JPH07111047A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JPH07111047A JPH07111047A JP5255684A JP25568493A JPH07111047A JP H07111047 A JPH07111047 A JP H07111047A JP 5255684 A JP5255684 A JP 5255684A JP 25568493 A JP25568493 A JP 25568493A JP H07111047 A JPH07111047 A JP H07111047A
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- Japan
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- maximum likelihood
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- signal
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41B—MACHINES OR ACCESSORIES FOR MAKING, SETTING, OR DISTRIBUTING TYPE; TYPE; PHOTOGRAPHIC OR PHOTOELECTRIC COMPOSING DEVICES
- B41B1/00—Elements or appliances for hand composition; Chases, quoins, or galleys
- B41B1/02—Printing letters; Type
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/012—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic disks
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/10009—Improvement or modification of read or write signals
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/02—Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B5/09—Digital recording
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気記録再生装置に関し、エラー伝播の縮小
及び符号化利得向上、皿には最尤検出の高速化が可能な
磁気記録再生装置を提供する。 【構成】 磁気記録再生装置に更に、データ書き込み時
にデータ列に定期的にダミービット“1”を挿入するダ
ミービット挿入手段5と、等化手段4によって等化され
た再生信号から、ダミービットの位置では2値判定を行
って無条件にパス結合があると見なしてパス検索し、そ
れ以外の符号列では3値判定を行って最尤検出する2値
/3値判定最尤検出手段6と、2値/3値判定最尤検出
手段6の出力信号からダミービットを除去するダミービ
ット除去手段7と、等化後の再生信号から、ダミービッ
トの位置に同期するタイミング信号を生成し、このタイ
ミング信号を2値/3値判定最尤検出手段6とダミービ
ット除去手段7にそれぞれ出力するダミービット同期回
路8とを設けて構成する。
及び符号化利得向上、皿には最尤検出の高速化が可能な
磁気記録再生装置を提供する。 【構成】 磁気記録再生装置に更に、データ書き込み時
にデータ列に定期的にダミービット“1”を挿入するダ
ミービット挿入手段5と、等化手段4によって等化され
た再生信号から、ダミービットの位置では2値判定を行
って無条件にパス結合があると見なしてパス検索し、そ
れ以外の符号列では3値判定を行って最尤検出する2値
/3値判定最尤検出手段6と、2値/3値判定最尤検出
手段6の出力信号からダミービットを除去するダミービ
ット除去手段7と、等化後の再生信号から、ダミービッ
トの位置に同期するタイミング信号を生成し、このタイ
ミング信号を2値/3値判定最尤検出手段6とダミービ
ット除去手段7にそれぞれ出力するダミービット同期回
路8とを設けて構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置に関
し、特に、磁気記録媒体への記録時の符号化と再生時の
検出方式の工夫により、復調の高速化、エラー伝播の縮
小を図った磁気記録再生装置に関する。従来、磁気記録
再生装置、例えば、磁気ディスク装置では、装置の小型
化、大容量を達成するため、パーシャル・レスポンスと
最尤検出を組み合わせた記録再生方式〔PRML(Pert
ial Response Maximum Likelihood)方式〕が用いられよ
うとしている。この方式では、記録媒体 (磁気ディス
ク) に符号化を行ってデータを書き込み、再生時に最尤
検出方式によって再生信号を復調してデータを得てい
る。ところが、この方式では、読出側でクロックが容易
に再生できるように、再生信号にシングル列で0連続に
制限があり、また、パーシャル・レスポンス・クラス4
では奇数、偶数列でも0連続に制限のあるランレングス
符号〔RLL(Run Length Limited)符号〕が使用され
るが、復調速度を上げることができず、更に、エラー伝
播が大きいという問題点があり、これらの問題点のない
磁気記録再生装置が望まれている。
し、特に、磁気記録媒体への記録時の符号化と再生時の
検出方式の工夫により、復調の高速化、エラー伝播の縮
小を図った磁気記録再生装置に関する。従来、磁気記録
再生装置、例えば、磁気ディスク装置では、装置の小型
化、大容量を達成するため、パーシャル・レスポンスと
最尤検出を組み合わせた記録再生方式〔PRML(Pert
ial Response Maximum Likelihood)方式〕が用いられよ
うとしている。この方式では、記録媒体 (磁気ディス
ク) に符号化を行ってデータを書き込み、再生時に最尤
検出方式によって再生信号を復調してデータを得てい
る。ところが、この方式では、読出側でクロックが容易
に再生できるように、再生信号にシングル列で0連続に
制限があり、また、パーシャル・レスポンス・クラス4
では奇数、偶数列でも0連続に制限のあるランレングス
符号〔RLL(Run Length Limited)符号〕が使用され
るが、復調速度を上げることができず、更に、エラー伝
播が大きいという問題点があり、これらの問題点のない
磁気記録再生装置が望まれている。
【0002】
【従来の技術】図25はパーシャル・レスポンス・クラ
ス4と最尤検出を組み合わせた記録再生方式(以下PR
4ML方式という)を採用した従来の磁気ディスク装置
90の構成を示すものである。従来のPR4ML方式を
採用した磁気ディスク装置90では、書き込みデータが
8/9変換器91によって8/9(0,4,4)符号化
され、符号化されたデータがプリコーダ92、書き込み
アンプ93を通じてディスクDに記録されていた。そし
て、再生時にはディスクDからヘッド94によって読み
出された信号は、ヘッドアンプ95で増幅され、等化器
96で等化された後に、奇数列、偶数列毎に最尤検出器
98A,98Bにおいて最尤検出され、検出データが8
/9変換器99において8/9変換されて元のデータに
復元されていた。なお、97はクロック再生回路、SW
1,SW2は最尤検出器98A,98Bの切換スイッチ
である。
ス4と最尤検出を組み合わせた記録再生方式(以下PR
4ML方式という)を採用した従来の磁気ディスク装置
90の構成を示すものである。従来のPR4ML方式を
採用した磁気ディスク装置90では、書き込みデータが
8/9変換器91によって8/9(0,4,4)符号化
され、符号化されたデータがプリコーダ92、書き込み
アンプ93を通じてディスクDに記録されていた。そし
て、再生時にはディスクDからヘッド94によって読み
出された信号は、ヘッドアンプ95で増幅され、等化器
96で等化された後に、奇数列、偶数列毎に最尤検出器
98A,98Bにおいて最尤検出され、検出データが8
/9変換器99において8/9変換されて元のデータに
復元されていた。なお、97はクロック再生回路、SW
1,SW2は最尤検出器98A,98Bの切換スイッチ
である。
【0003】ここで、パーシャル・レスポンス・クラス
4における8/9(0,4,4)符号とは、データと符
号との符号化率が8/9〔8がデータ長、9が符号長〕
であり、データの奇数列、偶数列においてそれぞれ0が
連続する範囲が4以下になるように制限を受けた符号で
ある。なお、クラス4でない場合は8/9(0,4)符
号となり、シングル列において0が連続する範囲は4以
下になる。
4における8/9(0,4,4)符号とは、データと符
号との符号化率が8/9〔8がデータ長、9が符号長〕
であり、データの奇数列、偶数列においてそれぞれ0が
連続する範囲が4以下になるように制限を受けた符号で
ある。なお、クラス4でない場合は8/9(0,4)符
号となり、シングル列において0が連続する範囲は4以
下になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな符号化と最尤検出とを組み合わせを用いた磁気記録
再生装置では、最尤検出において逐次パスを検索してい
るおり、符号で0が連続している間は最尤なパスを特定
できず、また、パスの結合点まで待たなければならない
のでパス検索を途中で打ち切ることができず、転送速度
を上げることができない問題点があった。更に、最尤検
出でのエラーが1ビットであっても8/9変換後には8
ビット単位でエラーが伝播するのでエラー伝播が大き
く、強力なエラー訂正コード〔ECC(Error Correcti
on Code)〕を付加しなければならず、装置が複雑になっ
ていた。
うな符号化と最尤検出とを組み合わせを用いた磁気記録
再生装置では、最尤検出において逐次パスを検索してい
るおり、符号で0が連続している間は最尤なパスを特定
できず、また、パスの結合点まで待たなければならない
のでパス検索を途中で打ち切ることができず、転送速度
を上げることができない問題点があった。更に、最尤検
出でのエラーが1ビットであっても8/9変換後には8
ビット単位でエラーが伝播するのでエラー伝播が大き
く、強力なエラー訂正コード〔ECC(Error Correcti
on Code)〕を付加しなければならず、装置が複雑になっ
ていた。
【0005】そこで、本発明は、エラー伝播の縮小及び
符号化利得向上を図ることができ、更には、最尤検出の
高速化が可能な磁気記録再生装置を提供することを目的
とする。
符号化利得向上を図ることができ、更には、最尤検出の
高速化が可能な磁気記録再生装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の磁気記録再生装置の原理構成が図1に示される。本
発明は、データをデータ書き込み手段1とヘッド2によ
って磁気記録媒体3に書き込み、再生時に磁気記録媒体
3からヘッド2を介して読み出された再生信号を、再生
信号の等化手段4を用いて等化し、等化後の再生信号に
対して最尤検出を行って読み出しデータを復調する磁気
記録再生装置において、データ書き込み手段1の前段に
設けられ、書き込みデータのデータ列に定期的にダミー
ビットとして“1”を挿入するダミービット挿入手段5
と、再生信号の等化手段4の後段に設けられ、等化後の
再生信号を外部からのタイミング信号により閾値レベル
が切り換えられ、ダミービットの位置では2値判定を行
って無条件にパス結合があると見なしてパス検索し、そ
れ以外の符号列では3値判定を行って最尤検出する2値
/3値判定最尤検出手段6と、外部から入力されるタイ
ミング信号に応じて、前記2値/3値判定最尤検出手段
6の出力信号からダミービットを除去するダミービット
除去手段7と、再生信号の等化手段4の後段に設けら
れ、等化後の再生信号におけるダミービットの位置に同
期するタイミング信号を生成し、このタイミング信号を
前記2値/3値判定最尤検出手段6とダミービット除去
手段7にそれぞれ出力するダミービット同期回路8と、
等化後の再生信号からクロック信号を再生するクロック
再生手段9とを設けたことを特徴としている。
明の磁気記録再生装置の原理構成が図1に示される。本
発明は、データをデータ書き込み手段1とヘッド2によ
って磁気記録媒体3に書き込み、再生時に磁気記録媒体
3からヘッド2を介して読み出された再生信号を、再生
信号の等化手段4を用いて等化し、等化後の再生信号に
対して最尤検出を行って読み出しデータを復調する磁気
記録再生装置において、データ書き込み手段1の前段に
設けられ、書き込みデータのデータ列に定期的にダミー
ビットとして“1”を挿入するダミービット挿入手段5
と、再生信号の等化手段4の後段に設けられ、等化後の
再生信号を外部からのタイミング信号により閾値レベル
が切り換えられ、ダミービットの位置では2値判定を行
って無条件にパス結合があると見なしてパス検索し、そ
れ以外の符号列では3値判定を行って最尤検出する2値
/3値判定最尤検出手段6と、外部から入力されるタイ
ミング信号に応じて、前記2値/3値判定最尤検出手段
6の出力信号からダミービットを除去するダミービット
除去手段7と、再生信号の等化手段4の後段に設けら
れ、等化後の再生信号におけるダミービットの位置に同
期するタイミング信号を生成し、このタイミング信号を
前記2値/3値判定最尤検出手段6とダミービット除去
手段7にそれぞれ出力するダミービット同期回路8と、
等化後の再生信号からクロック信号を再生するクロック
再生手段9とを設けたことを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の磁気記録再生装置によれば、データ書
き込み手段とヘッドによって書き込みデータが磁気記録
媒体3に書き込まれる前に、ダミービット挿入手段によ
ってそのデータ列に定期的にダミービットとして“1”
が挿入される。このようなダミービット“1”が定期的
