JPH07111222B2 - 空気弁 - Google Patents

空気弁

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JPH07111222B2
JPH07111222B2 JP15055890A JP15055890A JPH07111222B2 JP H07111222 B2 JPH07111222 B2 JP H07111222B2 JP 15055890 A JP15055890 A JP 15055890A JP 15055890 A JP15055890 A JP 15055890A JP H07111222 B2 JPH07111222 B2 JP H07111222B2
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JP
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float
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valve
fluid
hole
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和美 田尻
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Kubota Corp
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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は下水管路などにおいて用いられる空気弁に関す
る。
従来の技術 従来、管路の途中に設けられて管路中に混入する空気を
除去する空気弁としては、特願平1−120089号に示され
るようなものがある。これは、フロート室内に流入する
管路内の水によってフロートを持ち上げることにより遊
動弁で排気孔を閉塞し、フロート室内に空気が流入して
フロートが降下することによって排気孔を開放し、フロ
ート室内の空気を排気孔を通して排出している。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記した従来の構成によれば、管路内を下水等
が流通する場合に下水中の混入物がフロート室内に流入
し、流入した混合物がフロートの上部に付着してフロー
トの重量を増加させ、浮力によるフロートの上昇を阻害
する問題があった。
本発明は上記課題を解決するもので、フロート室内に流
入する混合物がフロートに付着することを防止し、フロ
ートの円滑な移動を確保することができる空気弁を提供
することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、底部に管路に連通
する流体流入孔が形成されるとともに、上部に大気に連
通する排気孔が形成された弁箱と、弁箱内において昇降
自在に配置されたフロートと、フロートの上部に連続連
結して設けられて弁箱の排気孔を開閉する弁体とを備え
た空気弁において、弁箱内を上部空間と下部空間に仕切
ってフロートの周囲に環状に配置する膜体を、膜体の内
周縁をフロートの外周面に固定するとともに、外周縁を
弁箱の内周面に固定して設け、膜体に内周縁側に位置し
て通気穴を形成した構成としたものである。
作用 上記した構成により、フロートの昇降に連動して弁体が
開閉動するとともに、膜体がフロートの昇降に追随して
変形する。つまり、管路内の流体が流体流入孔を通して
弁箱内に流入すると、流体による浮力を受けてフロート
が上昇するとともに、フロートに連動する弁体が弁箱の
排気孔を閉塞する。また、管路内を流体とともに流動す
る空気が流体流入孔を通して弁箱内に流入すると、弁箱
内の流体と空気が入れ替わって弁箱内に滞留する流体の
液面が降下し、それに伴ってフロートも降下するので、
フロートに連動する弁体が排気孔を開放する。
この状態で、弁箱内の空気が弁箱に流入する流体に押し
出されて排気孔を通って大気に流出するとともに、再び
弁箱内の流体の液面が上昇し、上述の動作を繰り返す。
さらに、上述の動作中において弁箱内に流入する空気は
膜体の通気穴を通って弁箱内の下部空間と上部空間を流
通する。
そして、排気時に流体は流体流入孔から飛沫を伴って弁
箱内に流入し、流体とともに流入する混合物が弁箱内に
飛散するが、膜体によって流体の飛沫および混入物が弁
箱の上部空間へ飛散することが阻止され、フロート上部
に対する混入物の付着を防止してフロートの円滑な昇降
動作が補償される。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第1
