JPH05269169A - 弾性体入り生理用ナプキンの製造方法 - Google Patents
弾性体入り生理用ナプキンの製造方法Info
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- JPH05269169A JPH05269169A JP4112997A JP11299792A JPH05269169A JP H05269169 A JPH05269169 A JP H05269169A JP 4112997 A JP4112997 A JP 4112997A JP 11299792 A JP11299792 A JP 11299792A JP H05269169 A JPH05269169 A JP H05269169A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】生理用ナプキンを体型に沿うよう変形させるた
めの弾性体をナプキン本体に装着し、且つ製造コストの
低減をはかること。 【構成】張力をかけた状態で弾性体２を不織布１に連続
供給し、そののち二折りして不織布１で弾性体２を折込
むことにより帯状弾性部材３を形成し、該帯状弾性部材
３を所定寸法に切断してナプキン本体４の中央両側部に
貼付ける。 【効果】ナフキン本体を着用者の体型に沿うように変形
させて着用中のずれを防ぐことができる。第１発明は、
弾性体入り生理用ナプキンの製造工程を簡素化するとと
もに材料ロスを無くして、製造コストを低減する。第２
発明は、第１発明におけるウィングを形成するための材
料を省いて材料の節減をはかる。
めの弾性体をナプキン本体に装着し、且つ製造コストの
低減をはかること。 【構成】張力をかけた状態で弾性体２を不織布１に連続
供給し、そののち二折りして不織布１で弾性体２を折込
むことにより帯状弾性部材３を形成し、該帯状弾性部材
３を所定寸法に切断してナプキン本体４の中央両側部に
貼付ける。 【効果】ナフキン本体を着用者の体型に沿うように変形
させて着用中のずれを防ぐことができる。第１発明は、
弾性体入り生理用ナプキンの製造工程を簡素化するとと
もに材料ロスを無くして、製造コストを低減する。第２
発明は、第１発明におけるウィングを形成するための材
料を省いて材料の節減をはかる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、弾性体を付加した生理
用ナプキンの製造方法に関するものである。
用ナプキンの製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】生理用ナプキンは経血および排出物を吸
収することで、経血および排出物を下着等に付着させな
いように考えられたものであるが、生理用ナプキンの装
着位置が所定位置よりずれないようにすべく、ナプキン
本体の両側方にウィングを形成し該ウィングを下着に巻
き付けることで生理用ナプキンを下着等に固定して使用
している。
収することで、経血および排出物を下着等に付着させな
いように考えられたものであるが、生理用ナプキンの装
着位置が所定位置よりずれないようにすべく、ナプキン
本体の両側方にウィングを形成し該ウィングを下着に巻
き付けることで生理用ナプキンを下着等に固定して使用
している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本願第１発明は、上記
の公知のウィング付きの生理用ナプキンにおいて、生理
用ナプキンを所定位置により確実に維持すべく、ナプキ
ンを体型に沿うよう変形させるための弾性体を装着し、
且つ製造にあたってのウィング部の材料ロスを少なくす
るとともに製造工程を簡素化して製造コストの低減をは
かることを課題とする。本願第２発明は、上記の本願第
１発明のウィング付きの生理用ナプキンにおけるウィン
グを無くして、且つ、第１発明と同様にナプキンを体型
に沿うよう変形させて、生理用ナプキンを所定位置によ
り確実に維持することを課題とする。
の公知のウィング付きの生理用ナプキンにおいて、生理
用ナプキンを所定位置により確実に維持すべく、ナプキ
ンを体型に沿うよう変形させるための弾性体を装着し、
且つ製造にあたってのウィング部の材料ロスを少なくす
るとともに製造工程を簡素化して製造コストの低減をは
かることを課題とする。本願第２発明は、上記の本願第
１発明のウィング付きの生理用ナプキンにおけるウィン
グを無くして、且つ、第１発明と同様にナプキンを体型
に沿うよう変形させて、生理用ナプキンを所定位置によ
り確実に維持することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、不織布１の上
方に張力をかけた状態で弾性体２を連続供給する工程
と、二折りして弾性体２を折込むことにより帯状弾性部
材３を完成する工程と、所定寸法の前記帯状弾性部材３
をナプキン本体４の下側へ貼り付ける工程と、帯状弾性
部材３を貼付けたナプキン本体４のマット層６の裏面側
に、バックシート５を供給し貼付けて半製品８を完成す
る工程と、前記工程の半製品８を、所定形状に切断する
とともに、エンドシールおよびサイドシールすることで
半製品８を個々の製品に分離する工程と、を含むことを
特徴とする弾性体入り生理用ナプキンの製造方法を提供
する。
方に張力をかけた状態で弾性体２を連続供給する工程
と、二折りして弾性体２を折込むことにより帯状弾性部
材３を完成する工程と、所定寸法の前記帯状弾性部材３
をナプキン本体４の下側へ貼り付ける工程と、帯状弾性
部材３を貼付けたナプキン本体４のマット層６の裏面側
に、バックシート５を供給し貼付けて半製品８を完成す
る工程と、前記工程の半製品８を、所定形状に切断する
とともに、エンドシールおよびサイドシールすることで
半製品８を個々の製品に分離する工程と、を含むことを
特徴とする弾性体入り生理用ナプキンの製造方法を提供
する。
【０００５】なお、本願第１発明においては、帯状弾性
部材３をウィング部ｗを有する広巾とし、ウィング部ｗ
をナプキン本体４の側方に位置させて広巾の帯状弾性部
材３をナプキン本体４の下側へ貼付けることで、弾性体
２をナプキン本体４の中央両側部の下側に装着する。本
願第２発明においては、帯状弾性部材３ａをウィング部
の存在しない構造とし、帯状弾性部材３ａをナプキン本
体４の巾内に位置させてナプキン本体４の下側へ貼付け
ることで、弾性体２をナプキン本体４の中央両側部に装
着する。
部材３をウィング部ｗを有する広巾とし、ウィング部ｗ
をナプキン本体４の側方に位置させて広巾の帯状弾性部
材３をナプキン本体４の下側へ貼付けることで、弾性体
２をナプキン本体４の中央両側部の下側に装着する。本
願第２発明においては、帯状弾性部材３ａをウィング部
の存在しない構造とし、帯状弾性部材３ａをナプキン本
体４の巾内に位置させてナプキン本体４の下側へ貼付け
ることで、弾性体２をナプキン本体４の中央両側部に装
着する。
【０００６】
【実施例】以下、図１乃至図６を参照して本願第１発明
を実施例にもとづいて詳細に説明する。 第１工程 図１を参照して、ウィング部材料（不織布、または、他
の公知のウィング部材）１の上方に、弾性体２を１ない
し２倍程度の張力をかけた状態で、不織布１と同一方向
で連続供給する。 第２工程 図２を参照して、折込み部へ接着剤（ホットメルト）を
スパイラルスプレー等により薄く塗布したのち、二折り
して弾性体２を折込み、折込み部をプレスすることで、
ウィング部ｗを有する広巾の帯状弾性部材３を形成す
る。なお接着剤（ホットメルト）を薄く塗布すること
で、折込み部を柔軟に仕上げることができる。
を実施例にもとづいて詳細に説明する。 第１工程 図１を参照して、ウィング部材料（不織布、または、他
の公知のウィング部材）１の上方に、弾性体２を１ない
し２倍程度の張力をかけた状態で、不織布１と同一方向
で連続供給する。 第２工程 図２を参照して、折込み部へ接着剤（ホットメルト）を
スパイラルスプレー等により薄く塗布したのち、二折り
して弾性体２を折込み、折込み部をプレスすることで、
ウィング部ｗを有する広巾の帯状弾性部材３を形成す
る。なお接着剤（ホットメルト）を薄く塗布すること
で、折込み部を柔軟に仕上げることができる。
【０００７】第３工程 図３を参照して、上記の工程で製作された帯状弾性部材
３を、ロール１２に対向配置したカッター１３および接
着剤（ホットメルト）塗布装置１４により必要寸法の長
さに切断し接着剤（ホットメルト）を塗布しつつ、ロー
ル１１およびロール１２により、メインライン１０より
搬送中のナプキン本体４の下側へ供給する。ロール１２
に対向配置したプレスロール１５とロール１２との間で
加圧されることにより、所定寸法の帯状弾性部材３を、
マット層６とトップシート７とを含むナプキン本体４の
中央両側部の所定位置に位置させて、ナプキン本体４に
貼付ける。なお、帯状弾性部材３の供給機構は２連とし
て、図４の（ａ）に示すごとく、ナプキン本体４の左右
対象位置に帯状弾性部材３を同時に供給する。 第４工程 図３および図４を参照して、ＰＥシートのバックシート
５を、帯状弾性部材３を貼付けたナプキン本体４のマッ
ト層６の裏面側にロール１６およびロール１７により供
給することで、図４の（ａ）および（ｂ）に示す半製品
８を完成する。図３において、１８はバキュームボック
ス、１９はガイドロールである。マット層６は、パルプ
マット、ポリマーシートその他の公知のナプキン用吸収
体で構成する。
３を、ロール１２に対向配置したカッター１３および接
着剤（ホットメルト）塗布装置１４により必要寸法の長
さに切断し接着剤（ホットメルト）を塗布しつつ、ロー
ル１１およびロール１２により、メインライン１０より
搬送中のナプキン本体４の下側へ供給する。ロール１２
に対向配置したプレスロール１５とロール１２との間で
加圧されることにより、所定寸法の帯状弾性部材３を、
マット層６とトップシート７とを含むナプキン本体４の
中央両側部の所定位置に位置させて、ナプキン本体４に
貼付ける。なお、帯状弾性部材３の供給機構は２連とし
て、図４の（ａ）に示すごとく、ナプキン本体４の左右
対象位置に帯状弾性部材３を同時に供給する。 第４工程 図３および図４を参照して、ＰＥシートのバックシート
５を、帯状弾性部材３を貼付けたナプキン本体４のマッ
ト層６の裏面側にロール１６およびロール１７により供
給することで、図４の（ａ）および（ｂ）に示す半製品
８を完成する。図３において、１８はバキュームボック
ス、１９はガイドロールである。マット層６は、パルプ
マット、ポリマーシートその他の公知のナプキン用吸収
体で構成する。
【０００８】第５工程 図５を参照して、図４の半製品８を、アールカッター
（図示省略）で、２点鎖線Ｃ１、２点鎖線Ｃ２に従って
切断したのち、シール装置（図示省略）で斜線部分Ａ、
Ｂをエンドシールし、斜線部分Ｄ、Ｅをエンドシールし
たのち、切断装置（図示省略）で２点鎖線Ｃ３、２点鎖
線Ｃ４に従って切断して、半製品を個々の製品に分離す
ることで、製品としての生理用ナプキン９（図６参照）
を完成する。図６の生理用ナプキン９は、ウィング部ｗ
を下着に巻付け下着に固定して使用するが、着用時に
は、弾性体２の縮小により、中央両側部が湾曲して着用
者の体型に順応した形状となり、着用位置のずれは生じ
ない。
（図示省略）で、２点鎖線Ｃ１、２点鎖線Ｃ２に従って
切断したのち、シール装置（図示省略）で斜線部分Ａ、
Ｂをエンドシールし、斜線部分Ｄ、Ｅをエンドシールし
たのち、切断装置（図示省略）で２点鎖線Ｃ３、２点鎖
線Ｃ４に従って切断して、半製品を個々の製品に分離す
ることで、製品としての生理用ナプキン９（図６参照）
を完成する。図６の生理用ナプキン９は、ウィング部ｗ
を下着に巻付け下着に固定して使用するが、着用時に
は、弾性体２の縮小により、中央両側部が湾曲して着用
者の体型に順応した形状となり、着用位置のずれは生じ
ない。
【０００９】上述の実施例においては、帯状弾性体３の
製作にあたり、ウィング部材料（不織布）１を二折りす
るにあたり中心線をずれた位置で折曲げてウィング部ｗ
の一部を一層とするとともに、弾性体２をナフキン本体
４の巾内（トップシート７の下方）に位置させたが、ウ
ィング部材料（不織布）１をほぼ中心線で二折してウィ
ング部ｗをすべて二層としてもよく、更に、図７および
図８に示すごとく、ウィング部材料（不織布）１の折曲
げ端部側をナフキン本体４の巾内（トップシート７の下
方）に位置させ、弾性体２をウィング部ｗに位置させて
も本発明の目的を達成できるものである。
製作にあたり、ウィング部材料（不織布）１を二折りす
るにあたり中心線をずれた位置で折曲げてウィング部ｗ
の一部を一層とするとともに、弾性体２をナフキン本体
４の巾内（トップシート７の下方）に位置させたが、ウ
ィング部材料（不織布）１をほぼ中心線で二折してウィ
ング部ｗをすべて二層としてもよく、更に、図７および
図８に示すごとく、ウィング部材料（不織布）１の折曲
げ端部側をナフキン本体４の巾内（トップシート７の下
方）に位置させ、弾性体２をウィング部ｗに位置させて
も本発明の目的を達成できるものである。
【００１０】つぎに、図９乃至図１４を参照して、本願
第２発明を実施例にもとづいて詳細に説明する。 第１工程 図９を参照して、不織布１の上方に、弾性体２を１ない
し２倍程度の張力をかけた状態で、不織布１と同一方向
て連続供給することは、第１発明と同様であるが、ウィ
ング部が存在しないので、不織布１は第１発明に比して
狭い巾とする。 第２工程 図１０を参照して、折込み部へ接着剤（ホットメルト）
ＭＨをスパイラルスプレー等により薄く塗布したのち、
二折りして弾性体２を折込み、折込み部をプレスするこ
とで、ウィング部の存在しない帯状弾性部材３ａを完成
する。
第２発明を実施例にもとづいて詳細に説明する。 第１工程 図９を参照して、不織布１の上方に、弾性体２を１ない
し２倍程度の張力をかけた状態で、不織布１と同一方向
て連続供給することは、第１発明と同様であるが、ウィ
ング部が存在しないので、不織布１は第１発明に比して
狭い巾とする。 第２工程 図１０を参照して、折込み部へ接着剤（ホットメルト）
ＭＨをスパイラルスプレー等により薄く塗布したのち、
二折りして弾性体２を折込み、折込み部をプレスするこ
とで、ウィング部の存在しない帯状弾性部材３ａを完成
する。
【００１１】第３工程 図１１を参照して、上記の工程で製作された帯状弾性部
材３ａを、ロール１２に対向配置したカッター１３およ
び接着剤（ホットメルト）塗布装置１４により必要寸法
の長さに切断し接着剤（ホットメルト）を塗布しつつ、
ロール１１およびロール１２により、メインライン１０
より搬送中のナプキン本体４の下側へ供給する。ロール
１２に対向配置したプレスロール１５とロール１２との
間で加圧されて所定寸法の帯状弾性部材３は、ナプキン
本体４の中央両側部の所定位置に位置させて、ナプキン
本体４に貼り付けられる。なお、帯状弾性部材３の供給
機構は２連として、図１２の（ａ）に示すごとく、ナプ
キン本体４の左右対象位置に帯状弾性部材３を同時に供
給する。
材３ａを、ロール１２に対向配置したカッター１３およ
び接着剤（ホットメルト）塗布装置１４により必要寸法
の長さに切断し接着剤（ホットメルト）を塗布しつつ、
ロール１１およびロール１２により、メインライン１０
より搬送中のナプキン本体４の下側へ供給する。ロール
１２に対向配置したプレスロール１５とロール１２との
間で加圧されて所定寸法の帯状弾性部材３は、ナプキン
本体４の中央両側部の所定位置に位置させて、ナプキン
本体４に貼り付けられる。なお、帯状弾性部材３の供給
機構は２連として、図１２の（ａ）に示すごとく、ナプ
キン本体４の左右対象位置に帯状弾性部材３を同時に供
給する。
【００１２】第４工程 図１２および図１３を参照して、第１発明と同様にＰＥ
シートのバックシート５を、帯状弾性部材３ａを貼付け
たナプキン本体４のマット層６の裏面側にロール１６お
よびロール１７により供給することで、図１３の（ａ）
および（ｂ）に示す半製品８ａを完成する。
シートのバックシート５を、帯状弾性部材３ａを貼付け
たナプキン本体４のマット層６の裏面側にロール１６お
よびロール１７により供給することで、図１３の（ａ）
および（ｂ）に示す半製品８ａを完成する。
【００１３】第５工程 図１４を参照して、図１３の半製品８ａを、アールカッ
ター（図示省略）で、２点鎖線Ｃ１、２点鎖線Ｃ２に従
って切断したのち、シール装置（図示省略）で斜線部分
Ａ、Ｂをエンドシールし、斜線部分Ｄ、Ｅをエンドシー
ルしたのち、切断装置（図示省略）で２点鎖線Ｃ３、２
点鎖線Ｃ４に従って切断して、半製品を個々の製品に分
離することで、製品としての生理用ナプキン９ａ（図１
４参照）を完成する。該製品としての生理用ナプキン９
ａにはウィング部は存在しないが、ナプキン本体４の中
央両側部に装着した弾性体によるナプキン本体４の中央
両側部が内側へ湾曲することで着用者の体型に沿うよう
に変形し、着用者の身体および着衣への密着性はよい。
図１４の生理用ナプキン９ａは、着用時には、弾性体２
の縮小により中央両側部が湾曲して着用者の体型に順応
した形状となり、着用位置のずれは生じない。
ター（図示省略）で、２点鎖線Ｃ１、２点鎖線Ｃ２に従
って切断したのち、シール装置（図示省略）で斜線部分
Ａ、Ｂをエンドシールし、斜線部分Ｄ、Ｅをエンドシー
ルしたのち、切断装置（図示省略）で２点鎖線Ｃ３、２
点鎖線Ｃ４に従って切断して、半製品を個々の製品に分
離することで、製品としての生理用ナプキン９ａ（図１
４参照）を完成する。該製品としての生理用ナプキン９
ａにはウィング部は存在しないが、ナプキン本体４の中
央両側部に装着した弾性体によるナプキン本体４の中央
両側部が内側へ湾曲することで着用者の体型に沿うよう
に変形し、着用者の身体および着衣への密着性はよい。
図１４の生理用ナプキン９ａは、着用時には、弾性体２
の縮小により中央両側部が湾曲して着用者の体型に順応
した形状となり、着用位置のずれは生じない。
【００１４】
【発明の効果】本発明により製造された生理用ナフキン
は、ナフキン本体の裏面側の中央両側部に弾性体を装着
したことでナフキン本体の中央両側部を着用者の体型に
沿うように変形させて生理用ナフキンの着用中のずれを
防ぐことで、生理用ナフキンを局所に対向する所定位置
に確実に維持することができて、経血および排出物を確
実に吸収して下着等に付着させることがない。第１発明
は、ウィング部ｗをナプキン本体４の側方に位置させて
広巾の帯状弾性部材３をナプキン本体４の下側へ貼付け
ることで、弾性体２をナプキン本体４に装着するもので
あるから、弾性体入り生理用ナプキンの製造工程を簡素
化できるとともに、帯状弾性部材を所定寸法に切断して
ナプキン本体の下側へ貼付けることで弾性体の材料ロス
を無くすことができて、製造コストの低減をはかるり得
る効果がある。
は、ナフキン本体の裏面側の中央両側部に弾性体を装着
したことでナフキン本体の中央両側部を着用者の体型に
沿うように変形させて生理用ナフキンの着用中のずれを
防ぐことで、生理用ナフキンを局所に対向する所定位置
に確実に維持することができて、経血および排出物を確
実に吸収して下着等に付着させることがない。第１発明
は、ウィング部ｗをナプキン本体４の側方に位置させて
広巾の帯状弾性部材３をナプキン本体４の下側へ貼付け
ることで、弾性体２をナプキン本体４に装着するもので
あるから、弾性体入り生理用ナプキンの製造工程を簡素
化できるとともに、帯状弾性部材を所定寸法に切断して
ナプキン本体の下側へ貼付けることで弾性体の材料ロス
を無くすことができて、製造コストの低減をはかるり得
る効果がある。
【００１５】本願第２発明は、帯状弾性部材３をナフキ
ン本体の中央両側部に装着するに十分な巾とすること
で、第１発明におけるウィングを形成する部分を無くし
て材料の節減により製造コストの低減をはかるり得る効
果がある。
ン本体の中央両側部に装着するに十分な巾とすること
で、第１発明におけるウィングを形成する部分を無くし
て材料の節減により製造コストの低減をはかるり得る効
果がある。
弾性体入り生理用ナプキンの製造方法
【図１】本発明の第１発明の弾性体入り生理用ナプキン
の製造方法の実施例を示し、第１工程の略図
の製造方法の実施例を示し、第１工程の略図
【図２】同じく第２工程の略図
【図３】同じく第３工程の略図
【図４】同じく第４工程の略図で、ａ図は平面図、ｂ図
はａ図のＳ１−Ｓ１による縦断面図
はａ図のＳ１−Ｓ１による縦断面図
【図５】同じく第５工程の略図
【図６】第１発明による製品を示す平面図
【図７】本発明の第１発明の第２実施例による製品を示
す平面図
す平面図
【図８】図７の平面図の中央部横断方向の切断線による
縦断面図
縦断面図
【図９】本発明の第２発明の弾性体入り生理用ナプキン
の製造方法の実施例を示し、本発明の第１発明の図１と
同様の第１工程の略図
の製造方法の実施例を示し、本発明の第１発明の図１と
同様の第１工程の略図
【図１０】同じく図２と同様の第２工程の略図
【図１１】同じく図３と同様の第３工程の略図
【図１２】同じく図４と同様の第４工程の略図で、ａ図
は平面図、ｂ図はａ図のＳ２−Ｓ２による縦断面図
は平面図、ｂ図はａ図のＳ２−Ｓ２による縦断面図
【図１３】同じく図５と同様の第５工程の略図
【図１４】第２発明による製品を示す平面図
１ ウィング部材料（不織布） ２ 弾性体 ３ 広巾の帯状弾性部材 ３ａ 帯状弾性部材 ４ ナプキン本体 ８ 半製品 ９ 第１発明の製品（弾性体入り生理用ナプキン） ９ａ 第２発明の製品（弾性体入り生理用ナプキン） ｗ ウィング部ｗ
Claims (4)
- 【請求項１】ウィング部材料１の上方に、張力をかけた
状態で弾性体２を連続供給する工程と、 ウィング部材料１を二折りして弾性体２を折込むことに
より、一部をウィング部ｗとする広巾の帯状弾性部材３
を形成する工程と、 所定寸法に前記広巾の帯状弾性部材３を切断してナプキ
ン本体４の中央両側部の下側へ供給し、ウィング部ｗを
ナプキン本体４の側方に位置させて前記広巾の帯状弾性
部材３をナプキン本体４の下側へ貼付ける工程と、 広巾の帯状弾性部材３を貼付けたナプキン本体４のマッ
ト層６の襄面側に、バックシート５を供給し貼付けて半
製品８を完成する工程と、 前記工程の半製品８を、所定形状に切断するとともに、
エンドシールおよびサイドシールすることで半製品８を
個々の製品に分離する工程と、 を含むことを特徴とする弾性体入り生理用ナプキンの製
造方法。 - 【請求項２】広巾の帯状弾性部材３の供給機構を２連と
して、ナプキン本体４の左右対象位置に広巾の帯状弾性
部材３を同時に供給することを特徴とする請求項１の弾
性体入り生理用ナプキンの製造方法。 - 【請求項３】不織布１の上方に、張力をかけた状態で弾
性体２を連続供給する工程と、 不織布１を二折りして弾性体２を折込むことにより、帯
状弾性部材３ａを形成する工程と、 所定寸法に前記帯状弾性部材３ａを切断して、ナプキン
本体４の巾内に位置させてナプキン本体４の中央両側部
の下側へ供給し、ナプキン本体４の下側へ貼付ける工程
と、 帯状弾性部材３ａを貼付けたナプキン本体４のマット層
６の裏面側に、バックシート５を供給し貼付けて半製品
８を完成する工程と、 前記工程の半製品８を、所定形状に切断するとともに、
エンドシールおよびサイドシールすることで半製品８を
個々の製品に分離する工程と、 を含むことを特徴とする弾性体入り生理用ナプキンの製
造方法を提供する。 - 【請求項４】帯状弾性部材３ａの供給機構を２連とし
て、ナプキン本体４の左右対象位置に帯状弾性部材３ａ
を同時に供給することを特徴とする請求項３の弾性体入
り生理用ナプキンの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4112997A JPH07110280B2 (ja) | 1992-03-21 | 1992-03-21 | 弾性体入り生理用ナプキンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4112997A JPH07110280B2 (ja) | 1992-03-21 | 1992-03-21 | 弾性体入り生理用ナプキンの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05269169A true JPH05269169A (ja) | 1993-10-19 |
| JPH07110280B2 JPH07110280B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=14600847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4112997A Expired - Fee Related JPH07110280B2 (ja) | 1992-03-21 | 1992-03-21 | 弾性体入り生理用ナプキンの製造方法 |
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| JP (1) | JPH07110280B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001224617A (ja) * | 2000-02-17 | 2001-08-21 | Crecia Corp | ドーム形状吸収性物品およびその製造方法 |
| US6358233B1 (en) * | 1996-03-13 | 2002-03-19 | The Procter & Gamble Company | Arcuate absorbent article with laterally extending flaps having longitudinal stretch |
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| JP2008534092A (ja) * | 2005-03-29 | 2008-08-28 | コンセプツ フォー サクセス | 使用時にカップ状窪みが維持される使い捨て吸収性物品 |
| JP2010284280A (ja) * | 2009-06-10 | 2010-12-24 | Livedo Corporation | 使い捨て吸収性物品の製造方法 |
| JP2012120605A (ja) * | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Kao Corp | 吸収性物品 |
-
1992
- 1992-03-21 JP JP4112997A patent/JPH07110280B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6358233B1 (en) * | 1996-03-13 | 2002-03-19 | The Procter & Gamble Company | Arcuate absorbent article with laterally extending flaps having longitudinal stretch |
| JP2001224617A (ja) * | 2000-02-17 | 2001-08-21 | Crecia Corp | ドーム形状吸収性物品およびその製造方法 |
| JP2008534092A (ja) * | 2005-03-29 | 2008-08-28 | コンセプツ フォー サクセス | 使用時にカップ状窪みが維持される使い捨て吸収性物品 |
| JP4922289B2 (ja) * | 2005-03-29 | 2012-04-25 | コンセプツ フォー サクセス | 使用時にカップ状窪みが維持される使い捨て吸収性物品 |
| JP2007105401A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Kao Corp | 吸収性物品の製造方法 |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07110280B2 (ja) | 1995-11-29 |
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