JPH07113616A - 目地寸法の計測方法 - Google Patents

目地寸法の計測方法

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JPH07113616A
JPH07113616A JP25737593A JP25737593A JPH07113616A JP H07113616 A JPH07113616 A JP H07113616A JP 25737593 A JP25737593 A JP 25737593A JP 25737593 A JP25737593 A JP 25737593A JP H07113616 A JPH07113616 A JP H07113616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
laser light
groove
joint dimension
inspected
Prior art date
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Pending
Application number
JP25737593A
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English (en)
Inventor
Takayuki Matsuoka
隆行 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH07113616A publication Critical patent/JPH07113616A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建材の検査工程などにおいて行われる目地寸
法の計測を、なるべく人手を要することなく精度よく実
施できるようにする。 【構成】 被検査体としての建材1に一定の入射角でス
リットレーザー光7を照射して、このレーザー光7によ
り形成される建材1の画像8を撮影装置5で撮影し、こ
の画像データを画像処理装置6で処理することによっ
て、建材1の溝に対応する画面上における溝部分の座標
を算出する。この座標より建材1の目地寸法Lを算出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建材などにおける目地
寸法の計測方法に関する。
【0002】
【従来の技術】壁材等、建材の製造工程では、建材が一
定形状に製作されている否かを判別するために、たとえ
ば目地寸法による検査が行われている。その方法として
は一般に、作業者による目視検査、実測計測が行われて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように目視検査、実測計測によって検査を行う場合、個
人差によるバラツキがあったり、見落としなどのミスが
発生することがある。また、多くの人手を要するという
問題がある。
【0004】本発明は上記問題を解決するもので、なる
べく人手を要することなく、精度よく検査できる目地寸
法の計測方法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の目地寸法の計測方法は、複数本の溝が平行
に設けられた平板状の被検査体における隣接する溝間の
距離を計測する目地寸法の計測方法であって、前記被検
査体に、前記溝を横切る方向のスリットレーザー光を被
検査体の平面に対して一定の入射角で照射し、このスリ
ットレーザー光により形成される被検査体の画像を撮影
装置で撮影し、この画像データを画像処理装置に送っ
て、微分処理によりレーザー光照射部分を強調した後、
適当なしきい値で2値化し、この2値化された画像を膨
張処理してレーザー光照射部分を強調し、次いで収縮処
理して被検査体の平面と溝とに対応する画面上の平面部
分と溝部分を切り離し、さらに膨張処理を行って溝部分
を強調した後、この画像をラベリング処理して画面上の
平面部分と溝部分の面積および座標を求め、これより溝
部分の重心座標を算出して、隣接する重心座標どうしの
間の距離を目地寸法として被検査体の目地寸法を算出す
ることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記測定方法によれば、一定の入射角で照射さ
れるスリットレーザー光により形成される被検査体の画
像を撮影装置で撮影し、この画像データを画像処理装置
において処理することにより、自動的にかつ精度よく目
地寸法を計測できる。そして、目地寸法が一定範囲内に
あるか否かによって、被検査体の合否を判定することが
できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図6にもと
づいて説明する。図1〜図3において、1は測定対象の
建材であり、平板状に製作されるとともにその表面には
複数本の溝2,2が平行かつ一定間隔に設けられてい
る。3は建材1を載置して一定の速度で搬送するベルト
コンベヤであり、4,5はそれぞれ、建材1の表面側に
対向して設置されたスリットレーザー光照射装置,撮影
装置たとえばCCDカメラであり、6はCCDカメラ5
に接続された画像処理装置である。
【0008】測定に際しては、スリットレーザー光照射
装置4を、レーザー光が建材1の溝2を横切る方向に照
射されるように、かつ、レーザー光が建材1の表面に対
して一定の角度で照射されるように調整する。また、C
CDカメラ5の視野を、建材1の適当な画像が得られる
ように調整する。そして、ベルトコンベヤ3にて一定速
度で建材1を搬送し、近接スイッチ(図示せず)などに
より適当位置に来たことが検出されたときに、この建材
1にスリットレーザー光7を照射し、その画像8をCC
Dカメラ5で撮影する。得られた画像データを画像処理
装置6へ送る。
【0009】つぎに、図3〜6を用いて、目地寸法を計
測するための画像処理について説明する。上で説明した
ようにしてスリットレーザー光7を照射した場合、この
レーザー光7によって図3に示したような建材の画像8
が作られ、この画像8を撮影した画像データが画像処理
装置6に送られる。そこで、画像処理装置6において、
画像データを微分処理してレーザー光照射部分を強調
し、適当なしきい値で2値化することによって、図4に
示したような画像9を得る。この2値化された画像9を
膨張処理してレーザー光照射部分を強調し、さらに収縮
処理を行って、図5に示したような、建材1の平面と溝
2とに対応する平面部分10と溝部分11とが切り離さ
れた画像12を得る。次に、この画像12を再度膨張処
理して、図6に示したような、溝部分11が強調された
画像13を得る。その後、この画像13をラベリング処
理して平面部分10および溝部分11の面積と座標を求
め、求めた面積と座標から画面上における溝部分11の
座標を算出して、この溝部分11の座標より、実際の建
材1における隣接する溝2,2間の距離すなわち目地寸
法Lを算出する。そして、目地寸法Lが一定範囲内にあ
るか否かによって被検査体の合否を判定する。この方法
は、上記のような一定間隔で溝が形成された建材に限ら
ず、一建材において種々の間隔で溝が形成された場合に
も適用できる。
【0010】このようにして、自動的にかつ精度よく目
地寸法の計測を行って被検査体の合否を判定できるだけ
でなく、合否判定結果を制御ラインにフィードバックし
て、不良原因を除去することもできる。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スリット
レーザー光により形成される被検査体の画像を撮影し、
その画像データを画像処理することで、被検査体の目地
寸法を自動的にかつ精度よく計測でき、この目地寸法が
一定範囲内にあるか否かによって不良発生を把握するこ
とができる。また、自動的に計測を行うことで検査工程
の省力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の計測方法が行われる一実施例の被検査
体を示した説明図である。
【図2】本発明の計測方法の一実施例を示した説明図で
ある。
【図3】図2の実施例における画像処理の一工程を示し
た説明図である。
【図4】図2の実施例における画像処理の他の工程を示
した説明図である。
【図5】図2の実施例における画像処理のさらに他の工
程を示した説明図である。
【図6】図2の実施例における画像処理のさらに他の工
程を示した説明図である。
【符号の説明】
1 建材(被検査体) 2 溝 5 CCDカメラ(撮影装置) 6 画像処理装置 7 スリットレーザー光 8 被検査体の画像 L 目地寸法

