JPH07113251A - 装軌車両の車体バランス制御装置 - Google Patents

装軌車両の車体バランス制御装置

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Publication number
JPH07113251A
JPH07113251A JP26116793A JP26116793A JPH07113251A JP H07113251 A JPH07113251 A JP H07113251A JP 26116793 A JP26116793 A JP 26116793A JP 26116793 A JP26116793 A JP 26116793A JP H07113251 A JPH07113251 A JP H07113251A
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JP
Japan
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blade
calculated
counterweight
amount
traction force
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Application number
JP26116793A
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English (en)
Inventor
Shunichi Okada
俊一 岡田
Hiroshi Idogawa
博 伊戸川
Teruo Nakahara
照雄 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】オペレータに操作上の負担をかけることなく、
土工作業を効率よく行う。 【構成】ブルドーザ1の実牽引力補正値k´Wが牽引力
演算部33で演算される。ブレード14の堀削角βがブ
レード堀削角演算部32で演算される。ブレード14の
垂直方向の負荷WBがブレード見かけ負荷重量演算部3
4で演算される。ブルドーザ1の重心位置Gに関連した
距離LGが重心位置演算部35で演算される。そして、
牽引力演算部33で演算された実牽引力補正値k´Wと
ブレード堀削角演算部32で演算された堀削角βと重心
位置演算部35で演算された距離LGとブルドーザ1各
部の寸法とに基づいて、履帯12の前後方向における接
地圧分布pxが接地圧分布演算部36で演算される。カ
ウンタウエイト目標突出量演算部37は、演算された接
地圧分布pxに応じた目標突出量Lcdを設定し、カウン
タウエイト19の突出量Lcを目標突出量Lcdにするた
めの操作量を電磁弁38に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレードを備えた装軌
車両、特に鉱山などで大量運土を目的として使用される
大型のブルドーザに適用され、その車体後方に配設され
たカウンタウエイトの突出量を制御することにより車体
のバランスを制御して、常に最もよい接地状態で押土作
業がなされるようにした制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ブルドーザの前方に設けられたブレード
で堀削、運土作業を行う際、車両の重心位置は、その作
業量に大きく影響を及ぼすものであり、車両負荷に応じ
て作業がもっとも効率よく行える車両重心位置に変更す
ることが、作業性を向上させる上で望ましい。
【0003】そこで、本出願人は、車体後部からの突出
が自在のカウンタウエイト取付装置を出願しており、そ
れはすでに公知となっている(実開平3−42853号
公報)。この考案によれば、操作レバーの操作により油
圧シリンダのロッドが伸縮し、これに応じてロッド先端
に配設されたカウンタウエイトの、車体後部からの突出
量が変化される。これにより、車体後方の回転モーメン
トが変化して、所望の車両重心位置で効率よく作業を行
うことができる。
【0004】また、特公昭63ー6694号公報には、
車両の前後左右の傾斜角と履帯の前後左右の接地圧とを
検出し、これら検出値に基づいて履帯の接地圧が均一と
なるように、ブレードを上下させ、あるいはチルトを左
右に動かす制御装置が開示されており、かかる制御によ
り押土力を十分に発揮させ、作業効率の向上を図らんと
している。。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したカウンタウエ
イトの突出しの制御は、操作レバー操作による手動制御
であり、突出量はオペレータが勘等に頼り決定している
のが実状である。これでは、常に精度のよい重心位置が
得られるとはいいがたい。また、オペレータには相当の
熟練が必要とされ、オペレータにかかる負担も大きい。
【0006】また、上記接地圧を均一にする制御では、
オペレータにかかる負担等の問題は解消されるものの、
