JPH07112553B2 - 縁部塗被装置 - Google Patents

縁部塗被装置

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JPH07112553B2
JPH07112553B2 JP5042530A JP4253093A JPH07112553B2 JP H07112553 B2 JPH07112553 B2 JP H07112553B2 JP 5042530 A JP5042530 A JP 5042530A JP 4253093 A JP4253093 A JP 4253093A JP H07112553 B2 JPH07112553 B2 JP H07112553B2
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JP
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edge
workpiece
coating head
casing
edge coating
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シーレ ヨーゼフ
シュタール ゲルハルト
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ビルギット マリア グロース
シュテファン ギド シーレ
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    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/02Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work
    • B05C5/0204Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work the liquid or other fluent material being discharged through an outlet orifice by pressure, e.g. from an outlet device in contact or almost in contact, with the work for applying liquid or other fluent material to the edges of essentially flat articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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    • B05C11/00Component parts, details or accessories not specifically provided for in groups B05C1/00 - B05C9/00
    • B05C11/10Storage, supply or control of liquid or other fluent material; Recovery of excess liquid or other fluent material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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    • B05C11/1039Recovery of excess liquid or other fluent material; Controlling means therefor

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空タンク及び塗料供
給装置とは無関係に工作物コンベヤの縁部に対して調整
移動可能に可撓性の吸込み導管を介して真空タンクに接
続され、また可撓性の塗料供給導管を介して塗料供給装
置に接続されたケーシングを有し、かつ該ケーシングが
工作物側で、工作物縁部並びに工作物端縁部上下で僅か
な遊びをもって囲む通過スロットを有している形式の、
板状及び/又は条材状の木製、プラスチック製などの工
作物縁部に地塗り剤、塗料、ラッカーなどのような液状
