JPH07108659A - ポリカーボネート系積層体 - Google Patents
ポリカーボネート系積層体Info
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- JPH07108659A JPH07108659A JP25705093A JP25705093A JPH07108659A JP H07108659 A JPH07108659 A JP H07108659A JP 25705093 A JP25705093 A JP 25705093A JP 25705093 A JP25705093 A JP 25705093A JP H07108659 A JPH07108659 A JP H07108659A
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Abstract
の発生しないポリカーボネート/ポリビニルブチラール
系積層体を提供する。 【構成】 重量平均分子量25000〜35000の芳
香族ポリカーボネートシートと炭素数9〜30の脂肪族
アルコールから誘導されるフタル酸ジエステル類により
可塑化されたポリビニルブチラールシートとからなる二
層構造を含む積層体。
Description
ト(以下、PCと略す。)/ポリビニルブチラール(以
下、PVBと略す。)積層構造体に関し、詳しくは、積
層されたPCに白濁やクレーズのない高品質のPC/P
VB/ガラス積層体やガラス/PVB/PC/PVB/
ガラス積層体等のPCとPVBとからなる二層構造を含
む積層体に関するものである。
に優れるエンジニアリングプラスチックとして広く用い
られており、その用途の一つとしてPCシートがグレー
ジング分野を中心に用いられている。中でも、近年、合
わせガラスの耐衝撃性を更に向上させるためにPCシー
トを中間膜に用いる試みがなされている。
用いた場合、接着層として用いられるPVBによって、
白濁やクレーズが発生するという問題があった。そのた
め、これまでにPCの白化を防止した合わせガラスを得
る多くの研究がなされてきた。例えば、接着層であるP
VBの可塑剤としてPCの白濁が少ない可塑剤を用いる
方法が提案されており、スルホンアミド(特公昭46ー
35156号公報)、ホスフェート(米国特許第340
6086号明細書)、一価アルコールのエチレンオキサ
イド付加物(特開昭59ー111954号公報)、高級
不飽和脂肪酸のマルチエステル(特開昭60ー6484
8号公報)、プロピレンオキサイドオリゴマー(特公昭
63ー33455号公報)等の可塑剤が検討されてい
る。
に中間層を形成して白濁を防止する方法も検討されてお
り、例えば中間層として熱硬化性塗料層(特開昭53ー
12920号公報)やアクリル樹脂層(実公昭62−1
8452号公報)等が検討されている。しかしながら、
前者ではPVBシート製造時の可塑剤の分解や、特殊な
可塑剤を用いなければならないという問題点を有してお
り、後者においては、ピンホールからの白濁や、新たな
中間層を必要とすることで製造工程が煩雑になるという
問題があった。
できる白濁やクレーズのないPC/PVB積層体を提供
することを目的とする。
特殊な可塑剤を用いず簡便に製造できる白濁やクレーズ
のないPC/PVB積層体は、今だ出来上がっておら
ず、その出現が望まれていた。本発明者らは、PVBに
用いることのできる汎用の可塑剤の中で、従来PCシー
トとの積層では白濁やクレーズを引き起こし使用できな
いと考えられていたエステル系可塑剤をPVBの可塑剤
として用い、上記積層体を得るべく鋭意研究を重ねた結
果、驚くことに、特定のアルコールとフタル酸とのジエ
ステル類により可塑化されたPVBを用いた場合にの
み、白濁やクレーズを発生させずにPC/PVB積層体
を提供できることを見いだし、本発明に到達した。
000〜35000の芳香族ポリカーボネートからなる
シートと、炭素数9〜30の脂肪族アルコールから誘導
されるフタル酸ジエステル類により可塑化されたPVB
からなるシートとから構成される二層構造を含む積層
体。本発明に用いられるPCは、一般式(1)で表され
る繰り返し単位からなる主鎖を有するPCである。
例えば、フェニレン、ナフチレン、ビフェニレン、ピリ
ジレン及び一般式(2)で表されるものが挙げられ
る。)
リーレン基であって、例えばフェニレン、ナフチレン、
ビフェニレン、ピリジレン等の基を表し、Yは一般式
(3)〜(5)で表されるアルキレン基又は置換アルキ
