JPH0711146B2 - バックホウの油圧回路 - Google Patents
バックホウの油圧回路Info
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- JPH0711146B2 JPH0711146B2 JP62201380A JP20138087A JPH0711146B2 JP H0711146 B2 JPH0711146 B2 JP H0711146B2 JP 62201380 A JP62201380 A JP 62201380A JP 20138087 A JP20138087 A JP 20138087A JP H0711146 B2 JPH0711146 B2 JP H0711146B2
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- control valve
- pressure
- oil supply
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、左右の走行装置を各別駆動する一対の油圧モ
ータを設けた車体に、バックホウ装置を設け、前記両油
圧モータのうちの一方に対する第１コントロールバルブ
と、前記バックホウ装置におけるブーム用シリンダに対
する第２コントロールバルブに給油する第１給油路を設
けると共に、前記両油圧モータのうちの他方に対する第
３コントロールバルブと、前記バックホウ装置における
アーム用シリンダに対する第４コントロールバルブに給
油する第２給油路を設け、操作レバーの操作量に正比例
して圧力が変化するパイロット操作油圧で前記第２、第
４コントロールバルブを各別に操作する２つのパイロッ
ト操作装置を設けてあるバックホウの油圧回路に関す
る。
ータを設けた車体に、バックホウ装置を設け、前記両油
圧モータのうちの一方に対する第１コントロールバルブ
と、前記バックホウ装置におけるブーム用シリンダに対
する第２コントロールバルブに給油する第１給油路を設
けると共に、前記両油圧モータのうちの他方に対する第
３コントロールバルブと、前記バックホウ装置における
アーム用シリンダに対する第４コントロールバルブに給
油する第２給油路を設け、操作レバーの操作量に正比例
して圧力が変化するパイロット操作油圧で前記第２、第
４コントロールバルブを各別に操作する２つのパイロッ
ト操作装置を設けてあるバックホウの油圧回路に関す
る。
従来の上記油圧回路では、走行時に斜行しないように第
１給油路と第２給油路に圧油を各別に供給する２個の油
圧ポンプを設けると共に、第２コントロールバルブ又は
第４コントロールバルブのうちの一方のみを操作して、
ブーム又はアームを単独的に駆動する場合に、２つの給
油路を合流させて２個の油圧ポンプからの圧油の全量
を、ブーム又はアームの駆動に利用することが考えられ
ていた。
１給油路と第２給油路に圧油を各別に供給する２個の油
圧ポンプを設けると共に、第２コントロールバルブ又は
第４コントロールバルブのうちの一方のみを操作して、
ブーム又はアームを単独的に駆動する場合に、２つの給
油路を合流させて２個の油圧ポンプからの圧油の全量
を、ブーム又はアームの駆動に利用することが考えられ
ていた。
しかし、油圧ポンプを２個設けるために設置空間が大き
く、しかもコスト高になる欠点があった。
く、しかもコスト高になる欠点があった。
本発明の目的は走行時の斜行を防止すると共に、ブーム
又はアームの単独操作時には、多量の油を供給できるよ
うにしながら、第１、第２給油路に圧油を供給するのに
１個の油圧ポンプで行えるようにする点にある。
又はアームの単独操作時には、多量の油を供給できるよ
うにしながら、第１、第２給油路に圧油を供給するのに
１個の油圧ポンプで行えるようにする点にある。
本発明におけるバックホウの油圧回路の特徴構成は、第
１給油路と第２給油路へ圧油を供給する油圧ポンプを一
個だけ設け、前記油圧ポンプからの圧油を定量分配弁を
介して前記第１、第２給油路に定量づつ供給する分配路
を設け、両パイロット操作装置からのパイロット操作油
圧が互に等しいか又は零である時に、前記油圧ポンプを
前記分配路にのみ接続する第１給油状態と、第２コント
