JPH07112446B2 - 頭髪用液体化粧料塗布具 - Google Patents

頭髪用液体化粧料塗布具

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JPH07112446B2
JPH07112446B2 JP1342146A JP34214689A JPH07112446B2 JP H07112446 B2 JPH07112446 B2 JP H07112446B2 JP 1342146 A JP1342146 A JP 1342146A JP 34214689 A JP34214689 A JP 34214689A JP H07112446 B2 JPH07112446 B2 JP H07112446B2
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cap
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雅彦 永井
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Tombow Pencil Co Ltd
Shiseido Co Ltd
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Tombow Pencil Co Ltd
Shiseido Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は染毛剤や整髪剤等の頭髪用液体化粧料を塗布す
る器具に関する。
(従来の技術) 従来、この種のもので、液体化粧料を含浸した塗布体の
外周部に櫛体を配設するとともに、塗布体の乾燥を防ぐ
ために、塗布体及び櫛体を覆って密閉するキャップを備
え、そのキャップを外したときにスプリングの力で櫛体
を自動的に突出するようになし、また、液体化粧料が手
指等に付着して汚すのを防止するために、キャップの内
面に揮発した液体化粧料を吸収する部材を設けたものが
存在する。
しかしながら、上記のような従来品は、キャップ内で揮
発した液体化粧料の溶剤が吸収部材に蓄積されて塗布体
へ戻らないので、塗布体に含浸された液体化粧料の濃度
等が上昇して品質等が変化してしまうという問題があ
り、また、キャップがスプリングで弾発されているので
外れやすいという問題もあり、さらに、キャップを外す
とスプリングの力で櫛体が自動的に突出してしまうの
で、常に塗布体の周囲に櫛体が位置することになって、
櫛体を使用せずに塗布体のみを使用して作業することが
できないという不便があった。
また、この種の塗布具には、一般的に、塗布作業が終了
したときに、櫛体には塗布液が付着しており、そのまま
キャップを嵌着すると、塗布体からの溶剤の蒸発もある
ので、櫛体がいつまでも乾燥せず、再び使用するとき
に、その櫛体に乾燥せずに付着していた塗布液が頭皮や
毛のへはえぎわを汚すという問題があった。
(発明が解決しようとする課題) そこで本発明は、上記の問題を解決すること、すなわ
ち、キャップ内で揮発した液体化粧料の溶剤を塗布体へ
再吸収させて液体化粧料の濃度等の変化を防止して品質
等を維持することができ、また、キャップが簡単に外れ
ないようにして、且つ、櫛体を使用せずに塗布体のみを
使用する方法と、櫛体を使用しながら塗布体を使用する
方法の両方が可能で、任意に選択して使い分けできると
いう利便性があり、さらに、キャップを嵌着したとき
に、塗布体は密閉されて乾燥が防止されるが、櫛体に付
着した塗布液は乾燥して、再び使用するときに頭皮や毛
のはえぎわを汚すことがない等の利点がある斬新な頭髪
用液体化粧料塗布具の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の頭髪用液体化粧料
塗布具は、液体化粧料を含浸する塗布体1をその先端面
が露出する状態に保持する軸胴2の先端外周部に環状の
櫛体3を嵌着し、該櫛体3と軸胴2間に、選択的に櫛体
3の先端を塗布体1の先端面より上方へ突出したり又は
櫛体3の先端を軸胴2の先端部位より稍下方位置まで引
込可能とする櫛体3の変位機構を設け、櫛体3の引込時
に塗布体1及び櫛体3を覆って軸胴2に嵌着可能なキャ
ップ4を備え、該キャップ4の天面に結露した液体化粧
料の溶剤を塗布体1の先端面に落下させて再吸収させる
雫ガイド23を垂下させ、また、キャップ4の嵌着状態に
おいて引込状態にある櫛体3の先端より上方の軸胴2の
先端部位に気密に接触するシール部5をキャップ4の内
面部に設けると共にキャップ4内の櫛体包囲空間6をキ
ャップ外部と通気せしめたことを特徴とする構成とした
ものである。
(実施例) 以下、図面に基づき実施例について説明する。第1図に
おいて、まず軸胴2は本体筒部7の上方にやや小径で上
端が開口した塗布体収納筒部8を設けると共に本体筒部
7の内部に塗布体収納筒部8と連通して下端が開口した
小径の液導通管9を設け、その塗布体収納筒部8の外面
部にやや傾きながら上下方向へ伸びてその上端部が横方
向やや下向きに曲がった形状(第3図参照)のカム溝10
を設け、また塗布体収納筒部8の上端外面部にシール用
段部11を設けている。なお、塗布体収納筒部8はその内
面部に空気置換用溝12を設け、また下端面が傾斜した液
導通管9はその下端部に切欠溝13を設けている。次に塗
布体1は繊維束製で毛細管現象によりその内部に液体化
粧料を含浸させることができ、軸胴2における塗布体収
納筒部8内にその先端部が幾分露出する状態に収納され
て接着されている。軸胴2における本体筒部7には液体
