JPH07109853A - 膜構造物に於ける膜材 - Google Patents

膜構造物に於ける膜材

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JPH07109853A
JPH07109853A JP24822393A JP24822393A JPH07109853A JP H07109853 A JPH07109853 A JP H07109853A JP 24822393 A JP24822393 A JP 24822393A JP 24822393 A JP24822393 A JP 24822393A JP H07109853 A JPH07109853 A JP H07109853A
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JP
Japan
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membrane
cable
upper plate
film
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP24822393A
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English (en)
Inventor
Sukofuideio Maako
スコフィディオ マーコ
Brown Martin
ブラウン マーティン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BAADOEA Inc
Birdair Inc
Original Assignee
BAADOEA Inc
Birdair Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 膜材と壁体間に形成される空間部を膜材の影
響を受けることなく、外観体裁良好に処理できるように
することを目的とする。 【構成】 膜構造物を形成すべく張架したケーブル9に
張設される膜材に於いて、膜本体1の外周端部に沿って
板状の取付金具3が設けられてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は膜構造物に於ける膜材、
さらに詳しくは膜構造物を形成すべく張架したケーブル
に張設される膜材の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種膜構造物に於ける膜材とし
ては、例えば図4に示すようなものが存在する。
【0003】即ち、この従来のものはフッ素樹脂からな
るシート材により膜本体1aが形成され、且つその外周端
部に沿って所定間隔を有して複数の取付孔1bが穿設され
たものである。
【0004】そして、これを張架したケーブル9aに取付
ける場合には、膜本体1aの取付孔1b及び帯板からなるU
字金具16の両端部に穿設した貫通孔16aに夫々ネジ杆17
を挿通し、その端部にナット18を螺合して膜本体1aがケ
ーブル9aに張設される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものに於いては、膜本体1a自体は軟質であるため
に、ケーブル9aへの取付作業が極めて煩雑なものとな
り、作業者にかかる負担も大きく、このため高所で行わ
れる一連の取付作業の安全性を確保できないという大な
る問題点を有していた。
【0006】また、膜本体1aにはケーブル9aにより一定
の張力が導入されるのであるが、かかる張力は前記ネジ
杆17を介して直接膜本体1aの取付孔1bにかかるため、該
取付孔1bから膜本体1aが破損し易いという難点もあっ
た。
【0007】それ故に、本発明は上記従来の問題点を解
決するためになされたものであり、膜材に損傷を与える
ことなく長期にわたる使用を可能にすると共に、膜材の
張設作業を効率的に行えるようにすることを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、上記課題を解決す
るために、本発明は膜構造物を形成すべく張架したケー
ブル9に張設される膜材に於いて、膜本体1の外周端部
に沿って板状の取付金具3が設けられてなる膜構造物に
於ける膜材である。
【0009】
【作用】従って、上記構成を特徴とする膜材にあって
は、膜本体1はその外周端部に沿って設けた取付金具3
を介してケーブル9に取付けられるのであるが、かかる
取付金具3により膜本体1の端部の取扱いが簡易なもの
となり、ケーブル9への取付作業の便に供することとな
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に従っ
て説明する。図1及び図2に於いて、1は所望形状に形
成されたフッ素樹脂製シート材からなる膜本体を示し、
その外周端縁には芯材2が内装されている。
【0011】3は表裏一対のゴム製ガスケット4を介し
て膜本体1の外周端部に沿って複数設けられた取付金具
で、表面側に配される上板5と裏面側に配される前記上
板5よりも幅狭で且つ短寸の下板6とからなり、上板5
の基端側には長手方向に所定間隔を有して複数のネジ孔
5aとピン孔5bが形成され、且つ先端側にも同様に複数の
貫通孔5cが穿設される一方、下板6には上板5のネジ孔
5aと等ピッチで貫通孔6aが穿孔されてなる。
【0012】7は一端が上板5のネジ孔5aに螺入され、
他端側がガスケット4,膜本体1の端部及び下板6の貫
通孔6aに挿通されてナット8が締着されたネジを示す。
【0013】本実施例は以上のような構成からなり、予
めこの状態にまで組立ておき、これを支柱等(図示せ
ず)に張架せしめたケーブル9の両側に一対の膜材を取
付けるのであるが、この場合は次のような係止体10を使
用する。
【0014】即ち、この係止体10は帯板を略U字状に形
成したもので、その両端には若干外向きに折曲された折
曲片10aが設けられてなり、該折曲片10aには貫通孔
(図示せず)が穿設されている。
【0015】そして、かかる係止体10にケーブル9を挿
通した後、折曲部10aの貫通孔を前記取付金具2の上板
5に形成した所定の貫通孔5cに一致させ、ボルト11を挿
通してナット12を締着する。
【0016】而して、係止体10は端部側程絞られるため
