JP2774440B2 - 光回折パターン記録体 - Google Patents

光回折パターン記録体

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JP2774440B2
JP2774440B2 JP5300891A JP30089193A JP2774440B2 JP 2774440 B2 JP2774440 B2 JP 2774440B2 JP 5300891 A JP5300891 A JP 5300891A JP 30089193 A JP30089193 A JP 30089193A JP 2774440 B2 JP2774440 B2 JP 2774440B2
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光雄 岡部
尚子 吉武
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ホログラム画像等の
表面凹凸模様で表現される光回折パターンを記録した光
回折パターン記録体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光回折パターン記録体の1つであるホロ
グラムは、ホログラフィー技術により光の波動情報を記
録した記録体であり、立体的な3次元画像を再生するこ
とができる。ホログラムは、一般にはその製造が困難で
あることから、偽造防止効果が高く、例えばクレジット
カードやバンクカードに設けられることにより、そのセ
キュリティ性を高めるものとして利用されている。
【0003】ここで、従来より、被着物のデザインとマ
ッチし、かつホログラム画像と同調する絵柄を設けたホ
ログラムが知られている(特開昭62−153993号
公報等)。図4は、従来のこの種のホログラムの一例の
構成を示す断面図である。図4において、ホログラム1
は、カード等の基体10上に、接着剤層2を介して、反
射層3,ホログラム画像を形成したホログラム層4,絵
柄等を表現した絵柄層5を順次積層したものである。ま
た、反射層3には、透明型と不透明型とがあり、この違
いにより、ホログラム画像が透明タイプのものと不透明
タイプのものとに分けられる。このホログラムによれ
ば、カードの登録番号等の個別情報を絵柄層5で表現す
ることにより、カードの照合や確認時に、ホログラム画
像と絵柄層5の画像とを同時に視認することができるの
で、偽造防止効果をさらに高めることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
技術では、ホログラム画像が透明タイプのものと不透明
タイプのものとの双方を設け、これらのホログラム画像
と絵柄層5の画像とを同調させることは、構成上不可能
であった。また、ホログラム層4の上層に絵柄層5を設
ける層構成では、絵柄層5の下側に位置するホログラム
層4のホログラム画像が隠ぺいされ、絵柄層5はその画
像のみしか表現することができなかった。
【0005】本発明は、上述のような課題を解消するた
めになされたものであって、絵柄等の情報の画像と、透
明タイプ及び不透明タイプのホログラム等の光回折パタ
ーンの画像とを同調させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明による光回折パターン記録体の第1の解決手
段は、下面に表面凹凸模様で表現される光回折パターン
を記録した光回折パターン層(23)と、前記光回折パ
ターン層の下層に形成された反射透明性を有する透明反
射層(24)と、前記透明反射層の下層の一部に形成さ
れ、文字,図形,記号,模様,絵柄若しくはこれらの結
合又はこれらと色彩との結合による所定の情報を表示し
た情報表示層(25)と、前記透明反射層及び前記情報
表示層の下層に形成された反射性を有する不透明な不透
明反射層(26)とを備えることを特徴とする。
【0007】第2の解決手段は、第1の解決手段におい
て、前記不透明反射層の下層には、前記光回折パターン
記録体を接着対象物に接着する接着剤層(27)を備え
ることを特徴とする。
【0008】第3の解決手段は、第1または2の解決手
段において、前記光回折パターン形成層の上層には、前
記光回折パターン記録体を支持する基材層(30)を備
えることを特徴とする。
【0009】
【作用】第1の解決手段においては、透明反射層の反射
率が高くなる角度から見ると、情報表示層上には、光回
折パターン層と透明反射層とにより透明タイプの光回折
パターンの画像が視認され、その領域以外には、光回折
パターン層と不透明反射層とにより不透明タイプの光回
折パターンの画像が視認される。また、上記以外の角度