塗被剤で表面処理を施すための連続式真空塗被装置又は
塗被設備用の縁部塗被ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最新開発段階の代表的なものとして、工
作物コンベヤに載って通過スロットに沿って通過させら
れる工作物の縁部に連続式に真空塗被加工を施す能力を
有する縁部塗被ヘッドがドイツ連邦共和国特許出願公開
第4021174号明細書に基づいて公知になってい
る。当該特許出願公開明細書では先ず第1に、真空タン
クと塗料供給装置並びに塗料圧送系及びフィルター系と
を縁部塗被ヘッドから空間的に分離することが記載され
ている。体積の嵩む真空タンクばかりでなく、塗料供給
装置も、多くの製造装置に対して供用を許さないほどの
スペースを占めている。縁部塗被ヘッドを前記の供給ユ
ニットと空間的に分離して接続することによって、前記
スペースが活用されるばかりでなく、縁部塗被ヘッドを
工作物コンベヤの適当部位に必要に即して配置して稼働
させることが可能になる。
【0003】連続式真空塗被装置による縁部塗被加工技
術の利点は、僅かな塗料消費量でかつ塗料残分による環
境汚染度を比較的低く抑えて操業することができること
である。
【0004】ところで真空塗被加工の開発史から出発す
れば、冒頭で述べた形式の縁部塗被ヘッドは、真空室
(縁部塗被ヘッド)内部の塗料貯え部(塗料溜め)から
負圧流によって塗料を連行し、かつ、通過スロットを通
走する工作物縁部の表面に前記塗料を負圧流によって付
着させるという原理に基づいて構成されているが、この
ようにして塗被加工を施すためには、当然比較的大きな
容積が必要になる。その結果、大きなケーシング容積が
吸引排気されねばならず、また多量の塗料が吸込み空気
流によって霧化されて連行され真空タンクへ戻されるこ
とになり、該真空タンク内では液体分離操作を施さざる
を得ないという事態を回避することはできなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の縁部塗被ヘッドを改良して、より多面的
に採用できると同時にエネルギ及び塗被材料を著しく節
減して操業できるように構成することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の構成手段は、ケーシングが通路形状を有し、しかも
該通路横断面が可撓性吸込み導管の横断面よりも実質的
にごく僅かしか大きくなく、該吸込み導管は、ケーシン
グの、工作物から離反した方の端部に簡易着脱可能に固
定されており、前記ケーシングが工作物側でプレート状
に閉鎖されかつ閉鎖する正面板の中央に配置されていて
ケーシング内部に向かって開いた中空の細い塗被ノーズ
を有し、該塗被ノーズは、前記正面板に対して平行な工
作物寄りの小さな面の中央部及び互いに平行な垂直な両
側壁部内に、工作物に適合した1つの通過スロットを有
し、塗料供給導管が迅速接続カップラによって前記ケー
シングの外側に固定されており、かつ、少なくとも2本
の塗料分流導管に分岐して前記ケーシングの内側及び/
又は外側に沿って導かれており、前記の各塗料分流導管
の塗料噴出口が前記通過スロットの内部付近で工作物縁
部の上と下に配置されており、前記ケーシングが所属の
正面板と共に、少なくとも1つのクランプレバーと少な
くとも1つのフックとによって山形支持材の垂直脚片に
着脱可能に固定されており、前記山形支持材が送り台上
に載設されて、工作物の搬送方向に対して少なくとも直
角な横方向に調整部材によって往復運動可能に配置され
ている点にある。
【0007】なお本明細書中の「塗料」という概念は、
あらゆる種類の液状塗被材の総称として使用したにすぎ
ない。
【0008】
【作用】本発明の思想は、縁部塗被ヘッド内部の塗料溜
めを省いた場合でも、また本来の塗被室の容積を寸法オ
ーダー1つ分だけ縮小した場合でも、連続式真空法で縁
部塗被加工を実施できるという認識に基づいている。縁
部塗被ヘッドを本発明のように構成した場合、塗被室は
塗被ノーズの体積に制限され、かつケーシングは原理的
には、吸込み導管の、いわば合成の延長部又は通路形状
に限定されている。塗料供給は、塗料圧送装置からの塗
料供給導管を、縁部塗被ヘッド又は縁部塗被ケーシング
で少なくとも2本の塗料分流導管に分岐した後に行なわ
れ、両塗料分流導管は塗被ノーズの外側又は内側で、塗
料を必要とする通過スロット部位にまで延びている。ま
