JPH07110622A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH07110622A
JPH07110622A JP25606393A JP25606393A JPH07110622A JP H07110622 A JPH07110622 A JP H07110622A JP 25606393 A JP25606393 A JP 25606393A JP 25606393 A JP25606393 A JP 25606393A JP H07110622 A JPH07110622 A JP H07110622A
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carrier
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Yoshiro Koga
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナーの帯電量及び帯電極性を安定させカブ
リを低減すること。 【構成】 トナー担持体21及び規制部材25を現像バ
イアス電源27に接続し、シール部材46及びトナー供
給部材23をダイオード素子59を介して現像バイアス
電源27に接続して、シール部材46及び供給部材23
とトナー担持体21との間に電位差を設け、トナーを所
定極性に摩擦帯電させてトナー担持体21に供給するこ
とができ、カブリを低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トナーを用いて画像を
形成する現像装置に関し、さらに詳しくは、トナー担持
体と摺接するシール部材に特徴を有する現像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】粉体のトナーを用いて画像を顕像化する
現像装置では、一般に、トナー担持体上の有効画像領域
全体にトナーを所定の極性に帯電させて薄層形成し、感
光体表面に形成した潜像に一定のコントラストの画像を
連続して形成し得るよう、トナーを搬送、現像するもの
であるが、現像終了後、現像装置からトナーが飛散落下
して記録紙を汚さないようにシール部材をトナー担持体
に摺接して配設していた。
【0003】一方、トナー担持体と摺接して配設される
シール部材とは異なり、トナー担持体と非接触に配置
し、画像形成中は所定の電圧を印加するシール部材も提
案されているが、輸送中の振動によりトナー飛散を起こ
してしまう難点を有していた。しかるに、小型の複写機
やプリンターでは、トナー担持体と摺接して配設される
シール部材が多く用いられ、シール部材について、トナ
ーに対する摩擦帯電性を向上する材質やトナー飛散を起
こさない接触圧力等、多くの提案がなされている。
【0004】なかでも、特開昭60−229070号公
報に開示された装置は、薄板状のシール部材を傾斜して
トナー担持体に面接触させ、装置の小型化を図ったもの
であるが、トナーの飛散は防止できるものの、このよう
な現像装置では、特開昭62−278578号公報に開
示されるような複数の弾性部材を用いないと、帯電不良
トナーによるカブリ(非画像部へのトナー付着)を発生
していた。
【0005】また、特開昭62−280880号公報に
開示された装置は、磁性のシートによるシール部材をト
ナー担持体に接触させ、磁性シートを保持する飛散防止
部材にトナーと同極性の電圧を印加してトナーの飛散を
防止するようにしているが、このような現像装置では、
飛散防止部材にトナーが蓄積し、このトナーが現像装置
の振動等により飛散し記録紙を汚していた。
【0006】さらに、特開昭63−155069号公報
に開示された装置は、弾性部材によるシール部材をトナ
ー担持体に摺接させ、トナーの予備的な帯電を行い、帯
電不良トナーによる画質の劣化を低減するものである
が、初期的にはトナーの帯電量を向上することができる
が、連続して画像を形成していくと、トナーの帯電量は
徐々に低下してしまうとともに、更に画像形成を継続す
ると、シール部材にトナーが固着しもはやトナーの予備
的な帯電ができなくなっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来の
問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、簡略な構成で装置を大型化することのないシール部
材を用いて、トナーの帯電量及び帯電極性を安定させカ
ブリを低減することにある。また、本発明の他の目的
は、簡略な構成でシール部材に所定の電圧を印加するこ
とのできる現像装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の現像装置は、ト
ナーを搬送するトナー担持体、トナー担持体上に薄層の
