JPH07110030B2 - 画像データ伝送装置 - Google Patents

画像データ伝送装置

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JPH07110030B2
JPH07110030B2 JP63062663A JP6266388A JPH07110030B2 JP H07110030 B2 JPH07110030 B2 JP H07110030B2 JP 63062663 A JP63062663 A JP 63062663A JP 6266388 A JP6266388 A JP 6266388A JP H07110030 B2 JPH07110030 B2 JP H07110030B2
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telephone line
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直光 村田
又平 小谷
元日古 林
正幸 八野田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sharp Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえばファクシミリ装置などにおいて好適
に実施される画像データ伝送装置に関する。
従来の技術 ファクシミリ装置では、操作者が装置本体に形成される
原稿挿入口に挿入する原稿の画像が読取られ、電話回線
を介して接続される他のファクシミリ装置に、読取られ
た画像データが伝送される。前記原稿挿入口は、装置本
体の内部に備えられる一次元の密着型イメージセンサな
どの読取手段の近傍に形成されており、その大きさは前
記密着型イメージセンサの長さに対応している。
このようなファクシミリ装置では、原稿面に対する読取
手段の1回の走査によって読取ることができない程度に
大きな原稿、すなわち原稿挿入口から装置本体に挿入す
ることができない程度に大きな原稿や、本などのような
冊子状の原稿の読取りおよび伝送は行うことができな
い。
このような問題点を解決するために、読取手段を備える
読取装置をファクシミリ装置の装置本体に対して着脱自
在に設け、読取装置を装置本体から取外して手動で原稿
の読取りを行うようにすることが考えられる。そのよう
に構成されるファクシミリ装置では、以下のような4つ
の機能を想定することができる。
読取装置を装置本体から取外し、操作者が手動で原
稿面を走査するようにし、そのようにして読取られた画
像データを電話回線を介して伝送する機能。
電話回線を介する画像データの伝送の以前におい
て、読取装置を手動で操作して画像データを読取り、読
取られた画像データを記憶手段に記憶しておき、伝送す
べき画像データの全てを記憶手段に記憶した後に、電話
回線を介して画像データを伝送する機能。
読取装置を装置本体に装着した状態で、原稿を原稿
挿入口から挿入し、原稿が自動で搬送されて読取手段に
よる原稿像の読取りが順次行われ、読取られた画像デー
タを随時送信する機能。
読取装置が装置本体に装着された状態で、ファクシ
ミリ装置を電話回線に接続せずに、原稿を原稿挿入口か
ら挿入し、前記原稿の複写を行う機能。
前記〜の機能を実現するためにたとえば、ファクシ
ミリ装置の装置全体に備えられる操作部において、各機
能に対応する4つの機能キーなどを配設することが考え
られるけれども、各機能毎に機能キーなどを増設しては
操作性がきわめて低下するという問題点がある。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、通信装置の動作態様が自動で設定さ
れ、したがって画像読取装置が着脱自在に設けられる通
信装置において、その操作性が格段に向上される画像デ
ータ伝送装置を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、電話回線に接続される装置本体と、該装置本
体に着脱自在に設けられる画像読取装置とからなり、上
記画像読取装置により読み取った画像データを上記装置
本体を用いて電話回線に伝送する画像データ伝送装置に
おいて、 上記装置本体には、 上記画像読取装置の装着の有無を検出する装着状態検出
手段と、 電話回線との接続状態を検出する接続状態検出手段と、 画像データを電話回線に伝送する通信手段と、 画像データを印画出力する印画手段と、 画像データを記憶する記憶手段と、 画像読取指令に応答して、上記画像読取装置による画像
