JPH071106Y2 - ミシンの輪ゴム挿入縫い用具 - Google Patents

ミシンの輪ゴム挿入縫い用具

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JPH071106Y2
JPH071106Y2 JP7862292U JP7862292U JPH071106Y2 JP H071106 Y2 JPH071106 Y2 JP H071106Y2 JP 7862292 U JP7862292 U JP 7862292U JP 7862292 U JP7862292 U JP 7862292U JP H071106 Y2 JPH071106 Y2 JP H071106Y2
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JP
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rubber band
cloth
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horizontal
guide
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政美 山内
正義 中沢
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、下着類、トレーニン
グウェアなどのように筒状端辺部に輪ゴムが装入された
衣類を製作する場合において、布の縁辺部を折り返して
その折返し部に輪ゴムを挿入しながら縫製する際に使用
されるミシンの輪ゴム挿入縫い用具に関する。
【0002】
【従来の技術】下着類やトレーニングウェアの裾や袖口
などのように、細幅の帯状ゴム紐を環状に縫着した輪ゴ
ムが筒状端縁部に装入された縫製物を得るには、従来、
一本針本縫いミシンを使用し、布の縁辺部を折り返して
その折重ね部分をそれぞれ布の縁辺に沿って互いに平行
な縫い目で2回本縫いした後に、2本の縫い目によって
挾まれた部分に形成された環状の細幅袋状部に人手で帯
状ゴム紐を挿入し、その帯状ゴム紐の両端部同士を縫着
するようにしていた。
【0003】また、一本針本縫いミシンを使用し、図7
に示すような三巻ラッパ器具を用いて、布の縁辺部を折
り返してその折重ね部分に輪ゴムを挿入しながら縫製す
ることも行なわれている。この図7に示した器具は、ミ
シンベッド部の上面に固定される固定板70と、この固定
板70の一端辺部に固着された軸支部72に片持ち式に支持
され、上方側へ跳ね上げ式に回動自在とされ可動板74と
を具備している。そして、固定板70の上面は、布1の縁
辺部付近が置かれてその布1を水平方向へ案内する下部
水平案内面76とされ、また、固定板70の一端辺側と可動
板74の一端辺側との継合せ部分が、布1の縁辺部を折り
返して布縁辺部に折返し部を形成するよう布1を案内す
る折返し案内面78とされる。また、可動板74には、折返
し案内面78に連接し、布縁辺部の前記折返し部を、下部
水平案内面76による案内方向とは反対の水平方向へ案内
する上部水平案内面80、この上部水平案内面80に連接
し、布縁辺部の折返し部をさらに内側に折り込んで折返
し部に折込み部を形成するよう布1を案内する折込み案
内面82、この折込み案内面82に連接し、布1の縁辺に当
接して前記折込み部の折込み幅を規制する折込み規制面
84、並びに、輪ゴム2を布送り方向へ案内する案内部86
が形成されている。図7中の88は、可動板74を上方側へ
跳ね上げる際に親指を当接させる押圧片である。
【0004】図7に示したような構成の三つ巻ラッパ器
具を一本針本縫いミシンのミシンベッド部の上面に取り
付けて固定し、三つ巻ラッパ器具により、布1の縁辺部
を三重に折り重ねるとともに輪ゴム2を布1の折重ね部
分に挿入しながら、輪ゴム2と共に布1の折重ね部分を
押え金(図示せず)の下方位置へ送り込み、ミシン針3
で布1の縁辺部の折込み部分を縫着するようにする。こ
れにより、三つ巻縫いされた筒状端縁部に輪ゴムが装入
された縫製物が得られる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、布の縁辺部を折り返してその折重ね部分を2回
