JPH07109492A - 非ハロゲン系洗浄剤廃液の再生方法 - Google Patents

非ハロゲン系洗浄剤廃液の再生方法

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JPH07109492A
JPH07109492A JP28052793A JP28052793A JPH07109492A JP H07109492 A JPH07109492 A JP H07109492A JP 28052793 A JP28052793 A JP 28052793A JP 28052793 A JP28052793 A JP 28052793A JP H07109492 A JPH07109492 A JP H07109492A
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JP
Japan
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waste liquid
cleaning agent
glycol ether
ether compound
halogen
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Application number
JP28052793A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Goto
和志 後藤
Yoshikazu Masunari
嘉一 増成
Koji Nishimura
浩司 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arakawa Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Arakawa Chemical Industries Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/20Organic compounds containing oxygen
    • C11D3/2068Ethers

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 グリコールエーテル系化合物のうちの少なく
とも一種、界面活性剤および水を含有してなる非ハロゲ
ン系洗浄剤を、被処理物の洗浄に供した後に生じる該洗
浄剤の廃液から、前記グリコールエーテル系化合物を、
蒸留して回収する。 【効果】 フラックス類や油脂類の洗浄除去に供された
後に生じる特定の非ハロゲン系洗浄剤の廃液から無色、
無臭の性状で、かつその他塩素イオン等を含まない、純
粋のグリコールエーテル系化合物を回収できる。回収さ
れたグリコールエーテル系化合物は、再度特定の非ハロ
ゲン系洗浄剤の調製に使用され、原料のリサイクル化を
図ることができ、経済的である。また産業廃棄物の量を
大幅に低減でき、環境汚染の防止にも貢献できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非ハロゲン系洗浄剤廃
液の再生方法に関する。詳しくは、プリント基板の製作
に使用されるハンダフラックスや、金属部品、非金属部
品、電子部品、ガラス、レンズなどの物品表面に付着し
ている油脂類等の洗浄除去に供された非ハロゲン系洗浄
剤の廃液の再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ハンダフラックスや油脂類の
洗浄剤としては、フロン等の塩素含有炭化水素系溶剤が
使用されていた。しかし、塩素含有炭化水素系溶剤はオ
ゾン層破壊等の環境汚染の問題から、その使用はできな
い。そこで、近時、前記塩素含有炭化水素系溶剤の代替
洗浄剤として種々の非ハロゲン系洗浄剤が開発されてい
る。たとえば、その1つとしてグリコールエーテル系化
合物、界面活性剤および水を含有してなる洗浄剤があげ
られ洗浄力、非引火性等の性能を満足する。
【0003】かかる非ハロゲン系洗浄剤は、プリント基
板や金属部品の被処理物の洗浄に繰り返して使用される
が、該洗浄剤中のフラックス等の濃度が上昇した場合に
は、該フラックス等が被処理物に再付着したり、また洗
浄剤の洗浄力を低下させるため、洗浄剤中のフラックス
等の濃度が所定の濃度になった時点で、該洗浄剤を交換
する必要がある。しかし、こうして生じたフラックス等
を溶かし込んだ前記非ハロゲン系洗浄剤の廃液は、有効
な再生方法が確立されていないため、現状では全て産業
廃棄物として処理せざるを得ない状態である。そのた
め、かかる非ハロゲン系洗浄剤の廃液を再生する方法が
