JPH07108453A - 半導体ウェーハ用研磨布のドレッシング方法 - Google Patents

半導体ウェーハ用研磨布のドレッシング方法

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Publication number
JPH07108453A
JPH07108453A JP1093992A JP1093992A JPH07108453A JP H07108453 A JPH07108453 A JP H07108453A JP 1093992 A JP1093992 A JP 1093992A JP 1093992 A JP1093992 A JP 1093992A JP H07108453 A JPH07108453 A JP H07108453A
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JP
Japan
Prior art keywords
polishing
semiconductor wafer
polishing cloth
cloth
dressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1093992A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Kiyotake
伸二 清武
Yoshiyuki Takao
芳行 高尾
Masayuki Asano
政幸 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYUSHU ELECTRON METAL CO Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
KYUSHU ELECTRON METAL CO Ltd
Sumitomo Sitix Corp
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Publication date
Application filed by KYUSHU ELECTRON METAL CO Ltd, Sumitomo Sitix Corp filed Critical KYUSHU ELECTRON METAL CO Ltd
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Publication of JPH07108453A publication Critical patent/JPH07108453A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B53/00Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces
    • B24B53/017Devices or means for dressing, cleaning or otherwise conditioning lapping tools

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 研磨布の目詰りを確実に除去し、研磨布の切
削性を安定化し、品質および歩留りの高い半導体製造を
可能とする。 【構成】 半導体ウェーハをメカノケミカルポリッシン
グする研磨布の目詰りや異物除去を行なう半導体ウェー
ハ用研磨布のドレッシング方法において、苛性ソーダ、
エタノールアミン等のアルカリ溶液を用い、前記研磨布
をドレッシングすることを特徴とする半導体ウェーハ用
研磨布のドレッシング方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、最終研磨工程で半導体
ウェーハをメカノケミカルポリッシングする研磨布の目
詰りや異物除去を行なう半導体ウェーハ用研磨布のドレ
ッシング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェーハの製造工程において、最
終研磨工程で鏡面仕上げが行なわれ、この鏡面仕上げに
より半導体ウェーハの品質が決定される。鏡面仕上げは
一般にメカノケミカルポリッシング(以下、MCPと称
する)と呼ばれる研磨手法が用いられる。MCPでは、
例えば5〜300nm程度の粒径を有するSiO2粒子
を苛性ソーダ、アンモニアおよびエタノールアミン等の
アルカリ溶液に懸濁させてPH9〜12程度にした、所
謂コロイダルシリカからなる研磨剤とポリウレタン樹脂
等からなる研磨布が用いられ、例えば図6に示す研磨装
置により研磨が行なわれる。
【0003】図6に示す研磨装置において、1は主軸2
を中心に回転する回転テーブル、3は回転テーブル1上
に載置された下定盤、4は下定盤3に対向して相対回転
する上定盤、5は研磨布、6は上定盤4に貼付られた半
導体ウェーハ、7は加圧軸を示す。通常、研磨時には、
上定盤4を下定盤3に向けて一定荷重を加えて回転させ
る加圧ヘッドに装着し、半導体ウェーハ6を下定盤3に
当接させて相対回転させることにより研磨が行なわれ
る。そして、研磨布5のドレッシング方法としては、研
磨布5に水を流しながらダイヤモンド電着治具および刃
物等を用いたブラッシングにより、研磨布の表面や内部
の目詰り、異物の除去を行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
研磨布のドレッシング方法においては、ダイヤモンド電
着治具および刃物等を用いたブラッシングにより行なっ
ていたので、研磨布内部の目詰りを確実に除去すること
が困難であり、更に図7に示すように、研磨布5の表面
の形状が変化するとともに研磨布5の表面にキズが入る
不具合があった。そのため、このような研磨布5により
研磨すると、図1中の特性Bで示すように研磨キズ発生
が高く、これに伴う半導体ウェーハの品質が劣化し、品
質にばらつきを生じ、歩留りの低下を招く問題があっ
た。また、研磨布5の表面形状変化によって、半導体ウ
ェーハ6と研磨布5との接触面のうち局部的に当たる箇
所が発生し、この局部的な接触により研磨布表面の目詰
りが促進され、図2中の特性bで示すように、研磨布5
の使用時間に伴って研磨速度が低下し、これにより図8
〜図10に示すように加工精度の悪い半導体ウェーハが
製造されてしまう不具合があった。尚、図8は初期研磨
時、図9は中間研磨時、図10は後期研磨時の半導体ウ
ェーハ6を示し、次第に加工精度が悪化している。
【0005】因みに、MCPにおいては、研磨スピード
を不安定にする要因の一つとして研磨布の切削性が関係
するため、高品質の半導体ウェーハを得る上では、切削
性を安定化できる研磨布のドレッシング方法の開発が望
まれている。
【0006】そこで、本発明は、研磨布の目詰りを最小
限に押え除去しやすくし、切削性を安定化し半導体ウェ
ーハの品質および歩留りの向上を可能とした半導体ウェ