その装置を実現する上で、接地圧のセンシングは技術的
に困難である。
【0007】また、本来作業機であるブレードを上下左
右に動かすことにより接地圧を制御しているが、これで
は作業のための動作に反する動きをすることもあり、作
業機の操作レバーの操作性上、好ましくない。
【0008】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、技術的に困難な直接的なセンシングではなく
て、実現可能なセンサからの出力に基づく演算により履
帯の接地圧分布を求めて、作業効率上、最適な接地圧分
布となるようにカウンタウエイトの突出量を自動的に制
御して、上述した各問題点を一挙に解決することを目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明の主た
る発明では、車体前方にブレードを具えるとともに、車
体後方にカウンタウエイトを具え、前記ブレードをリフ
トさせるとともにピッチさせて所定の堀削角で土工作業
を行うとともに、前記カウンタウエイトの車体からの突
出量を変化させることにより車体のバランスを制御する
ようにした装軌車両の車体バランス制御装置において、
前記装軌車両のエンジンの回転数に基づいて前記装軌車
両の牽引力を演算する牽引力演算手段と、前記ブレード
のリフト量を検出するリフト量検出手段と、前記ブレー
ドのピッチ角を検出するピッチ角検出手段と、前記リフ
ト量検出手段で検出されたリフト量と前記ピッチ角検出
手段で検出されたピッチ角とに基づいて前記ブレードの
堀削角を演算する堀削角演算手段と、前記牽引力演算手
段で演算された牽引力と前記堀削角演算手段で演算され
た堀削角とに基づいて前記ブレードの垂直方向の負荷を
演算するブレード負荷演算手段と、前記ブレード負荷演
算手段で演算されたブレード垂直方向負荷と前記車体の
重量と前記カウンタウエイトの重量と前記ブレードの重
心位置と前記車体の重心位置と前記カウンタウエイトの
重心位置とに基づいて前記装軌車両の重心位置を演算す
る重心位置演算手段と、前記牽引力演算手段で演算され
た牽引力と前記堀削角演算手段で演算された堀削角と前
記重心位置演算手段で演算された車両重心位置と装軌車
両各部の寸法とに基づいて、履帯の前後方向における接
地圧の分布を演算する接地圧分布演算手段と、前記接地
圧分布演算手段で演算された接地圧分布に基づいて前記
カウンタウエイトの突出量を変化させる制御手段とを具
えている。
【0010】
【作用】かかる構成によれば、図1に示すように、装軌
車両1のエンジン2の回転数Neに基づいて装軌車両1
の牽引力k´Wが牽引力演算手段33で演算される。一
方、ブレード14のリフト量SLがリフト量検出手段1
8で検出され、ブレード14のピッチ角Spがピッチ角
検出手段16で検出される。これらリフト量SLとピッ
チ角Spとに基づいてブレード14の堀削角βが堀削角
演算手段32で演算される。そして牽引力演算手段33
で演算された牽引力k´Wと堀削角演算手段32で演算
された堀削角βとに基づいてブレード14の垂直方向の
負荷WBがブレード負荷演算手段34で演算される。
【0011】そして、ブレード負荷演算手段34で演算
されたブレード垂直方向負荷WBと車体1aの重量とカ
ウンタウエイト19の重量とブレード14の重心位置と
車体1aの重心位置とカウンタウエイト19の重心位置
とに基づいて装軌車両1の重心位置LGが重心位置演算
手段35で演算される。
【0012】そして、牽引力演算手段33で演算された
牽引力k´Wと堀削角演算手段32で演算された堀削角
βと重心位置演算手段35で演算された車両重心位置L
Gと装軌車両1各部の寸法とに基づいて、履帯12の前
後方向における接地圧の分布が接地圧分布演算手段36
で演算される。
【0013】そこで、制御手段37は、接地圧分布演算
手段36で演算された接地圧分布に基づいて、カウンタ
ウエイト19の突出量Lcを変化させる。
【0014】
【実施例】以下図面を参照して本発明に係る装軌車両の
車体バランス制御装置の実施例について説明する。
【0015】なお、この実施例では、装軌車両としてブ
ルドーザを想定している。
【0016】図1は実施例の構成を示すブロック図であ
り、大きくは、車体1a前方にブレード14が設けられ
るとともに、車体1a後方にカウンタウエイト19が設
けられており、上記ブレード14をリフトさせるととも
にピッチさせて所定の堀削角βで土工作業を行うブルド
ーザ1と、このブルドーザ1に搭載され、ブルドーザ1
各部に配設された後述する各種センサ16等の各検出値
と土質モード切換スイッチ31で切換選択された土質モ
ードMとを入力して、上記カウンタウエイト19の車体
1aからの目標突出量Lcdを演算し、この目標突出量L
cdを得るための制御信号を電磁弁38、油圧バルブ39
を介してカウンタウエイトシリンダ20に送出し、カウ
ンタウエイト19の突出量Lcを制御するコントローラ
30とから構成されている。
【0017】すなわち、より具体的に説明すると、ブル
ドーザ1の駆動源であるエンジン2の駆動力はエンジン
