JPH07108149B2 - 脱穀部の二番還元装置 - Google Patents

脱穀部の二番還元装置

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JPH07108149B2
JPH07108149B2 JP61090553A JP9055386A JPH07108149B2 JP H07108149 B2 JPH07108149 B2 JP H07108149B2 JP 61090553 A JP61090553 A JP 61090553A JP 9055386 A JP9055386 A JP 9055386A JP H07108149 B2 JPH07108149 B2 JP H07108149B2
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handling
chamber
reduction
threshing
grain
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隆正 中村
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01FPROCESSING OF HARVESTED PRODUCE; HAY OR STRAW PRESSES; DEVICES FOR STORING AGRICULTURAL OR HORTICULTURAL PRODUCE
    • A01F12/00Parts or details of threshing apparatus

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Threshing Machine Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は例えば普通形コンバインにおいて、刈取部で刈
取った穀稈を脱穀部に全量投入し、該脱穀部の軸流形扱
胴により脱穀処理するようにした脱穀部の二番還元装置
に関する。
「従来の技術」 この種の普通形コンバインにあっては、二番樋上に取出
される二番還元物は通常扱室か、該扱室下方に配設する
揺動選別盤に還元される。
「発明が解決しようとする課題」 しかし乍ら揺動選別盤に還元される場合、このような軸
流形扱胴にあっては刈取った穀稈はそのまま全量が扱室
内に供給されるため扱室内で発生する藁量も自脱形に比
べ遥かに多く、このため受網も大きな目開きのものを使
用して穀粒の漏下率を促進させようとしているが、現実
には穀粒以外の藁屑や稈切れ物が多量に漏下する状態と
なって下方の揺動選別盤も大容量のものを必要とさせる
欠点があった。また受網の目開きを大とさせた場合穂切
粒や枝硬付着粒も漏下しやすい状態となって一番口の選
別精度不良や三番ロス増大の不都合を生じさせる欠点も
あった。
一方、扱室内に還元物を直接還元させるような場合、二
番還元コンベアの還元物投入口位置の規制を受ける構造
上の問題があるばかりでなく、扱口より送り込まれる新
規な穀稈群に良好に合流しないようなときその投入口や
コンベア内に還元物による詰まり事故を発生させたり、
扱口より送り込まれる新規な穀稈群の流れをこれら多量
の還元物によって阻害することによりこの扱室内での脱
穀性能を低下させるなどの欠点があった。
「課題を解決するための手段」 然るに、本発明は、軸流形扱胴を有する全量投入式脱穀
構造において、脱穀二番取出部に基端を臨ませる二番還
元コンベアの先端を、扱室前面に備える二番還元室内に
臨ませると共に、該二番還元室を二番還元スロワを介し
て前記扱室の前側上方部に連通させ、扱室内側の上部壁
面に向けて二番還元物を放出させるスロワケーシングを
設けたことを特徴とする。
「作用」 而して本発明によれば、二番還元物は扱室の入口部に投
入されることによって扱胴にる充分な再脱穀処理を受
け、未脱粒は単粒化して受網より漏下し、藁屑や稈切な
どは受網選別によってこの後部の排塵口より放出される
ので、揺動選別盤での選別量が大幅に軽減され揺動選別
盤の容量の小形化と構造のコンパクト化が図れる。また
前記扱室内に還元される二番還元物は前記スロワのケー
シング形状によって徐々にその投入方向を変換させると
共に、扱室の上部壁面に沿わせて内部に投入させること
によって、扱口から送り込まれる新規の処理物と良好に
合流して再脱穀されるもので、このため詰まったり穀粒
が損傷するなどの事故が解消されるものである。
「実施例」 以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は脱穀部の部分断面説明図、第2図は全体の側面
図、第3図は同平面図であり、図中(1)は走行クロー
