JPH07108059A - 電気的に活性化される皮膚経由医療薬及びその製造方法 - Google Patents

電気的に活性化される皮膚経由医療薬及びその製造方法

Info

Publication number
JPH07108059A
JPH07108059A JP3098516A JP9851691A JPH07108059A JP H07108059 A JPH07108059 A JP H07108059A JP 3098516 A JP3098516 A JP 3098516A JP 9851691 A JP9851691 A JP 9851691A JP H07108059 A JPH07108059 A JP H07108059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
skin
electrically activated
medical system
transdermal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3098516A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2952721B2 (ja
Inventor
Michael Horstmann
ホルストマン ミシャエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LTS Lohmann Therapie Systeme AG
Original Assignee
LTS Lohmann Therapie Systeme AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LTS Lohmann Therapie Systeme AG filed Critical LTS Lohmann Therapie Systeme AG
Publication of JPH07108059A publication Critical patent/JPH07108059A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2952721B2 publication Critical patent/JP2952721B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/02Details
    • A61N1/04Electrodes
    • A61N1/0404Electrodes for external use
    • A61N1/0408Use-related aspects
    • A61N1/0428Specially adapted for iontophoresis, e.g. AC, DC or including drug reservoirs
    • A61N1/0432Anode and cathode
    • A61N1/0436Material of the electrode
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/02Details
    • A61N1/04Electrodes
    • A61N1/0404Electrodes for external use
    • A61N1/0408Use-related aspects
    • A61N1/0428Specially adapted for iontophoresis, e.g. AC, DC or including drug reservoirs