から見ると、情報表示層上の光回折パターン層と透明反
射層とが透明に見え、その下層の情報表示層の画像が視
認される。従って、情報表示層の画像と、透明タイプ及
び不透明タイプの光回折パターンの画像とを同調させる
ことができる。
【0010】第2の解決手段においては、光回折パター
ン記録体は、接着剤層により接着対象物に接着される。
従って、光回折パターン記録体を任意の接着対象物に設
けることができるようになる。
【0011】第3の解決手段においては、光回折パター
ン記録体は、基材層により支持される。従って、光回折
パターン記録体を転写可能な転写シートとして用いるこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、図面等を参照して、本発明による光回
折パターン記録体の一実施例について説明する。図1
は、本発明による光回折パターン記録体の第1の実施例
の構成を示す断面図である。なお、実施例では、光回折
パターンとしてホログラムを例にあげて説明する。
【0013】光回折パターン記録体20は、順次積層さ
れた剥離層21,保護層22,ホログラム層23,透明
反射層24,絵柄層25,金属反射層26,接着剤層2
7から構成され、基材30により支持されている。従っ
て、光回折パターン記録体20は、基材30とにより転
写シートを構成する。基材30は、光回折パターン記録
体20を支持するものであり、光回折パターン記録体2
0が接着対象物に接着されるとき(すなわち転写される
とき)に、分離されるものである。基材30の材質とし
ては、その厚みが数〜数十μm程度のポリエチレンテレ
フタレート(PET)やポリカーボネートがあげられ
る。本発明の実施例では、基材30は、PETによりそ
の厚みが約25μmに形成した。
【0014】剥離層21は、光回折パターン記録体20
を基材30に剥離性を有して密着させるためのものであ
る。保護層22は、転写後(接着対象物への接着後)の
光回折パターン記録体20のホログラム層23を保護す
るためのものである。剥離層21及び保護層22は、一
般には剥離性保護層として1つの層で形成され、この材
質としては、充分に透過性があり、耐摩擦性,耐汚染
性,耐溶剤性を有する樹脂、例えば(メタ)アクリル酸
エステル系樹脂,塩化ビニル系樹脂,酢酸ビニル系樹
脂,ウレタン系樹脂,メラニン系樹脂,ポリエステル系
樹脂の単体,混合物及び共重合体が用いられる。この剥
離性保護層は、上記の樹脂を使用して各種コーティング
方法により、塗布厚0.05〜10μm程度に形成され
る。
【0015】ホログラム層23は、2または3次元画像
を再生可能な表面凹凸パターン(光回折パターン)が形
成されたものである。この表面凹凸パターンとしては、
物体光と参照光との光の干渉による干渉縞の光の強度分
布が凹凸模様で記録されたレリーフホログラムやレリー
フ回折格子が記録可能であり、フレネルホログラム、フ
ラウンホーファホログラム、レンズレスフーリエ変換ホ
ログラム、イメージホログラム等のレーザ再生ホログラ
ム、及びレインボーホログラム等の白色光再生ホログラ
ム、さらに、それらの原理を利用したカラーホログラ
ム、コンピュータホログラム、ホログラムディスプレ
イ、マルチプレックスホログラム、ホログラフィックス
テレオグラムや、ホログラム記録手段を利用したホログ
ラフィック回折格子があげられ、その他、電子線描画装
置等を用いて機械的に回折格子を作製することにより、
計算に基づいて任意の回折光が得られるホログラムや回
折格子等をあげることもでき、これらが単一若しくは多
重に記録されていても良い。
【0016】この実施例での表面凹凸パターンは、ホロ
グラムの再生位置による、視覚効果を変化させるため
に、ホログラム撮影時の結像、焦点位置をホログラム再
生時に、エンボス面の手前、若しくは奥側1〜6mmの
ところに結像するように、ピッチ,凹凸の高低差を設定
したものである。実際には、ピッチが0.1〜20μ
m,凹凸の高低差が0.01〜1μmである。また、こ
の表面凹凸パターンは、予め作製されたホログラム原版
の型面の凹凸形状の逆の形状が熱プレス等により複製さ
れたものである。
【0017】ホログラム層23は、透明又はホログラム
を透視可能な程度に透過性を有するように着色されてい
る。なお、ホログラム層23は、多層に着色されていて
も良く、また、各色に分割されて着色されていても良
い。ホログラム層23の着色は、染料又は顔料によって
行うのが好ましく、使用できる染料の例としては、例え
ば下記の染料が使用できる。直接染料,酸性染料,塩基
性染料,媒染染料,建染染料,硫化染料,可溶性建染染
料,アゾイック染料,反応染料,カチオン染料,分散染
料,酸化染料,金属錯塩染料等。
【0018】ここで使用される染料は、着色されたホロ
グラム層23に光が入射し、透明反射層24または金属
反射層26の表面で反射して再び出射してくるために、
着色されたホログラム層23を2度、光が透過すること
となるので、着色されたホログラム層23の光透過性を
あまり低下させず、しかも、ホログラム層23を曇らせ
ないものであることが望ましい。光透過率は、ホログラ
ム層23の厚みによっても異なるので、ホログラム層2
3の白色光透過率が50%以上であることが好ましく、
ヘイズメーターにより測定される曇価が10%以下のも
のが好ましい。白色光透過率が50%未満であるとホロ
グラム画像が鮮明に見えず立体感が乏しくなるし、ヘイ
ズメーターによる曇価が10%を越えると、ホログラム
の背景に乳白色の曇りが生じ、やはりホログラム画像の
鮮明さが失われ、立体感が乏しくなる。
【0019】この他、染料に使用される性能としては、
着色されるホログラム層23の材質,ホログラム層23
の形成方法およびホログラム層23に対して行われる加
工に際しての耐久性がある。例えばホログラム層23を
紫外線硬化性樹脂を用いて形成するときは、表面凹凸パ
ターンのエンボス後に相当量の紫外線を照射するため、
紫外線照射に対して変褪色のないものが好ましいし、電
子線硬化性樹脂を用いてホログラム層23を形成すると
きは、電子線照射に際して消色,変色の少ない染料を用
いるのが好ましい。また、カード類に使用するために、
耐薬品性,耐溶剤性,耐可塑剤性および洗濯堅牢度等の
諸物性を考慮した染料を用いるのが好ましい。
【0020】上記のような種々の実際的な条件を考慮す
ると、染料としては油溶性金属錯塩の形のものが好まし
く、例えば、1−2型アゾ系金属錯塩染料,1−1型ア
ゾ系金属錯塩染料,金属フタロシアニン系染料,及びこ
れらの染料の有機塩基塩をあげることができ、より具体
的には次のようなものである。バリファーストイエロー
#3104及び#3105(いずれもオリエント化学工
業社製),ザポンファーストイエローGR(BASF社
製),アイゼンスピロンイエローGRH及びGRHスペ
シャル(いずれも保土谷化学社製),アイゼンメタロン
イエローHNRS(保土谷化学社製),オラゾールイエ
ローIIGLN(チバガイギー社製),バリファーストオ
レンジ#3206(オリエント化学工業社製),ザポン
ファーストオレンジRE,G及びRR(いずれもBAS
F社製),アイゼンスピロンオレンジGRH及び2RH
(保土谷化学社製),バリファーストレッド#3304
及び3305(オリエント化学工業社製),ネオザポン
レッドGE及びザポンファーストレッドGE(いずれも
BASF社製),アイゼンスピロンレッドBEH,GE
H,及びGEHスペシャル(保土谷化学社製),オラゾ
ールレッドIIBL(チバガイギー社製),アイゼンスピ
ロンバイオレッドRH(保土谷化学社製),ザポンファ
ーストブルーHFL及びザポンファーストブラウンBE
(いずれもBASF社製)等。
【0021】また、ホログラム層23の着色に使用され
る顔料は、有機顔料と無機顔料とに大別される。有機顔
料の部類に属するものとしては、(1)中性型、例えば
ニトロ系顔料,アゾ系顔料,アントラキノン系顔料,フ
タロシアニン系顔料,アジン系顔料等、(2)陽イオン
型、例えばトリフェニルメタン系顔料,キサンテン系顔
料等、(3)陰イオン型、例えばアゾ系顔料,トリフェ
ニルメタン系顔料等のものがあり、無機顔料の部類に属
するものとしては、コバルト系顔料,鉄系顔料,クロム
系顔料,マンガン系顔料,銅系顔料,バナジウム系顔
料,水銀系顔料,鉛系顔料,硫化物系顔料,セレン化物
系顔料等がある。
【0022】上記の顔料についても、染料と同様に、光
透過率,曇価,紫外線,電子線の照射時又は加熱時の変
褪色,耐薬品性,耐可塑剤性,洗濯堅牢度等の諸性質に
注意を払う必要がある。特に、顔料を使用する際には、
一般的に言って透過性が問題になりやすく、顔料の粒子
径,周囲の合成樹脂に対する濡れ、分散に関する考慮が
必要であり、粒子径が大きすぎると透明性が低下し、濡
れ、分散が悪いと曇りが生じる。これらの意味で顔料の
粒子径は、ごく小さく、好ましくは光の波長の1/2以
下が好ましく、また、顔料を合成樹脂に対し、共沈法,
ロールミリング,ニクストルージング等で高濃度に分散
し、濡れ、分散を向上させたマスターバッチ,マスター
ペレット等を用いることが好ましい。濡れ,分散を向上
させた顔料の例としては、例えば大成化工社製のシコト
ランスイエロー(BASF社よりシコトランスL−27
15Dとして発売されている微粒子酸化鉄(長径0.0
6μm,短径0.02μm)の硝化綿チップ化顔料),
大成化工社製のHFチップ4B(不溶性アゾ系染料の硝
