JPH07112829B2 - スク−タの車体カバ−取付構造 - Google Patents
スク−タの車体カバ−取付構造Info
- Publication number
- JPH07112829B2 JPH07112829B2 JP60221868A JP22186885A JPH07112829B2 JP H07112829 B2 JPH07112829 B2 JP H07112829B2 JP 60221868 A JP60221868 A JP 60221868A JP 22186885 A JP22186885 A JP 22186885A JP H07112829 B2 JPH07112829 B2 JP H07112829B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- body cover
- vehicle body
- grommet
- mounting structure
- bracket
- Prior art date
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- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はスクータの車体カバー取付構造に関するもので
ある。
ある。
一般にスクータはシート下部のエンジン等を露出状態に
せず、周囲を車体カバーによって覆うようにしている。
この車体カバーは、一枚で周囲全体を覆うことは不可能
であるため、通常は少なくとも二つに分割して車体フレ
ームに固定するようにしている。
せず、周囲を車体カバーによって覆うようにしている。
この車体カバーは、一枚で周囲全体を覆うことは不可能
であるため、通常は少なくとも二つに分割して車体フレ
ームに固定するようにしている。
このように二つ以上に分割した車体カバーを取り付ける
場合、少なくとも1枚はエンジン等のメンテナンスのた
めに取り外し可能になっていなければならない。しか
し、車体カバーを取り外し可能にするために、ネジやボ
ルトなどの取付部が表面に露出状態になると外観が悪化
し、車両の商品価値を低下してしまうことになる。
場合、少なくとも1枚はエンジン等のメンテナンスのた
めに取り外し可能になっていなければならない。しか
し、車体カバーを取り外し可能にするために、ネジやボ
ルトなどの取付部が表面に露出状態になると外観が悪化
し、車両の商品価値を低下してしまうことになる。
本発明の目的は、ネジやボルト等の取付部を露出させる
ことなく、しかも少なくとも1枚の車体カバーが簡単に
脱着できるようにした取付構造を提供することにある。
ことなく、しかも少なくとも1枚の車体カバーが簡単に
脱着できるようにした取付構造を提供することにある。
上記目的を達成する本発明は、車体カバーを少なくとも
二つに分割し、その少なくとも一つを平面視U字状に形
成して車体フレームに取付けたスクータにおいて、前記
U字状の車体カバーに隣接する被装着側の車体カバーの
縁部内面に、グロメットと共に車体フレームに固定され
るブラケットを設け、前記U字状の車体カバーの両縁部
内面に前記グロメットの外周くびれ部に差し込み自在で
あると共に、前記被装着側の車体カバーに向けて二股状
に延びるフックを有するブラケットを設け、この二股状
のフックを前記グロメットの外周くびれ部に差し込んだ
状態において車体カバーの縁部同士を外表面が面一にな
るように内外重ね合わせたことを特徴とするものであ
る。
二つに分割し、その少なくとも一つを平面視U字状に形
成して車体フレームに取付けたスクータにおいて、前記
U字状の車体カバーに隣接する被装着側の車体カバーの
縁部内面に、グロメットと共に車体フレームに固定され
るブラケットを設け、前記U字状の車体カバーの両縁部
内面に前記グロメットの外周くびれ部に差し込み自在で
あると共に、前記被装着側の車体カバーに向けて二股状
に延びるフックを有するブラケットを設け、この二股状
のフックを前記グロメットの外周くびれ部に差し込んだ
状態において車体カバーの縁部同士を外表面が面一にな
るように内外重ね合わせたことを特徴とするものであ
る。
以下、本発明を図に示す実施例により説明する。
第4図は本発明の車体カバー取付構造を有するスクータ
の平面図であり、1,1はハンドル、2はシート、3は樹
脂製の車体カバーである。車体カバー3は平面視U字状
になるように左右2枚の車体カバー3a,3bに分割されて
おり、図示しないシート2下方のエンジン等の周囲を覆
っている。この左右の車体カバー3a,3bは、前後にそれ
ぞれ接合部4,4を形成して車体フレームに組みつけられ
ており、各接合部4の内側に、それぞれ第1〜3図に示
すような取付構造を設けている。
の平面図であり、1,1はハンドル、2はシート、3は樹
脂製の車体カバーである。車体カバー3は平面視U字状
になるように左右2枚の車体カバー3a,3bに分割されて
おり、図示しないシート2下方のエンジン等の周囲を覆
っている。この左右の車体カバー3a,3bは、前後にそれ
ぞれ接合部4,4を形成して車体フレームに組みつけられ
ており、各接合部4の内側に、それぞれ第1〜3図に示
すような取付構造を設けている。
第1〜3図に示すように、互いに隣接している車体カバ
ー3a,3bの縁部は、それらの内面にそれぞれL状に折り
曲げられたブラケット5a,5bを一体に形成している。こ
のうち一方のブラケット5bには取付孔6が設けられ、そ
の取付孔6にゴム製のグロメット7を嵌めた段付ボルト
8を通し、ナット9によって車体フレーム10に締付け固
定されている。また、他方のブラケット5aには、先端を