ラ(2)をトラックフレーム(3)に装備する機台、
(4)は軸流式のスクリュ形扱胴(5)及び選別機構
(6)を備えていて前記機台(1)に搭載する脱穀部、
(7)は揚穀筒(8)を介して取出す脱穀部(4)の穀
粒を溜める穀物タンク、(9)は前記脱穀部(4)の下
部前方に油圧シリンダ(10)を介して昇降可能に装設す
る刈取部、(11)は運転席(12)及び運転操作部(13)
を備えていて前記穀物タンク(7)の前方に固設させる
運転台、(14)は前記穀物タンク(7)の後方に備えて
いてエンジン(15)を内設するエンジン室、(16)は前
記穀物タンク(7)内の穀粒を取出す穀粒搬出オーガで
ある。
そして前記刈取部(9)は、未刈り穀稈を取入れる穀物
ヘッダー(17)と、該ヘッダー(17)の後部略中央に連
結させて刈取り穀稈を脱穀部(4)に送給する供給室
(18)によって構成すると共に、未刈り穀稈掻込み用リ
ール(19)及び往復駆動型刈刃(20)及び穀稈掻込ドラ
ム(21)とを前記穀物ヘッダー(17)に備え、前記ヘッ
ダー(17)に取込まれる刈取穀稈を供給室(18)に内設
する供給チェンコンベア(22)を介して脱穀部(4)に
送り込んで脱穀処理するように構成している。
また前記脱穀部(4)の左外側には二番還元コンベアで
ある二番還元筒(23)を突出状に配備させていて、二番
処理物を扱胴(5)の前部上方に戻し再脱穀するように
設けている。
前記スクリュ形扱胴(5)は、脱穀部(4)前後長と略
等しい長さの胴部(24)と、この胴部(24)外周に巻装
して放射状に立設させるスクリュ形扱歯であるスクリュ
羽根(25)と、前記胴部(24)の後端外周に設ける茎稈
飛散板(26)とを備えるもので、前記スクリュ形扱胴
(5)を機体前後方向に軸支し、前記供給室(18)に連
通する扱室(27)前側投入口(28)に扱胴(5)前端部
を、また扱室(27)後側の排塵口(29)に前記飛散板
(26)を臨ませると共に、扱胴(5)下側に受網(30)
を張設し、供給室(18)を介して刈取り穀稈を全量投入
して脱穀するように構成している。
また前記選別機構(6)を構成する揺動選別盤(31)を
備え、揺動リンク(32)(33)を介して前後方向に揺動
自在に前記選別盤(31)を支持すると共に、前記扱胴
(5)前部下方に位置させるフィードパン(34)と、該
フィードパン(34)後方に設ける第1チャフシーブ(3
5)と、このチャフシーブ(35)下方に設ける一番選別
盤(36)と、前記チャフシーブ(35)後側に連設するふ
るい線(37)と、前記ふるい線(37)下方に設ける第2
チャフシーブ(38)と、一番及び二番流穀板(39)(4
0)とを、前記選別盤(31)に備える。
さらに、前記一番流穀板(39)に選別風を供給する唐箕
ファン(41)と、一番流穀板(39)からの穀物を受取っ
て揚穀筒(8)に送出する一番樋(42)及び一番コンベ
ア(43)と、二番流穀板(40)からの還元物である二番
処理物を二番還元筒(23)に送出する二番樋(44)及び
二番コンベア(45)と、前記選別盤(31)後端を臨ませ
る三番口(46)とを備え、一番樋(42)の穀物をタンク
(7)に、また二番樋(44)の還元物を二番還元筒(2
3)を介して扱室(27)前方に送出すように構成してい
る。
第4図乃至第5図に示す如く、前記二番還元筒(23)の
上端投入口(47)は、前記扱室(27)の前面外側に設け
る二番還元室である二番還元横コンベア室(48)に臨ま
せるもので、該横コンベア室(48)の左端部に投入され
た二番還元物は、該室(48)に内設する二番還元横コン
ベア(49)の横送り作用でもって左端部から右端部に配
設する二番還元スロワ(50)のスロワ室(51)に送り込
まれると共に、該スロワ室(51)に送り込まれた還元物
は前記コンベア(49)と一体回転するスロワ(50)の跳
出し羽根(52)によってそのスロワ吐出口(53)より扱
室(27)前部の右側上方に投出されるように構成してい
る。前記スロワ(50)はケーシングを上部及び下部ケー
シング(54a)(54b)に分割形成していて、前記跳出し
羽根(52)を包囲する下部ケーシング(54b)を下部ボ
ックス(55)を介し脱穀部(4)本体側機筐(4a)に固
設すると共に、スロワ吐出口(53)を形成する上部ケー
シング(54a)を上部ボックス(56)を介し開閉可能な
扱室上部カバー(57)に一体支持させ、本体側とカバー
(57)間に架設する油圧シリンダ(58)の伸張操作でも
って扱室上部カバー(57)を回動軸(59)を中心として
開放するとき前記上部ケーシング(54a)も同時に開放
状態とするように構成している。
また上部ケーシング(54a)の上側内面は緩やかな彎曲
面(C)を形成して扱室(27)前面の開口(60)よりそ