た前記塗被ノーズは搬送方向で見て極度に狭幅である。
【0009】本発明の塗被ノーズを用いれば、公知の構
成の縁部塗被ヘッドを用いた場合よりも遥かに良好に制
御可能・操作可能な塗被加工を実施することが可能であ
るばかりでなく、更にまた塗被加工品質が著しく改善さ
れることが判った。
【0010】本発明のように構成された縁部塗被ヘッド
を用いれば、所要の真空吸引作用を得るためには、従来
のエネルギ消費量の約50%しか必要としないことが判
明した。塗料消費量に関する利点は全く予期しないこと
であった。塗料が循環回路内を導かれフィルタ装置を通
流して再度塗被加工部位へ供給される場合でさえも、循
環流を高めることによっても顔料、ダストなどの増加残
分がフィルタ内に残留したままである。本発明の縁部塗
被ヘッドでは、塗料循環路、換言すれば循環量が著しく
減少される。これは特に、過剰量の塗料が塗料溜めから
連行されることがなく、その都度塗被作業のために必要
とされるだけの量の塗料しか塗被ノーズに圧送されない
からである。
【0011】その結果、真空タンクにおける液体分離作
業量が著しく少なくなる。縁部塗被ヘッドを有する公知
の連続式真空塗被設備では空気出口においてなお空気中
には残留湿分が含まれているが、本発明の構成による縁
部塗被ヘッドを使用した場合には残留湿分は著しく低下
される。半分の出力しか必要としないゆえに無用になっ
た第2の真空クンクを第1の真空タンクの後方に接続す
れば、含水量の点でもはや周辺外気の通常の空気湿度と
区別のつかない排出空気が得られる。著しく狭幅に構成
された塗被ノーズは、公知の手段に対比して、工作物の
前縁または後縁において、殊に後縁において、従来発生
頻度の高かった過剰塗料滴が残るようなことがないとい
う利点を有している。通過スロットの狭幅化によって、
過剰塗料を確実に除去するほど極度に強い掻取り縁流が
通過スロットに沿って通流することになる。
【0012】本発明の構成による縁部塗被ヘッドは使用
の点でも迅速かつ多角的に可変である。殊に有利には正
面板又は少なくとも塗被ノーズは取外し可能であり、従
って種々異なった通過スロットを有する塗被ノーズに簡
便かつ迅速に交換することが可能であり、この場合、正
面板に設けた少なくとも1つのクランプレバー及びフッ
クが通路状ケーシングとの継手を形成するのが有利であ
る。
【0013】本発明の実施態様では、通路状ケーシング
は山形支持材の垂直脚片に固定されており、該山形支持
材の水平脚片は送り台上に固定され、該送り台は制御作
動可能な調整部材によって、搬送方向に対して直角な横
方向に往復運動可能である。こうして例えば縁部塗被ヘ
ッドは、特別の人的作業を要することなしに、押しボタ
ンスイッチによってか又は自動的に工作物から離反して
休止位置へ移動し、また同様に簡単に再び稼働位置へも
たらされる。
【0014】工作物コンベヤの傍に2つ以上の縁部塗被
ヘッドを装備した場合には、休止位置へもたらされた一
方の縁部塗被ヘッドが、必要に応じて新たな縁部形状種
に合わせて組換えられるのに並行して、これと同時に、
第2又は第1の縁部塗被ヘッドの稼働は続行される。
【0015】請求項2に記載した縁部塗被ヘッドの実施
態様では、工作物コンベヤに対する縁部塗被ヘッドの自
動的な調整が最適に実現される。搬送方向又は案内軌道
のための所属の調整部材を有する三次元式縦横送り台の
形態で1つの送り台を設けたことによって、縁部塗被ヘ
ッドは工作物コンベヤに対して直角な横方向に往復運動
し、必要に応じて短い区間にわたって前記工作物コンベ
ヤに並行移動し、かつまた高さ方向に移動することがで
きる。
【0016】この構成手段は様々の大きな利点を提供す
る。例えば、長手方向成形部以外に搬送方向に対して横
方向で或る種の成形部を有する縁部に塗被加工を施す場
合、このような横方向成形部の区域では塗被層を改善又
は強化するために或る区間にわたって縁部塗被ヘッドを
工作物コンベヤと一緒に移動させるのが有利と判った。
垂直に延びる案内軌道は、例えば厚肉の工作物が上部区
域又は下部区域に、リブ状又は条片状に成形された突出
縁部を有している場合、適合を行なわせる役目を有して
いる。また複数の平面内で上下にコンベヤを配置したよ
うなスペース節減式設備では別の可能性が得られる。そ
れというのは、この場合1つの縁部塗被ヘッドを、高位
又は低位に位置しているコンベヤに調整することが可能
だからである。
【0017】請求項3に記載した実施態様では、ケーシ