斯界で強く望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、フラックス
類や油脂類の洗浄除去に供された後に生じる特定の非ハ
ロゲン系洗浄剤(グリコールエーテル系化合物、界面活
性剤および水を含有してなる洗浄剤)の廃液の有効な再
生方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記目的を
達成すべく鋭意検討を重ねた結果、前記特定の非ハロゲ
ン系洗浄剤の廃液を蒸留し、または蒸留した後に特定の
処理を施すことにより、前記グリコールエーテル系化合
物を、効率よく回収しうることを見出し、本発明を完成
するに至った。
【0006】すなわち本発明は、一般式(1):
【0007】
【化2】
【0008】(式中、R1 は水素原子または炭素数1〜
5のアルキル基、R2 は水素原子または炭素数1〜5の
アルキル基、R3 は水素原子またはメチル基、nは2〜
4の整数を示す。)で表されるグリコールエーテル系化
合物のうちの少なくとも一種、界面活性剤および水を含
有してなる非ハロゲン系洗浄剤を、被処理物の洗浄に供
した後に生じる該洗浄剤の廃液から、前記グリコールエ
ーテル系化合物を、蒸留して回収することを特徴とする
非ハロゲン系洗浄剤廃液の再生方法、ならびに前記方法
で回収したグリコールエーテル系化合物にさらに特定の
処理を施すことを特徴とする非ハロゲン系洗浄剤廃液の
再生方法に関する。
【0009】本発明の被処理物の洗浄に供される非ハロ
ゲン系洗浄剤の成分のうち前記一般式(1)で表される
グリコールエーテル系化合物としては、たとえば、ジエ
チレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリ
コールジメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエ
チルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテ
ル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレング
リコールジプロピルエーテル、ジエチレングリコールメ
チルプロピルエーテル、ジエチレングリコールエチルプ
ロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエー
テル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、ジエチ
レングリコールメチルブチルエーテル、ジエチレングリ
コールエチルブチルエーテル、ジエチレングリコールプ
ロピルブチルエーテル、ジエチレングリコールモノペン
チルエーテル、ジエチレングリコールジペンチルエーテ
ル、ジエチレングリコールメチルペンチルエーテル、ジ
エチレングリコールエチルペンチルエーテル、ジエチレ
ングリコールプロピルペンチルエーテル、ジエチレング
リコールブチルペンチルエーテル;これらに対応するト
リ−もしくはテトラエチレングリコールエーテル類;こ
れらに対応するジ−、トリ−もしくはテトラプロピレン
グリコールエーテル類等をあげることができる。なお、
一般式(1)中のR1 、R2 は直鎖のアルキル基に限ら
れず分岐鎖のアルキル基も含む。これら化合物は1種を
単独でまたは2種以上を適宜組み合せて使用できる。
【0010】また、界面活性剤としては特に制限されず
各種公知のノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性
剤、カチオン性界面活性剤および両性界面活性剤から選
ばれるいずれか1種を単独でまたは2種以上を適宜組み
合せて使用できる。
【0011】ノニオン性界面活性剤としては、たとえ
ば、ポリオキシエチレンアルキル(アルキル基の炭素数
6以上)エーテル、ポリオキシエチレンフェノールエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル
などのポリエチレングリコールエーテル型ノニオン性界
面活性剤;ポリエチレングリコールモノエステル、ポリ
エチレングリコールジエステル等のポリエチレングリコ
ールエステル型ノニオン性界面活性剤;高級脂肪族アミ
ンのエチレンオキサイド付加物;脂肪酸アミドのエチレ
ンオキサイド付加物;ソルビタン脂肪酸エステル、ショ
糖脂肪酸エステル等の多価アルコール型ノニオン性界面
活性剤;脂肪酸アルカノールアミド等、更にはこれらに
対応するポリオキシプロピレン系ノニオン性界面活性剤
およびポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合
型ノニオン性界面活性剤をあげることができる。
【0012】アニオン性界面活性剤としては、たとえ