の吐出口(53)を扱室(27)内に臨ませ、該吐出口(5
3)より扱室(27)内に還元物が投出されるとき、この
還元物を扱室(27)の上側壁面に沿わせて扱室(27)内
部に投出させ、前記投入口(28)より送り込まれる新規
の処理物との合流を良好とさせるように構成している。
上記から明らかなように、軸流形扱胴(5)を有する全
量投入式脱穀構造において、脱穀二番取出部に基端を臨
ませる二番還元コンベア(23)の先端を、扱室(27)前
面に備える二番還元室(48)内に臨ませると共に、該二
番還元室(48)を二番還元スロワ(50)を介して前記扱
室(27)の前側上方部に連通させ、扱室(27)内側の上
部壁面に向けて二番還元物を放出させるスロワケーシン
グである上部ケーシング(54a)を設けている。
なお、(61)は前記上部及び下部ケーシング(54a)(5
4b)合体の際これらケーシング(54a)(54b)間の密封
を行うシール部材である。
本実施例は上記の如く構成しており、前記穀物ヘッダー
(17)にリール(19)を介して未刈り穀稈を取入れ、そ
の未刈り穀稈の株元を刈刃(20)によって切断すると共
に、前記ヘッダー(17)略中央部から供給室(18)に穀
稈掻込ドラム(21)を介して刈取り穀稈を送込み、その
刈取り穀稈を刈取り穀稈供給チェンコンベア(22)によ
って脱穀部(4)に送給し、スクリュ形扱胴(5)によ
って順次脱粒し、その脱粒した穀粒を選別機構(6)を
落下させる間に選別し、整粒のみを穀物タンク(7)に
取出するものである。
斯る作業中前記二番樋(44)上に落下する二番還元物は
前記二番還元筒(23)及び横コンベア(49)並びにスロ
ワ(50)を介し扱室(27)内の前部上方に送り込まれ再
脱穀されるもので、このため未脱粒は単粒化して受網
(30)より漏下し、藁屑や稈切れなどは受網(30)選別
によってこの後方の排塵口(29)より機外に排出され
る。この結果二番還元物を揺動選別盤(31)に還元させ
るものなどに比べ、選別量の大幅軽減化が図れて選別盤
(31)の容量の小形化と構成のコンパクト化を可能にで
きるばかりでなく、脱穀部での脱粒効果を向上させ三番
ロスなどを大幅に低減させることができる。
また前記扱室上部カバー(57)の開放時には同時にスロ
ワ(50)の上部ケーシング(54a)も開放状態とできる
ので該部での詰まり事故などにおける掃除や保守点検作
業を容易とさせることができる。
「発明の効果」 以上実施例から明らかなように本発明は、軸流形扱胴
(5)を有する全量投入式脱穀構造において、脱穀二番
取出部に基端を臨ませる二番還元コンベア(23)の先端
を、扱室(27)前面に備える二番還元室(48)内に臨ま
せると共に、該二番還元室(48)を二番還元スロワ(5
0)を介して前記扱室(27)の前側上方部に連通させ、
扱室(27)内側の上部壁面に向けて二番還元物を放出さ
せるスロワケーシング(54a)を設けたもので、二番還
元物の脱粒作用が助長され三番ロスの大幅低減化が図れ
ると共に、揺動選別盤(31)における作業負荷の軽減化
が図れて該選別盤(31)での容量の小形化と構成のコン
パクトを可能にでき、しかも二盤還元物は前記スロワ
(50)によって扱口より送り込まれる新規な刈取直後の
穀稈などと良好に合流し効果的に脱穀が施されるのでよ
り脱穀効果を向上させることができるなどの顕著な効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は脱穀部の断面説明図、第2図は全体の側面図、
第3図は同平面図、第4図は脱穀部の部分断面側面図、
第5図は同側面説明図である。 (5)……扱胴 (23)……二番還元コンベア (27)……扱室 (48)……二番還元室 (50)……二番還元スロワ (54a)……上部ケーシング(スロワケーシング)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸流形扱胴(5)を有する全量投入式脱穀
    構造において、脱穀二番取出部に基端を臨ませる二番還
    元コンベア(23)の先端を、扱室(27)前面に備える二
    番還元室(48)内に臨ませると共に、該二番還元室(4
    8)を二番還元スロワ(50)を介して前記扱室(27)の
    前側上方部に連通させ、扱室(27)内側の上部壁面に向
    けて二番還元物を放出させるスロワケーシング(54a)
    を設けたことを特徴とする脱穀部の二番還元装置。
JP61090553A 1986-04-18 1986-04-18 脱穀部の二番還元装置 Expired - Lifetime JPH07108149B2 (ja)

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