JPH0711234Y2 - 配線用床パネル - Google Patents

配線用床パネル

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JPH0711234Y2
JPH0711234Y2 JP10390189U JP10390189U JPH0711234Y2 JP H0711234 Y2 JPH0711234 Y2 JP H0711234Y2 JP 10390189 U JP10390189 U JP 10390189U JP 10390189 U JP10390189 U JP 10390189U JP H0711234 Y2 JPH0711234 Y2 JP H0711234Y2
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JP
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floor panel
wiring
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floor
top plate
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JP10390189U
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昭雄 上田
喜治 末光
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Tokuyama Corp
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Tokuyama Corp
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は配線用床パネルに関する。即ちオリフィスオー
トメーション室、電子計算機室等において、各種機器に
対する電力線、信号線、電話線等の配線を容易にし、ま
たオフィスノレイアウト変更等による配線変更にも柔軟
に対応できる二重床を構成するための配線用床パネルに
関する。
(従来の技術) 近年、オフィスオートメーション化などにより上記配線
用床パネルに対する需要が高まり、従来既に例えば実開
昭61−168242、同62−23927、同62−189435、同62−189
436及び同63−3745等にみられるように各種態様のもの
が提案されている。
これら従来の配線用床パネルには一長一短があり、次の
ような点で必ずしも満足されるものではなかった。
即ち(1)床パネルを敷設した後の配線施工が容易でな
く、床パネルによっては予め床盤上の所定の位置に配線
施工した後に床パネルを敷設する必要があり、この場合
も配線上に床パネルの脚部が乗り上げるケースがみられ
る。(2)従ってまたオフィスのレイアウト変更に対す
る配線変更も困難である。(3)床パネルの成形も複雑
なものがみられる。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、従来の床パネルの上記問題点に鑑みて、下記
の課題を解決した床パネルを提供するものである。
即ち、(1)配線施工が床パネルを敷設した後に容易に
実施でき、配線施工の際に、従来みられた床パネルを持
ち上げる必要もなく、配線上に床パネルの脚部が乗り上
げるなどの難点の存しない。(2)配線変更にも柔軟に
対応できる。(3)床パネルの成形も容易である。
(課題を解決するための手段) 上記課題のもとに種々検討を加えた結果、下記構成の床
パネルとすることにより目的を達成し得ることを見出し
た。
即ち、本考案は、方形状天板の下面に該方形の一辺に平
行な複数の脚部が並設されると共に、該脚部と平行な天
板両端のうち少なくとも一端に脚部と平行な上面が開口
された配線用溝が設けられ、該溝上面が着脱自在な溝カ
バーによって被覆されてなることを特徴とする配線用床
パネルである。
(作用) 本考案は上記構成を採用することにより以下のような作
用を有する。
即ち、(1)床パネル自体に上面が開口された配線用溝
が一体的に設けられ、且つ、該溝上面が着脱自在の溝カ
バーによって被覆されているために、床パネル敷設後
に、溝カバーを取り外して配線施工を容易に実施でき
る。またオフィスのレイアウト変更等による配線変更に
対しても必要箇所の溝カバーを取り外して行なうことに
より柔軟に対応できる。更に(2)床パネルの複数の脚
部と配線用溝がすべて平行に設けられているために押出
成形法等により容易に成形でき後加工も不要である。
(実施例) 以下、本考案の配線用床パネルの好適具体例について、
添付図面を参照して詳細に説明する。
第1図は、本考案の代表的態様の床パネルの斜視図であ
る。図に示すように本考案の床パネル1は、方形状天板
2の下面に該方形の一辺に平行な複数の脚部3が並設さ
れると共に、該脚部3と平行な天板端部が脚部3と平行
な上面が開口された配線用溝4が設けられ、該溝上面が
着脱自在の溝カバー5によって被覆されている。
なお、本態様においては、配線用溝4が天板2の両端に