出力軸3を介して、ロックアップ機構を有したトルクコ
ンバータ(以下「トルコン」という)4に伝達され、ト
ルコン出力軸5から取り出される。トルコン出力軸5の
回転駆動力はさらに、トランスミッション6、ステアリ
ング機構9、終減速機構10、スプロケット11を介し
て、左右の両履帯12に伝達され、履帯12の回転に応
じてブルドーザ(以下「車両」という)1が走行され
る。なお、実施例ではトルコン4にロックアップ機構が
備えられていることを前提としているが、ロックアップ
機構が備えられていないものであってもよい。
【0018】ここで、エンジン出力軸3には、エンジン
2の回転数Neを検出するエンジン回転センサ7が付設
されているとともに、トルコン出力軸5にはトルコン出
力軸回転数Ntを検出するトルコン出力軸回転センサ8
が付設されている。これらエンジン出力軸回転センサ7
およびトルコン出力軸回転センサ8の各検出値Ne、Nt
はコントローラ30に出力される。
【0019】さて、図示せぬトラニオンには、ピン13
aを介して回動自在にストレートアーム13の一端が支
持されており、このアーム13の他端は、ブレード14
に回動自在に支持されている。
【0020】ブレード14には、ブレードリフトシリン
ダ17のロッド17aの先端が回動自在に支持されてい
るとともに、ブレードピッチシリンダ15のロッド15
aの先端が回動自在に支持されている。
【0021】ここで、リフトシリンダ17が伸縮駆動さ
れると、それに応じてブレード14は下降、上昇し(こ
の動きを総称して「リフト」という)、ブレード14の
リフト量hが変化される。また、ピッチシリンダ15が
伸縮駆動されると、それに応じてブレード14の姿勢が
変化し、ブレード14のピッチ角θが変化される。
【0022】リフトシリンダ17には、そのロッド17
aのストローク量SLを検出するブレードリフトシリン
ダストローク量センサ18が、またピッチシリンダ15
には、そのロッド15aのストローク量Spを検出する
およびブレードピッチシリンダストローク量センサ16
が付設されている。これら各ストローク量センサ18、
16の検出値SL、Spはコントローラ30に出力され
る。
【0023】また、車体1aの所定箇所には、車体1a
の前後方向の傾斜角φを検出する傾斜角センサ24が配
設されている。このセンサ24の検出値φもコントロー
ラ30に加えられる。
【0024】一方、カウンタウエイト19の車体1aへ
の取付態様については図3にその詳細を示してある。
【0025】すなわち、同図3に示すように、車体後部
22には、フレーム23の根元がボルト23b等により
固着されており、このフレーム23にはカウンタウエイ
ト台23aが配設されている。カウンタウエイト19
は、この台23a上に載置されており、カウンタウエイ
ト19の所定部位がフレーム3の上記根元に対向する先
端においてピン23cにより回動自在に支持されてい
る。カウンタウエイト19の上記所定部位よりも上方位
置には、カウンタウエイトシリンダ20のロッド20a
の先端が連結され、カウンタウエイト19が上記ピン2
3c位置を回動支点として回動するように、カウンタウ
エイト19を支持しているよって、同図の一点鎖線に示
すように、シリンダ20のロッド20aが伸張される
と、カウンタウエイト19が、より車体後方に突き出さ
れるように回転されて、車体後方側の回転モーメント、
つまり図面上時計回りの回転モーメントが増大すること
になる。すなわち、カウンタウエイト突出量Lcが大き
くなるにつれて上記車体後方側の回転モーメントが増大
することになる。
【0026】図1に示すように、上記シリンダ20に
は、そのロッド20aのストローク量Scを検出するカ
ウンタウエイトストローク量センサ21が付設されてお
り、このセンサ21の検出値Scはコントローラ30に
出力される。
【0027】さて、図1における土質モード切換スイッ
チ31は、現在の土質を選択、指示するために設けられ
ており、各土質モードM1、M2…を示す土質モード信号
Mがコントローラ30に加えられる。
【0028】コントローラ30の牽引力演算部33に
は、上記エンジン回転数Ne、トルコン出力軸回転数N
t、傾斜角φが入力され、これらに基づいて後述するよ
うに、車両1の実牽引力補正値k´Wが演算される。ブ
レード堀削角演算部32には、上記ストローク量SL、
Spが入力され、これらに基づいてブレード14の堀削
角βが演算される。
【0029】ブレード見かけ負荷重量演算部33には、
上記演算された実牽引力補正値k´Wとブレード堀削角
βが入力され、ブレード見かけ負荷重量WB、つまりブ
レード14の垂直方向の負荷(重量)WBが演算され
る。
【0030】重心位置演算部35には、上記演算された
ブレード見かけ負荷重量WB、堀削角βが入力され、こ
れら入力値と車両1各部の重量、寸法等に基づいて後述
するようにして、車両1の重心位置Gを基準とした距離
LG、LB1(図2参照)が演算される。
【0031】接地圧分布演算部36には、上記演算され