ロールバルブ及び第４コントロールバルブの操作状態に
おいて、前記両パイロット操作装置のうちの一方からの
パイロット操作油圧が他方からのパイロット操作油圧よ
りも高い時に、前記両パイロット操作装置からの油圧の
比率変化に正比例して前記第２コントロールバルブ及び
前記第４コントロールバルブのうちパイロット操作油圧
が高いものに他方よりも多くの圧油を供給するように圧
油分配化を連続的に変化させた状態で前記両給油路に圧
油を分配供給する第２給油状態と、前記第２コントロー
ルバルブ又は前記第４コントロールバルブのうちの一方
のみを操作する時に、その一方に対する給油路にのみ前
記油圧ポンプを接続する第３給油状態とに、前記両パイ
ロット操作装置によるパイロット操作油圧で自動的に切
換わる圧油分配比調整弁を、前記油圧ポンプと前記第
１、第２給油路及び前記分配路の間に設けてあることに
あり、その作用効果は、次の通りである。
１給油路と第２給油路へ圧油を供給する油圧ポンプを一
個だけ設け、前記油圧ポンプからの圧油を定量分配弁を
介して前記第１、第２給油路に定量づつ供給する分配路
を設け、両パイロット操作装置からのパイロット操作油
圧が互に等しいか又は零である時に、前記油圧ポンプを
前記分配路にのみ接続する第１給油状態と、第２コント
ロールバルブ及び第４コントロールバルブの操作状態に
おいて、前記両パイロット操作装置のうちの一方からの
パイロット操作油圧が他方からのパイロット操作油圧よ
りも高い時に、前記両パイロット操作装置からの油圧の
比率変化に正比例して前記第２コントロールバルブ及び
前記第４コントロールバルブのうちパイロット操作油圧
が高いものに他方よりも多くの圧油を供給するように圧
油分配化を連続的に変化させた状態で前記両給油路に圧
油を分配供給する第２給油状態と、前記第２コントロー
ルバルブ又は前記第４コントロールバルブのうちの一方
のみを操作する時に、その一方に対する給油路にのみ前
記油圧ポンプを接続する第３給油状態とに、前記両パイ
ロット操作装置によるパイロット操作油圧で自動的に切
換わる圧油分配比調整弁を、前記油圧ポンプと前記第
１、第２給油路及び前記分配路の間に設けてあることに
あり、その作用効果は、次の通りである。
つまり、一つの油圧ポンプを設けるだけで、走行時に
は、両パイロット操作装置からのパイロット操作油圧が
零であるために、圧油分配比調整弁は第１給油状態に切
換わり、油圧ポンプからの圧油が定量分配弁によって定
量づつ第１、第２給油路に供給され、そのために走行時
の斜行を防止でき、ブーム又はアームの単独操作時に
は、圧油分配比調整弁が第３給油状態に切換わって、油
圧ポンプの全量が操作されるコントロールバルブに対す
る給油路に供給され、しかも、ブームとアームの同時操
作時には、圧油分配比調整弁が第１給油状態又は第２給
油状態に切換わって、両パイロット操作装置からのパイ
ロット操作油圧の比率変化に正比例して圧油を第２・第
４コントロールバルブに供給するために、油圧ポンプか
らの圧油が効率良く分配される。
は、両パイロット操作装置からのパイロット操作油圧が
零であるために、圧油分配比調整弁は第１給油状態に切
換わり、油圧ポンプからの圧油が定量分配弁によって定
量づつ第１、第２給油路に供給され、そのために走行時
の斜行を防止でき、ブーム又はアームの単独操作時に
は、圧油分配比調整弁が第３給油状態に切換わって、油
圧ポンプの全量が操作されるコントロールバルブに対す
る給油路に供給され、しかも、ブームとアームの同時操
作時には、圧油分配比調整弁が第１給油状態又は第２給
油状態に切換わって、両パイロット操作装置からのパイ
ロット操作油圧の比率変化に正比例して圧油を第２・第
４コントロールバルブに供給するために、油圧ポンプか
らの圧油が効率良く分配される。
従って、走行時の斜行を防止すると共に、ブーム又はア
ームの単独操作時には多量の圧油を供給できるようにし
ながら、効率良く一つの油圧ポンプでブーム及びアーム
の駆動を行わせることができ、しかも例え、一つの油圧
ポンプの容量を、従来の２個の油圧ポンプの合計容量と
同様の大型のものを使用したとしても、コストを安く設
置空間を小さくでき、小型のバックホウにおけるエネル
ギー使用効率の向上と経済性の向上を図ることができ
た。