ングによって作動可能・位置調整可能な少なくとも1つ
のリミットスイッチが、送り台の横方向案内軌道に設け
られており、該リミットスイッチは、少なくとも塗料供
給導管内の遮断部材と吸込み導管内の遮断部材とに接続
されており、かつ前記ケーシングの塗被ノーズが工作物
から離間した際に、前記遮断部材を閉止位置へ切換える
ように構成されている。つまり送り台と通路状ケーシン
グとの間でリミットスイッチが働き、該リミットスイッ
チは、通路状ケーシングが後退した終端位置又は休止位
置に位置した場合に作動され、かつその際少なくとも塗
料供給が中断され、或いは殊に有利には同時に吸引作用
が遮断され又は吸込み導管が閉止される。この手段は組
換え作業時に同じく必要である。またこの遮断操作は真
空タンク又は塗料供給装置でも行なうことができる。こ
れに対して、異形成形縁部を有する工作物の変換が一時
的でしかない場合、その都度必要ではなくなった縁部塗
被ヘッドの後退は、塗料供給と吸引作用との同時遮断を
意味している。これによって吸引エネルギ及び塗料消費
量が著しく減少され、また他面において塗被設備の自動
化操業が洗練化される。
【0018】この自動化操業を洗練化するためには特に
請求項4に記載した構成手段、すなわちケーシングの横
方向案内のための調整部材が、工作物縁部付近に配置さ
れた距離センサによって作動される、という実施態様が
役立つ。該センサが連続的に工作物縁部の距離に応動す
る場合には、調整部材が往復運動によって追従運動を惹
起することによって塗被ノーズが常時、工作物縁部に対
する目標距離に保たれるという利点が得られる。このよ
うにすれば例えば斜向する(搬送方向に対しても斜めに
延びる)工作物縁部には、工作物コンベヤ上での工作物
の位置を適当に換えることなしに塗被加工を施すことが
可能になる。
【0019】請求項5に記載した実施態様のようにセン
サに付加的に、設定可能なタイミング素子が設けられて
いる場合には、工作物の接近までに比較的長い合間が生
じた際に、縁部塗被ヘッドは自動的に休止位置へ戻され
かつ遮断によってエネルギ及び塗料を徒らに浪費せず、
次の工作物が工作物コンベヤによって塗被ノーズに接近
すると始めて再び稼働位置へ移動させられることにな
る。
【0020】請求項6に記載の構成手段では、自動化の
最適化が更に勧められる。縁部形状に敏感に応動するセ
ンサを使用することによって、複数の縁部塗被ヘッド
は、所属の塗被ノーズに対応して成形された工作物縁部
を検知することによって必要に応じて、すなわち相応の
工作物の接近に応じて稼働位置へ移動し、かつ別形状に
成形された工作物が接近すると、再び休止位置へ復帰す
る一方、該工作物に配設された縁部塗被ヘッドが当該塗
被作業を引受ける。距離検知手段を有する類似のセンサ
はこの作業中に必要に応じて縦横送り台によってそれ相
応の高さ調整を惹起させ、従って縁部塗被ヘッドが必要
に応じて作動されかつ自動的にその都度必要な稼働位置
へ移動される場合には、工作物コンベヤ上で、異なった
形状の縁部を有する工作物と異なった高さレベルの縁部
を有する工作物とを交互に搬送することが可能になる。
【0021】請求項7に記載した実施態様では、工作物
縁部の形状種によっては、上下で異なった量の塗料が必
要になることがあるという事実が考慮されている。基本
調整位置で調量弁を適当に作動することによって塗料供
給は、吸込み空気によって連行されることになるような
過剰量を生ぜしめることなく最適に調整される。
【0022】塗被ノーズを極度に狭幅に構成し、かつ、
縁部塗被ヘッドケーシング内に大きな真空室を設けなか
ったことによって、通過スロットには著しく高い空気流
が発生し、該空気流が工作物縁部に対して極めて強い吸
引作用を及ぼすので、工作物が持上がったり、或いはフ
ラッタ運動を起こすことがある。場合によって発生する
前記の不都合な付随現象は請求項8に記載した手段によ
って、すなわち、ローラ条材を、縁部塗被加工のあいだ
該ローラ条材のゴムローラを介して工作物を縁部塗被ヘ
ッドの吸引作用に抗して工作物コンベヤ上に位置決めす
る工作物抑えとして構成することによって排除される。
この場合ローラ条材は、縁部塗被装置の架台に定置に配
置されかつ搬送方向で見て通過スロットに達するまで搬
送方向に平行に延在しており、しかも前記ローラ条材は
搬送方向に対して逆方向に測定すれば、該通過スロット
を起点として少なくとも工作物1つ分の長さにわたって
いる。