の読み取りを開始させるとともに、上記装着状態検出手
段および上記接続検出手段の検出出力に基づいて上記通
信手段、上記印画手段および上記記憶手段を制御する制
御手段とを設け、 上記制御手段は、上記画像読取装置の装着状態において
上記電話回線と接続状態にある時、上記画像読取装置に
より読み取った画像データを上記通信手段により電話回
線に伝送させる送信モードに、上記電話回線と非接続状
態にある時、上記画像読取装置により読み取った画像デ
ータを上記印画手段により印画出力する複写モードに切
り換え、上記画像読取装置の非装着状態において上記電
話回線と接続状態にある時、上記画像読取装置により読
み取った画像データを上記通信手段により電話回線に伝
送させる送信モードに、上記電話回線と非接続状態いあ
る時、上記画像読取装置により読み取った画像データを
上記記憶手段に記憶するメモリ送信モードに切り換える
構成とし、 さらに、上記制御手段は、上記メモリ送信モード時に送
信指令に応答して上記電話回線を接続し、上記記憶手段
より画像データを読み出して上記電話回線に伝送させる
手段を含むことを特徴とする画像データ伝送装置であ
る。
作用 本発明に従えば、装置本体には画像読取装置が着脱自在
に設けられ、その装着状態で電話回線と接続状態にある
ときには送信モードの動作が行われ、また電話回線と非
接続状態にあるとき画像読取装置によって読み取った画
像データを印画手段によって印画して複写モードを行
い、また画像読取装置の非装着状態で電話回線と接続状
態にあるときには、その画像データを伝送する送信モー
ドが行われ、さらに電話回線と非接続状態では、画像読
取装置によって読み取った画像データを記憶手段に一
旦、記憶し、その後伝送するメモリ送信モードが行われ
る。こうして前述の従来の技術の項で述べた〜のす
べての機能が、自動的に達成される。したがって操作性
が格段に向上される。
実施例 第1図は、本発明の一実施例に従う通信装置である電話
機1の概観を示す斜視図である。電話機1はファクシミ
リ機能をも有するように構成されており、装置本体2お
よびハンドセット3などを含んで構成されている。装置
本体2には原稿を読取るための読取装置4が着脱自在に
装備されており、その上部には原稿の読取りの開始を指
示するための開始スイッチ5が配設されている。読取装
置4が装置本体2に装着された状態では、原稿を挿入す
るための挿入口6が読取装置4に関連して形成される。
装置本体2にはさらに、前記挿入口6付近に、その一端
部が原稿の挿入方向と交差する軸線、すなわち挿入口6
の長手方向に大略的に平行な軸線まわりに角変位自在に
操作パネル7が取付けられる。この操作パネル7にはダ
イアル番号を選択するための置数キー群8および各種の
機能を指定するための機能キー群9が配設されている。
第2図は、読取装置4を装置本体2から取外した状態を
示す斜視図である。読取装置4には1次元の密着型イメ
ージセンサ(以下、「イメージセンサ」という)10が備
えられ、また後述する検出ローラ11が備えられている。
装置本体2の読取装置4が装着される装着部12には、原
稿を搬送するための搬送ローラ13が配設されている。こ
の搬送ローラ13の操作パネル7側、すなわち原稿の搬送
方向(第2図示矢符A1方向)上流側には、原稿の挿入を
検出するための原稿検知センサ14が設けられている。ま
た読取装置4が装置本体2に装着/離脱されていること
を検知する装着状態検出手段である検知センサ15が、装
着部12の一端部付近に配設されている。
装着部12の底面において、読取装置4が装着部12に装着
された状態で、検出ローラ11が対向する部位には、低摩
擦材料から成るシート状体である摩擦低減シート16が配
置される。この摩擦低減シート16の表面にはたとえば、
第3図に示されるように読取装置4の取扱いを説明する
ための図などが印刷などされている。
電話機1において、画像データの受信時などに画像デー
タの記録が行われるときには、操作パネル7の下方側か
ら、画像の記録が行われた感熱記録紙22が、第2図示矢
符A2方向に搬送されて装置本体2外に排出される。
第4図は、読取装置4が装置本体2から取外されて使用
される場合における使用状態を示す斜視図である。挿入
口6に挿入することができない程度に大きな原稿、およ
び本などの冊子状の原稿の任意の頁の読取りを行う場合
には、読取装置4が装置本体2から取外されて使用され
る。この場合に操作者は、原稿17の原稿面に読取装置4
のイメージセンサ10が対向するようにして、読取装置4
を原稿17上に載置し、そのような状態で開始スイッチ5