化綿チップ化顔料)をあげることができる。
【0023】ホログラム層23を構成する材料は、ホロ
グラム層23が上記のように着色される場合と、無色透
明な場合とで区別することなく、ホログラムの微小凹凸
形状を付与できうる合成樹脂が使用できる。この合成樹
脂としては、熱可塑性合成樹脂、例えばポリ塩化ビニ
ル,アクリル樹脂(例えばポリメチルメタクリレート
等),ポリカーボネート,若しくはポリスチレン等、又
は熱硬化性合成樹脂、例えば不飽和ポリエステル,メラ
ミン,エポキシ,ポリエステル(メタ)アクリレート
(本明細書においては、(メタ)アクリレートの語は、
アクリレート及びメタクリレートの双方を包含する意味
である。),ウレタン(メタ)アクリレート,エポキシ
(メタ)アクリレート,ポリエーテル(メタ)アクリレ
ート,ポリオール(メタ)アクリレート,メラミン(メ
タ)アクリレート,若しくはトリアジン系(メタ)アク
リレート等があげられる。あるいは、上記熱可塑性合成
樹脂及び熱硬化性合成樹脂を混合して使用しても良い。
【0024】さらに合成樹脂としては、特に、熱プレス
よりホログラムの微小凹凸形状をエンボスでき、エンボ
ス後には、硬化して充分な耐久性を生じるものが良く、
いわゆる紫外線硬化性樹脂,電子線硬化性樹脂,熱硬
化,自然硬化型の反応性の樹脂等が用いられうる。本発
明においては、紫外線若しくは電子線で硬化する樹脂が
適している。具体的には、例えばメチル(メタ)アクリ
レート,エチル(メタ)アクリレート,プロピル(メ
タ)アクリレート,ブチル(メタ)アクリレート,イソ
ブチル(メタ)アクリレート,t−ブチル(メタ)アク
リレート,イソアミル(メタ)アクリレート,シクロヘ
キシル(メタ)アクリレート,2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート,エチレングリコールジ(メタ)アク
リレート,ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート,ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート,トリ
メチロールプロパントリ(メタ)アクリレート,トリメ
チロールプロパンジ(メタ)アクリレート,ペンタエリ
スリトールテトラ(メタ)アクリレート,ペンタエリス
リトールトリ(メタ)アクリレート,ジペンタエリスリ
トールヘキサ(メタ)アクリレート,エチレングリコー
ルジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレート,ポリ
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート,プロピレ
ングリコールジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレ
ート,ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル
ジ(メタ)アクリレート,ソルビトールテトラグリシジ
ルエーテルテトラ(メタ)アクリレート等のラジカル重
合性不飽和基を有する単量体が用いられうる。
【0025】さらに、熱成形性を有する紫外線又は電子
線硬化性樹脂としては、以下の化合物(1)〜(8)を
重合若しくは共重合させた重合体に対し、後述する方法
(イ)〜(ニ)によりラジカル重合性不飽和基を導入し
たものが用いられうる。 (1)水酸基を有する単量体:N−メチロール(メタ)
アクリルアミド,2−ヒドロキシルエチル(メタ)アク
リレート,2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト,2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート,2−
ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレ
ート等。
【0026】(2)カルボキシル基を有する単量体:
(メタ)アクリル酸,(メタ)アクリロイルオキシエチ
ルモノサクシネート等。 (3)エポキシ基を有する単量体:グリシジル(メタ)
アクリレート等。 (4)アジリジニル基を有する単量体:2−アジリジニ
ルエチル(メタ)アクリレート,2−アジリジニルプロ
ピオン酸アリル等。 (5)アミノ基を有する単量体:(メタ)アクリルアミ
ド,ダイアセトン(メタ)アクリルアミド,ジメチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート,ジエチルアミノエチ