設けられているが、該両端のうち一端にのみ設けられて
もよい。脚部3は、天板2に負荷される加重と天板強度
を考慮して適宜の間隔で複数の通常、板状脚部が並設さ
れる。また、天板2の面積が大きい場合、不陸対策つま
り床レベルの不等対策として天板上の中央その他適宜の
位置並びに、該位置に対応する配線用溝4の底側部に単
数乃至複数のスリット6を設ける態様も好ましく採用さ
れる。
配線用溝4は、上面が開口された断面略U字状の溝部本
体4−aの両縦壁先端に溝カバー係止部4−bが付設さ
れている。
また、溝カバー5は、長尺の平板下面の両端に配線用溝
の凹状の溝カバー係止部4−bに対応して凸状の溝部本
体係止部5−bが付設されており、この係止部によっ
て、着脱自在に係止され配線用溝上面を被覆している。
なお、溝カバー5の平板下面には補強のために必要に応
じてリブ5ーcが設けられる。
また、床パネルの脚部3の底部と配線用溝4の底部は、
滑り止めとクッション性をもたせるために、床盤と接触
する底部の全面又は一部を軟質塩化ビニル、EPDM(ethy
lene−propylene−dienemethylene−linkage)などの軟
質合成樹脂或は合成ゴムなどの緩衝性素材で構成し、且
つ表面に多数の細い溝状線や点状凹凸を施し粗面化した
ものが好ましく用いられる。
次に、第2図、第1図に示す床パネルを利用して床を構
成する際の代表的態様を示す平面図である。即ち床パネ
ルが交互いに90度回転した態様で敷設され、2つの床パ
ネルにまたがる長尺の溝カバー5が平織り状に配された
床パネル間のずれを防止している。
第3図は、本考案の床パネルの別態様の斜視図である。
即ち、方形状天板の脚部と平行な方向の分割線によって
夫々一端にのみ配線用溝を有する2つの床パネル1−
A、1−Bに分割されている。本態様のような床パネル
はこれら2つの床パネルを組合せて、天板両端に配線用
溝を有する床パネルとして構成し、第1図に示すものと
同様にして使用することもできるが、2つの床パネル1
−A、1−Bを夫々独立にして本考案の床パネルとして
使用することもできる。2つの床パネルを組合せて使用
する態様は、第1図に示す態様として成形した場合に天
板面積が広くなる大型の床パネルに対して比較的小型の
成形機を用いて成形可能とすると共に床パネルを敷設す
る際の取扱いを容易にすることができる利点がある。2
つの床パネルを組合せる場合は第3図に示すように通
常、天板端部に両床パネルを連結する係止部7−A、7
−Bを付設して両床パネルを連結し一体として使用され
る。なお第3図においては溝カバーは省略してある。
また、本考案の床パネルに使用する素材は特に限定され
ないが成形の容易性、機械的強度、耐久性、取扱いの簡
便性、コスト等の点から一般には、ポリ塩化ビニル、ポ
リカーボネートなどの合成樹脂が用いられる。
また、前記したように、脚部や配線用溝の底部には必要
に応じて軟質ポリ塩化ビニル、ゴムその他の弾性素材か
らなる粗面化されたクッション材を添設することにより
床パネルと床盤間の滑り止めとクッション性をもたせる
ことができる。
(効果) 以上説明したように本考案の床パネルは、上面開口の配
線用溝が一体化され、着脱自在の溝カバーによって被覆
されているために配線施工が床パネルの敷設後に容易に
実施できると共にオフィスのレイアウト変更による配線
変更にも柔軟に対応することができる。また、脚部と配
線用溝が平行であるために押出成形等により容易に成形
でき後加工も不要である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図は本考案の床パネルの代表的態様を示す
斜視図である。また第2図は第1図に示す床パネルを敷
設して床を構成する際の代表的態様を示す平面図であ
る。 1,1−A,1−Bは床パネル、2,2−A,2−Bは天板、3,3−
A,3−Bは脚部、4,4−A,4−Bは配線用溝及び5は溝カ
バーを夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形状天板の下面に該方形の一辺に平行な
    複数の脚部が並設されると共に、該脚部と平行な天板両
    端のうち少なくとも一端に脚部と平行な上面が開口され
    た配線用溝が設けられ、該溝上面が着脱自在の溝カバー
    によって被覆されてなることを特徴とする配線用床パネ
    ル。
JP10390189U 1989-09-06 1989-09-06 配線用床パネル Expired - Fee Related JPH0711234Y2 (ja)

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JPH0346642U JPH0346642U (ja) 1991-04-30
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JP4635802B2 (ja) * 2004-11-15 2011-02-23 スズキ株式会社 切断工具

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