を押圧操作した後、第4図示矢符18方向に移動する。こ
れによってイメージセンサ10は原稿17を走査し、その原
稿像を読取っていく。このとき検出ローラ11は読取装置
4の変位量に比例して回転するため、この検出ローラ11
に関連して、たとえばロータリエンコーダなどを配置す
ることによって読取位置を検出することができる。
第5図は、電話機1の構成を簡略化して示す縦断面図で
ある。検出ローラ11に関連してロータリエンコーダ19が
設けられており、装置本体2内に収納される電気回路部
20にその出力が与えられる。これによって読取装置4が
装置本体2から取外されて用いられる場合において、イ
メージセンサ10の読取位置に関する情報は電気回路部20
に入力される。
操作パネル7の挿入口6とは反対側の端部付近の装置本
体2内には、記録紙ロール21から供給される感熱記録紙
22を、矢符23方向に搬送するためのプラテン24が配設さ
れている。画像記録時には、このプラテン24はパルスモ
ータ(図示せず)などによって矢符25方向に角変位され
る。プラテン24に関連して、プラテン24の長手方向に沿
ってドット状に配列される複数の発熱抵抗体などを含ん
で構成されるサーマルヘッド26が配設されている。
画像情報の感熱記録紙22への記録は、プラテン24が矢符
25方向に角変位され、またサーマルヘッド26が記録すべ
き画像に対応して発熱駆動されることによって行われ
る。
電話機1において機能キー群9が操作されてファクシミ
リ機能が選択されるとき、操作パネル7は操作者によっ
て矢符27方向に角変位され、第5図において破線で示さ
れる位置に図示しない構成によって支持される。このよ
うな状態では、操作パネル7上に複数枚の原稿を載置す
ることができ、操作パネル7は原稿をストックしておく
原稿スタッカとしての役割を果たすことができる。操作
パネル7上に載置された複数枚の原稿は、挿入口6から
一枚ずつイメージセンサ10の近傍に導かれ、搬送ローラ
13によって等速度で矢符28方向に搬送されつつ、その原
稿像が読取られていく。
第6図は、電話機1の画像データ伝送に関連する部分の
基本的な構成を示すブロック図である。電話機1では、
読取装置4の読取動作に関連して次のような4つの動作
モードが自動で設定される。
読取装置4を装置本体2から取外した状態で、第4
図示のように原稿を手動で走査し、そのようにして読取
られた画像データを電話回線を介して随時伝送する「ダ
イレクト送信モード」。
読取装置4を装置本体2から取外した状態で、第4
図示のようにして原稿を手動で走査し、読取られた画像
データを記憶手段に記録し、原稿面の全ての画像データ
の記録の後に記憶手段に記憶された画像データを記憶手
段から読出して伝送する「メモリ送信モード」。
読取装置4が装置本体2に装着された状態で、挿入
口6に原稿を挿入し、搬送ローラ13によって原稿が搬送
されつつイメージセンサ10によって原稿像が読取られ、
そのようにして読取られる画像データが随時伝送される
「通常送信モード」。
電話機1を電話回線に回線接続せずに、読取装置4
が装置本体2に装着された状態で、挿入口6から原稿を
挿入し、搬送ローラ13によって原稿が搬送されつつイメ
ージセンサ10で原稿像が読取られ、そのようにして得ら
れる画像データに基づいて、サーマルヘッド26などの働
きによって感熱記録紙22に原稿の複写像を得る「複写モ
ード」。
これらの各動作モードの選択は、電話機1に備えられる
主制御部30における後述する処理によって行われる。主
制御部30には、搬送ローラ13を回転駆動するパルスモー
タ31の動作を制御するためのモータ制御部32、エンコー
ダ19からの信号が入力され、この信号を読取位置情報に
変換するエンコーダ監視部33、および画像データを圧縮
し、また電話機1と電話回線との回線接続などの制御を
行う通信制御部34が接続されている。主制御部30にはま
た、操作パネル7の置数キー群8および機能キー群9の
操作に対応する信号が与えられ、また原稿検知センサ14
および検知センサ15が接続されるセンサ回路部35からの
信号が与えられている。
イメージセンサ10からの画像データは、読取処理部36
に、一走査線(以下、「ライン」という)に対応する画
像データ毎に取り込まれる。主制御部30にはこの読取処
理部36から画像データが与えられる。前記読取処理部36
には、複数のラインにわたる画像データを記憶すること
ができる記憶手段である画像データメモリ37が接続され
ている。読取処理部36から主制御部30に与えられる画像
データは、感熱記録紙22に対する印画出力が行われる場