本縫いし、その縫製後に人手により、2本の縫い目で挾
まれた環状の細幅袋状部に帯状ゴム紐を挿入し、その帯
状ゴム紐の両端部同士を縫着する方法は、ミシンによる
縫製と人手によるゴム紐通しといった2種類の作業が必
要となり、面倒であって作業者の負担も大きく、また作
業効率も悪い、といった問題点がある。
【0006】また、三つ巻ラッパ器具を使用する縫製方
法では、輪ゴムを一緒に布に縫い付けてしまうことがな
いようにゴムの際を縫着することが難しい。このため、
輪ゴムが装入された細幅袋状部の幅が広くなり、また、
縫製物の筒状端縁部が嵩張った感じになって、見栄えが
悪くなり、また、細幅袋状部内で輪ゴムが移動したり捩
じれたりする不具合も生じる、といった問題点がある。
【0007】この考案は、以上のような事情に鑑みてな
されたものであって、布の縁辺部の折返し部の縫製と同
時にその部分への輪ゴムの装入を行なうことができ、か
つ、輪ゴムの際を縫着することができるようにするミシ
ン用具を提供することを技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案に係るミシンの
輪ゴム挿入縫い用具は、布の縁辺部を折り返して布縁辺
部に折返し部を形成するとともにその折返し部に輪ゴム
を挿入しながら布縁辺部を前方向へ案内する案内器具
と、布送り方向と直交する方向に間隔をあけて2個の針
孔が形成された押え金とから構成されている。上記案内
器具には、布の縁辺部付近が置かれその布を水平方向へ
案内する下部水平案内面、この下部水平案内面に連接
し、布の縁辺部を折り返して布縁辺部に折返し部を形成
するよう布を案内する折返し案内面、この折返し案内面
に連接し、布縁辺部の前記折返し部を、前記下部水平案
内面による案内方向とは反対の水平方向へ案内する上部
水平案内面、並びに、この上部水平案内面に連接し、布
の縁辺に当接して前記折返し部の折返し幅を規制する折
返し規制面が形設されており、また、前記下部水平案内
面と前記上部水平案内面との中間に、その各水平案内面
とそれぞれ隙間を設けてそれら水平案内面に対し平行
に、かつ、先端辺が前記折返し案内面と間隔をあけて対
向するように水平板部が配設され、この水平板部の下面
側に、輪ゴムを布送り方向へ案内する輪ゴム案内溝が布
送り方向に沿って形設され、また、前記水平板部の、布
送り方向における手前側に、前記輪ゴム案内溝に連続し
上方から輪ゴム案内溝へ輪ゴムを案内する案内開口及び
この案内開口に連続し横方向から案内開口へ輪ゴムの輪
の一部を挿入するための切欠き部が形成された水平突出
部材が延設されており、さらに、その水平突出部材の上
面側の、前記案内開口に対し前記切欠き部の形成位置と
同じ側には、輪ゴムの一辺に摺接して輪ゴムの横方向の
移動を規制する規制片が突設されている。一方、上記押
え金には、その下面側の、上記2個の針孔の間に布送り
方向に沿って輪ゴムの案内溝が形設されている。
【0009】また、上面が上記下部水平案内面とされた
固定板に、下面が上記上部水平案内面とされた可動板
を、上記折返し案内面となるそれぞれの端辺部側におい
て片持ち式にかつ上方側へ回動自在に支持して案内器具
を構成することができる。
【0010】
【作用】上記した構成のミシンの輪ゴム挿入縫い用具の
案内器具を二本針本縫いミシンのミシンベッド部の上面
に取り付けて固定し、その案内器具の下部水平案内面、
折返し案内面及び上部水平案内面により布の縁辺部を案
内して折り返し、折返し規制面により布の縁辺の移動を
規制して、布縁辺部に所定幅の折返し部を形成する。こ
れと同時に、水平板部に延設された水平突出部材の切欠
き部を通して案内開口へ輪ゴムの輪の一部を挿入し、そ
の輪ゴムを案内開口から水平板部下面側の輪ゴム案内溝
に通して、前記折返し部に輪ゴムを挿入する。この状態
で、輪ゴムの一辺を水平突出部材上面側の規制片に摺接
させて輪ゴムの横方向の移動を規制しながら、輪ゴムと
一緒に布縁辺部の折返し部を前方の押え金の下方位置へ
送り込む。輪ゴムと一緒に布縁辺部が押え金の下方位置
へ送り込まれると、押え金の下面側の案内溝によって輪
ゴムが布送り方向に案内されながら、布送り方向と直交
する方向に輪ゴム案内溝を挾んで形成された2個の針孔