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Electrotherapy Devices (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気的に浸透される活性物質を有する皮膚経
由医療システムの提供、その製造方法および使用法を目
的とする。 【構成】 この皮膚経由医療システムは数層から成り、
これは活性物質の不透過な電気的に絶縁性のバッキング
層(1)と、相互に離隔して位置する2電気部材とを有
する。電気部材の皮膚に面する電極はその上に液の導入
後にイオン的に導電性となる液体吸収物質から成る層を
有する。少なくとも一方の皮膚に面する電極は医療的に
活性な物質を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は電気的に活性化される皮膚経由医
療システムに関する。
【0002】
【従来技術】皮膚経由イオン浸透療法の原理、例えば人
または動物の組織の中にイオン状物質の医療のための導
入のためにガルバニックな(galvanic:以下電
気的な、と記す)電界を加えることは古くから知られて
いた(Pivati 1747,Wearley L.
他が引用、J.Contr.Release 8,23
7−250(1989))。基本的には少なくとも一つ
の供給点(sup−ply point)と、相互間が
絶縁され電気的に導電性で人体の皮膚上に位置している
2電極から成るものである。この場合一方の電極は電界
の電界強度によって皮膚内へ導入される主としてイオン
性の医薬品を含んでいる。
【0003】この原理は、例えば、実験薬理学におい
て、初期的には通過困難な動物組織へイオン性物質を導
入すること(例えば脳のある部分へミクロイオン導入
法)に応用されていた。臨床医学においてもまた、例え
ばタップ水(tap−wa−ter)イオン導入法によ
って汗の過剰分泌の治療に、あるいは−これとは対称的
に−皮膚経由的にイオン導入することによって投与され
たピロカルピンによって汗腺の機能試験を行うのにある
種の応用分野が開かれている。
【0004】最近10年間の間にイオン導入法の重要性
は、局部的処理と言う限定された分野に加えて系統的な
皮膚経由的な医療として益々実際化されている。
【0005】いわゆる皮膚経由医療システムは、皮膚を
介して制御された活性物質の放出を身体全部に可能とす
る投与形態である。
【0006】経口的経路と比較すると、この形式の投与
は、例えば、ファーストパス効果(first−pas
s−effect)を回避し効果の生物学的持続を永く
する事による大きな長所を有する。不幸なことに、医療
に使用するのに適する活性物質の大部分は皮膚を十分に
は通過しない、特にイオン性医薬またはその分子量が大
きすぎるからである。イオン透過法によって皮膚を透過
しうるのは陽イオンまたは陰イオン活性物質なので、医
療的に非常に興味のある分野が開かれている。文献上に
おいては、明瞭に小形化の傾向を示す解決策が知られて
いる。これは先ず装置の中に組込まれている電池が定置
的な電源の代りに使用されていることである(米国特許
3、163、166、ドイツ特許3225748、欧州
特許0240593)。
【0007】イオン浸透皮膚経由療法システムのための
適当な供給点(supplypoint)の選定または
構造は、この種の装置の品質と価格に対して決定的な要
因であるが、これは生理的に受入れ可能な物質から成る
小型、軽量かつ安価な電池の使用である。従来型の亜鉛
−炭素乾電池は重すぎてそのためこの目的には不適当で
ある。水銀とリチウムのボタン型電池は、イオン浸透シ
ステムでの使用のために繰返して提案されているが、こ
れは比較的軽量ではあるが高価過ぎる。加えるに、これ
らの元素は部分的には毒性のある物質(例えば水銀)を
部分的に含有しているし、その容量は不必要に大きすぎ
てそのため殆ど新品と考えられる電池を有する使用済み
のシステムが廃棄されるかあるいはエネルギー源(再使
用可能)を電極(一回使用)から分離しなければならな
い。しかも、後者の場合、面倒な取扱いをしなければな
らない。更に、活性物質の供給はこの種の電池の各種の
サービス寿命の為に終了の予測がつけにくい。従って信
頼性が損なわれる。
【0008】医学的に活性な物質の皮膚内への伝送割合
はイオン透過電界内の電位よりはむしろ事実上電流強度
に依存する。即ち、オームの法則によれば、一定配分電
圧に於ける皮膚における抵抗の変動は変動するイオン透
過電流を生じさせ、その為に予測できない活性物質の流
れを生じる。この理由で、電流の安定化のための装置が
提案されている(例えば欧州特許0254965)。
【0009】一定強度の電流を加えたとしても、特に大
電流密度の場合、皮膚内への活性物質の流れの変化を生
じさせる干渉が生じる。従って、水素イオンと水酸イオ
ンの移動により、pH値のシフトが生じ、これがイオン
性活性物質の割合に影響し、そして移動速度の相違のた
めに活性物質イオンと環境からの随伴イオン(競合イオ
ン)との間の濃度比が変化する。
【0010】これらの問題を除去する努力が為されてお
り、とりわけ電流の電子的制御パルス化が提案されてい
る(例えば欧州特許0060451)。
【0011】この種の追加装置(電流の安定化、パルス
化)は比較的小型のスペースで現在実現されてはいる
が、しかし、この種のシステムはその為に更に複雑化し
高価なものとなっている。
【0012】例えば、欧州特許0278473は特別な
空間的な配列に向かっているし、欧州特許026924
6、欧州特許0252732、欧州特許0182520
は皮膚側にある特殊な電極を記載して主として小型の設
計を狙っている。
【0013】
【発明の開示】従って、適当な価格で製造でき、快適で
取扱い安全であり、完全に生理学的に受入れ可能な物質
で構成されたイオン透過皮膚経由医療システムを提供す
ることが本発明の目的である。
【0014】本発明によれば、この目的は請求範囲の特
徴を有する層構造を有する皮膚経由医療システム、その
製造法、およびその使用によって達成される。層状構造
を有する皮膚経由医療システムは、活性物質が不透過で
あり電気的に絶縁性であるバッキング層の下で直列に接
続されて別々に位置する2枚のシート状の電気的部材と
電気的に導電性の接続層とを有し、これらの電気的な部
材の皮膚方向に面する電極はその上に液体を吸収後イオ
ン伝導性となる液体吸収性の物質で構成されており、皮
膚に面した電極の少なくとも一方のこの層は医療的に活
性な物質を含有している。従属請求範囲の特徴は本発明
による皮膚経由医療システムの付加的な有利な実施例を
含んでいる。
【0015】この場合、電池自体の電流−時間特性は活
性物質の供給割合を制御するのに使用される。即ち、供
給点の十分に高い容量の場合、一面において、一定強度
の電流従って一定な活性物質流を生じる。他面に於い
て、低容量供給点の内部抵抗の低下は順次減少する電流
強度を、従って低い皮膚経由活性物質流を作る。更に、
湿気によって活性化可能の皮膚経由医療システムとする
可能性があり、そのため電流は、時間的な遅れを伴って
動作するようにスタートするが、これは時間的に所定の
遅れを伴って活性物質を付勢し支持する。「乾燥した」
皮膚経由イオン浸透システムが水が充満している「シャ
ント」によって大きい角質層への電流の移動を生じる欧
州特許0282982とは対称的に、本発明による装置
においては水のトランスエピダーマル(transep
idermal)な損失の為に次第に湿度を増加する皮
膚の環境はエネルギー源を付活するのに所望に応じて役
立つ可能性がある。
【0016】本発明による電池(3、4)の構造は基本
的には数十年来乾電池で公知で証明されているルクラン
シェ電池のそれに対応している。この電池は又、多数の
平型の変形としても周知である(例、日本特許62 1
28447)。原理的に、本発明によるこの部材の負電
極(8)は、粒子を接続しているポリマ含有層内に存在
する好ましい粒子サイズ0.5乃至50μmの亜鉛粒か
ら成る。適当するポリマは、例えば、ポリアクリル酸と
そのエステル、ポリイソブチレン、酢酸ポリビニルおよ
びそのコポリマ、並びに類似した機能を有する物質であ
る。硬度を調節する添加物または粘着性添加物は又柔軟
性と隣接層への接合を改善するために適当している。好
ましくは1乃至20重量%の量の炭素またはグラファイ
トの添加物も又可能である、これらは亜鉛粒子間の伝導
性を改善するのに役立つ。亜鉛の割合は60乃至95重
量%の範囲であることが好ましい。
【0017】正電極(10)は負電極(8)に関して記
載したものに対応するポリマまたはポリマ含有物質中へ
の2酸化マンガンと炭素またはグラファイトの通常の分
散物から成る。無機組成物の重量パーセントは約40乃