ば、高級アルコールの硫酸エステル塩、アルキル硫酸エ
ステル塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩
等の各種公知の硫酸エステル系アニオン性界面活性剤;
アルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩
等の各種公知のスルホン酸塩系アニオン性界面活性剤;
アルキルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキ
ルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルリン酸エステル塩等の各種公知のリン酸エステル系
アニオン性界面活性剤をあげることができる。
【0013】カチオン性界面活性剤としては、たとえ
ば、アルキル化アンモニウム塩、4級アンモニウム塩等
をあげることができ、また両性界面活性剤としては、ア
ミノ酸型、ベタイン型両性界面活性剤をあげることがで
きる。
【0014】前記非ハロゲン系洗浄剤中のグリコールエ
ーテル系化合物、界面活性剤および水の割合は特に限定
されるものではなく、被処理物の種類、フラックスまた
は油脂類等の種類により適宜に決定すればよい。一般的
には、前記グリコールエーテル系化合物:界面活性剤の
使用割合は、洗浄力の点から、夫々、40〜95重量部
程度:5〜60重量部程度、好ましくは45〜90重量
部:10〜45重量部であるのがよい。また、水は洗浄
剤の非引火性を保持する必要性から必須成分として使用
されるものであり、通常前記グリコールエーテル系化合
物と界面活性剤の合計量100重量部に対し2〜20重
量部程度、好ましくは3〜15重量部である。
【0015】本発明の非ハロゲン系洗浄剤廃液とは、前
記非ハロゲン系洗浄剤を被処理物の洗浄に供した後に生
じる該洗浄剤の廃液をいう。被処理物とはハンダフラッ
クスの付着しているプリント基板や、油脂類の付着して
いる金属部品、非金属部品、電子部品、ガラス、レンズ
などをいい、洗浄剤廃液とは該被処理物から洗浄除去さ
れたハンダフラックス(ロジン類、アミン類、酸類等を
含有)、油脂類等の他、金属類等が洗浄剤中に溶け込ん
だものをいう。また、一般的には、該洗浄剤中のフラッ
クス等の濃度が10重量%程度以上のものを廃液という
が、本発明の再生方法の対象となる廃液中のフラックス
の濃度は特に限定されない。したがって、フラックス等
の濃度が10重量%以下の廃液に本発明を適用してもよ
い。さらには、本発明は前記非ハロゲン系洗浄剤廃液の
みならず、本発明で使用する洗浄剤を含んだすすぎ水、
またはそのすすぎ水を濃縮した液にも同様に適用でき
る。すなわち、本発明の非ハロゲン系洗浄剤廃液とは、
洗浄剤を含んだすすぎ水、またはそのすすぎ水を濃縮し
た液を包含する概念である。
【0016】本発明は、前記非ハロゲン系洗浄剤廃液
を、蒸留することにより該洗浄剤の廃液から、前記グリ
コールエーテル系化合物を、回収して、該洗浄剤の廃液
を再生しようとするものである。すなわち、該洗浄剤の
廃液中の各成分の、沸点の違い(沸点はそれぞれ、グリ
コールエーテル系化合物は通常120〜300℃程度で
あり、界面活性剤は難揮発性であり、水は100℃であ
り、フラックス等は通常3mmHgの減圧下で通常22
0〜260℃程度である。)により、グリコールエーテ
ル系化合物のみを蒸留して再生しようとするものであ
る。
【0017】蒸留は、一般的には、水およびグリコール
エーテル系化合物の初留を除去した後に、グリコールエ
ーテル系化合物の主留を蒸留する。蒸留は、常圧または
減圧のいずれの条件下にも行うことができ、また蒸留温
度は洗浄剤の廃液に含まれるグリコールエーテル系化合
物の沸点に応じて適宜に決定すればよいが、蒸留温度が
高くなるに従いグリコールエーテル系化合物の分解が起
こりやすくなるため、比較的低温で蒸留できる減圧下で
蒸留を行うのがよい。かかる蒸留操作により、洗浄剤の
廃液中のグリコールエーテル系化合物を、殆ど定量的に
回収できる。
【0018】また、前記洗浄剤の廃液から、グリコール
エーテル系化合物を蒸留する際には、該グリコールエー
テル系化合物が酸化分解されて、回収されたグリコール
エーテル系化合物が異臭を発生する場合があるため、蒸
留にあたっては該洗浄剤の廃液中に酸化防止剤を存在さ
せておくのが好ましい。かかる酸化防止剤は、該洗浄剤
の廃液に添加してもよく、被処理物の洗浄に供される前
または洗浄中に該洗浄剤に添加していてもよい。
【0019】前記酸化防止剤の使用量は、特に制限はな
いが、該洗浄剤の廃液中のグリコールエーテル系化合物
100重量部に対して、通常0.5重量部程度以下とさ
れる。好ましくは0.01〜0.5重量部である。0.