合には、バッファ38からサーマルヘッド26を駆動する回
路およびプラテン25を駆動制御するための回路などを含
む印画部39に与えられる。
電話回線を介して画像データの送信を行う場合には、主
制御部30から開路状態検出手段である通信制御部34に画
像データが与えられて圧縮され、電話回線を介して送信
/受信される搬送信号の変復調を行うモデム40において
前記画像データに変調が施された後に、NCU(Network C
outrol Unit)41から電話回線に送出される。
読取装置4が装置本体2に装着された状態では、読取処
理部36はパルスモータ31の回転に同期して画像データを
その内部に取込む。そのような画像データの取込みタイ
ミングを規定するラインタイミング信号は、モータ制御
部32からライン42を介して読取処理部36に与えられてい
る。また読取装置4が装置本体2から取外されて用いら
れる場合には、読取処理部36はエンコーダ19からの読取
位置情報に基づいてその内部に画像データを取込まなけ
ればならない。そのような場合における画像データの読
込みのためのラインタイミング信号は、エンコーダ監視
部33からライン43を介して読取処理部36に与えられてい
る。
第7図は、電話機1の画像データ伝送処理に関連する動
作を説明するためのフローチャートである。ステップn1
において開始スイッチ5が押圧操作されて原稿の読取り
が指示されると、ステップn2において検知センサ15から
の信号に基づいて読取装置4が装置本体2の装着部12に
装着されているかどうかが判定される。読取装置4が装
置本体2に装着されていると判断されるとステップn21
に進み、装着されていないときにはステップn3に進む。
ステップn3においては、主制御部30では、通信制御部34
から与えられる回線状態を表す情報に基づいて、通信先
のファクシミリ装置が電話回線に回線接続されているか
どうか、すなわち電話回線の開路状態が検出されるかど
うかが判断される。このステップn3は、接続状態検出手
段を構成する。開路状態が検出されないときにはステッ
プn13に進み「メモリ送信モード」に対する設定処理が
行われ、開路状態が検出される場合にはステップn4にお
いて「ダイレクト送信モード」に対応する設定処理が行
われる。
ステップn4からステップn5に進み、エンコーダ監視部33
からライン43にラインタイミング信号が導出されたかど
うかが判断される。ラインタイミング信号が導出されな
いときにはステップn10に進み、ラインタイミング信号
が読取処理部36に与えられるときには、読取処理部36に
おいて、前記ラインタイミング信号に同期して1ライン
の画像データがその内部に取込まれる。
これに引続いてステップn7においては、読取処理部36か
ら主制御部30を介して通信制御部34に1ラインの画像デ
ータが与えられ、この画像データには、通信制御部34に
おいて圧縮処理が施される。次にステップn8では、モデ
ム40において圧縮された画像データに変調が施され、さ
らにステップn9では、NCU41から電話回線を介して画像
データが送信される。この後処理はステップn5に戻る。
ステップn5において、ラインタイミング信号がライン43
い導出されないときにはステップn10に進み、主制御部3
0内に備えられる図示しない計時手段の計時時間が参照
される。この計時手段は、ラインタイミング信号が読取
処理部36に与えられるときに、初期化されて起動され
る。
ステップn11においては、前記計時手段における計時時
間が予め定められる時間T1以上であるかどうかが判断さ
れる。この時間T1は読取装置4が装置本体2から取外さ
れて用いられる場合において、操作者の手動走査による
原稿の読取りの終了を検出するために主制御部30内にお
いて予め設定される時間である。
ステップn11において、計時手段における計時時間が時
間T1未満であると判断される場合にはステップn5に戻
り、時間T1以上であると判断されるとステップn12に進
む。ステップn12では、主制御部30は、通信制御部34、
モデム40、およびNCU41を介して通信先のファクシミリ
装置にメッセージ送信終了信号(以下「EOM信号」とい
う)を送出し、画像データの送信を終了する。
ステップn3において、開路状態が検出されない場合には
ステップn13に進み、「メモリ送信モード」に対応する
設定処理が行われる。
ステップn14では、ラインタイミング信号がエンコーダ
監視部33から読取処理部36に与えられるかどうかが判断
され、与えられないときにはステップn19に進み、ライ