二股状に切り開いたフック11が形成されている。このフ
ック11は、上記ブラケット5b側に取り付けたグロメット
7の外周くびれ部に差し込み自在であり、かつ被装着側
の車体カバー3bに向けて平行に延びており、第3図の矢
印のようにグロメット7を挟むように押し込むことによ
り嵌合状態となり、かつグロメット7自身の弾性力によ
って確実に保持されるようになっている。また、このよ
うに両車体カバー3a,3bが取り付けられると、両縁部の
先端12,13は互いに上下に重ねられて当接状態になると
共に、その外表面が面一となるようになっている。
ー3a,3bの縁部は、それらの内面にそれぞれL状に折り
曲げられたブラケット5a,5bを一体に形成している。こ
のうち一方のブラケット5bには取付孔6が設けられ、そ
の取付孔6にゴム製のグロメット7を嵌めた段付ボルト
8を通し、ナット9によって車体フレーム10に締付け固
定されている。また、他方のブラケット5aには、先端を
二股状に切り開いたフック11が形成されている。このフ
ック11は、上記ブラケット5b側に取り付けたグロメット
7の外周くびれ部に差し込み自在であり、かつ被装着側
の車体カバー3bに向けて平行に延びており、第3図の矢
印のようにグロメット7を挟むように押し込むことによ
り嵌合状態となり、かつグロメット7自身の弾性力によ
って確実に保持されるようになっている。また、このよ
うに両車体カバー3a,3bが取り付けられると、両縁部の
先端12,13は互いに上下に重ねられて当接状態になると
共に、その外表面が面一となるようになっている。
上記取付構造は前部側の接合部4にも設けてあり、上記
後部側の接合部4と同様に車体カバー3a側にはフック11
を有するブラケット5aが形成され、また車体カバー3b側
のブラケット5bには取付孔6が設けられ、グロメット7
と共に車体フレーム10に固定されている。
後部側の接合部4と同様に車体カバー3a側にはフック11
を有するブラケット5aが形成され、また車体カバー3b側
のブラケット5bには取付孔6が設けられ、グロメット7
と共に車体フレーム10に固定されている。
上述した車体カバー3の取付構造によると、ブラケット
5a,5b等の取付部は、左右の車体カバー3a,3bの縁部内側
に隠れた状態になるため外側から見えず、外観を極めて
良好にすることができる。しかも、このように取付部が
見えない状態であるにもかかわらず、一方の車体カバー
3aのブラケット5aの先端を他側の車体カバー3bに向けて
二股状に平行に延びるフック11に形成して、それを他方
の車体カバー3bのグロメット7に対し嵌着するだけの取
付構造としたため、その車体カバー3aの脱着を簡単に行
うことができるようになっている。したがって、この取
付構造によりエンジン等のメンテナンス作業が極めて容
易になる。
5a,5b等の取付部は、左右の車体カバー3a,3bの縁部内側
に隠れた状態になるため外側から見えず、外観を極めて
良好にすることができる。しかも、このように取付部が
見えない状態であるにもかかわらず、一方の車体カバー
3aのブラケット5aの先端を他側の車体カバー3bに向けて
二股状に平行に延びるフック11に形成して、それを他方
の車体カバー3bのグロメット7に対し嵌着するだけの取
付構造としたため、その車体カバー3aの脱着を簡単に行
うことができるようになっている。したがって、この取
付構造によりエンジン等のメンテナンス作業が極めて容
易になる。
上述したように本発明のスクータの車体カバー取付構造
は、車体カバーを少なくとも二つに分割し、その少なく
とも一つを平面視U字状に形成して車体フレームに取付
けたスクータにおいて、前記U字状の車体カバーに隣接
する被装着側の車体カバーの縁部内面に、グロメットと
共に車体フレームに固定されるブラケットを設け、前記
U字状の車体カバーの両縁部内面に前記グロメットの外
周くびれ部に差し込み自在であると共に、前記被装着側
の車体カバーに向けて二股状に延びるフックを有するブ
ラケットを設け、この二股状のフックを前記グロメット
の外周くびれ部に差し込んだ状態において車体カバーの
縁部同士を外表面が面一になるように内外重ね合わせた
ので、以下のような優れた効果を奏するものである。
は、車体カバーを少なくとも二つに分割し、その少なく
とも一つを平面視U字状に形成して車体フレームに取付
けたスクータにおいて、前記U字状の車体カバーに隣接
する被装着側の車体カバーの縁部内面に、グロメットと
共に車体フレームに固定されるブラケットを設け、前記
U字状の車体カバーの両縁部内面に前記グロメットの外
周くびれ部に差し込み自在であると共に、前記被装着側
の車体カバーに向けて二股状に延びるフックを有するブ
ラケットを設け、この二股状のフックを前記グロメット
の外周くびれ部に差し込んだ状態において車体カバーの
縁部同士を外表面が面一になるように内外重ね合わせた
ので、以下のような優れた効果を奏するものである。
分割した車体カバーの少なくとも一つを平面視U字状に
してあっても、その車体カバーに設けたフックを被装着
側の車体カバーに向けて延びるように二股状に形成し、
この二股状のフックを被装着側の車体カバーに設けたグ
ロメットの外周くびれ部に差し込むようにするため、車
体カバーを無理失理変形させることなく、一方向のスラ
イド操作だけで極めて簡単に車体カバーを脱着すること
ができる。
してあっても、その車体カバーに設けたフックを被装着
側の車体カバーに向けて延びるように二股状に形成し、
この二股状のフックを被装着側の車体カバーに設けたグ
ロメットの外周くびれ部に差し込むようにするため、車
体カバーを無理失理変形させることなく、一方向のスラ