ル(メタ)アクリレート等。 (6)スルフォン基を有する単量体:2−(メタ)アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルフォン酸等。 (7)イソシアネート基を有する単量体:2,4−トル
エンジイソシアネートと2−ヒドロキシエチル(メタ)
アクリレートの1モル対1モル付加物等のジイソシアネ
ートと活性水素を有するラジカル重合性単量体の付加物
等。
【0027】(8)さらに、上記の共重合体のガラス転
移点を調節したり、硬化膜の物性を調節したりするため
に、上記の化合物と、この化合物と共重合可能な以下の
ような単量体とを共重合させることができる。このよう
な共重合可能な単量体としては、例えばメチル(メタ)
アクリレート,エチル(メタ)アクリレート,プロピル
(メタ)アクリレート,ブチル(メタ)アクリレート,
イソブチル(メタ)アクリレート,t−ブチル(メタ)
アクリレート,イソアミル(メタ)アクリレート,シク
ロヘキシル(メタ)アクリレート,2−エチルヘキシル
(メタ)アクリレート等があげられる。
【0028】次に、上述のようにして得られた重合体を
以下に述べる方法(イ)〜(ニ)により反応させ、ラジ
カル重合性不飽和基を導入することによって、紫外線若
しくは電子線硬化性樹脂が得られる。 (イ)水酸基を有する単量体の重合体又は共重合体の場
合には、(メタ)アクリル酸等のカルボキシル基を有す
る単量体等を縮合反応させる。 (ロ)カルボキシル基,スルフォン基を有する単量体の
重合体又は共重合体の場合には、前述の水酸基を有する
単量体を縮合反応させる。 (ハ)エポキシ基,イソシアネート基あるいはアジリジ
ニル基を有する単量体の重合体又は共重合体の場合に
は、前述の水酸基を有する単量体若しくはカルボキシル
基を有する単量体を付加反応させる。 (ニ)水酸基あるいはカルボキシル基を有する単量体の
重合体又は共重合体の場合には、エポキシ基を有する単
量体あるいはアジリジニル基を有する単量体あるいはジ
イソシアネート化合物と水酸基含有アクリル酸エステル
単量体の1モル対1モルの付加物を付加反応させても良
い。 またさらに、前述の単量体と、上記の熱成形性の紫外線
又は電子線硬化性樹脂とを混合して用いることもでき
る。
【0029】また、上記のものは、電子線照射により十
分に硬化可能であるが、紫外線照射で硬化させる場合に
は、増感剤として、ベンゾキノン,ベンゾイン,ベンゾ
インメチルエーテル等のベンゾインエーテル類,ハロゲ
ン化アセトフェノン類等の紫外線照射によりラジカルを
発生するものも用いることができる。
【0030】上記の合成樹脂より構成される着色された
又は無色透明なホログラム層23は、グラビアコート
法,ダイコート法,ナイフコート法,ロールコート法等
の慣用のコーティング方法、及びオフセット印刷法,シ
ルク印刷法,活版印刷法等の一般の印刷法により、厚さ
0.1〜100μm望ましくは0.5〜50μmに塗布
形成される。
【0031】透明反射層24及び金属反射層26は、ホ
ログラム画像に反射性を与える(ホログラム画像のホロ
グラム効果を増大させる)ためのものである。透明反射
層24は、反射透明性を有する反射層であり、その材質
としては、ホログラム層23とは屈折率の異なる物質の
連続薄膜や、厚みが200Å未満の金属薄膜等があげら
れる。
【0032】連続薄膜は、その屈折率がホログラム層2
3より大きくても小さくても良いが、屈折率の差が0.
3以上あることが好ましく、差が0.5以上さらには
1.0以上あることがより好ましい。連続薄膜の膜厚
は、薄膜を形成する材料の透明領域であれば良いが、通
常は100〜10000Åが好ましい。連続薄膜をホロ
グラム層23のレリーフ形成面に形成する方法として
は、真空蒸着法,スパッタリング法,イオンブレーティ
ング法等の薄膜形成方法があげられる。
【0033】ホログラム層23より屈折率が大きいもの
としては(以下、材質名の右にカッコ書きで屈折率:n
を付記する。)、Sb23 (n=3.0),Fe2
3 (n=2.7),TiO2 (n=2.6),CdS
(n=2.6),CeO2 (n=2.3),ZnS(n
=2.3),PbCl2 (n=2.3),CdO(n=
2.2),Sb23 (n=2.0),WO3 (n=
2.0),SiO(n=2.0),Bi23 (n=
2.5),In23 (n=2.0),PbO(n=
2.6),Ta25 (n=2.4),ZnO(n=
2.1),ZrO2 (n=2.0),Cd23 (n=
1.8),Al23 (n=1.6),CaO・SiO
2 (n=1.8)等があげられる。
【0034】ホログラム層23の屈折率よりも小さい連
続薄膜としては、LiF(n=1.4),MgF2 (n
=1.4),3NaF・AlF3 (n=1.3又は1.