に書き込まれたデータがヘッドによって読み出された場
合は、再生信号の等化手段によって再生信号が等化され
た後に、再生信号が2つに分岐される。一方の再生信号
は、外部からのタイミング信号により閾値レベルが切り
換えられる2値/3値判定最尤検出手段によって、ダミ
ービットの位置では2値判定が行われて無条件にパス結
合があると見なされてパス検索が行われ、それ以外の符
号列では3値判定が行われて最尤検出が行われる。この
2値/3値判定最尤検出手段の出力信号は、ダミービッ
ト除去手段により、外部から入力されるタイミング信号
に応じてダミービットが除去される。他方の再生信号
は、ダミービット同期手段に入力され、この再生信号か
ら等化後の再生信号におけるダミービットの位置に同期
するタイミング信号が生成される。このタイミング信号
は、2値/3値判定最尤検出手段とダミービット除去手
段にそれぞれ出力される。なお、パーシャル・レスポン
ス・クラス4では、2値/3値判定最尤検出手段におい
て、等化信号が奇数列と偶数列とに分離されて最尤検出
が行われる。
き込み手段とヘッドによって書き込みデータが磁気記録
媒体3に書き込まれる前に、ダミービット挿入手段によ
ってそのデータ列に定期的にダミービットとして“1”
が挿入される。このようなダミービット“1”が定期的
に書き込まれたデータがヘッドによって読み出された場
合は、再生信号の等化手段によって再生信号が等化され
た後に、再生信号が2つに分岐される。一方の再生信号
は、外部からのタイミング信号により閾値レベルが切り
換えられる2値/3値判定最尤検出手段によって、ダミ
ービットの位置では2値判定が行われて無条件にパス結
合があると見なされてパス検索が行われ、それ以外の符
号列では3値判定が行われて最尤検出が行われる。この
2値/3値判定最尤検出手段の出力信号は、ダミービッ
ト除去手段により、外部から入力されるタイミング信号
に応じてダミービットが除去される。他方の再生信号
は、ダミービット同期手段に入力され、この再生信号か
ら等化後の再生信号におけるダミービットの位置に同期
するタイミング信号が生成される。このタイミング信号
は、2値/3値判定最尤検出手段とダミービット除去手
段にそれぞれ出力される。なお、パーシャル・レスポン
ス・クラス4では、2値/3値判定最尤検出手段におい
て、等化信号が奇数列と偶数列とに分離されて最尤検出
が行われる。
【0008】
【実施例】以下添付図面を用いて本発明の実施例を詳細
に説明する。図2は本発明の第1の実施例における磁気
記録再生装置(この実施例では磁気ディスク装置)1
0,10′の構成を示すものであって、図2(a) はパー
シャル・レスポンスと最尤検出を組み合わせた記録再生
方式の磁気ディスク装置10を示すものであり、図2
(b) は8/10(0,4,4)符号でパーシャル・レス
ポンス・クラス4と最尤検出を組み合わせた前述のPR
4ML方式を採用した磁気ディスク装置10′の構成を
示すものである。図2(a) のパーシャル・レスポンスと
最尤検出を組み合わせた磁気ディスク装置10と、図2
(b) のパーシャル・レスポンス・クラス4と最尤検出を
組み合わせた磁気ディスク装置10′との構成上の相違
は、等化後の再生信号の復調をそのまま行うか、奇数列
と偶数列に分けて行うかだけであるので、図2(a) ,
(b) において同じ構成部材には同じ符号を付して説明を
同時に行う。
に説明する。図2は本発明の第1の実施例における磁気
記録再生装置(この実施例では磁気ディスク装置)1
0,10′の構成を示すものであって、図2(a) はパー
シャル・レスポンスと最尤検出を組み合わせた記録再生
方式の磁気ディスク装置10を示すものであり、図2
(b) は8/10(0,4,4)符号でパーシャル・レス
ポンス・クラス4と最尤検出を組み合わせた前述のPR
4ML方式を採用した磁気ディスク装置10′の構成を
示すものである。図2(a) のパーシャル・レスポンスと
最尤検出を組み合わせた磁気ディスク装置10と、図2
(b) のパーシャル・レスポンス・クラス4と最尤検出を
組み合わせた磁気ディスク装置10′との構成上の相違
は、等化後の再生信号の復調をそのまま行うか、奇数列
と偶数列に分けて行うかだけであるので、図2(a) ,
(b) において同じ構成部材には同じ符号を付して説明を
同時に行う。
【0009】図2に示す磁気ディスク装置10,10′
では、書き込みデータにはダミービット挿入回路11に
よってダミービットが書き込まれ、そのデータがプリコ
ーダ12、書き込みアンプ13を通じてヘッド14から
ディスクDに記録されていた。そして、再生時にはディ
スクDからヘッド14によって読み出された信号は、ヘ
ッドアンプ21で増幅され、等化器22で等化された後
に、図2(a) の磁気ディスク装置10ではシングル列の
まま2値/3値判定最尤検出器23において最尤検出さ
れ、図2(b) の磁気ディスク装置10′では奇数列、偶
数列毎に2値/3値判定最尤検出器23A,23Bにお
いて最尤検出され、検出データからダミービット除去回
路24によってダミービットが除去されで読み出しデー
タが得られるようになっていた。
では、書き込みデータにはダミービット挿入回路11に
よってダミービットが書き込まれ、そのデータがプリコ
ーダ12、書き込みアンプ13を通じてヘッド14から
ディスクDに記録されていた。そして、再生時にはディ
スクDからヘッド14によって読み出された信号は、ヘ
ッドアンプ21で増幅され、等化器22で等化された後
に、図2(a) の磁気ディスク装置10ではシングル列の
まま2値/3値判定最尤検出器23において最尤検出さ
れ、図2(b) の磁気ディスク装置10′では奇数列、偶
数列毎に2値/3値判定最尤検出器23A,23Bにお
いて最尤検出され、検出データからダミービット除去回
路24によってダミービットが除去されで読み出しデー
タが得られるようになっていた。
【0010】このとき、等化器22で等化された再生信
号はダミービット同期回路25にも入力されている。こ
のダミービット同期回路25はダミーの位置に同期する
カウンタ(図示せず)を含んでおり、ここでは等化後の
再生信号におけるダミービットの位置に同期するタイミ
ング信号が生成される。このタイミング信号は、2値/
3値判定最尤検出器23,23A,23Bとダミービッ
ト除去回路24にそれぞれ入力され、2値/3値判定最
尤検出器23,23A,23Bでは2値/3値判定制御
信号として使用され、ダミービット除去回路24ではダ
ミービットの除去タイミングとして使用される。すなわ
ち、2値/3値判定最尤検出器23,23A,23Bで
は、このタイミング信号によって2値と3値の閾値レベ
ルが切り換えられ、ダミービットの位置では2値判定を
行って無条件にパス結合があると見なしてパス検索が行
われ、それ以外の符号列では3値判定が行われて最尤検
出が行われる。また、ダミービット除去回路24ではこ
のタイミング信号がダミービットの除去タイミングとし
て使用される。
号はダミービット同期回路25にも入力されている。こ
のダミービット同期回路25はダミーの位置に同期する
カウンタ(図示せず)を含んでおり、ここでは等化後の
再生信号におけるダミービットの位置に同期するタイミ
ング信号が生成される。このタイミング信号は、2値/
3値判定最尤検出器23,23A,23Bとダミービッ
ト除去回路24にそれぞれ入力され、2値/3値判定最
尤検出器23,23A,23Bでは2値/3値判定制御
信号として使用され、ダミービット除去回路24ではダ
ミービットの除去タイミングとして使用される。すなわ
ち、2値/3値判定最尤検出器23,23A,23Bで
は、このタイミング信号によって2値と3値の閾値レベ
ルが切り換えられ、ダミービットの位置では2値判定を
行って無条件にパス結合があると見なしてパス検索が行
われ、それ以外の符号列では3値判定が行われて最尤検
出が行われる。また、ダミービット除去回路24ではこ
のタイミング信号がダミービットの除去タイミングとし
て使用される。
【0011】なお、26はクロック再生回路、SW1,
SW2は最尤検出器23A,23Bの切換スイッチであ
る。ダミービット挿入回路11は、一定の長さの情報ビ
ットに対してダミーの"1"を挿入する符号器であり、例
えば、図3(a) のように元のデータを格納する4ビット
のシフトレジスタ11aと、ダミービット"1" が予め与
えられた5ビットのシフトレジスタ11bとから構成さ
れる。このダミービット挿入回路11では、例えば、デ
ータ列「10011011」が入力されると、4ビット
おきにダミービット"1" が挿入され、このダミービット
挿入回路11から出力される符号列には、『11001
11011』のように、4ビットおきにダミービット
"1" (下線を付した部分)が挿入されることになる。
SW2は最尤検出器23A,23Bの切換スイッチであ
る。ダミービット挿入回路11は、一定の長さの情報ビ
ットに対してダミーの"1"を挿入する符号器であり、例
えば、図3(a) のように元のデータを格納する4ビット
のシフトレジスタ11aと、ダミービット"1" が予め与
えられた5ビットのシフトレジスタ11bとから構成さ
れる。このダミービット挿入回路11では、例えば、デ
ータ列「10011011」が入力されると、4ビット
おきにダミービット"1" が挿入され、このダミービット
挿入回路11から出力される符号列には、『11001
11011』のように、4ビットおきにダミービット
"1" (下線を付した部分)が挿入されることになる。
【0012】プリコーダ12は、磁気ディスクDとヘッ
ド14との間における微分操作をキャンセルするもので
あり、パーシャル・レスポンス・クラス4の場合、図3
(b)に示すような伝達関数1/(1+D),1/(1−
D)を備えている。2値/3値判定最尤検出器23,2
3A,23Bの2値/3値判定部は、例えば図4に示す
ように構成されており、2値判定用のレベル0が設定さ
れた比較器(2値判定器)41、等化信号のサンプルホ
ルダ(S/H)42、3値判定用のレベル−1/2と+
1/2とを切り換えるセレクタ43、フリップフロップ
(FF)44、加算器45、比較器(COMP)46
A,46B、排他的論理和回路(EXOR)47,4
8、および出力信号のセレクタ49とから構成される。
セレクタ49には2値/3値判定切替え信号となるタイ
ミング信号が入力される。また、図5(a) は2値/3値
判定最尤検出器23,23A,23Bのパスメモリ部の
構成を示すものであり、論理反転回路(NOT)、セレ
クタ(S)、およびフリップフロップ(FF)とから構
成される。
ド14との間における微分操作をキャンセルするもので
あり、パーシャル・レスポンス・クラス4の場合、図3
(b)に示すような伝達関数1/(1+D),1/(1−
D)を備えている。2値/3値判定最尤検出器23,2
3A,23Bの2値/3値判定部は、例えば図4に示す
ように構成されており、2値判定用のレベル0が設定さ
れた比較器(2値判定器)41、等化信号のサンプルホ
ルダ(S/H)42、3値判定用のレベル−1/2と+
1/2とを切り換えるセレクタ43、フリップフロップ
(FF)44、加算器45、比較器(COMP)46
A,46B、排他的論理和回路(EXOR)47,4
8、および出力信号のセレクタ49とから構成される。
セレクタ49には2値/3値判定切替え信号となるタイ
ミング信号が入力される。また、図5(a) は2値/3値
判定最尤検出器23,23A,23Bのパスメモリ部の
構成を示すものであり、論理反転回路(NOT)、セレ
クタ(S)、およびフリップフロップ(FF)とから構
成される。
【0013】3値判定の最尤検出部分は以下の論文の図
8に記載されている。Roger W. Wood et al. "Viterbi
Dectection of Class IV Partial Responseon a Magnet
ic Recording Channel" (IEEE Tran. Communication, v
ol. COM-34,No. 5, May 1986 pp454-461.) ここで、パスの遷移は図5(b) に示すようなトレリス線
図で表され、最尤パス判定は次式に再生信号Yk を代入
してメトリックと比較し、メトリックの大きい遷移を選
択する。 L+ k −L- k = max{L+ k-1 +[-(yk -0)2],L- k-1 +[-(yk -1/2)2] } − max{L+ k-1 +[-(yk +1/2)2],L- k-1 +[-(yk -0)2] } =L+ k-1 −L- k-1 + max{1/4, yk -(L+ k-1 −L- k-1)} − max{-yk +(L+ k-1 −L- k-1), 1/4 } ΔLk =ΔLk-1 + max{1/4, yk - ΔLk-1 }− max{-yk +(ΔLk-1,1/4)} ここで、遷移のタイプは次の3種類に分けられる。
8に記載されている。Roger W. Wood et al. "Viterbi
Dectection of Class IV Partial Responseon a Magnet
ic Recording Channel" (IEEE Tran. Communication, v
ol. COM-34,No. 5, May 1986 pp454-461.) ここで、パスの遷移は図5(b) に示すようなトレリス線
図で表され、最尤パス判定は次式に再生信号Yk を代入
してメトリックと比較し、メトリックの大きい遷移を選
択する。 L+ k −L- k = max{L+ k-1 +[-(yk -0)2],L- k-1 +[-(yk -1/2)2] } − max{L+ k-1 +[-(yk +1/2)2],L- k-1 +[-(yk -0)2] } =L+ k-1 −L- k-1 + max{1/4, yk -(L+ k-1 −L- k-1)} − max{-yk +(L+ k-1 −L- k-1), 1/4 } ΔLk =ΔLk-1 + max{1/4, yk - ΔLk-1 }− max{-yk +(ΔLk-1,1/4)} ここで、遷移のタイプは次の3種類に分けられる。