【0023】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
【0024】図1に例示した工作物縁部を塗被するため
の連続式真空塗被装置は、真空タンク1及び該真空タン
クの下位に配置された塗料供給装置2を有し、該塗料供
給装置は、本発明によって構成された2つの縁部塗被ヘ
ッド3を稼働させるために使用される。縁部塗被ヘッド
3は、工作物5を該縁部塗被ヘッド3に沿って搬送する
工作物コンベヤ4の傍に配置されている。図示の例では
工作物コンベヤ4の個々の搬送区間が統合されて1つの
閉じた四辺形を形成し、しかも該四辺形の1つの角隅部
には転回装置6が配置されている。工作物コンベヤ4を
適正に構成することによって、特に例えば転回装置を適
正に構成することによって、工作物の4つの縁部すべて
に連続的に塗被し、かつ塗被済み工作物を工作物コンベ
ヤから連続的に排出することが可能である。
【0025】図2では2つの縁部塗被ヘッド3が設けら
れている。
【0026】図面から判るように縁部塗被ヘッド3は小
さな通路状のケーシングを有し、該ケーシングは正面板
7によって閉鎖されており、該正面板から塗被ノーズ8
が突出し、該塗被ノーズは極めて細くかつ工作物寄り
に、成形された通過スロット9を有している。縁部塗被
ヘッド3は正面板7によって山形支持材11の垂直脚片
10の面に固定されており、該山形支持材自体は、山形
支持材12として構成された送り台と結合されており、
該送り台は制御可能な調整部材13によって、工作物コ
ンベヤ4の搬送方向に対して直角な横方向に矢印Aの方
向に往復運動可能である。
【0027】破線で示した別の山形支持材12aは前記
送り台12を支持しており、かつ、調整部材13aを介
して縁部塗被ヘッド3を矢印Bの方向に、要するに高さ
方向に上下運動することができる。
【0028】通過スロット9を有する塗被ノーズ8の領
域では高い吸引力が支配している。それゆえに該領域で
は、複数の回転可能なゴムローラ15を装備したローラ
条材14が縁部塗被装置の架台(図示せず)に配置され
ており、この場合前記の各ゴムローラ15は、ローラを
軸支する条材を超えて下方へ張出している。該ローラ条
材14は、前記縁部塗被ヘッド3の通過スロット9を工
作物が通過する際に前記ゴムローラ15によって工作物
を抑えて、前記吸引力に起因した工作物のフラッタ運動
を生ぜしめないように、工作物コンベヤ4に圧着する。
【0029】正面板7はクランプレバー16とフック1
7とによって容易に取外し可能に固定されているので、
塗被ノーズ8の交換又は正面板と縁部塗被ノーズとから
成るユニットの交換を迅速に実施することが可能であ
る。
【0030】前記の調整部材13,13a及び山形支持
材12,12aにはそれぞれ送り台が所属し(図2参
照)、該第2送り台は、縁部塗被ヘッドの付加的な運動
方向についての図示を判り易くするために詳細には図示
されていない。縁部塗被ヘッド3を矢印C(図1参照)
の方向に運動させようとする場合には、垂直送り台の下
に第3の平行送り台を配置しておくのが有利である。該
第3送り台並びに所属の調整部材及び山形支持材の図示
は、図1及び図2では図面を判り易くするために省かれ
ている。全部で2つ又は全部で3つの送り台18並びに
調整部材13,13a…は互いに相俟って二次元式又は
三次元式の縦横送り台を形成し、該送り台18によっ
て、縁部塗被ヘッドを工作物に対して直角な高さ方向と
工作物に対して平行な方向とに往復運動させることが可
能になる。
【0031】縁部塗被ヘッドの詳細な構成は図3乃至図
5に示されている。
【0032】例えば塗料供給装置2は塗料圧送ポンプ2
8を有し、該塗料圧送ポンプには混合栓19が後置され
ており(図3では破線で図示)、かつ締切り弁(図示せ
ず)などが塗料供給を調節する。前記塗料供給装置2を
起点として可撓性の塗料供給導管20が各縁部塗被ヘッ
ト3へ延び、また真空タンク1を起点として各縁部塗被
ヘッド3へ可撓性の吸込み導管21が延びており、該吸
込み導管は、縁部塗被ヘッド3のケーシング22の、工
作物から離反した方の端部で容易に着脱可能に固定され
ている。
【0033】特に図4から判るように、図示の縁部塗被
ヘッド3は実際には、本来ケーシングと呼べるものを有
している訳ではなく、むしろ、原理的には可撓性の吸込
み導管21を延長する強固な通路状片をケーシングとし
て有しているにすぎず、該通路状片が正面板7によって
工作物側で閉鎖されるのである。正面板7には、幅を著
