JPH07110675B2 - セルフサービス給油所の管理方法 - Google Patents

セルフサービス給油所の管理方法

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JPH07110675B2
JPH07110675B2 JP3180792A JP3180792A JPH07110675B2 JP H07110675 B2 JPH07110675 B2 JP H07110675B2 JP 3180792 A JP3180792 A JP 3180792A JP 3180792 A JP3180792 A JP 3180792A JP H07110675 B2 JPH07110675 B2 JP H07110675B2
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孝 寺田
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株式会社富永製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顧客自身によって給油
を行うセルフサービス給油所の管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、セルフサービスで給油を行う給
油所の管理方法には、金銭あるいは給油カードなどによ
って給油を受ける前に支払いを済ませるプリペイ(前払
い)方式と、給油を受けた後にその代金を支払うポスト
ペイ(後払い)方式とがある。いずれの方式であって
も、給油装置に近接して設けられるプリンタからプリン
トアウトされる伝票を顧客が受取って、給油所の出口付
近に設けられる管理事務所内の管理者に手渡し、この伝
票に基づいて清算している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような先行技術で
は、給油所内の給油装置の直前で受取った伝票を顧客が
紛失したり、プリンタからプリントアウトされた直後に
伝票が風によって飛散してしまったり、不慣れな顧客が
伝票を受取らずに出口付近に来てしまうという場合が生
じたときに、給油所の管理者は、その顧客が給油を受け
た給油装置まで行って、その給油量の表示を確認しなけ
ればならず、手間を要してしまう。また伝票をなくした
顧客は、前記管理者が給油量を確認する間、給油所から
出ることはできず、しかも、その車両が出るまで他の車
両は待機していなければならず、管理者および顧客の双
方にとって利便性が悪いという問題を有する。
【0004】したがって本発明の目的は、清算時に支障
を生じることなしに円滑に給油を行うことができる利便
性の向上されたセルフサービス給油所の管理方法を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、給油前に、給
油を受けにきた車両に、個別の識別機能を有する無線の
送受信ユニットを搭載し、給油中および/または給油後
に、給油した車両に搭載される送受信ユニットに給油装
置から給油に関連する情報を送信して記憶させ、退出時
に、送受信ユニットを、車両から給油所に返却して、そ
の送受信ユニットに記憶された前記給油関連情報に基づ
いて清算することを特徴とするセルフサービス給油所の
管理方法である。
【0006】
【作用】本発明に従えば、給油を受けにきた車両には、
無線の送受信ユニットが搭載されて、希望するあるいは
指定された給油装置の直前のレーンに車両を停止させて
給油を開始する。給油装置からは、その給油に関連する
情報、たとえば給油を行った年月日および時間、油種な
らびに給油量などを送信して、その車両に搭載されてい
る前記送受信ユニットに記憶させる。給油が完了する
と、たとえば給油所の出口付近で送受信ユニットを返却
し、その記憶内容を呼出して過不足分を求めて清算す
る。したがって従来のように、伝票を紛失して、管理者
および顧客が清算のために手間を要することはなく、円
滑に給油を行うことができる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の管理方法が実施
される給油所1を簡略化して示す平面図である。セルフ
サービス方式によって給油を行う給油所1内には、複数
(本実施例では6)の給油装置S1〜S6が立設され、
車道3寄りには入口4と出口5とが設けられ、入口4お
よび出口5間にはキオスク6が設けられる。キオスク6
には、入口4に近接して入口側カウンタ7と、出口5に
近接して出口側カウンタ8とが設けられ、キオスク6内
には管理者が常駐している。
【0008】前記給油装置S1〜S6には、各レーン
A,B,C,Dに臨んで複数(本実施例では3)の給油
ノズル9,10,11がそれぞれ設けられる。給油ノズ
ル9はレギュラーガソリン用であり、給油ノズル10は
