JPH07108788A - 表示体およびその製造に用いる転写箔 - Google Patents

表示体およびその製造に用いる転写箔

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JPH07108788A
JPH07108788A JP5252894A JP25289493A JPH07108788A JP H07108788 A JPH07108788 A JP H07108788A JP 5252894 A JP5252894 A JP 5252894A JP 25289493 A JP25289493 A JP 25289493A JP H07108788 A JPH07108788 A JP H07108788A
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JP
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hologram
layer
variable ink
optically variable
transfer foil
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JP5252894A
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Yoshihisa Takamiya
嘉久 高宮
Atsushi Murata
篤 村田
Tetsuhiro Tsukagoshi
哲裕 塚越
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】一見してその表示体が真正なものか否かを判定
することが可能な表示体を提供する。 【構成】観察角度の相違により異なる像を再生するホロ
グラム部4と、観察角度の相違により異なる色相を発現
する光学可変インキ部3が近接して設けられている表示
体1は、観察角度によってホログラム像および反射光の
色相が同時に変化するため、一見してその表示体の真偽
の判定が容易に行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカード、シート
等の表示体に係り、更に言えば白色光下での観察角度の
相違により、視認される像および色相の異なる表示体お
よびその製造に用いる転写箔に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばクレジットカード、キャッ
シュカード等に代表される表示体が多用されるようにな
ってきている。
【0003】これらの表示体は、意匠性が優れていると
共に偽造がされにくい物である必要があるため、表面に
ホログラム部を設けた物が多い。これは、ホログラムが
観察角度の相違により異なる像を再生することが可能で
あるから、意匠性に優れるとともに一見して表示体が真
正なものと判定できること、レーザ光や感光材料を使用
するため、製造が難しいことによるものである。
【0004】しかしながら、近年、ホログラムが一般化
するにつれ、レーザ光や感光材料の入手、製造が容易と
なり、悪意のものによる表示体の偽造事件が発生してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、その表
示体が一見して真正なものか否かを判定することは困難
になりつつあり、新規な表示体の提供が望まれている。
【0006】本発明は、前記のような課題を解決するた
めに成されたもので、白色光下での観察角度の相違によ
り、視認される像および色相の異なり、一見してその表
示体が真正なものか否かを判定することが可能な表示体
を提供することを第1の目的とし、その製造に用いる転
写箔を提供することを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
めに、まず、請求項1に記載の発明では、観察角度の相
違により異なる像を再生するホログラム部と、観察角度
の相違により異なる色相を発現する光学可変インキ部が
近接して設けられていることを特徴とする表示体を提供
する。
【0008】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載の発明を前提とし、前記光学可変インキ部作成
に用いる光学可変インキは、反射性金属とその表面に設
けられた高屈折率透明材料とからなる小片を混入してな
ることを特徴とする表示体を提供する。
【0009】また、請求項3に記載の発明では、少なく
とも支持体上に、支持体から剥離可能で、反射層側に微
小な凹凸を有するホログラム形成層と、少なくとも白色
光を反射する反射層と、加熱および加圧により接着性を
発現する接着層を順次積層する転写箔において、支持体
とホログラム形成層間、ホログラム形成層と反射層間、
反射層と接着層間、または接着層上に、更に光学可変イ
ンキ部を有することを特徴とする転写箔を提供する。
【0010】
【作用】従って、請求項1、2に記載の表示体において
は、観察角度の相違により異なる像を再生するホログラ
ム部と、観察角度の相違により異なる色相を発現する光
学可変インキ部が近接して設けることにより、観察角度
によってホログラム像および反射光の色相が同時に変化
するため、一見してその表示体の真偽の判定が容易に行
なうことができる。
【0011】さらに、請求項3に記載の転写箔において
は、容易に請求項1、2に記載の表示体を製造すること
ができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面を参照して詳細に説明す
る。
【0013】〔製造例1〕図1は本発明による表示体で
あるカードの構成例を示す平面図、図2は同製造例にお
けるカードの製造に用いる転写箔の断面図、図3は同製
造例におけるカードの断面図である。
【0014】すなわち、図1に示すように、本製造例の
カードは、基材2上に、観察角度の相違により異なる像
を再生するホログラム部4と、ホログラム部上に、観察
角度の相違により異なる色相を発現する光学可変インキ
部3を設けた構成としている。
【0015】基材2は、用途に応じて任意の材料が適用
でき、例えばこの表示体をメンバーズカード、クレジッ
トカード等のIDカード類に利用する場合には、ポリエ
ステルシート、硬質塩化ビニールシート、硬質塩化ビニ
ール/ポリカーボネート積層シート、各種の板紙等が挙
げられる。
【0016】このような表示体は、基材にホログラム部
を形成し、ホログラム部上に光学可変インキ部3を直接
印刷、形成しても良いが、位置合わせの容易性、密着強
度の良好性から、一旦、転写箔を製造し、基材に転写す
ることが好ましい、以下、転写箔の製造例を詳述する。
【0017】図2に示すように、転写箔11は、支持体
12上に、観察角度の相違により異なる色相を発現する
光学可変インキ部13と、ホログラム形成層14と反射
層15からなる、観察角度の相違により異なる像を再生
するホログラム部と、接着層16を設けた構成としてい
る。
【0018】支持体12は、光学可変インキ部13、ホ
ログラム形成層14、反射層15および接着層16を転
写工程まで物理的に支持し、かつ、転写完了時に剥離除
去されるものである。このような支持体を構成する材料
としては、例えば、ポリエチレンテレフタレートフィル
ム、ポリアミドフィルム、ポリカーボネートフィルム、
ポリエチレンナフタレートフィルム等の耐熱性フィルム
が適用できる。
【0019】なお、支持体12表面に剥離性を改善する
目的として、剥離層を設けてもよい。このような剥離層
を構成する材料としては、例えば、熱可塑性アクリル樹
脂、塩化ゴム樹脂あるいはこの塩化ゴム樹脂とニトロセ
ルロース、アセチルセルロース、セルロースアセテート
ブチレート、ポリスチレンまたは塩酢ビ樹脂の混合物を
挙げることができる。また、これ等に加えてメラミン樹
脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂あるいは尿素樹脂等
の熱硬化性樹脂を適用することも可能である。
【0020】光学可変インキ部13は、反射性金属とそ
の表面に設けられた高屈折率透明材料とからなる小片を
混入してなる光学可変インキを使用し作成する。
【0021】ここで、小片とは、厚さが可視光の波長程
度、幅がその数倍以上の偏平な細粒を意味する。前記小
片をインキ化し基材に印刷すると、白色光の干渉により
観察角度の相違により異なる色相を発現する。
【0022】このような小片は、剥離性を有する支持体
に、反射性金属および高屈折率透明材料の薄膜を蒸着法
により形成し、支持体から薄膜を剥離し、薄膜を粉砕す
ることにより製造することができる。
【0023】なお、この反射性金属に適用できる材料と
しては、Al、Au等の金属が挙げられ、高屈折率透明
材料としては、Sb23 、Fe23 、TiO2 、C
dS、CeO2 、PbCl2 、CdO、Sb23 、B
23 、ZnS、WO3 、SiO、In23 、Pb
O、Ta23 、ZnO、CaO・SiO2 、ZrO、
Cd23 、Al23 等の金属化合物を挙げることが
できる。
【0024】また、前記光学可変インキを構成する他の
物質としては、例えば以下のようなものを使用すること
ができる。
【0025】(着色剤)各種染料、顔料等の透明性の着
色剤。この着色剤は光学可変インキを任意の色相を付与
するとともに、白色光の特定成分を除去(減色)する為
に含有される。
【0026】(バインダー)塩酢酸ビニル系樹脂、飽和
ポリエステル、ポリウレタンエラストマー等の樹脂。こ
のバインダーは、溶剤を除く光学可変インキ組成中に2
0重量部以下含有される。
【0027】(溶剤)トルエン、メチルイソブチレン、
キシレン、シクロヘキサノール、酢酸イソブチル、シク
ロシヘキサノン、メチルシクロシヘキサノン、エチレン
グリコールモノブチルエーテル等のグリコール誘導体、
またはこれらの混合溶媒。
【0028】ホログラム形成層14は、後記する工程に
よりその反射層側に凹凸パターンが形成され、かつ、転
写工程により、光学可変インキ部13、反射層15、接
着層16と共に支持体12から被転写体である基材に転
写されてホログラム形成層を構成するものである。そし
て、ホログラム形成層における凹凸パターンの反射回折
光が互いに干渉して結像しその結像位置に立体感のある
虚像(ホログラム像)が観察されるものである。なお、
前記虚像は観察角度の相違により異なる像を再生する。
【0029】このホログラム形成層に適用できる材料と
しては、例えば、ポリオール成分とイソシアネート基を
有するプレポリマーから成るポリオール硬化型ポリウレ
タン樹脂またはこれにセルロース系樹脂を混合した樹脂
が挙げられる。
【0030】前記ポリオールとしては、2−ヒドロキシ
エチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシ
プロピルメタクリレート等のOH基を有するアクリル系
のモノマーとメチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、イソプロピルアクリレート、n−ブチルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、メチルメタクリ
レート、エチルメタクリレート、イソプロピルメタクリ
レート、n−ブチルメタクリレート、イソブチルメタク
リレート、n−ヘキシルメタクリレート等のOH基を有
さないアクリル系のモノマーとの共重合体が使用でき、
好ましくはガラス転移点60〜105℃、OH価50〜
150のものである。
【0031】他方、イソシアネート基を有するプレポリ
マーとしては、トルエンジイソシアネート、キシレンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート等が
使用できる。また、セルロース樹脂としてはニトロセル
ロース、アセチルセルロース、セルロースアセテートブ
チレート、セルロースアセテートプロピオネート、エチ
ルセルロース、メチルセルロース等が使用でき、このセ
ルロース系樹脂の添加混合により塗布適性と転写適性の
改善を図ることが可能となる。このセルロース系樹脂は
前記ポリオールとイソシアネート基を有するプレポリマ
ーの合計量100重量部に対し、0〜50重量部添加混
合すればよい。
【0032】前記ホログラム形成層は、ポリオールとイ
ソシアネート基を有するプレポリマーの混合物またはこ
れにセルロース系樹脂を添加して成る混合物を溶剤に溶
解または分散してグラビアコート法、ロールコート法、
ブレードコート法等の方法で乾燥膜厚が0.5〜5.0
μmとなるように塗布して形成する。
【0033】そして、前記ホログラム形成層の反射層側
に微小な凹凸を形成する。ここで、前記微小な凹凸を形
成する具体的な方法としては、例えば微小な凹凸を有す
る型(スタンパー)を加熱、加圧する方法が挙げられ
る。
【0034】反射層15は、ホログラム形成層を構成す
る材料より、反射性の材料、または屈折率が大きい材料
にて構成され、ホログラム形成層と共に基材上に転写さ
れて少なくとも白色光を反射し、ホログラム形成層と相
まって反射型のホログラム部を構成する。
【0035】この反射層15に適用できる材料として
は、例えば、反射性のAl、Au等の金属や、屈折率が
大きいSb23 、Fe23 、TiO2 、CdS、C
eO2、PbCl2 、CdO、Sb23 、Bi2
3 、ZnS、WO3 、SiO、In23 、PbO、T
23 、ZnO、CaO、SiO2 、ZrO、Cd2
3 、Al23 等の金属化合物を挙げることができ、
前記ホログラム形成層上にその膜厚が10nm〜100
0nmとなるよう真空蒸着法、スパッタリング法、反応
性スパッタリング法、イオンプレーティング法等の成膜
手段にて形成することができる。
【0036】接着層16は、前記光学可変インキ層、ホ
ログラム形成層、反射層を被転写体である基材上に接着
するものであって、加熱および加圧により接着性を発現
する材料からなる。このような材料としては、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリエステル、ABS、AS、
ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレ
タン等の合成樹脂材料が適用でき、前記したグラビアコ
ート法、ロールコート法、ブレードコート法等の塗布手
段により反射層上に塗布形成することができる。
【0037】前記工程を経て作成された転写箔11を、
基材に部分的に加熱、加圧することにより転写し、表示
体を製造することができる。図3は転写後のカードの断
面図である。
【0038】〔製造例2〕図4は本発明による表示体で
あるカードの他の構成例を示す平面図である。
【0039】すなわち、図4に示すように、本製造例の
カードは、基材2上に、観察角度の相違により異なる色
相を発現する光学可変インキ部3を設け、その上に光学
可変インキ部が周囲に露出するように観察角度の相違に
より異なる像を再生するホログラム部4を設けた構成と
している。
【0040】このような表示体は、基材上に光学可変イ
ンキ部3を印刷後、ホログラム部を有する転写箔を製造
し、基材に転写することが好ましい。
【0041】ここで用いる転写箔は、光学可変インキ部
3を設けていない、通常の転写箔である。
【0042】そして、この転写箔を予め観察角度の相違
により異なる色相を発現する光学可変インキ部3を設け
た基材2上に転写し、表示体1を製造する。図5は転写
後のカードの断面図である。
【0043】〔評価〕以上のように構成した表示体にお
いては、観察角度の相違により異なる像を再生するホロ
グラム部と、観察角度の相違により異なる色相を発現す
る光学可変インキ部が近接して設けることにより、観察
角度によってホログラム像および反射光の色相が変化す
るため、一見してその表示体の真偽の判定が容易に行な
うことができる。
【0044】すなわち、カードを正面から観察すると、
光学可変インキ層3が例えばレッドに見え、カードを観
察する角度を変える(例えば、カードに対して45度の
角度から観察する)と、光学可変インキ層3が例えばグ
リーンに見える。一方、カードを正面から観察すると、
ホログラム部にある像を観察することができ、カードを
観察する角度を変える(例えば、カードに対して45度
の角度から観察する)と、ホログラム部にカードを正面
から観察した像と異なる像を観察することができる。
【0045】従って、観察する角度を変えることによ
り、光学可変インキ層3およびホログラム部が共に変化
することにより、一見してカードの真偽の判定を容易に
行うことができる。
【0046】なお、基材上に複数の色の光学可変インキ
層3を設けてもよく、また、前記変化を機械的に読み取
り、真偽の判定を行ってもよいことは言うまでもない。
【0047】例えば、観察する角度を0度とした場合の
像と、45度とした場合の像を各々CCDカメラ等の画
像読み取り装置で読み取り、予め記憶されているパター
ンと比較し真偽を判定するとともに、特定波長の光源を
用い、観察する角度を0度とした場合と、45度とした
場合の各々の反射率を測定し、予め記憶されている反射
率と比較し真偽を判定する。そして、前記四つの判定が
真であるときのみカードが真正なものと判定を行なうこ
とができる。
【0048】なお、本発明は前記製造例に限定されるも
のでなく、次のようにしても同様に実施できるものであ
る。
【0049】(a)前記製造例では、転写箔の光学可変
インキ部を支持体とホログラム形成層間に設けたが、ホ
ログラム形成層と反射層間、反射層と接着層間、または
接着層上に設けても良い。
【0050】(b)前記製造例では、ホログラム部、光
学可変インキ部を通常の画像で形成する場合について説
明したが、これに限らず、特定のコードである、バーコ
ードあるいはカルラコード等の2次元コードで形成して
も、前記の場合と同様に、特定の角度でその反射光が得
られるか否かによって、カルラコードの真偽を判定する
と共に、コード自身のデータを読み取ることによって、
コードのセキュリティ性をより一層向上させることが可
能となる。
【0051】(c)前記製造例では、本発明をカードに
適用する場合について説明したが、これに限らず、シー
トについても、本発明を同様に適用して同様の効果が得
られるものである。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2記載
の発明によれば、白色光下での観察角度の相違により、
視認される像および色相の異なり、一見してその表示体
が真正なものか否かを判定することが可能な表示体を提
供することができる。
【0053】一方、請求項3記載の発明によれば、前記
表示体を容易に製造することができる。
【0054】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による表示体であるカードの一製造例を
示す平面図。
【図2】同製造例におけるカードの製造に用いる転写箔
の断面図。
【図3】同製造例におけるカードの断面図。
【図4】本発明による表示体であるカードの他の製造例
を示す平面図。
【図5】同実施例におけるカードの断面図。
【符号の説明】
1 表示体 2 基材 3 光学可変インキ部 4 ホログラム部 11 転写箔 12 支持体 13 光学可変インキ部 14 ホログラム形成層 15 反射層 16 接着層
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03H 1/18 9411−2K G06K 19/06 19/10 G09F 19/12 L 7323−5G

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】観察角度の相違により異なる像を再生する
    ホログラム部と、観察角度の相違により異なる色相を発
    現する光学可変インキ部が近接して設けられていること
    を特徴とする表示体。
  2. 【請求項2】前記光学可変インキ部作成に用いる光学可
    変インキは、反射性金属とその表面に設けられた高屈折
    率透明材料とからなる小片を混入してなることを特徴と
    する請求項1記載の表示体。
  3. 【請求項3】少なくとも支持体上に、支持体から剥離可
    能で、反射層側に微小な凹凸を有するホログラム形成層
    と、少なくとも白色光を反射する反射層と、加熱および
    加圧により接着性を発現する接着層を順次積層する転写
    箔において、支持体とホログラム形成層間、ホログラム
    形成層と反射層間、反射層と接着層間、または接着層上
    に、更に光学可変インキ部を有することを特徴とする転
    写箔。
JP5252894A 1993-10-08 1993-10-08 表示体およびその製造に用いる転写箔 Pending JPH07108788A (ja)

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