イド操作だけで極めて簡単に車体カバーを脱着すること
ができる。
また、互いに装着する車体カバーの縁部同士を重ね合わ
せた状態で当接させると共に、その外表面を面一となる
ようにしたので、ブラケット等の取付部を表面から全く
見えない状態にし、かつその表面の当接部が凹凸を有す
ることなく滑らかになるので、外観を一層良好にするこ
とができる。
せた状態で当接させると共に、その外表面を面一となる
ようにしたので、ブラケット等の取付部を表面から全く
見えない状態にし、かつその表面の当接部が凹凸を有す
ることなく滑らかになるので、外観を一層良好にするこ
とができる。
また、被装着側の車体カバーが、車体フレームにグロメ
ットと共ジメ固定されているので、取付け作業点数が少
なく、また車体カバー内における取付部の占有スペース
を減少するので、車体カバー内に車載部品用の大きな物
品収納空間を得ることができる。
ットと共ジメ固定されているので、取付け作業点数が少
なく、また車体カバー内における取付部の占有スペース
を減少するので、車体カバー内に車載部品用の大きな物
品収納空間を得ることができる。
第1図は第4図のI−I矢視により示した本発明の車体
カバー取付構造の断面図、第2図は第1図のII−II矢視
図、第3図は同取付構造を切り離し状態で示す斜視図、
第4図は同取付構造を有するスクータの平面図である。 3,3a,3b……車体カバー、4……接合部、5a,5b……ブラ
ケット、6……取付孔、7……グロメット、8……段付
ボルト、9……ナット、10……車体フレーム、11……フ
ック。
カバー取付構造の断面図、第2図は第1図のII−II矢視
図、第3図は同取付構造を切り離し状態で示す斜視図、
第4図は同取付構造を有するスクータの平面図である。 3,3a,3b……車体カバー、4……接合部、5a,5b……ブラ
ケット、6……取付孔、7……グロメット、8……段付
ボルト、9……ナット、10……車体フレーム、11……フ
ック。
Claims (1)
- 【請求項1】車体カバーを少なくとも二つに分割し、そ
の少なくとも一つを平面視U字状に形成して車体フレー
ムに取付けたスクータにおいて、前記U字状の車体カバ
ーに隣接する被装着側の車体カバーの縁部内面に、グロ
メットと共に車体フレームに固定されるブラケットを設
け、前記U字状の車体カバーの両縁部内面に前記グロメ
ットの外周くびれ部に差し込み自在であると共に、前記
被装着側の車体カバーに向けて二股状に延びるフックを
有するブラケットを設け、この二股状のフックを前記グ
ロメットの外周くびれ部に差し込んだ状態において車体
カバーの縁部同士を外表面が面一になるように内外重ね
合わせたことを特徴とするスクータの車体カバー取付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60221868A JPH07112829B2 (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | スク−タの車体カバ−取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60221868A JPH07112829B2 (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | スク−タの車体カバ−取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6283277A JPS6283277A (ja) | 1987-04-16 |
JPH07112829B2 true JPH07112829B2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=16773438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60221868A Expired - Fee Related JPH07112829B2 (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | スク−タの車体カバ−取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07112829B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102016201521A1 (de) * | 2016-02-02 | 2017-08-03 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Verkleidungsanordnung für ein Kraftfahrzeug |
JP7056315B2 (ja) * | 2018-03-29 | 2022-04-19 | スズキ株式会社 | 鞍乗型車両のサイドカバー構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58218481A (ja) * | 1982-06-10 | 1983-12-19 | ヤマハ発動機株式会社 | 荒地走行用車輛 |
-
1985
- 1985-10-07 JP JP60221868A patent/JPH07112829B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6283277A (ja) | 1987-04-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |