JPH07108371B2 - 二重ループ流の発生方法および対応する装置 - Google Patents

二重ループ流の発生方法および対応する装置

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JPH07108371B2
JPH07108371B2 JP63508419A JP50841988A JPH07108371B2 JP H07108371 B2 JPH07108371 B2 JP H07108371B2 JP 63508419 A JP63508419 A JP 63508419A JP 50841988 A JP50841988 A JP 50841988A JP H07108371 B2 JPH07108371 B2 JP H07108371B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、反応器の表面領域の下で発生した二重ループ
流を用いて液体を互いに混合し、または異なる相を液体
に混合し、徹底した混合を維持する混合方法に関する。
この「ボトムトロイダルロール」、すなわちBTR原理の
特徴は、使用するミキサが下方からの強いドラフトを有
して斜め下方に圧力を及ぼすことと、このミキサが本発
明の混合方法に従って作られ、流れパターンが厳格に定
まった様式で制御されることである。この方法によれ
ば、ミキサ噴流が反応器の円筒面を叩き、その後で噴流
が2個のほぼ等しい部分に分割される。この分割は本発
明に係る逆流案内部材で調整され、この案内部材はミキ
サの上方に位置する。反応器内で生ずる円環流は特別な
バッフルで制御される。
一般に反応器は、いわゆる逆混合原理を適用することに
より混合する。これは、すべての異なる相が互いに連続
して混合されることを意味する。本発明のミキサ装置の
代表的な特徴は、混合空間を2部に分けることである。
逆流案内部材の下の区域は強く混合し、他方、逆流案内
部材の上の区域では制御された態様で静止される。上側
区域の流れパターンは、後に詳述するように、下側区域
の対応する流れパターンに従って調整される。混合空間
が全体で均一に混合せず、逆流案内部材の下で2つの渦
区域を作り、また逆流案内部材の上では静かな区域を作
る場合は、混合空間に供給される材料の遅延時間分布に
影響を及ぼせる。反応器の底近くで供給される材料は底
渦に捉えられ、そこから徐々に渦による捕捉運動に逆ら
って上側渦内に進み、対応して、これから解放されると
反応器の上側空間に入る。連続運転のBTR反応器から、
出口が設けられ、オーバーフローとして上側スペースを
介して、または表面の下から出てゆく。後者の場合は、
反応器の内容物の容積が別個の表面調整により制御され
る。本発明の本質的に新規な特徴は本発明の請求の範囲
の独立請求項から明らかである。
BTR原理はプロセス産業の多くの分野で利用でき、その
場合、ある程度の混合すなわちある化学反応を最終段階
または平衡状態に近い方にもってゆくためには、正規の
背後混合タイプより強い混合が必要である。本発明の原
理を適用することにより種々の技術分野に適した多数の
反応器を構成できる。
BTR原理で達成される実用的な利点の中で、混合部材の
位置を標準装備のものよりかなり高くとれることを指摘
したい。一般に、混合材料の直径を0.33×反応器の直径
とすることと、ミキサを底に対して自己の直径に等しい
距離に置くことが推奨される。BTR原理を適用するとき
は、これらの規則を無視して大きなミキサを使用でき、
このミキサは0.33〜0.50×反応器直径なる直径を有して
よく、底から0.5〜1.5×ミキサ直径の距離に配置してよ
い。この新しい尺度によると、ミキサの駆動軸が短かく
なり、大きな反応器を作る場合、材料の強度の点ではこ
れはかなりの利点をもたらす。
もう一つの本質的な利点は、逆流案内部材の下に位置す
る反応器空間内に軸動力の主要部が分散されることであ
る。こうすると単位容積当りの軸動力は、反応器の全動
力需要を大きくせずして、反応器の混合領域内で大きく
なる。反応器が液体の他に若干の固体材料を含む場合
は、反応器の底部での固体材料の液化が改良され、同時
に一層容易に反応器の底を清浄に保てる。本発明方法を
用いる場合は、底部の固体材料は背後混合システムの反
応器よりも良好な運動をする。これに加えて、固体粒子
が逆回転する2個の渦内で衝突する場合、およびミキサ
のごく近傍で強く混合される場合は、ある程度の研摩も
行なわれる。
混合空間で行なわれる等級区分は、逆流案内部材の尺度
を調整することと、逆流案内部材と反応器オーバーフロ
ーとの間の距離を調整することにより行なえる。連続運
転のBTR反応器は、その分類特性のため、例えば、制御
された態様で固体材料が反応器内で集められている場
合、固体材料の処理時間を延ばすのに用いることができ
る。
BTR反応器を用いる場合、反応器内の固体成分割合は高
く保たれ、したがって液体が固体材料よりも短い遅延で
反応器を通り抜ける。しかし、短絡の危険性が生ずるこ
となく、すべてが渦ループを介して底供給として進行す
る。このことは、例えば溶解、沈殿またはセメンティン
グ反応器を構成する場合、利用できる。
一般に、液体の効率のよい混合を行なうことが目的であ
る場合、および反応器に供給された材料すべてを均一な
態様で取扱い、いかなる材料も不十分に取り扱わないこ
とが重要である場合、BTR反応器を用いることは有利で
ある。このような場合の一例は、冶金産業で使用される
コンディショニング・タンクであり、その場合、次のプ
ロセス段、一般には浮遊で必要な化学薬品を混合して鉱
石スラリに入れる。特に大きなコンディショニングタン
クの場合、背後混合原理ではタンクの全内容を均一に混
合することが困難で、BTR原理に従って処理するコンデ
ィショニングタンクを用いるのが有利である。
以下添付図面を参照して本発明さらに詳細に説明する。
第1図はBTR反応器の原理の縦方向断面を示し、 第2図は、BTR原理に従って動作する浮遊セルを斜め軸
で一部切欠した断面で示し、 第3図は、BTR反応器とその有利な逆流案内部材を一部
斜めの断面で示し、 第4図は気体反応器として用いられるBTR反応器の縦方
向断面であり、 第5図は、発酵器として用いられるBTR反応器の縦方向
断面図である。
第1図は、本発明のBTR反応器が反応器1で形成され、
これが有利には垂直円筒の形を有していることを示す。
混合すべき材料は供給導管2を介して反応器の底部空間
に供給される。このBTR反応器では重い混合部材3を用
い、下から強いドラフトを起こすと、有利である。この
混合部材3は、底から例外的に長い距離の所に置き、直
径を長くとる。
このBTR構造に属する半径方向のバッフル4は正規のバ
ッフルより幅が広い。これらの幅は、0.10〜0.15×反応
器の直径であるのに対し、正規のバッフルの幅は標準的
な構成では一般に、約0.08×反応器の直径であり、変動
しても0.05〜0.10×反応器の直径の範囲内にはいる。バ
ッフルの円筒面からの対応する距離は、標準的な設定に
よれば0.017×反応器の直径しかない。本発明によれ
ば、バッフルの目的は反応器で混合すべき材料の回転運
動を滑らかにするにあり、この材料の運動エネルギーを
できるだけ保つために、反応器の表面積の約1/3の付加
的隙間を確保し、バッフルと壁の円筒面との間の流れに
あてる。こうして流れは、全流れ区域にわたって勢いよ
く進み、反応器の円筒表面に至る。BTR反応器のバッフ
ルの数は一般に2〜8で、4枚にすると有利である。
水平で円形の逆流案内部材5を設ける。これは高さの点
ではミキサ3の上方とするが、バッフル4の外側とす
る。死領域ができるのを避けるため、この逆流案内部材
の外面と反応器の円筒面との開口を残す。この開口は少
なくとも標準バッフルの開口と同じ幅とし、通常は0.01
〜0.03×反応器の直径とする。逆流案内部材の内側の縁
は高々バッフルの外側縁とするが、逆流案内部材とバッ
フルの間に若干のスペースを残すのがよい。
BTR原理の一つの利点はミキサの近くに逆流案内部材を
位置させることであり、こうすると、二重渦循環が強め
られるとともに、混合エネルギーが非常に限られた反応
器スペース内に分散される。ミキサに対する逆流案内部
材の位置は、調整できる。これは一般には、ミキサの上
方0.09×反応器の直径の距離とするが、こうすると渦巻
の中の材料の回転速度も同時に調整される。
上述した説明から明らかなように、底から強いドラフト
を伴なって重い混合部材をBTR構造に設けると有利であ
り、この混合部材は底から例外的に長い距離をとり、直
径を大きくしておく。有利なタイプのミキサの一例は、
米国特許第4,548,765号に記載されているglsミキサであ
る。第2図のglsミキサは12枚の羽根を持っている。こ
のミキサの真直の内側の羽根6は所望の底からのドラフ
トを生じ、外側の傾斜した羽根7は強い混合流を生ず
る。このミキサは、本発明の原理に従って固体を流体化
し、固体を含む可能性のある液体内に気体を分散させる
のに適している。このミキサは、上述したglsミキサに
かなうようにある程度変更してよいことは当然明らかで
ある。
逆流案内部材とglsミキサとの相乗効果のため、反応器
内の逆流案内部材の下に二重渦が生ずる。この渦は第1
図に矢印で示してある。供給導管2から供給される液
体、または液体と固体の混合物は、先ず下側の底渦I内
で回転し、次第に上側渦II内に移される。そこから、こ
うして良く混合された懸濁液は逆流案内部材の上の静か
で制御された流れの領域に上昇し、そこから懸濁液はオ
ーバーフローとして開口8から出てゆく。気体が懸濁液
から放出される場合は、反応器の蓋に気体出口パイプ9
を設ける。二重渦の発生および静かな領域の生成は、実
験的に確かめられている。
傾斜した羽根しかミキサに設けないような大変更は、BT
R反応器には適用できない。これは、我々の実験結果に
よると、不可欠な底ドラフト循環ができないからであ
る。真直な羽根だけを用いて動作するラシュトンタイプ
のタービンも使えない。それは、これによって水平方向
に進む噴流が発生し、これは反応器の円筒面に当たると
弱まりすぎるからである。このミキサを使う場合は、噴
流の上方への回転部をミキサの直ぐ近傍にある逆流案内
部材で制御できないが、ミキサ効率は多少とも反応器全
体に分散できるはずである。この結果、glsミキサを用
いた場合のような逆方向に回転する強い底渦は発生しな
い。拡散向きに構成されたラシュトンタイプ・ミキサは
固体を液化するのにも適さない。それは、これを用いる
と軸動力をかなり強くしなければならないからである。
glsミキサは拡散ミキサであり、ラシュトンタイプ・ミ
キサより小さい軸動力しか必要とせず、BTR混合で効果
的な液化装置として機能し、強力な二重渦循環を作る。
本質的な点は、一次噴流の一部が底に沿って中心に向っ
て進み、そこで例えば第4図の底部構成10を用いて循環
を強め得ることである。
上述した説明で、いかにBTR原理が液体またはスラリ混
合処理に適しているかを説明した。ここで重要なこと
は、反応器に入れた材料全部が、短絡して反応器を出る
ことなく、確実に均一な混合処理を受けることである。
一例として鉱石スラリの処理に用いられるコンディショ
ニングタンクに触れたが、その場合、スラリには混合す
べき種々の化学薬品が添加される。BTR構成による反応
器は拡散glsミキサを含むから、BTR原理は気体を含む液
体またはスラリを処理するのに適用できる。BTR反応器
は、液体と気体を良好に接触させる必要がある場合、ま
たは反応器内の気泡の遅れが延びることが望ましい場
合、使用できる。実は、気体はそのまま渦中で回転し、
新しい気体が反応器に送り込まれた時、徐々に放出され
る。化学反応内の気体粒子の場合、または液体への吸着
の場合、強い接触と延長された遅延時間によって、利用
率、すなわち気体の効率が高まる。BTR原理の有効性の
良好な例は、第2図の浮遊セルである。これは鉱石スラ
リから成分を分離する場合、特に効率的な空気/石油接
触のため、レドックスポテンシャルが上昇し、浮遊を改