ハイオクガソリン用であり、給油ノズル11は軽油用で
ある。なお、同図において各給油ノズル9〜11には、
各レーンA〜Dに対応して、添字a〜dを付す。
【0009】図2は、図1の切断面線II−IIから見
た拡大断面図である。入口4から入った来た車両13に
は、入口4で管理者から手渡された送受信ユニット14
が搭載され、この送受信ユニット14と交信するために
キャノピ15には、指向性アンテナ16が設けられる。
この指向性アンテナ16は、各給油装置S1〜S6の直
前で各レーンA〜Dに停車した車両13内の送受信ユニ
ット14を特定して交信可能であるけれども、電波障害
などによって隣接する他のレーンの送受信ユニットとの
混信を防止するために、仮想線17で示されるように、
たとえばパンチングメタルなどのような電磁シールド板
を設けるようにしてもよい。
【0010】図3は、送受信ユニット14の電気的構成
を示すブロックである。前記送受信ユニット14は、ア
ンテナ18からの誘起電流を同調・増幅・検波し、かつ
入力した符号信号を変調してアンテナ18に送出する送
受信回路19と、送受信回路19からの信号をデジタル
化する処理回路20と、処理回路20からのデータが書
込まれるメモリ21とを有する。
【0011】また前記キオスク6内には、たとえば磁気
などによって油種、給油量または金額、および満タン給
油であるか否かなどの給油に関連する情報を書込むため
の書込み手段23と、送受信ユニット14のメモリ21
に書込まれた情報を読取るための読取り手段24と、読
取り手段24によって読取られた情報を印字する印字手
段25とを有する。これらの書込み手段23、読取り手
段24および印字手段25によって、給油情報管理装置
22を構成する。この管理装置22のハウジングには、
外部に露出する入出力端子26が設けられ、送受信ユニ
ット14に設けられる入出力端子27に接触させた状態
で、相互に情報を書込み/読取り可能である。なお、書
込み手段23を入口側カウンタ27上に独立して配置
し、読取り手段24と印字手段25とを出口側カウンタ
28に設けるようにしてもよい。
【0012】図4は、給油装置S1〜S6の電気的構成
を示すブロック図である。各給油装置S1〜S6には、
給油されるべきレギュラーガソリン、ハイオクガソリン
および軽油に対応して、ポンプ、ポンプモータおよび流
量計などによって構成される送油手段28,29,30
が設けられる。各給油手段28,29,30は、給油ノ
ズル9,10,11を図示しないノズルケースから外す
ことによって、駆動を開始し、給油ノズル9〜11を前
記ノズルケースに戻すことによって、停止する。各給油
ノズル9〜11の操作レバーを引いて油が流れると、前
記流量計に関連して設けられる図示しない流量パルス発
信器からの流量パルス信号が計数回路31によって計数
され、その計数値に対応する給油量が表示器33に表示
される。各送油手段28〜30の送油/停止動作は、給
油制御回路34によって行われる。この給油制御回路3
4は、送受信ユニット14からの給油関連情報をアンテ
ナ16によって受信し、送受信回路36によって符号化
された給油関連情報を入力し、これに応じて各送油手段
28〜30を制御するととともに、メモリ37に前記給
油関連情報を書込んで、その書込まれた情報を送信し
て、常に送受信ユニット14の記憶内容を更新してい
る。
【0013】次に、動作について説明する。まず図1を
参照して、顧客は入口4で希望する油種、給油量、金額
および満タン給油か否かなどの給油条件をキオスク6内
の管理者に告げる。すると、管理者はそれらの条件を管
理装置22の書込み手段23によって入力して送受信ユ
ニット14に記憶させ、その送受信ユニット14を顧客
に渡し、空いている場所を指示する。顧客は指定された
場所あるいは空いている適当な場所へ車両を移動させ、
たとえば給油装置S1の直前に停車させる。前記送受信
ユニット14からは記憶されている給油関連情報が電波
によって発信されており、給油装置S1のたとえばレギ
ュラーガソリン用給油ノズル9bを取外すと、給油装置
S1は送受信ユニット14のデータをアンテナ16から
受信してメモリ37に記憶し、取外された給油ノズル9
bの油種と送受信ユニット14から受信した給油関連情
報の油種とが一致するか否かを確認し、不一致の場合は
それを警報音などによって報知する。また一致した場合
は、給油ノズル9bが車両の給油口へ完全にセットされ
たことを図示しないセンサによって確認すると、給油制
御回路34は制御信号を出力してレギュラーガソリン用
送油手段28を駆動させ、メモリ37に予め記憶された
給油量または金額に相当する給油量を給油して、自動的
に停止させる。また満タン給油の場合は、顧客が手動に
よって給油ノズル9bの操作レバーを離し、給油を停止
させる。
【0014】こうして所定の給油量を給油すると、顧客
が給油ノズル9bを給油装置S1のノズルケースへ戻