トナー層を形成する規制部材、トナー担持体から外部へ
トナーが飛散するのを防止するシール部材、とを有する
現像装置において、シール部材を導電性かつ可撓性の部
材で構成し、シール部材に所定電圧を印加するとともに
トナー担持体と摺接するように配設したことを特徴とす
る。
【0009】また、本発明の現像装置は、シール部材に
トナー担持体または規制部材またはトナー供給部材の何
れかと同一の電圧を印加することを特徴とする。
【0010】さらに、本発明の現像装置は、シール部材
とトナー担持体または規制部材またはトナー供給部材の
何れかとを定電圧素子を介して電気的に接続することを
特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の上記の構成によれば、シール部材の適
度な可撓性によりトナーの飛散を防止することはもとよ
り、バイアスされたシール部材をトナーと摺接すること
によりシール部材に電荷を蓄積することなくトナーを安
定して摩擦帯電することができる。ところで、実際に印
字に使用される場合には、ベタ黒の画像の頻度は非常に
低く通常の印字で画線率は2〜3%程度であるから、白
地のカブリを低減するためには、現像の前後にかかわら
ずトナーの帯電性を向上することが重要であると考えら
れる。本発明は、カブリの低減に主眼をおき、シール部
材の構成によってこれを達成するものである。
【0012】
【実施例】そこで以下に図示した実施例について説明す
る。
【0013】図1は、本発明の現像装置の第一の実施例
を示す断面概観図である。
【0014】図において符号11は、現像部材一式を収
容するケースで、このケース11には、その内部にトナ
ー12を搬送するトナー担持体13が配設され、またこ
の一側には、トナー12を薄層規制するとともに摩擦帯
電する弾性の規制部材15が配設され、さらに他側に
は、現像後のトナー12を回収し飛散を防止するシール
部材16が腹の面でトナー担持体13と摺接するように
配設される。トナー12は、磁気力によりトナー担持体
13に吸引され、規制部材15によりトナー層が1〜2
層に薄層化されると同時に、規制部材15及びトナー担
持体13との間の摩擦帯電により所定の極性に帯電さ
れ、静電潜像と対向した部分でトナー12が移行し潜像
を顕像化する。現像が終了すると、現像されなかったト
ナーは、シール部材16により再度トナー担持体13に
擦りつけられ、シール部材16及びトナー担持体13と
の間の摩擦帯電により所定の極性に再帯電される。以降
これを繰り返して潜像を継続して現像する。
【0015】なお、図中符号14は、トナー担持体13
の内部に配設した磁石ローラで、トナー12を磁気力に
よりトナー担持体13の周面に拘束するものである。ま
た、図中矢印Aは、トナー担持体13の回転方向を示す
ものである。
【0016】図中符号17は、トナー担持体13に現像
バイアス電圧を印加する現像バイアス電源で、この現像
バイアス電源17は、−350〜−550Vの直流電圧
に1500Vp-pの交流電圧を重畳した電圧をトナー担
持体13に印加してトナー12による潜像の顕像化を促
進するとともに、現像バイアス電源17は、シール部材
16にも接続されており、トナー12とシール部材16
との間の摩擦帯電によりシール部材16に発生した電荷
を蓄積させることなく流出させる。このとき、シール部
材16の抵抗は、108Ω以下(バイアス印加部分から
摺接部分までの1μA通電時の実抵抗値)が望ましい。
【0017】このシール部材16は、5〜30g/c
m、好ましくは10〜20g/cmの圧力でトナー担持
体13に摺接するように配設され、現像後のトナー12
を再摩擦帯電しながら円滑に回収し、トナー担持体13
またはシール部材16はより大きな静電気力でトナー1
2を保持し、現像装置の外部へ飛散するのを防止する。
【0018】上述のように、シール部材16は、トナー
担持体13に対して軽く摺接させるための可撓性、電荷
を蓄積させないための導電性、トナー12を所定の極性
に摩擦帯電させるための摩擦帯電列、トナー12を固着
させないための粘着性や表面粗さ、のそれぞれの特性を
満足する材質で構成されることが必要である。
【0019】例えば、トナーが負帯電性の場合には、シ
ール部材16は、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、ポリエ
チレン樹脂等の板状の樹脂、或いはこれらの樹脂にカー
ボンブラック等の導電性微粉末を分散した板状の導電性
樹脂、ステンレス、リン青銅等の薄肉金属板バネ、或い
はこれらを組み合わせた多層の薄肉板バネを用いると、
適度な可撓性及び導電性が得られ、かつ、トナーを負極
性に摩擦帯電させることができる。
【0020】また、トナーが正帯電性の場合には、シー
ル部材16は、ウレタン樹脂、フッ素樹脂等の板状の樹
