JPH0711340B2 - 温水暖房装置 - Google Patents

温水暖房装置

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JPH0711340B2
JPH0711340B2 JP2158181A JP15818190A JPH0711340B2 JP H0711340 B2 JPH0711340 B2 JP H0711340B2 JP 2158181 A JP2158181 A JP 2158181A JP 15818190 A JP15818190 A JP 15818190A JP H0711340 B2 JPH0711340 B2 JP H0711340B2
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hot water
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water heating
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和雄 砂川
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は温水暖房装置に関する。
<従来技術とその課題> 従来、暖房用温水を貯水する貯水タンク内の水が減少す
ると、温水循環ポンプの運転を停止するようにした温水
暖房装置においては、前記貯水タンク内の液位検知を1
点検知で行うものと、2点検知で行うものとがある。
ところが前記1点検知方式のものでは、貯水タンク内の
水が循環ポンプのオン、オフの判定基準液位近くまで低
下してくると、循環ポンプが短時間に何度もオン、オフ
を繰り返すチャタリングの欠点があった。この原因の1
つは、循環ポンプがオンすると一旦液位が低下するの
で、これを検知器がとらえ、循環ポンプをオフにし、そ
してオフされると再び液位が戻り、再び循環ポンプがオ
ンとされるからである。そしてこのチャタリング現象は
暖房温水の循環路や暖房用放熱器等におけるエアー噛み
によって顕著に起こる。
一方、液位検知を2点検知方式で行うものでは、循環ポ
ンプのオフ液位とオン液位を異ならしめることで、前記
チャタリングをある程度は防止できる。しかしコストが
高くなるのと、貯水タンクが小さくなると液位差を大き
くとることができず、前記エアー噛み等によってやはり
チャタリングが起こる。
そこで本発明は上記従来技術の欠点を解消し、1個の液
位検知器による1点検知で、循環ポンプのチャタリング
を抑制することができ、それによって制御リレーや循環
ポンプ等の耐久性を向上させることができる温水暖房装
置の提供を目的とする。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成するため、本発明の温水暖房装置は、熱
交換缶体で熱交換した温水を暖房循環用の貯水タンクを
介して循環ポンプで放熱器へ循環させると共に1個の液
位検知器を用いて前記タンクの要補水判定用及び循環ポ
ンプ停止判定用の基準液位を1点で検出するようにした
温水暖房装置であって、運転中、前記液位検知器からの
基準液位未満を示す信号が一定時間以上続く場合にの
み、前記循環ポンプを一旦オフにするよう構成したこと
を第1の特徴としている。
また本発明の温水暖房装置は、上記第1の特徴に加え
て、循環ポンプのオフ指令回数が予め定めた一定回数に
達するまでは、液位検知器からの前記基準液位以上を示
す信号により再度循環ポンプをオンにすると共に、前記
一定回数に達した時には循環ポンプのオフを確認すると
共に要補水報知を行うよう構成したことを第2の特徴と
している。
<作用> 上記第1の特徴によれば、装置運転中、液位検知器から
の基準液位未満を示す信号が一定時間以上続く場合にの
み、ポンプをオフするようにしたので、前記一定時間未
満に液位検知器からの信号が何度変化しても、その信号
の変化に応答してポンプがオン、オフすることがなくな
る。よって前記一定時間をうまく設定することによって
チャタリングを防止することができる。一定時間をどの
ように定めるかは、貯水タンクの大きさ、循環ポンプの
能力等に応じて、実験値として定めることができる。
また上記第2の特徴によれば、上記第1の特徴による作
用に加えて、ポンプオフの指令回数が一定回数に達する
のを待って、ポンプオフの確定と要補水報知を行うよう
にしたので、前記一定回数を適当に設定することで、最
も適切な時点で運転の確定的停止と要補水報知を行うこ
とができる。勿論前記一定回数の値についても、貯水タ
ンクの大きさや循環ポンプの能力等に応じて、実験値と
して得ることができる。
<実施例> 第1図は本発明実施装置の全体構成図、第2図は実施装
置運転中の各部材の動作のタイムチャート、第3図は実
施装置における運転制御例を示すフローチャートであ
る。
いわゆるセミ貯湯缶体と呼ばれる熱交換缶体11内に貯湯
部12が設けられ、これがバーナ13の燃焼熱により加熱さ
れる。前記貯湯部12には給湯用の入水管14と出湯管15が
接続されている。16はミキシングバルブである。
一方、前記貯湯部12内には熱交換コイル20が設けられ、
該コイル20に暖房用の温水往路21と温水復路22が接続さ
れている。そして温水往路21にはリザーブタンク、膨張
タンク等と呼ばれる貯水タンク23と、循環ポンプ24が設
けられている。前記コイル20を通って加熱された温水
は、貯水タンク23を介して、循環ポンプ24により暖房用
放熱器25へ循環する。
前記貯水タンク23は暖房用温水を安定して循環させるた
めのタンクで、液位検知器30が設けられ、該液位検知器
30で貯水タンク23の予め設定された基準液位Lを監視し
ている。監視データはコントローラ50に入力される。コ
ントローラ50はマイクロコンピュータを内蔵し、装置各
部の動作を制御するもので、リモートコントローラ(以
下リモコンとする)60からの指令を入力し、また前記液