【0014】(1) L+ k 側にパス結合する場合 yk >ΔLk-1 +1/4 ⇒ ΔLk =yk −1/4 (2) バスの結合がない場合 ΔLk-1 −1/4 ≦yk ≦ΔLk-1 +1/4 (3) L- k 側にパス結合する場合 yk <ΔLk-1 −1/4 ⇒ ΔLk =yk +1/4 メトリックΔLk-1 を最新のパス結合時の再生信号yP
で表すと、 ΔLk-1 =yP − 1/4 またはyP + 1/4 となる。図4の最尤検出回路では、yP がサンプリング
ホルダ42で保持され、その補正値(±1/4 )の符号が
フリップフロップ44で保持される(“H”の時−、
“L”の時+)。
で表すと、 ΔLk-1 =yP − 1/4 またはyP + 1/4 となる。図4の最尤検出回路では、yP がサンプリング
ホルダ42で保持され、その補正値(±1/4 )の符号が
フリップフロップ44で保持される(“H”の時−、
“L”の時+)。
【0015】パス判定のしきい値は、フリップフロップ
44が“H”のとき、 ΔLk-1 +1/4 =yP , ΔLk-1 −1/4 =yP −1/2 であり、フリップフロップ44が“L”のとき、 ΔLk-1 +1/4 =yP +1/2 , ΔLk-1 −1/4 =yP となり、1/2,−1/2 レベルがフリップフロップ44の出
力で切り替えられてサンプリングホルダ42の出力yP
に加算されてしきい値の一方が求められる。前述の条件
(1) と(3) のとき、書き込み信号でサンプルホルダ42
とフリップフロップ44の値が更新される。
44が“H”のとき、 ΔLk-1 +1/4 =yP , ΔLk-1 −1/4 =yP −1/2 であり、フリップフロップ44が“L”のとき、 ΔLk-1 +1/4 =yP +1/2 , ΔLk-1 −1/4 =yP となり、1/2,−1/2 レベルがフリップフロップ44の出
力で切り替えられてサンプリングホルダ42の出力yP
に加算されてしきい値の一方が求められる。前述の条件
(1) と(3) のとき、書き込み信号でサンプルホルダ42
とフリップフロップ44の値が更新される。
【0016】他方、2値判定では、次の2つの遷移が判
別される。 (a) L+ k 側にパス結合する場合 yk >0 ⇒ yP =yk ,“L”がフリップフロッ
プで保持 (b) L- k 側にパス結合する場合 yk <0 ⇒ yP =yk ,“H”がフリップフロッ
プで保持 図6は図2の磁気ディスク装置10,10′の各部にお
ける信号の流れを示すものである。図2の磁気ディスク
装置10,10′に図6(a) に示すようなデータ「10
011011」が入力された時、ダミービット挿入回路
11においてダミービット"1" が挿入された後の信号は
図6(b) に示すようになる。そして、このダミービット
挿入後の図3(b) に示したプリコーダ12の出力が図6
(c) に示され、図6(d) には磁気ディスクDへの書き込
み電流が示されている。このようにしてデータが記録さ
れたディスクDからヘッド14によって読み出され、等
化器22を通った後のデータの等化波形は図6(e) に示
すようになる。また、図6(f) ,(g) は、図2(b) に示
した磁気ディスク装置10′における奇数列と偶数列の
波形を示すものである。
別される。 (a) L+ k 側にパス結合する場合 yk >0 ⇒ yP =yk ,“L”がフリップフロッ
プで保持 (b) L- k 側にパス結合する場合 yk <0 ⇒ yP =yk ,“H”がフリップフロッ
プで保持 図6は図2の磁気ディスク装置10,10′の各部にお
ける信号の流れを示すものである。図2の磁気ディスク
装置10,10′に図6(a) に示すようなデータ「10
011011」が入力された時、ダミービット挿入回路
11においてダミービット"1" が挿入された後の信号は
図6(b) に示すようになる。そして、このダミービット
挿入後の図3(b) に示したプリコーダ12の出力が図6
(c) に示され、図6(d) には磁気ディスクDへの書き込
み電流が示されている。このようにしてデータが記録さ
れたディスクDからヘッド14によって読み出され、等
化器22を通った後のデータの等化波形は図6(e) に示
すようになる。また、図6(f) ,(g) は、図2(b) に示
した磁気ディスク装置10′における奇数列と偶数列の
波形を示すものである。
【0017】また、図7(a) は偶数列に分けた場合の等
化信号(1−D相当)の例を示す図であり、図(b),(c)
は2値/3値判定の最尤検出部の動作を示す図である。
図7(a) に示すように2つのダミービットY5kとY
5(k+1)で囲まれた4ビット分の等化信号Y5k+1〜Y5k+4
が変化した場合、図7(b) に示す2値/3値判定のレベ
ルは、ダミービットの位置では0で一定であるが、その
他の位置では3値の判定レベルとして2つの判定レベル
ΔL5k, ΔL5k+1/2〜ΔL5k+3, ΔL5k+3+1/2
が必要となる。このときの2つの判定レベルΔL5k, Δ
L5k+1/2〜ΔL 5k+3, ΔL5k+3+1/2は、そのレ
ベルが等化信号の前の値で変化する。また、図7(c) は
等化信号が図7(a) のように変化した時の図4のサンプ
ルホルダ42とフリップフロップ44の出力を示すもの
である。
化信号(1−D相当)の例を示す図であり、図(b),(c)
は2値/3値判定の最尤検出部の動作を示す図である。
図7(a) に示すように2つのダミービットY5kとY
5(k+1)で囲まれた4ビット分の等化信号Y5k+1〜Y5k+4
が変化した場合、図7(b) に示す2値/3値判定のレベ
ルは、ダミービットの位置では0で一定であるが、その
他の位置では3値の判定レベルとして2つの判定レベル
ΔL5k, ΔL5k+1/2〜ΔL5k+3, ΔL5k+3+1/2
が必要となる。このときの2つの判定レベルΔL5k, Δ
L5k+1/2〜ΔL 5k+3, ΔL5k+3+1/2は、そのレ
ベルが等化信号の前の値で変化する。また、図7(c) は
等化信号が図7(a) のように変化した時の図4のサンプ
ルホルダ42とフリップフロップ44の出力を示すもの
である。
【0018】また、図8(a) はパーシャル・レスポンス
における等化後の符号列〔4/5(0,4)と等価〕を
説明する図であり、図8(b) はパーシャル・レスポンス
・クラス4における偶数列と奇数列に分配後のそれぞれ
の符号列〔8/10(0,4,4)と等価〕を示す図で
ある。更に、図9(a) はバッファに分配した時の再生信
号を説明する図であり、図9(b) はダミーが挿入された
再生信号におけるトレリス線図を示している。このトレ
リス線図から分かるように、ダミーの位置では無条件に
パスの結合が行われ、情報ビットの位置では最尤判定が
行われる。
における等化後の符号列〔4/5(0,4)と等価〕を
説明する図であり、図8(b) はパーシャル・レスポンス
・クラス4における偶数列と奇数列に分配後のそれぞれ
の符号列〔8/10(0,4,4)と等価〕を示す図で
ある。更に、図9(a) はバッファに分配した時の再生信
号を説明する図であり、図9(b) はダミーが挿入された
再生信号におけるトレリス線図を示している。このトレ
リス線図から分かるように、ダミーの位置では無条件に
パスの結合が行われ、情報ビットの位置では最尤判定が
行われる。
【0019】ここで、2値/3値判定の最尤検出部の動
作を図9(c) のトレリス線図を用いて説明する。なお、
この図9(c) 中にからで示す符号は、ステップ番号
を示すものである。ステップ1では2値判定が行われ、
y5k<0であるので、L- 5k側にパス結合し、y5kがサ
ンプルホルダ42に保持され、“L”がフリップフロッ
プ44にセットされる。
作を図9(c) のトレリス線図を用いて説明する。なお、
この図9(c) 中にからで示す符号は、ステップ番号
を示すものである。ステップ1では2値判定が行われ、
y5k<0であるので、L- 5k側にパス結合し、y5kがサ
ンプルホルダ42に保持され、“L”がフリップフロッ
プ44にセットされる。
【0020】ステップ2では3値判定が行われ、yp ≦
y5k+1≦yp であるので、パス結合がなく、サンプルホ
ルダ42とフリップフロップ44には変化がない。ステ
ップ3では3値判定が行われ、yp +1/2 ≦y5k+2であ
るので、L+ 5k+2側にパス結合し、y5k+2がサンプルホ
ルダ42に保持され、“H”がフリップフロップ44に
セットされる。
y5k+1≦yp であるので、パス結合がなく、サンプルホ
ルダ42とフリップフロップ44には変化がない。ステ
ップ3では3値判定が行われ、yp +1/2 ≦y5k+2であ
るので、L+ 5k+2側にパス結合し、y5k+2がサンプルホ
ルダ42に保持され、“H”がフリップフロップ44に
セットされる。
【0021】ステップ4では3値判定が行われ、y5k+3
<yp −1/2 であるので、L- 5k+3側にパス結合し、y
5k+3がサンプルホルダ42に保持され、“L”がフリッ
プフロップ44にセットされる。ステップ5では3値判
定が行われ、yp +1/2 ≦y5k+4であるので、L+ 5k+4
側にパス結合し、y5k+4がサンプルホルダ42に保持さ
れ、“H”がフリップフロップ44にセットされる。
<yp −1/2 であるので、L- 5k+3側にパス結合し、y
5k+3がサンプルホルダ42に保持され、“L”がフリッ
プフロップ44にセットされる。ステップ5では3値判
定が行われ、yp +1/2 ≦y5k+4であるので、L+ 5k+4
側にパス結合し、y5k+4がサンプルホルダ42に保持さ
れ、“H”がフリップフロップ44にセットされる。
【0022】ステップ6では2値判定が行われ、y
5(k+1)<0であるので、L- 5(k+1)側にパス結合し、y
5(k+1)がサンプルホルダ42に保持され、“L”がフリ
ップフロップ44にセットされる。また、図10(a),
(b) はダミービットで判定された時のトレリス線図であ
る。トレリス線図は、図10(a) に示すようにダミービ
ットY5kの値が正の場合は、次のダミービットY5(k+1)
の値が正のときに図10(a-1) に示すように変化し、次
のダミービットY5(k+1)の値が負のときに図10(a-2)
のように変化する。同様に、図10(b) に示すようにダ
ミービットY5kの値が負の場合は、次のダミービットY
5(k+1)の値が正のときに図10(b-1) に示すように変化
し、次のダミービットY5(k+1)の値が負のときに図10
(b-2) のように変化する。
5(k+1)<0であるので、L- 5(k+1)側にパス結合し、y
5(k+1)がサンプルホルダ42に保持され、“L”がフリ
ップフロップ44にセットされる。また、図10(a),
(b) はダミービットで判定された時のトレリス線図であ
る。トレリス線図は、図10(a) に示すようにダミービ
ットY5kの値が正の場合は、次のダミービットY5(k+1)
の値が正のときに図10(a-1) に示すように変化し、次
のダミービットY5(k+1)の値が負のときに図10(a-2)
のように変化する。同様に、図10(b) に示すようにダ
ミービットY5kの値が負の場合は、次のダミービットY
5(k+1)の値が正のときに図10(b-1) に示すように変化
し、次のダミービットY5(k+1)の値が負のときに図10
(b-2) のように変化する。
【0023】本発明によるダミービット挿入回路11で
生成される0連続制限符号は、情報ビットの長さをnビ
ットとするとシングル列では最短0で最長nの n/(n+1)*(0,n)符号 になる。また、パーシャル・レスポンス・クラス4のよ
うに等化後の信号を奇数列、偶数列に分解すると1−D
の符号列になる記録方式に対しては、変換する情報ビッ
トの数がnの倍数に限定される。生成された符号は、奇
数列、偶数列でも最長nに0連続が制限された 2n/2(n+1)*(0,n,n)符号 になる。
生成される0連続制限符号は、情報ビットの長さをnビ
ットとするとシングル列では最短0で最長nの n/(n+1)*(0,n)符号 になる。また、パーシャル・レスポンス・クラス4のよ
うに等化後の信号を奇数列、偶数列に分解すると1−D
の符号列になる記録方式に対しては、変換する情報ビッ
トの数がnの倍数に限定される。生成された符号は、奇
数列、偶数列でも最長nに0連続が制限された 2n/2(n+1)*(0,n,n)符号 になる。
【0024】情報ビットにはダミーを挿入していないの
で符号の中にそのまま出力されることになり、再生側の
符号変換でビット誤りが伝播することはない。そして、
ダミービット同期回路25において再生信号のデータ部
が識別され、ダミーの位置にカウンタが同期される。再
生信号は等化分配されて1─Dの符号列の並びに変換さ
れる。符号列はダミー"1" で仕切られているので1−D
の干渉を受けない。
で符号の中にそのまま出力されることになり、再生側の
符号変換でビット誤りが伝播することはない。そして、
ダミービット同期回路25において再生信号のデータ部
が識別され、ダミーの位置にカウンタが同期される。再
生信号は等化分配されて1─Dの符号列の並びに変換さ
れる。符号列はダミー"1" で仕切られているので1−D
の干渉を受けない。
【0025】従って、1─Dに等化分配された符号列は
独立に最尤検出することができる。また、ダミー"1" が
パスの結合点になることを利用し、ダミービット同期回
路25のカウンタから出力されるタイミングで最尤検出
が2値判定に切り換えられる。ダミーの等化分配後の信
号はノルマル値(期待値、判定値)が−1/2または+
1/2になるので、判定レベルが0の2値判定を行うこ
とで誤検出頻度が抑えられる。ダミー"1" がパスの始点
に当たる時はノルマル値(−1/2または+1/2)で
パスメトリックが初期化される。
独立に最尤検出することができる。また、ダミー"1" が
パスの結合点になることを利用し、ダミービット同期回
路25のカウンタから出力されるタイミングで最尤検出
が2値判定に切り換えられる。ダミーの等化分配後の信
号はノルマル値(期待値、判定値)が−1/2または+
1/2になるので、判定レベルが0の2値判定を行うこ
とで誤検出頻度が抑えられる。ダミー"1" がパスの始点
に当たる時はノルマル値(−1/2または+1/2)で
パスメトリックが初期化される。
【0026】他方、ダミーがパスの終点に当たる時は最
尤な状態が検出され、それに結合したパスの経歴がパス
メモリから出力される。逐次処理では、ダミーの位置で
は前符号の最尤検出結果出力と次符号のパスメトリック
の初期化が同時に行われる。ダミー"1" によってパスが
結合するので、ダミービットで挟まれた情報ビット列に
当たる符号列毎に最尤検出することができる。従って、
ダミービット同期回路25の同期カウンタからのタイミ
ングでダミービットで挟まれた符号列を抽出すれば並列
に最尤検出ができ、最尤検出の高速化を図ることができ
る。ダミー除去回路24では、最尤検出の出力からダミ
ービットを削除するだけで再生した情報ビットが得られ
るので、従来のように符号変換でビット誤りが伝播する
ことはない。次に、本発明の別の実施例について説明す
る。
尤な状態が検出され、それに結合したパスの経歴がパス
メモリから出力される。逐次処理では、ダミーの位置で
は前符号の最尤検出結果出力と次符号のパスメトリック
の初期化が同時に行われる。ダミー"1" によってパスが
結合するので、ダミービットで挟まれた情報ビット列に
当たる符号列毎に最尤検出することができる。従って、
ダミービット同期回路25の同期カウンタからのタイミ
ングでダミービットで挟まれた符号列を抽出すれば並列
に最尤検出ができ、最尤検出の高速化を図ることができ
る。ダミー除去回路24では、最尤検出の出力からダミ
ービットを削除するだけで再生した情報ビットが得られ
るので、従来のように符号変換でビット誤りが伝播する
ことはない。次に、本発明の別の実施例について説明す
る。
【0027】図11は本発明の第2の実施例における磁
気ディスク装置102の構成を示すブロック回路図であ
り、第1の実施例と同じ構成部材には同じ符号を付して
ある。図11の磁気ディスク装置10−2が図2の磁気
ディスク装置10と異なる点は、ダミービット挿入回路
11の前段にスクランブラ15が設けられ、ダミービッ
ト除去回路24の後段にディスクランブラ27が設けら
れている点である。前述の実施例では、情報ビットは符
号としてそのまま出力しているが、この実施例では情報
ビットのデータをスクランブラ15によって暗号化し、
ダミービット除去回路24からの読み出しデータをディ
スクランブラ27で復号している。
気ディスク装置102の構成を示すブロック回路図であ
り、第1の実施例と同じ構成部材には同じ符号を付して
ある。図11の磁気ディスク装置10−2が図2の磁気
ディスク装置10と異なる点は、ダミービット挿入回路
11の前段にスクランブラ15が設けられ、ダミービッ
ト除去回路24の後段にディスクランブラ27が設けら
れている点である。前述の実施例では、情報ビットは符
号としてそのまま出力しているが、この実施例では情報
ビットのデータをスクランブラ15によって暗号化し、
ダミービット除去回路24からの読み出しデータをディ
スクランブラ27で復号している。
【0028】このスクランブラ15とディスクランブラ
27により、擬似引き込みの可能性が少なくなり、ま
た、クロック信号の再生が確実になるので、クロックキ
ングの偏りが防止される。図12は本発明の第3の実施
例における磁気ディスク装置の2値/3値判定最尤検出
器23の構成を示すブロック回路図である。前述の実施
例では、2値判定でパスメトリックを再生信号で初期化
しているが、この実施例ではノルマル値(期待値)で初
期化するようになっている。このため、図4の2値/3
値判定最尤検出器23,23A,23Bの構成に加え
て、この実施例の回路ではサンプルホールド回路42の
前段に、ノルマル値の設定回路51と、ノルマル値と等
化信号のセレクタ52とが設けられており、この点のみ
が異なる。
27により、擬似引き込みの可能性が少なくなり、ま
た、クロック信号の再生が確実になるので、クロックキ
ングの偏りが防止される。図12は本発明の第3の実施
例における磁気ディスク装置の2値/3値判定最尤検出
器23の構成を示すブロック回路図である。前述の実施
例では、2値判定でパスメトリックを再生信号で初期化
しているが、この実施例ではノルマル値(期待値)で初
期化するようになっている。このため、図4の2値/3
値判定最尤検出器23,23A,23Bの構成に加え
て、この実施例の回路ではサンプルホールド回路42の
前段に、ノルマル値の設定回路51と、ノルマル値と等
化信号のセレクタ52とが設けられており、この点のみ
が異なる。
【0029】このように、パスメトリックをノルマル値
(期待値)で初期化すると、等化信号中に含まれる雑音
を除去することができる。図13は本発明の第4の実施
例における磁気ディスク装置104の構成を示すブロッ
ク回路図であり、この図には磁気ディスクからの再生系
の構成のみが示されている。この実施例の磁気ディスク
装置104が図2の磁気ディスク装置10と異なる点
は、等化器22と2値/3値判定最尤検出器23との間
に、ダミーで挟まれた符号列を抽出するバッファ28が
設けられている点と、ダミービット同期回路25と2値
/3値判定最尤検出器23との間に、バッファカウンタ
29が設けられている点のみである。
(期待値)で初期化すると、等化信号中に含まれる雑音
を除去することができる。図13は本発明の第4の実施
例における磁気ディスク装置104の構成を示すブロッ
ク回路図であり、この図には磁気ディスクからの再生系
の構成のみが示されている。この実施例の磁気ディスク
装置104が図2の磁気ディスク装置10と異なる点
は、等化器22と2値/3値判定最尤検出器23との間
に、ダミーで挟まれた符号列を抽出するバッファ28が
設けられている点と、ダミービット同期回路25と2値
/3値判定最尤検出器23との間に、バッファカウンタ
29が設けられている点のみである。
【0030】前述の実施例では、最尤検出を逐次行って
いるが、この実施例では等化信号を1−Dのシンボル列
に分離する分配器と、ダミーで挟まれた符号列を抽出す
るバッファ28により、バッファ28に再生信号を取り
込み、バッファの初段の信号でパスを初期化して検索を
開始し、終段の信号で最尤検出での最尤パスを決定す
る、即ち、並列処理で2値/3値判定を行うようにして
いる。この結果、最尤検出を高速で行うことが可能にな
る。
いるが、この実施例では等化信号を1−Dのシンボル列
に分離する分配器と、ダミーで挟まれた符号列を抽出す
るバッファ28により、バッファ28に再生信号を取り
込み、バッファの初段の信号でパスを初期化して検索を
開始し、終段の信号で最尤検出での最尤パスを決定す
る、即ち、並列処理で2値/3値判定を行うようにして
いる。この結果、最尤検出を高速で行うことが可能にな
る。
【0031】図14は本発明の第5の実施例を示すもの
であり、磁気ディスク装置における2値/3値判定最尤
検出器23の構成を説明する図である。この実施例で
は、2値/3値判定最尤検出器23の2値/3値判定部
231の前段にダミービットと情報ビットをそれぞれ格
納するバッファ232が設けられており、2値/3値判
定部231にはこのバッファ232の個々のビットに対
応して2値判定回路233と3値判定回路234とが設
けられている。2値判定回路233と3値判定回路23
4における判定結果はロジック回路235に入力されて
全体の結果が判定され、検出後の情報ビットがバッファ
236に格納された後に出力される。
であり、磁気ディスク装置における2値/3値判定最尤
検出器23の構成を説明する図である。この実施例で
は、2値/3値判定最尤検出器23の2値/3値判定部
231の前段にダミービットと情報ビットをそれぞれ格
納するバッファ232が設けられており、2値/3値判
定部231にはこのバッファ232の個々のビットに対
応して2値判定回路233と3値判定回路234とが設
けられている。2値判定回路233と3値判定回路23
4における判定結果はロジック回路235に入力されて
全体の結果が判定され、検出後の情報ビットがバッファ
236に格納された後に出力される。
【0032】前述の実施例では、2値/3値の判定を切
り替えて最尤検出を行っているが、この実施例では2値
判定、3値判定の回路が個別に用意されており、2値判
定、3値判定が一挙に検出される。この結果、最尤検出
を高速で行うことが可能になる。図15は本発明の第6
の実施例を示すものであり、磁気ディスク装置における
2値/3値判定最尤検出器23の構成を説明する図であ
る。この実施例では、図13で説明したバッファ28と
バッファカウンタ29と2値/3値判定最尤検出器23
を備えた最尤検出部30が複数組設けられ、この複数組
の最尤検出部30の前段に分配器31が、後段に合成器
32が設けられている。そして、分配器には等化信号と
ダミー同期タイミングが入力され、合成器32からは検
出出力が出力される。
り替えて最尤検出を行っているが、この実施例では2値
判定、3値判定の回路が個別に用意されており、2値判
定、3値判定が一挙に検出される。この結果、最尤検出
を高速で行うことが可能になる。図15は本発明の第6
の実施例を示すものであり、磁気ディスク装置における
2値/3値判定最尤検出器23の構成を説明する図であ
る。この実施例では、図13で説明したバッファ28と
バッファカウンタ29と2値/3値判定最尤検出器23
を備えた最尤検出部30が複数組設けられ、この複数組
の最尤検出部30の前段に分配器31が、後段に合成器
32が設けられている。そして、分配器には等化信号と
ダミー同期タイミングが入力され、合成器32からは検
出出力が出力される。
【0033】図13で説明した第4の実施例では、符号
列を抽出したバッファ28の信号を最尤検出器している
だけであるが、この実施例ではバッファ28と2値/3
値判定最尤検出器23の組を増やして、並列に処理が行
われる。この結果、処理の速度が向上する。図16は本
発明の第7の実施例における磁気ディスク装置10−7
の構成を示すブロック回路図である。この実施例でも図
2と同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を省略
する。この実施例ではプリコーダ12の前段にスイッチ
SWを介してダミービット挿入回路11と同期語発生回
路16が切り換え可能に接続されている点、およびダミ
ー同期回路25内に同期語検出回路25aとカウンタ2
5bが設けられている点が、図2の磁気ディスク装置1
0と異なる。
列を抽出したバッファ28の信号を最尤検出器している
だけであるが、この実施例ではバッファ28と2値/3
値判定最尤検出器23の組を増やして、並列に処理が行
われる。この結果、処理の速度が向上する。図16は本
発明の第7の実施例における磁気ディスク装置10−7
の構成を示すブロック回路図である。この実施例でも図
2と同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を省略
する。この実施例ではプリコーダ12の前段にスイッチ
SWを介してダミービット挿入回路11と同期語発生回
路16が切り換え可能に接続されている点、およびダミ
ー同期回路25内に同期語検出回路25aとカウンタ2
5bが設けられている点が、図2の磁気ディスク装置1
0と異なる。
【0034】前述の実施例では、ギャップ信号からデー
タに切り替わるタイミングでダミービット同期を図って
いるが、この実施例では同期語発生回路16によって同
期語を付加し、同期語を検出した同期信号でカウンタ2
5bをリセットしてダミービット同期が行われるように
なっている。この結果、タイミング信号のタイミングが
確実になる。
タに切り替わるタイミングでダミービット同期を図って
いるが、この実施例では同期語発生回路16によって同
期語を付加し、同期語を検出した同期信号でカウンタ2
5bをリセットしてダミービット同期が行われるように
なっている。この結果、タイミング信号のタイミングが
確実になる。
【0035】図17は本発明の第8の実施例を示すもの
であり、図5で説明したパスメモリ部の2値/3値判定
部の別の構成を示すブロック回路図である。この実施例
では図5の回路に加えてシフトレジスタ33を設けた点
が異なる。図5の実施例では、最尤検出器でパスメモリ
から逐次判定結果を出力しており、パスメモリの中には
ダミービットを判定した結果まで残っているが、この実
施例ではパスメモリから情報ビットのみレジスタ33に
並列にロードしてダミービットの除去が行われている。
この結果、ダミービット除去回路を小さくでき、高速化
が図れる。
であり、図5で説明したパスメモリ部の2値/3値判定
部の別の構成を示すブロック回路図である。この実施例
では図5の回路に加えてシフトレジスタ33を設けた点
が異なる。図5の実施例では、最尤検出器でパスメモリ
から逐次判定結果を出力しており、パスメモリの中には
ダミービットを判定した結果まで残っているが、この実
施例ではパスメモリから情報ビットのみレジスタ33に
並列にロードしてダミービットの除去が行われている。
この結果、ダミービット除去回路を小さくでき、高速化
が図れる。
【0036】図18は本発明の第9の実施例の実施例を
示すものであり、磁気ディスク装置のダミー同期回路2
5の別の構成を示すブロック回路図である。この実施例
ではダミー同期回路25が、メモリ251、相関器25
2、比較器253、アドレスオフセット器254、ダミ
周期のアドレスカウンタ255、および加算器256か
ら構成されている。
示すものであり、磁気ディスク装置のダミー同期回路2
5の別の構成を示すブロック回路図である。この実施例
ではダミー同期回路25が、メモリ251、相関器25
2、比較器253、アドレスオフセット器254、ダミ
周期のアドレスカウンタ255、および加算器256か
ら構成されている。
【0037】前述の実施例では、データ部の前でダミー
ビット同期を確立しているが、この実施例では、データ
部を蓄えるメモリ251と、ダミービットの間隔毎にメ
モリ251から符号列を読み出し、その相関を相関器2
52を用いて調べ、相関が強いところでダミービット位
置を確定し、その後に最尤検出を行うようにしている。
なお、比較器253は雑音でダミー信号を0と判定する
恐れがあるので、閾値を入力しておき、ある相関以上な
らダミーが挿入されていると判断するものである。
ビット同期を確立しているが、この実施例では、データ
部を蓄えるメモリ251と、ダミービットの間隔毎にメ
モリ251から符号列を読み出し、その相関を相関器2
52を用いて調べ、相関が強いところでダミービット位
