JP2999064B2 - ウエット処理装置 - Google Patents

ウエット処理装置

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JP2999064B2 JP14673492A JP14673492A JP2999064B2 JP 2999064 B2 JP2999064 B2 JP 2999064B2 JP 14673492 A JP14673492 A JP 14673492A JP 14673492 A JP14673492 A JP 14673492A JP 2999064 B2 JP2999064 B2 JP 2999064B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子デバイス用基板に
対し各種薬液を使用して所望の表面処理を行うウエット
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の実公平2−34823号公報に記
載されている装置は図10、11に示すように、処理槽
Aは内側の槽B及び外側の槽Cよりなり、内側の槽Bよ
りオーバーフローした液を外側の槽Cに溜め、これを循
環ポンプPにて内側の槽Bに設けた多孔板で形成した整
流板Dを経由して内槽Cに流入させ、整流板D上に固定
した基板保持具E、Eで保持している基板Fの表面に均
一に接触させて洗浄を行っていた。前記従来の装置にあ
っては基板保持具E、Eは処理槽Aに固定された状態に
あるため、高温薬液使用時のヒートサイクル等により内
側の槽B、外側の槽C及び基板保持具E、Eが変形して
位置ずれが生じ、基板FのハンドHによる搬送にミスが
発生するおそれがあった。又、万一の破損時には再調整
及び再製作に時間と多額の費用がかかる問題があった。
又、図10、11に示す実公平2−34823号公報に
記載されている装置にあっては、ハンドHは水平及び昇
降する挾持部Iの両側に挾持駆動杆J、Jを設け、両挾
持駆動杆J、Jに夫々片持状の支持杆Kを両端に設け、
両側の支持杆Kを連結する1対の基板挾持板Lに所定個
数の平行な基板挾持用溝Mを設けている。又、図12に
示す特公昭63−3455号公報に記載されているハン
ドHは、両挾付け片N、Nに夫々爪片0、0を上下に突
設している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の両ハンドH
はいずれも、基板Fの重心Gに対し、この上下方向を挾
持するようになっている。基板Fの大型化に伴い基板保
持具E、E内での倒れ量が増し、これに伴い隣接する基
板を同じ基板挾持用溝Mで挾持したり、挾持の際に基板
を破損するという不都合が生じていた。前記問題を解決
するために、基板保持具を傾斜させたり、溝形状を傾斜
させる手段も考えられるが、挿入時及び引上げ時に鉛直
方向動作のみでは、基板への損傷が発生する恐れがあ
り、採用することができなかった。そこで、本発明にお
いては基板保持具を処理槽内に宙吊り状態で保持固定
し、ヒートサイクル等による影響を抑えると共に、ハン
ドにおいては重心近傍と下部とを4点支持するようにし
て基板が傾斜していても確実に保持することができる様
にして上記課題を解決せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は処理槽1内に浸
漬して薬液によってウエット処理される基板Fの周縁下
部を縦置き状態で載置させる3本以上の平行した基板保
持具9,9´の長手方向両端に垂直に立上った支持片
7,7を設け、該支持片7,7の上端から外側に向かっ
て載置片8を水平に延設せしめた基板保持用受台6の前
記基板保持具9,9′を、処理槽1外に設けられた受台
用載置台5に前記載置片8を載置せしめることにより、
処理槽1内周壁面及び底面との間にわずかな間隔を保っ
て、宙吊り状態で処理槽1内に保持固定せしめると共
に、基板Fの下部及び重心近傍周縁の2ヶ所を挾持する
挾持板16,16′,17,17′を、開閉する対向し
た一対の挾持腕15,15′に有し、基板Fを下から掬
い上げる様に挾持して処理槽1内の基板保持具9,9′
への基板Fの受け渡しを行う搬送装置11を処理槽1外
に設置してウエット処理装置を構成することにより、上
記課題を解決せんとするものである。
【0005】
【作用】本発明は前記のように構成したもので、処理槽
1内同壁面及び底面との間にわずかな間隔を保って宙吊
り状態で保持固定された基板保持用受台の3個以上の基
板保持具で基板を支持し、薬液で基板を処理した後に搬
送装置の挾持腕を開いた状態で下降させ、基板の下方ま
で挾持腕を下降させた後に挾持腕を閉じ、挾持腕に設け
た挾持板の挿入溝に基板の重心近傍及び下部の4箇所を
挿入保持する。その後、搬送装置を上昇させて処理槽外
に基板を搬出する。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1、2に基いて詳細に説
明すると、処理槽1は内側の槽2と外側の槽3とで形成
され、オーバフローした薬液を外側の槽3に滞留させる
ようになっている。そして、処理槽1の外側には保護槽
4が設置されている。この保護槽4の上部両側には受台
用載置台5、5を突設し、処理槽1の内側の槽2内に位
置せしめる基板保持用受台6を宙吊り状態で支持するよ
うになっている。基板保持用受台6は両側に支持片7、
7を設け、両支持片7、7の上端両外側に載置片8、8
を夫々突設し、この載置片8、8を前記受台用載置台
5、5上に載置して固定するようになっている。一方、
支持片7、7の下端には両支持片7、7を連結するよう
に3個の基板保持具9、9´、9を設けており、中間の
基板保持具9´は高さを低く形成し、各基板保持具9、
9´、9に夫々Y字形をした保持溝10、10…を多数
設けて基板Fを縦置き状態で挿入保持するようになって