を通して二本のミシン針がそれぞれ上下動することによ
り、布縁辺部の折返し部の輪ゴム挿入部位の両側が輪ゴ
ムの両辺にそれぞれ沿って縫着される。このようにし
て、布の縁辺部の折返し部の縫製と同時にその部分への
輪ゴムの装入が行なわれる。そして、この場合、案内器
具の水平突出部材の案内開口、規制片及び輪ゴム案内溝
並びに押え金の案内溝によって輪ゴムが布送り方向に正
確に案内されながら、布縁辺部の折返し部の輪ゴム挿入
部位の両側が縫着されるため、輪ゴムの際を縫着するこ
とが可能になる。
【0011】
【実施例】以下、この考案の好適な実施例について図面
を参照しながら説明する。
【0012】図1は、この考案の1実施例を示し、ミシ
ンの輪ゴム挿入縫い用具を二本針本縫いミシンのミシン
ベッド部の上面に配置した状態の斜視図である。この用
具は、案内器具10と押え金12とから構成されている。案
内器具10は、ミシンベッド部4上に設けられた、図示を
省略したミシンアーム部から垂設されたミシン針の位置
(押え金12の取付け位置)に対し、布送り方向の手前側
の位置に取り付けられる。ミシンベッド部4への案内器
具10の取付けは、その取付け板14を2個の固定ねじ16、
16によってミシンベッド部4の上面に固定することによ
り行なわれる。
【0013】取付け板14の一端部には、回動板18、基台
部20、固定板22及び可動板24から構成される本体部が取
り付けられている。回動板18は、「く」の字形状に形成
されており、その基端部が取付け板14の端部に、水平面
内において回動自在に枢軸26によって連結されている。
一方、回動板18の自由側端部は、基台部20に出入自在に
嵌挿されており、基台部20の長孔28を貫通して回動板18
に螺合した固定ねじ30により回動板18と基台部20とが固
定されるようになっている。また、固定ねじ30を緩めた
状態で基台部20を回動板18に対し摺動させることによ
り、布送り方向に対して直交する方向における、固定板
22及び可動板24から構成された布案内部の位置を調節す
ることができるようになっており、回動板18には、調節
用の目盛32が付されている。
【0014】基台部20の一端側は板状となっており、そ
の板状部34に接続板36を介して固定板22が固着されてい
る。固定板22は、平板部分と湾曲部分とからなり、平板
部分の上面が、その上に置かれた布の縁辺部を水平方向
へ案内する下部水平案内面38となる。また、湾曲部分の
内側面は、後述する可動板24の湾曲部分の内側面とで、
下部水平案内面38に連接し布の縁辺部を折り返して布の
縁辺部に折返し部を形成するように布を案内する折返し
案内面40を構成する。
【0015】可動板24は、互いに平行な上下の平板部分
が形成されるように1枚の金属板をU字状に折り曲げる
とともに一端側を湾曲させて加工形成されている。そし
て、その一端側の湾曲部分の内側面が、上述した固定板
22の湾曲部分の内側面とで折返し案内面40を構成する。
また、上側の平板部分の下面が、折返し案内面40に連接
し布縁辺部の前記折返し部を、下部水平案内面38による
案内方向とは反対の水平方向へ案内する上部水平案内面
42となる。さらに、金属板のU字状折曲げ部分の内側面
が、上部水平案内面42に連接し布の縁辺に当接して前記
折返し部の折返し幅を規制する折返し規制面44となる。
そして、可動板24は、その湾曲部分の端辺部が固定板22
の湾曲部分の端辺部と蝶番結合46によって連結され、固
定板22に片持ち式にかつ上方側へ回動自在に支持されて
いる。図中の48は、可動板24を上方側へ回動させる際に
使用される押圧片である。
【0016】また、可動板24の下側の平板部分は、下部
水平案内面38と上部水平案内面42との中間に位置しそれ
ぞれの水平案内面38、42と隙間を設けてそれら水平案内
面38、42に対し平行に保持される水平板部50をなし、こ
の水平板部50の先端辺は、折返し案内面40と間隔をあけ
て対向している。この水平板部50の下面側には、図2に
可動板24を固定板22に対し上方側へ回動させた状態を示
しているように、布送り方向に沿って互いに平行に配置
された2本の細い角棒52、54が固着されており、その2
本の角棒52、54間に、輪ゴムを布送り方向へ案内する輪