5重量部を越えて使用しても特に酸化分解防止効果に差
がないからである。
【0020】酸化防止剤としては、フェノール系酸化防
止剤、アミン系酸化防止剤、イオウ系酸化防止剤、リン
系酸化防止剤等の各種公知のものを特に制限なく使用で
きるが、特にフェノール系酸化防止剤を使用するのが好
ましい。
【0021】フェノール系酸化防止剤としては、たとえ
ば、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、
トリエチレングリコール−ビス〔3−(3−t−ブチル
−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト〕、1,6−ヘキサンジオール−ビス〔3−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート〕、2,4−ビス−(n−オクチルチオ)−6−
(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)
−1,3,5−トリアジン、ペンタエリスリチル−テト
ラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート〕、2,2−チオ−ジエチ
レンビス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネート〕、オクタドデシル−3
−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート〕、N,N, −ヘキサメチレンビス
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ−ヒドロシ
ンナミド)、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
−ベンジルフォスフォネート−ジエチルエステル、1,
3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、
2,4−ビス〔(オクチルチオ)メチル〕−o−クレゾ
ール等をあげることができる。
【0022】アミン系酸化防止剤としては、たとえば、
アルキル化ジフェニルアミン、トリス−(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−イソシアヌレ
ート、N,N, −ジ−sec−ブチル−p−フェニレン
ジアミン、p−フェニレンジアミン誘導体、1,3,5
−トリス(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−
ジメチル)イソシアヌレート等をあげることができる。
【0023】イオウ系酸化防止剤としては、たとえば、
2,4−ビス〔(オクチルチオ)メチル〕−o−クレゾ
ール、ジラウリル−3,3, −チオジプロピオネート、
ジミリスチル−3,3, −チオジプロピオネート、ジス
テアリルー3,3, −チオジプロピオネート、ペンタエ
リスリチルテトラキス(3−ラウリルチオプロピオネー
ト)、ジトリデシルー3,3, −チオジプロピオネー
ト、2−メルカプトベンズイミダゾール、ビス〔2−メ
チル−4−(3−n−アルキルチオプロピオニルオキ
シ)−5−t−ブチルフェニル〕スルフィド等をあげる
ことができる。
【0024】リン系酸化防止剤としては、たとえば、ト
リス−ノニルフェニルフォスファイト、トリフェニルフ
ォスファイト、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニ
ル)フォスファイト、トリス(イソデシル)フォスファ
イト等をあげることができる。
【0025】また、前記洗浄剤の廃液が、フラックス等
に由来する塩素イオン(塩酸)を含有する場合には、蒸
留する際には釜等の腐食原因となり、また回収して再使
用する場合には被処理物である基板や金属等の腐食の原
因になるため、該洗浄剤の廃液から、グリコールエーテ
ル系化合物を蒸留する前に、アルカリ系の中和剤を添加
して、塩素イオンを中和しておくのがよい。
【0026】また、該洗浄剤の廃液が、フラックス等に
由来するアミン類を含有する場合には、蒸留回収された
グリコールエーテル系化合物もアミン臭を有することに
なるため、該洗浄剤の廃液にアルカリ系の中和剤を添加
して、該洗浄剤の廃液をアルカリ性にすることにより、
すべてのアミン類を、低沸点物として除去される水分中
に移行させておくのがよい。
【0027】本発明のアルカリ系の中和剤としては、特
に制限されず各種公知の無機塩基性化合物の水溶液を使
用できる。無機塩基性化合物は、通常は、10%程度の
濃度の水溶液として使用され、またその使用量は洗浄剤
の廃液のpHに応じて所望のpHとなるように適宜に決
定される。なお、廃液のpHをアルカリ性にする場合に
は、通常pH8〜10程度になるように調整するのがよ
い。
【0028】無機塩基性化合物としては、たとえば、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、水
酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等のアルカリ金属
またはアルカリ土類金属の水酸化物や、炭酸ナトリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリ
ウム、炭酸リチウム、炭酸水素リチウム等の塩基性金属
塩等をあげることができる。これらのなかでも特に水酸
