単一対象物に対する
仮ラベル数が大幅に減り、結果として仮ラベルがオーバ
ーフローする確立が大幅に低減できると共に、統合処理
の負荷が減少し、ラベル付処理の高速化や高性能化が実
現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係るラベル付回路のブロ
ック図、第2図はこの発明の二値マスクの態様図、第3
図は二値画像態様図、第4図(a)〜(r)は処理過程
における画像と回路内の主要部の状態変化態様図、第5
図は仮ラベル付の結果態様図、第6図はラベル打ち直し
後の画像態様図、第7図は従来のラベル付回路を示すブ
ロック図、第8図は従来回路の二値画像態様図、第9図
(a)〜(k)は処理過程における画像と回路内の主要
部の状態変化態様図、第10図は従来回路のラベル打ち直
し後の画像態様図、第11図は従来回路のレベル打ち直し
後の画像態様図、第12図は本実施例の動作を説明するフ
ローチャートである。 図において、(1)はマスク構成部、(2)は仮ラベル
決定部、(3)は統合ラベル送出部、(4)は統合処理
部、(5)はランラベル記憶制御部、(6)はランラベ
ル記憶制御部、(7)は連結ラベル記憶部、(8)は統
合ラベルセレクタ、(10)は1ビットラインバッファ、
(11)は1ビットレジスタ、(12)はランラベル読み出
し制御部、(13)は仮ラベル選択制御部、(14)は仮ラ
ベルセレクタ、(15)は仮ラベルレジスタ、(16)は仮
ラベル送出部、(17)は仮ラベル送出制御部、(18)は
新ラベルカウンタ、(20)はnビットラインバッファ、
(21)はnビットレジスタ、(22)は仮ラベルセレク
タ、(23)はラベル検査部である。 なお、各図面中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平サイズN、垂直サイズMの二値画像を
    ラスタ走査して得られるi行j列目の二値画像データP
    (i,j)を入力として、該二値画像データP(i,j)に隣
    接するP(i−1,j−1)〜P(i−1,j+1)およびP
    (i,j−1)〜P(i,j+1)の小領域(以下、二値マス
    クと呼ぶ)を構成し出力するマスク構成部と、該マスク
    構成部の出力によってP(i,j)が属するラン(ランと
    は二値画像において、対象物を行毎に分割したとき短冊
    状の領域のことで、P(i,j)が属するランのことを特
    に注目ランと呼ぶ)と、i−1行目のランが水平位置関
    係においてその座標がオーバーラップしていた場合に
    (このような場合を隣接していると言い、注目ランに隣
    接しているi−1行目のランを特に隣接ランと呼ぶ)、
    該隣接ランに対して付けられたラベルを該注目ランに対
    するラベルとして伝搬し記憶するランラベル記憶部と、
    上記マスク構成部の二値マスク出力によって注目ランの
    終端を検知して、ランラベル記憶部に該注目ランのラン
    ラベルを記憶させるためのライト信号を出力するランラ
    ベル記憶制御部と、隣接ランが複数存在した時、それら
    隣接ランの連結性を保持させるために、現在の二値マス
    ク位置から見て直左の隣接ランにつけられた仮ラベル
    (以下、連結ランと呼ぶ)を記憶する連結ラベル記憶部
    と、上記マスク構成部の出力によって隣接ランの始端を
    検知し、一行前の走査段階において記憶しておいた該ラ
    ンのランラベルをランラベル記憶部から読み出し、該ラ
    ンラベルと連結ラベルの比較によって該ランに属する各
    画素のラベル(以下、仮ラベルと呼ぶ)を決定し出力す
    る仮ラベル決定部と、連結ラベルとランラベルの比較に
    おいてそれらが一致しなかった時に両ラベルを統合処理
    部へ送出する統合ラベル送出部と、統合が発生した上記
    両ラベルを処理して、上記両ラベルが同一領域に属して
    いるという情報を保持する統合処理部を備えたことを特
    徴とする画像処理のラベル付回路。
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