良する場合に有効であることが判明している。
第2図は本発明の浮遊セルが反応器1で形成されること
を示している。鉱石スラリは供給管(図示せず)から反
応器の底の空間に供給される。供給管はバッフル4の外
側縁のレベルまで伸び、そこで供給すべき鉱石スラリが
底の渦に捕えられる。これは、この流れが供給管の出口
と平行であるからである。底渦は強力な底ドラフトを伴
なうミキサ3で作られる。ミキサは、底11から斜下方に
向かう噴流が底と所定の高さ、すなわちミキサの直径の
半分との間の範囲のある高さで浮遊セルの円筒面のレベ
ルを打つような距離に設ける。
水平レベルについて述べると、反応器の底は真直ぐまた
は樽形にすると有利である。その場合は、いわゆる底ボ
ール底を維持するのが有利であり、底ボール底の形をと
れば、底渦は渦循環が弱まりすぎるほど大きな底の容積
を越えて広がらない。
浮遊セルの本質的部分は空気供給導管12にあり、これは
セルの中央ミキサの下で、かつその近傍に垂直に置かれ
る。ミキサの水平に回転するミキサ板は供給空気を分散
させ、残りの空気は各方向に底渦に沿って回転し、ミキ
サの真直ぐな羽根6および曲った外側羽根7により拡散
させられる。空気は気泡としてミキサによって作られた
スラリ噴流に沿って進み、円筒表面近傍のセルの底近く
で、底渦と上側渦に分けられる。気泡のサイズは軸動力
を変えることにより調整できる。
上側渦の影響区域は円形逆流案内部材5で上方に限定さ
れ、この逆流案内部材はミキサの上でバッフルの外側に
設けられる。逆流案内部材の目的は上側渦の回転力を調
整するにある。これにより、セルの全断面にわたる空気
の分散と、セルの上側空間への空気の上昇の両方が調整
できる。同時に逆流案内部材は、反応器の上側空間内で
のミキサにより作られた運動を減衰させ、したがって、
浮遊分離が改良される。円形開口が設けられた上記逆流
案内部材を用いることにより、浮遊セル内での流れパタ
ーンを中央でゆっくりと上昇させ、表面で中心から外側
に流すことができる。こうして集中していた気泡は均一
な流れとなって全セルの周囲にわたって延在する集中ト
ラフ13へ分散でき、そこから出口パイプ14を経て放出で
きる。残余はパイプ15から放出される。
第2図はまた他の逆流案内部材も示している。これによ
れば浮遊セルの上側空間内での流れパターンを制御でき
る。案内部材の上方リング16が主リング5に近づくほ
ど、流れは多く中心に向い、中心から外へ向うセル内の
表面流を強めるのに空気の量が少なくてすむ。同時に、
上昇する中心流の強さを大きくでき、これは浮遊分離を
左右する一方法である。反応器内での気体遅延時間は、
これまた案内部材の主リング5および上側リング16によ
り調整できる。主リング5の幅が広いほど、そして上側
リング16が主リング5の近くに置かれるほど、気体は長
時間、渦のループ内に回転し続ける。同時に、所与の気
体供給に対する反応器内の気体濃度は増大する。
第3図は逆流案内部材の主リングの一変形例を示す。こ
の内側縁にはバッフル4の近傍で10゜〜30゜の円弧の拡
大部17を設け、各バッフルのこの側でミキサの回転によ
り起こされた循環流が衝突し、上昇流に変化後、逆流案
内部材の負荷が大きくなる。
BTR反応器の典型的な特徴は、二重渦内に強い循環流が
あることである。浮遊セルの用途では、この強い渦は空
気の拡散とスラリへの空気の分散に利用される。これは
ミクシング強度のいかなる弱化も回避できる巧妙な方法
である。この弱化は、しばしばセルの底でミキサの周り
に配置された固定子構造により生ずる。glsミキサによ
り、空気の十分な分散はBTR構造内で行なわれ、逆方向
に向かう回転渦が拡散を促進する。セル内で使用される
通常の構造の流れバッフルはセル周辺で流れの混合を妨
げすぎる。しかし本発明のバッフルは、通常の流れバッ
フルよりも周辺から遠方に位置する。我々が用いるバッ
フルは放射状に配置され、いかなる標準の流れバッフル
よりも幅が広い。
上述した構造は、空気の拡散と分散が二重ループ流によ