ームの単独操作時には多量の圧油を供給できるようにし
ながら、効率良く一つの油圧ポンプでブーム及びアーム
の駆動を行わせることができ、しかも例え、一つの油圧
ポンプの容量を、従来の２個の油圧ポンプの合計容量と
同様の大型のものを使用したとしても、コストを安く設
置空間を小さくでき、小型のバックホウにおけるエネル
ギー使用効率の向上と経済性の向上を図ることができ
た。
次に、本発明の実施例を、図面に基づいて説明する。
第２図に示すように、クローラ式走行装置（１）及びド
ーザ（２）が備えられた走行機台（３）に、原動部
（４）及び運転部（５）が備えられた旋回台（６）を取
付けると共に、この旋回台（６）にバックホウ装置
（７）を縦軸心（Ｘ）周りで向き変更自在に取付けて、
ドーザ付きバックホウを構成してある。
ーザ（２）が備えられた走行機台（３）に、原動部
（４）及び運転部（５）が備えられた旋回台（６）を取
付けると共に、この旋回台（６）にバックホウ装置
（７）を縦軸心（Ｘ）周りで向き変更自在に取付けて、
ドーザ付きバックホウを構成してある。
クローラ式走行装置（１）の左右のクローラを各別に駆
動する一対の走行用油圧モード（M1），（M2）、ドーザ
アーム（2a）を上下に揺動操作してドーザ（２）を昇降
操作するドーザ用シリンダ（C4）を走行機台（３）に設
けてある。旋回台（６）を回動操作する旋回用モータ
（M3）、バックホウ取付けブラケット（８）を揺動操作
してバックホウ装置（７）の取付向きを変更するスウィ
ング用シリンダ（C5）を旋回台（６）に取付けると共
に、バックホウ装置（７）のブーム（９）をブーム用シ
リンダ（C6）により、かつ、アーム（10）をアーム用シ
リンダ（C7）により、かつ、バケット（11）をバケット
用シリンダ（C8）により夫々揺動操作するように構成し
てあり、そして、前記アクチュエータは次の如き操作構
造により操作するように構成してある。
動する一対の走行用油圧モード（M1），（M2）、ドーザ
アーム（2a）を上下に揺動操作してドーザ（２）を昇降
操作するドーザ用シリンダ（C4）を走行機台（３）に設
けてある。旋回台（６）を回動操作する旋回用モータ
（M3）、バックホウ取付けブラケット（８）を揺動操作
してバックホウ装置（７）の取付向きを変更するスウィ
ング用シリンダ（C5）を旋回台（６）に取付けると共
に、バックホウ装置（７）のブーム（９）をブーム用シ
リンダ（C6）により、かつ、アーム（10）をアーム用シ
リンダ（C7）により、かつ、バケット（11）をバケット
用シリンダ（C8）により夫々揺動操作するように構成し
てあり、そして、前記アクチュエータは次の如き操作構
造により操作するように構成してある。
即ち、第１図に示すように、前記両油圧モータ（M1），
（M2）のうちの一方に対する第１コントロールバルブ
（CV1）と、ブーム用シリンダ（C6）に対する第２コン
トロールバルブ（CV2）と、バケット用シリンダ（C8）
に対する第５コントロールバルブ（CV5）とをセンター
バイパス型の多連弁から構成した状態で、それらのコン
トロールバルブ（CV1），（CV2），（CV5）に給油する
第１給油路（R1）を設けると共に両油圧モータ（M1），
（M2）のうちの他方に対する第３コントロールバルブ
（CV3）と、アーム用シリンダ（C7）に対する第４コン
トロールバルブ（CV4）と、サービスポート用コントロ
ールバルブ（CV9）をセンターバイパス型の多連弁から
構成して、それらに給油する第２給油路（R2）を設け、
前記第１給油路（R1）と第２給油路（R2）へ圧油を供給
する可変容量型の油圧ポンプ（P1）を一個だけ設けてあ
る。
（M2）のうちの一方に対する第１コントロールバルブ
（CV1）と、ブーム用シリンダ（C6）に対する第２コン
トロールバルブ（CV2）と、バケット用シリンダ（C8）
に対する第５コントロールバルブ（CV5）とをセンター
バイパス型の多連弁から構成した状態で、それらのコン
トロールバルブ（CV1），（CV2），（CV5）に給油する
第１給油路（R1）を設けると共に両油圧モータ（M1），
（M2）のうちの他方に対する第３コントロールバルブ
（CV3）と、アーム用シリンダ（C7）に対する第４コン
トロールバルブ（CV4）と、サービスポート用コントロ
ールバルブ（CV9）をセンターバイパス型の多連弁から
構成して、それらに給油する第２給油路（R2）を設け、
前記第１給油路（R1）と第２給油路（R2）へ圧油を供給
する可変容量型の油圧ポンプ（P1）を一個だけ設けてあ
る。
旋回用モータ（M3）のコントロールバルブ（CV6）、ス
ウィング用シリンダ（C5）のコントロールバルブ（C
V7）及びドーザ用シリンダ（C4）のコントロールバルブ
（CV8）の夫々をセンタバイパス型に構成した状態で定
容量型の油圧ポンプ（P2）に接続してある。第４コント
ロールバルブ（CV4）の一対の操作部に２本のパイロッ
ト操作油路（l1），（l2）をして各別に接続した２個の
パイロット操作弁（A1），（A2）、第２コントロールバ
ルブ（CV2）の一対の操作部に２本のパイロット操作油
路（l3），（l4）をして各別に接続した２個のパイロッ
ト操作弁（A3），（A4）、第５コントロールバルブ（CV
5）の一対の操作部に２本のパイロット操作油路
（l5），（l6）をして各別に接続した２個のパイロット
操作弁（A5），（A6）、旋回用コントロールバルブ（CV
6）の一対の操作部とスウィング用コントロールバルブ
（CV7）の一対の操作部とに接続切換え弁（12）及び２
本のパイロット操作油路（l7），（l8）をして接続した
２個のパイロット操作弁（A7），（A8）の夫々をロック
バルブ（13）を介してパイロット油圧ポンプ（P3）に接
続してある。そして、ロックバルブ（13）を供給位置に
切換え操作してパイロット油圧ポンプ（P3）からパイロ
ット操作弁側への給油を可能にし、２個のパイロット操
作弁（A1），（A2）または（A3），（A4）または
（A5），（A6）または（A7），（A8）を操作レバー（1
7），（18）によって切換え操作することにより、パイ
ロット油圧ポンプ（P3）からパイロット操作油圧を操作
レバー（17），（18）の操作量に正比例した圧力に変化
させて付与して、この油圧でコントロールバルブ（C
V4）または（CV2）または（CV5）または（CV6）または
（CV7）をシリンダ駆動用の操作状態に各別に切換え操
作したり、パイロット操作油圧の付与を解除して復元ス
プリング（図示せず）のためにコントロールバルブ（CV
4）または（CV2）または（CV5）または（CV6）または
（CV7）を中立状態に切換え操作できるようにしてパイ
ロット操作装置（16A），（16B），（16C），（16D）を
構成してある。そして、接続切換え弁（12）を切換え操
作することにより、パイロット操作弁（A7），（A8）に
よる操作対象を旋回用コントロールバルブ（CV6）とス
ウィング用コントロールバルブ（CV7）とに選択切換え
できるようにしてある。
ウィング用シリンダ（C5）のコントロールバルブ（C
V7）及びドーザ用シリンダ（C4）のコントロールバルブ
（CV8）の夫々をセンタバイパス型に構成した状態で定
容量型の油圧ポンプ（P2）に接続してある。第４コント
ロールバルブ（CV4）の一対の操作部に２本のパイロッ
ト操作油路（l1），（l2）をして各別に接続した２個の
パイロット操作弁（A1），（A2）、第２コントロールバ
ルブ（CV2）の一対の操作部に２本のパイロット操作油
路（l3），（l4）をして各別に接続した２個のパイロッ
ト操作弁（A3），（A4）、第５コントロールバルブ（CV
5）の一対の操作部に２本のパイロット操作油路
（l5），（l6）をして各別に接続した２個のパイロット
操作弁（A5），（A6）、旋回用コントロールバルブ（CV
6）の一対の操作部とスウィング用コントロールバルブ
（CV7）の一対の操作部とに接続切換え弁（12）及び２
本のパイロット操作油路（l7），（l8）をして接続した
２個のパイロット操作弁（A7），（A8）の夫々をロック
バルブ（13）を介してパイロット油圧ポンプ（P3）に接
続してある。そして、ロックバルブ（13）を供給位置に
切換え操作してパイロット油圧ポンプ（P3）からパイロ
ット操作弁側への給油を可能にし、２個のパイロット操
作弁（A1），（A2）または（A3），（A4）または
（A5），（A6）または（A7），（A8）を操作レバー（1
7），（18）によって切換え操作することにより、パイ
ロット油圧ポンプ（P3）からパイロット操作油圧を操作