至95重量%である。一般に、2酸化マンガンの量はグ
ラファイトよりも多量であるが、これは強制的なもので
はない。
【0018】電解質層(9)はイオン導電性を示し短絡
防止の役を持たねばならない、また、これは機械的な強
度を持たねばならない。これらの要求事項を満足するた
めに、当業者は各種の可能性を選択することができよ
う。
【0019】導電性を増加するためには無機物質、例え
ば無機塩類、を添加してもよい。特に好ましいのは塩化
アンモニウムまたは粘度増加物質例えば澱粉またはポリ
ビニルアルコールである。適当な構造組成物は不織布、
各種の品位および厚みの紙、ポーラスなプラスチックフ
ィルムおよびシート、または事実上不活性な物質(例え
ば石膏)の高濃度のペーストである。
【0020】部材の夫々の3層の厚みは機能のために重
要ではないが、好ましくは1乃至500μmの範囲でよ
い。
【0021】この電気部材の製造は、適当な溶媒中への
溶解または懸濁、薄層としての塗布、およびこれに続く
乾燥とによって層ごとに行い、次に相互にその上に3層
を積層することによって行う。熱可塑性ポリマ混合物を
使用してホットメルト工程によって正および/または負
の電極を拡げ、引抜き、またはロールアウトすることも
可能である。
【0022】電解質層はまた、紙、不織布、またはポー
ラスなフィルムに1またはそれ以上の電解質溶液を染み
こませる事によって製造することができる。
【0023】陽極と陰極との間が不十分な導電性である
場合、部材の外面を付加導電層(12)によって被覆し
てもよいが、その無機成分は炭素である。部材の陰極と
陽極に対して記載したのと同様なポリマ混合物がバイン
ダとして使用し得る。
【0024】皮膚経由医療システムの導電層(6、7)
を有する皮膚に面する電極は直列に接続された電気部材
の陰極または陽極と同一面でまたは若干重なり合う要領
で位置している。
【0025】これらは不織布、紙、ゲル、またはポーラ
スなフォイルから成り、水蒸気を通さず水吸収性で、こ
れは活性物質、電解質、および好みに応じて添加物質を
含んでいる。陽イオン性活性物質は好ましくは陽極の下
に、陰イオン性活性物質は負極の下に置く。
【0026】皮膚から離れた側の側面で2電池は、例え
ばアルミニウム、アルミ化フォイル、または好みに応じ
ての導電層に関連して上述したものに対応する物質で作
られた電気的に導電性の層(2)を介して相互に接続さ
れている。
【0027】皮膚側電極および接続層の電位の間の短絡
を防止するために、絶縁層(5)および希望に応じての
図2記載の別の層(11)をマスクとして設けてもよ
い。これは十分な電気絶縁性を有する任意所望の生理学
的に受入れ可能の物質、例えばポリイソブチレン、ポリ
エチレン、ポリエチレンテレフタレート、シリコンゴ
ム、または酢酸ポリビニルおよびそのコポリマ、によっ
て構成することができる。
【0028】医療システムを皮膚に固定するために、絶
縁層およびバッキング層は感圧接着剤とするのがよい。
これは、例えば、ポリアクリレート、ゴム−樹脂−混合
物、および同じ機能を有する物質を予め塗布することに
よって成し得る。
【0029】使用の前に、このシステムは皮膚に面する
側を保護のために引き剥がし可能な保護フィルムによっ
て被覆してもよい。所望ならば、本発明による装置の製
造のために使用した水はその貯蔵性を改善するために乾
燥によってほとんど完全に除去するのがよい。これに関
連して、装置は好ましくは水蒸気を透過しない適当な包
装の中に貯蔵する(例えば、複合物質のアルミナイズシ
ールバッグ)。
【0030】使用に先立って本発明の主題のこの実施例
は短時間水蒸気飽和大気の中に入れることで、或いは水
中に浸すことによって活性化される。拡散によってもま
た湿気はポリマを介しての電池の電解層に到着する。特
にマイルドな活性法はまだ乾燥状態にあるうちにこれを
皮膚上に置いた後にこのシステムの中に皮膚からの水蒸
気が浸透することによって為される(オックルーシブ効
果/発汗感応化)。
【0031】このシステムの重要な長所は電流の強度従
って活性物質の流れがシステム固有の内部抵抗によって
再現可能に決定されること、およびこれが電池のこれに
対応する設計によって医療上の要求に適合可能なことで
ある。もし、例えば、なだらかに減少する放出割合が既
にシステムを着用するときに所望されるならば、電気部
材の電極は非常に薄く設計され、活性電極物質の逐次的
な消耗によって所定の再現可能の要領で透過電流が減少
するようにする。これは何よりも、一日の特定な時間に
調節しなければならない治療において利用価値があろ
う。
【0032】全体として、本発明による構造は電気的制
御ユニットなどが不要になるので取扱いが相当に容易に
なる。この装置は従って妥当な値段で製造可能で現在技
術によるシステムに比較して着用が更に気楽なものであ
る。
【0033】図1乃至図4は本発明によるシステムの全
体的な構造である。
【0034】図1 1 −バッキング層、活性物質不透過性の、 2 −電気導電性の接続層 3,4 −シート状電気部材 6,7 −イオン的な導電層、所望に応じて活性物質を
含む図2 1 −バッキング層、活性物質不透過性の、 2 −電気導電性の接続層 3,4 −シート状電気部材 5 −溝を設けた絶縁層 6,7 −イオン的な導電層、所望に応じて活性物質を
含む 11 −付加絶縁層図3 8 −粉末亜鉛含有層 9 −電解質層 10 −2酸化マンガンと炭素を含有する層図4 8 −粉末亜鉛含有層 9 −電解質層 10 −2酸化マンガンと炭素を含有する層 12 −導電層、粉末炭素を含む 本発明を以下記載の例によって例示する。
【0035】例.1 シート状電気部材の製造: 相 1: 100gの亜鉛、微粉末化した 15gのグラファイト、微粉末化した 10gの酢酸ビニルとラウリン酸ビニル[ヴィンナパス
(Vi−nnapas)B500/40VL(Wack
er)]のコポリマを20gの2−ブタノン(buta
none)に溶解または懸濁する。
【0036】相 2: 80gの2酸化マンガン微粉
末化した 25gのグラファイト、微粉末化した 10gの酢酸ビニルとラウリン酸ビニル[ヴィンナパス
(Vi−nnapas)B500/40VL(Wack
er)]のコポリマを同様に60gの2−ブタノンに懸
濁する。
【0037】上等の筆記用紙(writing pap
er)(60g/m)に以下の溶液を染み込ませ:
3.8gの塩化アンモニウムと1.0gのポリビニルピ
ロリドンとを20mlの水に溶解した溶液。
【0038】乾燥後単位面積当りの質量が約90g/m
になるようにする。
【0039】この紙には相1の層を200μmの厚みで
被覆する。乾燥後この紙の反対側に厚み300μmで相
2の層を被覆する。
【0040】この部材を100℃で10分間乾燥して次
に湿気から保護して貯蔵する。
【0041】例.2 電気的に活性化される皮膚経由医療システムの製法(図
2参照) 25×25mmのアルミニウムフォイル片(2)(厚み
約10μm)をバッキング層(1)として作用する50
×50mmのポリエステル片(25μm)の中央に置く
がこれは40g/mのデユロタク(Durotak)
280−2516[ナショナルスターチアンドケミカル
社製粘着性アクリレートコポリマ]を施すことによって
接着性としておく。
【0042】(1)と同様な物質で作った6×50mm
の寸法の接着性ストリップ(11)を正方形が2個の等
面積の矩形に分割されるようにアルミニウム層の上に置
く。夫々27×30mmの2個の小片を例.1によって
作ったシート状材料から切り取る。これらの小片(3と
4)を図2のように2導電性アルミニウム表面が重なり
合って覆われかつ2小片が相互に接触しないように位置
させる。この場合亜鉛層は一方の部材の上にあり、2酸
化マンガン層が他方の上にあるようになる。図によれば
エネルギー供給点は厚み60μmのデユロタック280
−2516の粘着性柔軟フィルムのマスク(5)で被覆
されている。最後に、27×30mmの2枚の不織布支
持体(6と7)がこの層の上に被覆される。それに先立
つて0.1ml、1%のエピネフリン(epineph
rine)−塩化水素−溶液が亜鉛表面の上に位置すべ
き不織布の上にデイップされるが、これは室温でソフト
に乾燥される。反対側の不織布はこれと対応して0.1
%の燐酸水素ナトリウムにデイップして乾燥する。
【0043】明細書と例示とは例示的なものであり本発
明を限定するものではなく、本発明の精神と範囲の枠内
においてその他の実施が当業者に暗示されるものと理解
すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシステムの全体構造を示す。
【図2】本発明によるシステムの全体構造を示す。
【図3】本発明によるシステムの全体構造を示す。
【図4】本発明によるシステムの全体構造を示す。
【符号の説明】