置を確定し、その後に最尤検出を行うようにしている。
なお、比較器253は雑音でダミー信号を0と判定する
恐れがあるので、閾値を入力しておき、ある相関以上な
らダミーが挿入されていると判断するものである。
【0038】図19は本発明の第10の実施例における
磁気ディスク装置110の再生側のの構成を示すブロッ
ク図であり、図2と同じ構成部材には同じ符号が付され
ている。この実施例では、クロック再生回路26の後端
にアドレスカウンタ34が設けられており、2値/3値
判定最尤検出器23の内部には行列退避部23gが設け
られている。また、2値/3値判定最尤検出器23は制
御回路(CPU)35に接続されている。
磁気ディスク装置110の再生側のの構成を示すブロッ
ク図であり、図2と同じ構成部材には同じ符号が付され
ている。この実施例では、クロック再生回路26の後端
にアドレスカウンタ34が設けられており、2値/3値
判定最尤検出器23の内部には行列退避部23gが設け
られている。また、2値/3値判定最尤検出器23は制
御回路(CPU)35に接続されている。
【0039】前述の実施例では、ダミービット同期回路
25や2値/3値判定最尤検出器23をハードウエアで
行っているが、等化後の符号列を退避させる符号退避器
23hを設けてメモリに書き込み、CPU35を用いて
ソフトウエアによって処理してもよい。図20は本発明
の第11の実施例における磁気ディスク装置111の再
生側の構成を示すブロック図であり、図2と同じ構成部
材には同じ符号が付されている。この実施例では磁気デ
ィスク装置111の再生側においてダミービットのみ判
定する2値判定回路36とAND回路37と、0判定の
個数を数えるカウンタ38が設けられている。ここでの
2値判定回路36は、信号を0で折り返して1/4レベ
ルでスライスして復調する回路であり、最尤検出を用い
ない最も簡単な復調方法である。
25や2値/3値判定最尤検出器23をハードウエアで
行っているが、等化後の符号列を退避させる符号退避器
23hを設けてメモリに書き込み、CPU35を用いて
ソフトウエアによって処理してもよい。図20は本発明
の第11の実施例における磁気ディスク装置111の再
生側の構成を示すブロック図であり、図2と同じ構成部
材には同じ符号が付されている。この実施例では磁気デ
ィスク装置111の再生側においてダミービットのみ判
定する2値判定回路36とAND回路37と、0判定の
個数を数えるカウンタ38が設けられている。ここでの
2値判定回路36は、信号を0で折り返して1/4レベ
ルでスライスして復調する回路であり、最尤検出を用い
ない最も簡単な復調方法である。
【0040】前述の実施例では、等化信号の誤り率を推
定していないが、この実施例ではダミービットのみ判定
する2値判定回路36と0判定の個数を数えるカウンタ
38により、等化後の誤り率が計測される。図21は本
発明の第12の実施例における磁気ディスク装置112
の再生側において誤り率の測定回路を付加した別の構成
を示すブロック回路図であり、図20の実施例の構成か
らAND回路37を取り去り、カウンタ38にイネーブ
ル端子を設けた点が異なる。
定していないが、この実施例ではダミービットのみ判定
する2値判定回路36と0判定の個数を数えるカウンタ
38により、等化後の誤り率が計測される。図21は本
発明の第12の実施例における磁気ディスク装置112
の再生側において誤り率の測定回路を付加した別の構成
を示すブロック回路図であり、図20の実施例の構成か
らAND回路37を取り去り、カウンタ38にイネーブ
ル端子を設けた点が異なる。
【0041】図20の実施例では、ダミービットのみ2
値判定回路36を動作させているが、この実施例では2
値判定回路36は常時動作させてあり、ダミービットの
位置で0判定の個数を数えるカウンタ38をイネープル
にして、等化後の誤り率を計測しいる。図22は本発明
の第13の実施例を示すものであり、磁気ディスク装置
113の再生側のクロック再生回路26の位相比較部の
構成を示すブロック回路図である。この実施例には、サ
ンプルホルダ、2値判定回路262、3値判定回路26
3、2値判定回路262と3値判定回路263の出力を
ダミータイミング信号によって切り換えるセレクタ26
4、2つの遅延回路265a,265b、2つの掛け算
器266A,266B、および加算器267とから構成
されている。
値判定回路36を動作させているが、この実施例では2
値判定回路36は常時動作させてあり、ダミービットの
位置で0判定の個数を数えるカウンタ38をイネープル
にして、等化後の誤り率を計測しいる。図22は本発明
の第13の実施例を示すものであり、磁気ディスク装置
113の再生側のクロック再生回路26の位相比較部の
構成を示すブロック回路図である。この実施例には、サ
ンプルホルダ、2値判定回路262、3値判定回路26
3、2値判定回路262と3値判定回路263の出力を
ダミータイミング信号によって切り換えるセレクタ26
4、2つの遅延回路265a,265b、2つの掛け算
器266A,266B、および加算器267とから構成
されている。
【0042】前述の実施例では、クロック再生回路にKU
RT H. MUELLER 他による"Timing Recovery in Digital
Synchronous Data Receivers", IEEE, Trans., Communi
cation, VOL. COM-24, No 5, P.P. 516-531, MAY 1976
の論文で述べられた方式を用いているが、この実施例で
はデータ推定部に2値判定回路262を追加してダミー
ビットでは2値判定し、クロックの位相比較に用いる推
定値の誤り(位相誤差)を減らしている。
RT H. MUELLER 他による"Timing Recovery in Digital
Synchronous Data Receivers", IEEE, Trans., Communi
cation, VOL. COM-24, No 5, P.P. 516-531, MAY 1976
の論文で述べられた方式を用いているが、この実施例で
はデータ推定部に2値判定回路262を追加してダミー
ビットでは2値判定し、クロックの位相比較に用いる推
定値の誤り(位相誤差)を減らしている。
【0043】図23は本発明の第14の実施例における
磁気ディスク装置114の2値/3値判定部の構成を示
すブロック図である。この実施例では、図12で説明し
た第3の実施例の2値/3値判定最尤検出器23,23
A,23Bと、図22で説明した第13の実施例のクロ
ック再生回路26とを組み合わせており、その際に、2
値/3値判定最尤検出器23,23A,23Bの比較器
41とクロック再生回路26の2値判定回路262と
を、1つの2値判定回路41で兼用させたものである。
この結果、回路部品の数を減らすことができる。
磁気ディスク装置114の2値/3値判定部の構成を示
すブロック図である。この実施例では、図12で説明し
た第3の実施例の2値/3値判定最尤検出器23,23
A,23Bと、図22で説明した第13の実施例のクロ
ック再生回路26とを組み合わせており、その際に、2
値/3値判定最尤検出器23,23A,23Bの比較器
41とクロック再生回路26の2値判定回路262と
を、1つの2値判定回路41で兼用させたものである。
この結果、回路部品の数を減らすことができる。
【0044】図24(a) は本発明の第15の実施例にお
ける磁気ディスク装置115に等化誤差を測定する振幅
分布検出回路39を付加した構成を示すブロック回路図
であり、図24(b) は等化誤差の分布を示す図である。
この実施例では、試験時に図24(b) のように分布する
振幅の分布を計る振幅分布検出回路39を設け、ダミー
ビットの等化信号の振幅分布で等化誤差を推定するよう
にしている。
ける磁気ディスク装置115に等化誤差を測定する振幅
分布検出回路39を付加した構成を示すブロック回路図
であり、図24(b) は等化誤差の分布を示す図である。
この実施例では、試験時に図24(b) のように分布する
振幅の分布を計る振幅分布検出回路39を設け、ダミー
ビットの等化信号の振幅分布で等化誤差を推定するよう
にしている。
【0045】なお、以上説明した実施例では、アナログ
のサンプルホールドを用いて処理しているが、A/D変
換器を設け、ディジタル処理をしても良い。以上説明し
た様に、従来は8ビット情報を0連続制限のある9シン
ボルの符号にROMテーブルの参照あるいは複雑な演算
を行って生成していたが、本発明によればダミーを定期
的に挿入すれば良く 符号器、復号器の構成が簡単にな
る。また、従来は、最大4バイトにエラー伝播していた
のが、本発明によれば、ダミービット間隔のエラー伝播
に縮小される。
のサンプルホールドを用いて処理しているが、A/D変
換器を設け、ディジタル処理をしても良い。以上説明し
た様に、従来は8ビット情報を0連続制限のある9シン
ボルの符号にROMテーブルの参照あるいは複雑な演算
を行って生成していたが、本発明によればダミーを定期
的に挿入すれば良く 符号器、復号器の構成が簡単にな
る。また、従来は、最大4バイトにエラー伝播していた
のが、本発明によれば、ダミービット間隔のエラー伝播
に縮小される。
【0046】従って、前述のECCの訂正単位を従来の
バイトから更に小さくでき、ECCのフレーム効率を上
げることができる。また、従来は、0連続制限の冗長性
を活用できなかったが、ダミーでの誤判定確率を小さく
することで帯域拡大を考慮しても1.32dBの符号化
利得が期待できる。
バイトから更に小さくでき、ECCのフレーム効率を上
げることができる。また、従来は、0連続制限の冗長性
を活用できなかったが、ダミーでの誤判定確率を小さく
することで帯域拡大を考慮しても1.32dBの符号化
利得が期待できる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エラー伝播の縮小及び符号化利得向上を図ることがで
き、更には、最尤検出の並列処理によって最尤検出の高
速化が可能になり、容易に転送速度を上げることができ
るという効果がある。
エラー伝播の縮小及び符号化利得向上を図ることがで
き、更には、最尤検出の並列処理によって最尤検出の高
速化が可能になり、容易に転送速度を上げることができ
るという効果がある。
【図1】本発明の磁気記録再生装置の原理構成を示すブ
ロック構成図である。
ロック構成図である。
【図2】(a) は本発明の第1の実施例における磁気記録
再生装置の構成を示すブロック回路図、(b) は本発明の
第1の実施例の変形例の磁気記録再生装置の構成を示す
ブロック回路図である。
再生装置の構成を示すブロック回路図、(b) は本発明の
第1の実施例の変形例の磁気記録再生装置の構成を示す
ブロック回路図である。
【図3】(a) は図2のダミービット挿入回路の構成の一
例を示す図、(b) は図2(b) のプリコーダブロックの構
成の一例を示す図である。
例を示す図、(b) は図2(b) のプリコーダブロックの構
成の一例を示す図である。
【図4】図2の2値/3値判定最尤検出器の2値/3値
判定部の構成を示すブロック回路図である。
判定部の構成を示すブロック回路図である。
【図5】(a) は図2の2値/3値判定最尤検出器のパス
メモリ部の構成を示す図、(b)はパスの遷移を示すトレ
リス線図である。
メモリ部の構成を示す図、(b)はパスの遷移を示すトレ
リス線図である。
【図6】図2の磁気記録再生装置の各部の信号の流れを
説明する図である。
説明する図である。
【図7】(a) は偶数列に分けた場合の等化信号の例を示
す図、(b),(c) は2値/3値判定の最尤検出部の動作を
示す図である。
す図、(b),(c) は2値/3値判定の最尤検出部の動作を
示す図である。
【図8】(a) は等化後の符号列を説明する図、(b) は偶
数列と奇数列に分配後のそれぞれの符号列を示す図であ
る。
数列と奇数列に分配後のそれぞれの符号列を示す図であ
る。
【図9】(a) はバッファに分配した時の再生信号を説明
する図、(b) はダミーが挿入された再生信号におけるト
レリス線図である。
する図、(b) はダミーが挿入された再生信号におけるト
レリス線図である。
【図10】(a),(b) はダミービットで判定された時のト
レリス線図である。
レリス線図である。
【図11】本発明の第2の実施例における磁気記録再生
装置の構成を示すブロック回路図である。
装置の構成を示すブロック回路図である。
【図12】本発明の第3の実施例における磁気記録再生
装置の2値/3値判定最尤検出器の構成を示すブロック
回路図である。
装置の2値/3値判定最尤検出器の構成を示すブロック
回路図である。
【図13】本発明の第4の実施例における磁気記録再生
装置の構成を示すブロック回路図である。
装置の構成を示すブロック回路図である。
【図14】本発明の第5の実施例における磁気記録再生
装置の2値/3値判定部の構成を説明する図である。
装置の2値/3値判定部の構成を説明する図である。
【図15】本発明の第6の実施例における磁気記録再生
装置の2値/3値判定部の構成を示すブロック回路図で
ある。
装置の2値/3値判定部の構成を示すブロック回路図で
ある。
【図16】本発明の第7の実施例における磁気記録再生
装置の構成を示すブロック回路図である。
装置の構成を示すブロック回路図である。
【図17】本発明の第8の実施例における磁気記録再生
装置の2値/3値判定部の構成を示すブロック回路図で
ある。
装置の2値/3値判定部の構成を示すブロック回路図で
ある。
【図18】本発明の第9の実施例における磁気記録再生
装置のダミー同期回路の構成を示すブロック回路図であ
る。
装置のダミー同期回路の構成を示すブロック回路図であ
る。
【図19】本発明の第10の実施例における磁気記録再生
装置の2値/3値判定部の構成を示すブロック図であ
る。
装置の2値/3値判定部の構成を示すブロック図であ
る。
【図20】本発明の第11の実施例における磁気記録再生
装置の再生側において誤り率の測定回路を付加した構成
を示すブロック回路図である。
装置の再生側において誤り率の測定回路を付加した構成
を示すブロック回路図である。
【図21】本発明の第12の実施例における磁気記録再生