た実牽引力補正値k´W、堀削角β、距離LG、LB1が
入力され、これら入力値に基づいて、後述するようにし
て、履帯12の前後方向の接地圧の分布pxが演算され
る。
【0032】カウンタウエイト目標突出量演算部37で
は、上記演算された現在の接地圧分布pxが入力される
とともに、土質モード信号Mが入力され、後述するよう
にしてカウンタウエイト目標突出量Lcdが設定される。
そして、入力されたストローク量Scをフィードバック
量として上記目標突出量Lcdが得られるように、操作量
(電気信号)を電磁弁38に出力する。
【0033】電磁弁38は、加えられた操作量に応じて
付勢され、該付勢力に応じて油圧弁39の弁位置を変化
させる。すると、油圧バルブ39を通過する圧油の流量
が変化し、管路40を介してシリンダ20の油室への供
給流量が変化される。
【0034】この結果、上記目標突出量Lcdとなるロッ
ド位置までシリンダ20が駆動される。
【0035】以上のような構成のコントローラ30で行
われる処理について、以下図4に示すフローチャートを
参照して説明する。
【0036】同図に示すように処理が開始されるとま
ず、上述した各センサ16等の検出値がコントローラ3
0に入力され、入力された検出値がデータとして読み出
される(ステップ101)。
【0037】つぎに、牽引力演算部33において、ブル
ドーザ1の実牽引力kWが演算される。ここで、実牽引
力の演算は、トルコン4がロックアップ作動時か解除時
かによって内容は異なる。なお、トルコン4がロックア
ップ機構付きでない場合には、下記の「ロックアップ作
動時」の処理は不要となる。
【0038】1)ロックアップ作動時 エンジン回転数NeとエンジントルクTeとの間には、図
9に示すような関係があり、その関係は予め所定のメモ
リに記憶されている。そこで、図9の関係がメモリから
読み出され、この関係に基づいて現在のエンジン回転数
検出値Neに対応するエンジントルクTeが求められる。
つぎに、この求められたエンジントルクTeに、トルコ
ン4の出力軸5から終減速機10までの減速比ksとス
プロケット11の径rとが、 Fe=Te・ks・r …(1) と乗算され、牽引力Feが得られる。さらに、この牽引
力Feから油圧ポンプによる消費量分の補正量が減算さ
れて、実牽引力kWが得られる。
【0039】2)ロックアップ解除時(トルコン作動
時) この場合、現在のエンジン回転数検出値Neと現在のト
ルコン出力軸回転数検出値Ntとの比(速度比)e(=
Nt/Ne)が求められる。一方、速度比eとトルク係数
tp、トルク比tとの間には、図7に示すような関係が
あり、その関係は予め所定のメモリに記憶されている。
そこで、図7の関係がメモリから読み出され、この関係
に基づいて現在の速度比eに対応するトルク係数tp、
トルク比tが求められる。つぎに現在のエンジン回転数
検出値Ne、上記求められたトルク係数tp、トルク比
tに基づいて演算、 Tc=tp・(Ne/100)2・t …(2) がなされ、トルコン出力トルクTcが得られる。つぎ
に、この求められたエンジントルクTcに対して、上記
1)の場合と同様にして、トルコン4の出力軸5から終
減速機10までの減速比ksとスプロケット11の径r
とが、 Fe=Tc・ks・r …(3) と乗算され、牽引力Feが得られる。さらに、この牽引
力Feから油圧ポンプによる消費量分の補正量が減算さ
れて、実牽引力kWが得られる(ステップ102)。
【0040】つぎに牽引力演算部33では、上記演算さ
れた実牽引力kWに基づいて実牽引力補正値k´Wが演
算される。すなわち、車両1の前後方向の傾斜角φが異
なると、それに応じて走行抵抗は異なり、上記演算され
た実牽引力kWをさらに、上記傾斜角φに応じて補正す
る必要があるからである。ここで、傾斜角φと負荷補正
量ΔWとの間には、図8に示すような関係があり、その
関係は予め所定のメモリに記憶されている。そこで、図
8の関係がメモリから読み出され、この関係に基づいて
現在の傾斜角検出値φに対応する負荷補正量ΔWが求め
られる。
【0041】そして、上記演算された実牽引力kWから
上記負荷補正量ΔWを減算することで、実牽引力補正値
k´Wが得られる(ステップ103)。
【0042】ついで、ブレード堀削角演算部32では、
まず、ブレード14の現在のリフト量hが求められる。
ここで、リフトシリンダストローク量SLとブレードリ
フト量hとの間には、図11に示すような関係があり、
その関係は予め所定のメモリに記憶されている。そこ
で、図11の関係がメモリから読み出され、この関係に
基づいて現在のストローク量検出値SLに対応するリフ
ト量hが求められる。
【0043】同様にして、ブレード14の現在のピッチ
角θが求められる。ここで、ピッチシリンダストローク
量Spとブレードピッチ角θとの間には、図12に示す
ような関係があり、そのピッチバック最大からピッチダ
ンプ最大までの関係は予め所定のメモリに記憶されてい
る。そこで、図12の関係がメモリから読み出され、こ