1 バッキング層、活性物質不透過な 2 電気的に導電性な接続層 3、4 シート状電気部材 5 溝の設けられた絶縁層 6、7 イオン的に導電性の層、好みによって活性物質
を含む 8 粉末亜鉛含有層 9 電解質層 10 2酸化マンガンと炭素を含有する層 11 付加絶縁層 12 導電層、粉末炭素を含む
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年5月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 電気的に活性化される皮膚経由医療薬
及びその製造方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は電気的に活性化される皮膚経由医
療薬に関する。
【0002】
【従来技術】皮膚経由イオン浸透療法の原理、例えば人
または動物の組織の中にイオン状物質の医療のための導
入のためにガルバニックな(galvanic:以下電
気的な、と記す)電界を加えることは古くから知られて
いた(Pivati 1747,Wearley L.
他が引用、J.Contr.Release 8,23
7−250(1989))。基本的には少なくとも一つ
の電位差発生点(supply point)と、相互
間が絶縁され電気的に導電性で人体の皮膚上に位置して
いる2電極から成るものである。この場合一方の電極は
電界の電界強度によって皮膚内へ導入される主としてイ
オン性の医薬品を含んでいる。
【0003】この原理は、例えば、実験薬理学におい
て、初期的には通過困難な動物組織へイオン性物質を導
入すること(例えば脳のある部分へミクロイオン導入
法)に応用されていた。臨床医学においてもまた、例え
ばタップ水(tap−water)イオン導入法によっ
て汗の過剰分泌の治療に、あるいは−これとは対称的に
−皮膚経由的にイオン導入することによって投与された
ピロカルピンによって汗腺の機能試験を行うのにある種
の応用分野が開かれている。
【0004】最近10年間の間にイオン導入法の重要性
は、局部的処理と言う限定された分野に加えて系統的な
皮膚経由的な医療として益々実際化されている。
【0005】いわゆる皮膚経由医療システム(以下医療
薬という)は、皮膚を介して制御された活性物質の放出
を身体全部に可能とする投与形態である。
【0006】経口的経路と比較すると、この形式の投与
は、例えば、ファーストパス効果(first−pas
s−effect)を回避し効果の生物学的持続を永く
することによる大きな長所を有する。不幸なことに、医
療に使用するのに適する活性物質の大部分は皮膚を十分
には通過しない、特にイオン性医薬またはその分子量が
大きすぎるからである。イオン導入法によって皮膚を透
過しうるのは陽イオンまたは陰イオン活性物質なので、
医療的に非常に興味のある分野が開かれている。文献上
においては、明瞭に小形化の傾向を示す解決策が知られ
ている。これは先ず装置の中に組込まれている電池が定
置的な電流源の代りに使用されていることである(米国
特許3,163,166、ドイツ特許3225748、
欧州特許0240593)。
【0007】イオン導入法皮膚経由医療薬のための適当
な電位差発生点(supplypoint)の選定また
は構造は、この種の装置の品質と価格に対して決定的な
要因であるが、これは生理的に受入れ可能な物質から成
る小型、軽量かつ安価な電池の使用である。従来型の亜
鉛−炭素乾電池は重すぎてこの目的には不適当である。
水銀とリチウムのボタン型電池は、イオン導入医療薬で
の使用のために繰返して提案されているが、これは比較
的軽量ではあるが高価過ぎる。加えるに、これらの元素
は部分的には毒性のある物質(例えば水銀)を部分的に
含有しているし、その容量は不必要に大きすぎてそのた
め殆ど新品と考えられる電池を有する使用済みの医療薬
が廃棄されるか、あるいはエネルギー源(再使用可能)
を電極(一回使用)から分離しなければならない。しか
も、後者の場合、面倒な取扱いをしなければならない。
更に、活性物質の供給はこの種の電池の各種のサービス
寿命の為に終了の予測がつけにくい。従って信頼性が損
なわれる。
【0008】薬理学的に活性な物質の皮膚内への伝送割
合はイオン導入電界内の電位よりはむしろ事実上電流強
度に依存する。即ち、オームの法則によれば、一定配分
電圧に於ける皮膚における抵抗の変動は変動するイオン
透過電流を生じさせ、その為に予測できない活性物質の
流れを生じる。この理由で、電流の安定化のための装置
が提案されている(例えば欧州特許0254965)。
【0009】一定強度の電流を加えたとしても、特に大
電流密度の場合、皮膚内への活性物質の流れの変化を生
じさせる干渉が生じる。従って、水素イオンと水酸基イ
オンの移動により、pH値のシフトが生じ、これが当面
のイオン性活性物質の割合に影響し、または移動速度の
相違のために活性物質イオンと環境からの随伴イオン
(競合イオン)との間の濃度比が変化する。
【0010】これらの問題を除去する努力が為されてお
り、とりわけ電流の電子的制御パルス化が提案されてい
る(例えば欧州特許0060451)。
【0011】この種の追加装置(電流の安定化、パルス
化)は比較的小型のスペースで現在実現されてはいる
が、しかし、この種の医療薬はその為に更に複雑化し高
価なものとなっている。
【0012】例えば、欧州特許0278473は特別な
空間的な配列に向かっているし、欧州特許026924
6、欧州特許0252732、欧州特許0182520
は皮膚側にある特殊な電極を記載して主として小型の設
計を狙っている。
【0013】
【発明の開示】従って、適当な価格で製造でき、快適で
取扱い安全であり、完全に生理学的に受入れ可能な物質
で構成されたイオン導入法皮膚経由医療薬を提供するこ
とが本発明の目的である。
【0014】本発明によれば、この目的は請求範囲の特
徴を有する層構造を有する皮膚経由医療薬およびその製
造法によって達成される。層状構造を有する皮膚経由医
療薬は、電気的に絶縁性で活性物質が不透過なバッキン
グ層の下で、2枚が相互に別々に位置し、電気的に導電
性の接続層と直列に接続しているシート状電気部材より
なり、皮膚に面する電極層は水分吸収性があり、また水
分吸水後はイオン導電性物質で構成されており、少なく
とも一方の皮膚に面する電極の層が医薬品として活性な
物質よりなる。従属請求範囲の特徴は本発明による皮膚
経由医療薬の付加的な有利な実施例を含んでいる。
【0015】この場合、電池自体の電流−時間特性は活
性物質の供給割合を制御するのに使用される。即ち、電
位差発生点の十分に高い容量の場合、一面において、一
定強度の電流従って一定な活性物質流を生じる。他面に
於いて、低容量電位差発生点の内部抵抗の低下は順次減
少する電流強度を、従って低い皮膚経由活性物質流とな
る。更に、水分によって活性化可能の皮膚経由医療シス
テムとする可能性があり、そのため電流は、時間的な遅
れを伴って動作するようにスタートするが、これは時間
的に所定の遅れを伴って活性物質を付勢し支持する。
「乾燥した」皮膚経由イオン導入医療薬が水が充満して
いる「シャント」によって大きい角質層への電流の移動
を生じる欧州特許0282982とは対称的に、本発明
による装置においては水の表皮を越えた(transe
pidermal)損失の為に次第に水分を増加する皮
膚の環境はエネルギー源を付活するのに所望に応じて役
立つ可能性がある。
【0016】本発明による電池(3、4)の構造は基本
的には数十年来乾電池で公知で証明されているルクラン
シェ電池のそれに対応している。この電池は又、多数の
平板型の変形としても周知である(例、日本特許62
128447)。原理的に、本発明によるこの部材の陰
極(8)は、粒子を接続しているポリマ含有層内に存在
する好ましい粒子サイズ0.5乃至50μmの亜鉛粒か
ら成る。適当するポリマは、例えば、ポリアクリル酸と
そのエステル、ポリイソブチレン、ポリ酢酸ビニルおよ
びそのコポリマ、並びに類似した機能を有する物質であ
る。硬度を調節する添加物または粘着性添加物は又柔軟
性と隣接層への接着を改善するために適当している。好
ましくは1乃至20重量%の量の炭素またはグラファイ
トの添加物も又可能である、これらは亜鉛粒子間の伝導
性を改善するのに役立つ。亜鉛の割合は60乃至95重
量%の範囲であることが好ましい。
【0017】陽極(10)は陰極(8)に関して記載し
たものに対応するポリマまたはポリマ含有物質中への二
酸化マンガンと炭素またはグラファイトの通常の分散物
から成る。無機組成物の重量パーセントは約40乃至9
5重量%である。一般に、二酸化マンガンの量はグラフ
ァイトよりも多量であるが、これは強制的なものではな
い。
【0018】電解質層(9)はイオン導電性を示し短絡