に、外径寸法の異なる種々のケーブル9に適用できると
いう利点があり、また係止体10は一対の折曲片10aによ
り上板5を挟持して取付ける構成にしてなるため、該上
板5の厚みの変更にも柔軟に対処できるのである。
【0017】そして、複数の係止体10を使用してケーブ
ル9の両側に膜材を取付けるのであるが、上板5には複
数の貫通孔5cが穿設されてなるため、任意の貫通孔5cに
係止体10を取付けることができるという利点がある。
【0018】また、上述したように膜本体1の外周端部
に上板5と下板6とからなる取付金具3を設けられてな
るため、該膜本体1の端部の取扱いが簡易なものとな
り、よってケーブル9への取付作業の便に大いに寄与し
うることとなり、高所での作業も安全に行えるのであ
る。
【0019】また、取付金具3により膜本体1の端部が
補強されるために、ケーブル9による張力の導入により
不用意に膜本体1が損傷を受けるといった事態も良好に
回避することができる。
【0020】その後、長尺状のカバープレート13の側端
部を取付金具3の上板5に設けたピン孔5bにピン14を圧
入して固定し、さらに両膜本体1の接合部分を覆うよう
にして長尺状のカバーシート15の側端部を夫々の膜本体
1の表面に溶着する。
【0021】これにより、かかる接合部分が被覆される
ため、雨水等の内部への侵入を良好に防止できると共
に、各構成部材の保護が図れることとなり、しかも接合
部分が外部から見えることなく外観体裁良く処理できる
のである。
【0022】尚、上記実施例に於いては、ケーブル9に
両側に一対の膜材を張設する場合について説明したが、
本発明は決してこれに限定されるものではなく、例えば
図3に示すように一方にのみ膜材を張設することも可能
であり、また接合部分は必ずしもカバープレート13及び
カバーシート15により被覆する必要はない。
【0023】さらに、ケーブル9と膜材との接合手段も
上記実施例に限定されない。
【0024】その他、本発明に係る膜構造物の形状等の
具体的な構成も本発明の意図する範囲内に於いて任意に
変更自在である。
【0025】
【発明の効果】叙上の様に、本発明は膜本体の外周端部
に板状の取付金具が設けられてなるために、該膜材をケ
ーブルに取付ける場合には前記取付金具を介して取付け
ることが可能となり、この取付金具を予め膜本体に設け
ておくことにより、かかる取付金具を有しない従来の膜
材に比して、該膜本体の端部の取扱いが簡易なものとな
り、その後に高所で行われる膜材とケーブルとの取付作
業が容易で且つ安全に行えるという格別の効果を得るに
至った。
【0026】また、取付金具により膜本体の端部の補強
が図れるために、ケーブルにより膜材に張力が導入され
ても、膜材の端部が破損するといった事態を良好に回避
できるという効果も奏する。
【0027】また、本発明に係る膜材は、全体の構成が
極めて簡易であるため、安価且つ容易に製作できるとい
う実用的な効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例を示す平面図。
【図2】同一部断面を含む拡大側面図。
【図3】他の実施例を示す一部断面を含む拡大側面図。
【図4】従来例を示す一部断面を含む拡大側面図。
【符号の説明】
1…膜本体 3…取付金具 4…上板 5…下板 9…ケーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膜構造物を形成すべく張架したケーブル
    (9) に張設される膜材に於いて、膜本体(1) の外周端部
    に沿って板状の取付金具(3) が設けられてなることを特
    徴する膜構造物に於ける膜材。
  2. 【請求項2】 前記取付金具(3) が膜本体(1) の外周端
    部を挟持する一対の上板(4) と下板(5) とからなること
    を特徴とする請求項1記載の膜構造物に於ける膜材。
  3. 【請求項3】 前記取付金具(3) にケーブル(9) を挿通
    可能な略U字状の係止体(10)が設けられてなる請求項1
    又は2記載の膜構造物に於ける膜材。
JP24822393A 1993-10-04 1993-10-04 膜構造物に於ける膜材 Pending JPH07109853A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24822393A JPH07109853A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 膜構造物に於ける膜材

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JPH07109853A true JPH07109853A (ja) 1995-04-25

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ID=17175012

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JP24822393A Pending JPH07109853A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 膜構造物に於ける膜材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013221391A (ja) * 2012-04-17 2013-10-28 Tsdesign Ltd 本体を周縁支持したタープなどの張設用シート

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH035649U (ja) * 1989-06-07 1991-01-21
JPH0436234A (ja) * 1990-05-30 1992-02-06 Nitto Denko Corp 粘着製剤

Patent Citations (2)

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JP2013221391A (ja) * 2012-04-17 2013-10-28 Tsdesign Ltd 本体を周縁支持したタープなどの張設用シート

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