レン基である。)
ぞれ水素原子、低級アルキル基、シクロアルキル基、ア
リール基、アラルキル基であって、場合によりハロゲン
原子、アルコシ基で置換されていてもよく、kは3〜1
1の整数であり、一般式(4)の水素原子は、低級アル
キル基、アリール基、ハロゲン等で置換されていても良
い。)また、一般式(6)で示される二価の芳香族残基
を共重合体成分として含有していても良い。
り、Zは単なる結合又は−O−、−CO−、−S−、−
SO2 −、−CO2 −、−CON(R1 )(R2 )−、
(R1、R2 は前記と同様)等の二価の基である。〕こ
れら二価の芳香族残基の例としては、下記の一般式
(7)〜(27)で表されるもの等が挙げられる。
素、ハロゲン、C1 〜C10アルキル基、C1 〜C10アル
コキシ基、C1 〜C10シクロアルキル基又はフェニル基
であって、m及びnは1〜4の整数で、mが2〜4の場
合には各R5 はそれぞれ同一でも異なるものであっても
よいし、nが2〜4の場合は各R6 はそれぞれ同一でも
異なるものであっても良い。)なかでも、下記一般式
(28)で表されるものが好ましい一例である。
繰り返し単位を85モル%以上含むものが好ましい。ま
た、本発明においてPCは、三価以上の芳香族残基を共
重合成分として含有していても良い。ポリマー末端の分
子構造は特に限定されないが、ヒドロキシル基、アリー
ルカーボネート基、アルキルカーボネート基から選ばれ
た1種以上の末端基を結合することができる。
式(29)で表され、具体例としては、例えば、一般式
(30)〜(35)等が挙げられる。
り、芳香環は置換されていても良い。)
式(36)で表され、具体例としては、例えば下記一般
式(37)〜(39)等が挙げられる。
分岐アルキル基を表す。)
p−t−ブチルフェニルカーボネート基、p−クミルフ
ェニルカーボネート基等が好ましく用いられる。ヒドロ
キシル基末端は、耐熱性、耐熱水性等を低下させるため
極力少ない方が好ましい。本発明に用いられるPVの重
量平均分子量(Mw)は、25000〜35000の範
囲にある。重量平均分子量が25000より小さい場合
は、PVBとの張り合わせの際やその後の使用時に白化
やクレーズが発生し好ましくない。35000より大き
い場合はシート製造時の生産性が低下する。好ましく
は、27000〜35000の範囲であり、更に好まし
くは、30000〜35000の範囲である。
測定は、GPCを用いて行い、測定条件は下記の方法に
よった。テトラヒドロフラン溶媒、ポリスチレンゲルを
使用し、標準単分散ポリスチレンの構成曲線から下式に
よる換算分子量較正曲線を用いて求めた。 MPC=0.3591MPS 1.0388 (MPCはポリカーボネートの分子量、MPSはポリスチレ
ンの分子量)これらPCは公知の方法で製造できる。具
体的には、芳香族ジヒドロキシ化合物とカーボネート前
駆体と反応せしめる公知の方法、例えば、芳香族ジヒド
ロキシ化合物とホスゲンを水酸化ナトリウム水溶液及び
塩化メチレン溶媒の存在下に反応させる界面重合法(ホ
スゲン法)、芳香族ジヒドロキシ化合物とジフェニルカ
ーボネートとを反応させるエステル交換法(溶融法)、
結晶化カーボネートプレポリマーを固相重合する方法
(特開平1−158033号、特開平1−271426
号、特開平3ー68627号各公報等)等の方法により
製造できる。
定剤、離型剤、着色剤、紫外線吸収剤等が含有されてい
ても良い。熱安定剤としては、特開平3−163160
号公報、特開平3−163161号公報等に記載された
リン系安定剤等の使用が好ましく用いられる。本発明積
層体のもう一方を構成するPVBは、特に限定されない
が、PVB中の水酸基(q):アセチル基(p):ブチ
ラール基(o)のモル比が、10〜50:1〜5:40
〜85程度の下記一般式(40)のPVBが好適に使用
できる。
を保持できるものであれば良く、特に限定されない。本
発明に用いられるPVBの可塑剤としては、炭素数9〜
30の脂肪族アルコールから誘導されるフタル酸ジエス
テル類を用いることが必須である。該可塑剤を用いるこ
とにより初めて本発明の白化のない積層体が作製され
る。炭素数が上記範囲より小さい場合は、PCが白化し
好ましくない。炭素数が上記範囲より大きい場合は、P
VBに配合した際に低温特性の低下を引き起こし好まし
くない。炭素数9〜30の脂肪族アルコールとしては、
例えば、ノニルアルコール、デシルアルコール、ウンデ
シルアルコール、ドデシルアルコール、トリドデシルア