しく狭く構成された、側面図で見れば台形状の塗被ノー
ズ8が装着されており、該塗被ノーズ内には、工作物に
適合した通過スロット9が設けられている。通路状のケ
ーシング22及び可撓性の吸込み導管(ホース)の横断
面に対比して塗被ノーズ8の横断面、ひいては容積は著
しく縮小されているので、通過スロット9では、該通過
スロットと工作物縁部との間に著しく強い吸込み空気流
が支障なく発生する。当然のことながら前記通過スロッ
ト9の形状は、工作物縁部の形状にできるだけ緊密に適
合されている。山形支持材11、特に該山形支持材の垂
直脚片10内には、塗被ノーズ8のために対応した切欠
き部が設けられているのは勿論である。
【0034】図面から判るように塗料供給装置2から2
本の可撓性の塗料供給導管20が縁部塗被ヘッド3に通
じており、かつ図4に示した実施例では上下で塗被ノー
ズ8へ導かれているので、塗被需要部位の直ぐ近くで塗
料の噴出が行なわれる。塗料の調量を種々行なえるよう
にするために、個々の塗料供給導管20のために調量弁
23(図2参照)を夫々組込んでおくのが有利である。
このようにすれば工作物縁部の上と下とで異なった塗料
消費量に調整することが可能になる。
【0035】図示は省かれているが本発明の実施態様で
は、各縁部塗被ヘッド3へそれぞれただ1本の塗料供給
導管を導き、該塗料供給導管を当該縁部塗被ヘッドで分
割して図示のように塗料分流導管に構成することも可能
である。
【0036】塗料分流導管は、図4に符号20aで示し
たように、通路状ケーシング22の内部で、或いは少な
くとも塗被ノーズ8の内部でも延びることができる。
【0037】有利な実施態様ではケーシング22には、
塗料供給導管のための迅速接続カップラ及び吸込み導管
21のために適当な迅速接続カップラが設けられてい
る。
【0038】順次搬送時又は混合搬送時に縁部塗被ヘッ
ド3によって自動的に塗被される、長方形とは異なった
特殊な異形断面形状の縁部を有する工作物例が図6に示
されている。
【0039】縁部塗被ヘッド3の稼働を全自動化するた
めに、該縁部塗被ヘッドの両側面にはセンサ26が装着
されており、各センサは調整部材13,13aなどを制
御するために使用される。該センサは、最も単純な実施
態様では距離センサとして構成されており、該距離セン
サは、或る所定の遅延時間をもって作動し、つまりタイ
ミング素子を備え、かつ工作物5が接近すると、縁部塗
被ヘッド3並びに塗被ノーズ8を休止位置から(図2で
見て左手前に位置した縁部塗被ヘッド3参照)自動的に
稼働位置へ移動させ、また次の工作物5の接近までに比
較的間がある場合には縁部塗被ヘッドに自動的に休止位
置を占めさせるようにする。
【0040】縁部塗被ヘッド3が休止位置を占める場合
に該縁部塗被ヘッドが作動するスイッチ(図示せず)を
ロック部材と接続し、こうして前記縁部塗被ヘッド3が
休止位置にある場合に前記スイッチによって前記ロック
部材を作動させるようにすることも可能であり、この場
合該ロック部材は、縁部塗被ヘッド3の付近にか、或い
は真空タンク1及び塗料供給装置2に配置されている。
縁部塗被ヘッド3が再び稼働位置へ移動する場合には、
スイッチの再作動によって改めて各縁部塗被ヘッド3に
対するサクション作用と塗料供給が接続される。
【0041】別の実施態様ではセンサ26は距離のチェ
ックを連続的に実施しかつ縁部塗被ヘッド3を再調整す
ることができる。例えば工作物縁部の形状が直線的に経
過していない場合にもは(図1に例示した切除部27参
照)、調整部材とセンサとに基づいて塗被ノーズ8を図
2の矢印Aの方向に移動することによって、中断なく塗
被作業を行なうことが可能である。
【0042】そればかりでなくセンサ26は、今日有効
な技術手段を用いて、断面形状に敏感に応動するように
構成することができる。こうして、異なった形状に成形
された通過スロット9の塗被ノーズ8を有する複数の縁
部塗被ヘッド3を互いに並列的に工作物コンベヤ4に沿
って配置して休止位置で待機させることも可能になる。
1つのセンサが、所属の通過スロットに適合した工作物
又は該工作物縁部を検知すると、縁部塗被ヘッド3は、
自動的に稼働位置へ移動し、かつ、対応形状をもった別
の工作物5が接近しなければ再び休止位置へ復帰する。
【0043】全体効果という点から見れば、本発明のよ
うに構成された縁部塗被ヘッド3によって、これまで想
定できなかった約50%もの塗料節減と省エネが得られ
