JPH07108558B2 - 段ボ−ルシ−トに対する印刷用薄葉紙の装着方法 - Google Patents

段ボ−ルシ−トに対する印刷用薄葉紙の装着方法

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JPH07108558B2
JPH07108558B2 JP61147598A JP14759886A JPH07108558B2 JP H07108558 B2 JPH07108558 B2 JP H07108558B2 JP 61147598 A JP61147598 A JP 61147598A JP 14759886 A JP14759886 A JP 14759886A JP H07108558 B2 JPH07108558 B2 JP H07108558B2
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corrugated
sheet
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幹雄 井上
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千代田紙工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は段ボールシートに対する印刷用薄葉紙の装着方
法に関するものである。
従来の技術 従来から包装箱を構成する段ボールシートの表面に、印
刷された薄葉紙を貼り付けて段ボールシート(包装箱)
を美粧する技術が公知である。この場合、印刷された薄
葉紙を段ボールシートに貼り付けた後で段ボールシート
を包装箱組み立てのためにカツトされ、同時に罫線が設
けられる。第7図に薄葉紙が貼り付けられた段ボールシ
ートに罫線が設けられている状態を側面図で示してお
り、(1)は段ボールシートで、この段ボールシート
(1)の表面に薄葉紙(2)を貼り付けた後で段ボール
シート(1)および薄葉紙(2)に罫線(3)が入れら
れ、この罫線(3)の部分で段ボールシート(1)およ
び薄葉紙(2)が第7図二点鎖線で折り曲げられるよう
になる。
発明が解決しようとする問題点 ところで、前記薄葉紙(2)はその紙の抄き方向に関係
して、横方向に伸び易ければそれと直角な縦方向には伸
びにくいという性質がある。そのため、薄葉紙(2)が
第7図矢印イ方向に伸びにくい性質を備えているとする
と、前記罫線(3)を入れたときに段ボールシート
(1)の罫線(3)によつてふくれた部分で無理に第7
図矢印イ方向に伸びなければならず、その後段ボールシ
ート(1)および薄葉紙(2)を罫線(3)の部分で折
り曲げたとき薄葉紙(2)は第7図矢印ロ方向にさらに
無理に伸びなければならない。その結果、薄葉紙(2)
は伸びにくい方向に引つ張られた状態となつて折り曲げ
部において破断するという問題があつた。
本発明はこのような問題点を解決するもので、薄葉紙が
伸びにくい方向に折り曲げられても破断しないようにす
ることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、印刷用薄葉紙を
段ボールシートの表面に貼り付ける前に薄葉紙の伸びに
くい方向に対して直交する方向に段ボールシートに罫線
を入れ、この罫線のふくらみに沿わせて段ボールシート
表面に薄葉紙を貼り付けるものである。
作用 この構成により、段ボールシートに形成されてある罫線
の部分で段ボールシートと一体に薄葉紙を無理なく折曲
させ得、薄葉紙の破断を防止することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面(第1図〜第6
図)に基づいて説明する。
まず、第1図に段ボールシート(11)と、この段ボール
シート(11)の表面に貼り付けられる前の印刷された薄
葉紙(12)を示しており、この薄葉紙(12)は段ボール
シート(11)の縦方向(第1図矢印ハ方向)には伸びに
くく、段ボールシート(11)の横方向(第1図矢印ニ方
向)には伸び易くなつている。段ボールシート(11)は
包装箱を構成するものであつて、薄葉紙(12)を貼り付
ける前に薄葉紙(12)の伸びにくい方向に対して直角の
横方向の罫線(13)(13)が形成されている。このよう
に横方向の罫線(13)(13)が形成された段ボールシー
ト(11)に第2図に示すように前記薄葉紙(12)が貼り