の関係に基づいて現在のストローク量検出値Spに対応
するピッチ角θが求められる。なお、図11、図12の
関係を関数等の数式で記憶しておき、この数式に基づい
て上記リフト量h、ピッチ角θを求めるようにしてもよ
い(ステップ104)。
【0044】ついで、ブレード堀削角演算部32では、
ステップ104で求められたリフト量h、ピッチ角θに
基づいてブレード堀削角βが求められる。ここで、ピッ
チ角θ、ブレードリフト量hとブレード堀削角βとの間
には、図13に示すような関係があり、その関係は予め
所定のメモリに記憶されている。そこで、図13の関係
がメモリから読み出され、この関係に基づいて、上記求
められた現在のピッチ角θ、リフト量hに対応する堀削
角βが求められる。なお、図13の関係を関数等の数式
で記憶しておき、この数式に基づいて上記堀削角βを求
めるようにしてもよい(ステップ105)。
【0045】ついで、ブレード見かけ負荷重量演算部3
4では、ステップ103で求められた実牽引力補正値k
´Wとステップ105で求められた堀削角βに基づいて
ブレード見かけ負荷重量WB、つまりブレード14の垂
直方向の負荷(以下「ブレード垂直負荷」という)WB
が演算される。ここで、実牽引力補正値k´W、ブレー
ド堀削角βとブレード垂直負荷WBとの間には、図14
に示すような関係があり、その関係は予め所定のメモリ
に記憶されている。そこで、図14の関係がメモリから
読み出され、この関係に基づいて、上記求められた現在
の実牽引力補正値k´W、堀削角βに対応するブレード
垂直負荷WBが求められる。なお、図14の関係を関数
等の数式で記憶しておき、この数式に基づいて上記ブレ
ード垂直負荷WBを求めるようにしてもよい(ステップ
106)。
【0046】ついで、重心位置演算部35では、ステッ
プ106で求められたブレード垂直負荷WBに基づい
て、車両1の重心Gが求められる。具体的には、図2に
示すように、車両1の基準位置12a(履帯12が路面
に接地する最後端位置)から車両1重心Gまでの水平方
向距離LGが演算される。また、この求められた距離LG
とステップ105で求められた堀削角βとに基づいて、
後述する演算に必要な距離LB1、つまりブレード抵抗F
B(図2参照)がかかっている方向を延長した線分l1と
これに平行でかつ重心Gを通る線分l2との距離が演算
される。
【0047】1)距離LGの演算 いま、車両1全体の重量をW、車体1aの重量をW0、
カウンタウエイト19の重量をWcとし、ブレード14
の重量を上記求められたWBとすると、明らかに、 W=WB+W0+Wc …(4) という関係が成立する。
【0048】一方、図2に示すように、上記基準位置1
2aからブレード14重心位置までの距離をLB、上記
基準位置12aから車体1a重心位置までの水平方向距
離をLo、上記基準位置12aからカウンタウエイト1
9重心位置までの水平方向距離をLcとすると、車両1
のモーメントと、車両1各部のモーメントとの間には、
以下のような関係が成立する。
【0049】 LG・W=L0・W0+LB・WB−Lc・Wc …(5) 上記(5)式において、重量W0、Wc、距離Loは既知
であり、距離LB、Lcは固定の既知の値として差し支え
ない。また、重量WBはステップ106ですでに求めら
れている。また、重量WB、W0、Wcを上記(4)式に
代入することにより車両1の重量Wを求めることができ
る。したがって、これら既知の値W0、Wc、Lo、LB、
Lcあるいは演算により求められた値WB、Wを上記
(5)式に代入することにより、距離LGを求めること
ができる。
【0050】2)距離LB1の演算 図2に示すように、上記基準位置12aからブレード1
4刃先位置までの距離をL´B、路面から車両重心位置
Gまでの垂直方向距離をHGとすると、距離LB1と、距
離L´B、LG、HG、堀削角βとの間には、以下のよう
な関係が成立する。
【0051】 LB1={(HG−(L´B−LG)・tanβ)/2tanβ )2+(( (L´B−LG)・tanβ−HG)/2)2}1/2 …(6) 上記(6)式において、距離L´B、HGは固定の既知の
値として差し支えない。また、堀削角βはステップ10
5で、距離LGは上記1)ですでに求められている。そ
こで、これらL´B、HG、β、LGを上記(6)式に代
入することにより距離LB1を求めることができる(ステ
ップ107)。
【0052】つぎに、接地圧分布演算部36では、履帯
12の接地圧分布pxが演算される。
【0053】ここで、接地圧Pxは図5に示すように車
両1前方側をプラス方向とする、基準位置12aからの
水平方向位置xを変数とする関数として表すものとす
る。
【0054】さて、車両1に関する運動方程式をたてる
と以下のようになる。
【0055】・水平方向の釣合い (W+Wa/g)・dVa/dt=Fs−FL−FB・cosβ …(7) ただし、Waは履帯12の重量、gは重力加速度、Vaは
車速、Fsは駆動力、FLは走行抵抗である(図2参
照)。
