JPH0711027Y2 - ハンガ−部ワイヤ−案内小物 - Google Patents

ハンガ−部ワイヤ−案内小物

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Publication number
JPH0711027Y2
JPH0711027Y2 JP1987006990U JP699087U JPH0711027Y2 JP H0711027 Y2 JPH0711027 Y2 JP H0711027Y2 JP 1987006990 U JP1987006990 U JP 1987006990U JP 699087 U JP699087 U JP 699087U JP H0711027 Y2 JPH0711027 Y2 JP H0711027Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
hanger
guide
intermediate guide
ridges
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987006990U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63176793U (ja
Inventor
雅幸 後藤
稔 北田
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Miyata Industry Co Ltd
Original Assignee
Miyata Industry Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、自転車用フレームのハンガー下半外周に装
着されてハンガー周面に通過配設されるフロントディレ
ーラー用ワイヤー、リヤディレーラー用ワイヤーおよび
後ブレーキインナーワイヤーの3本を案内するハンガー
部ワイヤー案内小物に関する。
従来の技術 従来、実開昭60-32193号公報および実開昭61-52589号公
報に掲載されるように、ハンガー下半外周に連接し、後
方へ配設されるワイヤーの案内小物は取付ネジの関係か
らワイヤーの案内は2本までであって、3本のものはな
かった。
考案が解決しようとする課題 従来のものはワイヤー案内が2個所であったので1本足
りなく不都合であった。またワイヤー案内を堅牢に構成
するため軽合金などを用いていたが滑りが悪いなどの欠
点があった。
課題を解決するための手段 素材に滑りよく摩耗に強い合成樹脂材を用い所要の肉厚
に形成したハンガー部ワイヤー案内小物において、上面
はハンガー下半外周面に適合して接面する湾曲面に形成
され、下面は両側縁寄に前後方向へ左右が所要の間隔で
平行に起立すると共に、各上縁中途に横断方向に外止め
を差渡して左右案内突条が隆設され、その中間部に同じ
く前後方向へ左右に所要の間隔で平行する中間案内突条
が隆設されると共に、その中間案内突条の一側外に上下
に貫通する取付孔が設けられ、全体をハンガー部下半外
周に取付ネジにより固着すると共に、その取付ネジの鍔
で中間案内突条間を一部閉鎖し、中間案内突条間に挿通
案内されるワイヤーの外れ止となしたことを特徴とする
ハンガー部ワイヤー案内小物にある。
作用 この考案は前述のように構成されるものであるから、2
本の前後ディレーラーワイヤーと1本の後ブレーキワイ
ヤーの3本のワイヤーを外止めを配備して滑りよく、案
内することができ、その取付けは1本の取付ネジで行え
るものである。
実施例 以下、この考案を実施例である図面により説明すると、
1はハンガー部ワイヤー案内小物であって、合成樹脂材
を素材に成形され、その上面はハンガー2の下半外面と
適合する湾曲面に形成され、下面は両側縁に左右に所要
の間隔で前後方向へ平行起立する左案内突条3、3およ
び右案内突条4、4が、中途の頂縁に外止め5、6を横
断方向に一体に差渡して形成されると共に、両案内突条
3、3および4、4の中間部に同じく中間案内突条7、
7が形成され、かつその中間案内突条7、7の一部近く
に上下に貫通する取付孔8が設けられる。
9は鍔10付の取付ネジ、11はハンガー2の取付ネジ孔で
ある。鍔10は座金で代えることもできる。
12はフロントディレーラー用ワイヤー、13は後ブレーキ
インナーワイヤー、14はリヤディレーラー用ワイヤーで
ある。
この考案は前記のような構成よりなるものであるから、
小物1をハンガー部下半外周に上面を接面した後、取付
ネジ9を下方から小物の取付孔8に挿通し、先端をハン
ガーの取付ネジ孔11に螺合し、取付ネジ9の鍔10の一部
を中間案内突条7、7の頂縁間に差渡し、小物1をハン
ガーに締付固着するものである。そして左案内突条3、
3間にフロントディレーラーワイヤー12を、中間案内突
条7、7間に後ブレーキインナーワイヤー13を、右案内
突条4、4間にリヤディレーラーワイヤー14をそれぞれ
挿通して案内するものである。