ーハ用研磨布のドレッシング方法を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のドレッシング方
法は、半導体ウェーハをメカノケミカルポリッシングす
る研磨布の目詰りや異物除去を行なう半導体ウェーハ用
研磨布のドレッシング方法であって、苛性ソーダ、エタ
ノールアミン等のアルカリ溶液を用い、前記研磨布をド
レッシングする構成としている。
【0008】
【作用】したがって、アルカリ溶液を用い、ブラッシに
よるドレッシングを行なうことにより、確実に研磨布の
目詰りを除去できるとともに、従来の如き研磨布表面の
キズの発生を防止できる。その結果、研磨布の切削性が
安定化し、研磨速度の低下が改善され、加工精度が高
く、歩留りの高い半導体製造が可能となる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。
【0010】本実施例では、まず、半導体ウェーハ6を
研磨した研磨布5の表面に、温度が20〜40゜Cで濃
度が5〜10%のアルカリ溶液を、毎分2〜4リットル
流しながら0.5〜2分間、ブラッシによるドレッシン
グを行なう。アルカリ溶液としては、本実施例では苛性
ソーダ、エタノールアミン等のアルカリ溶液を用いた。
【0011】次に、アルカリ溶液から水に切り替えて、
毎分3〜5リットル流しながら0.5〜1分間、ブラッ
シによるドレッシングを行なう。
【0012】この結果、研磨布5の表面および内部の目
詰りが確実に除去され、研磨布表面の目詰りのない状態
を長く維持できる。例えば、新品の研磨布5を図3に、
従来のドレッシング方法による研磨布5を図4に、本ド
レッシング方法による研磨布5を図5に、それぞれの顕
微鏡写真を示すように、本ドレッシング方法による研磨
布5は、従来のドレッシング方法に比べて大幅に目詰り
が除去され、新品の研磨布と略同等の状態となる。
【0013】また、本発明者らが試験した結果、図1中
の特性Aで示すように、研磨時間に対する研磨布表面の
キズ発生率が大幅に低下し、研磨布の劣化を防止するこ
とができる。そのため、これに伴って図2中の特性aで
示すように研磨時間に対する研磨速度の低下も大幅に改
善され、これにより研磨布の安定した切削性が確保で
き、加工精度の高い半導体ウェーハを製造することが可
能となり、歩留りの向上を図ることができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、研
磨布の目詰りを確実に除去できるとともに研磨布の劣化
を防止できるので、研磨布表面を常時新しい時と同様に
保持することが可能となり、研磨布の使用時間に伴う研
磨速度の低下も改善でき、切削性の安定化を図ることが
できる。また、従来の方法と異なり、ブラッシのみのド
レッシングが可能なため、研磨布表面の形状変化やキズ
の発生がなくなり、加工精度の高い半導体ウェーハを安
定して製作でき、品質の均一化が可能となり、更にその
上に、ドレッシングの自動化も極めて容易となり省力化
を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係り、研磨時間と研磨速度
との関係を示す特性図。
【図2】研磨時間とキズ発生率との関係を示す特性図。
【図3】新品の研磨布を拡大して示す顕微鏡写真。
【図4】従来のドレッシング方法による研磨布を拡大し
て示す顕微鏡写真。
【図5】本発明のドレッシング方法による研磨布を拡大
して示す顕微鏡写真。
【図6】従来例に係り、半導体ウェーハの研磨装置を示
す概略図。
【図7】研磨布を示す拡大側面図。
【図8】初期研磨時の半導体ウェーハの写真図。
【図9】中期研磨時の半導体ウェーハの写真図。
【図10】後期研磨時の半導体ウェーハの写真図。
【符号の説明】
5 研磨布 6 半導体ウェーハ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係り、研磨時間と研磨速度
との関係を示す特性図。
【図2】研磨時間とキズ発生率との関係を示す特性図。
【図3】新品の研磨布を拡大して示す顕微鏡写真の複写
図。
【図4】従来のドレッシング方法による研磨布を拡大し
て示す顕微鏡写真の複写図。
【図5】本発明のドレッシング方法による研磨布を拡大
して示す顕微鏡写真の複写図。
【図6】従来例に係り、半導体ウェーハの研磨装置を示
す概略図。
【図7】研磨布を示す拡大側面図。
【図8】初期研磨時の半導体ウェーハを示す図。
【図9】中期研磨時の半導体ウェーハを示す図。
【図10】後期研磨時の半導体ウェーハを示す図。
【符号の説明】 5 研磨布 6 半導体ウェーハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅野 政幸 佐賀県杵島郡江北町大字上小田2201番地 九州電子金属株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウェーハをメカノケミカルポリッ
    シングする研磨布の目詰りや異物除去を行なう半導体ウ
    ェーハ用研磨布のドレッシング方法において、 苛性ソーダ、エタノールアミン等のアルカリ溶液を用
    い、前記研磨布をドレッシングすることを特徴とする半
    導体ウェーハ用研磨布のドレッシング方法。
JP1093992A 1992-01-24 1992-01-24 半導体ウェーハ用研磨布のドレッシング方法 Pending JPH07108453A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09155732A (ja) * 1995-12-08 1997-06-17 Nec Corp ウェハー研磨方法
WO1998045089A1 (fr) * 1997-04-09 1998-10-15 Hitachi, Ltd. Procede de fabrication, procede de polissage, et dispositif de polissage pour dispositifs semi-conducteurs
US6660124B1 (en) 1999-11-19 2003-12-09 Tokyo Electron Ltd. Polishing system and polishing method

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09155732A (ja) * 1995-12-08 1997-06-17 Nec Corp ウェハー研磨方法
WO1998045089A1 (fr) * 1997-04-09 1998-10-15 Hitachi, Ltd. Procede de fabrication, procede de polissage, et dispositif de polissage pour dispositifs semi-conducteurs
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