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の溝が平行に設けられた平板状の
    被検査体における隣接する溝間の距離を計測する目地寸
    法の計測方法であって、前記被検査体に、前記溝を横切
    る方向のスリットレーザー光を被検査体の平面に対して
    一定の入射角で照射し、このスリットレーザー光により
    形成される被検査体の画像を撮影装置で撮影し、この画
    像データを画像処理装置に送って、微分処理によりレー
    ザー光照射部分を強調した後、適当なしきい値で2値化
    し、この2値化された画像を膨張処理してレーザー光照
    射部分を強調し、次いで収縮処理して被検査体の平面と
    溝とに対応する画面上の平面部分と溝部分を切り離し、
    さらに膨張処理を行って溝部分を強調した後、この画像
    をラベリング処理して画面上の平面部分と溝部分の面積
    および座標を求め、これより溝部分の重心座標を算出し
    て、隣接する重心座標どうしの間の距離を目地寸法とし
    て被検査体の目地寸法を算出することを特徴とする目地
    寸法の計測方法。
JP25737593A 1993-10-15 1993-10-15 目地寸法の計測方法 Pending JPH07113616A (ja)

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JPH07113616A true JPH07113616A (ja) 1995-05-02

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ID=17305520

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009133766A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 建築板の寸法測定方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009133766A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 建築板の寸法測定方法

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