JPH0710843U - ディスクプレーヤのキャディー排出装置 - Google Patents
ディスクプレーヤのキャディー排出装置Info
- Publication number
- JPH0710843U JPH0710843U JP4420093U JP4420093U JPH0710843U JP H0710843 U JPH0710843 U JP H0710843U JP 4420093 U JP4420093 U JP 4420093U JP 4420093 U JP4420093 U JP 4420093U JP H0710843 U JPH0710843 U JP H0710843U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caddy
- chassis
- moving body
- shaped link
- link
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 CD等のディスクが載置されたキャディー等
の移動体を排出するイジェクト機構で、シャーシから突
出するストロークが長く、かつ移動体の中央を押圧し
て、円滑にキャディーを排出するキャディー排出装置を
提供する。 【構成】 X型リンク30の各リンク31,31両端に
ローラ33を枢着し、このX型リンク30を移動体20
後端とこれが出入するシャーシ10後端内側との間に配
設し、X型リンク30が交差した交点の枢軸32の延長
部が、シャーシ10幅の略中央の前後方向に刻設された
ガイド溝40に摺動自在に嵌入し、X型リンク30がシ
ャーシ10の前後方向に延びるよう引張スプリング50
で弾発付勢したものである。
の移動体を排出するイジェクト機構で、シャーシから突
出するストロークが長く、かつ移動体の中央を押圧し
て、円滑にキャディーを排出するキャディー排出装置を
提供する。 【構成】 X型リンク30の各リンク31,31両端に
ローラ33を枢着し、このX型リンク30を移動体20
後端とこれが出入するシャーシ10後端内側との間に配
設し、X型リンク30が交差した交点の枢軸32の延長
部が、シャーシ10幅の略中央の前後方向に刻設された
ガイド溝40に摺動自在に嵌入し、X型リンク30がシ
ャーシ10の前後方向に延びるよう引張スプリング50
で弾発付勢したものである。
Description
【0001】
本考案は電気機器においてシャーシ内から移動体を排出(イジェクト)する装 置に係り、特にディスクプレーヤのキャディー排出装置に関するものである。
【0002】
従来のディスクプレーヤのキャディー排出装置は、出願人が平成4年2月12 日付で出願した特願平4−069102号に開示され、図5に示すような構造に なっていた。 図において、1はキャディーホルダで、本考案のシャーシに相当し、2はキャ ディー、3はキャディー排出機構、4は、ストッパーレバーである。
【0003】 図の状態は、キャディー2が押し込まれた状態を示し、キャディー排出機構3 は軸3aを支点とし、第1バネであるレバーオープナバネ3bで反時計回りに弾 発付勢されたレバーオープナ3cと、その先端に枢支されたクランプシャッター 3dと、軸3aと同軸に取り付けられ、キャディー2排出開始時にのみ、前記レ バーオープナ3cに、第2バネであるアシストレバーバネ3e力を追加付勢する ためのアシストレバー3fとより構成されている。 そして、キャディー2はその後端をクランプシャッター3dで押圧されて、前 方へ排出されるようになっている。
【0004】
しかるに、前記従来のキャディー排出装置は、キャディー2を押出そうとする 排出力の作用箇所は、クランプシャッター3dの位置が排出につれて図面の左側 から右側へと移動するため、キャディー2排出に無理な力がかかり、キャディー 2の排出が円滑に行われない恐れがあった。 また、キャディー2排出開始時に、第2バネ力を付加する必要があり、構造が 複雑であった。
【0005】 本考案は上述した事情に鑑みてなされたものであり、従来のように、キャディ ーを排出する力が片寄ることなく、かつ構造簡単なキャディーを提供するもので ある。
【0006】
本考案は、両端にローラが枢着された一対のリンクがX型に交差し、交差した 交点に枢軸が設けられたX型リンクと、 シャーシ幅の略中央の前後方向に設けられ、前記枢軸の延長部が嵌入して摺動 するガイド溝と、 前記X型リンクをシャーシの前後方向に延びるよう弾発付勢するスプリングと を具備し、 前記X型リンクはディスクが載置されるキャディー等の移動体後端とシャーシ 後端内側との間に配設されていることを特徴とするものである。
【0007】
キャディーの排出力は、キャディーの幅の中央に作用するのでキャディー排出 動作が円滑に行なわれる。
【0008】
以下、添付図に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。 図1は本考案の一実施例を示す平面図で、移動体(キャディー)が奥まで、押 し込まれた状態を示し、図2は本考案の一実施例を示す平面図で、移動体が排出 された状態を示し、図3は本考案の一実施例を示す縦断面図、図4は本考案のス ライド溝の説明図である。