【0056】・垂直方向の釣合い (W/g)・du/dt=N−W+FB・sinβ …(8) ここで、N=2b∫px・dx;xを0からLまで積分 …(9) である。ただし、uは車両1の垂直方向の速度、Nは反
力、Lは履帯12の接地長である(図2参照)。
【0057】・重心回りのモーメント (IG/g)・dψ/dt2=M+HG・(Fs・FL)+FB・LB1 …(10) ここで、M=2b∫px(x−LG)dx;xを0からLまで積分 …(11) ただし、IGは車両1の重心G回りの慣性モーメント、
ψは重心G回りの回転位置、Mは反力モーメント、bは
履帯12の幅である(図2参照)。そこで、いま、車両
1が定常状態であると仮定し、上記加速度dVa/dt、du
/dt、dψ/dt2は零であるとする。また、図5に示すよう
に接地圧pxの分布は線形であると仮定し、 px=a1・x+a2 …(12) という1次関数で接地圧pxが表されるものとする。
【0058】すると、上記運動方程式(7)〜(11)
および接地圧分布pxを求める関数(12)式から以下
のような連立方程式(13)、(14)が得られる。
【0059】 (∫px・dx;xを0からLまで積分)= (a1/2)・L2+a2・L=(1/2b)・ (W−FB・sinβ) …(13) (∫x・px・dx;xを0からLまで積分)= (a1/3)・L3+(a2/2)・L2=(LG/2b)・(W−FB・sinβ) −(1/2b)・(HG・FB・cosβ+FB・LB1) …(14) ここで、履帯接地長L、履帯幅bは既知であり、車両重
量W、堀削角β、FB・cosβは実牽引力補正値k´Wと
してすでに求められている。一方、FB・sinβは、実牽
引力補正値k´W(=FB・cosβ)と堀削角βとから求
めることができる。よって、これら値を上記連立方程式
(13)、(14)に代入し、未知数a1、a2について
連立方程式(13)、(14)を解くことにより、上記
(12)式に示される接地圧分布pxを求めることがで
きる。
【0060】図6の(a)、(b)、(c)は、各堀削
角βについての接地圧分布pxの演算結果を示している
(ステップ108)。このようにして接地圧分布pxが
求められると、カウンタウエイト目標突出量演算部37
では、この接地圧分布pxに基づいてカウンタウエイト
19の突出量Lcの制御がなされる。
【0061】すなわち、まず最初に、現在の接地圧分布
pxが均一であるか否か、つまり上記(12)式におけ
る係数(傾き)a1の絶対値がしきい値c1よりも小さい
か否かが判断される。ここで、しきい値c1はほとんど
零の値であるとする(ステップ109)。この結果、現
在の接地圧分布pxが均一であると判断されると(ステ
ップ109の判断YES)、現在の突出量Lcが最適で
あるので、現在のカウンタウエイト突出量Lcがそのま
ま維持されるようにされるように、電磁弁38に対して
操作量が出力される(ステップ113)。
【0062】一方、現在の接地圧分布pxが均一でない
と判断されると(ステップ109の判断NO)、つぎに
接地圧分布pxが前上がり(図6の(b)、(c)の場
合に該当)であるか否か、つまり上記(12)式におけ
る係数(傾き)a1が零よりも大きいか否かが判断され
る(ステップ110)。この結果、接地圧分布pxが前
上がりであると判断されると(ステップ110の判断Y
ES)、つぎに入力されたストローク量検出値Scに基
づいて現在のカウンタウエイト突出量Lcが、図10に
示す関係から求められる。この求められた突出量Lcが
最小値Lcminになっているか否かが判断される(ステッ
プ112)。ここで、突出量Lcが最小値Lcminになっ
ている場合には(ステップ112の判断YES)、もは
やこれ以上前上がりの接地圧分布状態を改善することが
できないので、ステップ113に移行され、現在の突出
量Lc(=Lcmin)が維持される。
【0063】一方、ステップ112において突出量Lc
が最小値Lcminでないと判断された場合には、前上がり
の接地圧分布が平坦となるようにすべく、ステップ11
4に移行される。
【0064】このステップ114では、現在、土質モー
ド切換スイッチ31で選択されている土質モードに応じ
た目標接地圧分布が設定される。すなわち、土質ごとに
最適な目標接地圧分布、つまり最大の土量が得られる分
布は、図6(b)にp´x、p´´xと示すごとく異なる
ものであるからである。そこで、たとえば現在、土質モ
ードM1が選択されているならば、これに対応する目標
接地圧分布として図6(b)のp´xが設定される。す
ると、この目標接地圧分布p´xを得るための目標突出
量Lcdが設定され、この目標突出量Lcdと現在の突出量
Lc(ストローク量検出値Scに基づき求められる)との
偏差に応じた操作量が電磁弁38に対して出力される。
この結果、突出量Lcが、より小さくなるように突出量
Lcが制御され、接地圧分布pxが平坦にされ(ステップ
114)、手順は、再びステップ101に移行される。
【0065】一方、ステップ110において接地圧分布
pxが前上がりではなく、後上がり(図6の(a)に相