2),AlF3 (n=1.4),CaF2 (n=1.3
又は1.4),NaF(n=1.3)等があげられる。
また、ホログラム層23より屈折率が大きい透明な強誘
導体も同様に使用でき、CuCl(n=2.0),Cu
Br(n=2.2),CaAs(n=3.3〜3.
6),GaP(n=3.3〜3.5),N4 (CH2
6 (n=1.6),Bi4 (GeO43 (n=2.
1),KH2 PO4 (KDP)(n=1.5),KD2
PO5 (n=1.5),NH42 PO4 (n=1.
5),KH2 AsO4 (n=1.6),RbH2 AsO
4 (n=1.6),BaTiO3 (n=2.4),KT
0 . 6 5 Nb0 . 3 53 (n=2.3),K0 . 6
Li0 . 4NbO3 (n=2.3),KSr2 Nb51
5 (n=2.3),Srx Ba1 - x Nb26 (n=
2.3),Ba2 NaNbO1 5 (n=2.3),Li
NbO3 (n=2.3),LiTaO3 (n=2.
4),SrTiO3 (n=2.4),KTaO3 (n=
2.2)等があげられる。
【0035】また、厚みが200Å以下の場合には、屈
折率は複素屈折率n* (n* =n−ik)で表され、光
の透過率がかなり小さいために透明でありながら反射層
として使用しうる。具体的には、Be(n=2.7、k
=0.9;以下、n、kの順で記載),Mg(0.6、
0.1),Ca(0.3、8.1),Sr(0.6、
3.2),Ba(0.9、1.7),La(1.8、
1.9),Ce(1.7、1.4),Cr(3.3、
1.3),Mn(2.5、1.3),Cu(0.7、
2.4),Ag(0.1、3.3),Au(0.3、
2.4),Al(0.8、5.3),Sb(3.0、
1.6),Pd(1.9、1.3),Ni(1.8、
1.8)、その他には、Sn,In,Te等がある。
【0036】さらにまた、ホログラム層23とは屈折率
の異なる透明な合成樹脂の層を透明反射層24に用いる
こともでき、具体的な合成樹脂として使用できるものは
次のようなものである。ポリテトラフロロエチレン(n
=1.35),ウポリクロロトリフロロエチレン(n=
1.43),ポリ酢酸ビニル(n=1.45〜1.4
7),ポリエチレン(n=1.50〜1.54),ポリ
プロピレン(n=1.49),ポリメチルメタクリレー
ト(n=1.49),ポリスチレン(n=1.60),
ポリ塩化ビニリデン(n=1.60〜1.63),ポリ
ビニルブチラール(n=1.48),ポリビニルホルマ
ール(n=1.50),ポリ塩化ビニル(n=1.52
〜1.55),ポリエステル(n=1.52〜1.5
7)。なお、本発明の実施例では、透明反射層24は、
TiO2 を真空蒸着法により450Åの厚みに蒸着し
た。
【0037】一方、金属反射層26は、不透明な反射層
であり、Cr,Fe,Co,Ni,Cu,Ag,Au,
Ge,Al,Mg,Sb,Pb,Cd,Bi,Sn,S
e,In,Ga,Rb等の金属及びその酸化物、窒化物
等を単独若しくは2種以上組み合わせて用いて形成され
る。これらの金属のうち、Al,Cr,Ni,Ag,A
u等が特に好ましい。金属反射層26の形成方法として
は、スパッタリング,イオンブレーティング,CVD等
の方法や、めっきによって形成することができ、その厚
みは200〜1000Åであることが好ましい。なお、
本発明の実施例では、金属反射層26は、Alを真空蒸
着法により450Åの厚みに蒸着して形成した。この金
属反射層26が設けられると、ホログラム画像は、不透
明となり銀色を呈する。
【0038】絵柄層25は、透明反射層24の下層の一
部に形成され、文字,図形,記号,模様,絵柄若しくは
これらの結合又はこれらと色彩との結合による所定の情
報を表示した層である。絵柄層25は、透明反射層24
との密着性に優れるバインダーを使用しており透明着色
性あるいは金属反射層26に対する隠ぺい性を考慮した
インキを使用し適宜なインキ厚さで形成されている。こ
こで、バインダーとしてはエポキシ系樹脂,ウレタン系
樹脂,ポリエステル系樹脂,酢酸ビニル系樹脂など大き
な極性を持ち優れた接着性のあるものが好ましい。
【0039】絵柄層25の形成方法としては、シルク印
刷,オフセット印刷,活版印刷等により、透明反射層2
4の表面に印刷する方法や、絵柄転写シートを用い、絵
柄をホログラム層23の表面に転写する方法等があげら
れる。本発明の実施例での絵柄層25の組成物とその重
量%は、ウレタン系樹脂100,イソシアネート(硬化