【0009】 図において、10はシャーシ、20はキャディー等の移動体で、移動体20は 、図示しないCD等のディスクが載置された状態で、図1のように押込まれた後 、ディスクは図示しないターンテーブルに装着される。30はX型リンクで、一 対のリンク31,31がX型に交差し、その交点には枢軸32が設けられ、リン ク31の両端にはローラ33,33がそれぞれ枢着されている。 そして、前記枢軸32の延長部32a(図3)はシャーシ10の幅の略中央の 前後方向に設けられたガイド溝40に嵌入され、前後方向に摺動するようになっ ている。 図4に示すように、ガイド溝は前方に向かって次第に狭くなるように形成され 、移動体20が排出される際に、次第に減速して停止するように構成しても良い 。この場合、枢軸32の延長部32aを図4に示すようにゴムローラ32bで形 成すると、ゴムローラ32bは狭い箇所を通る際に縮小するので、前記減速作用 は円滑に行なわれるものである。
【0010】 そして、一対のリンク31,31間には、引張りコイルスプリング50が張設 され、X型リンク30をシャーシ10の前後方向に延びるよう弾発付勢している 。 そして、X型リンク30は移動体20後端とシャーシ10後端内側との間に配 設される。
【0011】 キャディー等の移動体20を押し込むと、X型リンク30は図1に示すように 、隣接するローラ33,33が接触するまで前後方向に収縮し、同時に図示しな いロック装置でロックされる。 次に、ロック装置を解除すると、移動体20はX型リンク30の伸長に伴い排 出される。このときX型リンク30の交点の枢軸32の延長部32aがガイド溝 40に沿って前方へ摺動するので、移動体20後端は、幅方向中央のa点の左右 等距離の点がローラ33,33で押圧される。従って、移動体20がシャーシ1 0と摺動するガイド(図示せず)面のガタが少なくてもスムースに移動体20が 排出される。 なお、前記引張りコイルスプリング50にかえて、リンク31の前後間に圧縮 コイルスプリングを設けて、このスプリングのつっぱる力によりリンクを図1の 状態から図2の状態へ付勢しても良い。
【0012】
以上、詳細に説明した本考案によれば、下記のような効果を奏するものである 。 (1)X型リンク先端のローラが移動体後端の幅方向中央から左右等距離の点 をそれぞれ均等に押出すので、移動体のガタつきが小さくなるような設計にする ことができる。
【0013】 (2)移動体が最奥へ押込まれた時、一対のローラーが接触するまでになり、 排出機構の占める面積が小さくてすむので、装置の小型が図れる。
【図1】本考案の一実施例を示す平面図で、移動体が奥
まで押込まれた状態を示す。
まで押込まれた状態を示す。
【図2】本考案の一実施例を示す平面図で、移動体が排
出された状態を示す。
出された状態を示す。
【図3】本考案の一実施例を示す縦断面図である。
【図4】本考案のスライド溝の説明図である。
【図5】従来のキャディー排出装置の平面図である。
10 シャーシ 20 移動体 30 X型リンク 31 リンク 32 枢軸 32a 延長部 32b ゴムローラ 33 ローラ 40 ガイド溝 50 引張りコイルスプリング
Claims (1)
- 【請求項1】 両端にローラが枢着された一対のリンク
がX型に交差し、交差した交点に枢軸が設けられたX型
リンクと、 シャーシ幅の略中央の前後方向に設けられ、前記枢軸の
延長部が嵌入して摺動するガイド溝と、 前記X型リンクをシャーシの前後方向に延びるよう弾発
付勢するスプリングとを具備し、 前記X型リンクはディスクが載置されるキャディー等の
移動体後端とシャーシ後端内側との間に配設されている
ことを特徴とするディスクプレーヤのキャディー排出装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4420093U JPH0710843U (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | ディスクプレーヤのキャディー排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4420093U JPH0710843U (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | ディスクプレーヤのキャディー排出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0710843U true JPH0710843U (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=12684936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4420093U Pending JPH0710843U (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | ディスクプレーヤのキャディー排出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710843U (ja) |
-
1993
- 1993-07-20 JP JP4420093U patent/JPH0710843U/ja active Pending
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