当する状態)であると判断されると(ステップ110の
判断NO)、入力されたストローク量検出値Scに基づ
いて現在のカウンタウエイト突出量Lcが求められ、こ
の求められた突出量Lcが最大値Lcmaxになっているか
否かが判断される(ステップ111)。ここで、突出量
Lcが最大値Lcmaxになっている場合には(ステップ1
11の判断YES)、もはやこれ以上後上がりの接地圧
分布状態を改善することができないので、ステップ11
3に移行され、現在の突出量Lc(=Lcmax)が維持さ
れる。
【0066】一方、ステップ111おいて突出量Lcが
最大値Lcminでないと判断された場合には、後上がりの
接地圧分布を平坦となるようにすべく、ステップ115
に移行される。
【0067】このステップ115では、現在、土質モー
ド切換スイッチ31で選択されている土質モードに応じ
た目標接地圧分布が設定される。そこで、たとえば現
在、土質モードM1が選択されているならば、これに対
応する目標接地圧分布として図6(b)のp´xが設定
される。すると、この目標接地圧分布p´xを得るため
の目標突出量Lcdが設定され、この目標突出量Lcdと現
在の突出量Lc(ストローク量検出値Scに基づき求めら
れる)との偏差に応じた操作量が電磁弁38に対して出
力される。この結果、突出量Lcが、より大きくなるよ
うに突出量Lcが制御され、接地圧分布pxが平坦にされ
(ステップ115)、手順は、再びステップ101に移
行される。
【0068】以上のようにしてカウンタウエイト突出量
Lcの制御がなされ、土質にかかわりなく常に最大の土
量が得られる。
【0069】なお、この実施例では、土質モードに応じ
た目標突出量Lcdを設定し、この目標突出量Lcdが得ら
れるような制御を行うようにしているが、土質モードに
応じた目標突出量を設定しない実施も可能である。たと
えば、目標突出量を最大値または最小値の2種類に設定
し、現在の接地圧分布pxが前上がりの場合には突出量
が最小値となるように、接地圧分布pxが後上がりの場
合には突出量が最大値となるように制御するような実施
も可能である。また、フィードバック制御ではなくて、
オープンループ制御にしてもよい。また、オンオフ制御
により行うようにしてもよい。
【0070】また、実施例では実牽引力を演算により求
めるようにしているが、これを直接検出する実施も可能
である。たとえば、スプロケット11の駆動トルクを検
出するトルクセンサを設けて、このトルクセンサの出力
に基づき実牽引力を求めることができる。また、ストレ
ートアーム13に応力センサを設け、このセンサの出力
に基づき求めるようにしてもよい。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、技
術的に困難な直接的なセンシングではなくて、実現可能
なセンサからの出力に基づく演算により履帯の接地圧分
布を求め、作業効率上、最適な接地圧分布となるように
カウンタウエイトの突出量を自動的に制御するようにし
たので、オペレータに操作上の負担をかけることなく土
工作業を常に作業効率よく行うことができる。また、技
術的困難性が除去されるので、装置の開発コストが低減
され、市場に安価な装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る装軌車両の車体バランス制
御装置の実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、図1に示す装軌車両各部の寸法およ
び、各部にかかる力を示す図である。
【図3】図3は図1に示す装軌車両の後部へのカウンタ
ウエイトの取付態様を示す図である。
【図4】図4は図1に示すコントローラで行われる処理
手順を示すフローチャートである。
【図5】図5は図1に示す装軌車両の履帯の前後方向の
接地圧分布を示す図である。
【図6】図6の(a)、(b)、(c)は堀削角の変化
に応じて接地圧分布が変化する様子を示す図である。
【図7】図7は速度比とトルク係数、トルク比との関係
を示すグラフである。
【図8】図8は装軌車両前後方向傾斜角と負荷補正量と
の関係を示すグラフである。
【図9】図9はエンジン回転数とエンジントルクとの関
係を示すグラフである。
【図10】図10はカウンタウエイト突出量Lcとカウ
ンタウエイトシリンダストローク量との関係を示すグラ
フである。
【図11】図11はリフトシリンダストローク量とブレ
ードリフト量との関係を示すグラフである。
【図12】図12は、ピッチシリンダストローク量とピ
ッチ角との関係を示すグラフである。
【図13】図13はピッチ角、ブレードリフト量とブレ
ード堀削角との関係を示すグラフである。
【図14】図14は実牽引力、ブレード堀削角とブレー