装置の再生側において誤り率の測定回路を付加した別の
構成を示すブロック回路図である。
装置の再生側において誤り率の測定回路を付加した別の
構成を示すブロック回路図である。
【図22】本発明の第13の実施例における磁気記録再生
装置の再生側のクロック再生回路の位相比較部の構成を
示すブロック回路図である。
装置の再生側のクロック再生回路の位相比較部の構成を
示すブロック回路図である。
【図23】本発明の第14の実施例における磁気記録再生
装置の2値/3値判定部の構成を示すブロック図であ
る。
装置の2値/3値判定部の構成を示すブロック図であ
る。
【図24】(a) は本発明の第15の実施例における磁気記
録再生装置に等化誤差を測定する回路を付加した構成を
示すブロック回路図、(b) は等化誤差の分布を示す図で
ある。
録再生装置に等化誤差を測定する回路を付加した構成を
示すブロック回路図、(b) は等化誤差の分布を示す図で
ある。
【図25】従来のパーシャルレスポンスクラス4方式の
磁気記録再生装置の構成を示すブロック回路図である。
磁気記録再生装置の構成を示すブロック回路図である。
1…データ書き込み手段 2…ヘッド 3…磁気記録媒体 4…再生信号の等化手段 5…ダミービット挿入手段 6…2値/3値判定最尤検出手段 7…ダミービット除去手段 8…ダミービット同期手段 10…本発明の磁気記録再生装置 11…ダミービット挿入回路 12…プリコーダ 13…書き込みアンプ 14…ヘッド 15…スクランブラ 16…同期語発生回路 21…ヘッドアンプ 22…等化器 23…2値/3値判定最尤検出器 24…ダミービット除去回路 25…ダミービット同期回路 25a…同期語検出回路 25b…カウンタ 26…クロック再生回路 27…ディスクランブラ 28…バッファ 29…バッファカウンタ 30…最尤検出部 31…分配器 32…合成器 33…シフトレジスタ 34…アドレスカウンタ 35…CPU 36…2値判定回路 37…AND回路 38…カウンタ 39…振幅分布検出回路 41…比較器(2値判定回路) 42…サンプルホルダ 43,49,52…セレクタ 44…フリップフロップ 45…加算器 46A,46B…比較器 47,48…排他的論理和回路 51…ノルマル値設定器 232…バッファ 233,262…2値判定回路 234,263…3値判定回路 235…ロジック回路 251…メモリ 252…相関器
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項9
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項13
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項14
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな符号化と最尤検出とを組み合わせを用いた磁気記録
再生装置では、最尤検出において逐次パスを検索してお
り、符号で0が連続している間は最尤なパスを特定でき
ないという問題点があった。また、最尤パスの特定をパ
スの結合点まで待たなければならないのでパス検索を途
中で打ち切ることができず、転送速度を上げることがで
きない問題点があった。更に、最尤検出でのエラーが1
ビットであっても8/9変換後には8ビット単位でエラ
ーが伝播するのでエラー伝播が大きく、強力なエラー訂
正コード〔ECC(Error Correction Code)〕を付加し
なければならず、装置が複雑になっていた。
うな符号化と最尤検出とを組み合わせを用いた磁気記録
再生装置では、最尤検出において逐次パスを検索してお
り、符号で0が連続している間は最尤なパスを特定でき
ないという問題点があった。また、最尤パスの特定をパ
スの結合点まで待たなければならないのでパス検索を途
中で打ち切ることができず、転送速度を上げることがで
きない問題点があった。更に、最尤検出でのエラーが1
ビットであっても8/9変換後には8ビット単位でエラ
ーが伝播するのでエラー伝播が大きく、強力なエラー訂
正コード〔ECC(Error Correction Code)〕を付加し
なければならず、装置が複雑になっていた。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】図2に示す磁気ディスク装置10,10′
では、書き込みデータにはダミービット挿入回路11に
よってダミービットが書き込まれ、そのデータがプリコ
ーダ12、書き込みアンプ13を通じてヘッド14から
ディスクDに記録される。そして、再生時にはディスク
Dからヘッド14によって読み出された信号は、ヘッド
アンプ21で増幅され、等化器22で等化された後に、
図2(a) の磁気ディスク装置10ではシングル列のまま
2値/3値判定最尤検出器23において最尤検出され、
図2(b) の磁気ディスク装置10′では奇数列、偶数列
毎に2値/3値判定最尤検出器23A,23Bにおいて
最尤検出され、検出データからダミービット除去回路2
4によってダミービットが除去されて読み出しデータが
得られる。
では、書き込みデータにはダミービット挿入回路11に
よってダミービットが書き込まれ、そのデータがプリコ
ーダ12、書き込みアンプ13を通じてヘッド14から
ディスクDに記録される。そして、再生時にはディスク
Dからヘッド14によって読み出された信号は、ヘッド
アンプ21で増幅され、等化器22で等化された後に、
図2(a) の磁気ディスク装置10ではシングル列のまま
2値/3値判定最尤検出器23において最尤検出され、
図2(b) の磁気ディスク装置10′では奇数列、偶数列
毎に2値/3値判定最尤検出器23A,23Bにおいて
最尤検出され、検出データからダミービット除去回路2
4によってダミービットが除去されて読み出しデータが
得られる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】このとき、等化器22で等化された再生信
号はダミービット同期回路25にも入力されている。こ
のダミービット同期回路25はダミービットの位置に同
期するカウンタ(図示せず)を含んでおり、ここでは等
化後の再生信号におけるダミービットの位置に同期する
タイミング信号が生成される。このタイミング信号は、
2値/3値判定最尤検出器23,23A,23Bとダミ
ービット除去回路24にそれぞれ入力され、2値/3値
判定最尤検出器23,23A,23Bでは2値/3値判
定制御信号として使用され、ダミービット除去回路24
ではダミービットの除去タイミングとして使用される。
すなわち、2値/3値判定最尤検出器23,23A,2
3Bでは、このタイミング信号によって2値と3値の閾
値レベルが切り換えられ、ダミービットの位置では2値
判定を行って無条件にパス結合があると見なしてパス検
索が行われ、それ以外の符号列では3値判定が行われて
最尤検出が行われる。また、ダミービット除去回路24
ではこのタイミング信号がダミービットの除去タイミン
グとして使用される。
号はダミービット同期回路25にも入力されている。こ
のダミービット同期回路25はダミービットの位置に同
期するカウンタ(図示せず)を含んでおり、ここでは等
化後の再生信号におけるダミービットの位置に同期する
タイミング信号が生成される。このタイミング信号は、
2値/3値判定最尤検出器23,23A,23Bとダミ
ービット除去回路24にそれぞれ入力され、2値/3値
判定最尤検出器23,23A,23Bでは2値/3値判
定制御信号として使用され、ダミービット除去回路24
ではダミービットの除去タイミングとして使用される。
すなわち、2値/3値判定最尤検出器23,23A,2
3Bでは、このタイミング信号によって2値と3値の閾
値レベルが切り換えられ、ダミービットの位置では2値
判定を行って無条件にパス結合があると見なしてパス検
索が行われ、それ以外の符号列では3値判定が行われて
最尤検出が行われる。また、ダミービット除去回路24
ではこのタイミング信号がダミービットの除去タイミン
グとして使用される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】なお、26はクロック再生回路、SW1,
SW2は最尤検出器23A,23Bの切換スイッチであ
る。ダミービット挿入回路11は、一定の長さの情報ビ
ットに対してダミーのビット"1" を挿入する符号器であ
り、例えば、図3(a) のように元のデータを格納する4
ビットのシフトレジスタ11aと、ダミービット"1" が
予め与えられた5ビットのシフトレジスタ11bとから
構成される。このダミービット挿入回路11では、例え
ば、データ列「10011011」が入力されると、4
ビットおきにダミービット"1" が挿入され、このダミー
ビット挿入回路11から出力される符号列には、『11
00111011』のように、4ビットおきにダミービ
ット"1" (下線を付した部分)が挿入されることにな
る。
SW2は最尤検出器23A,23Bの切換スイッチであ
る。ダミービット挿入回路11は、一定の長さの情報ビ
ットに対してダミーのビット"1" を挿入する符号器であ
り、例えば、図3(a) のように元のデータを格納する4
ビットのシフトレジスタ11aと、ダミービット"1" が
予め与えられた5ビットのシフトレジスタ11bとから
構成される。このダミービット挿入回路11では、例え
ば、データ列「10011011」が入力されると、4
ビットおきにダミービット"1" が挿入され、このダミー
ビット挿入回路11から出力される符号列には、『11
00111011』のように、4ビットおきにダミービ
ット"1" (下線を付した部分)が挿入されることにな
る。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】(1) L+ k 側にパス結合する場合 yk >ΔLk-1 +1/4 ⇒ ΔLk =yk −1/4 (2) パスの結合がない場合 ΔLk-1 −1/4 ≦yk ≦ΔLk-1 +1/4 (3) L- k 側にパス結合する場合 yk <ΔLk-1 −1/4 ⇒ ΔLk =yk +1/4 メトリックΔLk-1 を最新のパス結合時の再生信号yP
で表すと、 ΔLk-1 =yP − 1/4 またはyP + 1/4 となる。図4の最尤検出回路では、yP がサンプルホル
ダ42で保持され、その補正値(±1/4 )の符号がフリ
ップフロップ44で保持される(“H”の時−、“L”
の時+)。
で表すと、 ΔLk-1 =yP − 1/4 またはyP + 1/4 となる。図4の最尤検出回路では、yP がサンプルホル
ダ42で保持され、その補正値(±1/4 )の符号がフリ
ップフロップ44で保持される(“H”の時−、“L”
の時+)。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】パス判定のしきい値は、フリップフロップ
44が“H”のとき、 ΔLk-1 +1/4 =yP , ΔLk-1 −1/4 =yP −1/2 であり、フリップフロップ44が“L”のとき、 ΔLk-1 +1/4 =yP +1/2 , ΔLk-1 −1/4 =yP となり、1/2,−1/2 レベルがフリップフロップ44の出
力で切り替えられてサンプルホルダ42の出力yP に加
算されてしきい値の一方が求められる。前述の条件(1)
と(3) のとき、書き込み信号でサンプルホルダ42とフ
リップフロップ44の値が更新される。
44が“H”のとき、 ΔLk-1 +1/4 =yP , ΔLk-1 −1/4 =yP −1/2 であり、フリップフロップ44が“L”のとき、 ΔLk-1 +1/4 =yP +1/2 , ΔLk-1 −1/4 =yP となり、1/2,−1/2 レベルがフリップフロップ44の出
力で切り替えられてサンプルホルダ42の出力yP に加
算されてしきい値の一方が求められる。前述の条件(1)
と(3) のとき、書き込み信号でサンプルホルダ42とフ
リップフロップ44の値が更新される。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】また、図8(a) はパーシャル・レスポンス
における等化後の符号列〔4/5(0,4)と等価〕を
説明する図であり、図8(b) はパーシャル・レスポンス
・クラス4における偶数列と奇数列に分配後のそれぞれ
の符号列〔8/10(0,4,4)と等価〕を示す図で
ある。更に、図9(a) はバッファに分配した時の再生信
号を説明する図であり、図9(b) はダミービットが挿入
された再生信号におけるトレリス線図を示している。こ
のトレリス線図から分かるように、ダミービットの位置
では無条件にパスの結合が行われ、情報ビットの位置で
は最尤判定が行われる。
における等化後の符号列〔4/5(0,4)と等価〕を
説明する図であり、図8(b) はパーシャル・レスポンス
・クラス4における偶数列と奇数列に分配後のそれぞれ
の符号列〔8/10(0,4,4)と等価〕を示す図で
ある。更に、図9(a) はバッファに分配した時の再生信
号を説明する図であり、図9(b) はダミービットが挿入
された再生信号におけるトレリス線図を示している。こ
のトレリス線図から分かるように、ダミービットの位置
では無条件にパスの結合が行われ、情報ビットの位置で
は最尤判定が行われる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】ここで、2値/3値判定の最尤検出部の動
作を図9(b) のトレリス線図を用いて説明する。なお、
この図9(b) 中にからで示す符号は、ステップ番号
を示すものである。ステップ1では2値判定が行われ、
y5k<0であるので、L- 5k側にパス結合し、y5kがサ
ンプルホルダ42に保持され、“L”がフリップフロッ
プ44にセットされる。
作を図9(b) のトレリス線図を用いて説明する。なお、
この図9(b) 中にからで示す符号は、ステップ番号
を示すものである。ステップ1では2値判定が行われ、
y5k<0であるので、L- 5k側にパス結合し、y5kがサ
ンプルホルダ42に保持され、“L”がフリップフロッ
プ44にセットされる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】情報ビットにはダミービットを挿入してい