防止の役を持たねばならない、またこれは機械的な強度
を持たねばならない。これらの要求事項を満足するため
に当業者は各種の可能性を選択することができよう。
【0019】導電性を増加するためには無機物質、例え
ば無機塩類を添加してもよい。特に好ましいのは塩化ア
ンモニウムまたは粘度増加物質、例えば澱粉またはポリ
ビニルアルコールである。適当な構造組成物は不織布、
各種の品位および厚みの紙、ポーラスなプラスチックフ
ィルムおよびシート、または事実上不活性な物質(例え
ば石膏)の高濃度のペーストである。
【0020】部材の夫々の3層の厚みは機能のために重
要ではないが、好ましくは1乃至500μmの範囲でよ
い。
【0021】この電気部材の製造は、適当な溶剤中への
溶解または懸濁、薄層としての塗布、およびこれに続く
乾燥とによって層ごとに行い、次に相互にその上に3層
を積層することによって行う。熱可塑性ポリマ混合物を
使用してホットメルト工程によって陽極および/または
陰極を拡げ、引抜き、またはロールアウトすることも可
能である。
【0022】電解質層はまた、紙、不織布、またはポー
ラスなフィルムに1またはそれ以上の電解質溶液を含浸
させることによって製造することができる。
【0023】陽極と陰極との間が不十分な導電性である
場合、部材の外面を付加導電層(12)によって被覆し
てもよいが、その無機成分は炭素である。部材の陰極と
陽極に対して記載したのと同様なポリマ混合物がバイン
ダとして使用し得る。
【0024】皮膚経由医療薬の導電層(6、7)を有す
る皮膚に面する電極は直列に接続された電気部材の陰極
または陽極と同一面でまたは若干重なり合う要領で位置
している。
【0025】これらは不織布、紙、ゲル、またはポーラ
スなフォイルから成り、水蒸気は通さず水吸収性で、こ
れは活性物質、電解質、および好みに応じて添加物質を
含んでいる。陽イオン性活性物質は好ましくは陽極の下
に、陰イオン性活性物質は陰極の下に置く。
【0026】皮膚から離れた側の側面で2電池は、例え
ばアルミニウム、アルミ化フォイル、または好みに応じ
ての導電層に関連して上述したものに対応する物質で作
られた電気的に導電性の層(2)を介して相互に接続さ
れている。
【0027】皮膚側電極および接続層の電位の間の短絡
を防止するために、絶縁層(5)および希望に応じての
図2記載の別の層(11)をマスクとして設けてもよ
い。これは十分な電気絶縁性を有する任意所望の生理学
的に受入れ可能の物質、例えばポリイソブチレン、ポリ
エチレン、ポリエチレンテレフタレート、シリコーンゴ
ム、またはポリ酢酸ビニルおよびそのコポリマによって
構成することができる。
【0028】医療薬を皮膚に固定するために、絶縁層お
よびバッキング層は感圧接着剤とするのがよい。これ
は、例えばポリアクリレート、ゴム−樹脂−混合物、お
よび同じ機能を有する物質を予め塗布することによって
成し得る。
【0029】使用の前に、この医療薬は皮膚に面する側
を保護のために引き剥がし可能な保護フィルムによって
被覆してもよい。所望ならば、本発明による装置の製造
のために使用した水はその貯蔵性を改善するために乾燥
によってほとんど完全に除去するのがよい。これに関連
して、装置は好ましくは水蒸気を透過しない適当な包装
の中に貯蔵する(例えば、複合物質のアルミナイズシー
ルバッグ)。
【0030】使用に先立って本発明の主題のこの実施例
は短時間水蒸気飽和大気の中に入れることで、或いは水
中に浸すことによって活性化される。拡散によってもま
た湿気はポリマを介して電池の電解層に到着する。特に
マイルドな活性法はまだ乾燥状態にあるうちにこれを皮
膚上に置いた後にこのシステムの中に皮膚からの水蒸気
が浸透することによって為される(吸蔵効果/発汗感応
化)。
【0031】この医療薬の重要な長所は電流の強度従っ
て活性物質の流れが医療薬固有の内部抵抗によって再現
可能なように決定されること、および電池のこれに対応
する設計によって医療上の要求に適合可能なことであ
る。もし、例えば、なだらかに減少する放出割合が既に
医療薬を着用するときに所望されるならば、活性電極物
質の逐次的な消耗によって予定の再現可能の要領でイオ
ン導電流が減少するように電気部材の電極を非常に薄く
設計する。これは何よりも、一日の特定な時間に調節し
なければならない治療において利用価値があろう。
【0032】全体として、本発明による構造は電気的制
御ユニットなどが不要になるので取扱いが相当に容易に
なる。この装置は従って妥当な値段で製造可能で現在技
術による医療薬に比較して着用が更に容易なものであ
る。
【0033】図1乃至図4は本発明による医療薬の全体
的な構造である。
【0034】図1 1 活性物質不透過性のバッキング層 2 電気導電性の接続層 3,4 シート状電気部材 6,7 イオン導電層、所望に応じて活性物質を含む図2 1 活性物質不透過性のバッキング層 2 電気導電性の接続層 3,4 シート状電気部材 5 溝を設けた絶縁層 6,7 イオン的な導電層、所望に応じて活性物質を含
む 11 付加絶縁層図3 8 粉末亜鉛含有層 9 電解質層 10 二酸化マンガンと炭素を含有する層図4 8 粉末亜鉛含有層 9 電解質層 10 二2酸化マンガンと炭素を含有する層 12 導電層、粉末炭素を含む
【0035】
【実施例】本発明を以下記載の例によって例示する。例.1 シート状電気部材の製造: 相 1: 100gの亜鉛、微粉末化した 15gのグラファイト、微粉末化した 10gの酢酸ビニルとラウリン酸ビニルのコポリマ[ヴ
ィンナパス(Vinnapas)B500/40VL
(Wacker)]を20gの2−ブタノン(buta
none)に溶解または懸濁する。
【0036】相 2: 80gの微粉末化した二酸化
マンガン 25gの微粉末化したグラファイト 10gの酢酸ビニルとラウリン酸ビニルのコポリマ[ヴ
ィンナパス(Vinnapas)B500/40VL
(Wacker)]を同様に60gの2−ブタノンに懸
濁する。
【0037】上等の筆記用紙(writing pap
er)(60g/m)に以下の溶液を含浸させ:3.
8gの塩化アンモニウムと1.0gのポリビニルピロリ
ドンとを20mlの水に溶解した溶液。
【0038】乾燥後単位面積当りの質量が約90g/m
になるようにする。
【0039】この紙には相1の層を200μmの厚みで
被覆する。乾燥後この紙の反対側に厚み300μmで相
2の層を被覆する。
【0040】この部材を100℃で10分間乾燥して次
に湿気から保護して貯蔵する。
【0041】例.2 電気的に活性化される皮膚経由医療薬の製法(図2参
照) 25×25mmのアルミニウムフォイル片(2)(厚み
約10μm)をバッキング層(1)として作用する50
×50mmのポリエステル片(25μm)の中央に置
き、これに40g/mのデユロタク(Durota
k)280−2516[ナショナルスターチアンドケミ
カル社製粘着性アクリレートコポリマ]を施し接着させ
る。
【0042】(1)と同様な物質で作った6×50mm
の寸法の接着性ストリップ(11)を正方形が2個の等
面積の矩形に分割されるようにアルミニウム層の上に置
く。夫々27×30mmの2個の小片を例.1によって
作ったシート状材料から切り取る。これらの小片(3と
4)を図2のように2導電性アルミニウム表面が重なり
合って覆われかつ2小片が相互に接触しないように位置
させる。この場合亜鉛層は一方の部材の上にあり、二酸
化マンガン層が他方の上にあるようになる。図によれば
エネルギー放出部は厚み60μmのデユロタック280
−2516の粘着性柔軟フィルムのマスク(5)で被覆
されている。最後に、27×30mmの2枚の不織布支
持体(6と7)がこの層の上に被覆される。それに先立
つて0.1ml、1%のエピネフリン(epineph
rine)−塩化水素−溶液が亜鉛表面の上に位置すべ
き不織布の上にデイップされるが、これは室温でソフト
に乾燥される。反対側の不織布はこれと対応して0.1
%の燐酸二水素ナトリウムにデイップして乾燥する。
【0043】明細書と例示とは例示的なものであり本発
明を限定するものではなく、本発明の精神と範囲の枠内
においてその他の実施が当業者に暗示されるものと理解
すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による医療薬の全体構造を示す。
【図2】本発明による医療薬の全体構造を示す。
【図3】本発明による医療薬の全体構造を示す。
【図4】本発明による医療薬の全体構造を示す。
【符号の説明】 1 活性物質不透過なバッキング層 2 電気導電性な接続層 3、4 シート状電気部材 5 溝の設けられた絶縁層 6、7 イオン導電層、好みによって活性物質を含む 8 粉末亜鉛含有層 9 電解質層 10 二酸化マンガンと炭素を含有する層 11 付加絶縁層 12 導電層、粉末炭素を含む