脂、或いはこれらの樹脂にカーボンブラック等の導電性
微粉末を分散した板状の導電性樹脂、或いはこれらを組
み合わせた多層の薄肉板バネを用いことができる。
【0021】なお、シール部材16の表面粗さRz(J
IS十点平均表面粗さ)は、トナーが目詰まりを起こさ
ないようにトナーの体積平均粒子径よりも小さくなるよ
うに構成され、ゴムのように粘着性の大きい基材を用い
る場合には表面に低摩擦係数の物質をコーティングする
とトナーを円滑に摺接させることができる。また、トナ
ーは、スチレンアクリル系樹脂やポリエステル系樹脂等
を母材とした磁性または非磁性のトナーを用いることが
できる。
【0022】シール部材16と同様に規制部材15も、
シール部材16と同様の薄板バネ材により形成すること
ができるが、トナー12を1〜2層程度に薄層化し均一
に負帯電させるためには、シール部材16より大きい2
0〜200g/cm、好ましくは50〜150g/cm
の圧力でトナー担持体13に付勢されることが望まし
い。この規制部材15は、トナーを摩擦帯電しつつ薄層
化して、均一な現像を行うことはもとより、未帯電のト
ナーや過剰量のトナーをシール部材16に送り込むこと
がない。このように、規制部材15によってもトナーの
飛散を低減することができる。
【0023】従ってこの実施例によれば、シール部材1
6により、トナー担持体13上に現像後残留したトナー
を再帯電させることができ、カブリを低減することがで
きる。また、このような構成は、現像バイアス電源をそ
のまま利用できるため、簡略で小型化に適している。
【0024】図2は、本発明をさらに発展させ、トナー
供給部材をトナー担持体に隣接して配設した第二の実施
例を示したものである。
【0025】図2において、現像部材一式を収容するケ
ース11には、その内部にトナー12を搬送するトナー
担持体21が配設され、またこの一側には、トナー12
を薄層規制するとともに摩擦帯電する弾性の規制部材2
5が配設され、さらに他側には、現像後のトナー12を
回収し飛散を防止するシール部材26が腹の面でトナー
担持体21と摺接し自由端が現像装置内部に向かうよう
に配設され、さらに他側には、トナー12をトナー担持
体21に供給するトナー供給部材23がトナー担持体2
1と摺接するように配設される。ケース11の内部のト
ナー12は、トナー供給部材23により攪拌されつつ、
トナー担持体21上に擦りつけられて供給され、次に、
規制部材25によりトナー層が1〜2層に薄層化される
と同時に、規制部材25及びトナー担持体21との間の
摩擦帯電により所定の極性に帯電され、静電潜像と対向
した部分でトナー12が移行し潜像を顕像化する。現像
が終了すると、現像されなかったトナーは、シール部材
26により再度トナー担持体21に擦りつけられ、シー
ル部材26及びトナー担持体21との間の摩擦帯電によ
り所定の極性に再帯電される。以降これを繰り返して潜
像を継続して現像する。
【0026】なお、図中符号22は、トナー担持体21
を支持する金属シャフトであり、金属シャフト22のま
わりに導電性のゴムを固着させてさらに導電性の表層を
コーティングしてトナー担持体21を構成する。また、
符号24は、トナー供給部材23を支持する金属シャフ
トであり、金属シャフト24のまわりに導電性の発泡部
材を固着させてトナー供給部材23を構成する。さら
に、図中矢印Aは、トナー担持体21の回転方向を示
し、矢印Bは、トナー供給部材23の回転方向を示すも
のである。
【0027】図中符号27は、現像バイアス電圧を印加
する現像バイアス電源で、この現像バイアス電源27
は、−200〜−400Vの電圧をトナー担持体21に
印加してトナー12による潜像の顕像化を促進するとと
もに、現像バイアス電源27は、シール部材26及びト
ナー供給部材23及び規制部材25にも接続されてお
り、トナー12とそれぞれの部材との間の摩擦帯電によ
り発生した電荷が、それぞれの部材に蓄積することがな
い。
【0028】従ってこの実施例によれば、シール部材2
6により、トナー担持体21上に現像後残留したトナー
を再帯電させることができ、カブリを低減することがで
きるだけでなく、トナー担持体21及びシール部材26
及び規制部材25及びトナー供給部材23のトナーを摺
接して摩擦帯電させることのできるすべて部材が現像バ
イアス電源27に接続され、トナーをすばやく安定して
帯電させることができる。また、構成が簡略なため小型
化にも適している。
【0029】図3は、本発明をさらに応用発展させ、ト
ナー供給部材をトナー担持体に対して非接触に配設した
第三の実施例を示したものである。
【0030】図3において、現像部材一式を収容するケ
ース11には、その内部にトナー12を搬送するトナー
担持体21が配設され、またこの一側には、トナー12
を薄層規制するとともに摩擦帯電する規制部材35が配
