JPH0711380Y2 - 耐屈曲性丸形ケーブル - Google Patents
耐屈曲性丸形ケーブルInfo
- Publication number
- JPH0711380Y2 JPH0711380Y2 JP6757690U JP6757690U JPH0711380Y2 JP H0711380 Y2 JPH0711380 Y2 JP H0711380Y2 JP 6757690 U JP6757690 U JP 6757690U JP 6757690 U JP6757690 U JP 6757690U JP H0711380 Y2 JPH0711380 Y2 JP H0711380Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- reinforcing layer
- round cable
- resistant round
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、耐屈曲性丸形ケーブルに関し、特にロボット
用ケーブルとして使用される耐屈曲性丸形ケーブルに関
するものである。
用ケーブルとして使用される耐屈曲性丸形ケーブルに関
するものである。
[従来の技術] 一般に可撓性を有する耐屈曲性ケーブルは複数本の絶縁
心線を撚合せた外周にシースを設けた構造であるため、
ケーブル全体が柔軟性に富んでおり、工作機械、移動機
器などの可動部分に使用されている。そして、移動機器
に取付けられたケーブルはケーブル自体が動きやすいよ
うに支持点間隔を長くした状態で取付けられる。
心線を撚合せた外周にシースを設けた構造であるため、
ケーブル全体が柔軟性に富んでおり、工作機械、移動機
器などの可動部分に使用されている。そして、移動機器
に取付けられたケーブルはケーブル自体が動きやすいよ
うに支持点間隔を長くした状態で取付けられる。
[考案が解決しようとする課題] しかし、前記した従来の耐屈曲性丸形ケーブルでは、長
い支持点間隔で取付けられるので支持点を水平にして支
持点間隔を狭めるとケーブルの中央部が垂れ下がりU字
形になるという問題があり、移動機器の動きの妨げとな
る。そこで、U字形になるのを防ぐため角形のフレキシ
ブルパイプの中にケーブルを引き入れているのが現状で
ある。
い支持点間隔で取付けられるので支持点を水平にして支
持点間隔を狭めるとケーブルの中央部が垂れ下がりU字
形になるという問題があり、移動機器の動きの妨げとな
る。そこで、U字形になるのを防ぐため角形のフレキシ
ブルパイプの中にケーブルを引き入れているのが現状で
ある。
本考案は前記した従来技術の欠点を改善し、支持点間隔
が狭められてもケーブルの中央部が垂れ下がらない耐屈
曲性丸形ケーブルの提供を目的とするものである。
が狭められてもケーブルの中央部が垂れ下がらない耐屈
曲性丸形ケーブルの提供を目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、断面矩形状を有する金属体の外周に断面円形
状あるいは楕円状にしてプラスチックからなる補強層を
設け、その補強層の外周に複数本の絶縁心線を巻回し、
その外周にシースを設けて構成したものである。
状あるいは楕円状にしてプラスチックからなる補強層を
設け、その補強層の外周に複数本の絶縁心線を巻回し、
その外周にシースを設けて構成したものである。
金属体としては、鋼、ステンレス等の剛性の強いものが
用いられる。
用いられる。
[作用] 本考案の耐屈曲性丸形ケーブルは、断面矩形状を有する
金属体の外周に断面円形状あるいは楕円状にしてプラス
チックからなる補強層を設け、その補強層の外周に複数
本の絶縁心線を巻回して形成したことにより、丸く成形
された複数本の絶縁心線を水平方向に曲げることができ
ると共に垂直方向に垂れ下がらない。従って、長い支持
点間隔で取付けた場合でも支持点を水平にし支持点間隔
を狭めてもケーブルの中央部が垂れ下がらない。
金属体の外周に断面円形状あるいは楕円状にしてプラス
チックからなる補強層を設け、その補強層の外周に複数
本の絶縁心線を巻回して形成したことにより、丸く成形
された複数本の絶縁心線を水平方向に曲げることができ
ると共に垂直方向に垂れ下がらない。従って、長い支持
点間隔で取付けた場合でも支持点を水平にし支持点間隔
を狭めてもケーブルの中央部が垂れ下がらない。
[実施例] 第1図は本考案の耐屈曲性丸形ケーブルの一実施例を示
すものである。
すものである。