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性物質不透過性の電気的に絶縁性のバ
    ッキング層(1)と、相互が別々に位置し電気的に導電
    性の接続層(2)を介して直列に接続されている2枚の
    シート状電気部材(3、4)とを有して成り、前記電気
    部材の皮膚に面する電極はその上に水分を吸収する材料
    で作られ、また水分の吸収後イオン的に導電性となる層
    (6、7)を有し、少なくとも一方の皮膚に面する電極
    の前記層(6、7)は医療的に活性な物質を含んでいる
    積層構造を有する電気的に活性化される皮膚経由医療シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 シート状電気部材(3、4)はバッキン
    グ層(1)の表面に同一距離にある陽極および陰極の逆
    の配列に位置されている請求項1記載の電気的に活性化
    される皮膚経由医療システム。
  3. 【請求項3】 電気部材(3、4)は粉末亜鉛含有層
    (8)と、電解層(9)と、粉末2酸化マンガンと炭素
    の別の層との層状構造をなす請求項1または2記載の電
    気的に活性化される皮膚経由医療システム。
  4. 【請求項4】 皮膚経由活性物質流は電気的に活性な層
    の電気的内部抵抗によって制御される請求項1乃至3の
    いずれか1項記載の電気的に活性化される皮膚経由医療
    システム。
  5. 【請求項5】 電気部材の容量は一定の電流強度によっ
    て一定の活性物質流が達成されるように調節されている
    請求項1乃至4のいずれか1項記載の電気的に活性化さ
    れる皮膚経由医療システム。
  6. 【請求項6】 接触を行う少なくとも一つの電極(8、
    10)の外部表面が粉末炭素を含む付加導電層(12)
    を有する請求項1から5のいずれか1項記載の電気的に
    活性化される皮膚経由医療システム。
  7. 【請求項7】 溝を設けた絶縁層(5)が短絡または局
    部部材形成を防止するために電気部材(3、4)と導電
    層(6、7)との間に位置している請求項1乃至6のい
    ずれか1項記載の電気的に活性化される皮膚経由医療シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 絶縁層(11)が電気部材(3、4)と
    接続層(2)との間に設けられて短絡または局部部材形
    成を防止する請求項1乃至7のいずれか1項記載の電気
    的に活性される皮膚経由医療システム。
  9. 【請求項9】 絶縁層(5)にはシステムを皮膚に固着
    するため感圧接着仕上げ層が設けられている請求項1乃
    至8のいずれか1項記載の電気的に活性化される皮膚経
    由医療システム。
  10. 【請求項10】 活性物質は抗リューマチ性、抗喘息
    性、抗糖尿病性、または抗高血圧性の物質である請求項
    1乃至9のいずれか1項記載の電気的に活性化される皮
    膚経由医療システム。
  11. 【請求項11】 陽イオン活性物質は陽極の下に置か
    れ、また陰イオン活性物質は陰極の下に置かれている請
    求項1乃至10のいずれか1項記載の電気的に活性化さ
    れる皮膚経由医療システム。
  12. 【請求項12】 電極および導電層のベース物質は酢酸
    ポリビニルおよびコポリマ、ポリアクリル酸およびその
    エステルのコポリマ、ポリウレタン、またはポリイソブ
    チレンの1またはそれ以上の組成物から成る請求項1乃
    至11のいずれか1項記載の電気的に活性化される皮膚
    経由医療システム。
  13. 【請求項13】 前記活性化はシステムを皮膚の上に置
    いた後の皮膚液の導入によって為される請求項1乃至1
    2のいずれか1項記載の電気的に活性化される皮膚経由
    医療システム。
  14. 【請求項14】 その製造に使用される水が乾燥によっ
    てほとんど完全に除去される請求項1乃至13のいずれ
    か1項記載の電気的に活性化される皮膚経由医療システ
    ム。
  15. 【請求項15】 電気部材は層ごとに適当な溶媒内での
    溶解または懸濁、薄層としてのスプレッデイング、乾
    燥、およびこれに続く夫々の上への3層の積層によって
    形成される請求項1乃至14のいずれか1項記載の電気
    的に活性化される皮膚経由医療システムの製造方法。
  16. 【請求項16】 電極は熱可塑性ポリメリック混合物を
    使用してのホットメルト工程でスプレッド、引抜き、ま
    たはロールアウトがなされる請求項1乃至14のいずれ
    か1項記載の電気的に活性化される皮膚経由医療システ
    ムの製造方法。
  17. 【請求項17】 電気部材の電解層は1またはそれ以上
    の電解質の溶液との紙、不織布、またはポーラスなフォ
    イルの浸漬によって得られる請求項15または16記載
    の方法。
  18. 【請求項18】 活性化は使用の前の短時間の水飽和大
    気への挿入、または水中への浸漬によって為される請求
    項1乃至14のいずれか1項に記載の電気的活性化され
    る皮膚経由医療システムまたは請求項15または16に
    よって得られた製品の使用。
  19. 【請求項19】活性化は乾燥した状態での皮膚上への設
    置の後にシステム内への皮膚からの水蒸気の浸透によっ
    て為される請求項1乃至14のいずれか1項に記載の皮
    膚経由医療システムまたは請求項15または16によっ
    て得られた製品の使用。
JP3098516A 1990-05-10 1991-04-30 電気的に活性化される皮膚経由医療薬及びその製造方法 Expired - Fee Related JP2952721B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4014913:7-33 1990-05-10
DE4014913A DE4014913C2 (de) 1990-05-10 1990-05-10 Miniaturisiertes transdermales therapeutisches System für die Iontophorese