ないので符号の中にそのまま出力されることになり、再
生側の符号変換でビット誤りが伝播することはない。そ
して、ダミービット同期回路25において再生信号のデ
ータ部が識別され、ダミービットの位置にカウンタが同
期される。再生信号は等化分配されて1─Dの符号列の
並びに変換される。符号列はダミービット"1" で仕切ら
れているので1−Dの干渉を受けない。
ないので符号の中にそのまま出力されることになり、再
生側の符号変換でビット誤りが伝播することはない。そ
して、ダミービット同期回路25において再生信号のデ
ータ部が識別され、ダミービットの位置にカウンタが同
期される。再生信号は等化分配されて1─Dの符号列の
並びに変換される。符号列はダミービット"1" で仕切ら
れているので1−Dの干渉を受けない。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】従って、1─Dに等化分配された符号列は
独立に最尤検出することができる。また、ダミービット
"1" がパスの結合点になることを利用し、ダミービット
同期回路25のカウンタから出力されるタイミングで最
尤検出が2値判定に切り換えられる。ダミービットの等
化分配後の信号はノルマル値(期待値、判定値)が−1
/2または+1/2になるので、判定レベルが0の2値
判定を行うことで誤検出頻度が抑えられる。ダミービッ
ト"1" がパスの始点に当たる時はノルマル値(−1/2
または+1/2)でパスメトリックが初期化される。
独立に最尤検出することができる。また、ダミービット
"1" がパスの結合点になることを利用し、ダミービット
同期回路25のカウンタから出力されるタイミングで最
尤検出が2値判定に切り換えられる。ダミービットの等
化分配後の信号はノルマル値(期待値、判定値)が−1
/2または+1/2になるので、判定レベルが0の2値
判定を行うことで誤検出頻度が抑えられる。ダミービッ
ト"1" がパスの始点に当たる時はノルマル値(−1/2
または+1/2)でパスメトリックが初期化される。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】他方、ダミービットがパスの終点に当たる
時は最尤な状態が検出され、それに結合したパスの経歴
がパスメモリから出力される。逐次処理では、ダミービ
ットの位置では前符号の最尤検出結果出力と次符号のパ
スメトリックの初期化が同時に行われる。ダミービット
"1" によってパスが結合するので、ダミービットで挟ま
れた情報ビット列に当たる符号列毎に最尤検出すること
ができる。従って、ダミービット同期回路25の同期カ
ウンタからのタイミングでダミービットで挟まれた符号
列を抽出すれば並列に最尤検出ができ、最尤検出の高速
化を図ることができる。ダミービット除去回路24で
は、最尤検出の出力からダミービットを削除するだけで
再生した情報ビットが得られるので、従来のように符号
変換でビット誤りが伝播することはない。次に、本発明
の別の実施例について説明する。
時は最尤な状態が検出され、それに結合したパスの経歴
がパスメモリから出力される。逐次処理では、ダミービ
ットの位置では前符号の最尤検出結果出力と次符号のパ
スメトリックの初期化が同時に行われる。ダミービット
"1" によってパスが結合するので、ダミービットで挟ま
れた情報ビット列に当たる符号列毎に最尤検出すること
ができる。従って、ダミービット同期回路25の同期カ
ウンタからのタイミングでダミービットで挟まれた符号
列を抽出すれば並列に最尤検出ができ、最尤検出の高速
化を図ることができる。ダミービット除去回路24で
は、最尤検出の出力からダミービットを削除するだけで
再生した情報ビットが得られるので、従来のように符号
変換でビット誤りが伝播することはない。次に、本発明
の別の実施例について説明する。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】このように、パスメトリックをノルマル値
(期待値)で初期化すると、等化信号中に含まれる雑音
を除去することができる。図13は本発明の第4の実施
例における磁気ディスク装置104の構成を示すブロッ
ク回路図であり、この図には磁気ディスクからの再生系
の構成のみが示されている。この実施例の磁気ディスク
装置104が図2の磁気ディスク装置10と異なる点
は、等化器22と2値/3値判定最尤検出器23との間
に、ダミービットで挟まれた符号列を抽出するバッファ
28が設けられている点と、ダミービット同期回路25
と2値/3値判定最尤検出器23との間に、バッファカ
ウンタ29が設けられている点のみである。
(期待値)で初期化すると、等化信号中に含まれる雑音
を除去することができる。図13は本発明の第4の実施
例における磁気ディスク装置104の構成を示すブロッ
ク回路図であり、この図には磁気ディスクからの再生系
の構成のみが示されている。この実施例の磁気ディスク
装置104が図2の磁気ディスク装置10と異なる点
は、等化器22と2値/3値判定最尤検出器23との間
に、ダミービットで挟まれた符号列を抽出するバッファ
28が設けられている点と、ダミービット同期回路25
と2値/3値判定最尤検出器23との間に、バッファカ
ウンタ29が設けられている点のみである。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】前述の実施例では、最尤検出を逐次行って
いるが、この実施例では等化信号を1−Dのシンボル列
に分離する分配器と、ダミービットで挟まれた符号列を
抽出するバッファ28により、バッファ28に再生信号
を取り込み、バッファの初段の信号でパスを初期化して
検索を開始し、終段の信号で最尤検出での最尤パスを決
定する、即ち、並列処理で2値/3値判定を行うように
している。この結果、最尤検出を高速で行うことが可能
になる。
いるが、この実施例では等化信号を1−Dのシンボル列
に分離する分配器と、ダミービットで挟まれた符号列を
抽出するバッファ28により、バッファ28に再生信号
を取り込み、バッファの初段の信号でパスを初期化して
検索を開始し、終段の信号で最尤検出での最尤パスを決
定する、即ち、並列処理で2値/3値判定を行うように
している。この結果、最尤検出を高速で行うことが可能
になる。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】前述の実施例では、2値/3値の判定を切
り替えて最尤検出を行っているが、この実施例では2値
判定、3値判定の回路が個別に用意されており、2値判
定、3値判定が一挙に検出される。この結果、最尤検出
を高速で行うことが可能になる。図15は本発明の第6
の実施例を示すものであり、磁気ディスク装置における
2値/3値判定最尤検出器23の構成を説明する図であ
る。この実施例では、図13で説明したバッファ28と
バッファカウンタ29と2値/3値判定最尤検出器23
を備えた最尤検出部30が複数組設けられ、この複数組
の最尤検出部30の前段に分配器31が、後段に合成器
32が設けられている。そして、分配器には等化信号と
ダミービット同期タイミングが入力され、合成器32か
らは検出出力が出力される。
り替えて最尤検出を行っているが、この実施例では2値
判定、3値判定の回路が個別に用意されており、2値判
定、3値判定が一挙に検出される。この結果、最尤検出
を高速で行うことが可能になる。図15は本発明の第6
の実施例を示すものであり、磁気ディスク装置における
2値/3値判定最尤検出器23の構成を説明する図であ
る。この実施例では、図13で説明したバッファ28と
バッファカウンタ29と2値/3値判定最尤検出器23
を備えた最尤検出部30が複数組設けられ、この複数組
の最尤検出部30の前段に分配器31が、後段に合成器
32が設けられている。そして、分配器には等化信号と
ダミービット同期タイミングが入力され、合成器32か
らは検出出力が出力される。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】図13で説明した第4の実施例では、符号
列を抽出したバッファ28の信号を最尤検出器している
だけであるが、この実施例ではバッファ28と2値/3
値判定最尤検出器23の組を増やして、並列に処理が行
われる。この結果、処理の速度が向上する。図16は本
発明の第7の実施例における磁気ディスク装置10−7
の構成を示すブロック回路図である。この実施例でも図
2と同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を省略
する。この実施例ではプリコーダ12の前段にスイッチ
SWを介してダミービット挿入回路11と同期語発生回
路16が切り換え可能に接続されている点、およびダミ
ービット同期回路25内に同期語検出回路25aとカウ
ンタ25bが設けられている点が、図2の磁気ディスク
装置10と異なる。
列を抽出したバッファ28の信号を最尤検出器している
だけであるが、この実施例ではバッファ28と2値/3
値判定最尤検出器23の組を増やして、並列に処理が行
われる。この結果、処理の速度が向上する。図16は本
発明の第7の実施例における磁気ディスク装置10−7
の構成を示すブロック回路図である。この実施例でも図
2と同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を省略
する。この実施例ではプリコーダ12の前段にスイッチ
SWを介してダミービット挿入回路11と同期語発生回
路16が切り換え可能に接続されている点、およびダミ
ービット同期回路25内に同期語検出回路25aとカウ
ンタ25bが設けられている点が、図2の磁気ディスク
装置10と異なる。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】図18は本発明の第9の実施例の実施例を
示すものであり、磁気ディスク装置のダミービット同期
回路25の別の構成を示すブロック回路図である。この
実施例ではダミービット同期回路25が、メモリ25
1、相関器252、比較器253、アドレスオフセット
器254、ダミービット周期のアドレスカウンタ25
5、および加算器256から構成されている。
示すものであり、磁気ディスク装置のダミービット同期
回路25の別の構成を示すブロック回路図である。この
実施例ではダミービット同期回路25が、メモリ25
1、相関器252、比較器253、アドレスオフセット
器254、ダミービット周期のアドレスカウンタ25
5、および加算器256から構成されている。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】前述の実施例では、データ部の前でダミー
ビット同期を確立しているが、この実施例では、データ
部を蓄えるメモリ251と、ダミービットの間隔毎にメ
モリ251から符号列を読み出し、その相関を相関器2
52を用いて調べ、相関が強いところでダミービット位
置を確定し、その後に最尤検出を行うようにしている。
なお、比較器253は雑音でダミー信号を0と判定する
恐れがあるので、閾値を入力しておき、ある相関以上な
らダミービットが挿入されていると判断するものであ
る。
ビット同期を確立しているが、この実施例では、データ
部を蓄えるメモリ251と、ダミービットの間隔毎にメ
モリ251から符号列を読み出し、その相関を相関器2
52を用いて調べ、相関が強いところでダミービット位
置を確定し、その後に最尤検出を行うようにしている。
なお、比較器253は雑音でダミー信号を0と判定する
恐れがあるので、閾値を入力しておき、ある相関以上な
らダミービットが挿入されていると判断するものであ
る。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】図19は本発明の第10の実施例における
磁気ディスク装置110の再生側のの構成を示すブロッ
ク図であり、図2と同じ構成部材には同じ符号が付され
ている。この実施例では、クロック再生回路26の後端
にアドレスカウンタ34が設けられており、2値/3値
判定最尤検出器23の内部には符号列退避部23gが設
けられている。また、2値/3値判定最尤検出器23は
制御回路(CPU)35に接続されている。
磁気ディスク装置110の再生側のの構成を示すブロッ
ク図であり、図2と同じ構成部材には同じ符号が付され
ている。この実施例では、クロック再生回路26の後端
にアドレスカウンタ34が設けられており、2値/3値
判定最尤検出器23の内部には符号列退避部23gが設
けられている。また、2値/3値判定最尤検出器23は
制御回路(CPU)35に接続されている。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】前述の実施例では、ダミービット同期回路
25や2値/3値判定最尤検出器23がハードウエアで
構成されて最尤検出が行われるが、この実施例では、等
化後の符号列を退避させる符号退避器23g(メモリ)
に書き込み、CPU35を用いてソフトウエアによって
最尤検出処理が行われる。図20は本発明の第11の実
施例における磁気ディスク装置111の再生側の構成を
示すブロック図であり、図2と同じ構成部材には同じ符
号が付されている。この実施例では磁気ディスク装置1
11の再生側においてダミービットのみ判定する2値判
定回路36とAND回路37と、0判定の個数を数える
カウンタ38が設けられている。ここでの2値判定回路
36は、信号を0で折り返して1/4レベルでスライス
して復調する回路であり、最尤検出を用いない最も簡単
な復調方法である。
25や2値/3値判定最尤検出器23がハードウエアで
構成されて最尤検出が行われるが、この実施例では、等
化後の符号列を退避させる符号退避器23g(メモリ)
に書き込み、CPU35を用いてソフトウエアによって
最尤検出処理が行われる。図20は本発明の第11の実
施例における磁気ディスク装置111の再生側の構成を
示すブロック図であり、図2と同じ構成部材には同じ符
号が付されている。この実施例では磁気ディスク装置1
11の再生側においてダミービットのみ判定する2値判
定回路36とAND回路37と、0判定の個数を数える
カウンタ38が設けられている。ここでの2値判定回路