1は金属体、2は補強層、3は絶縁心線、4はシースで
ある。
ある。
金属体1は断面平角形状を有する鋼からなり、この外周
にはポリ塩化ビニル等のプラスチックを断面円形状に押
出し被覆して補強層2が形成される。補強層2の外周に
は錫メッキ軟銅撚線からなる導体外周にETFE(エチレン
−テトラフルオロエチレン共重合体)等の弗素樹脂の絶
縁体を押出し被覆して形成した絶縁心線3が14本横巻き
に設けられる。シース4は柔軟性のポリ塩化ビニルから
なり、14本の絶縁心線3の外周に押出し被覆される。こ
の場合、絶縁心線の外周に編組等の遮蔽層を設けてもよ
い。
にはポリ塩化ビニル等のプラスチックを断面円形状に押
出し被覆して補強層2が形成される。補強層2の外周に
は錫メッキ軟銅撚線からなる導体外周にETFE(エチレン
−テトラフルオロエチレン共重合体)等の弗素樹脂の絶
縁体を押出し被覆して形成した絶縁心線3が14本横巻き
に設けられる。シース4は柔軟性のポリ塩化ビニルから
なり、14本の絶縁心線3の外周に押出し被覆される。こ
の場合、絶縁心線の外周に編組等の遮蔽層を設けてもよ
い。
[考案の効果] 以上説明してきたように本考案の耐屈曲性丸形ケーブル
は、断面角形の金属体の外周に断面丸形の補強層を設
け、補強層の外周に複数本の絶縁心線を巻回して構成し
たことにより、丸形に成形された複数本の絶縁心線を水
平方向に曲げることができると共に垂直方向に垂れ下が
らない。従って、長い支持点間隔で取付けた場合でも支
持点を水平にし支持点間隔を狭めてもケーブルの中央部
が垂れ下がらないという効果がある。
は、断面角形の金属体の外周に断面丸形の補強層を設
け、補強層の外周に複数本の絶縁心線を巻回して構成し
たことにより、丸形に成形された複数本の絶縁心線を水
平方向に曲げることができると共に垂直方向に垂れ下が
らない。従って、長い支持点間隔で取付けた場合でも支
持点を水平にし支持点間隔を狭めてもケーブルの中央部
が垂れ下がらないという効果がある。
第1図は本考案の耐屈曲性丸形ケーブルの一実施例を示
す説明図であり、(1)は概略図、(2)は断面図であ
る。 1:金属体、2:補強層、3:絶縁心線、4:シース。
す説明図であり、(1)は概略図、(2)は断面図であ
る。 1:金属体、2:補強層、3:絶縁心線、4:シース。
Claims (1)
- 【請求項1】断面矩形状を有する金属体の外周に断面円
形状あるいは楕円状にしてプラスチックからなる補強層
を設け、該補強層の外周に複数本の絶縁心線を巻回し、
その外周にシースを設けてなることを特徴とする耐屈曲
性丸形ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6757690U JPH0711380Y2 (ja) | 1990-06-26 | 1990-06-26 | 耐屈曲性丸形ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6757690U JPH0711380Y2 (ja) | 1990-06-26 | 1990-06-26 | 耐屈曲性丸形ケーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0425115U JPH0425115U (ja) | 1992-02-28 |
JPH0711380Y2 true JPH0711380Y2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=31601268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6757690U Expired - Lifetime JPH0711380Y2 (ja) | 1990-06-26 | 1990-06-26 | 耐屈曲性丸形ケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711380Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-26 JP JP6757690U patent/JPH0711380Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0425115U (ja) | 1992-02-28 |
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