設され、さらに他側には、現像後のトナー12を回収し
飛散を防止するシール部材36が中央部でトナー担持体
21と摺接するように配設され、さらに他側には、トナ
ー12をトナー担持体21に供給するトナー供給部材3
3がトナー担持体21に近接して配設される。
【0031】なお、図中符号37は、シール部材36を
背面より押圧してトナー担持体21に付勢するスポンジ
であり、導電性のスポンジを用いてスポンジ側から電圧
を印加しても良い。また、トナー供給部材33は、アル
ミニウムや鉄等の金属または導電性の樹脂により構成さ
れ、トナー担持体21との間の空隙を0.1〜0.5m
mとするように配設される。
【0032】一方、図中符号27は、現像バイアス電圧
を印加する現像バイアス電源で、この現像バイアス電源
27は、−200〜−400Vの電圧をトナー担持体2
1に印加してトナー12による潜像の顕像化を促進する
ものである。
【0033】他方、図中符号38は、トナー供給部材3
3に供給バイアス電圧を印加する供給バイアス電源で、
供給バイアス電源38は、現像バイアス電圧より絶対値
で10〜400V大きい電圧を供給部材33に印加し
て、所定極性に帯電したトナーを選択的にトナー担持体
21に供給しつつ、所定の極性ではない極性に帯電した
トナーをトナー供給部材33側に戻すものである。供給
バイアス電源38は、シール部材36にも接続されてお
り、トナー12とシール部材36との間の摩擦帯電によ
り発生した電荷をシール部材36に蓄積させることなく
流出させるとともに、異極性に帯電したトナーをシール
部材36に吸引し摺接させることにより所定の極性にト
ナーを再帯電させることができる。
【0034】従ってこの実施例によれば、シール部材3
6により、トナー担持体21上に現像後残留したトナー
を再帯電させることができ、カブリを低減することがで
きる。また、シール部材36を供給バイアス電源38に
接続するのみの簡略な構成のため小型化にも適してい
る。
【0035】もとより本発明では、トナーの帯電を向上
しカブリを低減する適切な大きさのバイアス電圧をシー
ル部材に印加することが可能であるから、シール部材専
用のバイアス電源を設けることも考えられる。しかし、
このような構成では、装置のコスト及び占有体積が増大
する等の問題点を有しているため、抵抗やダイオードに
代表される定電圧素子を用いて、専用の電源を用いるこ
となしにシール部材にバイアス電圧を印加した実施例
を、図4から図6を用いて以下に述べる。
【0036】図4は、本発明の図2及び図3で示される
実施例を応用し、供給バイアス電源を用いてシール部材
のバイアス電圧を別個にした第四の実施例を示したもの
である。
【0037】この装置の構成は上述した実施例に類似し
ているので、同一名称で略同一機能の部材には同一の符
号を付して説明を省略する。
【0038】図4において、符号49は、トナー供給部
材23に供給バイアス電圧を印加する供給バイアス電源
38に接続される抵抗素子で、この抵抗素子49の抵抗
値は、シール部材46に絶対値で現像バイアス電圧より
大きく供給バイアス電圧よりも小さい電圧となるように
選択し、トナー12とシール部材46との間の摩擦帯電
により発生した電荷をシール部材46に蓄積させること
なく流出させるとともに、異極性に帯電したトナーをシ
ール部材46に吸引し摺接させることにより所定の極性
にトナーを再帯電させることができる。
【0039】また、図5は、現像バイアス電源のみを用
いてシール部材のバイアス電圧を別個に供給した本発明
の第五の実施例を示したものである。
【0040】この装置の構成も上述した実施例に類似し
ているので、同一名称で略同一機能の部材には同一の符
号を付して説明を省略する。
【0041】図5に示したように、トナー担持体21及
び規制部材25を現像バイアス電源27に接続し、シー
ル部材46及びトナー供給部材23をダイオード素子5
9を介して現像バイアス電源27に接続して、シール部
材46及び供給部材23とトナー担持体21との間に電
位差を設け、トナーを所定極性に帯電させてトナー担持
体21に供給することができ、カブリを低減することが
できる。
【0042】さらに、図6は、供給バイアス電源のみを
用いてシール部材のバイアス電圧を別個に供給した本発
明の第六の実施例を示したものである。
【0043】この装置の構成も上述した実施例に類似し
ているので、同一名称で略同一機能の部材には同一の符
号を付して説明を省略する。
【0044】図6に示したように、トナー供給部材23
に供給バイアス電圧を印加する供給バイアス電源67の
みを用いて、その他の部材に供給バイアス電圧とは異な
る電圧を印加することもできる。
【0045】図6において、トナー担持体21は、トナ
ー供給部材23より大きい抵抗値を有する抵抗素子68
を介して供給バイアス電源67に接続され、シール部材
46は、ダイオード素子69及び抵抗素子68を介して