図において、弁箱1は弁箱本体2と弁箱蓋3によって形
成され、弁箱本体2の底部に管路4に連通する流体流入
孔5が形成されるとともに、弁箱蓋3の上部に大気に連
通する排気孔6が形成されている。また、弁箱1の内部
には弁箱蓋3に上下方向に出退自在に支持される弁棒7
が配置されており、弁棒7には弁箱蓋3の排気孔6を開
閉する弁体8が一体に形成されている。さらに、弁棒7
には軸心方向に貫通して通気孔9が形成されており、弁
棒7の下端にはフロート10が連結軸11を介して連結固定
されている。このフロート10は連結軸11に形成した上下
方向の長孔12に弁棒7の下端に設けた連結ピン13を係合
させて設けられ、弁棒7の通気孔9の下端開口を閉塞す
る位置と開放する位置とにわたって上下動可能になされ
ている。そして、ゴムなどの弾性材料で形成された膜体
14が、弁箱1の内部を上部空間1aと下部空間1bに仕切っ
てフロート10の周囲に環状に配置されており、膜体14は
内周縁を連結軸11に螺着された締結ナット15とフロート
10の外周面とに挟持されるとともに、外周縁を弁箱本体
2と弁箱蓋3とに挟持されている。また、膜体14には内
周縁側に位置して通気穴16が形成されている。
さらに、弁棒7の通気孔9の下端開口にはゴム製弁座17
が設けられており、通気孔9の上端開口はダイアフラム
18で仕切られたダイアフラム部19の圧力室20に連通して
いる。
以下、上記構成における作用について説明する。管路4
を流れる下水等の流体21が流体流入孔5を通して弁箱1
の内部に流入すると、流体21による浮力を受けてフロー
ト10が上昇するとともに、フロート10に連動する弁体8
が弁箱蓋3の排気孔6を閉塞する。このとき、弁棒7の
通気孔9の下端開口はフロート10の連結軸14で閉塞され
た状態にある。
そして、管路4を流体21とともに流動する空気22が流体
流入孔5を通して弁箱1の内部に流入すると、弁箱1の
内部に滞留する空気22と流体21が入れ替わって弁箱の内
部に滞留する流体21の液面が降下し、それに伴ってフロ
ート10も降下する。このときフロート10が初めに長孔12
の距離だけ降下して弁棒7の通気孔9が開放され、弁箱
1の内部の圧力が通気孔9を通して圧力室20に作用し、
弁棒7を押し下げる力として作用する。
そして、弁体8が押し下げられた状態で、弁箱1の内部
に滞留する空気22が排気孔6から排出されるとともに、
再び弁箱1の内部に流体21が流入し、上述の動作を繰り
返す。尚、上述の動作中において弁箱1の内部に滞留す
る空気22は膜体14の通気穴16を通って弁箱1の上部空間
1aと上部空間1bを流通する。
そして、排気時に流体21は流体流入孔5から飛沫を伴っ
て弁箱1の内部に流入し、流体21とともに流入する混入
物が弁箱1の内部に飛散するが、膜体14によって流体21
の飛沫および混入物が弁箱1の上部空間へ飛散すること
が阻止され、フロート10の上部に対する混入物の付着を
防止してフロート10の円滑な昇降動作が補償される。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、膜体によって流体の
飛沫および混入物が弁箱の上部空間へ飛散することを阻
止でき、フロート上部に対する混入物の付着を防止して
フロートの円滑な昇降動作を補償することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図である。 1……弁箱、5……流体流入孔、6……排気孔、8……
弁体、10……フロート、14……膜体、16……通気穴。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部に管路に連通する流体流入孔が形成さ
    れるとともに、上部に大気に連通する排気孔が形成され
    た弁箱と、弁箱内において昇降自在に配置されたフロー
    と、フロートの上部に連動連結して設けられて弁箱の排
    気孔を開閉する弁体とを備えた空気弁において、弁箱内
    を上部空間と下部空間に仕切ってフロートの周囲に環状
    に配置する膜体を、膜体の内周縁をフロートの外周面に
    固定するとともに、外周縁を弁箱の内周面に固定して設
    け、膜体に内周縁側に位置して通気穴を形成したことを
    特徴とする空気弁。
JP15055890A 1990-06-08 1990-06-08 空気弁 Expired - Fee Related JPH07111222B2 (ja)

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JPH0446279A (ja) 1992-02-17

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