JPH07108308B2 - 立体サイドガード付き生理用ナプキンおよびその製造方法 - Google Patents

立体サイドガード付き生理用ナプキンおよびその製造方法

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JPH07108308B2
JPH07108308B2 JP3236768A JP23676891A JPH07108308B2 JP H07108308 B2 JPH07108308 B2 JP H07108308B2 JP 3236768 A JP3236768 A JP 3236768A JP 23676891 A JP23676891 A JP 23676891A JP H07108308 B2 JPH07108308 B2 JP H07108308B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生理用ナプキンにおけ
る体液の横漏れを阻止するため、生理用ナプキンの両側
部に立体サイドガード(弾性直立側壁)が形成されてい
るところの、立体サイドガード付き生理用ナプキンおよ
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】立体サイドガード付き生理用ナプキンと
して、弾性部材で伸縮構造とした伸縮帯状体を生理用ナ
プキンの両側部の中央部分に伸長状態で接着し、該伸縮
帯状体が弾性縮小することで立体サイドガード(弾性直
立側壁)を形成するものが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の公知技術におい
ては、生理用ナプキンの両側部の中央部分に伸縮帯状体
を接着するものであるから、生理用ナプキンの中央部分
にのみ立体サイドガードか形成される。従って、生理用
ナプキンの長手方向に前後方向に移動する体液に対し、
立体サイドガード(弾性直立側壁)の前後延長部分より
の横漏れを阻止できない問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願第1発明は、弾性伸
縮により立体サイドガードを形成する伸縮帯状体を、ナ
プキン本体の長手方向中央部分の中央部分に連続して、
前方および後方に向け延長させた延長部分を設け、且
つ、伸縮帯状体の中央部分を広巾とし、延長部分を前記
中央部分より前方および後方に向け順次巾を縮小して、
ナプキン本体の長手方向中央部分を高く、長手方向中央
部分に連続する延長部分を長手方向中央部分より前方お
よび後方に向け順次低くした立体サイドガード(弾性直
立側壁)を形成することを特徴とする立体サイドガード
付きナプキン提供する。本願第2発明は、広巾帯状不織
布の巾方向中央部分に弾性部材を接着して伸縮帯状体を
形成し、該伸縮帯状体を、ナプキン本体の長手方向中央
部分を広巾とし、長手方向中央部分より前方および後方
に向け順次巾を縮小する切断線で二分割してサイドガー
ドテープを製作し、前記サイドガードテープをその伸縮
帯状体をナプキン巾方向中央寄りに位置させてナプキン
本体の身体側の両側部に接着して、ナプキン本体の長手
方向中央部分を高く、長手方向中央部分に連続する延長
部分を長手方向中央部分より前方および後方に向け順次
低くした立体サイドガード(弾性直立側壁)を形成する
ことを特徴とする立体サイドガード付き生理用ナプキン
の製造方法を提供する。
【0005】
【実施例】図1ないし図3を参照して、本願第1発明の
実施例の立体サイドガード付き生理用ナプキンを詳細に
説明する。ナプキン本体Aは、吸収体11を不織布12
で包み込んでなる公知のナプキン構造であり、13は防
水シート(P.Eシート)で着衣側に接着され翼片14
が長手方向中央部の両側方へ延長されている。本発明
は、ナプキン本体Aの身体側に、ナプキン本体の長手方
向中央部分の中央部分1Aと、該中央部分1Aより前方
向および後方向に連続する前後延長部分1Bとを有し、
前後延長部分1Bを中央部分に隣接する部分より前方お
よび後方に向け順次巾を縮小した伸縮帯状体1を設ける
ものであるが、該伸縮帯状体1は、弾牲部材(例えばウ
レタンスポンジ、複数本の糸ゴム)2を伸長状態で広巾