ゴム案内溝56が形設されている。また、一方の角棒52
は、水平板部50の、布送り方向の手前側に水平方向へ突
出して、水平突出部材58が形設されている。この水平突
出部材58には、輪ゴム案内溝56に連続し上方から輪ゴム
案内溝56へ輪ゴムを案内する案内開口60と、この案内開
口60に連続し横方向から案内開口60へ輪ゴムの輪の一部
を挿入するための切欠き部62が形成されている。また、
水平突出部材58の上面側には、図1に示すように、案内
開口60に対し切欠き部62の形成位置と同じ側に規制片64
が突設されている。この規制片64は、輪ゴムの一辺に摺
接して輪ゴムの横方向の移動を規制するためのものであ
る。
【0017】一方、押え金12には、布送り方向と直交す
る方向に間隔をあけて互いに平行な2個の針孔66、66が
形成されている。そして、押え金12の下面側に、図3に
押え金12を下面側から見た斜視図を示すように、2個の
針孔66、66の間に布送り方向に沿って輪ゴムの案内溝68
が形成されている。
【0018】次に、上記したような構成を有するミシン
用具を二本針本縫いミシンに取り付けて行なわれる輪ゴ
ム挿入縫いの手順を、図4及び図5に基づいて説明す
る。
【0019】まず、輪ゴム2の輪の部分を左方側から可
動板24全体に通し、輪ゴム2の輪の一部を水平突出部材
58の切欠き部62を通して案内開口60へ挿入した後、案内
開口60への輪ゴム2の輪の挿入部位の手前側を水平突出
部材58上面の規制片64に引っ掛けるとともに、その前方
側を水平板部50下面の輪ゴム案内溝56内に挿入する。次
に、布1の縁辺部付近を固定板22の下部水平案内面38上
に置き、その布縁辺部を下部水平案内面38に沿って右方
向(布送り方向と直交する方向)へ移動させ、布縁辺部
を折返し案内面40で上側へ折り返した後、その布縁辺部
の折返し部を上部水平案内面42に沿って上記とは逆の左
方向(布送り方向と直交する方向)へ移動させ、布1の
縁辺を折返し規制面44に当接させる。これにより、図4
及び図5に示すように、布1の縁辺部の折重ね部分に輪
ゴム2の一部が介挿された状態となる。ここで、図4
は、案内器具10の要部を布送り方向における手前側から
見た正面図であり、図5は、図4のV−V矢視縦断面図
である。尚、図4では、押え金12の図示を省略してい
る。
【0020】次に、輪ゴム1の輪の一部が介挿された状
態の布1の折重ね部分の前方側を押え金12の下方へ配置
し、輪ゴム1の挿入部位が押え金12下面の輪ゴム案内溝
68内に収まるようにして、押え金12で布1の折重ね部分
を押え付ける。
【0021】以上の準備が終わると、ミシンを駆動させ
て、布1の折重ね部分を押え金12の下方位置へ順次送り
込み、2本のミシン針5、5で布1の折重ね部分の、輪
ゴム2の介挿部位の両側に沿ってそれぞれ縫着する。こ
のとき、輪ゴム2は、水平突出部材58の規制片62及び案
内開口60、水平板部50の下面の輪ゴム案内溝56、並びに
押え金12の下面の輪ゴム案内溝68により、布送り方向に
沿って正確に案内されるため、押え金12の輪ゴム案内溝
68の両側に形成された2個の針孔66、66を通してそれぞ
れ上下運動するミシン針5、5により、布1の折重ね部
分が輪ゴム2の左右両辺の際でそれぞれ正確に縫着され
ることになる。図6は、以上のようにして縫製され、筒
状端縁部に輪ゴムが装入された縫製物の一部を展開して
表わした図である。図6中の6は布1の折重ね部分、7
は、輪ゴム2の両辺に沿って縫着された縫い目、8は、
布1の縁辺に予め施された縁かがりである。
【0022】
【考案の効果】この考案は以上説明したように構成され
かつ作用するので、この考案に係る輪ゴム挿入縫い用具
を使用すれば、布の端辺部の折重ね部分の縫製と同時に
その折重ね部分への輪ゴムの挿入を行なって、筒状端縁
部に輪ゴムが装入された縫製物を得ることができるた
め、布の端辺部の折重ね部分を2回平行に本縫いした後
に人手で帯状ゴム紐の挿入を行なう従来方法に比べて、
作業が簡単になって作業者の負担が軽減され、また作業
効率も向上する。また、布の端辺部の折重ね部分を輪ゴ
ムの際で正確に縫着することができるため、得られた縫
製物の見栄えが良好であり、輪ゴムが移動したり捩じれ