ルコール、ミリスシルアルコール、ペンタデシルアルコ
ール、セチルアルコール、ヘプタデシルアルコール、ス
テアリルアルコール、ナノデシルアルコール、エイコシ
ルアルコール、セリルアルコール、メリシリアルコール
等の直鎖アルコールやこれらの異性体が挙げられる。こ
れらの中で、特にノニルアルコール、イソノニルアルコ
ール、デシルアルコール、イソデシルアルコール、ドデ
シルアルコール、イソドデシルアルコールが好ましく用
いられる。フタル酸ジエステルは、これらのアルコール
とフタル酸から誘導されるが、ノニルデシルフタレート
のように異なるアルコールから誘導されるフタル酸ジエ
ステルでも良い。中でもジノニルフタレート、ジイソノ
ニルフタレート、ジデシルフタレート、ジイソデシルフ
タレート、ジドデシルフタレート、ジイソドデシルフタ
レートが好ましい。
定されないが、通常10〜70重量%の範囲にあり、特
に20〜60重量%の範囲が好ましく用いられる。本発
明においては、上記可塑剤を主可塑剤とし、PCの白化
やクレーズを発生させない範囲で、少量の他の可塑剤、
例えばリン酸エステル系、脂肪酸エステル系、グリコー
ル誘導体系等の可塑剤を併用することは可能である。特
に少量の脂肪酸エステル系やグリコール誘導体系の可塑
剤との併用は低温特性に優れ好ましい。
色剤、べたつき防止剤、帯電防止剤、防曇剤、難燃剤、
蛍光剤等が添加されていても良い。本発明の積層体は、
基本的に上記PCシートと上記フタル酸ジエステル類を
可塑剤とするPVBシートの二層からなり、この積層構
造を含むいかなる積層体も本発明に含まれる。そのよう
な例としては、例えば、PC/PVB/PC、PC/P
VB/ガラス、ハードコート層/PC/PVB/ガラ
ス、ガラス/PVB/PC/PVB/ガラス、PC/P
VB/他樹脂等の積層体が挙げられ、高耐衝撃性が必要
な建築物の窓ガラスやショーウィンドウ、車両や航空機
の窓ガラス、鉄道や道路等の透明遮音板等に広く利用で
きる。特に、(ハードコート層/)PC/PVB/ガラ
ス積層体は片面がガラスより柔軟性のあるPCであるの
で、車両用窓ガラスや体育館等公共機関の窓ガラスの様
に、特に衝突時の安全面を重視した安全ガラスとして利
用価値が高い。また、ガラス/PVB/PC/PVB/
ガラス積層体は、従来の合わせガラスよりより耐衝撃性
や防犯性の要求されるガラスとして利用価値が高い。
や、積層体の全体の厚み等は特に限定されない。本発明
の積層体は、PVBが軟化する約80℃以上の温度で加
圧下に各層を張り合わせることで容易に製造できる。例
えば、シート状の各層を重ね合わせた後、減圧下に置き
層間の空気を充分に除去した後、加熱加圧して接着する
方法や、あらかじめガラス等の表面に溶媒で希釈したP
VBをコーティングし乾燥後にPCシートと加熱加圧し
張り合わせる方法等がある。また、PCを侵さない溶媒
(例えば、イソプロピルアルコール等)で希釈したPV
BをPCシート上にコーティングし乾燥する方法で製造
することもできる。
(40)おけるo:p:q比が65:2:33のPVB
100重量部と可塑剤としてジイソデシルフタレート
(DIDP)40重量部を、ミキシングロールを用い7
0℃で5分間混練し、次いで110℃、150kg/c
m2 の条件で5分間プレス成形して、縦100mm×横
100mm×厚さ0.5mmのPVBシートを得た。一
方、重量平均分子量が22000(比較例1)、280
00(実施例1)、31000(実施例2)、3400
0(実施例3)のポリカーボネートを用いて溶融押出を
行い各PCシートを得た後、縦100×横100×厚さ
1mmの大きさに切り出した。
重ね合わせ、全体を真空バック袋にいれ、該真空バック
袋内を真空にした後、真空バックを封止する。次いで、
真空バッグごとテフロン板と鉄板で挟み、圧力10kg
/cm2 、120℃で約20分プレスし接着し、積層体
を得た。得られた積層体の外観評価を表1に示す。
ジ−2−エチルブチレート(3GH・比較例2)、ジー
2ーエチルヘキシルフタレート(DOP・比較例3)を
それぞれ40重量部用いる以外は、実施例1と同様にし
てPVBシートを得た。PCシートとして重量平均分子
量31000のシートを用いて、実施例1と同様にして
積層体を得た。得られた積層体の外観評価を表1に示
す。
の白濁やクレーズの発生がない。そのため、本発明積層
体を基本構造とする積層体において好適に使用できる。
例えば、ガラスとの積層体においては、透明で耐衝撃