帯状不織布3の一側に接着してなるサイドガードテープ
4を、弾性部材2を接着していない側をナプキン本体A
の身体側表面の両側部に接着することで形成する。上記
のサイドガードテープ4は、第2図に示す実施例では、
広巾帯状不織布3を二層とし、二層の広巾帯状不織布3
の間に弾性部材2を挟み込んで構成し、第3図に示す実
施例では、弾性部材2を広巾帯状不織布3とともに折曲
げて弾性部材2の部分で広巾帯状不織布3を二層とし折
曲げ側をナフキン本体に接着している。二層の広巾帯状
不織布3の間に弾性部材2を挟み込んで伸縮帯状体1を
構成し、弾性部材を広巾帯状不織布3で覆うことで、弾
性部材2が使用者の身体に直接触れないようにしてい
る。
【0006】伸縮帯状体1を伸長状態より自然状態とす
ると、図4に示す立体形状となって弾性部材2が自然長
に縮小することで、伸縮帯状体1が直立壁となって立体
サイドガードBを形成する。立体サイドガードBは、ナ
プキン本体の長手方向中央の中央部分B1を高く、中央
部分B1につづく前後延長部分B2は、中央部分B1よ
り前方および後方に向け順次低く形成される。従って、
立体サイドガードの中央部分B1の前方および後方での
体液の横漏れは前後延長部分B2により阻止される。
【0007】つぎに、本願第2発明にる立体サイドガー
ド付き生理用ナプキンの製造方法を説明する。 広巾
帯状不織布3の巾方向中央部分に弾性部材2を接着す
る。 上記の弾性部材2をナプキン本体の長手方向中
央部分を広巾とし、長手方向中央部分より前方および後
方に向け順次巾を縮小し前方部分および後方部分では皆
無とする切断線S1で二分割することで、中央部分1A
と、中央部分1Aより前方向および後方向に連続する前
後延長部分1Bとを有し、前後延長部分1Bを中央部分
に隣接する部分より前方および後方に向け順次巾を縮小
した形状の伸縮帯状体1を形成するとともに、横方向切
断線S2およびS3で切断して、一対のサイドガードテ
ープ中間製品4aを完成する(図5参照)。 弾性部
材2を接着する工程を省いて、上記と同様の工程で、
弾性部材2の存在しない一対のサイドガードテープ中間
製品4bを完成し、一対のサイドガードテープ中間製品
4bを、それぞれ一対のサイドガードテープ中間製品4
aに接着して、二層の広巾帯状不織布3の間に弾性部材
2を挟み込んでなるサイドガードテープ4を完成する
(図6参照)。 前記サイドガードテープ4を、その
伸縮帯状体1を巾方向中央寄りに位置させてナプキン本
体Aの身体側の両側部に接着して、図2の立体サイドガ
ード付き生理用ナプキンを完成する。図3の立体サイド
ガード付き生理用ナプキンの製作にあたっては、上記の
工程を、つぎの通りに変更する。工程(図5参照)
で完成した一対のサイドガードテープ中間製品4aを、
弾性部材2を広巾帯状不織布3とともに折曲げて弾性部
材2の部分で広巾帯状不織布3を二層とし(図7参
照)、二層の広巾帯状不織布3の間に弾性部材2を挟み
込んだサイドガードテープ4を完成する。
【0008】なお、横方向切断線S2およびS3で所定
寸法に切断することなく、切断線S1で二分割して連続
したサイドガードテープ4を、所定寸法に切断する前工
程の帯状のナプキン本体に供給し接着したのち、帯状の
ナプキン本体とともにサイドガードテープ4を所定寸法
に切断して、立体サイドガード付き生理用ナプキンを完
成することもできる。図5および図8の実施例では、伸
縮帯状体1を構成するための弾性部材2を広巾帯状織布
3の巾方向中央部に配置し、長手方向の切断線S1をS
状に楕行させることにより、伸縮帯状体1をナプキン本
体の長手方向中央部分を広巾とし、長手方向中央部分よ
り前方および後方に向け順次巾を縮小する。図9の実施
例では、長手方向の切断線S1を直線とるが、伸縮帯状
体1を構成するための弾性部材2を広巾帯状不織布3の
巾方向中央部にS状に楕行させて配置することにより、
伸縮帯状体1をナプキン本体の長手方向中央部分を広巾
とし、長手方向中央部分より前方および後方に向け順次
巾を縮小する。また、図5および図9の実施例では、伸
縮帯状体を弾性部材(例えば、ポリウレタンシート、ウ
レタンスポンジ)とし、図8の実施例では、複数本の糸
ゴムで構成する。かくして、図1ないし図4に示す立体