たりするといった不具合も無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の1実施例に係るミシンの輪ゴム挿入
縫い用具を二本針本縫いミシンのミシンベッド部の上面
に配置した状態を示す斜視図である。
【図2】上記用具を構成する案内器具の可動板を固定板
に対し上方側へ回動させた状態を示す部分斜視図であ
る。
【図3】上記用具を構成する押え金を下面側から見た部
分斜視図である。
【図4】上記用具を使用して縫製作業を行なっていると
きの状態を示す図であって、案内器具の要部を布送り方
向における手前側から見た正面図である。
【図5】同じく、図4のV−V矢視縦断面図である。
【図6】上記用具を使用して得られた縫製物の一部を示
す展開図である。
【図7】従来用いられている三つ巻ラッパ器具を使用し
て縫製作業を行なっているときの状態を示す図であっ
て、その要部を布送り方向における手前側から見た正面
図である。
【符号の説明】
1 布 2 輪ゴム 5 ミシン針 10 案内器具 12 押え金 22 固定板 24 可動板 38 下部水平案内面 40 折返し案内面 42 上部水平案内面 44 折返し規制面 46 蝶番結合 50 水平板部 56 輪ゴム案内溝 58 水平突出部材 60 案内開口 62 切欠き部 64 規制片 66 針孔 68 輪ゴムの案内溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布の縁辺部付近が置かれその布を水平方
    向へ案内する下部水平案内面、この下部水平案内面に連
    接して形設され、布の縁辺部を折り返して布縁辺部に折
    返し部を形成するよう布を案内する折返し案内面、この
    折返し案内面に連接して形設され、布縁辺部の前記折返
    し部を、前記下部水平案内面による案内方向とは反対の
    水平方向へ案内する上部水平案内面、並びに、この上部
    水平案内面に連接して形設され、布の縁辺に当接して前
    記折返し部の折返し幅を規制する折返し規制面を有する
    とともに、前記下部水平案内面と前記上部水平案内面と
    の中間に、その各水平案内面とそれぞれ隙間を設けてそ
    れら水平案内面に対し平行に、かつ、先端辺が前記折返
    し案内面と間隔をあけて対向するように配設された水平
    板部、この水平板部の下面側に、布送り方向に沿って形
    設され、輪ゴムを布送り方向へ案内する輪ゴム案内溝、
    前記水平板部の、布送り方向における手前側に延設さ
    れ、前記輪ゴム案内溝に連続し上方から輪ゴム案内溝へ
    輪ゴムを案内する案内開口及びこの案内開口に連続し横
    方向から案内開口へ輪ゴムの輪の一部を挿入するための
    切欠き部が形成された水平突出部材、並びに、この水平
    突出部材の上面側の、前記案内開口に対し前記切欠き部
    の形成位置と同じ側に突設され、輪ゴムの一辺に摺接し
    て輪ゴムの横方向の移動を規制する規制片を具備した案
    内器具と、布送り方向と直交する方向に間隔をあけて2
    個の針孔が形成されるとともに、下面側の、前記2個の
    針孔の間に布送り方向に沿って輪ゴムの案内溝が形設さ
    れた押え金とから構成されたミシンの輪ゴム挿入縫い用
    具。
  2. 【請求項2】 上面が下部水平案内面とされた固定板
    に、下面が上部水平案内面とされた可動板を、折返し案
    内面となるそれぞれの端辺部側において片持ち式にかつ
    上方側へ回動自在に支持して案内器具が構成された請求
    項1記載のミシンの輪ゴム挿入縫い用具。
JP7862292U 1992-10-16 1992-10-16 ミシンの輪ゴム挿入縫い用具 Expired - Lifetime JPH071106Y2 (ja)

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KR102613146B1 (ko) * 2023-09-11 2023-12-13 주식회사 일신에스티 메쉬커버의 테두리 시접 및 끈 삽입 작업용 지그

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