レバー（17），（18）の操作量に正比例した圧力に変化
させて付与して、この油圧でコントロールバルブ（C
V4）または（CV2）または（CV5）または（CV6）または
（CV7）をシリンダ駆動用の操作状態に各別に切換え操
作したり、パイロット操作油圧の付与を解除して復元ス
プリング（図示せず）のためにコントロールバルブ（CV
4）または（CV2）または（CV5）または（CV6）または
（CV7）を中立状態に切換え操作できるようにしてパイ
ロット操作装置（16A），（16B），（16C），（16D）を
構成してある。そして、接続切換え弁（12）を切換え操
作することにより、パイロット操作弁（A7），（A8）に
よる操作対象を旋回用コントロールバルブ（CV6）とス
ウィング用コントロールバルブ（CV7）とに選択切換え
できるようにしてある。
一対の走行用第１、第３コントロールバルブ（CV1），
（CV3）及びドーザ用コントロールバルブ（CV8）は夫々
に付設の操作レバー（図示せず）により操作し、接続切
換え弁（12）は足踏みペダル（14）により切換え操作
し、ロックバルブ（13）はこれに付設の操作レバー（1
5）により切換え操作するようにしてある。
（CV3）及びドーザ用コントロールバルブ（CV8）は夫々
に付設の操作レバー（図示せず）により操作し、接続切
換え弁（12）は足踏みペダル（14）により切換え操作
し、ロックバルブ（13）はこれに付設の操作レバー（1
5）により切換え操作するようにしてある。
そして、前記油圧ポンプ（P1）からの圧油を定量分配弁
（19）を介して前記第１、第２給油路（R1），（R2）に
定量づつ供給する分配路（R3）を設け、第２、第４コン
トロールバルブ（CV2），（CV4）に対する両パイロット
操作装置（16C），（16A）からのパイロット操作油圧が
互に等しいか又は零である時に、油圧ポンプ（P1）を分
配路（R3）にのみ接続する第１給油状態と、第２コント
ロールバルブ（CV2）及び第４コントロールバルブ（C
V4）の操作状態において、両パイロット操作装置（16
C），（16A）のうちの一方からのパイロット操作油圧が
他方からのパイロット操作油圧よりも高い時に、両パイ
ロット操作装置（16C），（16A）からの油圧の比率変化
に正比例して第２コントロールバルブ（CV2）及び第４
コントロールバルブ（CV4）のうちパイロット操作油圧
が高いものに他方よりも多くの圧油を供給するように圧
油分配化を連続的に変化させた状態で両給油路（R1），
（R2）に圧油を分配供給する第２給油状態と、第２コン
トロールバルブ（CV2）又は第４コントロールバルブ（C
V4）のうちの一方のみを操作する時に、その一方に対す
る給油路（R1又はR2）にのみ油圧ポンプ（P1）を接続す
る第３給油状態とに、両パイロット操作装置（16C），
（16A）によるパイロット操作油圧で自動的に切換わる
圧油分配比調整弁（20）を、油圧ポンプ（P1）と第１、
第２給油路（R1），（R2）及び前記分配路（R3）の間に
設けてある。
（19）を介して前記第１、第２給油路（R1），（R2）に
定量づつ供給する分配路（R3）を設け、第２、第４コン
トロールバルブ（CV2），（CV4）に対する両パイロット
操作装置（16C），（16A）からのパイロット操作油圧が
互に等しいか又は零である時に、油圧ポンプ（P1）を分
配路（R3）にのみ接続する第１給油状態と、第２コント
ロールバルブ（CV2）及び第４コントロールバルブ（C
V4）の操作状態において、両パイロット操作装置（16
C），（16A）のうちの一方からのパイロット操作油圧が
他方からのパイロット操作油圧よりも高い時に、両パイ
ロット操作装置（16C），（16A）からの油圧の比率変化
に正比例して第２コントロールバルブ（CV2）及び第４
コントロールバルブ（CV4）のうちパイロット操作油圧
が高いものに他方よりも多くの圧油を供給するように圧
油分配化を連続的に変化させた状態で両給油路（R1），
（R2）に圧油を分配供給する第２給油状態と、第２コン
トロールバルブ（CV2）又は第４コントロールバルブ（C
V4）のうちの一方のみを操作する時に、その一方に対す
る給油路（R1又はR2）にのみ油圧ポンプ（P1）を接続す