り底の空間全体に行なわれ、これにより、BTR原理に従
って50〜100m3の均一で大きな浮遊ユニットの寸法を定
めることができる利点がある。このBTR原理は、所与の
ミキサ固定子構造内のいかなる局所的な空気の分散にも
依存せず、それ故、特に大きな浮遊ユニットに適してい
る。逆流案内部材上のスラリ層の厚さを他の手段と同じ
割合で大きくする必要がなく、このため浮遊空気に対す
る圧力が小さいという利点を有する。
浮遊セルと同じBTR構造を気体および液体、または気体
および懸濁液を処理する他の反応器で使用することもで
きる。それは気体と反応器の残りの成分との間の良好な
接触が重要である場合、および気体の利用効率を同時に
改良し気体の所与の化学反応または溶解を促進したい場
合である。第4図は、このような気体反応器の原理を示
す。液体に気体を、または懸濁液に気体を供給する方法
は、浮遊セルとの関係で前述したところ類似している。
ミキサならびに逆流案内部材およびバッフルの構造と据
付は上述したものと類似している。底の形は真平でもよ
く、第4図のように樽形でもよい。この場合は底渦を導
く底部構造10を用いる利点を有する。
浮遊空間を大きくとるために、反応器の上部に前述した
のより高いリムを設けてもよい。トラフは一般に反応器
の周辺で使用しない。連続運転では、反応器からの放出
は、例えば、オーバーフロー8として行なわれる。放出
は、反応器の上部空間に属する円筒面内に設けられた出
口パイプを用いることにより表面の下からも行なえる。
反応器はまたバッチプロセスで用いることもでき、この
場合は、供給と放出がともに下部空間から行なわれる。
上述した反応器は、例えば、酸化反応器として使うこと
ができ、これは酸化気体が酸素、オゾンまたは塩素のと
き、有利である。この反応器は、気体を液体もしくは懸
濁液に吸着または溶解したい場合に適している。この場
合、気体は二酸化炭素、塩素、硫化水素またはその他の
当該液体に溶解する気体である。この気体は、硫化水素
または水素のような沈殿化学薬品とすることもできる。
それぞれ、空気、酸素または塩素は化学溶解プロセスに
加わる気体とすることができる。溶解または再酸化は圧
力下でも生じ得、この場合はBTR原理はオートクレーブ
原理に従って実現される。
第5図は互いの上に配置された数個のBTRユニットを具
える反応器を示す。ここでは気体遅延が著しく長い。こ
の反応器は、特に微生物を生ずるプロセスで発酵器とし
て使用するのに適している。このプロセスでは、良好で
制御された温度の利用が空気に対しても、またそれぞれ
酸素に対しても必要である。これは、前記の滅菌された
気体を使用することは費用の点で考慮すべき因子である
からである。反応器で生じた二酸化炭素を良好に気体拡
散させ、調整自在の放出を行なうと微生物の収量が大き
くなる。混合強度は生成された微生物の混合時間により
調整できる。
発酵器などの多重気体反応器では、気体は最下位のBTR
部内にパイプ12から供給され、底から逆流案内部材まで
のBTR部の構造は第4図の気体反応器または第2図の浮
遊セルで説明したのと同じである。最下位のBTR部の上
に少なくとも1個の付加的なBTR部が存在する。各付加
的なBTR部は、同じ軸に取り付けられたglsミキサを有
し、このミキサから最下部の逆流案内部材までの距離は
最下部のミキサから反応器の底までの距離に等しい。同
じ外形のバッフルが反応器の底から全部のBTR部に至っ
ている。各BTR部は自己の逆流案内部材を有し、それの
最下部の案内部材からの距離は底から最下部の案内部材
までの距離に等しい。上側部では、ミキサによって作ら
れたミキサ噴流は、円筒面の下側部分の逆流案内部材と
ミキサの直径の半分に相当する高さとの間に位置するあ
る高さで円筒面を叩く。この結果、各BTR部では第5図
に矢印で示したのと類似の二重ループパターンが形成さ
れる。図面は隣のBTR部の渦循環が同じ方向に生じ、互
いに強め合うことを示している。
ここに提案した反応器構造は、気体ならびに底部から供
給される液体、固体または懸濁液の遅延を延ばすのと、