サイドガード付き生理用ナプキンを製造するものであ
り、伸縮帯状体1を構成するための弾牲部材2にはポリ
ウレタンシート、ウレタンスポンジのごとき、帯状弾性
素材に限定されるものではなく、複数不の糸ゴムを適用
できるものである。なお、複数本の糸ゴムを弾性部材2
として伸縮帯状体1を構成する場合においては、図8の
ごとく直線状に糸ゴムを伸長した状態で広巾帯状不織布
3に接着することができる。即ち、切断線S1をS状に
楕行させることで、糸ゴムの本数を伸縮帯状体1の中央
部分1Aと前後延長部分1Bとを変えて伸縮帯状体1の
巾を変更するものである。
【0009】
【発明の効果】本願第1発明は、立体サイドガードが、
ナプキン本体の長手方向中央部分の中央部分に連続して
前後延長部分が存在することで、従来の立体サイドガー
ドの前方および後方での体液の横漏れは効果的に阻止さ
れる。また、立体サイドガードの前後延長部分は、前後
に向け低くなっているので、着用に際し身体への適合性
は良好である。本願第2発明は、本願第1発明の立体サ
イドガードを有する立体サイドガード付き生理用ナプキ
ンの製造あたって、伸縮帯状体の製造工程を簡素化して
製造コストの低減をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例を示す立体サイドガード付き
生理用ナプキンの平面図。
【図2】同じくナプキン長手方向中央部の縦断面図。
【図3】第2実施例を示す、図2同様の縦断面図。
【図4】同じく伸縮帯状体の自然状態における斜視図。
【図5】本願第2発明の第1実施例を示す立体サイドガ
ード付き生理用ナプキンの製造方法を説明するための、
伸縮帯状体を形成するためのサイドガードテープの前半
工程の説明図。
【図6】図2の立体サイドガード付き生理用ナプキンの
製造工程におけるサイドガードテープの後半工程の説明
図。
【図7】図3の立体サイドガード付き生理用ナプキンの
製造工程におけるサイドガードテープの後半工程の説明
図。
【図8】本願第2発明の第2実施例を示す、図4同様の
説明図。
【図9】本願第2発明の第3実施例を示す、図4同様の
説明図。
【符号の説明】
1 伸縮帯状体 1A 中央部分 1B 前後延長部分 2 弾性部材 3 広巾帯状不織布 4 サイドガードテープ A ナプキン本体 B 立体サイドガード(弾性直立側壁)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性部材で伸縮構造とした伸縮帯状体を生
    理用ナプキンの両側部に伸長状態で接着し、該伸縮帯状
    体が弾性縮小することで形成した立体サイドガードを有
    する立体サイドガード付き生理用ナプキンにおいて、前
    記伸縮帯状体を、ナプキン本体の長手方向中央部分の中
    央部分と、該中央部分より前方向および後方向に連続す
    る前後延長部分とを設け、前後延長部分を中央部分に隣
    接する部分より前方および後方に向け順次巾を縮小し
    て、伸縮帯状体の弾性伸縮により形成する立体サイドガ
    ードを、ナプキン本体の長手方向中央部分を高く、長手
    方向中央部分より前方および後方に向け順次低くしたこ
    とを特徴とする立体サイドガード付き生理用ナプキン。
  2. 【請求項2】広巾帯状不織布の巾方向中央部分に弾性部
    材を接着して伸縮帯状体を形成し、前記伸縮帯状体を接
    着した広巾帯状不織布を、ナプキン本体の長手方向中央
    部分を広巾とし、長手方向中央部分より前方および後方
    に向け順次巾を縮小する切断線で二分割してサイドガー
    ドテープを製作し、前記サイドガードテープを その伸
    縮帯状体をナプキン巾方向中央寄りに位置させてナプキ
    ン本体の身体側の両側部に接着して、伸縮帯状体の弾性
    伸縮により形成する立体サイドガードを、ナプキン本体
    の長手方向中央部分を高く、長手方向中央部分より前方
    および後方に向け順次低くしたことを特徴とする立体サ
    イドガード付き生理用ナプキンの製造方法。
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