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07108059A true JPH07108059A (ja) 1995-04-25
JP2952721B2 JP2952721B2 (ja) 1999-09-27

Family

ID=6406052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3098516A Expired - Fee Related JP2952721B2 (ja) 1990-05-10 1991-04-30 電気的に活性化される皮膚経由医療薬及びその製造方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5685837A (ja)
EP (1) EP0456122B1 (ja)
JP (1) JP2952721B2 (ja)
AT (1) ATE130774T1 (ja)
CA (1) CA2042202C (ja)
DE (2) DE4014913C2 (ja)
DK (1) DK0456122T3 (ja)
ES (1) ES2083477T3 (ja)
GR (1) GR3018977T3 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002345977A (ja) * 2001-03-21 2002-12-03 Hayashibara Biochem Lab Inc イオン導入具
JP2007014791A (ja) * 1998-08-31 2007-01-25 Travanti Pharma Inc 制御投与薬物送達システム
JP2010075710A (ja) * 2001-10-24 2010-04-08 Power Paper Ltd 経皮パッチ

Families Citing this family (90)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4130843A1 (de) * 1991-09-17 1993-03-18 Ruediger Prof Dr Groening Arzneiformen mit variabel gesteuerter freisetzung der wirkstoffe
DE9310702U1 (de) * 1993-07-17 1993-12-02 Hieber Fritz E W Heftpflaster
DE4404842A1 (de) * 1994-02-16 1995-08-17 Pierre Nicolas Dr Med Foss Gerät zur antipruriginösen Elektrotherapie (APET)
CA2217061A1 (en) * 1995-04-07 1996-10-10 Novartis Ag Transdermal system using electrodes as the initialising system
US5652043A (en) * 1995-12-20 1997-07-29 Baruch Levanon Flexible thin layer open electrochemical cell
WO1997026039A1 (en) * 1996-01-18 1997-07-24 University Of New Mexico Soft actuators and artificial muscles
US6475639B2 (en) * 1996-01-18 2002-11-05 Mohsen Shahinpoor Ionic polymer sensors and actuators
US5944685A (en) * 1996-02-09 1999-08-31 Polytronics, Ltd. Skin-contact type medical treatment apparatus
JPH10151208A (ja) * 1996-11-21 1998-06-09 Poritoronikusu:Kk 経皮投薬素子
JPH09215755A (ja) * 1996-02-09 1997-08-19 Poritoronikusu:Kk 皮接治療具
US6044286A (en) * 1997-07-31 2000-03-28 Kabushiki Kaisha Bangahdo Skin-contact type medical treatment apparatus
US6421561B1 (en) 1999-12-30 2002-07-16 Birch Point Medical, Inc. Rate adjustable drug delivery system
US6522918B1 (en) 2000-02-09 2003-02-18 William E. Crisp Electrolytic device
US6553255B1 (en) * 2000-10-27 2003-04-22 Aciont Inc. Use of background electrolytes to minimize flux variability during iontophoresis
DE10102817B4 (de) * 2001-01-23 2006-01-12 Lts Lohmann Therapie-Systeme Ag Vorrichtung und Verfahren zur Hitzepulsgestützten transdermalen Applikation von Wirkstoffen
US6653014B2 (en) 2001-05-30 2003-11-25 Birch Point Medical, Inc. Power sources for iontophoretic drug delivery systems
US6631294B2 (en) * 2001-06-01 2003-10-07 Biofisica, Llc Apparatus and methods for facilitating wound healing
US20040009398A1 (en) * 2002-06-19 2004-01-15 Dorfman Jay Robert Zinc polymer thick film composition
EP1547393A4 (en) * 2002-09-05 2010-10-13 Agency Science Tech & Res METHOD AND DEVICE FOR CONTROLLING THE RATE OF A VIDEO SEQUENCE AND VIDEO CODING DEVICE
US7662404B2 (en) * 2002-10-31 2010-02-16 Transpharma Medical Ltd. Transdermal delivery system for dried particulate or lyophilized peptides and polypeptides
US8133505B2 (en) * 2002-10-31 2012-03-13 Transpharma Medical Ltd. Transdermal delivery system for dried particulate or lyophilized medications
IL152575A (en) * 2002-10-31 2008-12-29 Transpharma Medical Ltd A skin-to-skin transmission system of water-insoluble drugs
IL152573A (en) * 2002-10-31 2009-11-18 Transpharma Medical Ltd A system for the transmission through the skin of a medical preparation against vomiting and nausea
US7383084B2 (en) * 2002-10-31 2008-06-03 Transpharma Medical Ltd. Transdermal delivery system for dried particulate or lyophilized medications
IL152574A (en) 2002-10-31 2009-09-22 Transpharma Medical Ltd A system for passing through the skin of dry items or dried medicines
DE10306187B4 (de) * 2003-02-13 2005-08-04 Steffen Barth Pflaster
US6745071B1 (en) 2003-02-21 2004-06-01 Birch Point Medical, Inc. Iontophoretic drug delivery system
US7031769B2 (en) 2003-02-21 2006-04-18 Birch Point Medical, Inc. Dosage control electrode for iontophoresis device
US8734421B2 (en) 2003-06-30 2014-05-27 Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. Methods of treating pores on the skin with electricity
US7477939B2 (en) * 2003-06-30 2009-01-13 Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. Methods of treating a wound with galvanic generated electricity
US7477938B2 (en) * 2003-06-30 2009-01-13 Johnson & Johnson Cosumer Companies, Inc. Device for delivery of active agents to barrier membranes
US7486989B2 (en) * 2003-06-30 2009-02-03 Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. Device for delivery of oxidizing agents to barrier membranes
US7480530B2 (en) * 2003-06-30 2009-01-20 Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. Device for treatment of barrier membranes
US7476222B2 (en) * 2003-06-30 2009-01-13 Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. Methods of reducing the appearance of pigmentation with galvanic generated electricity
US20040265395A1 (en) * 2003-06-30 2004-12-30 Ying Sun Device for delivery of reducing agents to barrier membranes
US7507228B2 (en) * 2003-06-30 2009-03-24 Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. Device containing a light emitting diode for treatment of barrier membranes
US7477941B2 (en) * 2003-06-30 2009-01-13 Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. Methods of exfoliating the skin with electricity
US7479133B2 (en) * 2003-06-30 2009-01-20 Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. Methods of treating acne and rosacea with galvanic generated electricity
US7477940B2 (en) * 2003-06-30 2009-01-13 J&J Consumer Companies, Inc. Methods of administering an active agent to a human barrier membrane with galvanic generated electricity
US7457667B2 (en) * 2004-02-19 2008-11-25 Silverleaf Medical Products, Inc. Current producing surface for a wound dressing
US7662176B2 (en) 2004-02-19 2010-02-16 Vomaris Innovations, Inc. Footwear apparatus and methods of manufacture and use
EP1778340A1 (en) * 2004-06-28 2007-05-02 Power Paper Ltd. Novel electrodes and uses thereof
US20090227930A1 (en) * 2004-07-15 2009-09-10 Crisp William E Hygiene materials and absorbents
US7495146B2 (en) * 2004-07-15 2009-02-24 Vivo Ltd. Partnership Wound dressing
US20100069813A1 (en) * 2004-07-15 2010-03-18 Crisp William E Wound dressings
US20060015052A1 (en) * 2004-07-15 2006-01-19 Crisp William E Wound dressing
AT413822B (de) * 2004-08-04 2006-06-15 Wolfgang Schwarz Galvanisches anodensystem für den korrosionsschutz von stahl und verfahren zu dessenherstellung
US7856263B2 (en) * 2005-04-22 2010-12-21 Travanti Pharma Inc. Transdermal systems for the delivery of therapeutic agents including granisetron using iontophoresis
US20080274166A1 (en) * 2005-06-10 2008-11-06 Transpharma Medical Ltd. Patch for Transdermal Drug Delivery
US8386030B2 (en) 2005-08-08 2013-02-26 Tti Ellebeau, Inc. Iontophoresis device
US20070060860A1 (en) * 2005-08-18 2007-03-15 Transcutaneous Technologies Inc. Iontophoresis device
JPWO2007026671A1 (ja) * 2005-08-29 2009-03-05 Tti・エルビュー株式会社 センサからの情報により投与すべき薬剤の選定を行うイオントフォレーシス装置
RU2008114490A (ru) 2005-09-15 2009-10-20 ТиТиАй ЭЛЛЕБО, ИНК. (JP) Устройство ионтофореза стержневого типа
JP4804904B2 (ja) * 2005-12-09 2011-11-02 Tti・エルビュー株式会社 イオントフォレーシス装置包装品
WO2007099538A2 (en) * 2006-02-28 2007-09-07 Power Paper Ltd Multi-function electrode and uses thereof
CA2935569A1 (en) * 2006-04-13 2007-10-25 Teva Pharmaceuticals International Gmbh Transdermal methods and systems for the delivery of anti-migraine compounds
US7904146B2 (en) * 2006-11-13 2011-03-08 Travanti Pharma Inc. Transdermal systems for the delivery of ionic agents directly to open wounds and surgically repaired incisions
WO2008067409A2 (en) * 2006-11-28 2008-06-05 Polyplus Battery Company Protected lithium electrodes for electro-transport drug delivery
US20080122582A1 (en) * 2006-11-29 2008-05-29 Texas Instruments Incorporated Location Based Portable Device Feature Disabler
EP2061551A2 (en) * 2006-12-01 2009-05-27 TTI ellebeau, Inc. Systems, devices, and methods for powering and/or controlling devices, for instance transdermal delivery devices
DE102007020799A1 (de) * 2007-05-03 2008-11-06 Novosis Ag Transdermales therapeutisches System mit Remifentanil
US8197844B2 (en) 2007-06-08 2012-06-12 Activatek, Inc. Active electrode for transdermal medicament administration
US20090005824A1 (en) * 2007-06-29 2009-01-01 Polyplus Battery Company Electrotransport devices, methods and drug electrode assemblies
US20090069740A1 (en) * 2007-09-07 2009-03-12 Polyplus Battery Company Protected donor electrodes for electro-transport drug delivery
RU2471492C2 (ru) 2007-09-28 2013-01-10 Джонсон Энд Джонсон Конзьюмер Компаниз, Инк. Электрогенерирующие частицы и их применение
JP5612474B2 (ja) * 2007-10-17 2014-10-22 トランスファーマ メディカル リミテッド 溶出速度の検証
CA2704164A1 (en) * 2007-10-29 2009-05-07 Transpharma Medical Ltd. Vertical patch drying
US8862223B2 (en) 2008-01-18 2014-10-14 Activatek, Inc. Active transdermal medicament patch and circuit board for same
EP3308777A1 (en) 2008-06-19 2018-04-18 LTS Lohmann Therapie-Systeme AG Composition for transdermal delivery of cationic active agents
US8155737B2 (en) * 2008-06-19 2012-04-10 Nupathe, Inc. Pharmacokinetics of iontophoretic sumatriptan administration
US8366600B2 (en) * 2008-06-19 2013-02-05 Nupathe Inc. Polyamine enhanced formulations for triptan compound iontophoresis
US8150525B2 (en) 2008-08-27 2012-04-03 Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. Treatment of hyperhydrosis
EP2411060A2 (en) 2009-03-27 2012-02-01 Advanced Technologies and Regenerative Medicine, LLC Medical devices with galvanic particulates
US20100268335A1 (en) * 2009-03-27 2010-10-21 Chunlin Yang Medical devices with galvanic particulates
US20110060419A1 (en) 2009-03-27 2011-03-10 Jennifer Hagyoung Kang Choi Medical devices with galvanic particulates
US20120089232A1 (en) 2009-03-27 2012-04-12 Jennifer Hagyoung Kang Choi Medical devices with galvanic particulates
WO2011019732A1 (en) 2009-08-10 2011-02-17 Nupathe, Inc. Methods for iontophoretically treating nausea and migraine
WO2011046927A1 (en) * 2009-10-13 2011-04-21 Nupathe,Inc. Transdermal methods and systems for the delivery of rizatriptan
ES2617760T3 (es) 2009-11-13 2017-06-19 Johnson & Johnson Consumer Inc. Dispositivo galvánico para tratamiento de la piel
US10046160B1 (en) 2011-09-30 2018-08-14 Nse Products, Inc. Electronic skin treatment device and method
US9295854B2 (en) 2012-11-28 2016-03-29 Point Source, Inc. Light and bioelectric therapy pad
US10058455B2 (en) 2013-06-10 2018-08-28 Ultramend, Inc. Nano-enhanced wound dressing
EP2886153A1 (de) 2013-12-20 2015-06-24 LTS LOHMANN Therapie-Systeme AG System für die transdermale Abgabe von Wirkstoff
JP6843079B2 (ja) 2015-06-29 2021-03-17 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 抗菌性物品及びその使用方法
EP3727331A1 (en) 2017-12-20 2020-10-28 LTS Lohmann Therapie-Systeme AG Frigostable composition for iontophoretic transdermal delivery of a triptan compound
BR112020010195A2 (pt) 2017-12-20 2020-11-03 Lts Lohmann Therapie-Systeme Ag composição frigoestável para distribuição transdermal iontoforética de um composto de triptano
DE102020106115A1 (de) 2020-03-06 2021-09-09 Lts Lohmann Therapie-Systeme Ag Iontophoretische Zusammensetzung zur Verabreichung von S-Ketamin
JP2023520404A (ja) 2020-04-03 2023-05-17 エヌエスイー プロダクツ インコーポレイテッド 変調波形治療デバイスおよび方法
USD933840S1 (en) 2020-04-21 2021-10-19 Nse Products, Inc. Microcurrent skin treatment device
PE20210696A1 (es) * 2021-03-23 2021-04-12 Sanchez Segundo Nicolas Diestra Dispositivo bioelectrico resonante y ergonomico de autogeneracion de diferencial de potencial con inyeccion ionica antiviral de cobre y magnesio

