JPH07107861A - 肩掛け式腕支え補助装具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】この発明は農作業で果樹のジベレリン処理及
び受粉、摘果など、自分の肩より手、腕を上にあげ続け
長時間の作業するときに体に装着した装具により、作業
者の肩にかかる負担を軽減させる方法に関するものであ
る。 【構 成】肩かけ金具（２）を肩にかけて腰当て板
（３）を腰に当てる、帯（４）で装置を体に固定する、
腕乗せ台（１）に腕を乗せ作業をする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、農作業で果樹などの
ジベレリン処理及び受粉、摘果などの肩より腕を上げ長
時間作業するときに肩と腰に取り付けた装置により腕を
支えその重量を分散させ疲れを軽減させる方法に関す
る。

【０００２】

【従来の作業】従来は作業する側の腕を肩より上に自力
であげ続け作業をしなければならなかった。農作業にお
けるジベレリン処理及び受粉、摘果等の作業は作物の生
育状況が一度期に集中してしまうため連日の作業となり
１週間から１０日間も続く事が常である。これは作業者
にとって大変な重労働になっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従って作業者の疲労を
軽減させ、重労働から少しでも解放させるために発明さ
れた物である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】 （イ）きき手側の肩にかけた、肩掛け金具２ときき手側
の腰に当てる、腰当て板３を帯４を介して体に装着する （ロ）体に装着した部分と、腕を乗せる部分１は金属で
つながっており、かつ、腕を乗せる部分は、バネ５で腕
の重力と反対方向に作用させ、腕の上下方向の動きに合
わせて、スイング機構７を付けている。又、腕の横方向
の動きに同期させるために、回転部分６を設けている。

【０００５】

【作用】次に本発明の作用を述べると、腕の重力をスイ
ング機構、回転機構を介して肩や腰に腕の重力を分散さ
せ、自分の肩より上方に上げ続けて作業するのを補助す
る。

【０００６】

【発明の効果】長時間の作業が容易にでき疲れが軽減さ
れる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の使用斜視図

【図３】本発明の他の実施例の斜視図

【符号の説明】

１は腕乗せ台 ２は肩かけ金具 ３は腰当て板 ４は帯 ５はバネ ６は回転部分 ７はスイング支点

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 肩掛け金具の中間部と下端に体装着用の
   帯を取り付け、同じく中間部分に平板を介して回転部分
   が取り付けられている。その上に腕乗せ台を上下させる
   スイング支点が設けられ、腕乗せ台の後端からはバネで
   後ろ下に引っ張られていて、腕の自重に反発するような
   機構になっている。