化ナトリウムまたは水酸化カリウムが溶解性および経済
性の点から好ましい。
【0029】また、蒸留に際し、洗浄剤の廃液に該廃液
の重量の10重量%以上の水を加えることにより、有機
酸、アミン類等の異臭物質を共沸除去することもでき
る。水の使用量の上限は特に限定されないが、通常は洗
浄剤の廃液の重量の100〜300重量%程度とするの
がよい。
【0030】また、本発明においては、前記蒸留回収し
たグリコールエーテル系化合物を、活性炭で処理するこ
とにより、グリコールエーテル系化合物中に微量に残存
している物質を除去し、脱臭することもできる。活性炭
による処理法は、公知のろ過法、流通法等の手段を採用
できる。
【0031】本発明においては、前記蒸留回収したグリ
コールエーテル系化合物の臭気が完全に除かれていない
場合には、前記蒸留回収したグリコールエーテル系化合
物中に微量に残存している異臭物質を、水蒸気蒸留によ
り除去することができる。また、前記蒸留回収したグリ
コールエーテル系化合物に水を添加した後に、水ととも
に異臭物質を共沸除去する手段も採用できる。なお、水
蒸気蒸留または共沸除去に使用される水の使用量は、蒸
留回収したグリコールエーテル系化合物の重量の10重
量%以上とされ、通常は100〜300重量%とするの
がよい。
【0032】さらには、蒸留回収したグリコールエーテ
ル系化合物が着色等している場合には、再度、蒸留によ
りグリコールエーテル系化合物を精製して、脱色するこ
ともできる。
【0033】なお、水蒸気蒸留、共沸除去または再度蒸
留する場合もグリコールエーテル系化合物の酸化分解を
抑えるため酸化防止剤を加えておくのが好ましい。
【0034】
【発明の効果】本発明の方法によれば、フラックス類や
油脂類の洗浄除去に供された後に生じる特定の非ハロゲ
ン系洗浄剤(グリコールエーテル系化合物、界面活性剤
および水を含有してなる洗浄剤)の廃液から無色、無臭
の性状で、かつその他塩素イオン等を含まない、純粋の
グリコールエーテル系化合物を回収できる。その結果、
回収されたグリコールエーテル系化合物は、再度特定の
非ハロゲン系洗浄剤の調製に使用され、原料のリサイク
ル化を図ることができ、経済的である。また産業廃棄物
の量を大幅に低減でき、環境汚染の防止にも貢献でき
る。
【0035】
【実施例】以下、実施例をあげ、本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるも
のではない。
【0036】実施例1 ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテル60重
量部、ポリエチレングリコールアルキルエーテル型ノニ
オン性界面活性剤(第一工業製薬(株)製、商品名「ノ
イゲンET−135」)20重量部、ポストフラックス
(日本アルファメタルズ(株)製、商品名「ソルボンド
R5003」)10重量部および純水10重量部を混合
して廃液Aを調製した。この廃液Aを温度計、撹拌機、
減圧ポンプ、精留塔および冷却管を備えた四つ口フラス
コに入れ、まず30〜50℃、25mmHgの条件で、
初留(水分)10重量部を除去した。次いで、同減圧下
に温度を125℃まで上げ、主留カット分(ジエチレン
グリコールモノイソプロピルエーテル)5重量部を除去
し、さらに温度を130℃まで上げ、主留(ジエチレン
グリコールモノイソプロピルエーテル)を蒸留し、ジエ
チレングリコールモノイソプロピルエーテル(1)50
重量部を回収した。
【0037】実施例2 実施例1において、廃液Aに2,6−ジ−t−ブチル−
4−メチルフェノール(吉富製薬株式会社製、商品名
「ヨシノックスBHT」、フェノール系酸化防止剤)
0.1重量部を添加した以外は実施例1と同様にして蒸
留を行い、ジエチレングリコールモノイソプロピルエー
テル(2)50重量部を回収した。
【0038】実施例3 実施例1において、廃液Aにペンタエリスリチル−テト
ラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート〕(チバガイギー(株)
製、商品名「イルガノックス1010」、フェノール系
酸化防止剤)0.1重量部を添加した以外は実施例1と
同様にして蒸留を行い、ジエチレングリコールモノイソ
プロピルエーテル(3)50重量部を回収した。
【0039】実施例4 実施例2において、廃液Aに、さらに10重量%水酸化
ナトリウム水溶液1.0重量部を添加した以外は実施例
2と同様にして蒸留を行い、ジエチレングリコールモノ
イソプロピルエーテル(4)50重量部を回収した。な
お、水酸化ナトリウム水溶液添加後の廃液を、脱イオン
水にて5重量%に調整した水溶液のpHは7.3であっ
た。
【0040】実施例5 実施例2において、廃液Aに、さらに10重量%水酸化
カリウム水溶液1.0重量部を添加した以外は実施例2
と同様にして蒸留を行い、ジエチレングリコールモノイ
ソプロピルエーテル(5)50重量部を回収した。な
お、水酸化カリウム水溶液添加後の廃液を、脱イオン水
にて5重量%に調整したした水溶液のpHは7.0であ
った。
【0041】実施例6 温度計、撹拌機、水蒸気発生装置、精留塔および冷却管
を備えた四つ口フラスコに、実施例2で回収したジエチ
レングリコールモノイソプロピルエーテル(2)100
重量部および2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェ
ノール(吉富製薬(株)製、商品名「ヨシノックスBH