供給バイアス電源67に接続され、同様に、規制部材2
5は、ダイオード素子70及び抵抗素子68を介して供
給バイアス電源67に接続される。従って、抵抗素子6
8によりトナー担持体21と供給部材23との間に電位
差を発生し、トナー供給部材23から所定極性に帯電し
たトナーが選択的にトナー担持体21に供給される。ト
ナー担持体21に供給されたトナー12は、ダイオード
素子70によりトナー担持体21に対して規制部材25
が電位差を有するため、薄層化されつつ所定の極性に安
定して帯電される。現像が終了すると、現像されなかっ
たトナーは、ダイオード素子69によりトナー担持体2
1に対してシール部材46が電位差を有するため、所定
の極性に安定して再帯電される。
【0046】これらの実施例により、別個に専用の電源
を設けることなしに、シール部材46によりトナーを安
定して再帯電させることができ、帯電不良トナーによる
カブリを低減することができる。
【0047】以上、実施例を述べたが、本発明は以上の
実施例のみならず、広く電子写真等の現像装置に応用す
ることができ、特にプリンターや複写機やファクシミリ
やディスプレーに応用すれば有効である。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、シー
ル部材を導電性かつ可撓性の部材で構成し、シール部材
に所定電圧を印加するとともにトナー担持体と摺接する
ように配設することにより、トナーの帯電量及び帯電極
性を安定させカブリを低減することができ、さらに、シ
ール部材とトナー担持体または規制部材またはトナー供
給部材の何れかとを定電圧素子を介して電気的に接続す
ることにより、簡略な構成でシール部材に所定の電圧を
印加することができ、小型でトナーの帯電性に優れた印
字品質の高い現像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施例をなす現像装置の断面
図である。
【図2】 本発明の第二の実施例を示す現像装置の断面
図である。
【図3】 本発明の第三の実施例を示す現像装置の断面
図である。
【図4】 本発明の第四の実施例を示す現像装置の断面
図である。
【図5】 本発明の第五の実施例を示す現像装置の断面
図である。
【図6】 本発明の第六の実施例を示す現像装置の断面
図である。
【符号の説明】
11 ケース 12 トナー 13、21 トナー担持体 15、25、35 規制部材 16、26、36、46 シール部材 23、33 トナー供給部材 17、27 現像バイアス電源 38、67 供給バイアス電源 49、68 抵抗素子 59、69、70 ダイオード素子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーを搬送するトナー担持体、前記ト
    ナー担持体上に薄層のトナー層を形成する規制部材、前
    記トナー担持体から外部へトナーが飛散するのを防止す
    るシール部材、とを有する現像装置において、前記シー
    ル部材を導電性かつ可撓性の部材で構成し、前記シール
    部材に所定電圧を印加するとともに前記トナー担持体と
    摺接するように配設したことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記トナー担持体に隣接して前記トナー
    担持体にトナーを供給するトナー供給部材を配設したこ
    とを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記シール部材に前記トナー担持体と同
    一の電圧を印加したことを特徴とする請求項1または2
    に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記シール部材に前記規制部材と同一の
    電圧を印加したことを特徴とする請求項1または2また
    は3記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 前記シール部材に前記トナー供給部材と
    同一の電圧を印加したことを特徴とする請求項2記載の
    現像装置。
  6. 【請求項6】 前記シール部材と前記トナー担持体とを
    定電圧素子を介して電気的に接続したことを特徴とする
    請求項1または2記載の現像装置。
  7. 【請求項7】 前記シール部材と前記規制部材とを定電
    圧素子を介して電気的に接続したことを特徴とする請求
    項1または2記載の現像装置。
  8. 【請求項8】 前記シール部材と前記トナー供給部材と
    を定電圧素子を介して電気的に接続したことを特徴とす
    る請求項2記載の現像装置。
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