化粧料を収容したカートリッジ式のタンク14が嵌着され
ている。このタンク14は二重筒構造で、その外筒部15の
略上半部を軸胴2の本体筒部7内に嵌入し、液体化粧料
を収容した小径の内筒部16内に軸胴2の前記液導通管9
を挿入させている。なお、タンク14は軸胴2と嵌着する
前までは、その内筒部16の上端部が栓17により密閉され
ていて、軸胴2と嵌着するときに液導通管9の先端部に
よる押圧によって開栓されるものである。この実施例で
は軸胴2とタンク14を別部品としているが勿論一体化す
ることは自由である。次に軸胴2の塗布体収納筒部8の
外周部には、上半部の多数の櫛歯18を備え、また下端外
周面にローレット19を形成し、更に下端内面部の所要位
置にカムピン20を突設した櫛体3が嵌着されている。櫛
体3のカムピン20は軸胴2における塗布体収納筒部8の
カム溝10内に移動自在に嵌入されている。カム溝10に沿
ってカムピン20を移動させると、軸胴2に対し櫛体3が
上下方向に変位することになる。そして、カムピン20を
第3図に示すようにカム溝10の上端折曲部に位置させた
状態で櫛歯18の先端が塗布体1の先端面より上方へ突出
すると共に、カムピン20をカム溝10の下端部に位置させ
た状態で櫛歯18の先端が第1図に示すように軸胴2の塗
布体収納筒部8の先端部位より稍下方位置まで引込むよ
うにカム溝10の上下方向の長さが設定されている。な
お、この実施例では軸胴2にカム溝10を、また櫛体3に
カムピン20を設けているが、これを逆にすることも勿論
自由である。また櫛体3の変位機構はカム溝10とカムピ
ン20の組合せのみに限定されるものではない。キャップ
4は第1図に示すように、櫛体3を引込状態として塗布
体1及び櫛体3を覆いながら軸胴2に対し嵌着する。そ
して、キャップ4の内面奥部に前記塗布体収納筒部8の
上端外面部に設けた段部11に気密に接触するシール部5
が設けられている。このシール部5によってキャップ内
部は、塗布体包囲空間21と櫛体包囲空間6に分断され
て、塗布体包囲空間21は極めて狭く且つ密閉された状態
となっている。しかしながらキャップ4の開口端内面と
その内側の櫛体3の外面との間には通気路22が設けられ
ていて、櫛体包囲空間6はキャップ外部と連通されてい
る。またキャップ4の天面には結露した溶剤を塗布体1
の先端面に落下させて再吸収させる雫ガイド23を突設し
ている。なお、雫ガイド23はキャップ4に一体的に形成
してもよいし、また別部品として形成してキャップ4に
取付けてもよい。
(発明の作用効果) 本発明は前記のように構成されているので、まず、キャ
ップ4の中で揮発した液体化粧料の溶剤は天面に結露し
て雫ガイド23を伝わって再び塗布体1に落下して再吸収
されることになるので、塗布体1に含浸した液体化粧料
の濃度等の変化を防止して品質等を一定に保つことがで
きるという作用効果がある。次に、キャップ4はスプリ
ングにより弾発されていないので簡単に外れてしまう虞
がなく、又、選択的に櫛体3の先端を塗布体1の先端面
より上方へ突出したり又は櫛体3の先端を軸胴2の先端
部位より稍下方位置まで引込可能としたので、櫛体3を
使用せずに塗布体1のみで作業する使い方と、櫛体3を
使用しながら塗布体1を使用して作業する使い方の両方
が可能で、任意に選択して使い分けできるという作用効
果がある。さらに、キャップ4を嵌着した状態で塗布体
1が密閉されて塗布体1の乾燥が防止されるのは勿論で
あるが、櫛体3を包囲する空間がキャップ外部と通気さ
れるので櫛体3に付着した塗布液が乾燥して再使用する
場合に櫛体により頭皮や毛のはえぎわがよごれる弊害が
解消される作用効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示したもので、第1図はキャッ
プ嵌着状態の縦断面図、第2図は第1図A−A線の拡大
横断面図、第3図は塗布作業をする状態の一部欠切正面
図である。 1……塗布体、2……軸胴、3……櫛体、4……キャッ
プ、5……シール部、6……櫛体包囲空間、9……液導
通管、10……カム溝、11……段部、14……タンク、18…
…櫛歯、20……カムピン、21……塗布体包囲空間、22…
…通気路、23……雫ガイド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体化粧料を含浸する塗布体1をその先端
    面が露出する状態に保持する軸胴2の先端外周部に環状
    の櫛体3を嵌着し、該櫛体3と軸胴2間に、選択的に櫛
    体3の先端を塗布体1の先端面より上方へ突出したり又
    は櫛体3の先端を軸胴2の先端部位より稍下方位置まで
    引込可能とする櫛体3の変位機構を設け、櫛体3の引込
    時に塗布体1及び櫛体3を覆って軸胴2に嵌着可能なキ
    ャップ4を備え、該キャップ4の天面に結露した液体化
    粧料の溶剤を塗布体1の先端面に落下させて再吸収させ
    る雫ガイド23を垂下させ、また、キャップ4の嵌着状態
    において引込状態にある櫛体3の先端より上方の軸胴2
    の先端部位に気密に接触するシール部5をキャップ4の
    内面部に設けると共にキャップ4内の櫛体包囲空間6を
    キャップ外部と通気せしめたことを特徴とする頭髪用液
    体化粧料塗布具。
JP1342146A 1989-12-28 1989-12-28 頭髪用液体化粧料塗布具 Expired - Fee Related JPH07112446B2 (ja)

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