る第３給油状態とに、両パイロット操作装置（16C），
（16A）によるパイロット操作油圧で自動的に切換わる
圧油分配比調整弁（20）を、油圧ポンプ（P1）と第１、
第２給油路（R1），（R2）及び前記分配路（R3）の間に
設けてある。
前記第１給油路（R1）及び第２給油路（R2）に各別に接
続した第１、第２センターバイパス路（S1），（S2）か
ら出る戻り油が定量になるように、第１、第２センター
バイパス路（S1），（S2）からの戻り油量検出器（21）
を設けると共に、戻り油量検出器（21）からの検出結果
に基づいて油圧ポンプ（P1）の吐出量を変更操作するネ
ガティブコントローラ（22）を設け、動力節減を図れる
ように構成してある。
続した第１、第２センターバイパス路（S1），（S2）か
ら出る戻り油が定量になるように、第１、第２センター
バイパス路（S1），（S2）からの戻り油量検出器（21）
を設けると共に、戻り油量検出器（21）からの検出結果
に基づいて油圧ポンプ（P1）の吐出量を変更操作するネ
ガティブコントローラ（22）を設け、動力節減を図れる
ように構成してある。
前記油圧ポンプ（P1）は、定容量型のポンプを使用して
も良い。
も良い。
前記油圧ポンプ（P1）からの戻り油路（R4）を油圧ポン
プ（P1）と圧油分配比調整弁（20）との間に接続しても
良い。
プ（P1）と圧油分配比調整弁（20）との間に接続しても
良い。
前記油圧ポンプ（P2）と旋回用コントロールバルブ（CV
6）との間の油路（R5）を、第２コントロールバルブ（C
V2）の給油路に合流接続させてあっても良い。
6）との間の油路（R5）を、第２コントロールバルブ（C
V2）の給油路に合流接続させてあっても良い。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
図面は本発明に係るバックホウの油圧回路の実施例を示
し、第１図は操作構造を示す油圧回路図、第２図はバッ
クホウの全体側面図である。 （７）……バックホウ装置、（16C），（16A）……パイ
ロット操作装置、（17），（18）……操作レバー、（1
9）……定量分配弁、（20）……圧油分配比調整弁、（P
1）……油圧ポンプ、（CV1）……第１コントロールバル
ブ、（CV2）……第２コントロールバルブ、（CV3）……
第３コントロールバルブ、（CV4）……第４コントロー
ルバルブ、（M1），（M2）……油圧モータ、（C6）……
ブーム用シリンダ、（C7）……アーム用シリンダ、
（R1）……第１給油路、（R2）……第２給油路、（R3）
……分配路。
し、第１図は操作構造を示す油圧回路図、第２図はバッ
クホウの全体側面図である。 （７）……バックホウ装置、（16C），（16A）……パイ
ロット操作装置、（17），（18）……操作レバー、（1
9）……定量分配弁、（20）……圧油分配比調整弁、（P
1）……油圧ポンプ、（CV1）……第１コントロールバル
ブ、（CV2）……第２コントロールバルブ、（CV3）……
第３コントロールバルブ、（CV4）……第４コントロー
ルバルブ、（M1），（M2）……油圧モータ、（C6）……
ブーム用シリンダ、（C7）……アーム用シリンダ、
（R1）……第１給油路、（R2）……第２給油路、（R3）
……分配路。
Claims (1)
- 【請求項１】左右の走行装置を各別駆動する一対の油圧
モータ（M1），（M2）を設けた車体に、バックホウ装置
（７）を設け、前記両油圧モータ（M1），（M2）のうち
の一方に対する第１コントロールバルブ（CV1）と、前
記バックホウ装置（７）におけるブーム用シリンダ
（C6）に対する第２コントロールバルブ（CV2）に給油
する第１給油路（R1）を設けると共に、前記両油圧モー
タ（M1），（M2）のうちの他方に対する第３コントロー
ルバルブ（CV3）と、前記バックホウ装置（７）におけ
るアーム用シリンダ（C7）に対する第４コントロールバ
ルブ（CV4）に給油する第２給油路（R2）を設け、操作
レバー（17），（18）の操作量に正比例して圧力が変化
するパイロット操作油圧で前記第２、第４コントロール
バルブ（CV2），（CV4）を各別に操作する２つのパイロ
ット操作装置（16C），（16A）を設けてあるバックホウ
の油圧回路であって、前記第１給油路（R1）と第２給油