剤)4,溶剤(トルエン40,MEK40,IPA2
0)とした。また、形成方法は、6色の色料でのシルク
印刷を用いた。
【0040】接着剤層27は、光回折パターン記録体2
0を所定の接着対象物に接着するためのものであり、用
途に合わせて従来より公知の感熱接着剤や粘着剤が用い
られる。感熱接着剤としては、アクリル系樹脂,ビニル
系樹脂,ポリエステル系樹脂,ウレタン系樹脂,アミド
系樹脂,エポキシ系樹脂等があげられ、又、粘着剤とし
ては、アクリル系,ゴム系ものがあげられる。本発明の
実施例では、アクリル系樹脂からなる感熱接着剤を用
い、コーティングにより形成した。
【0041】図2は、接着対象物40に接着された光回
折パターン記録体20を示す断面図である。図1におい
て、基材30の上側から、光回折パターン記録体20を
加熱圧接することにより、基材30と剥離層21との間
で剥離が発生し、光回折パターン記録体20が接着対象
物40に接着される。接着対象物40の材質としては、
ポリ塩化ビニル,ポリエチレンテレフタレート,ポリイ
ミド,ポリスチレン,ポリビニルブチラール,ポリカー
ボネート,紙,合成紙,金属シート等があげられる。ま
た、接着対象物40は、上記の材料単体で構成されてい
ても良いが、上記材料の積層体として構成されていても
良い。
【0042】以上の光回折パターン記録体20におい
て、ホログラム層23のホログラム画像と、絵柄層25
の画像は、接着対象物40のデザインに合わせて、任意
の色調や模様とすることができる。絵柄層25の上部の
領域のホログラム層23は、透明反射層24により透明
反射性を有する。従って、その領域上では、透明反射層
24の光の反射率が高くなる角度範囲内でのみホログラ
ム画像が視認され、上記角度の範囲外では、ホログラム
層23は透明体として見え、その下層の絵柄層25の画
像が視認される。すなわち、絵柄層25上のホログラム
画像は、すかし効果を発揮する。また、絵柄層25の上
部以外の領域(絵柄層25の周囲部)では、ホログラム
層23と金属反射層26とにより不透明タイプのホログ
ラム画像が視認される。従って、ホログラム画像は、絵
柄層25の制約を受けることなく視認される。
【0043】このように、絵柄層25の画像と不透明タ
イプのホログラム画像とを同時に視認することができ、
さらに、絵柄層25の上部には見る角度によって透明タ
イプのホログラム画像を視認することができるので、極
めて装飾性の高いものとなる。また、この光回折パター
ン記録体20の改ざんや製造が困難であることから、偽
造防止効果が高くなる。これにより、この光回折パター
ン記録体20をクレジットカードやバンクカードに適用
する場合に、利用者の登録番号等の個別情報を絵柄層2
5により表示すれば、これらのカードを照合,確認する
際に、ホログラム画像と個別情報の画像とを同時に視認
することができるので、上記カードのセキュリティ性を
高めることができる。
【0044】図3は、本発明による光回折パターン記録
体の第2の実施例の構成を示す断面図である。図3の光
回折パターン記録体20Aは、図2のものと同様に、接
着対象物40に接着されたものを示している。この第2
の実施例において、第1の実施例と同一のものには同一
符号を付している。
【0045】光回折パターン記録体20Aは、光回折パ
ターン記録体20と比較して、透明反射層24と絵柄層
25との間にアンカー層28が設けられている点が異な
る。このアンカー層28は、透明反射層24と絵柄層2
5との密着性を高めるために、絵柄層25の形成前に透
明反射層24に形成するものである。アンカー層28の
材質としては、透明反射層24の材質にもよるが、ポリ
エステル系樹脂等が用いられる。また、形成方法として
は、ロールコート法,グラビアコート法のようなコーテ
ィング法等が用いられる。なお、このようにアンカー層
28を形成する場合には、上述したように、絵柄層25
には、必ずしも透明反射層24との密着性に優れるバイ
ンダーを使用する必要はない。
【0046】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は、上述した実施例に限定されることなく、
その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能であ
る。実施例では、ホログラム層23の上層に、剥離層2
1及び保護層22を設けたが、ホログラム層23が剥離