位検知器30や熱交換缶体11の貯湯温度検知器40からのデ
ータを入力して、演算、判定し、所定の指令をバーナ1
3、循環ポンプ24、リモコン60に出力する。リモコン60
には図示しない運転スイッチの他、貯水タンク23の要補
水検知ランプ61が設けられている。
前記液位検知器30は液位が基準液位L以上で正常な場合
には液位検知信号をコントローラ50へ送り続け、液位が
基準液位L未満になると、液位非検知信号をコントロー
ラ50へ送り続ける。前記液位が基準液位L未満になるの
は、液位が真に基準液位L未満になる他、液位が基準液
位L近くまで低下してきた場合にも、既に述べた循環ポ
ンプ24による運転初期や循環路21、22、放熱器25へのエ
アー噛みによって生じる。従って前記した液位検知信号
と液位非検知信号とによって、そのまま循環ポンプ24を
オン、オフすると、液位が基準液位L近くまで低下した
時に、循環ポンプ24がチャタリング現象を起こして何度
もオン、オフを繰り返す虞れがある。この虞れをなくす
る本発明の構成を第2図を参照しながら第3図に沿って
説明する。
今、リモコン60で暖房運転スイッチがオンされると(ス
テップ(イ))、コントローラ50が液位検知器30からの
信号を取り込み、液位が前記基準液位L以上の正常液位
であるか否かを液位検知の有無で判定する(ステップ
(ロ))。そして液位検知信号を受けると、循環ポンプ
オン指令を出力し(ステップ(ハ))、実際に暖房運転
を開始する。運転中は暖房状態に応じてバーナ13のコン
トロールを行う。
運転中、前記ステップ(ロ)で、液位検知器30が液位非
検知となると、コントローラ50は更にその液位非検知時
間が予め定めた一定時間t以上続くか否かを監視し(ス
テップ(ニ))、t時間以上続く場合には前記循環ポン
プ24のオフ指令を出力する。同時にコントローラ50に内
蔵のカウンタを1増す(ステップ(ホ))。前記一定時
間tはチャタリングを防止できる適当な時間で、例えば
十秒以内の小さい値から数十秒の値までが、貯水タンク
23の大きさや循環ポンプ24の能力等に応じて実験的に定
められる。液位非検知時間がt時間より小さい時間t′
(第2図参照)の場合には、運転中の循環ポンプ24は停
止指令を受けない。
前記コントローラ50のカウンタが1増された時点で、更
にそのカウンタの回数が予め定めた一定数nに達してい
るか否かが判定される(ステップ(ヘ))。そして一定
のカウント数nに未だ達していない場合には、再びステ
ップ(イ)に戻り、暖房スイッチが引き続きオンであれ
ば更に液位検知を行い(ステップ(ロ))、その時に液
位検知器30が液位を検知しておれば、再び循環ポンプオ
ン指令が出力され(ステップ(ハ))ることになる。こ
のようにしてカウント数がnに達すると、その時点でス
テップ(ト)へ進み、循環ポンプ24のオフが確定される
と共にコントローラ50から要補水報知ランプ61の点灯指
令がリモコン60に出力される(ステップ(ト))。要補
水報知ランプ61は暖房運転スイッチがオンされている間
点灯される(ステップ(チ))。前記一定のカウント数
nは、貯水タンク23に真に補水が必要とされる時点がど
の程度のカウント数の時であるかを、予めタンク23の大
きさやポンプ24の能力に応じて実験的に得ることで決定
することができる。が例えば数回から十回程度以内の値
として決まることができる。なおカウンタのリセットは
暖房運転スイッチで行うことができる。
<効果> 本発明は以上の構成、作用よりなり、請求項1に記載の
温水暖房装置によれば、運転中、液位検知器からの前記
基準液位未満を示す信号が予め定めた一定時間以上続く
場合にのみ、循環ポンプを一旦オフにするよう構成した
ので、循環ポンプの無用なチャタリングを防止すること
ができ、制御リレーや循環ポンプの耐久性を増すことが
できる。エアー噛みによる液位非検知があっても、それ
が短時間であれば循環ポンプを停止することなく連続運
転できる。
また請求項2に記載の温水暖房装置によれば、上記請求
項1の構成による効果に加えて、ポンプオフの指令回数
が一定回数に達するのを待って、ポンプオフの確定と要
補水報知を行うようにしたので、最も適切な時点で循環
ポンプの確定的停止と貯水タンクの要補水報知を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施装置の全体構成図、第2図は実施装
置運転中の各部材の動作のタイムチャート、第3図は実
施装置における運転制御例を示すフローチャートであ
る。 11:熱交換缶体 12:貯湯部 23:貯水タンク 24:循環ポンプ 25:放熱器 30:液位検知器 50:コントローラ 60:リモートコントローラ L:基準液位

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱交換缶体で熱交換した温水を暖房循環用
    の貯水タンクを介して循環ポンプで放熱器へ循環させる
    と共に1個の液位検知器を用いて前記タンクの要補水判
    定用及び循環ポンプ停止判定用の基準液位を1点で検出
    するようにした温水暖房装置であって、運転中、前記液
    位検知器からの基準液位未満を示す信号が一定時間以上
    続く場合にのみ、前記循環ポンプを一旦オフにするよう
    構成したことを特徴とする温水暖房装置。
  2. 【請求項2】循環ポンプのオフ指令回数が予め定めた一
    定回数に達するまでは、液位検知器からの前記基準液位
    以上を示す信号により再度循環ポンプをオンすると共
    に、前記一定回数に達した時には循環ポンプのオフを確
    認すると共に要補水報知を行うよう構成したことを特徴
    とする請求項1に記載の温水暖房装置。
JP2158181A 1990-06-15 1990-06-15 温水暖房装置 Expired - Fee Related JPH0711340B2 (ja)

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