ンタイミング信号が与えられるとステップn15に進む。
ステップn15においては、読取処理部36は、ライン43か
ら与えられるラインタイミング信号に同期して、イメー
ジセンサ10からの1ラインの画像データをその内部に取
り込む。
この画像データは、ステップn16において、主制御部30
からバッファ38に与えられ、印画部39の働きによって感
熱記録紙に印画されるとともに、ステップn17におい
て、圧縮処理が施されて、ステップn18において画像デ
ータメモリ37に記憶される。この後処理はステップn14
に戻る。
ステップn14において、ラインタイミング信号がエンコ
ーダ監視部33から導出されないと判断されると、ステッ
プn19では、前述の計時手段の計時時間が参照され、ス
テップn20においては、前記計時時間が前述の時間T1以
上であるかどうかが判断される。計時時間が時間T1に達
しない場合にはステップn14に戻り、計時時間が時間T1
以上となるとき、画像データメモリ37に対する画像デー
タの記憶処理は終了する。
この後主制御部30において電話回線の開路状態が検出さ
れると、読取処理部36は画像データメモリ37から既に記
憶されている画像データを読込み、主制御部30に与え
る。このようにして主制御部30に与えられる画像データ
は、主制御部30、モデム40、およびNCU41などの働きに
よって通信先のファクシミリ装置に伝送される。
ステップn2において、読取装置4が装置本体2に装着さ
れていると判断されるとステップn21に進み、電話回線
の開路状態が検出されるかどうかが判断される。開路状
態が検出されるとステップn22に進んで「通信送信モー
ド」に設定され、開路状態が検出されないときにはステ
ップn30に進んで「複写モード」に設定される。
ステップn22において「通信送信モード」に設定される
と、ステップn23ではパルスモータ31が1ライン分に対
応して駆動される。
ステップn24では、パルスモータ31の駆動に同期して、
読取処理部36にイメージセンサ10からの1ラインの画像
データが読込まれる。この読込まれた画像データは、ス
テップn25,n26において、主制御部30を介して通信制御
部34に与えられて圧縮処理が施され、モデム40におい
て、圧縮された画像データに対して変調処理が施され
る。これに引続いてステップn27では、NCU41から画像デ
ータが送信される。
ステップn28においては、原稿検知センサ14からの信号
に基づいて原稿の終端部分が検出されたかどうかが判断
され、検出されないときにはステップn23に戻り、検出
されるとステップn29に進む。ステップn29においては、
主制御部30は、通信制御部34、モデム40、およびNCU41
を介して、1頁の原稿の画像データの送信が終了するこ
とを表すポストメッセージ信号を送出し、これによって
1頁分の画像データの伝送が終了する。
ステップn30において「複写モード」が設定されると、
ステップn31ではパルスモータ31が1ライン分だけ駆動
される。このパルスモータの駆動に同期してステップn3
2では、読取処理部36はその内部にイメージセンサ10か
らの画像データを取込む。ステップn33では、読取処理
部36に取込まれた画像データが、主制御部30からバッフ
ァ38に与えられ、印画部39において、読取られた画像デ
ータに基づく感熱記録紙に対する印画出力が行われる。
ステップn34では、原稿検知センサ14からの信号に基づ
いて原稿の終端部分が検出されたかどうかが判断され、
検出されないときにステップn31に戻り、検出されると
複写動作が終了する。
以上のように本実施例においては、読取装置4の読取り
動作に対応して設定可能な電話機1の動作モード、「ダ
イレクト送信モード」、「メモリ送信モード」、「通常
送信モード」、「複写モード」が、検知センサ15からの
信号および電話回線の開路状態に関する通信制御部34か
らの情報に基づいて、主制御部30において自動で設定さ
れる。
読取装置4が装置本体2に装着されていない場合に開路
状態が検出されるときには「ダイレクト送信モード」が
選択され、開路状態が検出されなければ「メモリ送信モ
ード」が選択される。また読取装置4が装置本体2に装
着されている場合に開路状態が検出されると「通常送信
モード」に設定され、開路状態が検出されないときには
「複写モード」に設定される。
このようにして電話機1の画像データの伝送に関する各
動作モードが自動で設定されることによって、各動作モ
ードを設定するための機能キーなどを操作パネル7に設
ける必要がなく、機能キーの数を低減することができ