路（R2）へ圧油を供給する油圧ポンプ（P1）を一個だけ
設け、前記油圧ポンプ（P1）からの圧油を定量分配弁
（19）を介して前記第１、第２給油路（R1），（R2）に
定量づつ供給する分配路（R3）を設け、前記両パイロッ
ト操作装置（16C），（16A）からのパイロット操作油圧
が互いに等しいか又は零である時に、前記油圧ポンプ
（P1）を前記分配路（R3）にのみ接続する第１給油状態
と、前記第２コントロールバルブ（CV2）及び前記第４
コントロールバルブ（CV4）の操作状態において、前記
両パイロット操作装置（16C），（16A）のうちの一方か
らのパイロット操作油圧が他方からのパイロット操作油
圧よりも高い時に、前記両パイロット操作装置（16
C），（16A）からの油圧の比率変化に正比例して前記第
２コントロールバルブ（CV2）及び前記第４コントロー
ルバルブ（CV4）のうちパイロット操作油圧が高いもの
に他方よりも多くの圧油を供給するように圧油分配化を
連続的に変化させた状態で前記両給油路（R1），（R2）
に圧油を分配供給する第２給油状態と、前記第２コント
ロールバルブ（CV2）又は前記第４コントロールバルブ
（CV4）のうちの一方のみを操作する時に、その一方に
対する給油路（R1又はR2）にのみ前記油圧ポンプ（P1）
を接続する第３給油状態とに、前記両パイロット操作装
置（16C），（16A）によるパイロット操作油圧で自動的
に切換わる圧油分配比調整弁（20）を、前記油圧ポンプ
（P1）と前記第１、第２給油路（R1），（R2）及び前記
分配路（R3）の間に設けてあるバックホウの油圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62201380A JPH0711146B2 (ja) | 1987-08-11 | 1987-08-11 | バックホウの油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62201380A JPH0711146B2 (ja) | 1987-08-11 | 1987-08-11 | バックホウの油圧回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6443631A JPS6443631A (en) | 1989-02-15 |
| JPH0711146B2 true JPH0711146B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=16440118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62201380A Expired - Lifetime JPH0711146B2 (ja) | 1987-08-11 | 1987-08-11 | バックホウの油圧回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0711146B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7332019B2 (en) * | 2005-08-17 | 2008-02-19 | American Standard International Inc. | Air filtration system |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5581162U (ja) * | 1978-11-30 | 1980-06-04 | ||
| JPS60250132A (ja) * | 1984-05-25 | 1985-12-10 | Kayaba Ind Co Ltd | 建設車両の油圧制御回路 |
-
1987
- 1987-08-11 JP JP62201380A patent/JPH0711146B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6443631A (en) | 1989-02-15 |
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