考案の効果 この考案は以上のようになるものであるから、3本のワ
イヤーを案内する案内小物は鍔付の取付ネジ1本でハン
ガーに取付けることができ、取付け手数を要せず、極め
て簡単であると共に、固着が完全に行えるものである。
またネジにより固着するようにしたものであるから作業
性がよく、素材に接着剤のきかないものでも用いること
ができ、滑りやすく摩耗に強い合成樹脂材を用い、抵抗
なく円滑にワイヤをいつまでも案内することができるも
のである。
また左右案内突条間に中間案内突条を設けるものである
から、従来のものに比較して案内路1本増加させること
ができ、これに例えば後ブレーキインナーワイヤーを案
内し、従来のように上パイプに沿って配設することな
く、外観のスッキリしたものにすることができる。
また中間案内突条間に挿通するワイヤーは取付ネジの鍔
により頂縁間を閉鎖され、外れ止となるから、1本のワ
イヤー外れ止を設ける必要がなく、それだけ成形金型を
簡易に製作でき、また成形上容易に型離れが行えるもの
である。
またその中間案内突条に外れ止を設けないから取付孔を
略中心に配設することができ、左右のバランスもよく取
付けも安定し、しかも上面が湾曲し、筒形のハンガー下
半外周に接面するので、1本の取付ネジを締付けること
により回動のない堅牢な固着ができるものである。
以上から、この考案によってフロントディレーラー用ワ
イヤー、リヤディレーラー用ワイヤーおよび後ブレーキ
インナーワイヤーの3本を、ハンガーの腹面を傷つける
ことなく整然と円滑にかつ外れることなく、優美な外観
で堅牢安価に案内することができるものである。尚、こ
の考案ではワイヤーを案内する案内路を所要の間隔で平
行する突条によりなしたが、凹陥して溝路としてもよい
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案小物の実施例を示すものであって、第
1図はハンガーに装着状態の側面図、第2図は同じく底
面図、第3図は小物単体の底面図、第4図は第3図A−
A線に沿う断面図で、仮称は取付けネジとハンガーを示
し、第5図は第3図B−B線に沿う断面図である。 1……ハンガー部ワイヤー案内小物、2……ハンガー、
3……左案内突条、4……右案内突条、5、6……外止
め、7……中間案内突条、8……取付孔、9……取付ネ
ジ、11……取付ネジ孔、12……フロントディレーラー用
ワイヤー、13……後ブレーキインナーワイヤー、14……
リヤディレーラー用ワイヤー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】素材に合成樹脂材を用い所要の肉厚に形成
    したハンガー部ワイヤー案内小物において、上面はハン
    ガー下半外周面に適合して接面する湾曲面に形成され、
    下面は両側縁寄に前後方向へ左右が所要の間隔で平行に
    起立すると共に、各上縁中途に横断方向に外止めを差渡
    して左右案内突条が隆設され、その中間部に同じく前後
    方向へ左右に所要の間隔で平行する中間案内突条が隆設
    されると共に、その中間案内突条の一側外に上下に貫通
    する取付孔が設けられ、全体をハンガー部下半外周に取
    付ネジにより固着すると共に、その取付ネジの鍔で中間
    案内突条間を一部閉鎖し、中間案内突条間に挿通案内さ
    れるワイヤーの外れ止となしたことを特徴とするハンガ
    ー部ワイヤー案内小物。
JP1987006990U 1987-01-22 1987-01-22 ハンガ−部ワイヤ−案内小物 Expired - Lifetime JPH0711027Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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Publication Number Publication Date
JPS63176793U JPS63176793U (ja) 1988-11-16
JPH0711027Y2 true JPH0711027Y2 (ja) 1995-03-15

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ID=30790028

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6032193U (ja) * 1983-08-10 1985-03-05 株式会社 森自転車商会 自転車のデイレ−ラ用ワイヤガイド
JPH02396Y2 (ja) * 1984-09-12 1990-01-08

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JPS63176793U (ja) 1988-11-16

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