T」、フェノール系酸化防止剤)0.1重量部を入れ、
撹拌しながら、約110℃まで昇温した。次いで、水蒸
気発生装置から発生した水蒸気100重量部を、約3時
間かけて、フラスコの液中にてバブリングして、脱臭を
行い、ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテル
(6)100重量部を回収した。
【0042】実施例7 温度計、撹拌機、減圧ポンプ、精留塔および冷却管を備
えた四つ口フラスコに、実施例6で回収したジエチレン
グリコールモノイソプロピルエーテル(6)100重量
部を入れ、25mmHgの減圧下、130℃で蒸留を行
い、ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテル
(7)95重量部を回収した。
【0043】実施例8 温度計、撹拌機、減圧ポンプ、精留塔および冷却管を備
えた四つ口フラスコに、実施例2で回収したジエチレン
グリコールモノイソプロピルエーテル(2)100重量
部、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール
(吉富製薬(株)製、商品名「ヨシノックスBHT」、
フェノール系酸化防止剤)0.1重量部および脱イオン
水100重量部を入れ、撹拌しながら、約50℃まで昇
温した。次いで、約5mmHgに減圧して、水分を除去
して、脱臭を行い、ジエチレングリコールモノイソプロ
ピルエーテル(8)100重量部を回収した。
【0044】実施例9 実施例6において、実施例2で回収したジエチレングリ
コールモノイソプロピルエーテル(2)に代えて、実施
例4で回収したジエチレングリコールモノイソプロピル
エーテル(4)を使用した他は、実施例6と同様の操作
を行い、ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテ
ル(9)100重量部を回収した。
【0045】実施例10 実施例7において、実施例6で回収したジエチレングリ
コールモノイソプロピルエーテル(6)に代えて、実施
例9で回収したジエチレングリコールモノイソプロピル
エーテル(9)を使用した他は、実施例7と同様の操作
を行い、ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテ
ル(10)95重量部を回収した。
【0046】実施例11 実施例8において、実施例2で回収したジエチレングリ
コールモノイソプロピルエーテル(2)に代えて、実施
例4で回収したジエチレングリコールモノイソプロピル
エーテル(4)を使用した他は、実施例8と同様の操作
を行い、ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテ
ル(11)100重量部を回収した。
【0047】実施例12 実施例2において、廃液Aに、さらに10重量%水酸化
ナトリウム水溶液2.0重量部および脱イオン水100
重量部を添加した以外は、実施例2と同様にして蒸留を
行い、ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテル
(12)50重量部を回収した。
【0048】実施例13 実施例1で回収したジエチレングリコールモノイソプロ
ピルエーテル(1)100重量部およびヤシガラ活性炭
5重量部をビーカーに入れ、30分間撹拌した後、濾紙
にて活性炭を濾過し、ジエチレングリコールモノイソプ
ロピルエーテル(13)100重量部を得た。
【0049】実施例14〜17 実施例9〜12において、廃液Aの調製に用いたジエチ
レングリコールモノイソプロピルエーテルの代わりに、
ジエチレングリコールモノブチルエーテルを用いた以外
は、実施例9〜12と同様の操作を行い、ジエチレング
リコールモノブチルエーテル(14、15、16、1
7)のそれぞれ同重量部を回収した。
【0050】実施例18〜21 実施例9〜12において、廃液Aの調製に用いたポスト
フラックスの代わりに、クリ−ムハンダ(タムラ化研
(株)製、商品名「ソルダ−ペ−スト HQ−1025
CP」)を用いた以外は、実施例9〜12と同様の操作
を行い、ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテ
ル(18、19、20、21)のそれぞれ同重量部を回
収した。
【0051】実施例22〜25 実施例9〜12において、廃液Aの調製に用いたポスト
フラックスの代わりに、切削油(日本石油(株)製、商
品名「ユニカットTH15」)を用いた以外は、実施例
9〜12と同様の操作を行い、ジエチレングリコールモ
ノイソプロピルエーテル(22、23、24、25)の
それぞれ同重量部を回収した。
【0052】実施例26 ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテル6重量
部、ポリエチレングリコールアルキルエーテル型ノニオ
ン性界面活性剤(第一工業製薬(株)製、商品名「ノイ
ゲンET−135」)2重量部、ポストフラックス(日
本アルファメタルズ(株)製、商品名「ソルボンドR5
003」)1重量部および水道水91重量部を混合して
すすぎ廃液Bを調製した。このすすぎ廃液Bを実施例1
と同様の操作で蒸留し、ジエチレングリコールモノイソ
プロピルエーテル(1)5重量部を回収した。
【0053】以上の実施例により回収されたグリコール
エーテル系化合物について、以下の分析を行った。結果
を表1および表2に示す。なお、表1には廃液Aの分析
結果も示す。
【0054】(1)グリコールエーテル系化合物成分の
分析 回収したグリコールエーテル系化合物を、ガスクロマト
グラフィ−(日立製作所製「G−3000」、カラム−
OV−1、温度−70〜250℃、昇温速度−20℃/
分)にて測定を行った。面積比から計算したグリコール
エーテル系化合物(a)以外の成分の割合を示す
(%)。
【0055】(2)臭気 回収されたグリコールエーテル系化合物の臭いを以下の
基準で判断した。 ○−−全く異臭なし。 △−−かすかに異臭を感じた。 ×−−直ちに、異臭が残っていると感じた。
【0056】(3)色調 回収されたグリコールエーテル系化合物の外観を目視に
より、以下の基準で判断した。 ○−−無色透明でる。 △−−着色しているが透明である。 ×−−着色していて、かつ不透明である。
【0057】(4)塩素イオン濃度 回収されたグリコールエーテル系化合物の超純水により
希釈された1重量%水溶液をイオンクロマトグラフィー
で測定したピーク面積を塩素イオン標準液のピーク面積
と比較することにより塩素イオン濃度を算出した。(な
お、表中の値は、グリコールエーテル系化合物100
(%)に換算した値を示す。)。
【0058】
【表1】
【0059】なお、廃液Aの臭気は実施例1以上の異臭
であった。
【0060】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 7:26)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1): 【化1】 (式中、R1 は水素原子または炭素数1〜5のアルキル
    基、R2 は水素原子または炭素数1〜5のアルキル基、
    3 は水素原子またはメチル基、nは2〜4の整数を示
    す。)で表されるグリコールエーテル系化合物のうちの
    少なくとも一種、界面活性剤および水を含有してなる非
    ハロゲン系洗浄剤を、被処理物の洗浄に供した後に生じ
    る該洗浄剤の廃液から、前記グリコールエーテル系化合
    物を、蒸留して回収することを特徴とする非ハロゲン系
    洗浄剤廃液の再生方法。
  2. 【請求項2】 蒸留に際し、洗浄剤の廃液中に酸化防止
    剤を存在させることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 蒸留前に、洗浄剤の廃液にアルカリ系の
    中和剤を添加して、該洗浄剤の廃液を中性またはアルカ
    リ性にすることを特徴とする請求項1または2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 蒸留に際し、洗浄剤の廃液に該廃液の
    0.1重量倍以上の水を加えることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかで回収したグリ
    コールエーテル系化合物を、さらに活性炭で処理するこ
    とを特徴とする非ハロゲン系洗浄剤廃液の再生方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかで回収したグリ
    コールエーテル系化合物中に残存する異臭物質を、水蒸
    気蒸留により除去することを特徴とする非ハロゲン系洗
    浄剤廃液の再生方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかで回収したグリ
    コールエーテル系化合物中に残存する異臭物質を、該グ
    リコールエーテル系化合物に水を添加した後に水ととも
    に共沸除去することを特徴とする非ハロゲン系洗浄剤廃
    液の再生方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかで回収したグリ
    コールエーテル系化合物を、さらに蒸留することを特徴
    とする非ハロゲン系洗浄剤廃液の再生方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07268389A (ja) * 1994-03-29 1995-10-17 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 精密部品類の洗浄方法
KR19980027825A (ko) * 1996-10-18 1998-07-15 성재갑 자동차 창유리 세정제 조성물
JP2004517709A (ja) * 2000-04-28 2004-06-17 イーイーティー コーポレイション 電気透析膜及びガスケット積層システム
JP2011509930A (ja) * 2008-01-14 2011-03-31 ライオンデル ケミカル テクノロジー、 エル.ピー. プロピレングリコールモノアルキルエーテルの精製

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KR19980027825A (ko) * 1996-10-18 1998-07-15 성재갑 자동차 창유리 세정제 조성물
JP2004517709A (ja) * 2000-04-28 2004-06-17 イーイーティー コーポレイション 電気透析膜及びガスケット積層システム
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