層21及び保護層22の機能を果たすものであれば、必
ずしも設ける必要はない。また、光回折パターン記録体
20,20Aを接着対象物40に設ける場合に、転写等
の方法によらないときには、基材30に光回折パターン
記録体20,20Aを設ける必要はなく、さらにこのと
きには、剥離層21は設ける必要はない。また、アンカ
ー層28は、絵柄層25に用いるインキが透明反射層2
4への密着性が悪い場合にのみ設ければ良い。接着剤層
27は、接着対象物40側が接着性を有するものである
場合や、他の接着剤を用いる場合等には、設ける必要は
ない。
【0047】
【発明の効果】請求項1に記載の光回折パターン記録体
によれば、情報表示層の上部の領域の光回折パターン層
は、透明反射層により透明反射性を有するので、その領
域上では、透明反射層の光の反射率が高くなる角度範囲
内でのみ光回折パターンの画像が視認され、上記角度の
範囲外では、光回折パターン層は透明体として見え、そ
の下層の情報表示層の画像が視認される。すなわち、情
報表示層上の光回折パターンの画像は、すかし効果を発
揮する。また、情報表示層の上部以外の領域では、光回
折パターン層と金属反射層とにより不透明タイプの光回
折パターンの画像が視認される。従って、光回折パター
ンの画像は、情報表示層の制約を受けることなく視認さ
れる。 このように、情報表示層の画像と、透明タイプ及
び不透明タイプの光回折パターンの画像とを同調させた
ので、光回折パターン記録体の装飾性を高め、かつ偽造
防止効果を高めることができる。これにより、この光回
折パターン記録体をクレジットカードやバンクカードに
設けることにより、そのカードのセキュリティ性を向上
することができる。
【0048】請求項2に記載の光回折パターン記録体に
よれば、光回折パターン記録体に接着剤層を設けたの
で、接着対象物の接着予定領域上に粘着剤等を設けるこ
となく、光回折パターン記録体を設けることができる。
【0049】請求項3に記載の光回折パターン記録体に
よれば、光回折パターン記録体に基材層を設けたので、
光回折パターン記録体を転写可能な転写シートとして用
いることができる。これにより、例えば多数のカード等
に光回折パターン記録体を設ける場合に、形成の効率を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における光回折パターン記録体の第1の
実施例の構成を示す断面図である。
【図2】接着対象物40に接着された光回折パターン記
録体20を示す断面図である。
【図3】本発明における光回折パターン記録体の第2の
実施例の構成を示す断面図である。
【図4】従来のホログラムの一例の構成を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
20,20A 光回折パターン記録体 21 剥離層 22 保護層 23 ホログラム層 24 透明反射層 25 絵柄層 26 金属反射層 27 接着剤層 28 アンカー層 30 基材 40 接着対象物

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に表面凹凸模様で表現される光回折
    パターンを記録した光回折パターン層と、 前記光回折パターン層の下層に形成された反射透明性を
    有する透明反射層と、 前記透明反射層の下層の一部に形成され、文字,図形,
    記号,模様,絵柄若しくはこれらの結合又はこれらと色
    彩との結合による所定の情報を表示した情報表示層と、 前記透明反射層及び前記情報表示層の下層に形成された
    反射性を有する不透明な不透明反射層とを備えることを
    特徴とする光回折パターン記録体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光回折パターン記録体
    において、 前記不透明反射層の下層には、前記光回折パターン記録
    体を接着対象物に接着する接着剤層を備えることを特徴
    とする光回折パターン記録体。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の光回折パター
    ン記録体において、 前記光回折パターン形成層の上層には、前記光回折パタ
    ーン記録体を支持する基材層を備えることを特徴とする
    光回折パターン記録体。
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