ド見かけ負荷重量との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 ブルドーザ 14 ブレード 19 カウンタウエイト 30 コントローラ 32 ブレード堀削角演算部 33 牽引力演算部 34 ブレード見かけ負荷重量演算部 35 重心位置演算部 36 接地圧分布演算部 37 カウンタウエイト目標突出量演算部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前方にブレードを具えるととも
    に、車体後方にカウンタウエイトを具え、前記ブレード
    をリフトさせるとともにピッチさせて所定の堀削角で土
    工作業を行うとともに、前記カウンタウエイトの車体か
    らの突出量を変化させることにより車体のバランスを制
    御するようにした装軌車両の車体バランス制御装置にお
    いて、 前記装軌車両のエンジンの回転数に基づいて前記装軌車
    両の牽引力を演算する牽引力演算手段と、 前記ブレードのリフト量を検出するリフト量検出手段
    と、 前記ブレードのピッチ角を検出するピッチ角検出手段
    と、 前記リフト量検出手段で検出されたリフト量と前記ピッ
    チ角検出手段で検出されたピッチ角とに基づいて前記ブ
    レードの堀削角を演算する堀削角演算手段と、 前記牽引力演算手段で演算された牽引力と前記堀削角演
    算手段で演算された堀削角とに基づいて前記ブレードの
    垂直方向の負荷を演算するブレード負荷演算手段と、 前記ブレード負荷演算手段で演算されたブレード垂直方
    向負荷と前記車体の重量と前記カウンタウエイトの重量
    と前記ブレードの重心位置と前記車体の重心位置と前記
    カウンタウエイトの重心位置とに基づいて前記装軌車両
    の重心位置を演算する重心位置演算手段と、 前記牽引力演算手段で演算された牽引力と前記堀削角演
    算手段で演算された堀削角と前記重心位置演算手段で演
    算された車両重心位置と装軌車両各部の寸法とに基づい
    て、履帯の前後方向における接地圧の分布を演算する接
    地圧分布演算手段と、 前記接地圧分布演算手段で演算された接地圧分布に基づ
    いて前記カウンタウエイトの突出量を変化させる制御手
    段とを具えた装軌車両の車体バランス制御装置。
  2. 【請求項2】 土質の種類を選択する土質モード切
    換スイッチがさらに設けられ、 前記制御手段は、前記土質モード切換スイッチで選択さ
    れた土質の種類に応じた目標突出量を設定し、該目標突
    出量が得られるように前記カウンタウエイトの突出量を
    変化させる制御を行う、 請求項1記載の装軌車両の車体バランス制御装置。
  3. 【請求項3】 前記車体の前後方向の傾斜角を検出
    する傾斜角検出手段がさらに設けられ、該傾斜角検出手
    段で検出される前後方向傾斜角に基づいて前記牽引力演
    算手段で演算される牽引力が補正される請求項1記載の
    装軌車両の車体バランス制御装置。
  4. 【請求項4】 前記牽引力演算手段の代わりに、前
    記装軌車両の牽引力を検出する牽引力検出手段を具えて
    いる請求項1記載の装軌車両の車体バランス制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、ブレード側の接地
    圧の方がカウンタウエイト側の接地圧よりも大きい場合
    には、カウンタウエイトの突出量が現在の突出量よりも
    大きくなるように突出量を変化させ、カウンタウエイト
    側の接地圧の方がブレード側の接地圧よりも大きい場合
    には、カウンタウエイトの突出量が現在の突出量よりも
    小さくなるように突出量を変化させるものである請求項
    1記載の装軌車両の車体バランス制御装置。
JP26116793A 1993-10-19 1993-10-19 装軌車両の車体バランス制御装置 Pending JPH07113251A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017069218A1 (ja) * 2015-10-23 2017-04-27 株式会社小松製作所 履帯式トラクタ
WO2017069194A1 (ja) * 2015-10-23 2017-04-27 株式会社小松製作所 トラクタ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017069218A1 (ja) * 2015-10-23 2017-04-27 株式会社小松製作所 履帯式トラクタ
WO2017069194A1 (ja) * 2015-10-23 2017-04-27 株式会社小松製作所 トラクタ
US10518637B2 (en) 2015-10-23 2019-12-31 Komatsu Ltd. Crawler belt-type tractor
US10532653B2 (en) 2015-10-23 2020-01-14 Komatsu Ltd. Tractor

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