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810066A (ja) * 1981-07-10 1983-01-20 株式会社アドバンス イオントフオレ−ゼ用プラスタ−構造体
JPS59118167A (ja) * 1982-12-24 1984-07-07 株式会社アドバンス イオントフオレ−ゼ用導子並びに同プラスタ−構造体
JPS62128447A (ja) * 1985-11-28 1987-06-10 Toppan Printing Co Ltd 薄型電池
JPS63102768A (ja) * 1986-10-20 1988-05-07 山之内製薬株式会社 イオントフオレ−シス用の新規プラスタ−構造体

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US222276A (en) * 1879-12-02 Improvement in combined galvanic and medicated pad
US486902A (en) * 1892-11-29 Galvanic body-battery
US542459A (en) * 1895-07-09 Seth r
BE399044A (ja) * 1933-09-09
CH171866A (de) * 1933-09-09 1934-09-15 Desider Dr Deutsch Vorrichtung zur Einführung von Heilmitteln in den Körper mittelst lonthophorese.
FR2263792A1 (en) * 1974-03-12 1975-10-10 Bondivenne Jean Ionotherapy current generator - comprises thin flexible bag giving percutaneous medicament penetration
US4040412A (en) * 1974-08-09 1977-08-09 Sato Takuya R Bioelectrodes
FR2299043A1 (fr) * 1975-01-31 1976-08-27 Batailler Madeleine Dispositif d'ionisation des cellules d'un etre vivant
US4211222A (en) * 1976-08-25 1980-07-08 Robert Tapper Iontophoretic burn-protection method
EP0060451B1 (en) * 1981-03-06 1986-09-17 Medtronic, Inc. Iontophoretic electrode
US4808152A (en) * 1983-08-18 1989-02-28 Drug Delivery Systems Inc. System and method for controlling rate of electrokinetic delivery of a drug
EP0308572B1 (en) * 1983-09-01 1995-11-08 Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. An iontophoresis device
DE8334597U1 (de) * 1983-12-02 1984-08-16 Herzog, Marwig, 8000 München Elektrode zur reizstrombehandlung
US4702732A (en) * 1984-12-24 1987-10-27 Trustees Of Boston University Electrodes, electrode assemblies, methods, and systems for tissue stimulation and transdermal delivery of pharmacologically active ligands
US4752285B1 (en) * 1986-03-19 1995-08-22 Univ Utah Res Found Methods and apparatus for iontophoresis application of medicaments
DE3703321A1 (de) * 1986-09-01 1988-03-10 Transcutan Gmbh Therapievorrichtung zur anwendung von elektrischem strom
FR2616333A1 (fr) * 1987-06-12 1988-12-16 Cird Procede d'ionophorese pour administrer une substance dissoute ou partiellement dissoute, par voie percutanee ou perungueale et dispositif correspondant
US5087242A (en) * 1989-07-21 1992-02-11 Iomed, Inc. Hydratable bioelectrode
US4950229A (en) * 1989-09-25 1990-08-21 Becton, Dickinson And Company Apparatus for an electrode used for iontophoresis
US5084006A (en) * 1990-03-30 1992-01-28 Alza Corporation Iontopheretic delivery device

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810066A (ja) * 1981-07-10 1983-01-20 株式会社アドバンス イオントフオレ−ゼ用プラスタ−構造体
JPS59118167A (ja) * 1982-12-24 1984-07-07 株式会社アドバンス イオントフオレ−ゼ用導子並びに同プラスタ−構造体
JPS62128447A (ja) * 1985-11-28 1987-06-10 Toppan Printing Co Ltd 薄型電池
JPS63102768A (ja) * 1986-10-20 1988-05-07 山之内製薬株式会社 イオントフオレ−シス用の新規プラスタ−構造体

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007014791A (ja) * 1998-08-31 2007-01-25 Travanti Pharma Inc 制御投与薬物送達システム
JP4619333B2 (ja) * 1998-08-31 2011-01-26 トラヴァンティ ファーマ インコーポレイテッド 制御投与薬物送達システム
JP2002345977A (ja) * 2001-03-21 2002-12-03 Hayashibara Biochem Lab Inc イオン導入具
JP4652639B2 (ja) * 2001-03-21 2011-03-16 株式会社林原生物化学研究所 イオン導入具
JP2010075710A (ja) * 2001-10-24 2010-04-08 Power Paper Ltd 経皮パッチ

Also Published As

Publication number Publication date
DE59106965D1 (de) 1996-01-11
DK0456122T3 (da) 1996-04-22
DE4014913A1 (de) 1991-11-14
JP2952721B2 (ja) 1999-09-27
CA2042202C (en) 1998-06-23
EP0456122B1 (de) 1995-11-29
EP0456122A2 (de) 1991-11-13
GR3018977T3 (en) 1996-05-31
ES2083477T3 (es) 1996-04-16
DE4014913C2 (de) 1996-05-15
CA2042202A1 (en) 1991-11-11
US5685837A (en) 1997-11-11
ATE130774T1 (de) 1995-12-15
EP0456122A3 (en) 1992-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2952721B2 (ja) 電気的に活性化される皮膚経由医療薬及びその製造方法
EP0575508B1 (en) Iontophoretic delivery device and method of making same
CA2038968C (en) Iontophoretic delivery device
EP0754077B1 (en) Electrotransport device having improved cathodic electrode assembly
US6510341B1 (en) Iontophoresis device and drug unit
CA2356197C (en) Thin polymer film drug reservoirs
JP3119486B2 (ja) イオントフォレーシス用電極及びそれを用いたデバイス
US5647844A (en) Device and method of iontophoretic drug delivery
GB2104388A (en) An iontophoresis device
JP2000316991A (ja) イオントフォレーシス装置の電極構造体及びその製造方法
AU5634090A (en) Device and method of iontophoretic drug delivery
JP2801083B2 (ja) イオン導入による薬物投与デバイスと方法
JPH0217187B2 (ja)
JPH0248262B2 (ja)
AU2003200165B2 (en) Iontophoresis device and drug unit
IE83794B1 (en) Electrotransport drug delivery

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees