JPH0710943U - ウエハキャリア位置決め機構 - Google Patents

ウエハキャリア位置決め機構

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JPH0710943U
JPH0710943U JP4272893U JP4272893U JPH0710943U JP H0710943 U JPH0710943 U JP H0710943U JP 4272893 U JP4272893 U JP 4272893U JP 4272893 U JP4272893 U JP 4272893U JP H0710943 U JPH0710943 U JP H0710943U
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JP
Japan
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wafer carrier
positioning mechanism
leaf springs
carrier
pressing
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JP4272893U
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JP2587362Y2 (ja
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茂 水川
健夫 山中
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Sumitomo Precision Products Co Ltd
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Sumitomo Precision Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄槽20内に位置決めされたウエハキャリ
ア10の浮き上がりを防ぐ。ウエハキャリア10の着脱
操作を複雑にしない。 【構成】 位置決めされたウエハキャリア10を挟んで
対向する一対の板バネ32,32を設ける。板バネ3
2,32の上端に、ウエハキャリア10の上縁部に係合
する押さえブロック33,33を取り付ける。ウエハキ
ャリア10を着脱するときに、押さえブロック33,3
3の間隔が広がるように、それぞれの上面33aおよび
下面33bを傾斜させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ウエハを収納するウエハキャリアの洗浄装置等に使用されるウエハ キャリア位置決め機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
ウエハキャリアを自動洗浄するキャリア洗浄装置では、洗浄槽内の所定位置に ウエハキャリアを位置決めする必要がある。従来の位置決め機構としては、図1 に示すように、洗浄槽の槽底面に載置されたウエハキャリア10の四隅部を、槽 底面に設けた4つの位置決めブロック11により包囲して係止するものが多用さ れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このようなウエハキャリア位置決め機構は、ウエハキャリアを簡単に着脱でき る利点がある。また、キャリア材質が、洗浄槽に収容される洗浄液より比重が大 きい石英、テフロン等の場合は、ウエハキャリアが浮上するおそれもない。しか し、ウエハキャリアがポリプロピレンのような洗浄液より比重が小さい材質で形 成されている場合は、ウエハキャリアの浮き上がりを防止できないという問題が ある。
【0004】 本考案の目的は、ウエハキャリアの着脱が容易で、しかも、その浮上を確実に 防止できるウエハキャリア位置決め機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のウエハキャリア位置決め機構は、ウエハキャリアが載置されるキャリ ア載置面上にウエハキャリアを位置決めする位置決め機構において、 キャリア載置面上に位置決めされたウエハキャリアを挟んで対向する少なくと も一対の板バネをキャリア載置面に立設し、各板バネの上端部に、ウエハキャリ アの上縁部に係合する押さえブロックを取り付けると共に、対向する板バネの間 にウエハキャリアを挿入するときに押さえブロックが互いに離反するように押さ えブロックの上面を傾斜させ、また、対向する板バネの間からウエハキャリアを 引き上げるときに押さえブロックから互いに離反するように押さえブロックの下 面を傾斜させたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
一対の板バネの上端部に連結した押さえブロックがウエハキャリアの上縁部に 係合することにより、ウエハキャリアの浮き上がりが防止される。ウエハキャリ アをセットするとき、即ち一対の板バネの間にウエハキャリアを挿入するときも 、ウエハキャリアを取り外すとき、即ち一対の板バネの間からウエハキャリアを 引き上げるときも、一対の板バネが外側に撓んで押さえブロックの間隔が広がる ので、押さえブロックはウエハキャリアの着脱の妨げにならない。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図2は本考案のウエハキャ リア位置決め機構の一例を示す斜視図、図3はそのウエハキャリア位置決め機構 を用いた洗浄槽の縦断面図である。
【0008】 洗浄槽20は、槽本体21の中に堰22を設け、堰22の内側の槽底上にウエ ハキャリア10を位置決めする構成となっている。ウエハキャリア10は、一対 の側板11,11の内面に多数の縦溝を設け、その縦溝により、一対の端板12 ,12の間に多数枚のウエハを並列させて支持するようになっている。端板12 ,12の上部は半円形あるいは台形状に切り欠かれている。
【0009】 洗浄液は、槽底に接続した供給管23から堰22の内側に供給され、ウエハキ ャリア10の洗浄に用いられた後、堰22の外側にオバーフローする。オバーフ ロー液は槽底に接続した廃液管24から逐次排出される。洗浄後には堰22より 内側の洗浄液が、槽底に接続した廃液管25から槽外へ排出される。
【0010】 ウエハキャリア位置決め機構30は、槽底面の4箇所に突設された位置決めブ ロック31を有する。4つの位置決めブロック31は、上方から見てL状に屈曲 し、槽底面に載置されたウエハキャリア10の四隅部を係止して、ウエハキャリ ア10を水平方向に位置決めする。