る。また各動作モードの設定に当たって、前記各機能キ
ーの操作の必要がないため、電話機1の操作性は格段に
向上されるようになる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、画像読取装置の装着状態
においては、電話回線と接続状態であれば送信モードと
なり、電話回線と非接続状態にあれば複写モードに切り
換わり、また画像読取装置の非装着状態においては、電
話回線と接続状態にあれば送信モードとなり電話回線と
非接続状態にあればメモリ送信モードに切り換わり、こ
のような各モードの切り換わりの動作は、自動的に行わ
れ、したがって操作性が格段に向上されるができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である電話機1の概観を示す
斜視図、第2図は電話機1の読取装置4を取外した状態
を示す斜視図、第3図は摩擦低減シート16の平面図、第
4図は読取装置4が装置本体2から取外されて用いられ
る場合における使用状態を示す斜視図、第5図は電話機
1の構成を簡略化して示す断面図、第6図は電話機1の
電気的構成を示すブロック図、第7図は電話機1の画像
データ伝送処理に関連する動作を説明するためのフロー
チャートである。 1……電話機、2……装置本体、3……ハンドセット、
4……読取装置、5……開始スイッチ、6……挿入口、
7……操作パネル、8……置数キー群、9……機能キー
群、10……イメージセンサ、11……検出ローラ、12……
装着部、13……搬送ローラ、14……原稿検知センサ、15
……検知センサ、19……ロータリエンコーダ、22……感
熱記録紙、24……プラテン、26……サーマルヘッド、30
……主制御部、31……パルスモータ、24……通信制御
部、36……読取処理部、37……画像データメモリ、38…
…バッフア、39……印画部
フロントページの続き (72)発明者 小谷 又平 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 林 元日古 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 八野田 正幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線に接続される装置本体と、該装置
    本体に着脱自在に設けられる画像読取装置とからなり、
    上記画像読取装置により読み取った画像データを上記装
    置本体を用いて電話回線に伝送する画像データ伝送装置
    において、 上記装置本体には、 上記画像読取装置の装着の有無を検出する装着状態検出
    手段と、 電話回線との接続状態を検出する接続状態検出手段と、 画像データを電話回線に伝送する通信手段と、 画像データを印画出力する印画手段と、 画像データを記憶する記憶手段と、 画像読取指令に応答して、上記画像読取装置による画像
    の読み取りを開始させるとともに、上記装着状態検出手
    段および上記接続状態検出手段の検出出力に基づいて上
    記通信手段、上記印画手段および上記記憶手段を制御す
    る制御手段とを設け、 上記制御手段は、上記画像読取装置の装着状態において
    上記電話回線と接続状態にある時、上記画像読取装置に
    より読み取った画像データを上記通信手段により電話回
    線に伝送させる送信モードに、上記電話回線と非接続状
    態にある時、上記画像読取装置により読み取った画像デ
    ータを上記印画手段により印画出力する複写モードに切
    り換え、上記画像読取装置の非装着状態において上記電
    話回線と接続状態のある時、上記画像読取装置により読
    み取った画像データを上記通信手段により電話回線に伝
    送させる送信モードに、上記電話回線と非接続状態にあ
    る時、上記画像読取装置により読み取った画像データを
    上記記憶手段に記憶するメモリ送信モードに切り換える
    構成とし、 さらに、上記制御手段は、上記メモリ送信モード時に送
    信指令に応答して上記電話回線を接続し、上記記憶手段
    より画像データを読み出して上記電話回線に伝送させる
    手段を含むことを特徴とする画像データ伝送装置。
JP63062663A 1988-03-15 1988-03-15 画像データ伝送装置 Expired - Lifetime JPH07110030B2 (ja)

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