36は、信号を0で折り返して1/4レベルでスライス
して復調する回路であり、最尤検出を用いない最も簡単
な復調方法である。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】図20の実施例では、ダミービットのみ2
値判定回路36を動作させているが、この実施例では2
値判定回路36は常時動作させてあり、ダミービットの
位置で0判定の個数を数えるカウンタ38をイネーブル
にして、等化後の誤り率を計測している。図22は本発
明の第13の実施例を示すものであり、磁気ディスク装
置113の再生側のクロック再生回路26の位相比較部
の構成を示すブロック回路図である。この実施例には、
サンプルホルダ261、2値判定回路262、3値判定
回路263、2値判定回路262と3値判定回路263
の出力をダミータイミング信号によって切り換えるセレ
クタ264、2つの遅延回路265A,265B、2つ
の掛け算器266A,266B、および加算器267と
から構成されている。
値判定回路36を動作させているが、この実施例では2
値判定回路36は常時動作させてあり、ダミービットの
位置で0判定の個数を数えるカウンタ38をイネーブル
にして、等化後の誤り率を計測している。図22は本発
明の第13の実施例を示すものであり、磁気ディスク装
置113の再生側のクロック再生回路26の位相比較部
の構成を示すブロック回路図である。この実施例には、
サンプルホルダ261、2値判定回路262、3値判定
回路263、2値判定回路262と3値判定回路263
の出力をダミータイミング信号によって切り換えるセレ
クタ264、2つの遅延回路265A,265B、2つ
の掛け算器266A,266B、および加算器267と
から構成されている。
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】なお、以上説明した実施例では、アナログ
のサンプルホールドを用いて処理しているが、A/D変
換器を設け、ディジタル処理をしても良い。以上説明し
た様に、従来は8ビット情報を0連続制限のある9シン
ボルの符号にROMテーブルの参照あるいは複雑な演算
を行って生成していたが、本発明によればダミービット
を定期的に挿入すれば良く 符号器、復号器の構成が簡
単になる。また、従来は、最大4バイトにエラー伝播し
ていたのが、本発明によれば、ダミービット間隔のエラ
ー伝播に縮小される。
のサンプルホールドを用いて処理しているが、A/D変
換器を設け、ディジタル処理をしても良い。以上説明し
た様に、従来は8ビット情報を0連続制限のある9シン
ボルの符号にROMテーブルの参照あるいは複雑な演算
を行って生成していたが、本発明によればダミービット
を定期的に挿入すれば良く 符号器、復号器の構成が簡
単になる。また、従来は、最大4バイトにエラー伝播し
ていたのが、本発明によれば、ダミービット間隔のエラ
ー伝播に縮小される。
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】従って、前述のECCの訂正単位を従来の
バイトから更に小さくでき、ECCのフレーム効率を上
げることができる。また、従来は、0連続制限の冗長性
を活用できなかったが、ダミービットでの誤判定確率を
小さくすることで帯域拡大を考慮しても1.32dBの
符号化利得が期待できる。
バイトから更に小さくでき、ECCのフレーム効率を上
げることができる。また、従来は、0連続制限の冗長性
を活用できなかったが、ダミービットでの誤判定確率を
小さくすることで帯域拡大を考慮しても1.32dBの
符号化利得が期待できる。
【手続補正28】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】本発明の第9の実施例における磁気記録再生
装置のダミービット同期回路の構成を示すブロック回路
図である。
装置のダミービット同期回路の構成を示すブロック回路
図である。
Claims (18)
- 【請求項1】 データをデータ書き込み手段(1) とヘッ
ド(2) によって磁気記録媒体(3) に書き込み、再生時に
前記磁気記録媒体(3) からヘッド(2) を介して読み出さ
れた再生信号を、再生信号の等化手段(4) を用いて等化
し、等化後の再生信号に対して最尤検出を行って読み出
しデータを復調する磁気記録再生装置において、 前記データ書き込み手段(1) の前段に設けられ、書き込
みデータのデータ列に定期的にダミービットとして
“1”を挿入するダミービット挿入手段(5) と、 前記再生信号の等化手段(4) の後段に設けられ、外部か
らのタイミング信号により閾値レベルを切り換えて、等
化後の再生信号中のダミービットの位置では2値判定を
行って無条件にパス結合があると見なしてパス検索し、
それ以外の符号列では3値判定を行って最尤検出する2
値/3値判定最尤検出手段(6) と、 外部から入力されるタイミング信号に応じて、前記2値
/3値判定最尤検出手段(6) の出力信号からダミービッ
トを除去するダミービット除去手段(7) と、 前記再生信号の等化手段(4) の後段に設けられ、等化後
の再生信号におけるダミービットの位置に同期するタイ
ミング信号を生成し、このタイミング信号を前記2値/
3値判定最尤検出手段(6) と前記ダミービット除去手段
(7) にそれぞれ出力するダミービット同期手段(8) と、 前記等化後の再生信号からクロック信号を再生するクロ
ック再生手段(9) と、を設けたことを特徴とする磁気記
録再生装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の磁気記録再生装置であ
って、 データの書き込み側にデータ部のスクランブラ(15)を設
けると共に、再生側には最尤検出から出力されるデータ
列からダミーを除去する前記ダミービット除去手段(7)
の後段に、前記スクランブラ(15)と同じキーのディスク
ランブラ(27)を設けたもの。 - 【請求項3】 請求項1に記載の磁気記録再生装置であ
って、 前記2値/3値判定最尤検出手段(6) に再生信号とノル
マル値を切り換える切換回路(51)を設け、ダミービット
の位置ではメトリックをノルマル値で初期化するもの。 - 【請求項4】 請求項1に記載の磁気記録再生装置であ
って、 前記2値/3値判定最尤検出手段(6) に、ダミービット
から次のダミービットまでの信号列を抽出するバッファ
(28)を設け、このバッファ(28)の初段の信号で最尤検出
でのパスを初期化して検索を始め、終段の信号で最尤検
出での最尤パスを決定するもの。 - 【請求項5】 請求項4に記載の磁気記録再生装置であ
って、 前記2値/3値判定最尤検出手段(6) に、ダミービット
を判定する2個の2値判定回路(233) と、ダミービット
で囲まれた符号列と同数の3値判定回路(234)を設け、
ダミービットとこのダミービットで挟まれた符号列を同
時に判定するもの。 - 【請求項6】 請求項4に記載の磁気記録再生装置であ
って、 前記バッファ(28)を備えた2値/3値判定最尤検出手段
(6) を複数個設け、これらの2値/3値判定最尤検出手
段(6) の前段に、ダミービットで挟まれた符号列を抽出
して各バッファ(28)に分配する分配器(31)を設けると共
に、前記各2値/3値判定最尤検出手段(6) の後段に合
成器(32)を設け、並列に最尤検出を行うもの。 - 【請求項7】 請求項1に記載の磁気記録再生装置であ
って、 同期信号を書き込む同期語発生回路(16)を、切換スイッ
チ(SW)を介して前記ダミービット挿入回路(11)に並列に
設けると共に、同期信号を検出する同期語検出回路(25
a) を前記ダミー同期回路(25)に設け、検出した同期信
号でダミービット同期用のカウンタ(25b) をリセットす
るもの。 - 【請求項8】 請求項1に記載の磁気記録再生装置であ
って、 前記2値/3値判定最尤検出手段(6) のパスメモリ部
に、情報ビット長のレジスタ(33)を設け、前記パスメモ
リ部から並列に判定結果をロードするもの。 - 【請求項9】 請求項1に記載の磁気記録再生装置であ
って、 前記2値/3値判定最尤検出手段(6) に、等化分配した
信号を格納するメモリ(251) と、ダミービットの間隔毎
にこのメモリ(251) から読み出したデータの相関を調べ
る相関器(252) を設け、最も相関の大きいアドレスでダ
ミービットの位置を同期させるもの。 - 【請求項10】 請求項1に記載の磁気記録再生装置で
あって、 前記2値/3値判定最尤検出手段(6) に、等化信号を一
旦格納するメモリと、制御回路(35)を設け、ダミービッ
ト位置の同期、2値/3値判定の最尤検出をソフトウエ
アで処理するもの。 - 【請求項11】 請求項1に記載の磁気記録再生装置で
あって、 前記2値/3値判定最尤検出手段(6) に、ダミービット
のみ判定する2値判定回路(36)と0判定の個数を数える
カウンタ(38)を設け、等化後の誤り率を計測するもの。 - 【請求項12】 請求項11に記載の磁気記録再生装置
であって、 前記2値/3値判定最尤検出手段(6) にある2値判定回
路(36)は常時動作させると共に、前記カウンタ(38)には
前記ダミービット同期手段(8) からのタイミング信号に
よってイネーブルとなる端子を設け、ダミービットの位
置だけで0判定の個数を数えるようにしたもの。 - 【請求項13】 請求項1に記載の磁気記録再生装置で
あって、 サンプリングした等化信号で位相同期を行う前記クロッ
ク再生手段(9) に、サンプリング信号を2値判定する2
値判定回路(262) を設けると共に、ダミービット位置で
はこの2値判定回路(262) の出力を選択するセレクタ(2
64) を設けたもの。 - 【請求項14】 請求項3及び13に記載の磁気記録再
生装置であって、 前記2値判定回路(262) が前記2値/3値判定最尤検出
手段(6) に設けられた2値判定回路と兼用に設けられて
いるもの。 - 【請求項15】 請求項1に記載の磁気記録再生装置で
あって、 前記再生信号の等化手段(4) の後段に、等化信号の振幅
の分布を計る振幅分布検出回路(39)を設け、ダミービッ
トの等化信号の振幅分布で等化誤差を推測するもの。 - 【請求項16】 請求項1に記載の磁気記録再生装置で
あって、 前記再生信号の等化手段(4) の後段に、アナログ信号を
ディジタル信号に変換するA/D変換器を設け、サンプ
リング後の処理をディジタル信号により行うもの。を設
けたことを特徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項17】 請求項1から16の何れか1項に記載
の磁気ディスク装置であって、 前記2値/3値判定最尤検出手段(6) がパーシャル・レ
スポンスと組み合わされているもの。 - 【請求項18】 請求項1から16の何れか1項に記載
の磁気ディスク装置であって、 前記2値/3値判定最尤検出手段(6) がパーシャル・レ
スポンス・クラス4と組み合わされているもの。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5255684A JP2780612B2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 磁気記録再生装置 |
KR1019940015707A KR0161710B1 (ko) | 1993-10-13 | 1994-06-30 | 최우검출법을 사용하여 독출데이타를 복조하는 자기디스크장치 |
KR2019940016704U KR0119458Y1 (ko) | 1993-10-13 | 1994-07-06 | 활자의 고정 및 정렬수단이 구비된 고무인장용 조판대 |
US08/691,428 US5774286A (en) | 1993-10-13 | 1996-08-02 | Magnetic disk drive in which read data is demodulated using maximum likelihood detection method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5255684A JP2780612B2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07111047A true JPH07111047A (ja) | 1995-04-25 |
JP2780612B2 JP2780612B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=17282193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5255684A Expired - Lifetime JP2780612B2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 磁気記録再生装置 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US5774286A (ja) |
JP (1) | JP2780612B2 (ja) |
KR (2) | KR0161710B1 (ja) |
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-
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- 1994-06-30 KR KR1019940015707A patent/KR0161710B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1994-07-06 KR KR2019940016704U patent/KR0119458Y1/ko not_active IP Right Cessation
-
1996
- 1996-08-02 US US08/691,428 patent/US5774286A/en not_active Expired - Fee Related
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