性、ガラスの耐飛散性に優れ、且つ軽量で、断熱性に優
れており、安全ガラス、省エネガラスとしての価値が大
きい。そのため、建築物の窓ガラス、ショーウィンドー
やドア特にガラス面積の大きい高層ビルのガラスとし
て、また自動車、バス、トラック、鉄道等の車両用のガ
ラスとして好適に使用できる。更に、学校、体育館、病
院等の窓ガラスやドアに用いられる安全ガラスとしても
好適に使用できる。
Claims (1)
- 【請求項1】 重量平均分子量25000〜35000
の芳香族ポリカーボネートからなるシートと、炭素数9
〜30の脂肪族アルコールから誘導されるフタル酸ジエ
ステル類により可塑化されたポリビニルブチラールから
なるシートとから構成される二層構造を含む積層体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25705093A JP3168106B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | ポリカーボネート系積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25705093A JP3168106B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | ポリカーボネート系積層体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07108659A true JPH07108659A (ja) | 1995-04-25 |
JP3168106B2 JP3168106B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=17301046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25705093A Expired - Fee Related JP3168106B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | ポリカーボネート系積層体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3168106B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0714764A3 (en) * | 1994-12-02 | 1997-03-05 | Gen Electric | Improved impact resistant composite |
US7061559B2 (en) | 1997-03-22 | 2006-06-13 | Kent Displays, Inc. | Stacked color liquid crystal display device |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101787313B1 (ko) * | 2017-03-16 | 2017-10-17 | 이세환 | 케이싱 매립용 냉매파이프 및 이를 가지는 방열장치의 케이싱 |
-
1993
- 1993-10-14 JP JP25705093A patent/JP3168106B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0714764A3 (en) * | 1994-12-02 | 1997-03-05 | Gen Electric | Improved impact resistant composite |
US7061559B2 (en) | 1997-03-22 | 2006-06-13 | Kent Displays, Inc. | Stacked color liquid crystal display device |
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Publication number | Publication date |
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JP3168106B2 (ja) | 2001-05-21 |
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