反応器内で真直ぐに侵入するのを防ぐためとにかなり効
果的である。これは、互いの上に位置する渦循環が直列
に結合されて別個の反応領域を形成し、一つの反応区域
から他への混合が過循環ループ自体よりもゆっくり生ず
るからである。
上述した反応器は連続運転で使用でき、この場合、底部
にすべての反応器の入口を配置し、別個の上部に出口を
設けると有利である。この構造はまた、第4図に示した
気体反応器の上部に類似させることもできる。発酵器と
して用いる場合は、この反応器は一般にバッチ処理で用
いられ、この場合は、供給は最下部から行なわれ、放出
は導管19を介して行なわれる。気体は反応器の上部から
導管18を介して放出される。
第2図に示した基礎的な逆流案内部材はそのまますべて
の反応器で使用できるが、場合によっては付加的補助案
内16を用いることが勧められる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マキタロ、バルト ヨハンネス フィンランド共和国 28130 ポリ、ルフ ディンティエ 18 (56)参考文献 米国特許4548765(US,A)

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2以上の液体を相互に混合し、または異な
    る相を液体に混合する方法において、該方法は、強い底
    ドラフトを伴なう混合部材により、混合すべき液体同
    士、または液体と他の相で形成されるミキサ噴流が混合
    空間の円筒面を打ち、この場合、材料は先ず二重渦の底
    渦で回転し、次に漸次上方渦に上昇し、最後に逆流案内
    部材の上方に位置する制御された流れの区域に至り、そ
    こからよく混合された液体、または液体と他の相との混
    合物が放出されること特徴とする2以上の液体を相互に
    混合し、または異なる相を液体に混合する方法。
  2. 【請求項2】請求の範囲第1項記載の方法において、前
    記渦内での材料の回転速度は、前記混合部材に対する前
    記逆流案内部材の位置を調整することにより調整される
    ことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】請求の範囲第1項および第2項に記載の方
    法において、制御された流れの区域内で前記逆流案内部
    材の上方の液体同士、または液体と他の相との混合物の
    流れの方向は、前記混合部材に対する逆流案内部材およ
    びその上部リングの位置を調整することにより調整され
    ることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】請求の範囲第1項記載の方法において、前
    記ミキサ噴流は、前記混合部材の直径の半分に相当する
    高さと底との間に位置するある高さで混合空間の円筒面
    を打つことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】請求の範囲第1項記載の方法において、い
    くつかの二重渦区域が互いの上に配設されていることを
    特徴とする方法。
  6. 【請求項6】請求の範囲第5項記載の方法において、前
    記二重渦区域は逆流案内部材により互いに分離されてい
    ることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】請求の範囲第5項および第6項に記載の方
    法において、底区域の上方に位置する二重渦区域のミキ
    サ噴流は、前記ミキサの直径の半分に相当する高さと前
    記逆流案内部材との間に位置するある高さで円筒面を打
    つことを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】強力な底ドラフトを生ずる少なくとも1個
    の重いミキサ(3)を反応器(1)に設けて、2以上の
