JPH07108236B2 - 1,5−アンヒドログルシトールの定量法 - Google Patents
1,5−アンヒドログルシトールの定量法Info
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- JPH07108236B2 JPH07108236B2 JP4324259A JP32425992A JPH07108236B2 JP H07108236 B2 JPH07108236 B2 JP H07108236B2 JP 4324259 A JP4324259 A JP 4324259A JP 32425992 A JP32425992 A JP 32425992A JP H07108236 B2 JPH07108236 B2 JP H07108236B2
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Description
である1,5−アンヒドログルシトール(以下1,5−
AGという)の簡便かつ迅速で自動分析装置への適用も
可能な酵素的測定方法に関するものである。
存在し、ある種の疾患、特に糖尿病において著しい濃度
低下が報告されている化合物であり(赤沼安夫、戸部一
之:日本内科学会誌、80 1198〜1204 19
91)、糖尿病の診断マーカーとして重要と目されるも
のである。
は、ガスクロマトグラフィーによる方法(糖尿病25
巻、1115〜1118、1982年、吉岡。以下、G
C法と称する。)と、ピラノースオキシダーゼ(以下、
PRODと称する。)またはL−ソルボースオキシダー
ゼを用いる方法(特開昭63−185397号公報。以
下、このような測定法を酵素法と称する。)が知られて
いる。
して糖尿病患者の血清または血漿である。その糖尿病患
者の血中においてグルコース濃度は健常者に比べて高
く、その値は、健常者が60〜100mg/dl程度で
あるのに対し、糖尿病患者においては100〜1000
mg/dlの範囲で広く分布している。一方、血中の
1,5−AG濃度は、健常者が1.64〜2.68mg
/dlであるのに対し、糖尿病患者においては0.18
〜0.21mg/dlという著しく低い数値を示す(日
本臨床 47巻 1989年増刊号広範囲血液・尿化学
検査免疫学的検査上巻 439〜442 川合)。この
ため、糖尿病患者血中の1,5−AGの濃度はグルコー
スの約470分の1以下になる。加えて、グルコースと
1,5−AGは構造が近似しているため、現在の技術水
準では共存下の選択的測定は不可能であり、グルコース
を選択的に除去するか、あるいは適切に修飾する検体前
処理が不可欠である。
ス除去のほかに1,5−AGのラベル化が必要であり、
これは手技が繁雑な上、分析に長時間を要する。このた
めGC法による多数の検体の測定は困難であり、臨床的
な定量法として適用するには問題がある。
コース除去をイオン交換カラムを用いて行うか、リン酸
化によるグルコース修飾を行う。これらの操作の欠点と
されるところは、イオン交換カラムによる除去では分離
操作の著しい繁雑さである。一方リン酸化によるグルコ
ース修飾では、最適 pHの相違を初めとして、リン酸化
の反応至適条件と1,5−AG定量反応の至適条件が異
なるため、リン酸化反応と1,5−AGの測定をそれぞ
れ異なった反応条件で行わなければならない。加えてリ
ン酸化に用いるアデノシン−5’−三リン酸(以下AT
Pと言う)はPRODに対して阻害作用を有するので、
リン酸化反応を促進するためにATPを測定系に加える
ことには濃度的に限界があり、速やかにリン酸化反応を
終了させることは困難であった。いずれにせよ迅速な定
量が不可能であって、特に各種の臨床検査に広く用いら
れている自動分析装置への適用はなされるに至っていな
い。
1,5−AG測定方法の欠点を解決し、検体中の1,5
−AGを濾過、遠心分離、吸着などの分離操作を必要と
せずに簡便かつ迅速に測定できる方法、さらに自動分析
装置を用いて測定できる方法を提供する事が本発明の目
的である。
本発明者は鋭意検討を重ねた結果、酵素法による測定で
1,5−AGに作用させるPRODについて、従来用い
られてきた酵素より適切なものを選択することによっ
て、ATPによるPRODの阻害反応を回避すると共に
リン酸化の反応条件と1,5−AG定量反応の条件を同
調させると言った従来の困難を解決することに成功し、
本発明を完成させた。
ジオマイセタウス・フンギ(Basidiomycet
ous fungi)No.52由来のPRODを用い
て1,5−AGを定量する方法を第1の要旨とし、検体
中の1,5−AG以外の糖類を、1,5−AGが残留す
るようにリン酸化により選択的に除去し、得られる試料
中の該1,5−AGに対し、バシジオマイセタウス・フ
ンギNo.52由来のPRODを用いて1,5−AGを
定量する方法を第2の要旨とし、上記の1,5−AG以
外の糖類の選択的除去、それに続く1,5−AGの定量
を、 pH6〜9の範囲で実施する1,5−AGの定量法
を第3の要旨とし、上記の1,5−AG以外の糖類の選
択的除去を大過剰のATPを用いて実施し、次いで1,
5−AGの定量を行う1,5−AGの定量法を第4の要
旨とするものである。
ける検体とは、1,5−AGの濃度を測定したいもので
あれば特に制限はなく、例えばすでに触れた通り血清ま
たは血漿などかあげられる。本発明で用いるPRODは
バシジオマイセタウス・フンギ(Basidiomyc
etous fungi)No.52由来のPROD
(以下特にBf−PRODと称する)である。バシジオ
マイセタウス・フンギNo.52は、特開平2−429
80号公報に記載されているように昭和63年6月27
日付で工業技術院微生物工業技術研究所に微工研菌寄第
10106号として寄託された担子菌の菌株であり、A
gric.Biol.chem.,54(3)799−
801(1990)及びAgric.Biol.che
m.,54(6)1393−1399(1990)にも
報告されており、よく知られた菌株である。この菌株
は、pH3〜8で好気性で生育し、最適生育温度は30
℃であり、分生子などの無性胞子、担子胞子などの有性
胞子は観察されない菌株である。この菌体より得られる
Bf−PRODは、ゲル濾過法により測定される分子量
が約30万、焦点電気泳動法により測定される等電点が
6.2で、PAS染色法で赤紫に染色される糖タンパク
質であり、さらに本発明者が確認したその1,5−AG
に対する酵素学的性質は、至適 pHが7.0〜8.0、
該酵素が活性を有する pHの範囲が6〜9、該酵素が活
性を有する温度範囲が25℃〜40℃であり、加えて該
酵素の1,5−AG酸化反応の際のATPによる阻害作
用を受けにくいものである。
は、先ず検体中に存在する1,5−AG以外の糖類を選
択的に除去する。検体中の1,5−AG以外の糖類とは
主にグルコースを指すが、ヘキソキナーゼによってリン
酸化される他の糖類も対象とされる。検体中の糖類の選
択的除去は、自動分析装置への適用のためにグルコース
などの糖類を反応溶液中でなんらかの固相に依存するこ
となく消去できる方法を選択するのが好ましい。そのよ
うな方法として、従来知られているものに、6N塩酸を
用いて糖類を酸分解する方法、水素化ホウ素ナトリウム
による還元処理、グルコースオキシダーゼを用いてグル
コースをグルコン酸に変換する方法、ヘキソキナーゼを
用いて糖類をリン酸化する方法などがあるが、これらの
うちでは、糖類の選択的除去反応に関与する物質及び反
応生成物が1,5−AG定量反応に影響を与えずに済ま
せることができ、かつ短時間で反応が終了させることが
できる、ヘキソキナーゼを用いて糖類をリン酸化する方
法が最も好ましい。なお、本発明において自動分析装置
と総称されているものは、具体的に機種を挙げて例示す
れば、日立7050型、日立705型、日立736型な
どであるが、例示の機種に限定されず、これらに類する
ものであればいずれでもよい。
換するのをはじめとして糖類をリン酸化する際に用いる
ヘキソキナーゼは、酵母由来のA型またはB型のヘキソ
ナーゼ、あるいは動物由来のタイプI〜IVのヘキソナ
ーゼのいずれも用いることができ、特に、国際生化学連
合の分類に従い、EC 2.7.1.1と分類されるも
のを用いるのが好ましい。この変換反応では該酵素と合
わせてATP及びマグネシウムイオンか用いられる。マ
グネシウムイオンの供給源は、マグネシウムの脂肪酸塩
などの有機酸塩、ハロゲン化塩、硫酸塩、硝酸塩、リン
酸塩などの無機酸塩を用いることができ、その中でも好
ましいのは、酢酸塩、塩酸塩などである。
ゼ、ATP及びマグネシウムイオンの好適な量は、ヘキ
ソキナーゼは5〜100U/ml、ATPは5〜500
mM、マグネシウムイオンは5〜50mMである。反応
の至適 pHは7.5であるが、 pH6〜9の範囲が許容
される。尚、本発明では、PRODとしてバシジオマイ
セタウス・フンギNo.52由来のPRODを1,5−
AGの定量に用いており、このPRODはATPによる
阻害作用を受けにくいものである。従って、糖類の除去
反応の際にATPを大過剰、例えば100mM〜500
mMの量を用いて除去反応を行い。次いでそのままAT
Pを除去することなくPRODによる酵素反応に付すこ
とができる。更には、本発明で用いるバシジオマイセタ
ウス・フンギNo.52由来のPRODは pH6〜9の
範囲において1,5−AGと酵素反応するため、上記し
た糖類の除去反応と同じ pH範囲で1,5−AGの定量
が可能となる。従って、本発明によれば、糖類の除去反
応並びに1,5−AGの酵素反応を同一 pH条件、例え
ば pH7.0〜8.0の範囲で実施することができ、ま
た両反応を極めて短時間で連続して実施することができ
る。それ故、本発明の1,5−AGの定量法は自動分析
装置により極めて効率よく実施することができる。
る1,5−AGは、PRODを作用させて測定する。
1,5−AGにPRODを作用させることにより、過酸
化水素が発生する。その過酸化水素をパーオキシダー
ゼ、すなわち国際生化学連合の分類によってEC 1.
11.1.7と分類される酵素を用いて、2,2’−ア
ジノビス(3−エチルベンゾチアゾリン−6−スルホン
酸)、o−フェニレンジアミン、5−アミノサリチル
酸、3,3’,5,5’−テトラメチルベンジジン並び
に4−アミノアンチピリン及びN−エチル−N−(2−
ヒドロキシスルホプロピル)−m−トルイジンの組み合
わせなどの公知のパーオキシダーゼ用基質に作用させ、
基質から生成する色素を吸光度測定する。過酸化水素を
測定するのに用いるパーオキシダーゼは、ホースラディ
ッシュパーオキシダーゼが好ましい。吸光度測定に用い
る色素を生成する基質は、4−アミノアンチピリン及び
N−エチル−N−(2−ヒドロキシスルホプロピル)−
m−トルイジンの組み合わせが好ましい。4−アミノア
ンチピリン及びN−エチル−N−(2−ヒドロキシスル
ホプロピル)−m−トルイジンを用いる際の吸光度測定
域の波長は、500nm〜800nmであり、この範囲
で2波長以上の波長を用いて測定することもできる。
ースラディッシュパーオキシダーゼ、4−アミノアンチ
ピリン及びN−エチル−N−(2−ヒドロキシスルホプ
ロピル)−m−トルイジンの好適な量は、PRODは5
〜500U/ml、ホースラデイッシュパーオキシダー
ゼは2〜20U/ml、4−アミノアンチピリンは0.
1〜10mM、N−エチル−N−(2−ヒドロキシスル
ホプロピル)−m−トルイジンは0.1〜10mMであ
る。また、反応に有効な pH範囲はヘキソキナーゼと同
様7.5付近すなわち6〜9の範囲である。
において、反応温度は5〜40℃、好ましくは25〜4
0℃であり、反応時間は2〜60分、好ましくは2〜3
0分である。反応液の調製の際は、反応全体を pH7.
0〜8.0、好ましくは7.5〜8.0で進行させるた
め、試薬を構成する反応液のうち、緩衝液であるものに
ついては、該反応液の pHを7.0〜8.0、好ましく
は7.5〜8.0、最大幅6〜9の範囲で安定させるた
め、バッファーとしてリン酸バッファー、トリス塩酸バ
ッファー、HEPESバッファーなどを用いる。HEP
ESバッファーであれば50〜500mMの濃度が好ま
しい。またイオン強度調節のためハロゲン化アルカリ金
属塩、好ましくは塩化ナトリウムなどを用いる事ができ
る。PRODとして、特開平2−42980号公報に記
載されているBf−PRODを用いて反応全体を pH6
〜9、好ましくは pH7.0〜8.0で進行させる事に
より、グルコースなど検体中の糖類のリン酸化反応及び
PRODの作用による過酸化水素の発生を測定するため
の発色反応は、共に5分間以内に終了させることができ
る。
上記した各成分を1つの溶液に加えて用いてもよく、各
成分を適宜な組み合わせとなるように分割して用いても
良い。それらは溶液状でも凍結乾燥させても良いが、長
期の保存を意図する場合は凍結乾燥することが好まし
い。また、測定反応を阻害しない濃度範囲内ならば界面
活性剤の添加も可能であり、測定系を凍結乾燥する場合
には、安定化剤を適当量加えても良い。
する。勿論、本発明はこれらの実施例によって限定され
るものではない。 実施例1 PRODの1,5−AGに対する至適 pH Bf−PRODの1,5−AGに対する至適 pHを測定
し、その結果を図1に示した。測定の際の反応条件は下
記の通りである。1000U/1のPRODの溶液10
μlに対し以下の組成の第1試薬280μl、第2試薬
70μlを反応させ日立7150型自動分析装置により
主波長546nm、副波長700nmとし、該分析装置
の機能で30〜40測光ポイント間において吸光度変化
率を追跡した。この時に得られた最大吸光度変化率( p
H7.5のとき)を100%として相対活性として示し
た。図1に示されているようにPRODはグッド緩衝液
中において1,5−AGに対し pH7.0〜8.0にお
いて最大の活性を示す。
程度の pHにおける変化 Bf−PRODの1,5−AGに対する反応がATPに
より影響される程度をグッド緩衝液中 pH5.5〜8.
5の範囲で検討した。1000U/lのPROD溶液1
0μlに対し以下の組成の第1試薬280μl、第2試
薬70μlを反応させて日立7150型自動分析装置に
より主波長546nm、副波長700nmとし該分析装
置の機能で30〜40測光ポイント間において吸光度変
化率を追跡した。ATPによる阻害程度は各 pHの緩衝
液中に100mMのATPを新たに加えた条件において
ATPが存在しない各場合のPROD活性を100%と
して、同一 pH内でATPが存在した場合のPROD活
性を相対活性として得られた結果を図2に示した。図2
に示されるように、グッド緩衝液中においてPRODは
ATPによりなんら阻害せず、むしろ活性が増強されこ
の傾向は pHが上昇するに従いより顕著となった。図1
及び図2の結果から、グッド緩衝液中においては pH
7.0〜8.0のヘキソキナーゼの至適 pH範囲におい
てBf−PRODはATPにより全く阻害されず、むし
ろ増強され1,5−AGに対して良好な反応性を示すこ
とが明らかである。従って、この pH範囲において、好
ましくはは pH7.5において、効率良くグルコースを
リン酸化することができ、引続き良好な1,5−AGの
検出反応が行える。
コース 生理食塩水のブランク、5mg/dlの1,5−AG水
溶液、および2種類のヒト血清(サンプル1及び2)を
検体として、以下の組成の第1試薬、第2試薬と反応さ
せた場合の反応タイムコースの測定を行い、得られた結
果を図3に示した。反応条件は、検体容量7μl、第1
試薬容量280μl、第2試薬容量70μlとし、主波
長546nm、副波長700nmで日立7150型自動
分析装置を用いて2ポイントアッセイにて行なった。測
定反応は5分でほぼ完了している。
のグルコース消去性 0.5mg/dl刻みで調製された0〜5mg/dlの
1,5−AG水溶液を実施例3の測定条件において反応
させ、それぞれの吸光度を測定した。結果を図4にし
た。また、150mg/dl刻みで調製された0〜15
00mg/dlのグルコース水溶液を同様に反応させた
場合の吸光度を測定した。結果は図4に示した。図4か
ら判るように、1,5−AGを反応させた場合は5mg
/dlまで原点を通る良好な直線性を示した。グルコー
スを反応させた場合は1500mg/dlまでほぼ試薬
ブランクと同一の吸光度が得られ、グルコースは150
0mg/dlまでほぼ完全に消去されている。従って本
測定条件は、充分なグルコース消去性を有し、良好な
1,5−AG定量が行えるものと判断できる。
に1,5−AGを添加して調製した検体を上記実施例3
の測定条件で反応させ、上記実施例で得られた検量線を
用いて1,5−AGの定量を行った。実際に得られた定
量値(実測値)を患者血清の1,5−AG含有量と後か
らの1,5−AG添加量の和である値(理論値)で割り
算して得た値を回収率とする。結果を表1に示す。
いものであることが示される。
たグルコース除去をイオン交換カラムを用いて行う方式
の酵素法(以下カラム酵素法と言う)と本発明の酵素法
の測定値の相関性を調べた。カラム酵素法は、日本化薬
株式会社ラナAG(登録商標)を用いて、ヒト血清57
検体を使用説明書の記載の通りの操作で測定を行った。
本発明の酵素法については実施例4で作成した検量線を
利用し、カラム酵素法で用いたのと同じヒト血清を検体
にし実施例3と同様の操作で測定を行った。結果は図5
に示した通りである。相関係数は0.97であり、両測
定法間には高い相関性が認められた。
の1,5−AGの測定方法は自動分析装置への適用に即
したものである。すなわち、本発明の方法により、従来
不可能であった1,5−AGの測定の自動化が可能とな
り、その他多くの臨床検査項目と同様に多数の検体を迅
速、正確、かつ多量に処理することができるようになっ
た。
・フンギ(Basidiomycetous fung
i)No.52由来のPRODの1,5−AGに対する
至適 pHを示す図である。
sidiomycetousfungi)No.52由
来のPRODに対する阻害程度の pHにおける変化を示
す図である。
である。
反応系のグルコース消去能力を示す図である。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 検体中の1,5−アンヒドログルシトー
ルをピラノースオキシダーゼを用いて定量する方法にお
いて、 検体中に存在する、1,5−アンヒドログルシトール以
外の糖類を、ヘキソキナーゼと大過剰のアデノシン−
5′−三リン酸によりリン酸化することにより、検体中
の1,5−アンヒドログルシトールが残留するように該
糖類を選択的に除去し、 次いで、そのまま、得られる試料中の1,5−アンヒド
ログルシトールを、ピラノースオキシダーゼとしてバシ
ジオマイセタウス・フンギ(Basidiomycet
ous Fungi)No.52由来のピラノースオキ
シダーゼを用いて定量する、 1,5−アンヒドログルシトールの定量法。 - 【請求項2】 検体中の1,5−アンヒドログルシトー
ルに対し、ピラノースオキシダーゼをpHが6〜9で作
用させ、生成する過酸化水素の量から1,5−アンヒド
ログルシトールを定量する請求項1の1,5−アンヒド
ログルシトールの定量法。 - 【請求項3】 1,5−アンヒドログルシトール以外の
糖類の選択的除去をpH6〜9の範囲で実施する請求項
1または2の1,5−アンヒドログルシトールの定量
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4324259A JPH07108236B2 (ja) | 1991-12-18 | 1992-12-03 | 1,5−アンヒドログルシトールの定量法 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33489291 | 1991-12-18 | ||
JP3-334892 | 1992-03-02 | ||
JP4-44715 | 1992-03-02 | ||
JP4471592 | 1992-03-02 | ||
JP4324259A JPH07108236B2 (ja) | 1991-12-18 | 1992-12-03 | 1,5−アンヒドログルシトールの定量法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05304997A JPH05304997A (ja) | 1993-11-19 |
JPH07108236B2 true JPH07108236B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=27292004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4324259A Expired - Fee Related JPH07108236B2 (ja) | 1991-12-18 | 1992-12-03 | 1,5−アンヒドログルシトールの定量法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH07108236B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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ES2382397T3 (es) | 2006-12-14 | 2012-06-07 | Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha | Procedimiento para medir 1,5-anhidroglucitol en sangre completa |
WO2010010881A1 (ja) | 2008-07-23 | 2010-01-28 | 日本化薬株式会社 | 溶血させた全血を用いる血中成分の測定方法及びそのキット |
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JP2763551B2 (ja) * | 1988-08-04 | 1998-06-11 | 池田食研株式会社 | ピラノースオキシダーゼおよびその製造法 |
JPH0771514B2 (ja) * | 1988-10-12 | 1995-08-02 | 天野製薬株式会社 | 1,5−アンヒドログルシトールの定量法 |
-
1992
- 1992-12-03 JP JP4324259A patent/JPH07108236B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
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AgricBiolChem.54(6),P.1393−1399,1990 |
Also Published As
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---|---|
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