【0011】 両側の位置決めブロック31,31間および31,31間には、槽底面から上 方に延びる板バネ32,32がそれぞれ配設されている。板バネ32,32は槽 底上に位置決めされたウエハキャリア10の端板12,12に若干の隙間をあけ てそれぞれ対向し、上端部は外側に若干折れ曲がっている。板バネ32,32の 上端には、ウエハキャリア10の端板12,12の上縁部に係合する押さえブロ ック33,33がそれぞれ取り付けられている。
【0012】 ウエハキャリア10は、板バネ32,32の間に上方から挿入されて、位置決 めブロック31により所定位置に固定される。ウエハキャリア10を取り出すと きは、そのウエハキャリア10を板バネ32,32の間から上方へ引き抜く。
【0013】 押さえブロック33,33の上面33a,33aは、板バネ32,32の間に ウエハキャリア10を挿入するときに、板バネ32,32が外側へ撓んで押さえ ブロック33,33が相反する方向へ移動するように、内側へ向かって下方へ急 傾斜したガイド面になっている。
【0014】 押さえブロック33,33の下面33b,33bは、位置決め箇所にセットさ れたウエハキャリア10の浮上を阻止し、且つ、そのウエハキャリア10を板バ ネ32,32の間から上方へ強制的に引き抜くときには、押さえブロック33, 33が外側へ容易に移動するように、内側へ向かって上方へ緩傾斜したガイド面 になっている。
【0015】 板バネ32,32の材質としては、弾性を有し、腐食しにくいステンレスや樹 脂等を用いるのが良い。また、押さえブロック33,33の材質としては、ウエ ハキャリア10を疵付けないように、樹脂等の軟質材を用いるのが良い。
【0016】 このようなウエハキャリア位置決め機構30によると、位置決めブロック31 により所定位置に固定されたウエハキャリア10が、押さえブロック33,33 によって上方から保持されるので、ウエハキャリア10の材質が、洗浄槽20内 に導入される洗浄液より小さい比重の場合も、ウエハキャリア10の浮き上がり が防止される。
【0017】 また、位置決め箇所にウエハキャリア10をセットするときには、その操作に 伴って板バネ32,32が外側へ撓んで押さえブロック33,33の間が広がり 、ウエハキャリア10を取り出すときにも、その操作に伴って板バネ32,32 が外側へ撓んで押さえブロック33,33の間が広がる。そのため、押さえブロ ック33,33は、ウエハキャリア10の着脱の妨げにならない。従って、従来 どおりの簡単な操作性を維持したまま、ウエハキャリア10の浮き上がりが防止 される。
【0018】 また、ウエハキャリア10において押さえブロック33,33が接触する端板 12,12の上縁部は、ウエハが接触しない部分であるので、押さえブロック3 3,33の接触によってここに若干の汚れが残ったとしても、ウエハを汚染する 原因にはならない。
【0019】 なお、上記実施例では、ウエハキャリア10の端板12,12の上縁部を押さ えるようにしているが、洗浄必要箇所以外ならば他の場所を押さえてもよく、そ の数についても2箇所に限らず、3箇所以上を押さえるようにしてもよい。すな わち、板バネおよび押さえブロックは3組以上設けることが可能である。
【0020】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案のウエハキャリア位置決め機構は、キ ャリア載置面上に位置決めされたウエハキャリアを押さえブロックにより上方か ら保持するので、ウエハキャリアの浮き上がりを防止することができる。また、 押さえブロックを板バネに取り付け、且つその上下面を傾斜させたことにより、 ウエハキャリアのセットおよび取り外しに伴って押さえブロックがウエハキャリ アから自然に外れるので、ウエハキャリアの着脱が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のウエハキャリア位置決め機構を示す斜視
図である。
【図2】本考案のウエハキャリア位置決め機構の一例を
示す斜視図である。
【図3】本考案のウエハキャリア位置決め機構の使用例
を示す洗浄槽の縦断面図である。
【符号の説明】
10 ウエハキャリア 20 洗浄槽 30 ウエハキャリア位置決め機構 31 位置決めブロック 32 板バネ 33 押さえブロック 33a 押さえブロック33の上面 33b 押さえブロック33の下面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハキャリアが載置されるキャリア載
    置面上にウエハキャリアを位置決めする位置決め機構に
    おいて、 キャリア載置面上に位置決めされたウエハキャリアを挟
    んで対向する少なくとも一対の板バネをキャリア載置面
    に立設し、各板バネの上端部に、ウエハキャリアの上縁
    部に係合する押さえブロックを取り付けると共に、対向
    する板バネの間にウエハキャリアを挿入するときに押さ
    えブロックが互いに離反するように押さえブロックの上
    面を傾斜させ、また、対向する板バネの間からウエハキ
    ャリアを引き上げるときに押さえブロックから互いに離
    反するように押さえブロックの下面を傾斜させたことを
    特徴とするウエハキャリア位置決め機構。
JP1993042728U 1993-07-07 1993-07-07 ウエハキャリア位置決め機構 Expired - Lifetime JP2587362Y2 (ja)

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JPH0710943U true JPH0710943U (ja) 1995-02-14
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ID=12644123

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11923224B2 (en) 2018-09-06 2024-03-05 Mitsubishi Electric Corporation Carrier positioning member and carrier placement platform

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61189025U (ja) * 1985-05-20 1986-11-25
JPH03156954A (ja) * 1989-11-15 1991-07-04 Ebara Corp ウエハキャリヤの洗浄槽に設けられる位置決め装置
JPH0574923A (ja) * 1991-09-18 1993-03-26 Seiko Epson Corp ウエハ保持器の保持装置

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