る。更にまた、互いに異なった直線縁の工作物5又は非
直線縁の工作物5が順次に相前後して、或いは互いに入
り混じって工作物コンベヤ4を介して供給されるか否か
に関わりなく、その都度適合した縁部塗被ヘッドが自動
的に機能し、かつその際必要に応じて(搬送方向に対し
て直角な横方向の運動によってであれ、短時間の連行移
動によってであれ、或いは高低運動によってであれ)工
作物縁部に対してその都度正しい位置を占めるという点
で、本発明の前記縁部塗被ヘッド3は著しくフレキシブ
ルで、融通性がある。
【0044】前記形式の縁部塗被ヘッドは高級材料から
成っているので比較的コスト高である。従って通路状ケ
ーシング22を、また場合によっては正面板7及び塗被
ノーズ8も例えば大まかには鋳造によって成形し、かつ
細部はCNC制御加工法で個別に成形するのが有利であ
る。例えば正面板に塗料供給導管20を規格通りに配置
するようにし、正面板7及び塗被ノーズ8の交換時に異
なった塗被ノーズを同一の部位にもたらし、かつ自動的
に塗料を供給できるようにすることも可能である。この
場合単一の部位から異なった塗料分流導管が塗被ノーズ
8に沿って又は該塗被ノーズ内を消費部位へ導かれる。
このような場合には通過スロット9を個々に成形するた
めの切削加工は僅かに留められ、このような縁部塗被ヘ
ッド3のコストも代替可能な限度内に抑えることができ
る。
【0045】本発明は、以上に説明した図示の実施例に
限定されるものではない。むしろ図示の実施例は本発明
の思想の1つの有利な実施態様にすぎない。
【0046】本発明の権利範囲は、各請求項に記載した
個々の構成手段だけでなく、これら構成手段の組合せに
も及ぶものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例による2つの縁部塗被ヘッド
を装備した連続式真空塗被装置の斜視図である。
【図2】一方の縁部塗被ヘッドを稼働位置で、また他方
の縁部塗被ヘッドを休止位置で示した2つのへほいれつ
に配置された縁部塗被ヘッドの斜視図である。
【図3】縁部塗被装置の概略断面図である。
【図4】縁部塗被ヘッドの部分断面図である。
【図5】図4の矢印Vの方向に見た縁部塗被ヘッドの側
面図である。
【図6】長方形横断面とは異なった縁部断面形状を有す
る条材状工作物例の横断面図である。
【符号の説明】
1 真空タンク、 2 塗料供給装置、 3 縁
部塗被ヘッド、 4工作物コンベヤ、 5 工作物、
6 転回装置、 7 正面板、 8塗被ノーズ、
9 通過スロット、 10 垂直脚片、 11
山形支持材、 12,12a 山形支持材、 1
3,13a 調整部材、 14ローラ条材、 15
ゴムローラ、 16 クランプレバー、 17 フ
ック、 18 送り台、 19 混合栓、 20
塗料供給導管、20a塗料分流導管、 21 吸込
み導管、 22 通路状片から成るケーシング、 2
3 調量弁、 25 調量弁、 26 センサ、
27 切除部、 28 塗料圧送ポンプ、 A,
B,C 運動方向を示す矢印

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空タンク及び塗料供給装置とは無関係
    に工作物コンベヤの縁部に対して調整移動可能に可撓性
    の吸込み導管を介して真空タンクに接続され、また可撓
    性の塗料供給導管を介して塗料供給装置に接続されたケ
    ーシングを有し、かつ該ケーシングが工作物側で、工作
    物縁部並びに工作物端縁部上下で僅かな遊びをもって囲
    む通過スロットを有している形式の、板状及び/又は条
    材状の木製、プラスチック製などの工作物縁部に地塗り
    剤、塗料、ラッカーなどのような液状塗被剤で表面処理
    を施すための連続式真空塗被装置又は塗被設備用の縁部
    塗被ヘッドにおいて、 ケーシング(22)が通路形状を有し、しかも該通路横
    断面が可撓性吸込み導管(21)の横断面よりも実質的
    にごく僅かしか大きくなく、該吸込み導管は、ケーシン
    グ(22)の、工作物(5)から離反した方の端部に簡
    易着脱可能に固定されており、 前記ケーシング(22)が工作物側でプレート状に閉鎖
    されかつ閉鎖する正面板(7)の中央に配置されていて
    ケーシング内部に向かって開いた中空の細い塗被ノーズ
    (8)を有し、該塗被ノーズは、前記正面板(7)に対