    液体を相互に混合し、または異なる相を液体に混合する
    装置において、該装置は、前記反応器(1)内に該反応
    器の半径と平行にバッフル(4)が配置され、これらの
    バッフルの外側縁と前記反応器の円筒表面との間に残る
    反応器の断面区域が該反応器の全断面区域の約1/3であ
    り、該反応器は、各ミキサ(3)当り少なくとも1個の
    逆流案内部材(5)を具え、該逆流案内部材は垂直レベ
    ルでは該ミキサ(3)の上方に、水平レベルでは該反応
    器の円筒面と前記バッフル(4)の間に配置されている
    ことを特徴とする2以上の液体を相互に混合し、または
    異なる相を液体に混合する装置。
  9. 【請求項9】請求の範囲第8項記載の装置において、前
    記ミキサ(3)の直径は、前記反応器(1)の直径の0.
    33〜0.5倍であることを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】請求の範囲第8項記載の装置において、
    前記反応器の底から前記ミキサ(3)に至る距離は、該
    ミキサの直径の0.7〜1.5倍であることを特徴とする装
    置。
  11. 【請求項11】請求の範囲第8項記載の装置において、
    前記ミキサはglsミキサであることを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】請求の範囲第8項記載の装置において、
    前記バッフル(4)の幅は前記反応器(1)の直径の0.
    10〜0.15倍であることを特徴とする装置。
  13. 【請求項13】請求の範囲第8項記載の装置において、
    前記逆流案内部材の主リング(5)の上方には、該案内
    部材の垂直方向に動かせる上部リング(16)が置かれて
    いることを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】請求の範囲第8項記載の装置において、
    前記バッフル(4)と前記逆流案内部材(5,16)との間
    の開口は、前記反応器直径の0.04倍より大きくないこと
    を特徴とする装置。
  15. 【請求項15】請求の範囲第8項記載の装置において、
    前記逆流案内部材(5,16)と前記反応器の円筒面との開
    口は、前記反応器直径の0.01〜0.03倍であることを特徴
    とする装置。
  16. 【請求項16】請求の範囲第8項記載の装置において、
    前記逆流案内部材の主リング(5)は、前記ミキサの上
    方に前記反応器(1)の直径の0.05〜0.20倍の距離に置
    かれていることを装置。
  17. 【請求項17】請求の範囲第8項記載の装置において、
    前記逆流案内部材の主リング(5)には、各バッフル
    (4)の次に10゜〜30゜の扇形の拡大部が設けられてい
    ることを特徴とする装置。
  18. 【請求項18】請求の範囲第8項記載の装置において、
    前記反応器は、互いの上に置かれた少なくとも2個の部
    分で形成され、各部分に個別のミキサ(3)と逆流案内
    部材(5)とが設けられていることを特徴とする装置。
  19. 【請求項19】請求の範囲第18項記載の装置において、
    前記底部の上にある部分では、下部の逆流案内部材
    (5)から前記ミキサへの距離が底(11)からの底部の
    ミキサの距離に等しいことを特徴とする装置。
  20. 【請求項20】請求の範囲第18項記載の装置において、
    全部分のミキサが同軸的に配設されていることを特徴と
    する装置。
  21. 【請求項21】請求の範囲第9項記載の装置において、
    前記混合空間の断面の1/3が前記反応器(1)の円筒面
    とバッフル(4)との間に位置することを特徴とする装
    置。
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