いる。尚、基板保持具は3箇所を設けるように説明した
が4箇所に設けてもよいもので、液流に対して邪魔にな
らないように薄板で形成し、材質は石英、炭化ケイ素或
いは合成樹脂を用いる。一方、搬送装置11は図1に示
すように構成している。即ち、昇降及び水平移動するよ
うに設けた駆動部材12にロッド13を介して取付けた
支持台14の両側に開閉できる一対の挾持腕15、15
を夫々設けている。尚、駆動部材12には支持台14を
矢印に示すように水平方向に微調整できるよう、ラック
ピニオン機構、モータ及びシリンダ等が使用される。挾
持腕15、15´は夫々下端を中央側に折曲げた形状に
形成し、両側の挾持腕15、15及び15´、15´を
連結するように挾持板16、16´を下部に、又基板F
の重心G近傍に位置する箇所に挾持板17、17´をそ
れぞれ固定している。この下側の挾持板16、16´は
斜め上方に向くように取付け、上側の挾持板17、17
´は水平に取付けられている。そして、各挾持板16、
16´、17、17´には基板Fを挿入保持できるよう
に山形の挿入溝18、18…(図4参照)を所望数設け
ている。本実施例は前記のように構成したもので、基板
Fの薬液等による処理を行った後に、基板Fを挾持する
際には、図5に示すように両側の挾持腕15、15´を
開いた状態で支持具14を下降させる。この下降は図6
に示すように両挾持腕15、15´を閉じた際に各挾持
板16、16´、17、17´が基板Fと接触しない位
置まで行う。そして、両挾持腕15、15´を閉じた後
に、図7に示すように支持具14を上昇させて挾持板1
6、16´の嵌入溝18で基板Fの下部を、挾持板1
7、17´で基板Fの重心Gの近傍、即ち重心Gより偏
心量eと微小距離αだけずれた位置を挾持する。尚、基
板Fが傾斜している時には、挾持板17、17´の上昇
に伴い、傾斜が徐々に矯正させ、鉛直状態になって挾持
板17、17´及び16、16´で基板Fを挾持するこ
とになる。この状態で挾持腕15、15´を上昇させ、
処理槽1から離脱させ、駆動部材12を水平移動させて
次工程の処理槽等に基板Fを送る。尚、基板Fの処理
は、従来同様に処理槽1の下面から薬液を供給して基板
Fに沿って薬液を流し、オーバーフローさせる。次に挾
持腕15、15´の他の実施例を図8、9に基いて説明
すると、前記挾持板16、17の形状を図9に示すよう
にソロバン状に形成したものである。他はすべて同一で
ある。
【0007】
【発明の効果】本発明は前記のような構成、作用を有す
るもので、基板保持用受台を処理槽内に宙吊り状態で位
置せしめており、ヒートサイクルなどに起因する処理槽
の変形や位置ずれ等の影響により基板保持具の位置ずれ
が発生し、それによる基板の搬送ミスが発生するおそれ
はなく、常に安定した状態で搬送装置での受渡しを行う
ことができる。又、搬送装置の挾持腕に設けた上下の挾
持板は基板重心近傍と基板の下部を保持するので、倒れ
量の大きい大型の基板に対しても安定した挾持を行うこ
とができる。更に、基板の下方から掬い上げるようにし
て挾持するので外縁に無理な挾持力がかかることはな
く、基板へのダメージが少なく、清浄度、破損に対する
安定性が高い。更に又、基板保持用受け台は常時処理槽
の処理液中に浸漬されており、基板保持用受台への基板
の受け渡しは液中で行われるので、基板の大気放置時間
を最小限にすることができ、生乾きやシミの発生を迎え
ることができると共に薬液処理時間を正確に制御するこ
とができ、オーバーエッチングの発生も迎えることが出
来る。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウエット処理装置の一実施例を示
す一部を切欠いた正面図。
【図2】基板保持具のみの断面図。
【図3】挾持腕部分の側面図。
【図4】挾持腕の形状を示す正面図。
【図5】挾持腕を開いた状態の側面図。
【図6】挾持腕を閉じた状態の側面図。
【図7】挾持腕を上昇させて基板を保持した状態の側面
図。
【図8】挾持腕の他の実施例の側面図。
【図9】その挾持板を拡大して示す正面図。
【図10】従来装置を示す断面図。
【図11】前記従来装置のハンドを示す正面図。
【図12】従来の他のハンドを示す側面図。
【符号の説明】
1 処理槽 2 内側の槽 3 外側の槽 4 保護槽 5 受台用載置台 6 基板保持用受台 7 支持片 8 載置片 9 基板保持具 9´ 基板保持具 10 保持溝 11 搬送装置 12 駆動部材 13 ロッド 14 支持具 15 挾持腕 15´ 挾持腕 16 挾持板 16´ 挾持板 17 挾持板 17´ 挾持板 18 挿入溝 F 基板 G 重心 e 偏心量 α 微少距離

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理槽1内に浸漬して薬液によってウエ
    ット処理される基板Fの周縁下部を縦置き状態で載置さ
    せる3本以上の平行した基板保持具9,9´の長手方向
    両端に垂直に立上った支持片7,7を設け、該支持片
    7,7の上端から外側に向かって載置片8を水平に延設
    せしめた基板保持用受台6の前記基板保持具9,9′
    を、処理槽1外に設けられた受台用載置台5に前記載置
    片8を載置せしめることにより、処理槽1内周壁面及び
    底面との間にわずかな間隔を保って、宙吊り状態で処理
    槽1内に保持固定せしめると共に、基板Fの下部及び重
    心近傍周縁の2ヶ所を挾持する挾持板16,16′,1
    7,17′を、開閉する対向した一対の挾持腕15,1
    5′に有し、基板Fを下から掬い上げる様に挾持して処
    理槽1内の基板保持具9,9′への基板Fの受け渡しを
    行う搬送装置11を処理槽1外に設置したことを特徴と
    するウエット処理装置。
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