    して平行な工作物寄りの小さな面の中央部及び互いに平
    行な垂直な両側壁部内に、工作物(5)に適合した1つ
    の通過スロット(9)を有し、 塗料供給導管(20)が迅速接続カップラによって前記
    ケーシング(22)の外側に固定されており、かつ、少
    なくとも2本の塗料分流導管(20a)に分岐して前記
    ケーシング(22)の内側及び/又は外側に沿って導か
    れており、前記の各塗料分流導管の塗料噴出口が前記通
    過スロット(9)の内部付近で工作物縁部の上と下に配
    置されており、 前記ケーシング(22)が所属の正面板(7)と共に、
    少なくとも1つのクランプレバー(16)と少なくとも
    1つのフック(17)とによって山形支持材(11)の
    垂直脚片(10)に着脱可能に固定されており、 前記山形支持材(11)が送り台上に載設されて、工作
    物(5)の搬送方向に対して少なくとも直角な横方向
    (A)に調整部材によって往復運動可能に配置されてい
    ることを特徴とする、縁部塗被ヘッド。
  2. 【請求項2】 送り台が、搬送方向に対して直角な横方
    向の案内軌道(A)以外に搬送平面に対して垂直な方向
    の案内軌道(B)と搬送方向及び搬送平面に対して並行
    な方向の案内軌道(C)とを付加的に有する三次元式縦
    横送り台として構成されており、かつ各案内軌道毎に1
    つの制御可能な調整部材(12,12a)を有してい
    る、請求項1記載の縁部塗被ヘッド。
  3. 【請求項3】 ケーシング(22)によって作動可能・
    位置調整可能な少なくとも1つのリミットスイッチが、
    送り台(18)の横方向案内軌道に設けられており、該
    リミットスイッチは、少なくとも塗料供給導管(20)
    内の遮断部材と吸込み導管(21)内の遮断部材に接
    続されており、かつ前記ケーシング(22)の塗被ノー
    ズ(8)が工作物(5)から離間した際に、前記遮断部
    材を閉止位置へ切換えるように構成されている、請求項
    1又は2記載の縁部塗被ヘッド。
  4. 【請求項4】 ケーシング(22)の横方向案内のため
    の調整部材(13)が、工作物縁部付近に配置された距
    離センサ(26)によって作動され、かつ通過スロット
    (9)を非直線形の工作物縁部に倣って追従させる、請
    求項1から3までのいずれか1項記載の縁部塗被ヘッ
    ド。
  5. 【請求項5】 距離センサ(26)が、遅延時間を設定
    可能なタイミング素子を有し、該タイミング素子は、工
    作物(5)の接近までに比較的長い間が生じた際に、吸
    引作用及び/又は塗料の供給を遮断する休止位置へケー
    シング(22)を復帰させ、かつ工作物(5)の新たな
    接近に伴って再び稼働位置へセットする、請求項記載
    の縁部塗被ヘッド。
  6. 【請求項6】 互いに異なった形状に成形された通過ス
    ロット(9)を有する少なくとも2つの縁部塗被ヘッド
    (3)が搬送方向に並列配置されており、距離センサ
    (26)が工作物縁部形状を検知するために構成されて
    おり、かつ、その都度工作物縁部形状に適合した方の縁
    部塗被ヘッド(3)を稼働位置へ、またその都度工作物
    縁部形状に適合していない縁部塗被ヘッドを休止位置へ
    移動させる、請求項記載の縁部塗被ヘッド。
  7. 【請求項7】 各塗料分流導管(20a)内に調整可能
    な調量弁(25)が組込まれている、請求項1から6ま
    でのいずれか1項記載の縁部塗被ヘッド。
  8. 【請求項8】 ローラ条材(14)が、縁部塗被加工の
    あいだ該ローラ条材のゴムローラ(15)を介して工作
    物(5)を縁部塗被ヘッド(3)の吸引作用に抗して工
    作物コンベヤ(4)上に位置決めする工作物抑えとし
    て、縁部塗被装置の架台に定置に配置されかつ搬送方向
    で見て通過スロット(9)に達するまで搬送方向に平行
    に延在しており、しかも前記ローラ条材(14)が搬送
    方向に対して逆方向に測定すれば、該通過スロット
    (9)を起点として少なくとも工作物1つ分の長さにわ
    たっている、請求項記載の縁部塗被ヘッド。
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