し、給油制御回路34はレギュラーガソリン用送油手段
28をオフ状態にするとともに、給油された量や金額に
関する情報がアンテナ16から送受信ユニット14に向
けて送信され、送受信ユニット14はその情報をメモリ
21に記憶させる。顧客は車両13を出口5へ移動さ
せ、送受信ユニット14を返却すると、キオスク6内の
管理者は送受信ユニット14に記憶された情報を管理装
置22によって読取らせ、清算が行われる。こうして清
算を終えると、ゲート40(図1参照)を開いて、車両
13は給油所1から退出する。
【0015】前記送受信ユニット14の発信データに
は、その送受信ユニット14を他のものと区別するため
の識別機能としての識別コードが含まれており、給油装
置S1〜S6側からデータを発信する場合には、常にそ
の識別コードが付されているため、これによって他の送
受信ユニット14の交信データが取込まれてしまうおそ
れはない。
【0016】また給油装置S1〜S6から発信されたデ
ータは、送受信ユニット14に取込まれた後、そのデー
タが給油装置S1〜S6へ再度発信され、給油装置S1
〜S6では発信データと受信データとが一致するまで両
者の交信が繰返される。また送受信ユニット14と給油
装置S1〜S6との交信は、給油途中にも行われ、送受
信ユニット14側のデータが全て書換えられる。これに
よって最終のデータが送受信ユニット14へ届かなかっ
た場合あるいは確認できなかった場合であっても、最も
後に行われた交信データは記憶されているので、そのデ
ータに基づいて清算を行うことが可能である。
【0017】さらに給油装置S1〜S6では、毎回の給
油データが消去可能に蓄積されており、送受信ユニット
14の記憶データが不完全である場合には、給油装置S
1〜S6のデータを呼出せばよく、この場合には、図3
に示されるように、管理装置22の入出力端子25と送
受信ユニット14の入出力端子27とを接続した状態
で、再コールモードなどに設定して給油装置S1〜S6
のメモリ37内のデータを呼出して、清算を行うことが
できる。
【0018】本発明の他の実施例として、各送受信ユニ
ット14を識別するための識別コードに代えて、給油装
置S1〜S6と交信するための周波数を異ならせるよう
にしてもよい。また各給油装置S1〜S6と、キオスク
6内の管理装置22とを有線で接続しておくようにして
もよい。
【0019】なお、前述した管理方法は、プリペイ方
式、すなわち入口で予め支払う場合にも、ポストペイ方
式、すなわち出口で支払う場合にも実施することが可能
であり、前者の場合には、給油金額が予め支払った金額
に充たなかった場合に、出口で清算返金が行なわれるこ
とになる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、給油を受
けにきた車両に送受信ユニットを渡して、給油に関連す
る情報を記憶させ、退出時に前記送受信ユニットに記憶
された給油関連情報に基づいて清算するようにしたの
で、前記先行技術のように、伝票を紛失して清算に手間
を要するおそれはなく、このような不都合を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の管理方法を実施するための
構成を簡略化して示す平面図である。
【図2】図1の切断面線II−IIから見た拡大断面図
である。
【図3】送受信ユニット14および給油情報管理装置2
2の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】給油装置S1〜S6の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 給油所 4 入口 5 出口 6 キオスク 9〜11 給油ノズル 13 車両 22 給油情報管理装置 28〜30 送油手段 S1〜S6 給油装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07F 7/08 Q

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給油前に、給油を受けにきた車両に、個
    別の識別機能を有する無線の送受信ユニットを搭載し、 給油中および/または給油後に、給油した車両に搭載さ
    れる送受信ユニットに給油装置から給油に関連する情報
    を送信して記憶させ、 退出時に、送受信ユニットを、車両から給油所に返却し
    て、その送受信ユニットに記憶された前記給油関連情報
    に基づいて清算することを特徴とするセルフサービス給
    油所の管理方法。
JP3180792A 1992-02-19 1992-02-19 セルフサービス給油所の管理方法 Expired - Fee Related JPH07110675B2 (ja)

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