付けられる。そこで段ボールシート(11)表面の薄葉紙
(12)は罫線(13)の部分で第4図に示すように罫線
(13)のふくらみ(13a)に沿わせて貼り付けられるこ
とになる。ところで薄葉紙(12)は段ボールシート(1
1)によつて構成される包装箱の下面と端部の止め代の
部分に存在しないように貼り付けられている。第2図で
はその状態を示し、その後第3図に示すように段ボール
シート(11)および薄葉紙(12)は包装箱組み立てのた
めに不要な部分がカツトされると同時に溝(14)が切ら
れ、さらに縦方向の罫線(15)が形成される。
このように表面に薄葉紙(12)が貼り付けられて第3図
に示すように加工された段ボールシート(11)は端部の
止め代(16)の部分で糊付けされて第5図および第6図
に示すような包装箱(17)が組み立てられる。このよう
に組み立てられたとき前記薄葉紙(12)は前記横方向の
罫線(13)と縦方向の罫線(15)の部分で曲げられる
が、縦方向の罫線(15)の部分においては薄葉紙(12)
は伸び易い方向に向いており、薄葉紙(12)は伸びなが
ら折曲される。一方、横方向の罫線(13)の部分におい
ては薄葉紙(12)は予じめ形成されている罫線(13)の
ふくらみ(13a)に沿わせて貼り付けられており、従つ
てその部分で曲げ代が存在することになり、薄葉紙(1
2)を無理なく折曲させることができる。なお、図中(1
8)は薄葉紙(12)の表面の印刷部である。
ところで第3図などにも示すように包装箱(17)の下面
の部分において罫線(13)とオーバーラツプする部分以
外は薄葉紙(12)を存在させておらず、これは下面全体
に表面が平滑な薄葉紙が存在していると、組み立てられ
た包装箱内に商品を収納して包装箱を複数段積み重ねて
輸送するとき、下側の包装箱の上面に薄葉紙が存在して
いることから、上下の包装箱は薄葉紙同志が接当するこ
とになり、上側の包装箱が滑り、荷くづれを起すことが
あり、これを防止するために下面には薄葉紙が存在しな
いようにしている。また、包装箱(17)の止め代(16)
の部分にも薄葉紙を無くしており、これは止め代(16)
の部分を糊付けしたとき薄葉紙(12)が間に存在すると
接着強度が弱くなるからである。これはピツキング試験
を行なつた結果からも明らかで、段ボールシートの表面
を形成するライナーと薄葉紙とでは、ライナーの方が約
3倍のピツキング強度が得られている。
発明の効果 以上のように本発明によれば、段ボールシートの表面に
印刷された薄葉紙を貼り付ける前に、薄葉紙の伸びにく
い方向に対して直交する方向の罫線を予じめ段ボールシ
ートに形成してあることにより、薄葉紙は罫線のふくら
みに沿わせて段ボールシートに貼り付けられ、その罫線
の部分で段ボールシートと一体に薄葉紙を無理なく折曲
させ得、薄葉紙の破断を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図は段ボールシートに薄葉紙を貼り付ける前の状態を示
す斜視図、第2図は段ボールシートに薄葉紙を貼り付け
た状態を示す斜視図、第3図は薄葉紙が貼り付けられた
段ボールシートを加工した状態を示す斜視図、第4図は
第2図のX−X断面図、第5図および第6図は包装箱の
組立順序を示す斜視図、第7図は従来例を示す要部断面
図である。 (11)……段ボールシート、(12)……薄葉紙、(13)
……罫線、(13a)……ふくらみ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷用薄葉紙を段ボールシートの表面に貼
    り付ける前に薄葉紙の伸びにくい方向に対して直交する
    方向に段ボールシートに罫線を入れ、この罫線のふくら
    みに沿わせて段ボールシート表面に薄葉紙を貼り付ける
    ことを特徴とする段ボールシートに対する印刷用薄葉紙
    の装着方法。
JP61147598A 1986-06-24 1986-06-24 段ボ−ルシ−トに対する印刷用薄葉紙の装着方法 Expired - Fee Related JPH07108558B2 (ja)

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JP2802756B2 (ja) * 1987-12-11 1998-09-24 コニカ株式会社 現像剤及び画像形成方法

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